JP2016172285A - 保護囲い、レーザ照射システム - Google Patents

保護囲い、レーザ照射システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016172285A
JP2016172285A JP2016046153A JP2016046153A JP2016172285A JP 2016172285 A JP2016172285 A JP 2016172285A JP 2016046153 A JP2016046153 A JP 2016046153A JP 2016046153 A JP2016046153 A JP 2016046153A JP 2016172285 A JP2016172285 A JP 2016172285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
protective enclosure
container
light
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016046153A
Other languages
English (en)
Inventor
山本 和孝
Kazutaka Yamamoto
和孝 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Publication of JP2016172285A publication Critical patent/JP2016172285A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F7/00Shielded cells or rooms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/475Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material for heating selectively by radiation or ultrasonic waves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/12Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring in a special atmosphere, e.g. in an enclosure
    • B23K26/127Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring in a special atmosphere, e.g. in an enclosure in an enclosure
    • B23K26/128Laser beam path enclosures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/70Auxiliary operations or equipment
    • B23K26/702Auxiliary equipment
    • B23K26/706Protective screens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/44Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using single radiation source per colour, e.g. lighting beams or shutter arrangements
    • B41J2/442Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using single radiation source per colour, e.g. lighting beams or shutter arrangements using lasers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

【課題】レーザ光の漏れを低減可能な保護囲いを提供すること。【解決手段】レーザ装置から出射されるレーザ光の光路を囲う保護囲いであって、前記保護囲いが、前記レーザ装置から出射された前記レーザ光が入射する入射開口部と、前記レーザ光を搬送される被照射体に向けて出射する出射開口部と、を有し、前記保護囲いから漏れるレーザ光の強度を低減する漏れ防止手段を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、保護囲い及びレーザ照射システムに関する。
従来、コンベア式物流システムでは、例えば、コンベアにより搬送されてきた搬送物(荷物や容器)に、配送先やバーコード等の必要な情報が印字された粘着性ラベルをオートラベラで貼り付けて、搬送物を識別可能にしている。
近年、省資源、環境保護の観点から、熱で発色及び消色する可逆性感熱記録媒体がコンベア式物流システムの搬送容器用ラベルとして応用されはじめ、レーザ装置を用いて非接触で搬送物(被照射体)に印字を行うシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなシステムのラベル印字で使用されるレーザ光は、非常に強力で直接人体の皮膚や目に当ると火傷や失明の危険がある。そのため、印字中にレーザ装置に人が近寄るような作業環境では、人体へのレーザ被爆が安全なレベルになるように、保護囲いが設けられている。
従来の保護囲いは、コンベア上を搬送される搬送物及びコンベア全体を覆うような大型なもので、既存のコンベアシステムのオートラベラとレーザ装置を置き換える場合に設置スペースが足りない、設置工数が大きいという問題があった。又、従来の保護囲いは、搬送物の大きさ、コンベアの幅や高さがユーザによって異なることから、一品一様の設計が必要で、汎用性に乏しいという問題があった。そこで、小型で汎用性の高い、保護囲いが検討されている。
しかしながら、小型の保護囲いでは、搬送物及びコンベア全体を覆うことが困難であるため、保護囲いからレーザ光が漏れるおそれがある。
本発明は、レーザ光の漏れを低減可能な保護囲いを提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としての本発明の保護囲いは、レーザ装置から出射されるレーザ光の光路を囲う保護囲いであって、前記保護囲いが、前記レーザ装置から出射された前記レーザ光が入射する入射開口部と、前記レーザ光を搬送される被照射体に向けて出射する出射開口部と、を有し、前記保護囲いから漏れるレーザ光の強度を低減する漏れ防止手段を備えていることを特徴とする保護囲いである。
開示の技術によれば、レーザ光の漏れを低減可能な保護囲いを提供できる。
第1の実施の形態に係るレーザ照射システムの一例を示す斜視図である。 保護囲いの長さを調節する機構の一例を示す図である。 保護囲いの長さを調節する機構の他の一例を示す図である。 レーザ光の反射率を低減する方法の一例について説明する図である。 レーザシャッタの一例について説明する図である。 コンテナセンサのON/OFFとレーザシャッタの開閉との関係の一例を示す図である。 マーカの構成の一例を示す図である。 消去機の構成の一例を示す図である。 リライタブルラベルの発色状態及び消色状態について説明する図である。 フランジ状のレーザ反射吸収板について説明する図(その1-1)である。 フランジ状のレーザ反射吸収板について説明する図(その1-2)である。 フランジ状のレーザ反射吸収板について説明する図(その2-1)である。 フランジ状のレーザ反射吸収板について説明する図(その2-2)である。 第3の実施の形態に係るレーザ照射システムの一例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
被照射体はレーザ装置によりレーザ光が照射される物体であり、プラスチックのコンテナやダンボール箱、紙箱、木箱、金属のパレット等が挙げられる。
記録媒体はレーザを吸収し画像を形成可能な物であり、リライタブル材料を塗布したシートや被照射体に塗布した部分を指す。又、被照射体形成材料がレーザを吸収し画像を形成できる場合、被照射体を記録媒体と考えることができる。
〈第1の実施の形態〉
[レーザ照射システムの全体構成]
図1は、第1の実施の形態に係るレーザ照射システムを例示する斜視図である。図1を参照するに、レーザ照射システム1は、レーザ装置10(消去機11及びマーカ12)と、保護囲い20と、搬送装置(図示せず)と、制御装置(図示せず)と、レーザ終端板300とを有する。
レーザ装置10は、消去機11と、マーカ12とを有する。保護囲い20は、保護囲い21と、保護囲い22とを有する(図2A及び図2B参照)。なお、保護囲い21及び22は、便宜上別符号としているが、同一の構造としてもよい。搬送装置(図示せず)は、コンベア31と、ストッパ32とを有する。制御装置(図示せず)は、コンベア制御装置41と、ホストコンピュータ42とを有する。
レーザ終端板300はレーザの進行を食い止めるもので、その大きさはレーザ装置10のレーザ振り角とレーザ装置10との距離により決定される。レーザ終端板300は、被照射体が無い時にレーザ装置10から誤ってレーザが出射されたときの安全性を高める。なお、図1では、便宜上、消去機11及びマーカ12を透明に描いている。
レーザ照射システム1において、コンベア31(ローラコンベア)は、コンベア制御装置41により制御される。コンベア31は、消去機11の上流(搬送方向の上流)、消去機11の前方(出射方向の前方)、マーカ12の前方(出射方向の前方)、マーカ12の下流(搬送方向の下流)で制御区画が分かれている。
コンベア制御装置41は、例えば、センサで被照射体(管理対象物)であるコンテナ500の有無を判定し、夫々の区画のコンベア31の発進や停止を制御する。これにより、前のコンテナ500に追突しないようにコンテナ500を搬送したり、消去機11やマーカ12の前方で停止させたりすることができる。
コンテナ500を消去機11やマーカ12の前方で精度よく停止させるために、コンベア31に上下動可能なストッパ32を設けると好適である。この場合、コンベア31を搬送するときにはストッパ32を下げ、コンベア31を停止させるときにはストッパ32をタイミングよく上げるように、コンベア制御装置41で制御する。
これにより、コンベア31を停止させるときに、コンベア31の前面の下方がストッパ32に押し当てられるため、コンテナ500を消去機11やマーカ12の前方で精度よく停止させることができる。但し、コンテナ500の移動距離を精度よく制御できるサーボモータ等を用いたベルトコンベア等の場合には、ストッパ32を設けなくてもよい。
コンテナ500の側面には、記録媒体であるリライタブルラベル600が貼り付けられている。リライタブルラベル600は、レーザ光を吸収した際に発する熱で視認画像の印字及び消去が繰返し行えるラベルである。リライタブルラベル600には、コンテナ500の内容や行き先等を印字することができる。リライタブルラベル600は、例えば、可逆性感熱記録媒体である。
レーザ装置10は、コンベア31に対して所定の位置関係で配されており、非接触でリライタブルラベル600に印字又は消去を行うことができる。具体的には、消去機11は、リライタブルラベル600にレーザ光を照射し、印字された文字等を消去することができる。又、マーカ12は、リライタブルラベル600にレーザ光を照射し、文字等を印字することができる。
消去機11やマーカ12はコンベア制御装置41に接続されている。コンベア制御装置41は、消去機11の前方にコンテナ500が停止した場合に消去開始信号を出力し、マーカ12の前方にコンテナ500が停止した場合に印字開始信号を出力するように制御することができる。コンベア31の搬送精度や印字内容によっては、コンテナ500を移動させながら消去又は印字することも可能である。
マーカ12はホストコンピュータ42にも接続されている。ホストコンピュータ42は、マーカ12による印字が終了したか否かを監視しながら、印字に必要なデータをマーカ12に順次送信することができる。
又、本発明に適用されるレーザ装置は、上述したリライタブルラベルの発色状態と消色状態を繰り返すレーザ装置に限らず、ラベルに一度だけ発色させるレーザ装置に対するレーザ保護囲いにも適用することができる。又、被照射体にレーザ光を照射し切削、切断、彫刻、マーキングするレーザ加工機を囲うレーザ保護囲いにも適用することができる。
消去機11とコンテナ500との間にはレーザ安全カバーである保護囲い21が配置されている。保護囲い21は、消去機11とコンテナ500との間のレーザ光の光路を囲うようにダクト状(管状)に形成されており、両端部が開口している。保護囲い21の消去機11側の入射開口部は、消去機11と接した状態で固定されており、消去機11からのレーザ光が入射する入射口となる。保護囲い21のコンテナ500側の出射開口部は、リライタブルラベル600に対してレーザ光が出射される出射口となる。消去機11の出射開口部とコンテナ500の側面との間には隙間(例えば、数mm程度)が形成されている。
マーカ12とコンテナ500との間にはレーザ安全カバーである保護囲い22が配置されている。保護囲い22は、マーカ12とコンテナ500との間のレーザ光の光路を囲うようにダクト状(管状)に形成されており、両端部が開口している。保護囲い22のマーカ12側の入射開口部は、マーカ12と接した状態で固定されており、マーカ12からのレーザ光が入射する入射口となる。
前記接した状態は、そこからの漏れ光が小さく安全なレベルであれば近接した状態であってもよい。
保護囲い22のコンテナ500側の出射開口部は、リライタブルラベル600に対してレーザ光が出射される出射口となる。マーカ12の出射開口部とコンテナ500の側面との間には隙間(例えば、数mm程度)が形成されている。
保護囲い21及び22の光路方向の長さは、レーザ光の拡散を低減するために、コンテナ500の搬送を繰返し行った場合にもコンテナ500に接触せず、かつ、コンテナ500の側面との隙間がなるべく小さくなるように設定することが好ましい。
保護囲い21及び22の出射開口部の大きさは、リライタブルラベル600の印字領域より大きければ任意の大きさとしてよいが、汎用性を持たせるために、リライタブルラベル600全体よりも大きくし、コンテナ500の側面より小さくすることが好ましい。
複数のレーザ照射システムで共通利用できるような汎用性を持たせるために、図2A及び図2Bに示すような保護囲い21及び22の長さを調節する機構を設けてもよい。図2Aは、保護囲い21及び22の長さを調節する機構の一例として、保護囲い21及び22をレーザ光の出射方向にスライド可能な2重構造とする例を示している。又、図2Bは、保護囲い21及び22の長さを調節する機構の他の例として、保護囲い21及び22のレーザ光の出射方向の少なくとも一部に伸縮可能な蛇腹構造を設ける例を示している。
このように、保護囲い21及び22は、コンテナ500とレーザ装置10との間のレーザ光の光路のみを囲う構成であるため、従来の、コンベア上を搬送される被照射体及びコンベア全体を覆う構成の保護囲いと比べて、大幅に小型化できる。具体的には、従来の保護囲いに比べて、体積を100分の1以下にできる。そのため、保護囲いの設置スペースを低減できる。又、小型で取り扱いが簡単になることから、保護囲いの設置工数を低減できる。
又、基本的なレーザ光の光路条件はレーザ装置10の仕様で決まり、コンベア31の幅や高さ、及びコンテナ500の幅や高さに影響されない。そのため、レーザ装置10を用いる限り、コンテナやコンベアの大きさが異なるシステムでも、保護囲い21及び22を共通に使用でき、保護囲いの汎用性や量産性を向上できる。
[レーザ光の漏れ防止手段]
保護囲い21及び22は、コンテナ500とレーザ装置10との間のレーザ光の光路のみを囲う構成である。そのため、コンベア31上を搬送されるコンテナ500と接触しないようにするため、保護囲い21及び22とコンテナ500の対向面間に隙間が必要であり、この隙間から反射光や散乱光が漏れるおそれがある。
一般的には、この隙間を小さくすれば漏れ光を抑制できるが、コンテナ500の搬送位置精度から、ある程度の隙間を許容する必要がある。そこで、消去機11の出射開口部とコンテナ500の側面との隙間から漏れるレーザ光の漏れ光強度を低減するために、保護囲い21にレーザ光の漏れ防止手段を設けることが好ましい。同様に、マーカ12の出射開口部とコンテナ500の側面との隙間から漏れるレーザ光の漏れ光強度を低減するために、保護囲い22にレーザ光の漏れ防止手段を設けることが好ましい。ここで、保護囲い21及び22から漏れるレーザ光の漏れ光強度は、例えば、IEC60825−1及びJIS C 6802で定めるクラス1以下、具体的には波長が980nmの場合は1,390μW以下であることが好ましい。
レーザ装置から照射されたレーザの1次反射光、2次反射光等の反射光が保護囲いの開口部から外に放出される光を漏れ光とし、漏れ光強度は、例えばレーザパワー測定器(オフィール社製ディスプレイ;製品名Vega)を用い、パワーセンサの受光面に漏れ光を照射し、パワーセンサに接続したディスプレイの表示を読み取ることによって測定する。保護囲いの出射開口部と被照射体との隙間から10cm程度の距離で位置を変え、複数点を測定する。パワーセンサの受光面は隙間方向に向け、消去又は印字を行いディスプレイに表示される最大値を読み取ることを繰り返す。
保護囲い21及び22の漏れ防止手段の一例として、保護囲い21及び22の内面に施す、レーザ光を吸収して反射率を低減する黒色処理を挙げることができる。具体的には、レーザ光の漏れ光強度を低減するために、保護囲い21の内面は、消去機11のレーザ波長において反射率を一桁程度に低くするように構成することが好ましい。同様に、保護囲い22の内面は、マーカ12のレーザ波長において反射率を一桁程度に低くするように構成することが好ましい。
例えば、消去機11及びマーカ12のレーザ波長を980nm付近の近赤外線とした場合には、図3の(1)に示すように、内面に黒色のアルマイト処理を施しても反射率は約60%程度までしか下がらない。そこで、保護囲い21及び22の漏れ防止手段として、内面にカーボンを主体とするつや消しの黒色塗装を施すことが安価で効果的である。この場合、保護囲い21及び22の内面がレーザ光を吸収するため、図3の(2)に示すように、レーザ光の反射率を5%以下程度に低減することができる。
但し、消去機11及びマーカ12のレーザ波長を750nm以下とした場合には、黒色のアルマイト処理を施してもよいし、カーボンを主体とするつや消しの黒色塗装を施してもよい。
なお、以上は黒色処理の例を示したが、漏れ防止手段として、保護囲い21及び22の内面に黒色処理以外の処理を施してもよい。黒色処理以外の処理としては、例えば、金属酸化微粒子であるATO(Antimony Tin Oxide)、ITO(Indium Tin Oxide)、ホウ化ランタン、酸化タングステン等を分散塗布する処理を挙げることができる。この場合、分散塗布後は、青色や緑色として視認される。
反射率は、積分球タイプの可視近赤外分光光度計を用いてBaSO白板を100%としたときの測定値とし、積分球分光光度計(株式会社日立ハイテクノロジーズ製、U−4100)を用いて測定した。
[レーザシャッタ]
保護囲い21及び22の前方にコンテナ500が存在しないときに、予期せぬレーザ光が出射されると強度の高いレーザ光が放散され危険である。そこで、レーザ装置10の予期せぬレーザ光の出射に対する事故を防止するために、保護囲い21及び22内にレーザシャッタを設けることが好ましい。
図4は、レーザシャッタについて説明する図である。レーザシャッタ212は、保護囲い21の本体211の入射開口部を開閉可能に構成された遮光板である。レーザシャッタ212は、レーザ装置10のレーザが8時間程度照射されても遮光できる性能を有することが好ましい。又、レーザシャッタ212は、開閉速度を上げるために、アルミニウム等の軽量の金属を用いて作製することが好ましい。
レーザシャッタ212は、例えば、駆動手段であるステップモータ213の軸に固定され、ステップモータ213の回動により開閉することができる。レーザシャッタ212とは反対側のステップモータ213の軸には、手動でレーザシャッタ212を開閉できるよう、つまみ214を設けておくことが好ましい。
本体211の出射開口部から出射されるレーザ光の出力を測定する場合等、コンテナ500がなくてもレーザ光を出射させたい場合がある。このような場合には、ステップモータ213の駆動回路の電源を切り、レーザシャッタ212をつまみ214を回すことにより手動で開閉することができる。
本体211の入射開口部側には、レーザシャッタ212の閉位置を検出するシャッタホームセンサ215が設けられている。又、本体211の出射開口部側には、コンテナ500の位置(保護囲い21の前方におけるコンテナ500の有無)を検出する検出手段であるコンテナセンサ216及び217が設けられている。
コンテナ500は左右に搬送されるため、例えば、本体211の出射開口部側の右端と左端の2箇所にコンテナセンサ216及び217を設けることが好ましい。コンテナセンサ216及び217は、例えば、光学式でコンテナ500による遮光、又はコンテナ500からの反射光を検出することにより、コンテナ500の有無を検出することができる。
遮光を検出する場合には、発光部から出射する光を常に受光部で受光しておき、コンテナ500が存在する場合には、受光部が受光する光量が低下することを検出する。又、反射光を検出する場合には、発光部から出射する光を通常は受光部で受光できないようにしておき、コンテナ500が存在する場合には、発光部から出射する光のコンテナ500からの反射光を受光部が受光し光量が増加することを検出する。
レーザシャッタ212は、本体211の出射開口部の前方にコンテナ500が存在しないときには閉じた状態でレーザ光を遮断する位置に、ステップモータ213により回動される。そして、コンテナセンサ216及び217が、本体211の出射開口部の前方にコンテナ500が存在することを検出した場合に、ステップモータ213がレーザシャッタ212を開放するように回動する。
図5は、コンテナセンサのON/OFFとレーザシャッタの開閉との関係を例示している。図5の1に示すように、コンテナセンサ216及び217の両方がOFFである場合には、レーザシャッタ212は閉じている。
図1において、左からコンテナ500が搬送されてくる場合、図5の2に示すように、最初にコンテナセンサ216がONになるが、コンテナセンサ217がOFFなので、レーザシャッタ212は閉じたままである。コンテナ500が更に搬送され、図5の3に示すように、コンテナセンサ216及び217の両方がONになるとレーザシャッタ212が開放される。
所定位置でコンテナ500が停止すると、レーザ装置10からコンテナ500に向かってレーザ光が照射され、消去又は印字が行われ、その後コンテナ500の搬送が再開される。そして、図5の4に示すように、コンテナセンサ216がOFFになった時点で、レーザシャッタ212が閉じ、コンテナセンサ217がOFFになってもレーザシャッタ212は閉じたままである。
なお、以上の説明は、保護囲い21について行ったが、保護囲い22についても同様のレーザシャッタを設けることができる。
[マーカの構成例と基本動作]
図6は、マーカの構成を例示する図である。図6を参照するに、マーカ12は、例えば、ガルバノミラー121及び122、ガルバノドライバ123及び124、レーザ発光部125、fθレンズ126、コントローラ127で構成することができる。
ガルバノミラー121は、ガルバノメータ1211にレーザ光を反射するミラー1212を装着したもので、レーザ光をX軸方向に偏向走査するX軸用のガルバノミラーである。ガルバノミラー122は、ガルバノメータ1221にレーザ光を反射するミラー1222を装着したもので、レーザ光をY軸方向に偏向走査するY軸用のガルバノミラーである。ガルバノミラー121及び122により、レーザ光を2次元に偏向走査することができる。
ガルバノドライバ123は、コントローラ127からの指示値に従い、ガルバノミラー121の角度を制御するX軸用の駆動回路である。ガルバノドライバ123は、ガルバノミラー121の角度センサ信号とコントローラ127からの指示値とを比較し、その誤差が最小になるようにガルバノミラー121に駆動信号を与える。
ガルバノドライバ124は、コントローラ127からの指示値に従い、ガルバノミラー122の角度を制御するY軸用の駆動回路である。ガルバノドライバ124は、ガルバノミラー122の角度センサ信号とコントローラ127からの指示値とを比較し、その誤差が最小になるようにガルバノミラー122に駆動信号を与える。
レーザ発光部125は、レーザ光を発生する部分であり、照射対象物であるリライタブルラベル600に可視的変化を生じさせるためのエネルギー源である。レーザ発光部125は、レーザやパワー制御回路を備えている。炭酸ガスレーザ、YAGレーザ、半導体レーザ等のレーザの種類は限定されるものではないが、例えば、パワー制御が比較的容易な半導体レーザを用いることができる。
fθレンズ126は、ガルバノミラー121及び122で偏向されたレーザ光を平面であるリライタブルラベル600の表面へ集光すると共に、ガルバノミラー121及び122の変位角と集光スポットの変位距離が比例するような補正を行う。
コントローラ127は、ホストコンピュータ42から印字情報を受け取り、印字内容を線分で形成する描画データを生成することができる。又、コントローラ127は、ガルバノミラー121及び122の位置、レーザ光の発光タイミング、発光パワー等を制御し、リライタブルラベル600に画像を形成することができる。リライタブルラベル600における印字線幅は、例えば、約0.25mmとすることができる。リライタブルラベル600には、文字だけでなく、バーコード等も印字できる。
[消去機の構成例と基本動作]
図7は、消去機の構成を例示する図である。図7を参照するに、消去機11は、例えば、ガルバノミラー111、ガルバノドライバ112、レーザダイオードアレイ113、レーザドライバ114、複数のレンズ115、端子台116、操作盤117、コントローラ118で構成することができる。
ガルバノミラー111はガルバノメータ1111にレーザ光を反射するミラー1112を装着したもので、レーザ光を偏向走査することができる。
ガルバノドライバ112は、コントローラ118のガルバノ制御手段1181からの指示値に従い、ガルバノミラー111の角度を制御する駆動回路である。ガルバノドライバ112は、ガルバノミラー111の角度センサ信号とコントローラ118のガルバノ制御手段1181からの指示値とを比較し、その誤差が最小になるようにガルバノミラー111へ駆動信号を与える。ガルバノ制御手段1181は、消去動作制御手段1184が指示した走査開始位置から走査終了位置まで指定速度でガルバノミラー111を動かすためのアナログ信号を生成し出力することができる。
レーザダイオードアレイ113は、複数個のレーザ光源を有するモジュールであり、例えば、10〜20程度のレーザ光源を備えている。複数の光源の長さは10mm程度とすることができる。レーザドライバ114は、レーザダイオードアレイ113の駆動電流を生成する回路であり、コントローラ118のレーザ制御手段1182からの指示値に従い、レーザダイオードアレイ113のレーザパワーを制御することができる。
レーザ制御手段1182は、消去動作制御手段1184が指示したレーザ出力値をアナログ電圧に変換してレーザドライバ114へ出力することができる。又、レーザ制御手段1182は、レーザダイオードアレイ113を点灯又は消灯させるためのタイミング信号を生成することができる。
レーザダイオードアレイ113から出射されたレーザ光は、複数のレンズ115で拡大されると共に、エネルギー密度が均質化され、リライタブルラベル600の表面に、例えば、長さ60mm、幅0.5mmのライン状のビームを形成する。なお、消去機11の出力するレーザ光のパワーは、マーカ12が出力するレーザ光のパワーよりも大きい。
複数のレンズ115は、例えば、シリンドリカルレンズ1151、球面レンズ1152、マイクロレンズアレイ1153、球面レンズ1154、シリンドリカルレンズ1155を、レーザダイオードアレイ113側から順次配した構成とすることができる。
端子台116には、例えば、消去開始信号、インターロック信号、環境温度信号、エンコーダ信号の入力信号端子と消去準備完了信号、消去中信号、異常発生信号の出力信号端子が設けられている。
ここで、消去開始信号は消去機11が消去動作を開始するための信号、インターロック信号は消去動作を緊急停止させるための信号、環境温度信号は環境温度に応じてレーザパワーを補正するための信号である。又、エンコーダ信号は被照射体の移動速度を検出するための信号、消去準備完了信号は消去開始信号を受付可能になったことを示す信号である。更に、消去中信号は消去を実行していることを示す信号、異常発生信号はレーザダイオードアレイ113の異常やガルバノミラー111の異常等、コントローラ118が異常を検出したことを示す信号である。
操作盤117は、例えば、表示器とスイッチを有するユーザインターフェースでメニュー選択や数値入力が可能に構成することができる。コントローラ118の消去条件設定手段1183は、操作盤117を制御し、ユーザが指定したレーザ光の走査長、レーザ光の走査速度、レーザ光の走査方向、レーザ光の出力パワー、消去開始ディレイ時間、被照射体の速度等の消去条件を消去機11に設定できる。
コントローラ118の消去動作制御手段1184は、端子台116の入力信号を処理し、ガルバノ制御手段1181やレーザ制御手段1182に指示を出すと共に、端子台116の出力信号を生成することができる。
[リライタブルラベルの発色・消色]
リライタブルラベル600は、例えば、融解前の有機低分子物質が、ロイコ染料及び可逆性顕色剤(以下、「顕色剤」と称することがある)であり、かつ融解した後であって、結晶化する前の有機低分子物質が、ロイコ染料及び顕色剤である。リライタブルラベル600の色調は、透明状態と発色状態とに熱により可逆的に変化する。
図8は、リライタブルラベルの発色状態及び消色状態について説明する図である。図8を参照するに、まず、消色状態(A)にある記録層を昇温していくと、溶融温度T2にて、ロイコ染料と顕色剤とが溶融混合して発色が生じ、発色状態(B)となる。発色状態(B)は、液体である。
発色状態(B)から急冷すると、発色状態のまま室温に下げることができ、発色状態が安定化されて固定された発色状態(C)となる。発色状態(C)に至ったか否かは、溶融状態からの降温速度に依存しており、徐冷では降温の過程で消色が生じ、初期と同じ消色状態(A)、或いは急冷による発色状態(C)よりも相対的に濃度の低い状態となる。
一方、発色状態(C)から再び昇温していくと、発色温度よりも低い温度T1にて消色が生じ(DからE)、この状態から降温すると、初期と同じ消色状態(A)に戻る。
溶融状態から急冷して得た発色状態(C)は、ロイコ染料と顕色剤とが分子同士で接触反応し得る状態で混合された状態であり、これは固体状態を形成している場合が多い。この状態では、ロイコ染料と顕色剤との溶融混合物(発色混合物)が結晶化して発色を保持した状態であり、この構造の形成により発色が安定化していると考えられる。
一方、消色状態は、両者が相分離した状態である。この状態は、少なくとも一方の化合物の分子が集合してドメインを形成したり、結晶化した状態であり、凝集或いは結晶化することによりロイコ染料と顕色剤とが分離して安定化した状態であると考えられる。多くの場合、このように、両者が相分離して顕色剤が結晶化することにより、より完全な消色が生じる。
なお、記録層を溶融温度T2以上の温度T3に繰返し昇温すると消去温度に加熱しても消去できない消去不良が発生する場合がある。これは、顕色剤が熱分解を起こし、凝集或いは結晶化し難くなってロイコ染料と分離し難くなるためと考えられる。リライタブルラベル600を加熱する際に溶融温度T2と温度T3との差を小さくすることにより、繰返しの記録消去によるリライタブルラベル600の劣化を抑えることができる。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態では、第1の実施の形態とは異なるレーザ光の漏れ防止手段を備える例を示す。なお、第2の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図9A及び図9Bは、フランジ状のレーザ反射吸収板について説明する図である。図9Aに示すように、保護囲い22Aでは、本体221の出射開口部の外側に広がるフランジ状のレーザ反射吸収板229が設けられている。
レーザ反射吸収板229は、少なくともコンテナ500で反射された正反射光(1次反射光)を受ける位置に設けられ、コンテナ500からの1次反射光が直接外部へ放射されない大きさに設計されている。コンテナ500からの1次反射光は、レーザ反射吸収板229に当って一部が吸収され、残りは再びコンテナ500側に反射され2次反射光となる。
コンテナ500からの2次反射光が安全なレベルになるように、レーザ反射吸収板229の反射吸収特性を設計しておけば、コンテナ500からの2次反射光は外部に漏れてもよい。なお、安全なレベルとは、保護囲い21及び22から漏れるレーザ光の漏れ光強度が、例えば、IEC60825−1及びJIS C 6802で定めるクラス1以下となることである。
レーザ反射吸収板229は、設置スペースが許せば大きな方がより漏れ光強度を低減できるが(2次以上の反射光が外部に漏れないようにできるが)、効果的な最小サイズは以下のような計算で求めることができる。これは、少なくともコンテナ500からの1次反射光が直接外部へ放射されない大きさである。
図9Bに示すように、マーカ12のガルバノミラーの位置P1からレーザ反射吸収板229の先端の出射開口部の位置P2までの長さをL1、位置P2からコンテナ500の側面510の位置P3までの長さをL2とする。又、L1とL2との境界部(位置P2)において、本体221の内面に当らない最大角度に偏向されたレーザ光と本体221と平行なレーザ光との距離をE1とする。
更に、本体221の内面に当らない最大角度に偏向されたレーザ光とレーザ反射吸収板229の外周端との距離をE2とすると、E2(min)=2×E1×L2÷L1となる。E2(min)は、レーザ光が本体221の内面に当らない最大角度に偏向されたとき、コンテナ500の側面510での正反射光がレーザ反射吸収板229に少なくとも1回は当るようにする最小サイズである。
更に、E2をE2(min)よりも大きな適宜な値とし、レーザ反射吸収板229を、コンテナ500の側面510での正反射光がレーザ反射吸収板229に2回、3回と当るような大きさにすれば、よりレーザ光の減衰効果を高くすることができる。但し、ガルバノミラーの回動限界等によるレーザ光の最大偏向角に対し本体221のサイズが十分に大きければ、レーザ反射吸収板229を必要としない場合もある。
なお、保護囲い22Aとコンテナ500の側面510との隙間から漏れるレーザ光の強度を低減するためには、レーザ反射吸収板229は、コンテナ500の側面510と略平行に設けることが好ましい。
又、コンテナ500の側面510と対向するレーザ反射吸収板229の面は、図3の場合と同様に、マーカ12のレーザ波長において反射率を一桁程度に低くすることが好ましい。例えば、コンテナ500の側面510と対向するレーザ反射吸収板229の面に、カーボンを主体とするつや消しの黒色塗装を施すことができる。
このようにすることで、マーカ12から出射されたレーザ光はレーザ反射吸収板229とコンテナ500の側面510との間で反射を繰り返すうちに強度が大きく減衰し、より早く安全なレベルになる。更に、本体221の内面に、カーボンを主体とするつや消しの黒色塗装を施してもよい。
但し、レーザ反射吸収板229は、本体221の出射開口部の四方に広がっている形状に限定されるものではなく、レーザ光の漏れ光強度が小さい方向にはレーザ反射吸収板229を設けなくてよい場合もある。つまり、フランジ状とは、本体221からはみ出すように出っ張った部分を有する形態を指すが、必ずしも本体221の周囲の全方向に出っ張っている必要はなく、レーザ反射吸収板229は本体221の周囲の少なくとも一方向に出っ張っていればよい。例えば、消去機11の場合には、1方向(左右方向)のみにレーザ光を走査するので、本体221から左右2方向にはみ出すように出っ張ったレーザ反射吸収板を設けることが有効である。
なお、図10Aに示すように、本体221の出射開口部の内側に広がるフランジ状のレーザ反射吸収板229を設けてもよい。この場合にも、図9Bの場合と同様に、レーザ光が本体221の内面に当らない最大角度に偏向されたとき、コンテナ500の側面510での正反射光がレーザ反射吸収板229に少なくとも1回は当るようにすることで、同様な効果を得ることができる。
又、図10Bに示すように、本体221の出射開口部の内側及び外側に広がるフランジ状のレーザ反射吸収板229を設けてもよい。この場合には、レーザ反射吸収板229を、コンテナ500の側面510での正反射光がレーザ反射吸収板229に2回、3回と当るような大きさにできるため、よりレーザ光の減衰効果を高くすることができる。
このように、保護囲い22Aにフランジ状のレーザ反射吸収板229を設けることにより、少なくとも1次反射光が直接外部へ放射されることを防止し、十分に減衰された安全なレベルまで低減したレーザ光のみが外部に漏れるようにすることができる。
以上の説明は、マーカ12の保護囲い22Aについて行ったが、消去機11の保護囲いにも同様のフランジ状のレーザ反射吸収板を設けることにより、同様の効果を得ることができる。
〈第3の実施の形態〉
[レーザ照射システムの全体構成]
図11は、第3の実施の形態に係るレーザ照射システムを例示する斜視図である。図11を参照するに、レーザ照射システム2は、レーザ装置10と、保護囲い20と、ホストコンピュータ42と、レーザ終端板300と、置き台301とを有する。なお、図11では、便宜上、レーザ装置10を透明に描いている。レーザ装置10は、消去機と、マーカとを有する。
被照射体としてのコンテナ500の側面には、記録媒体であるリライタブルラベル(図示せず)が貼り付けられている。リライタブルラベルは、レーザ光を吸収した際に発する熱で視認画像の印字及び消去が繰返し行えるラベルである。リライタブルラベルには、コンテナ500の内容や行き先等を印字することができる。リライタブルラベルは、例えば、可逆性感熱記録媒体である。
レーザ装置10は、被照射体としてのコンテナ500と所定の位置関係で配されており、非接触でリライタブルラベルに印字又は消去を行うことができる。具体的には、レーザ装置10は1台で、リライタブルラベルにレーザ光を照射し、印字された文字等を消去することができ、更に、リライタブルラベルにレーザ光を照射し、文字等を印字することができる。
コンテナ500は手動でスライドするスライドテーブル302の上に載せられており、スライドテーブル302を引き出した状態でコンテナ500を交換することでレーザ装置10が邪魔にならず簡単に交換できる。
スライドテーブル302上にはコンテナ500がはまるような位置決め機構(図示せず)がありレーザ装置10との位置関係を容易に保つことができる。図示されていないが、スライドテーブル302にはテーブルが押し込まれたことを検出するスイッチ及びコンテナ500が存在することを検出するスイッチが設けられており、両者がONしたとき、印字開始信号がレーザ装置10へ送られる。
レーザ装置10は、ホストコンピュータ42に接続されている。ホストコンピュータ42は、印字に必要なデータを送信することができ、印字完了ステータスを受け取ることで順次データを送信する。
レーザ装置10とコンテナ500との間にはレーザ安全カバーである保護囲い20が配置されている。保護囲い20は、レーザ装置10とコンテナ500との間のレーザ光の光路を囲うようにダクト状(管状)に形成されており、両端部が開口している。保護囲い20のレーザ装置10側の入射開口部は、レーザ装置10と接した状態で固定されており、レーザ装置10からのレーザ光が入射する入射口となる。保護囲い20のコンテナ500側の出射開口部は、リライタブルラベルに対してレーザ光が出射される出射口となる。レーザ装置10の出射開口部とコンテナ500の側面との間には隙間(例えば、数mm程度)が形成されている。
保護囲い20の光路方向の長さは、レーザ光の拡散を低減するために、コンテナ500の交換を繰返し行った場合にもコンテナ500に接触せず、かつ、コンテナ500の側面との隙間がなるべく小さくなるように設定することが好ましい。
保護囲い20の出射開口部の大きさは、リライタブルラベルの印字領域より大きければ任意の大きさとしてよいが、汎用性を持たせるために、リライタブルラベル全体よりも大きくし、コンテナ500の側面より小さくすることが好ましい。
このように、保護囲い20は、コンテナ500とレーザ装置10との間のレーザ光の光路のみを囲う構成であるため、従来の、被照射体全体を覆う構成の保護囲いと比べて、大幅に小型化できる。具体的には、従来の保護囲いに比べて、体積を100分の1以下にできる。そのため、システム全体の設置スペースを低減できる。又、小型で取り扱いが簡単になることから、保護囲いの設置工数を低減できる。
又、基本的なレーザ光の光路条件はレーザ装置10の仕様で決まり、コンテナ500の幅や高さに影響されない。そのため、レーザ装置10を用いる限り、コンテナやコンベアの大きさが異なるシステムでも、保護囲い20を共通に使用でき、保護囲い20の汎用性や量産性を向上できる。
レーザ終端板300はレーザ装置10側から見てコンテナ500の後ろ側に設けられている。レーザ終端板300はレーザの進行を食い止めるもので、被照射体としてのコンテナ500が無い時にレーザ装置10から誤ってレーザが出射されたときの安全性を高める。
被照射体としてのコンテナ500はレーザ装置10との位置関係を保ちながら簡単に交換ができるようになっている。オペレータは新たなコンテナを置いたらホストコンピュータ42を操作し消去と印字を実行する。コンベア式よりも設置スペースを小さくできるので書換え回数が少なくても良い場合は導入が容易になる。
本発明の態様は、例えば、以下のとおりである。
〈1〉 レーザ装置から出射されるレーザ光の光路を囲う保護囲いであって、
前記保護囲いが、前記レーザ装置から出射された前記レーザ光が入射する入射開口部と、前記レーザ光を搬送される被照射体に向けて出射する出射開口部と、を有し、
前記保護囲いから漏れるレーザ光の強度を低減する漏れ防止手段を備えていることを特徴とする保護囲いである。
〈2〉 前記入射開口部が前記レーザ装置と接するか又は近接し、かつ
前記出射開口部が記録及び消去の少なくとも何れかが行われる位置に停止している被照射体との間に隙間を形成するように配置されていることを特徴とする前記〈1〉に記載の保護囲いである。
〈3〉 前記漏れ防止手段として、前記入射開口部から前記出射開口部に至る部分の内面に、前記レーザ光を吸収する処理を施したことを特徴とする前記〈1〉又は〈2〉に記載の保護囲いである。
〈4〉 前記処理を施した部分の反射率が、前記レーザ装置のレーザ波長近辺において10%以下であることを特徴とする前記〈3〉に記載の保護囲いである。
〈5〉 前記処理が、カーボンを主体とするつや消しの黒色塗装であることを特徴とする前記〈3〉又は〈4〉に記載の保護囲いである。
〈6〉 前記漏れ防止手段として、前記出射開口部に、フランジ状にレーザ反射吸収板を設けたことを特徴とする前記〈1〉乃至〈5〉の何れかに記載の保護囲いである。
〈7〉 前記レーザ反射吸収板は、前記出射開口部から出射されて前記被照射体で反射された1次反射光を受ける位置に設けられていることを特徴とする前記〈6〉に記載の保護囲いである。
〈8〉 前記被照射体と対向する前記レーザ反射吸収板の面に、カーボンを主体とするつや消しの黒色塗装を施したことを特徴とする前記〈6〉又は〈7〉に記載の保護囲いである。
〈9〉 前記レーザ反射吸収板は、前記出射開口部の内側及び外側に広がるフランジ状であることを特徴とする前記〈6〉乃至ら〈8〉の何れかに記載の保護囲いである。
〈10〉 前記レーザ装置から出射された前記レーザ光を遮断する遮光板と、
前記遮光板を駆動する駆動手段と、
前記被照射体の位置を検出する検出手段と、を有し、
前記検出手段が、前記出射開口部の前方に前記被照射体が存在することを検出した場合に、前記駆動手段が前記遮光板を開放することを特徴とする前記〈1〉乃至〈9〉の何れかに記載の保護囲いである。
〈11〉 前記出射開口部が、前記被照射体に記録及び消去の少なくとも何れかが行われる領域よりも大きく、かつ対向する前記被照射体の一面より小さいことを特徴とする前記〈1〉乃至〈10〉の何れかに記載の保護囲いである。
〈12〉 前記被照射体を搬送する搬送装置と、
前記被照射体にレーザ光を照射するレーザ装置と、
前記レーザ装置及び前記搬送装置を制御する制御装置と、
前記〈1〉乃至〈11〉の何れかに記載の保護囲いと、を有することを特徴とするレーザ照射システムである。
以上、好ましい実施の形態等について詳説したが、上述した実施の形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記の実施の形態では、繰返し印字・消去可能なリライタブルなレーザ照射システムについて説明したが、本発明は、1度だけ印字を行うレーザ照射システム、機械的な加工を行うレーザ照射システムにも適用可能である。
又、本発明は、レーザ装置としてマーカと消去機の何れか一方のみを備えたレーザ照射システム、及び1台のレーザ装置で印字動作と消去動作を行うレーザ照射システムにも適用可能である。
1、2 レーザ照射システム
10 レーザ装置
11 消去機
12 マーカ
20、21、22、22A 保護囲い
31 コンベア
32 ストッパ
41 コンベア制御装置
42 ホストコンピュータ
111、121、122 ガルバノミラー
112、123、124 ガルバノドライバ
113 レーザダイオードアレイ
114 レーザドライバ
115 レンズ
116 端子台
117 操作盤
118 コントローラ
125 レーザ発光部
126 fθレンズ
127 コントローラ
211、221 本体
212 レーザシャッタ
213 ステップモータ
214 つまみ
215 シャッタホームセンサ
216、217 コンテナセンサ
229 レーザ反射吸収板
300 レーザ終端板
301 置き台
302 スライドテーブル
500 コンテナ
600 リライタブルラベル
1111、1211、1221 ガルバノメータ
1112、1212、1222 ミラー
1151、1155 シリンドリカルレンズ
1152、1154 球面レンズ
1153 マイクロレンズアレイ
1181 ガルバノ制御手段
1182 レーザ制御手段
1183 消去条件設定手段
1184 消去動作制御手段
特開2009−183959号公報

Claims (12)

  1. レーザ装置から出射されるレーザ光の光路を囲う保護囲いであって、
    前記保護囲いが、前記レーザ装置から出射された前記レーザ光が入射する入射開口部と、前記レーザ光を搬送される被照射体に向けて出射する出射開口部と、を有し、
    前記保護囲いから漏れるレーザ光の強度を低減する漏れ防止手段を備えていることを特徴とする保護囲い。
  2. 前記入射開口部が前記レーザ装置と接するか又は近接し、かつ
    前記出射開口部が記録及び消去の少なくとも何れかが行われる位置に停止している被照射体との間に隙間を形成するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の保護囲い。
  3. 前記漏れ防止手段として、前記入射開口部から前記出射開口部に至る部分の内面に、前記レーザ光を吸収する処理を施したことを特徴とする請求項1又は2に記載の保護囲い。
  4. 前記処理を施した部分の反射率が、前記レーザ装置のレーザ波長近辺において10%以下であることを特徴とする請求項3に記載の保護囲い。
  5. 前記処理が、カーボンを主体とするつや消しの黒色塗装であることを特徴とする請求項3又は4に記載の保護囲い。
  6. 前記漏れ防止手段として、前記出射開口部に、フランジ状にレーザ反射吸収板を設けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の保護囲い。
  7. 前記レーザ反射吸収板は、前記出射開口部から出射されて前記被照射体で反射された1次反射光を受ける位置に設けられていることを特徴とする請求項6記載の保護囲い。
  8. 前記被照射体と対向する前記レーザ反射吸収板の面に、カーボンを主体とするつや消しの黒色塗装を施したことを特徴とする請求項6又は7記載の保護囲い。
  9. 前記レーザ反射吸収板は、前記出射開口部の内側及び外側に広がるフランジ状であることを特徴とする請求項6乃至8の何れか一項に記載の保護囲い。
  10. 前記レーザ装置から出射された前記レーザ光を遮断する遮光板と、
    前記遮光板を駆動する駆動手段と、
    前記被照射体の位置を検出する検出手段と、を有し、
    前記検出手段が、前記出射開口部の前方に前記被照射体が存在することを検出した場合に、前記駆動手段が前記遮光板を開放することを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の保護囲い。
  11. 前記出射開口部が、前記被照射体に記録及び消去の少なくとも何れかが行われる領域よりも大きく、かつ対向する前記被照射体の一面より小さいことを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の保護囲い。
  12. 前記被照射体を搬送する搬送装置と、
    前記被照射体にレーザ光を照射するレーザ装置と、
    前記レーザ装置及び前記搬送装置を制御する制御装置と、
    請求項1乃至11の何れか一項に記載の保護囲いと、を有することを特徴とするレーザ照射システム。
JP2016046153A 2015-03-16 2016-03-09 保護囲い、レーザ照射システム Pending JP2016172285A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015051967 2015-03-16
JP2015051967 2015-03-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016172285A true JP2016172285A (ja) 2016-09-29

Family

ID=55661177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016046153A Pending JP2016172285A (ja) 2015-03-16 2016-03-09 保護囲い、レーザ照射システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9824784B2 (ja)
EP (1) EP3069817A1 (ja)
JP (1) JP2016172285A (ja)
CN (1) CN105983784A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2020343687B2 (en) * 2019-09-06 2023-05-18 Mobile Advanced Technologies, LLC Glass separating and cutting system for electronic mobile device repair
EP4298644A1 (en) * 2021-02-26 2024-01-03 Leo Cancer Care, Inc. Radiation protection

Family Cites Families (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3407272A (en) * 1966-09-07 1968-10-22 Instr Corp Of America Photographic sound system for eliminating film blemish noise
JPH04189524A (ja) 1990-11-26 1992-07-08 Sekisui Chem Co Ltd 射出成形品の重量不良品判定装置
JPH0645677A (ja) 1992-07-22 1994-02-18 Toshiba Corp レーザー装置
US5496307A (en) * 1993-09-10 1996-03-05 S.L.T. Japan Co., Ltd. Laser light irradiation apparatus for medical treatment
JPH08191973A (ja) 1995-01-13 1996-07-30 Tokai Ind Sewing Mach Co Ltd レーザー加工機能付きミシン
DE29509648U1 (de) * 1995-06-19 1995-09-14 Trumpf Gmbh & Co, 71254 Ditzingen Laserbearbeitungsmaschine mit gasgefülltem Strahlführungsraum
JP2001023190A (ja) * 1999-07-07 2001-01-26 Sony Corp 露光装置、露光方法、光ディスク装置、及び記録及び/又は再生方法
DE10005107C2 (de) * 2000-02-07 2002-06-20 Moeller Werke Gmbh Zylindrischer Laserschutzbalg
JP4189524B2 (ja) 2000-04-28 2008-12-03 新明和工業株式会社 レーザ加工機
JP2003245790A (ja) 2002-02-21 2003-09-02 Daihen Corp レーザ加工機
DE20304244U1 (de) * 2003-03-14 2003-06-05 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh Strahlführungsabdeckung, insbesondere Strahlführungsfaltenbelg, einer Laserbearbeitungsmaschine
US20060000814A1 (en) * 2004-06-30 2006-01-05 Bo Gu Laser-based method and system for processing targeted surface material and article produced thereby
US7433627B2 (en) * 2005-06-28 2008-10-07 Xerox Corporation Addressable irradiation of images
US7789503B2 (en) * 2005-08-17 2010-09-07 Fujifilm Corporation Image forming apparatus and image forming method
JP5255218B2 (ja) 2006-03-14 2013-08-07 株式会社リコー 画像処理方法
JP5223211B2 (ja) * 2006-03-15 2013-06-26 株式会社リコー 画像処理方法及び画像処理装置
DE202006012444U1 (de) * 2006-08-11 2006-11-30 Arno Arnold Gmbh Schutzbalg
US8628898B2 (en) 2006-12-26 2014-01-14 Ricoh Company, Ltd. Image processing method, and image processor
JP2008179131A (ja) 2006-12-26 2008-08-07 Ricoh Co Ltd 画像処理方法及び画像処理装置
US8356894B2 (en) * 2007-10-16 2013-01-22 Seiko Epson Corporation Recording apparatus and liquid ejecting apparatus
JP2009183959A (ja) 2008-02-04 2009-08-20 Tohoku Ricoh Co Ltd レーザ加工装置
US8101334B2 (en) 2008-02-13 2012-01-24 Ricoh Company, Ltd. Image processing method and image processing apparatus
US10195687B2 (en) 2008-08-20 2019-02-05 Foro Energy, Inc. High power laser tunneling mining and construction equipment and methods of use
JP5316354B2 (ja) 2008-12-03 2013-10-16 株式会社リコー 制御装置、レーザ照射装置、記録方法、プログラム、記憶媒体
JP5707830B2 (ja) 2009-10-19 2015-04-30 株式会社リコー 画像処理方法及び画像処理装置
JP5736712B2 (ja) 2009-10-19 2015-06-17 株式会社リコー 画像消去方法及び画像消去装置
JP5510214B2 (ja) 2009-10-19 2014-06-04 株式会社リコー 描画制御装置、レーザ照射装置、描画制御方法、描画制御プログラム、及びこれを記録した記録媒体
US8598074B2 (en) 2010-02-23 2013-12-03 Ricoh Company, Ltd. Thermosensitive recording medium, image recording method and image processing method
JP2012035622A (ja) 2010-07-13 2012-02-23 Ricoh Co Ltd 画像処理方法及び画像処理装置
JP5494377B2 (ja) 2010-09-10 2014-05-14 株式会社リコー レーザー消去装置及びレーザー消去方法
JP2012148312A (ja) 2011-01-19 2012-08-09 Keyence Corp レーザー加工装置
JP2012166478A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP6051535B2 (ja) 2011-02-28 2016-12-27 株式会社リコー 画像処理方法及び画像処理装置
JP5910985B2 (ja) 2011-11-30 2016-04-27 株式会社リコー レーザ光照射システム
JP6025012B2 (ja) 2011-12-05 2016-11-16 株式会社リコー レーザ書き換え装置
JP5892366B2 (ja) 2011-12-05 2016-03-23 株式会社リコー 画像消去装置及び画像消去方法
DE102012202330B4 (de) 2012-02-16 2017-08-17 Trumpf Laser Gmbh Laserbearbeitungsvorrichtung mit einem relativ zu einer Spannpratze beweglichen Laserbearbeitungskopf
JP6186869B2 (ja) 2012-05-23 2017-08-30 株式会社リコー 画像処理方法及び画像処理装置
JP6326759B2 (ja) 2012-11-30 2018-05-23 株式会社リコー 画像記録システム、画像書き換えシステム及び画像記録方法
JP6326760B2 (ja) 2012-12-10 2018-05-23 株式会社リコー 画像記録システム及び画像記録方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20160276047A1 (en) 2016-09-22
EP3069817A1 (en) 2016-09-21
CN105983784A (zh) 2016-10-05
US9824784B2 (en) 2017-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6025012B2 (ja) レーザ書き換え装置
US10059122B2 (en) Conveyor line system and shipping container
US9757956B2 (en) Image processing method and image processing apparatus
KR101585360B1 (ko) 화상 소거 장치 및 화상 소거 방법
US10792932B2 (en) Image recording apparatus and image recording method
JP2016172285A (ja) 保護囲い、レーザ照射システム
JP6750258B2 (ja) 保護囲い、レーザ照射システム
JP2009023209A (ja) 情報記録装置及びその方法
US6677971B2 (en) Recording apparatus and method thereof
CN108684201B (zh) 图像记录装置和图像记录方法
EP3069888B1 (en) Image erasing method, image erasing apparatus, and conveyor line system using image erasing apparatus
US20160271990A1 (en) Image processing method, image processing apparatus, and conveyor line system using image processing apparatus
US10960682B2 (en) Image recording apparatus and image recording method
CN108602358B (zh) 记录方法和记录装置
EP3117365B1 (en) Optical information code reading method
JP2007022021A (ja) 感熱印刷媒体処理装置
US8646888B2 (en) Cartridge and printing apparatus
JPH04323639A (ja) 画像形成システム
JP2006188020A (ja) 光源装置及び光定着装置