JP2016175529A - 被支持体の支持構造 - Google Patents

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隆 窪田
Takashi Kubota
隆 窪田
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Abstract

【課題】 低コストにエンジン近傍から被支持体を遮熱する。
【解決手段】 車両のエンジン10の上方に位置するエアクリーナー30をエンジン10側から支持するブラケット40を備え、ブラケット40は、エンジン10に固定される固定部42と、車両の前進方向Dに沿って固定部42よりも前方にてエアクリーナー30に固定される固定部41と、固定部41と42とを繋ぐとともに、車両の前進方向Dに対して開放されている接続部43を有する、エアクリーナーの支持構造1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等の車両のエンジンにおけるエアクリーナー等の被支持体の支持構造に関する。
図6は、従来の自動車のエンジン及びその近傍の構成を模式的に示す側面図である。
図6に示すように、エンジン100は、自動車の車体前部に位置するボンネット110の内側の空間に配置される。エンジン100とボンネット110の間にはエアクリーナー120が配置される。エアクリーナー120からエンジン100へ空気を送り込むインテークマニホールド130は、エンジン100及びエアクリーナー120の背後に配置される。
エアクリーナー120は、エンジン100に設けられた前部ブラケット及びインテークマニホールド130に設けられた後部ブラケットに支持されることにより、エンジン100の直上に位置決めされる。なお、図6においては、エンジン100のヘッドカバー101内に配置された前部ブラケット140によりエアクリーナー120がエンジン100に支持される状態を示した。
更に、エンジン100の前端には、エキゾーストマニホールド150とエアクリーナー120との間に遮熱板160が配置されている。遮熱板160により、エキゾーストマニホールド150の排熱がエアクリーナー120に達してエンジン100の吸気温度が上昇してしまうことを防いでいる(例えば特許文献1を参照)。
特開平10−141157号公報
しかしながら、上記従来のエンジンには以下のような課題があった。すなわち、エンジンの吸気温度を上昇させる原因であるエアクリーナー120の加熱は、エキゾーストマニホールド150のみならず、EGRパイプ等他の構成部品によってももたらされるため、エアクリーナー120を効果的に遮熱するためには遮熱板160を大型化する必要があり、これはコスト増につながることとなってしまう。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、低コストにエンジン近傍からエアクリーナーのような被支持体を遮熱することが可能な被支持体の支持構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面は、車両のエンジンの上方に位置する被支持体を前記エンジン側から支持する支持部材を備え、前記支持部材は、前記エンジンに固定される第1の固定部と、前記車両の前進方向に沿って前記第1の固定部よりも前方にて前記被支持体に固定される第2の固定部と、前記第1の固定部と前記第2の固定部とを繋ぐとともに、前記車両の前進方向に対して開放されている支持本体部とを有する、被支持体の支持構造である。
なお、本発明は他の側面として、前記支持部材は、前記第1の固定部、前記第2の固定部及び前記支持本体部の少なくともいずれか一つの縁端から、前記車両の前進方向に沿って延出するリブ部を有するものとしてもよい。
更に、本発明は他の側面として、前記支持部材の前記第1の固定部は、前記エンジンのウォーターパイプの端部に位置する第1のフランジ、前記エンジンのEGRパイプの端部に位置する第2のフランジの少なくともいずれか一方に隣接して配置されるものとしてもよい。
更に、本発明は他の側面として、前記被支持体はエアクリーナーであるとしてもよい。
以上のような本発明は、低コストにエンジン近傍から被支持体を遮熱することが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るエアクリーナーの支持構造を有するエンジンの要部の構成を示す正面図 本発明の実施の形態に係るエアクリーナーの支持構造を有するエンジンの要部の構成を示す側面図 (a)本発明の実施の形態に係るエアクリーナーの支持構造の支持部の構成を示す側面図(b)本発明の実施の形態に係るエアクリーナーの支持構造の支持部の構成を示す正面図(c)本発明の実施の形態に係るエアクリーナーの支持構造の支持部の構成を示す側面図 本発明の実施の形態に係るエアクリーナーの支持構造の要部拡大図 本発明の実施の形態に係るエアクリーナーの支持構造の要部拡大図 従来の自動車のエンジン及びその近傍の構成を模式的に示す側面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る、エンジン10等を含むエアクリーナーの支持構造1の構成を示す正面図であり、図2は同側面図である。ただし、各図において本発明の構成に直接関連しない機能を果たす配管、部品等の各部は省略して示した。
本実施の形態のエアクリーナーの支持構造1は、従来例同様、車両の前方部分、図示しないボンネットの下部に位置するエンジン10及びエンジン10の上部に位置する、合成樹脂製の筐体を有するエアクリーナー30を主要な構成として備える。
更に、エンジン10の後部であってエアクリーナー30の背後に相当する位置にインテークマニホールド20が配置される。エアクリーナー30には、図示しない吸気口と連通する第1の吸気管31aと、エアクリーナー30により塵芥が除去された空気をインテークマニホールド20へ導く第2の吸気管31bとが接続される。
エアクリーナー30には、前部固定具32及び後部固定具33が設けられている。前部固定具32がボルト32aにより後述するブラケット40に締結固定され、後部固定具33がボルト33aによりインテークマニホールド20に締結固定されることにより、エアクリーナー30はエンジン10の直上にて位置決めされる。
更に、エンジン10の前面には、エンジン冷却水が循環するウォーターパイプ11、及びEGRパイプ12が設けられ、各パイプの端部を当該前面に固定するためのフランジ11a及び12aが配置される。更に、エンジン10の前面であって、第2の吸気管31bの直下には、エキゾーストマニホールド13が設けられる。
更に、図2に示すように、エンジン10の前面且つエアクリーナー30の前部固定具32の直下であって、ウォーターパイプ11のフランジ11a及びEGRパイプ12のフランジ12aの上側には、エンジン10に固定されるブラケット40が位置している。更に、ブラケット40よりエンジン10の前面中央寄りには、エンジン10の上下方向に沿って伸びる平板状の整流板14が位置している。
ブラケット40は、図3(a)及び(c)の左右側面図及び図3(b)の正面図に示すように、エアクリーナー30の前部固定具32に平行な固定部41と、エンジン10の前面に平行な固定部42と、固定部41及び42の間を繋ぐように形成される接続部43とが、プレス成型等の加工により一体成形されてなる、鋼その他金属製の板状の部材である。
ブラケット40において固定部41と固定部42とは直交しており、接続部43は固定部41と固定部42の間を斜行して延出している。したがってブラケット40の主面は、固定部41の主面41aから接続部43の主面を経由して固定部42の主面42aまで緩やかな逆L字状に屈曲している。
また、固定部41の主面41aにはエアクリーナー30の前部固定具32とボルト32aにより締結固定するための取付孔41xが開口されており、固定部42の主面42aにはエンジン10の前面とボルト(符号なし)により締結固定するための取付孔42xが開口されている。
更に、固定部41及び42並びに43の縁端の片側は、主面から直交して図1及び図2において車両の前進方向Dに沿って延出するリブ部40xを形成している。なお、各図において、リブ部40xはエンジン10の前面からみて端寄りの縁端に形成されており、したがって、図1に示すように、ウォーターパイプ11のフランジ11a及びEGRパイプ12のフランジ12aは、整流板14とブラケット40のリブ部40xとの間に形成される空間Sの下方に配置されることとなる。
以上の構成において、エアクリーナーの支持構造1は本発明の被支持体の支持構造に相当し、エンジン10は本発明のエンジンに相当する。また、ブラケット40は本発明の支持部材に相当し、固定部41は本発明の第2の固定部に、固定部42は本発明の第1の固定部に、接続部43は本発明の支持本体部にそれぞれ相当し、リブ部40xは本発明のリブ部に相当する。更に、ウォーターパイプ11のフランジ11aは本発明の第1のフランジに相当し、EGRパイプ12のフランジ12aは本発明の第2のフランジに相当する。
このような構成を有する本実施の形態のエアクリーナーの支持構造1は、エアクリーナー30の前方に配置され、エンジン10の前面からエアクリーナー30を支持するブラケット40を備えたことを特徴とする。
すなわち、図1及び図2に示すように、ブラケット40は緩やかな逆L字状に湾曲した主面が、図中矢印Dに示す車両の前進方向に対して開放された態様で、エンジン10の主面から延出してエアクリーナー30の先端を支持している。
これにより、図4に示すように、前進状態にある車両においては、図示しない車両のグリル、ベンチレータ等を通過した空気は、ブラケット40の主面の形状に沿ってエンジン10の下方に流れる気流Fを形成し、固定部42の下方に位置するウォーターパイプ11及びEGRパイプ12を冷却する。したがって、ウォーターパイプ11及びEGRパイプ12からエアクリーナー30を遮熱することが可能となっている。更に、ブラケット40はエアクリーナー30を支持する部材として構成されているため、別途遮熱するための部材を設ける必要が無く、低コストにエアクリーナーの遮熱を行うことが可能となっている。
ひいては、EGRパイプ12が冷却されることで、再循環したガスのエンジン10への導入量を増加させることができ、エンジン10の燃費を向上させることができる。
更に、本実施の形態においては、図5に示すように、エンジン10においてブラケット40が固定された位置は、整流板14及びリブ部40xにより囲まれた空間Sを形成していることにより、気流Fがエンジン10の下方に流れ易くなっている。これにより、気流Fによるウォーターパイプ11及びEGRパイプ12の冷却効果を向上させ、さらに効率的にエアクリーナー30を遮熱することが可能となっている。なお、整流板14は省略した構成としてもよく、更に低コストにエアクリーナー30を遮熱することが可能となる。
更に、本実施の形態においては、ウォーターパイプ11のフランジ11a及びEGRパイプ12のフランジ12aがブラケット40の下端である固定部42に隣接した構成としたことにより、気流Fが各フランジを直接冷却して、パイプのシールの信頼性を向上させることが可能となっている。
更に、本実施の形態においては、リブ部40xを設けたことにより、ブラケット40の機械的強度が高められ、エアクリーナー30をより安定的に支持することができる。
このように、本実施の形態のエアクリーナーの支持構造1によれば、エアクリーナー30の前方に配置され、エンジン10の前面からエアクリーナー30を支持するブラケット40を備えたことにより、低コストにエアクリーナー30を遮熱することが可能となる。
しかしながら、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。上記の説明においては、ブラケット40は緩やかな逆L字状であるとして説明を行ったが、本発明の支持部材は、エンジンに固定される第1の固定部と、車両の前進方向に沿って第1の固定部よりも前方にて被支持体に固定される第2の固定部と、前記第1の固定部と前記第2の固定部とを繋ぐとともに、車両の前進方向に対して開放されている支持本体部とを備えていればよく、各固定部及び支持本体部の具体的な形状によって限定されるものではない。
したがって、固定部41と42とは直交せず任意の角度で交差していてもよく、接続部43は湾曲又は屈曲した態様を有するものであってもよい。更に、図3(b)に示すブラケット40の平面形状も、矩形その他任意の形状であってよい。更に、リブ部40xを省略した構成としてもよい。
更に、エンジン10及びエアクリーナー30とブラケット40との固定は、前部固定具32を介したボルト32a等による締結固定であるとしたが、本発明の支持部材は、エアクリーナーのような被支持体をエンジン側から支持できればよく、支持の具体的な方法によって限定されるものではない。したがって、エンジン10及びエアクリーナー30の細部の構成に依らず、圧着、溶接等の周知の技術的手段によって固定するものとしてもよい。
更に、上記の説明においては、ウォーターパイプ11のフランジ11a及びEGRパイプ12のフランジ12aがブラケット40の下端である固定部42に隣接する構成としたが、少なくともウォーターパイプ11又はEGRパイプ12のいずれか一方が隣接する構成としてもよい。
更に、上記の説明においては、本発明は自動車において実施するものとして説明を行ったが、本発明の車両は、自動車の他、二輪車、列車その他としてもよい。更に、ガソリンエンジンの他、ディーゼルエンジン等の内燃機関に適用してもよい。更に、上記の説明においては、本発明の被支持体の例としてエアクリーナー30を例にとって説明したが、本発明は、エンジンからの遮熱が必要な任意の部材を被支持体として実施してもよく、特に合成樹脂製の部品がエンジンに載置される場合に好適である。
以上のように、本発明は、被支持体の支持構造であって、車両のエンジンの上方に位置する被支持体を前記エンジン側から支持する支持部材を備え、前記支持部材は、前記エンジンに固定される第1の固定部と、前記車両の前進方向に沿って前記第1の固定部よりも前方にて前記被支持体に固定される第2の固定部と、前記第1の固定部と前記第2の固定部とを繋ぐとともに、前記車両の前進方向に対して開放されている支持本体部とを有するものであればよく、その他の具体的な目的、用途、構成によって限定されるものではない。
したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲内であれば、以上説明したものを含め、上記実施の形態に種々の変更を加えたものとして実施してもよい。
以上のような本発明は、低コストにエンジン近傍から被支持体を遮熱することが可能になるという効果を有し、例えば自動車への適用において有用である。
1 エアクリーナーの支持構造
10 エンジン
11 ウォーターパイプ
11a、12a フランジ
12 EGRパイプ
13 エキゾーストマニホールド
14 整流板
20 インテークマニホールド
30 エアクリーナー
31a 第1の吸気管
31b 第2の吸気管
32 前部固定具
32a、33a ボルト
33 後部固定具
40 ブラケット
40x リブ部
41、42 固定部
41a、42a 主面
41x、42x 取付孔
43 接続部
110 ボンネット

Claims (1)

  1. 車両のエンジンの上方に位置する被支持体を前記エンジン側から支持する支持部材を備え、
    前記支持部材は、前記エンジンに固定される第1の固定部と、前記車両の前進方向に沿って前記第1の固定部よりも前方にて前記被支持体に固定される第2の固定部と、前記第1の固定部と前記第2の固定部とを繋ぐとともに、前記車両の前進方向に対して開放されている支持本体部とを有する、
    被支持体の支持構造。
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