JP2016165853A - 液滴吐出ヘッド、液体カートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッド、液体カートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】接着剤がアクチュエータ部へ流れ出すことを防止する。
【解決手段】ノズル孔16を有するノズル基板300と、ノズル孔16に通じる液室15及び液室隔壁14を有する流路形成層、液室15の壁面の一部を構成する振動板13、並びに振動板13の液室15とは反対面に配置された圧電素子12を有するアクチュエータ基板100と、圧電素子12に対向する部分に空隙が形成され、アクチュエータ基板100に接着剤49によって接合された支持基板200と、を備え、アクチュエータ基板100および支持基板200は、互いに接合または接触する接合部47,48を有し、アクチュエータ基板100の接合部は、振動板13からの高さの異なる二以上の接合部47a,48aからなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液滴吐出ヘッド、液体カートリッジおよび画像形成装置に関するものである。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、これらの複合機等の画像形成装置として、液滴吐出ヘッドを含む装置を用いて、記録媒体(以下、用紙ともいうが材質を限定するものではなく、印刷媒体、被記録媒体、記録用紙、転写材、記録紙なども同義で使用する)を搬送しながら、液体としてのインク(記録液)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写、印字も同義語で用いる)を行なう、いわゆるインクジェット方式の画像形成装置(インクジェット記録装置ともいう)が知られている。
近年、インクジェット記録装置は、印刷速度の高速化、高画質化、低価格化、小型化が進んで広く普及している。このようなインクジェット記録装置に用いられる液滴吐出ヘッドは、一般に、複数のノズル列を有し、ノズル列に連通した複数の個別液室(圧力室)を有し、該複数の個別液室には比較的容積の大きな共通の共通液室が連通されている構成が一般的である。個別液室に選択的にエネルギーを印加することにより個別液室を変形させ、液滴を吐出させて任意の画像をオンデマンドで形成することができる。エネルギーの印加媒体(駆動手段、アクチュエータともいう)としては、例えば、圧電素子やヒーターチップなどが知られている。
インクジェット記録装置に用いる液滴吐出ヘッドには、より高品位な画像を、より速い印刷速度で出力できること(印刷速度の高速化および高画質化)が求められており、画像の高画質化の要求に対しては、ノズルの数を増加して高密度化する傾向にある。
液滴吐出ヘッドに用いるアクチュエータを搭載するアクチュエータ基板において、液室高さは、例えば、100[um]程度であるが、アクチュエータ基板を液室高さまで薄くするとその後の工程でのハンドリング(処理装置内の搬送や、工程間搬送等)でアクチュエータ基板が割れやすく、安定した生産ができない。そこで、アクチュエータ基板を薄くする前に液流路等が形成された支持基板を接着剤で接合し、アクチュエータ基板の補強を行う。
ここで、アクチュエータ基板のアクチュエータ部(振動板および圧電素子)は、可動部であるため、アクチュエータ基板と支持基板が接合されるに際し、アクチュエータ部が支持基板と直接接しないように、アクチュエータ部の周囲には凸形状の接合部が備えられている。
しかし支持基板側に薄膜転写技術を用いて、厚さ1〜4[um]程度の接着剤を形成し、その後アクチュエータ基板と一般的な接合技術で接合する際、アクチュエータ基板の凸部と接合した接着剤が接合面からはみ出て、アクチュエータ部で固化することがある。アクチュエータ部で接着剤が固化すると、振動板の変位を抑制してしまい、本来の特性を得ることができず、各アクチュエータ間で特性のバラツキが生じる。
このような接着剤の流れ出しを制御する技術として、例えば、特許文献1では、接合部の支持基板側に凹部を持たせることで接着剤の流れ出しを防止している。
また、特許文献2では、アクチュエータ基板側に接着剤をせき止めるための堤防を設けて接着剤の流れ出しを防止している。
しかしながら、特許文献1のように、接合部の支持基板側に凹部を持たせる構造では、接合面積の低下に繋がり接合強度が低下する。また、支持を少なくとも2回パターニングする必要がありコストアップの要因となる。
また、特許文献2のように、アクチュエータ基板側に接着剤をせき止めるための堤防を設ける方法では、基板上に余分な構造体が必要になることから、単位面積当たりのノズル密度が低下するなど高速化および高画質化する上で障害になりうる。また、パターンを細くしすぎるとパターン倒れが発生し不良となる。
そこで本発明は、接着剤がアクチュエータ部へ流れ出すことを防止することができる液滴吐出ヘッドを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る液滴吐出ヘッドは、ノズル孔を有するノズル基板と、前記ノズル孔に通じる液室及び液室隔壁を有する流路形成層、前記液室の壁面の一部を構成する振動板、並びに前記振動板の前記液室とは反対面に配置された圧電素子を有するアクチュエータ基板と、前記圧電素子に対向する部分に空隙が形成され、前記アクチュエータ基板に接着剤によって接合される支持基板と、を備え、前記アクチュエータ基板および前記支持基板は、互いに接合または接触する接合部を有し、前記アクチュエータ基板の接合部は、前記振動板からの高さの異なる二以上の接合部からなるものである。
本発明によれば、接着剤がアクチュエータ部へ流れ出すことを防止することができる。
液滴吐出ヘッドの(a)圧電素子がない部分、(b)圧電素子がある部分における液室短手方向の断面図である。 液滴吐出ヘッドの液室長手方向の断面図である。 実施例1に係る液滴吐出ヘッドの(a)圧電素子がない部分、(b)圧電素子がある部分における液室短手方向の断面図である。 実施例2に係る液滴吐出ヘッドの(a)圧電素子がない部分、(b)圧電素子がある部分における液室短手方向の断面図である。 実施例3に係る液滴吐出ヘッドの(a)圧電素子がない部分、(b)圧電素子がある部分における液室短手方向の断面図である。 実施例4に係る液滴吐出ヘッドの(a)圧電素子がない部分、(b)圧電素子がある部分における液室短手方向の断面図(1)である。 実施例4に係る液滴吐出ヘッドの(a)圧電素子がない部分、(b)支持基板に複数の凹部が設けられた場合の圧電素子がある部分における液室短手方向の断面図(2)である。 実施例4に係る液滴吐出ヘッドの(a)圧電素子がない部分、(b)凹部が多段構造を有する場合の圧電素子がある部分における液室短手方向の断面図(3)である。 実施例5に係る液滴吐出ヘッドの(a)圧電素子がない部分、(b)圧電素子がある部分における液室短手方向の断面図である。 液滴吐出ヘッドを搭載した記録装置の斜視図である。 液滴吐出ヘッドを搭載した記録装置の機構部の構成を示す側面断面図である。
(液滴吐出ヘッド)
本実施形態に係る液滴吐出ヘッドは、ノズル孔(16)を有するノズル基板(300)と、ノズル孔(16)に通じる液室(15)及び液室隔壁(14)を有する流路形成層、液室(15)の壁面の一部を構成する振動板(13)、並びに振動板(13)の液室(15)とは反対面に配置された圧電素子(12)を有するアクチュエータ基板(100)と、圧電素子(12)に対向する部分に空隙が形成され、アクチュエータ基板(100)に接着剤(49)によって接合された支持基板(200)と、を備え、アクチュエータ基板(100)および支持基板(200)は、互いに接合または接触する接合部(47,48)を有し、アクチュエータ基板(100)の接合部は、振動板(13)からの高さの異なる二以上の接合部(47a,48a)からなる。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
すなわち、接合部(接触する場合も含む)の高さに差をつけることにより、余剰接着剤が、振動板領域にはみ出すことを抑制できる。したがって、接着剤の振動板へのはみ出しによる振動変位のばらつきを防止することができ、高精度で信頼性の高い液滴吐出ヘッド、ひいては液滴吐出装置を実現することができるものである。
以下、本実施形態に係る構成を図1から図11に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1(a)、(b)および図2は、本実施形態の圧電型アクチュエータを有する液滴吐出ヘッド1の断面図である。図1(a)は圧電素子が配置されず液室がない部分の液室短手方向の断面図、図1(b)は圧電素子が設置され液室がある部分の液室短手方向の断面図、図2は液室長手方向の断面図である。
図1(a)、(b)および図2に示すように、液滴吐出ヘッド1は、液室15内の記録液を、ノズル孔16を通じて記録媒体に吐出する。液室15は、アクチュエータ基板100とノズル基板300によって形成され、液室隔壁14によって仕切られている。振動板13はノズル基板300の反対側の面に位置し、振動板13の液室15の反対面には共通電極10(下部電極)と個別電極11(上部電極)に挟まれた圧電素子12が設置されている。また、圧電素子12は共通電極10、個別電極11に挟まれており、各電極層に配線層を積層し電圧を印加する。ここで、本実施形態では下部電極を共通電極とし上部電極を個別電極としたが、下部電極を個別電極とし上部電極を共通電極としても良い。
アクチュエータ基板100と、支持基板200は、それぞれ相手方の基板と接合または接触する接合部47,48を有している。アクチュエータ基板100の接合部は、圧電素子12が設置される周囲の部分の接合部48a(第一接合部)と、その他の部分の接合部47a(第二接合部)と、からなる。接合部48aに対向する支持基板200側の接合部を接合部48b、接合部47aに対向する支持基板200側の接合部を接合部47bと呼ぶ。各接合箇所には接着剤49が形成される。したがって、接合部47は、接合部47a、接着剤49および接合部47bからなり、接合部48は、接合部48a、接着剤49および接合部48bからなる。
図1の例では、接合部47a,48aは、層間絶縁膜45、配線層42、パッシベーション膜50により形成されている。
アクチュエータ基板100、支持基板200、およびノズル基板300を接合することにより、液滴吐出ヘッド1が形成される。
液滴吐出ヘッド1においては、各液室15内に記録液(インク)が満たされた状態で、画像データに基づいた制御部からの信号を受信すると、圧電素子12には例えば20[V]のパルス電圧が印加される。
圧電素子12は電圧パルスが印加されることにより、電歪効果により振動板13と平行方向に縮み、振動板13は液室15方向に撓む。これにより、液室15内の圧力が急激に上昇して、液室15に連通するノズル孔16から記録液が吐出する。
パルス電圧印加後は、縮んだ圧電素子12が元に戻る。すると、撓んだ振動板13は元の位置に戻るため、液室15内が共通液室内に比べて負圧となり、外部から液滴供給口66を介して供給されている記録液が共通液滴供給路19、共通液室18から流体抵抗部17を経て液室15に供給される。任意のタイミングで電圧パルスの印加を繰り返すことにより、液滴を記録媒体の目的とする場所に吐出し、液滴吐出ヘッド1に対向して配置した記録媒体に画像を形成する。
パルス電圧は、記録液の吐出を行いたいノズル孔16に対応する個別電極11に対して、配線層42(引き出し配線)、層間絶縁膜45に形成された接続孔を介して、発振回路により印加される。
<実施例1>
以下に本発明に係る液滴吐出ヘッドの実施例および比較例について説明する。
図3は、実施例1に係る液滴吐出ヘッドのアクチュエータ基板100の液室短手方向の断面図を示す。下記に製法を示す。
アクチュエータ基板100として、例えば、面方位(110)のシリコン単結晶基板(例えば板厚400[μm])上に振動板13を成膜する。振動板13は、振動板としての機能と後のプロセス整合性を確保しておれば、単層、積層膜のどちらでもかまわない。
例えば、振動板13の材料として、LP−CVD法(Low Pressure−Chemical Vapor Deposition:低圧化学気相成長法)でシリコン酸化膜、ポリシリコン膜、あるいはアモルファスシリコン膜、シリコン窒化膜を用い、所望の振動板剛性になるように積層に成膜する。プロセス整合性、振動板剛性、及び振動板13全体の応力を鑑みて、積層数は、3〜7層程度が好ましい。後の共通電極10との密着性を確保する為に振動板13の最上層は、LP−CVD法で形成したシリコン酸化膜とする。その後、共通電極10を、例えば、スパッタ法で各々20[nm]と160[nm]成膜する。共通電極10の層構成は、絶縁保護膜の二酸化チタン(TiO)と伝導体層の白金(Pt)やイリジウム(Ir)などが挙げられる。
絶縁保護膜のTiOは、例えば次のように形成する。Tiをスパッタ成膜後、成膜したチタン膜をRTA(Rapid Thermal Annealing)装置を用いて熱酸化して酸化チタン膜にする。熱酸化の条件は、例えば、650[℃]以上800[℃]以下の範囲の温度、1[分]以上30[分]以下の範囲の処理時間、及びO雰囲気である。酸化チタン膜を作成するには反応性スパッタでもよいがチタン膜の高温による熱酸化法が望ましい。
次に、共通電極10上に圧電素子12としてチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を例えばスピンコート法で複数回に分けて成膜し、最終的に2[μm]厚成膜する。次に、ルテニウム酸ストロンチウム(SRO)とPtからなる個別電極11をスパッタ法で各々40[nm]と100[nm]成膜する。個別電極11としてはIrなどを用いても良い。ここで、圧電素子12の成膜方法は、スピンコート法に限らず、例えばスパッタ法、イオンプレーティング法、エアーゾル法、ゾルゲル法、あるいはインクジェット法等などで成膜してもよい。また、圧電素子12としてはPZTに限られるものではなく、例えば、Pb,Zr,Ti以外の元素を添加したチタン酸ジルコン酸ランタン鉛(PLZT)などを用いても良い。そしてフォトリソグラフィー技術とエッチング技術とを用いるパターン形成方法(リソエッチ法)により、後に形成する液室15に対応する位置に圧電素子12と個別電極11を形成する。
また、本実施形態では、接合部48aに対応する位置に圧電素子12を形成している(詳細は後述する)。
次に、共通電極10、圧電素子12と後に形成する配線層42とを絶縁するために層間絶縁膜45を成膜する。層間絶縁膜45は、例えばプラズマCVD法(Plasma−enhanced Chemical Vapor Deposition:プラズマ化学気相成長法)で二酸化ケイ素(SiO)膜を1000[nm]成膜する。層間絶縁膜45は、圧電素子12や電極材料に影響を及ぼさず、絶縁性を有する膜であれば、プラズマCVD法のSiO以外の膜でもよい。
次に、個別電極11と配線層42とを接続する接続孔30をリソエッチ法で形成する。なお、共通電極10を配線層42と接続する場合も、同様に接続孔を形成する。
次に、配線層42として、例えば窒化チタン(TiN)/アルミニウム(Al)を各々膜厚30[nm]/3[um]をスパッタ法で成膜する。TiNは、接続孔30底部で、個別電極11、あるいは共通電極10の材料であるPtが、配線層42の材料であるAlが直接接することにより、後の工程による熱履歴で合金化し、体積変化によるストレスによる膜剥がれ等を防止するために、合金化を防ぐバリア層として適用している。また、接合部47aとなる箇所にも配線層42を形成している。
次に、パッシベーション膜50として、例えばプラズマCVD法でシリコン窒化膜を1000nm厚成膜する。パッシベーション膜50を成膜することにより、配線層42が絶縁体で覆われ、例えば、電極材料に安価なAlもしくはAlを主成分とする合金材料を用いることができる。その結果、低コストかつ信頼性の高い液滴吐出ヘッド(インクジェットヘッド)とすることができる。
その後、リソエッチ法で、配線層42の引き出し配線パッド部と圧電素子12部、及び共通液滴流路19の開口も行う。
次に、リソエッチ法により、共通液室流路19、後の共通液室18になる箇所の振動板13を除去する。
次に、圧電素子12に対応する位置にザグリ67を形成した支持基板200と、アクチュエータ基板100と、を、接合部47,48を介して接着剤で接合する。本実施形態では、接着剤は、一般的な薄膜転写装置により、支持基板200側に厚さ2〜4[um]程度塗布している。本実施形態では、接合部47aの振動板13からの高さを4[um]とし、接合部48aの振動板13からの高さを3[um]とし、接合部47aの方を高くしている。
そのため、接合時に十分な圧力で接合すると、支持基板200と振動板13のギャップは接合部47の高さによって規定され、接合部48では過剰に接着剤49が加圧されることがなく接着剤49のはみ出しが抑制される。
この時、接合部47の周辺には圧電素子12が配置されていないため、接着剤49のはみ出しは問題とならない。その後、液室15、共通液室18、流体抵抗部17を形成するためにアクチュエータ基板100を所望の厚さt(例えば厚さ80[μm])になるように、公知の技術で研磨する。研磨法以外にもエッチングなどでもよい。なお、接合部47、48の高さは、上記関係(振動板13からの高さが、接合部47a>48a)を満たしていれば、特に限られるものでない。また、接着剤を塗布する厚さ等も、特に限られるものでない。
次に、リソグラフィ法により、液室15、共通液室18、流体抵抗部17以外の隔壁部をレジストで被覆する。その後、アルカリ溶液(水酸化カリウム(KOH)溶液、あるいは水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)溶液)で異方性ウェットエッチをおこない液室15、共通液室18、流体抵抗部17を形成する。なお、アルカリ溶液による異方エッチング以外にICP(誘導結合型)エッチャーを用いたドライエッチで液室15、共通液室18、流体抵抗部17を形成してもよい。
次に、別に形成した各液室15に対応した位置にノズル孔16を開口したノズル基板300をアクチュエータ基板100に接合することにより液滴吐出ヘッド1が完成する。
上記のように、実施例1では、接合部47と接合部48の両接合部を比較すると、アクチュエータ基板100側の接合部48aの方が接合部47aよりも振動板13からの高さが低くなっている。ここで、支持基板200側の接合部47b,48bの高さは同一としているため、接合部48における接着剤49の厚みは、接合部47aの接合部高さによって規定され、基板接合時の基板面内への加圧力差に係らず接合部48における接着剤膜厚は一定となる。これにより接合時に接合部48に過剰な圧力がかかることによる振動板13の圧電素子12が設けられた領域の振動板13への接着剤49のはみ出しが抑制される。一方、駆動部以外の位置に相当する接合部47からは接着剤49がはみ出しても、問題は生じ難い。
したがって、接合部48の周辺に位置する圧電素子12の駆動領域(アクチュエータ部)への接着剤49の流れ込みによる駆動ばらつきをなくして、安定駆動が可能となり、信頼性が高く安定した液滴吐出ヘッド1を歩留まりよく実現することができる。
ここで、接合部47,48は、接合部47,48の形成のために成膜とエッチングでパターン形成を行ってもよいが、アクチュエータ基板100に元々用いられている層(圧電素子12、層間絶縁膜45、配線層42(配線部材)、配線保護膜など)の部材を利用して高さに差をつけることで工程およびコストを増加させること無く接着剤の流れ出し量を抑えることができる。例えば、接合部48aでは圧電素子12(圧電体層)とパッシベーション層50、接合部47aでは、配線層42とパッシベーション層50を用いている。なお、接合部47a,48aの層構成は、高さに差をつけられるのであれば特に限るものではない。
このようにすることで、高さの異なる接合部等を作るためにマスクの変更のみで実現することができる。また、高さそのものも接合条件に合わせて水準を振ることが出来る自由度がある。従って製造コストをアップすることなくビット間ばらつきを抑制でき、且つ信頼性の高い液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置を得ることができる。
なお、ここまで説明した液滴吐出ヘッド1は、高さが異なる2種類の接合部を有しているが、高さの異なる3種類以上の接合部等を有していてもよい。
また、実施例1の液滴吐出ヘッド1は、組み込んだインクカートリッジ99や、インクジェット記録装置90にも組み込んで提供することができる。
<実施例2>
実施例2の構成を図4に示す。実施例2では、実施例1の構成において、支持基板200側の接合部47bに、はみ出した接着剤49を吸収する複数の溝46を設けた。これにより接合部47において接着剤49の厚みを十分に薄くすることが出来るため、接着時における接合部47の高さの精度を高めることができ、結果としてより安定して支持基板200とアクチュエータ基板100のギャップを規定することができた。また、接合部47における接着剤49のはみ出し量も抑制することができた。なお、溝46の形状は図4のような角溝に限られず、例えばV字型やU字型等であってもよく、その数、位置も特に限られるものではない。
<実施例3>
実施例3の構成を図5に示す。実施例3では、実施例1の構成において、支持基板200側の接合部48bにおいて、接着剤49と接着する部分にラウンド形状を設けた。ラウンド形状とする部分はグレースケールマスクを適用し、リソエッチ法によりパターンを得て成形した。これにより接着剤49のはみ出し量をさらに抑制することができた。適用する形状はラウンド形状に限らず、接着剤49を逃がす構造になっていれば例えばテーパー形状等でもよい。また、接着剤49を逃がす構造をアクチュエータ基板100側の接合部48aに設けてもよい。また、接合部48aおよび接合部48bの双方に設けてもよい。
<実施例4>
実施例4の構成を図6に示す。実施例4では、実施例1の構成において、支持基板200側の接合部48bにおいて、接着剤49と接着する部分に凹形状61を設けた。これにより接着剤49のはみ出し量をさらに抑制することができた。適用する形状は単純な凹形状61に限らず、図7のように複数の凹みを設けた凹形状61aや、図8のように凹みの中に段をつけた凹形状61bであってもよい。また、その形状をアクチュエータ基板100側の接合部48aに設けてもよい。また、接合部48aおよび接合部48bの双方に設けてもよい。
<実施例5>
実施例5の構成を図9に示す。この実施例では、実施例1の構成において、図3(a)の接合部47に相当する箇所おいて接着剤49で接合せず、支持基板200とアクチュエータ基板100が直接接触する接触部とした。これにより接合部47における接着剤厚によらず支持基板200とアクチュエータ基板100のギャップを接触部47の高さに規定でき、接合部48により安定した圧力をかけることができた。そのため接着剤49のはみ出し量もより抑えることができた。なお、接着剤49の塗布方法の一例として、グラビアオフセット法により行う方法がある。なお、グラビアオフセット法によれば接着剤を特定の部位にのみ塗布することが可能である。
なお、本発明は上記実施例で記載されたアクチュエータ基板100以外についても適用可能である。例えば、圧電素子12、共通電極10、個別電極11、およびパッシベーション膜50のみで構成されたアクチュエータ基板等にも適用することができる。
(インクジェット記録装置)
液滴吐出ヘッド1を搭載したインクジェット記録装置の一例について図10の斜視図と図11の機構部の構成を示す側面図を参照して説明する。
インクジェット記録装置90は、装置本体の内部に走査方向に移動可能なキャリッジ98とキャリッジ98に搭載した液滴吐出ヘッド1及び液滴吐出ヘッド1へインクを供給するインクカートリッジ99等で構成される印字機構部91等を収納し、装置本体の下方部には前方側から多数枚の用紙92を積載可能な給紙カセット(或いは給紙トレイでもよい)93を抜き差し自在に装着されている。また、用紙92を手差しで給紙するために開かれる手差しトレイ94を有し、給紙カセット93あるいは手差しトレイ94から給送される用紙92を取り込み、印字機構部91によって所要の画像を記録した後、後面側の装着された排紙トレイ95に排紙する。
図11における印字機後部91は、左右の側板に横架したガイド部材である主ガイドロッド96と従ガイドロッド97に沿った主走査方向に摺動自在にキャリッジ98を保持し、このキャリッジ98には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する液滴吐出ヘッド1を複数のインク吐出口(ノズル)を主走査方向と交差する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。また、キャリッジ98には液滴吐出ヘッド1に各色のインクを供給するための各インクカートリッジ99を交換可能に装着している。
インクカートリッジ99は、上方に大気と連通する大気口、下方には液滴吐出ヘッド1へインクを供給する供給口が設けられ、内部にはインクが充填された多孔質体を有しており、多孔質体の毛管力により液滴吐出ヘッド1へ供給されるインクをわずかな負圧に維持している。また、液滴吐出ヘッド1としては各色の液滴吐出ヘッド1を用いているが、各色のインク滴を吐出するノズルを有する1個の液出ヘッドでもよい。インクカートリッジ99は、液滴吐出ヘッド1と、液滴吐出ヘッド1にインクを供給するインクタンクと、が一体となっている。
ここで、キャリッジ98は後方側(用紙搬送下流側)を主ガイドロッド96に摺動自在に嵌装し、前方側(用紙搬送上流側)を従ガイドロッド97に摺動自在に載置している。そして、このキャリッジ98を主走査方向に移動走査するため、主走査モーター101で回転駆動される駆動プーリ102と従動プーリ103との間にタイミングベルト104を張装し、このタイミングベルト104をキャリッジ98に固定しており、主走査モーター101の正逆回転によりキャリッジ98が往復駆動される。
一方、給紙カセット93にセットした用紙92を液滴吐出ヘッド1に下方側に搬送するために、給紙カセット93から用紙92を分離給装する給紙ローラー105及びフリクションパッド106と、用紙92を案内するガイド部材107と、給紙された用紙92を反転させて搬送する搬送ローラー108と、この搬送ローラー108の周面に押し付けられる搬送コロ109及び搬送ローラー108からの用紙92の送り出し角度を規定する先端コロ110とを有する。搬送ローラー108は副走査モーターによってギア列を介して回転駆動される。
そして、キャリッジ98の主走査方向の移動範囲に対応して搬送ローラー108から送り出された用紙92を液滴吐出ヘッド1の下方側で案内するため用紙ガイド部材である印写受け部材111を設けている。この印写受け部材111の用紙搬送方向下流側には、用紙92を排紙方向へ送り出すための回転駆動される搬送コロ112と拍車113を設け、さらに用紙92を排紙トレイ95に送り出す排紙ローラー114と拍車115と排紙経路を形成するガイド部材116、117とを配設している。
このインクジェット記録装置90で記録時には、キャリッジ98を移動させながら画像信号に応じて液滴吐出ヘッド1を駆動することにより、停止している用紙92にインクを吐出して1行分を記録し、その後、用紙92を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号または用紙92の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了させ用紙92を排紙する。
また、キャリッジ98の移動方向右端側の記録領域を外れた位置には、液滴吐出ヘッド1の吐出不良を回復するための回復装置を配置している。回復装置はキャップ手段と吸引手段とクリーニング手段を有している。キャリッジ98は印字待機中にはこの回復装置側に移動されてキャッピン手段で液滴吐出ヘッド1をキャッピングして吐出口部を湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、記録途中などに記録と関係ないインクを吐出することにより、全ての吐出口のインク粘度を一定にし、安定した吐出状態を維持する。
また、吐出不良が発生した場合等には、キャピング手段で液滴吐出ヘッド1の吐出出口(ノズル)を密封し、チューブを通して吸引手段で吐出口からインクとともの気泡等を吸出し、吐出口面に付着したインクやゴミ等はクリーニング手段により除去され吐出不良が回復される。また、吸引されたインクは、本体下部に設置された廃インク溜に排出され、廃インク溜内部のインク吸収体に吸収保持される。
このように、インクジェット記録装置90においては、上述の液滴吐出ヘッド1を搭載しているので、安定したインク吐出特性が得られ、画像品質が向上する。
インクジェット記録装置90に液滴吐出ヘッド1を使用した場合のみならず、インク以外の液滴、例えば、パターニング用の液体レジストを吐出する装置に液滴吐出ヘッド1を適用してもよい。
1 液滴吐出ヘッド
10 共通電極
11 個別電極
12 圧電素子
13 振動板
14 液室隔壁
15 液室
16 ノズル孔
17 流体抵抗部
18 共通液室
19 共通液室流路
30 接続孔
42 配線層
45 層間絶縁膜
46 溝
47,47a,47b 接合部
48,48a,48b 接合部
49 接着剤
50 パッシベーション膜
61 凹形状
66 液滴供給口
67 ザグリ
90 インクジェット記録装置
91 印字機構部
92 記録媒体(用紙)
93 給紙カセット
94 手差しトレイ
95 排紙トレイ
96 主ガイドロッド
97 従ガイドロッド
98 キャリッジ
99 インクカートリッジ
100 アクチュエータ基板
101 主走査モーター
102 駆動プーリ
103 従動プーリ
104 タイミングベルト
105 給紙ローラー
106 フリクションパッド
107 ガイド部材
108 搬送ローラー
109 搬送コロ
110 先端コロ
111 印写受け部材
112 搬送コロ
113 拍車
114 排紙ローラー
115 拍車
116,117 ガイド部材
200 支持基板
300 ノズル基板
特開2013−163341号公報 特開2014−151537号公報

Claims (10)

  1. ノズル孔を有するノズル基板と、
    前記ノズル孔に通じる液室及び液室隔壁を有する流路形成層、前記液室の壁面の一部を構成する振動板、並びに前記振動板の前記液室とは反対面に配置された圧電素子を有するアクチュエータ基板と、
    前記圧電素子に対向する部分に空隙が形成され、前記アクチュエータ基板に接着剤によって接合される支持基板と、を備え、
    前記アクチュエータ基板および前記支持基板は、互いに接合または接触する接合部を有し、
    前記アクチュエータ基板の接合部は、前記振動板からの高さの異なる二以上の接合部からなることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  2. 前記アクチュエータ基板の前記接合部は、該アクチュエータ基板に形成される層の一部または全部と同じ層からなることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
  3. 前記アクチュエータ基板の前記接合部は、前記圧電素子が設置される周囲の部分である第一接合部と、その他の部分である第二接合部と、からなり、
    前記第一接合部の前記振動板からの高さが、前記第二接合部の前記振動板からの高さよりも低いことを特徴とする請求項1または2に記載の液滴吐出ヘッド。
  4. 前記第一接合部は、前記第二接合部よりも接着剤の厚さが厚くなっていることを特徴とする請求項3に記載の液滴吐出ヘッド。
  5. 前記第二接合部には、接着剤が塗布されていないことを特徴とする請求項3に記載の液滴吐出ヘッド。
  6. 前記第二接合部と対向する前記支持基板の接合部に一または二以上の溝を設けたことを特徴とする請求項3に記載の液滴吐出ヘッド。
  7. 前記第一接合部、および/または該第一接合部と対向する前記支持基板の接合部は、テーパー形状またはラウンド形状を有することを特徴とする請求項3から6までのいずれかに記載の液滴吐出ヘッド。
  8. 前記第一接合部、および/または該第一接合部と対向する前記支持基板の接合部に、凹部が設けられていることを特徴とする請求項3から7までのいずれかに記載の液滴吐出ヘッド。
  9. 液滴吐出ヘッドと、
    前記液滴吐出ヘッドに記録液を供給するインクタンクと、が一体となっている液体カートリッジにおいて、
    前記液滴吐出ヘッドが請求項1から8までのいずれかに記載の液滴吐出ヘッドであることを特徴とする液体カートリッジ。
  10. 請求項1から8までのいずれかに記載の液滴吐出ヘッドまたは請求項9に記載の液体カートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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