JP2016166403A - 銀ナノワイヤを製造するための水熱方法 - Google Patents

銀ナノワイヤを製造するための水熱方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することを含む、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法を提供する。
【解決手段】容器内に水、還元糖、銅(II)イオン源、及びハロゲン化イオン源を添加し、110〜160℃に加熱し、更に該容器内にポリビニルピロリドン、銀イオン源のそれぞれの一部を添加し、遅延期間後に、前記ポリビニルピロリドン及び銀イオン源の残りを添加し、成長混合物を形成させ、該成長混合物を110〜160℃で2〜30時間加熱保持し、高アスペクト比銀ナノワイヤを生成、回収する高アスペクト比銀ナノワイヤを製造する方法。該容器内の総グリコール濃度を0.001重量%未満とすることで該銀ナノワイヤを製造する方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、概して、銀ナノワイヤの製造の分野に関する。具体的には、本発明は、様々な用途で用いるための高アスペクト比を呈する銀ナノワイヤを製造するための方法を対象とする。
高透明度と共に高導電度を呈する膜は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び太陽電池を含む、広範囲の電子用途における電極またはコーティングとしての使用に非常に価値がある。これらの用途のための現在の技術は、物理蒸着法によって沈着されるスズドープ酸化インジウム(ITO)含有膜の使用を伴う。物理蒸着プロセスの資本コスト高は、代替の透明な導電性材料及びコーティング手段を見出したいという願望につながっている。浸透網として分散された銀ナノワイヤの使用は、ITO含有膜の有望な代替物として浮上している。銀ナノワイヤの使用は、ロールツーロール技法を用いて加工可能であるという利点を提供する可能性がある。したがって、銀ナノワイヤは、従来のITO含有膜よりも高い透明度及び導電度を提供する可能性を有する低コスト製造の利点を提供する。
銀ナノ構造を製造するための「ポリオールプロセス」が開示されている。このポリオールプロセスは、銀ナノワイヤの生成時にエチレングリコール(または代替のグリコール)を溶媒及び還元剤の両方として使用する。しかしながら、グリコールの使用は、いくつかの固有の不利点を有する。特に、グリコールを還元剤及び溶媒の両方として用いることは、主要な還元剤種(グリコールアルデヒド)がインサイツで生成され、かつその存在及び濃度が酸素への曝露の程度に依存するため、反応に対する制御低下をもたらす。また、グリコールの使用は、銀ナノワイヤを生成するために使用される反応器のヘッドスペースにおける可燃性グリコール/空気混合物の形成の可能性ももたらす。最後に、大量のグリコールの使用は、廃棄への懸念を生じさせ、そのような作業を商業化するコストを増大させる。
銀ナノワイヤを製造するためのポリオールプロセスの一代替手段は、Miyagishimaらによって米国特許出願公開第20100078197号に開示されている。Miyagishimaらは、金属錯体溶液を、少なくともハロゲン化物及び還元剤を含有する水溶媒に添加することと、結果として生じる混合物を150℃以下で加熱することと、を含む、金属ナノワイヤを生成するための方法を開示し、この金属ナノワイヤは、全金属粒子に対する金属量において50質量%以上の量で、50nm以下の直径及び5μm以上の主軸長さを有する金属ナノワイヤを含む。
銀ナノワイヤを製造するためのポリオールプロセスの別の代替手段は、Lunnらによって米国特許出願公開第20130283974号に開示されている。Lunnらは、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスを開示し、回収された銀ナノワイヤは、25〜80nmの平均直径及び10〜100μmの平均長さを呈し、総グリコール濃度は、このプロセス中、常に0.001重量%未満である。
それにもかかわらず、望ましい高アスペクト比銀ナノワイヤを生成する一方で、Lunnらによって説明される製造方法は、その方法で生成されるフィルムの電気特性の不均一性をもたらし得る広い直径分布を有する銀ナノワイヤ群の形成ももたらす。
したがって、銀ナノワイヤを製造する代替方法が依然として必要とされている。具体的には、グリコールの使用を含まない銀ナノワイヤを製造する方法が必要とされており、生成された銀ナノワイヤは、狭い銀ナノワイヤ直径分布と組み合わされて高アスペクト比(好ましくは500超)を呈する。
本発明は、容器を提供することと、水を提供することと、還元糖を提供することと、ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと(提供されたポリビニルピロリドン(PVP)がポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部とポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部に分割可能である)、銅(II)イオン源を提供することと、ハロゲン化物イオン源を提供することと、銀イオン源を提供することと(提供された銀イオン源が銀イオン源の第1の部分と銀イオン源の第2の部分に分割可能である)、水、還元糖、銅(II)イオン源、及びハロゲン化物イオン源を容器に添加して組み合わせ物を形成することと、組み合わせ物を110〜160℃に加熱することと、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部を銀イオン源の第1の部分と混合して、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を形成することと、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を容器内の組み合わせ物に添加して作成混合物を形成することと、その後、遅延期間後に、ポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部及び銀イオン源の第2の部分を容器に添加して成長混合物を形成することと、成長混合物を110〜160℃で2〜30時間の保持期間維持して生成物混合物を提供することと、生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含む、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法を提供し、容器内の総グリコール濃度は、0.001重量%未満である。
本発明は、容器を提供することと、水を提供することと、還元糖を提供することと、ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと、銅(II)イオン源を提供することと、ハロゲン化物イオン源を提供することと、銀イオン源を提供することと、水を5つの別個の量に分割することと、第1の水量を還元糖と組み合わせて還元糖下位組み合わせ物を形成することと、第2の水量を提供されたポリビニルピロリドン(PVP)と組み合わせて、ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物を形成することと(ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物が、ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の第1の部とポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の第2の部に分割可能である)、第3の水量を銅(II)イオン源と組み合わせて銅(II)イオン下位組み合わせ物を形成することと、第4の水量をハロゲン化物イオン源と組み合わせてハロゲン化物イオン下位組み合わせ物を形成することと、第5の水量を提供された銀イオン源と組み合わせて、銀イオン下位組み合わせ物を形成することと(銀イオン下位組み合わせ物が銀イオン下位組み合わせ物の第1の部分と銀イオン下位組み合わせ物の第2の部分に分割可能である)、還元糖下位組み合わせ物、銅(II)イオン下位組み合わせ物、及びハロゲン化物イオン下位組み合わせ物を容器に添加して組み合わせ物を形成することと、組み合わせ物を110〜160℃に加熱することと、ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の第1の部を銀イオン下位組み合わせ物の第1の部分と混合して、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物を形成することと、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物を容器内の組み合わせ物に添加して作成混合物を形成することと、その後、遅延期間後に、ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の第2の部及び銀イオン下位組み合わせ物の第2の部分を容器に添加して成長混合物を形成することと、成長混合物を110〜160℃で2〜30時間の保持期間維持して生成物混合物を提供することと、生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含む、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法を提供し、容器内の総グリコール濃度は、0.001重量%未満である。
驚くべきことに、20〜60nmの平均直径及び20〜100μmの平均長さを有する銀ナノワイヤを提供すると同時に、グリコールの使用に関連した固有の不利点を回避し、かつ高度の直径均一性を有する銀ナノワイヤを提供する高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法が見出されている。本発明の方法によって提供される銀ナノワイヤ群等の狭い直径分布を呈する銀ナノワイヤ群は、膜全体により均一な導電性特性及び透明度を有する膜の調製において利点を提供する。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用されるとき、「総グリコール濃度」という用語は、容器内に存在するすべてのグリコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(プロピレングリコール))の濃度を合わせた合計を意味する。
回収された複数の銀ナノワイヤに関して本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用されるとき、「高アスペクト比」という用語は、回収された複数の銀ナノワイヤの平均アスペクト比が500を超えることを意味する。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用される「銀ナノ粒子の割合」または「NP」という用語は、以下の等式に従って決定された銀ナノワイヤ試料の銀ナノワイヤの割合を意味し、
NP=NP/T
式中、Tは、所与の沈着した銀ナノワイヤ試料によって閉塞される基材の全表面積であり、NPは、沈着した銀ナノワイヤ試料中に含まれる3未満のアスペクト比を有する銀ナノ粒子に起因する全閉塞表面積の部分である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法は、容器を提供することと、水を提供することと、還元糖を提供することと、ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと(提供されたポリビニルピロリドン(PVP)がポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部とポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部に分割可能である)、銅(II)イオン源を提供することと、ハロゲン化物イオン源を提供することと、銀イオン源を提供することと(提供された銀イオン源が銀イオン源の第1の部分と銀イオン源の第2の部分に分割可能である)、水、還元糖、銅(II)イオン源、及びハロゲン化物イオン源を容器に添加して組み合わせ物を形成することと、組み合わせ物を110〜160℃に加熱することと(好ましくは、120〜155℃、より好ましくは、130〜155℃、最も好ましくは、150℃)、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部を銀イオン源の第1の部分と混合して、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を形成することと(好ましくは、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部と銀イオン源の第1の部分とが、0.5秒間〜4時間(好ましくは、0.5秒間〜1時間、より好ましくは、1分間〜1時間、最も好ましくは、5分間〜1時間)の予備混合期間混合されて、容器内の組み合わせ物に添加される前に混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を形成する)、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を容器内の組み合わせ物に添加(好ましくは、撹拌しながら、好ましくは、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源が、容器内の組み合わせ物の表面下の組み合わせ物に添加される)して作成混合物を(好ましくは、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源の添加中に、組み合わせ物を110〜160℃(好ましくは、120〜155℃、より好ましくは、130〜155℃、最も好ましくは、150℃)に維持しながら)形成することと、その後、遅延期間後(好ましくは、遅延期間は、1〜60分間(より好ましくは、1〜20分間、最も好ましくは、5〜15分間)に(好ましくは、作成混合物は、遅延期間中、100〜150℃(好ましくは、110〜140℃、より好ましくは、120〜135℃、最も好ましくは、125〜135℃)に冷却される)、ポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部及び銀イオン源の第2の部分を容器に添加して成長混合物を形成することと、成長混合物を100〜150℃(好ましくは、110〜140℃、より好ましくは、120〜140℃、最も好ましくは、125〜135℃)で2〜30時間(好ましくは、4〜20時間、より好ましくは、6〜18時間、最も好ましくは7〜10時間)の保持期間維持して生成物混合物を提供することと、生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含み、容器内の総グリコール濃度は、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法中、常に0.001重量%未満である(好ましくは、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)及び提供された銀イオン源は、4:1〜10:1のポリビニルピロリドン(PVP)と銀イオンとの重量比で容器に添加され、提供されたハロゲン化物イオン源及び提供された銅(II)イオン源は、1:1〜5:1のハロゲン化物イオンと銅(II)イオンとの重量比で容器に添加され、複数の高アスペクト比銀ナノワイヤは、20〜80nmの平均直径及び10〜100μmの平均長さを呈する(好ましくは、回収された複数の銀ナノワイヤは、500を超える平均アスペクト比を呈する))。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)は、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部とポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部に分割され、提供された銀イオン源は、銀イオン源の第1の部分と銀イオン源の第2の部分に分割され、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部は、銀イオン源の第1の部分と混合されて、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を形成し、残りのポリビニルピロリドン(PVP)は、ポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部であり、残りの銀イオン源は、銀イオン源の第2の部分である。好ましくは、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部は、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)の10〜40重量%(好ましくは、10〜30重量%、より好ましくは、15〜25重量%、最も好ましくは、20重量%)であり、銀イオン源の第1の部分は、提供された銀イオン源の10〜40重量%(好ましくは、10〜30重量%、より好ましくは、15〜25重量%、最も好ましくは、20重量%)である。好ましくは、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源は、10秒間〜10分間(より好ましくは、30秒間〜5分間、最も好ましくは、30〜90秒間)の充填時間にわたって容器内の組み合わせ物に添加される。好ましくは、ポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部及び銀イオン源の第2の部分は、1〜60分間(より好ましくは、1〜30分間、最も好ましくは、1〜15分間)の供給時間にわたって添加される。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)は、第1の部と第2の部に分割され、提供された銀イオン源は、第1の部分と第2の部分に分割され、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部及び銀イオン源の第1の部分は、混合されて、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を形成する。好ましくは、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部及び銀イオン源の第1の部分は、0.5秒間〜4時間(好ましくは、0.5秒間〜1時間、より好ましくは、1分間〜1時間、最も好ましくは、5分間〜1時間)の予備混合期間混合されて、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を形成する。ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部及び銀イオン源の第1の部分は、当業者に既知の任意の方法を用いて予備混合期間混合される。好ましくは、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部及び銀イオン源の第1の部分は、密閉された容器内で(好ましくは、窒素等の不活性雰囲気下で)ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部及び銀イオン源の第1の部分を混合することと、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部及び銀イオン源の第1の部分を、共同導管を通して容器内の組み合わせ物に同時に移すことと、のうちの少なくとも1つによって混合される。ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部及び銀イオン源の第1の部分のための共同導管における滞留時間が、予備混合期間に等しい場合、予備混合期間は、好ましくは、2〜30秒間、より好ましくは、2〜15秒間、最も好ましくは、2〜10秒間)である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において、ポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部及び銀イオン源の第2の部分は、連続して、別個の供給物として同時に、混合供給物として同時に、またはこれらのいくつかの組み合わせで(例えば、一部を連続して、別個の供給物として一部を同時に、かつ混合供給物として一部を同時に)、容器内容物に添加され得る。好ましくは、ポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部及び銀イオン源の第2の部分のうちの少なくとも1つは、容器内の組み合わせ物の表面下の地点で容器に添加される。より好ましくは、少なくとも銀イオン源の第2の部分は、容器内の組み合わせ物の表面下の地点で容器に添加される。好ましくは、ポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部及び銀イオン源の第2の部分は、別個の供給物として同時に、混合供給物として同時に、またはこれらの組み合わせで(例えば、別個の供給物として一部を同時に、かつ混合供給物として一部を同時に)、容器に添加される。最も好ましくは、ポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部及び銀イオン源の第2の部分は、混合供給物として容器に添加される。好ましくは、混合供給物は、容器内の組み合わせ物の表面下の地点で組み合わせ物に添加される。混合供給物は、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源の形成について説明される様式と同一の様式で形成され得、使用されたポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部及び銀イオン源の第2の部分は、0.5秒間〜4時間(好ましくは、0.5秒間〜2時間、より好ましくは、5分間〜1.5時間、最も好ましくは、5分間〜1時間)の混合期間混合されて、混合供給物を形成する。好ましくは、混合期間は、予備混合期間よりも長いかまたは等しい。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された水は、脱イオン化及び蒸留のうちの少なくとも1つが行われ、偶発的不純物を制限する。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された水は、脱イオン化及び蒸留される。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された水は、ASTM D1193−99e1(試薬水標準規格)に従う1型水要件を満たすか、またはそれを超える超純水である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された還元糖は、アルドース(例えば、グルコース、グリセルアルデヒド、ガラクトース、マンノース)、遊離ヘミアセタール単位を有する二糖類(例えば、ラクトース及びマルトース)、ならびにケトンを有する糖(例えば、フルクトース)のうちの少なくとも1つからなる群から選択される。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された還元糖は、アルドース、ラクトース、マルトース、及びフルクトースのうちの少なくとも1つからなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された還元糖は、グルコース、グリセルアルデヒド、ガラクトース、マンノース、ラクトース、フルクトース、及びマルトースのうちの少なくとも1つからなる群から選択される。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された還元糖は、D−グルコースである。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたポリビニルピロリドン(PVP)は、20,000〜300,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有する。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたポリビニルピロリドン(PVP)は、30,000〜200,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有する。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたポリビニルピロリドン(PVP)は、40,000〜60,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有する。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された銅(II)イオン源は、CuCl及びCu(NOのうちの少なくとも1つからなる群から選択される。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された銅(II)イオン源は、CuCl及びCu(NOからなる群から選択される。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された銅(II)イオン源は、CuClであり、このCuClは、塩化銅(II)二水和物である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたハロゲン化物イオン源は、塩化物イオン源、フッ化物イオン源、臭化物イオン源、及びヨウ化物イオン源のうちの少なくとも1つからなる群から選択される。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたハロゲン化物イオン源は、塩化物イオン源及びフッ化物イオン源のうちの少なくとも1つからなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたハロゲン化物イオン源は、塩化物イオン源である。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたハロゲン化物イオン源は、塩化物イオン源であり、この塩化物イオン源は、アルカリ金属塩化物である。好ましくは、アルカリ金属塩化物は、塩化ナトリウム、塩化カリウム、及び塩化リチウムのうちの少なくとも1つからなる群から選択される。より好ましくは、アルカリ金属塩化物は、塩化ナトリウム及び塩化カリウムのうちの少なくとも1つからなる群から選択される。最も好ましくは、アルカリ金属塩化物は、塩化ナトリウムである。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された銀イオン源は、銀錯体である。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された銀イオン源は、銀錯体であり、この銀錯体は、硝酸銀(AgNO)及び酢酸銀(AgC)のうちの少なくとも1つからなる群から選択される。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された銀イオン源は、硝酸銀(AgNO)である。好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された銀イオン源は、0.005〜1モル(M)(より好ましくは0.01〜0.1M、最も好ましくは0.015〜0.05M)の銀濃度を有する。
好ましくは、水、還元糖、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤(いくらか存在する場合)が個別に任意の順序で(すなわち、1つずつ)、同時に(すなわち、すべて同時に)、または半同時に(すなわち、一部を1つずつ個別に、一部を同時に一斉に、または下位組み合わせ物として)、容器に添加される。より好ましくは、水、還元糖、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤のうちの少なくとも2つが一緒に混合された後に、容器に添加されて、下位組み合わせ物を形成する。
好ましくは、水は、その後、還元糖、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、pH調整剤、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)、及び提供された銀イオン源のうちの1つ以上と一緒に混合される複数の量(好ましくは、少なくとも2つの水量、より好ましくは、少なくとも3つの水量、最も好ましくは、少なくとも5つの水量)に分割されて、容器への添加前に、水を含む種々の下位組み合わせ物を形成する。例えば、水は、好ましくは、少なくとも5つの量に分割され、第1の水量は、還元糖と組み合わされて還元糖含有下位組み合わせ物を形成し、第2の水量は、銅(II)イオン源と組み合わされて銅(II)イオン含有下位組み合わせ物を形成し、第3の水量は、ハロゲン化物イオン源と組み合わされてハロゲン化物イオン含有下位組み合わせ物を形成し、第4の水量は、提供された銀イオン源と組み合わされて銀イオン含有下位組み合わせ物を形成し(好ましくは、銀イオン含有下位組み合わせ物は、第1の部分と第2の部分に分割される)、第5の水量は、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)と組み合わされてポリビニルピロリドン(PVP)含有下位組み合わせ物を形成する(好ましくは、ポリビニルピロリドン(PVP)含有下位組み合わせ物は、第1の部と第2の部に分割される)。これらの下位組み合わせ物は、その後、同様の様式で、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法の前述の単一の構成要素に加工される。
本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法は、好ましくは、還元剤を提供することと、その還元剤を作成混合物に添加することと、をさらに含む。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された還元剤は、アスコルビン酸、水素化ホウ素ナトリウム(NaBH)、ヒドラジン、ヒドラジンの塩、ヒドロキノン、C1−5アルキルアルデヒド、及びベンズアルデヒドからなる群から選択される。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された還元剤は、アスコルビン酸、水素化ホウ素ナトリウム(NaBH)、ヒドラジン、ヒドラジンの塩、ヒドロキノン、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、及びベンズアルデヒドからなる群から選択される。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された還元剤は、アスコルビン酸及び水素化ホウ素ナトリウムからなる群から選択される。
本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法は、好ましくは、pH調整剤を提供することと、そのpH調整剤を容器に添加することと、をさらに含む。pH調整剤は、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源が容器に添加される前に、容器に添加され得る。好ましくは、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を添加する前に、pH調整剤が組み合わせ物に添加される場合、組み合わせ物は、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を容器に添加する前に2.0〜4.0(好ましくは、2.0〜3.5、より好ましくは、2.4〜3.3、最も好ましくは、2.4〜2.6)のpHを有する。pH調整剤は、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源と同時に一緒に容器に添加され得る。好ましくは、pH調整剤が混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源と同時に添加される場合、pH調整剤は、銀イオン源の第1の部分と混合される前に、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部に添加されて混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を形成し、ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部は、2.0〜4.0(好ましくは、2.0〜3.5、より好ましくは、2.3〜3.3、最も好ましくは、3.1〜3.3)のpHを有する。好ましくは、pH調整剤が混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源と同時に添加される場合、pH調整剤は、ポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部にも添加され、ポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部は、2.0〜4.0(好ましくは、2.0〜3.5、より好ましくは、2.3〜3.3;最も好ましくは、3.1〜3.3)のpHを有する。好ましくは、pH調整剤は、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)を第1の部と第2の部に分割する前に、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)に添加され、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)は、2.0〜4.0(好ましくは、2.0〜3.5、より好ましくは、2.3〜3.3、最も好ましくは、3.1〜3.3)のpHを有する。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたpH調整剤は、酸である。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたpH調整剤は、酸であり、この酸は、無機酸(例えば、硝酸、硫酸、塩酸、フルオロ硫酸、リン酸、フルオロアンチモン酸)、及び有機酸(例えば、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、酢酸、フルオロ酢酸、クロロ酢酸、クエン酸、グルコン酸、乳酸)のうちの少なくとも1つからなる群から選択される。好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたpH調整剤は、2.0未満のpHを有する。さらにより好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたpH調整剤は、硝酸を含む。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供されたpH調整剤は、硝酸水溶液である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法は、容器内の組み合わせ物と接触している容器蒸気空間をパージして、容器蒸気空間内に還元酸素ガス濃度を提供することをさらに含む。好ましくは、容器内の組み合わせ物と接触している容器蒸気空間をパージして容器蒸気空間内に還元酸素ガス濃度を提供するステップは、(i)容器蒸気空間を容器の外側の周囲雰囲気から単離させることと、(ii)その後、容器蒸気空間を不活性ガス(好ましくは、不活性ガスは、アルゴン、ヘリウム、メタン、及び窒素(より好ましくは、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、さらにより好ましくは、アルゴン及び窒素、最も好ましくは、窒素)からなる群から選択される)で加圧することと、(iii)その後、容器蒸気空間をパージして容器蒸気空間内に還元酸素ガス濃度を提供することと、を含む。好ましくは、容器蒸気空間は、周囲雰囲気の気圧を超える容器圧にパージして下げられて容器蒸気空間内に還元酸素ガス濃度を提供する。好ましくは、還元酸素ガス濃度は、2,000ppm以下(より好ましくは、400ppm以下、最も好ましくは、20ppm以下)である。より好ましくは、容器内の組み合わせ物と接触している容器蒸気空間をパージして容器蒸気空間内に還元酸素ガス濃度を提供するステップは、(i)容器蒸気空間を容器の外側の周囲雰囲気から単離させることと、(ii)その後、容器蒸気空間を不活性ガス(好ましくは、不活性ガスは、アルゴン、ヘリウム、メタン、及び窒素(より好ましくは、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、さらにより好ましくは、アルゴン及び窒素、最も好ましくは、窒素)からなる群から選択される)で加圧することと、(iii)その後、容器蒸気空間をパージして容器蒸気空間内に還元酸素ガス濃度を提供することと(好ましくは、容器蒸気空間が、容器の外側の周囲雰囲気の気圧よりも大きい容器圧にパージして下げられる)、(iv)(ii)及び(iii)のステップを少なくとも3回繰り返して容器蒸気空間内に還元酸素ガス濃度を提供することと(好ましくは、還元酸素ガス濃度は、2,000ppm以下(より好ましくは、400ppm以下、最も好ましくは、20ppm以下)である)、を含む。好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法は、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源の添加中、成長混合物の形成中、かつ保持期間中、容器蒸気空間内の還元酸素ガス濃度を維持することをさらに含む。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法は、提供された銀イオン源を不活性ガスと共に散布して、銀イオン源から同伴酸素ガスを抽出し、銀イオン源と接触している銀イオン蒸気空間内に低酸素ガス濃度を提供することをさらに含む。好ましくは、提供された銀イオン源を不活性ガスと共に散布することは、提供された銀イオン源を不活性ガス(好ましくは、不活性ガスは、アルゴン、ヘリウム、メタン、及び窒素(より好ましくは、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、さらにより好ましくは、アルゴン及び窒素、最も好ましくは、窒素)からなる群から選択される)と一緒に5分以上(より好ましくは、5分間〜2時間、最も好ましくは、5分間〜1.5時間)の散布時間、容器への添加前に散布して、提供された銀イオン源から同伴酸素ガスを抽出し、銀イオン蒸気空間内に低酸素ガス濃度を提供することを含む(好ましくは、それからなる)。好ましくは、銀イオン蒸気空間内の低酸素ガス濃度は、10,000ppm以下(好ましくは、1,000ppm以下、より好ましくは、400ppm以下、最も好ましくは、20ppm以下)である。好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法は、銀イオン蒸気空間内の低酸素ガス濃度を、提供された銀イオン源が容器に添加されるまで維持することをさらに含む。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法は、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)と接触しているPVP蒸気空間をパージして、PVP蒸気空間内に希釈酸素ガス濃度を提供することをさらに含む。好ましくは、PVP蒸気空間をパージしてPVP蒸気空間内に希釈酸素ガス濃度を提供するステップは、(i)提供されたポリビニルピロリドン(PVP)を単離させることと、(ii)その後、PVP蒸気空間を不活性ガス(好ましくは、不活性ガスは、アルゴン、ヘリウム、メタン、及び窒素(より好ましくは、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、さらにより好ましくは、アルゴン及び窒素、最も好ましくは、窒素)からなる群から選択される)で加圧することと、(iii)その後、PVP蒸気空間をパージしてPVP蒸気空間内に希釈酸素ガス濃度を提供することと、を含む。好ましくは、PVP蒸気空間は、周囲雰囲気の気圧を超える圧力にパージして下げられてPVP蒸気空間内に希釈酸素ガス濃度を提供する。より好ましくは、PVP蒸気空間をパージしてPVP蒸気空間内に希釈酸素ガス濃度を提供するステップは、(i)提供されたポリビニルピロリドン(PVP)を単離させることと、(ii)その後、PVP蒸気空間を不活性ガス(好ましくは、不活性ガスは、アルゴン、ヘリウム、メタン、及び窒素(より好ましくは、アルゴン、ヘリウム、及び窒素、さらにより好ましくは、アルゴン及び窒素、最も好ましくは、窒素)からなる群から選択される)で加圧することと、(iii)その後、PVP蒸気空間をパージしてPVP蒸気空間内に希釈酸素ガス濃度を提供することと(好ましくは、PVP蒸気空間は、気圧よりも大きい不活性ガス圧力にパージして下げられる)、(iv)(ii)及び(iii)のステップを少なくとも3回繰り返してPVP蒸気空間内に希釈酸素ガス濃度を提供することと、を含む。好ましくは、PVP蒸気空間内の希釈酸素ガス濃度は、10,000ppm以下(好ましくは、1,000ppm以下、より好ましくは、400ppm以下、最も好ましくは、20ppm以下)である。好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法は、PVP蒸気空間内の希釈酸素ガス濃度を、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)が容器に添加されるまで維持することをさらに含む。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法は、容器内の組み合わせ物と接触している容器蒸気空間をパージして容器蒸気空間内に還元酸素ガス濃度を提供することと、提供された銀イオン源を不活性ガスと共に散布して、提供された銀イオン源から同伴酸素ガスを抽出し、提供された銀イオン源と接触している銀イオン蒸気空間内に低酸素ガス濃度を提供することと、提供されたポリビニルピロリドン(PVP)と接触しているPVP蒸気空間をパージしてPVP蒸気空間内に希釈酸素ガス濃度を提供することと、銀イオン蒸気空間内の低酸素ガス濃度及びPVP蒸気空間内の希釈酸素ガス濃度を維持することと、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源の添加中、成長混合物の形成中、かつ保持期間中、容器蒸気空間内の還元酸素ガス濃度を維持することと、をさらに含む。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において、容器内の総グリコール濃度は、この方法中、常に0.001重量%未満である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において、ポリビニルピロリドン(PVP)及び銀イオン源は、4:1〜10:1(より好ましくは、5:1〜8:1、最も好ましくは、6:1〜7:1)のポリビニルピロリドン(PVP)と銀イオンとの重量比で容器に添加される。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において、ハロゲン化物イオン源及び銅(II)イオン源は、1:1〜5:1(より好ましくは、2:1〜4:1、最も好ましくは、2.5:1〜3.5:1)のハロゲン化物イオンと銅(II)イオンとの重量比で容器に添加される。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において、回収された複数の銀ナノワイヤは、40nm以下(好ましくは、20〜40nm、より好ましくは、20〜35、最も好ましくは、20〜30nm)の平均直径を呈する。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において、回収された複数の銀ナノワイヤは、40nm以下(好ましくは、20〜40nm、より好ましくは、20〜35、最も好ましくは、20〜30nm)の平均直径及び10〜100μmの平均長さを呈する。好ましくは、回収された複数の銀ナノワイヤは、500を超える平均アスペクト比を呈する。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において、回収された複数の銀ナノワイヤは、26nm以下(好ましくは、1〜26nm、より好ましくは、5〜20nm、最も好ましくは、10〜15nm)の直径標準偏差を呈する。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において、回収された複数の銀ナノワイヤは、26nm以下(好ましくは、1〜26nm、より好ましくは、5〜20nm、最も好ましくは、10〜15nm)の直径標準偏差を有する40nm以下(好ましくは、20〜40nm、より好ましくは、20〜35、最も好ましくは、20〜30nm)の平均直径を呈する。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において、回収された複数の銀ナノワイヤは、26nm以下(好ましくは、1〜26nm、より好ましくは、5〜20nm、最も好ましくは、10〜15nm)の直径標準偏差を有する40nm以下(好ましくは、20〜40nm、より好ましくは、20〜35、最も好ましくは、20〜30nm)の平均直径及び10〜100μmの平均長さを呈する。
本発明のいくつかの実施形態は、これから以下の実施例において詳細に説明される。
以下の実施例で使用される水を、水精製装置の下流に位置付けられた細孔径0.2μmの中空繊維フィルタを有するThermoScientific Barnstead NANOPure精製システムを用いて得た。
実施例S1:ハロゲン化物イオン下位組み合わせ物
特定の実施例において本明細書に使用されるハロゲン化物イオン下位組み合わせ物を、塩化ナトリウム(0.2104g、Sigma Aldrichから入手可能)を水中(900mL)に溶解することによって調製した。
実施例S2:銅(II)イオン下位組み合わせ物
特定の実施例において本明細書に使用される銅(II)イオン下位組み合わせ物を、塩化銅(II)ニ水和物(0.6137g、Sigma Aldrichから入手可能)を水中(900mL)に溶解することによって調製した。
実施例S3:還元糖/銅(II)イオン/ハロゲン化物イオン下位組み合わせ物
特定の実施例において本明細書に使用される還元糖/銅(II)イオン/ハロゲン化物イオン下位組み合わせ物を、13.5gのD−グルコースをフラスコ中の水(2159mL)に添加することによって調製した。その後、実施例S1に従って調製した21.3mLのハロゲン化物イオン下位組み合わせ物をフラスコに添加した。その後、実施例S2に従って調製した21.3mLの銅(II)イオン下位組み合わせ物をフラスコに添加した。
実施例S4:ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物
特定の実施例において本明細書に使用されるポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物を、ポリビニルピロリドン(52.2g、50,000g/モルの重量平均分子量Sokalan(登録商標)K30 P、BASFから入手可能)をフラスコ中の水(381mL)に添加して調製し、その後、移送装置を水(203mL)ですすいでフラスコに入れた。
実施例S5:銀イオン下位組み合わせ物
特定の実施例において本明細書に使用される銀イオン下位組み合わせ物を、AgNO(12.7g、ACS試薬等級99.0%以上、Sigma Aldrichから入手可能)をフラスコ中の水(152mL)に添加することによって、調製した。
実施例S6:混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物
特定の実施例において本明細書に使用される混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物を、実施例S4に従って調製されたポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物のpHを硝酸で3.1〜3.3に調整し、その後、pH調整したポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物を1Lの円錐底面容器中の実施例S5に従って調製した銀イオン下位組み合わせ物と組み合わせることによって調製し、その後、ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物含有フラスコ及び銀イオン下位組み合わせ物含有フラスコを水(102mL)で連続してすすいで円錐底面容器に入れた。その後、円錐底面容器内に含有された混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物を、反応器に移すまで窒素と共に連続して緩やかに散布した。
実施例S7:還元糖/ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物
特定の実施例において本明細書に使用される還元糖/ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物を、ポリビニルピロリドン(52.2g、50,000g/モルの重量平均分子量Sokalan(登録商標)K30 P、BASFから入手可能)をフラスコ中の水(1,958mL)に添加することによって調製した。その後、D−グルコース(13.5g、98%、Sigma−Aldrichから入手可能)を、フラスコに添加した。
実施例S8:銀イオン下位組み合わせ物
特定の実施例において本明細書に使用される銀イオン下位組み合わせ物を、AgNO(12.7g、ACS試薬等級99.0%以上、Sigma Aldrichから入手可能)をフラスコ中の水(612mL)に添加することによって、調製した。その後、フラスコ内容物をHPLC貯蔵所に移し、フラスコ及び移送装置を水(81mL)ですすいでHPLC貯蔵所に入れた。
銀ナノワイヤの調製
比較実施例C1〜C2及び実施例1〜27
比較実施例C1〜C2及び実施例1〜27の各々において、三枚羽プロペラ式撹拌機、外部抵抗加熱マントルを有する温度制御装置、及び温度制御を容易にするための内部冷却管を装備した8リットルのステンレス製圧力反応器を使用した。比較実施例C1〜C2及び実施例1〜27の各々において、実施例S3に従って調製した還元糖/銅(II)イオン/ハロゲン化物イオン下位組み合わせ物を反応器に添加した。その後、移送装置を水(152mL)ですすいで反応器に入れた。その後、反応器を閉鎖し、撹拌機を200rpmで係合した。その後、反応器内の蒸気空間を、60psigを超える圧力まで90psigを超える窒素で4回パージして、各パージにつきその圧力で3分間保持した。最後のパージ後、16.1psigで反応器に窒素ブランケットが残った。その後、温度制御装置の設定点を150℃に設定した。反応器の内容物が150℃の温度に達した時点で、実施例S5に従って調製された銀イオン下位組み合わせ物及び実施例S4に従って調製されたポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物を、比較実施例C1〜C2及び実施例1〜27の各々について以下に記載の様式で反応器に移した。
比較実施例C1〜C2
比較実施例C1〜C2の各々において、実施例S5に従って調製された銀イオン下位組み合わせ物の5分の1及び実施例S4に従って調製されたポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の5分の1を、60秒間の充填時間にわたって反応器に同時ではあるが別個に移して、作成混合物を形成した。銀イオン下位組み合わせ物を、反応器内の組み合わせ物の表面下の地点で反応器に添加した。ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物を、反応器内の組み合わせ物の表面上で反応器に添加した。20分間の遅延期間の後、銀イオン下位組み合わせ物の残りの5分の4及びポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の残りの5分の4を、同様の様式で、同時ではあるが別個に10分間の供給時間にわたって移して、成長混合物を形成した。遅延期間中、温度制御器の設定点を150℃から130℃に直線的に下降させ、この下降を遅延期間の10分後に始め、遅延期間と共に終了させた。その後、成長混合物を8時間の保持時間撹拌して、生成物混合物を形成した。その後、生成物混合物を室温に冷却した。撹拌機を係脱した。その後、反応器を通気して容器内のいかなる上昇圧力も逃がした。その後、反応器の内容物を収集した。
実施例1〜10
実施例1〜10の各々において、表1に記載の通り、予備混合期間後に実施例S6に従って調製された混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物の5分の1を、その調製後に、反応器内の組み合わせ物の表面下の地点で1分間の充填時間にわたって反応器に移して、作成混合物を形成した。20分間の遅延期間の後、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物の残りの5分の4を、作成混合物の表面下の地点で10分間の供給時間にわたって反応器に移して、成長混合物を形成した。遅延期間中、温度制御器の設定点を150℃から表1に記載の温度に直線的に下降させ、この下降を遅延期間の10分後に開始し、遅延期間と共に終了させた。その後、成長混合物を表1に記載の通りの保持時間撹拌して生成物混合物を形成した。その後、生成物混合物を室温に冷却した。撹拌機を係脱した。その後、反応器を通気して容器内のいかなる上昇圧力も逃がした。その後、反応器の内容物を収集した。
Figure 2016166403
実施例11〜25
実施例11〜25の各々において、硝酸を反応器内の組み合わせ物に添加して、組み合わせ物のpHを表2に記載のpHに調整した。その後、表2に記載の通り、予備混合期間後に実施例S6に従って調製された混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物の5分の1を、その調製後に、反応器内の組み合わせ物の表面下の地点で1分間の充填時間にわたって反応器に移して、作成混合物を形成した。20分間の遅延期間の後、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物の残りの5分の4を、作成混合物の表面下の地点で10分間の供給時間にわたって反応器に移して、成長混合物を形成した。遅延期間中、温度制御器の設定点を150℃から表2に記載の温度に直線的に下降させ、この下降を遅延期間の10分後に開始し、遅延期間と共に終了させた。その後、成長混合物を表2に記載の通りの保持時間撹拌して生成物混合物を形成した。その後、生成物混合物を室温に冷却した。撹拌機を係脱した。その後、反応器を通気して容器内のいかなる上昇圧力も逃がした。その後、反応器の内容物を収集した。
Figure 2016166403
実施例26
1分間の充填時間にわたって、実施例S5に従って調製された銀イオン下位組み合わせ物の5分の1及び硝酸で3.1〜3.3に調整されたpHの実施例S4に従って調製されたポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の5分の1を、2.7秒間の予備混合時間で混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を形成する混合ティーを通して同時に反応器に移した後に、反応器内の組み合わせ物の表面下の地点で反応器に入れて、作成混合物を形成した。20分間の遅延期間の後、6.8秒間の混合時間で混合ティーを通して混合した後に、銀イオン下位組み合わせ物の残りの5分の4及びポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の残りの5分の4を10分間の供給時間にわたって作成混合物の表面下の地点で反応器に入れて、成長混合物を形成した。遅延期間中、温度制御器の設定点を、150℃から130℃に直線的に下降させ、この下降を遅延期間の10分後に開始し、遅延期間と共に終了させた。その後、成長混合物を8時間の保持時間撹拌して生成物混合物を形成した。その後、生成物混合物を室温に冷却した。撹拌機を係脱した。その後、反応器を通気して容器内のいかなる上昇圧力も逃がした。その後、反応器の内容物を収集した。
実施例27
1分間の充填時間にわたって、60分間未満の予備混合期間で実施例S6に従って調製された混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物の5分の1を、反応器内の組み合わせ物の表面下の地点で反応器に移して、作成混合物を形成した。20分間の遅延期間の後、実施例S5に従って調製された銀イオン下位組み合わせ物の5分の4及び硝酸で3.1〜3.3に調整されたpHの実施例S4に従って調製されたポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の5分の4を、10分の供給時間にわたって同時ではあるが別個に反応器の作成混合物の表面下の地点に移して、成長混合物を形成した。遅延期間中、温度制御器の設定点を150℃から130℃に直線的に下降させ、この下降を遅延期間の10分後に開始し、遅延期間と共に終了させた。その後、成長混合物を8時間の保持時間撹拌して生成物混合物を形成した。その後、生成物混合物を室温に冷却した。撹拌機を係脱した。その後、反応器を通気して容器内のいかなる上昇圧力も逃がした。その後、反応器の内容物を収集した。
比較実施例C3
オーバーヘッドミキサー及び温度制御器を装備した8Lのステンレス製圧力反応器を使用した。実施例S1に従って調製したハロゲン化物イオン下位組み合わせ物を、フラスコ中の実施例S7に従って調製した還元糖/PVP下位組み合わせ物に添加した。その後、実施例S2に従って調製した銅(II)イオン下位組み合わせ物をフラスコに添加した。その後、ハロゲン化物イオン含有下位組み合わせ物及び銅(II)イオン含有下位組み合わせ物の調製に使用したビーカーを水(407mL)ですすいでフラスコに入れた。その後、フラスコの内容物のpHを硝酸(ACS試薬等級70%)で3.73の初期pHから3.14のpHに調整した。その後、フラスコの内容物を反応器に移した。その後、フラスコを水(191mL)ですすいで反応器に入れた。その後、撹拌機を200回転/分の撹拌速度で係合した。反応器の内容物から試料を取り、pHを3.19と測定した。すすぎの水(20mL)を、その試料の後に添加した。その後、反応器を閉鎖し、反応器内の蒸気空間を、60psigを超える圧力まで90psigを超える窒素で4回パージして、各パージにつきその圧力で3分間保持した。最後のパージ後、16.1psigで反応器に窒素ブランケットが残った。その後、温度制御器を150℃に設定した。反応器の内容物が150℃に達した後、実施例S8に従って調製した銀イオン含有下位組み合わせ物の20重量%を1分間にわたって反応器に添加した。その後、反応器の内容物を10分間撹拌すると同時に、温度制御器の設定点を150℃で維持した。その後の10分間にわたって、温度の設定点を130℃に直線的に下降させた。その後、実施例S8に従って調製した銀イオン含有下位組み合わせ物の残りの80重量%をその後10分間にわたって反応器の内容物に添加し、更なる水量(102mL)も添加した。その後、反応器の内容物を18時間撹拌すると同時に、温度制御器の設定点を130℃で維持した。その後、反応器の内容物をその後30分間にわたって室温まで冷却した。その後、反応器を通気して容器内のいかなる上昇圧力も逃がした。ミキサーを係脱した。その後、生成物を収集した。
回収された銀ナノワイヤの分析
その後、比較実施例C1〜C3及び実施例1〜27の生成物銀ナノワイヤを、FEI自動画像取得(AIA)プログラムを用いたFEI Nova NanoSEM電界放出銃走査電子顕微鏡(SEM)を用いて分析した。一滴の浄化分散液をUV/Visキュベットから採取し、シリカウエハコーティングSEMスタブ上にドロップ鋳造した後、真空下で乾燥させた。FEI Nova NanoSEM電界放出銃走査電子顕微鏡を用いて後方散乱電子画像を収集した。FEIの自動画像取得(AIA)プログラムを用いて、ステージを移動させ、焦点を合わせ、画像を収集した。各試料の18個の画像を6μmの水平フィールド幅で取得した。ImageJソフトウェアを用いた半自動画像分析は、アスペクト比3に基づいてオブジェクトをワイヤ対粒子に分類した。ワイヤ幅、ならびに画像内のワイヤの総面積を自動測定した。粒子を個別の大きさ及び画像内の粒子の総面積について表にした。ImageJソフトウェアを用いて、表3の銀ナノワイヤの直径も決定した。銀ナノワイヤの平均長さは、直径分析のために得たSEM画像に基づいて、20μmを超えると観察された。
ImageJソフトウェアを用いて比較実施例C1〜C3及び実施例1〜27の各々の生成物銀ナノワイヤのSEM画像を分析して、生成物試料中の3未満のアスペクト比を有する相対尺度の銀ナノ粒子を提供した。この測定に用いた統計値は、以下の式に従って決定されたナノ粒子の割合(NP)であり、
NP=NP/T
式中、Tは、所与の沈着した銀ナノワイヤ試料によって閉塞される基材の全表面積であり、NPは、3未満のアスペクト比を有する銀ナノ粒子に起因する全閉塞表面積の部分である。
Shimadzu UV2401分光光度計を用いて、比較実施例C1〜C3及び実施例1〜27の各々の生成物銀ナノワイヤのスペクトルUV/Vis分析を行った。320nm付近の最小及び375nm付近の最大が0〜1の範囲になるように、生UV/Vis吸光度スペクトルを正規化した。最大吸収度波長(λmax)及び500nmでの正規化吸収度(Abs500)を表3に報告する。
Figure 2016166403

Claims (10)

  1. 高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法であって、
    容器を提供することと、
    水を提供することと、
    還元糖を提供することと、
    ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することであって、前記提供されたポリビニルピロリドン(PVP)が、前記ポリビニルピロリドン(PVP)の第1の部と前記ポリビニルピロリドン(PVP)の第2の部に分割可能である、提供することと、
    銅(II)イオン源を提供することと、
    ハロゲン化物イオン源を提供することと、
    銀イオン源を提供することであって、前記提供された銀イオン源が、前記銀イオン源の第1の部分と前記銀イオン源の第2の部分に分割可能である、提供することと、
    前記水、前記還元糖、前記銅(II)イオン源、及び前記ハロゲン化物イオン源を前記容器に添加して、組み合わせ物を形成することと、
    前記組み合わせ物を110〜160℃に加熱することと、
    前記ポリビニルピロリドン(PVP)の前記第1の部を前記銀イオン源の前記第1の部分と混合して、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を形成することと、
    前記混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を前記容器内の前記組み合わせ物に添加して、作成混合物を形成し、その後、遅延期間後に、前記ポリビニルピロリドン(PVP)の前記第2の部及び前記銀イオン源の前記第2の部分を前記容器に添加して、成長混合物を形成することと、
    前記成長混合物を110〜160℃で2〜30時間の保持期間維持して、生成物混合物を提供することと、
    前記生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含み、
    前記容器内の総グリコール濃度が、0.001重量%未満である、前記方法。
  2. 前記混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源の添加中かつ前記遅延期間中、前記組み合わせ物を120〜155℃で維持することと、
    前記保持期間中、前記成長混合物を120〜140℃で維持することと、をさらに含む、請求項1に記載の前記方法。
  3. 前記ポリビニルピロリドン(PVP)の前記第2の部及び前記銀イオン源の前記第2の部分が、前記遅延期間後に前記容器に同時に添加される、請求項1に記載の前記方法。
  4. 前記ポリビニルピロリドン(PVP)の前記第2の部及び前記銀イオン源の前記第2の部分が、前記遅延期間後に前記容器に添加される前に、0.5秒間〜1時間の混合期間にわたって混合される、請求項1に記載の前記方法。
  5. 前記ポリビニルピロリドン(PVP)の前記第1の部及び前記銀イオン源の前記第1の部分が、前記容器に添加される前に、0.5秒間〜1時間の混合期間にわたって混合されて、前記混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を形成する、請求項1に記載の前記方法。
  6. 前記ポリビニルピロリドン(PVP)の前記第1の部が、前記提供されたポリビニルピロリドン(PVP)の10〜40重量%であり、前記銀イオン源の前記第1の部分が、前記提供された銀イオン源の10〜40重量%である、請求項1に記載の前記方法。
  7. pH調整剤を提供することと、
    前記混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を添加する前に、前記pH調整剤を前記組み合わせ物に添加することと、をさらに含み、前記組み合わせ物が、前記混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源を前記容器に添加する前に2.0〜4.0のpHを有する、請求項6に記載の前記方法。
  8. 還元剤を提供することと、
    前記還元剤を前記作成混合物に添加することと、をさらに含む、請求項6に記載の前記方法。
  9. 前記容器内の前記組み合わせ物と接触している容器蒸気空間をパージして、前記容器蒸気空間内に還元酸素ガス濃度を提供することと、
    前記提供された銀イオン源を不活性ガスと共に散布して、前記提供された銀イオン源から同伴酸素ガスを抽出し、前記提供された銀イオン源と接触している銀イオン蒸気空間内に低酸素ガス濃度を提供することと、
    前記提供されたポリビニルピロリドン(PVP)と接触しているPVP蒸気空間をパージして、前記PVP蒸気空間内に希釈酸素ガス濃度を提供することと、
    前記銀イオン蒸気空間内の前記低酸素ガス濃度及び前記PVP蒸気空間内の前記希釈酸素ガス濃度を維持することと、
    前記混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン源の添加中、前記成長混合物の形成中、かつ前記保持期間中、前記容器蒸気空間内の前記還元酸素ガス濃度を維持することと、をさらに含む、請求項1に記載の前記方法。
  10. 高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法であって、
    容器を提供することと、
    水を提供することと、
    還元糖を提供することと、
    ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと、
    銅(II)イオン源を提供することと、
    ハロゲン化物イオン源を提供することと、
    銀イオン源を提供することと、
    前記水を5つの別個の量に分割することと、
    第1の水量を前記還元糖と組み合わせて還元糖下位組み合わせ物を形成することと、
    第2の水量を前記提供されたポリビニルピロリドン(PVP)と組み合わせて、ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物を形成することであって、前記ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物が、前記ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の第1の部と前記ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の第2の部に分割可能である、形成することと、
    第3の水量を前記銅(II)イオン源と組み合わせて、銅(II)イオン下位組み合わせ物を形成することと、
    第4の水量を前記ハロゲン化物イオン源と組み合わせて、ハロゲン化物イオン下位組み合わせ物を形成することと、
    第5の水量を前記提供された銀イオン源と組み合わせて、銀イオン下位組み合わせ物を形成することであって、前記銀イオン下位組み合わせ物が、前記銀イオン下位組み合わせ物の第1の部分と前記銀イオン下位組み合わせ物の第2の部分に分割可能である、形成することと、
    前記還元糖下位組み合わせ物、前記銅(II)イオン下位組み合わせ物、及び前記ハロゲン化物イオン下位組み合わせ物を前記容器に添加して、組み合わせ物を形成することと、
    前記組み合わせ物を110〜160℃に加熱することと、
    前記ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の前記第1の部を前記銀イオン下位組み合わせ物の前記第1の部分と混合して、混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物を形成することと、
    前記混合されたポリビニルピロリドン/銀イオン下位組み合わせ物を前記容器内の前記組み合わせ物に添加して、作成混合物を形成することと、
    その後、遅延期間後に、前記ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物の前記第2の部及び前記銀イオン下位組み合わせ物の前記第2の部分を前記容器に添加して、成長混合物を形成することと、
    前記成長混合物を110〜160℃で2〜30時間の保持期間維持して、生成物混合物を提供することと、
    前記生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含み、
    前記容器内の総グリコール濃度が、0.001重量%未満である、前記方法。
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