JP2016160975A - 歯車伝動装置 - Google Patents

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康人 渡邊
Yasuto Watanabe
康人 渡邊
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Abstract

【課題】ボス穴との連結作業性に優れ、連結部のガタと異音の発生を防止した、特に、インホイールモータ駆動装置に好適に使用することができる段付き歯車26を提供する。【解決手段】段付き歯車26は一方の小径歯車26bまたは大径歯車26aのいずれかを歯車軸26cの外周に一体に形成し、この歯車軸26cの端部を他方の大径歯車26aまたは小径歯車26bのボス穴に結合したものであって、小径歯車26bまたは大径歯車26aのいずれかが一体形成された歯車軸26cの端部の外径面と、他方の大径歯車26aまたは小径歯車26bのボス穴の内径面とのどちらか一方に軸方向に延びる凸部を設け、前記歯車軸26cと前記ボス穴とを、軸方向に沿って一方を他方に圧入することにより、他方に凸部で削り取られた凹部を形成し、この凹部と凸部が両者の嵌合部の全域で密着する凹凸嵌合構造Mを構成することを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は、段付き歯車が組み込まれた歯車伝動装置、特に、インホイールモータ駆動装置の減速機に使用して有用な歯車伝動装置に関するものである。
同一の歯車軸に小径歯車と大径歯車を有する段付き歯車は、径方向及び軸方向にコンパクトな設計が可能であるため、ホイール内に電動モータの駆動装置を備えるインホイールモータ駆動装置の減速機を構成する歯車伝動装置にも組み込まれている(特許文献1)。
図9は、段付き歯車を組込んだ歯車伝動装置を、電動モータAの回転を減速して車輪ハブCに出力する減速機Bとして使用したインホイールモータ駆動装置121の一例を示している。
図9に示すインホイールモータ駆動装置121は、駆動力を発生させる電動モータAと、電動モータAの回転を減速して出力する減速機Bと、減速機Bからの出力をホイール(図示省略)に伝える車輪ハブCとを備える。
上記電動モータAおよび減速機Bは、ケーシング122内に収容されている。ケーシング122は、電動モータA側のケーシング122aと、減速機B側のケーシング122bとからなり、電動モータA側のケーシング122aと減速機B側のケーシング122bとの間に中間壁122cが設けられている。
電動モータAは、ケーシング122aの内周面にステータ123を設け、このステータ123の内周に間隔をおいてロータ124を設けたラジアルギャップタイプのものを使用している。
ロータ124は、モータ軸124aを中心部に有し、そのモータ軸124aは減速機Bの入力軸130と接続して減速機Bのケーシング122b内に挿入され、軸受125a、125bによってケーシング122aに対して回転自在に支持されている。入力軸130は、減速機Bのケーシング122b内で入力歯車128を設けて、段付き歯車が組み込まれた歯車伝動装置を構成する減速機Bに回転を伝達している。
減速機Bは、二段平行歯車減速機であり、図9に示すように、電動モータAのモータ軸124aに接続された入力軸130に設けられた入力歯車128に噛み合う大径歯車126aと、この大径歯車126aの歯車軸126c上に設けられた小径歯車126bと、この小径歯車126bに噛み合う出力歯車127を有する。
大径歯車126aと小径歯車126bとは、同一の歯車軸126c上に設けられた段付き歯車126であり、減速機Bは段付き歯車126が組み込まれた歯車伝動装置である。
入力軸130のアウトボード側の端部は、出力歯車127のインボード側端面の中心部に形成した凹部に設けられた軸受131によって出力歯車127に支持されている。
また、入力軸130のインボード側の端部は、モータ軸124aのアウトボード側内径面にスプライン嵌合し(セレーション嵌合も含む。以下、同じ)、入力軸130の中間部は軸受132によって中間壁122cに支持されている。
なお、この明細書において、「アウトボード」とは車両の外方(図9の左側)、「インボード」とは、車両の内方(図9の右側)を意味する。
段付き歯車126は、入力軸130に設けられた入力歯車128に噛み合う大径歯車126aと、出力歯車127に噛み合う小径歯車126bとを有し、段付き歯車126の歯車軸126cは、インボード側の端部が、中間壁122cのアウトボード側の面に形成した凹部に設けられた、転がり軸受133によって中間壁122cに支持され、アウトボード側の端部が、減速機Bを収容するケーシング122aの前端壁122dに形成した凹部に設けられた、転がり軸受134によってケーシング122に支持されている。
出力歯車127の歯車軸127aには、アウトボード側に、車輪ハブCとスプライン嵌合する出力軸127bが設けられ、出力軸127bは減速機Bを収容するケーシング122aの前端壁122dに転がり軸受135によって支持されている。
車輪ハブCは、図9に示すように、内径面にスプライン部180aが形成され、外径部に複列の内輪軌道を有する内方部材180と、内径面に複列の外輪軌道を有する外方部材181と、内方部材180と外方部材181との間に設けられる複列の転動体182とからなり、出力歯車127の歯車軸127aのアウトボード側の端部に形成された出力軸127bが内方部材180にスプライン結合されている。
内方部材180には、車輪取付けフランジ183が一体に形成され、この車輪取付けフランジ183に、ブレーキロータ184とホイール(図示省略)がボルト185によって取り付けられる。
前記外方部材181は、ボルト186によって減速機Bのケーシング122bの前端壁122dに固定されている。この減速機Bのケーシング122bには、車体取付け部材であるナックル(図示省略)が一体に形成されている。
特開2012−117573号公報
ところで、歯車伝動装置に組み込まれる段付き歯車126は、図10に示すように、同一の歯車軸126c上に、大径歯車126aと小径歯車126bとを設けたものであり、一般的には、大径歯車126aと小径歯車126bを歯車軸126cにキーやスプラインで結合して製造するものと、大径歯車126aと小径歯車126bと歯車軸126cとを歯切り工具などを使用して一体に製造するものとがある。
大径歯車126aと小径歯車126bと歯車軸126cとを歯切り工具などを使用して一体に製造する段付き歯車126は、小径歯車126bの加工時に、歯切り工具や歯研砥石が大径歯車126aと接触するため、大小の歯車間に工具の逃げスペースを確保する必要があり、段付き歯車126の軸方向長さが長く、軸方向長さのコンパクト化が要求されるインホイール駆動装置121の減速機B等には不向きである。
このため、図9に示すインホイール駆動装置121の減速機Bに使用している段付き歯車126は、図10に示すように、外周面に小径歯車126bを形成した歯車軸126cと大径歯車126aのボス穴との連結を、歯車軸126c側のスプライン部126dとボス穴側のスプライン部126eとのスプライン嵌合によって行っている。
スプライン嵌合によって小径歯車126bの歯車軸126cと大径歯車126aのボス穴との連結を行うには、歯車軸126c側と大径歯車126aのボス穴側の両者にスプライン加工を施す必要があり、コスト高となる。
また、圧入時には、歯車軸126c側のスプライン部126dと大径歯車126aのボス穴側のスプライン部126eとの凹凸を合わせる必要があり、この際、歯面を合わせることによって、圧入すれば、この凹凸歯が損傷する(むしれる)おそれがある。また、歯面を合わせることなく、凹凸歯の大径合わせにて圧入すれば、円周方向のガタが生じやすい。
円周方向のガタがあると、回転トルクの伝達性に劣るとともに、異音が発生するおそれもある。従来のように、スプライン嵌合によって段付き歯車126を形成した場合、凹凸歯の損傷及び円周方向のガタの両者を成立させることは困難であった。
また、大小歯車のスプライン部を構成する凹凸歯の相対位相を加工時に厳しく管理しなければ、動力が複数の歯車に等しく伝達されず、最悪の場合、複数の歯車からなる歯車伝動装置を組立てられない可能性が生じ、歩留まりロスが発生する。
そこで、この発明は、小径歯車の歯車軸と大径歯車のボス穴との連結作業性に優れ、連結部のガタと異音の発生を防止した、特に、インホイールモータ駆動装置の歯車電動装置である減速機に好適に使用することができる段付き歯車を提供することを課題とするものである。
前記の課題を解決するために、この発明は、小径歯車と大径歯車を歯車軸に有する段付き歯車を有する歯車伝達装置において、前記段付き歯車は一方の小径歯車または大径歯車のいずれかを歯車軸の外周に一体に形成し、この歯車軸の端部を他方の大径歯車または小径歯車のボス穴に結合したものであって、小径歯車または大径歯車のいずれかが一体形成された歯車軸の端部の外径面と、他方の大径歯車または小径歯車のボス穴の内径面とのどちらか一方に軸方向に延びる凸部を設け、前記歯車軸と前記ボス穴とを、軸方向に沿って一方を他方に圧入することにより、他方に凸部で削り取られた凹部を形成し、この凹部と凸部が両者の嵌合部の全域で密着する凹凸嵌合構造を構成することを特徴とする。
周方向に隣り合う凸部間の歯底部と、前記他方に形成された、前記歯底部と半径方向で対向する突出部分との間には、隙間を形成するのが望ましい。
この発明の歯車伝動装置に組み込まれた段付き歯車の凹凸嵌合構造は、凸部と凹部が両者の嵌合接触部の全体で密着しているので、径方向及び円周方向においてガタが生じる隙間が形成されない。
小径歯車の歯車軸の外径面と大径歯車のボス穴の内径面のうち、一方に形成した凸部を、軸方向に沿って他方に圧入すると、相手側の凹部形成面に凸部の形状が転写される。この際、凸部が相手側の凹部形成面に食い込んでいくことによって、軸孔が僅かに拡径した状態となって、凸部の軸方向の移動を許容し、軸方向の移動が停止すれば、軸孔が元の径に戻ろうとして縮径することになる。これによって、凸部と凹部が嵌合接触部の全体で密着する。
小径歯車または大径歯車のいずれかが一体形成された前記歯車軸に前記凹凸嵌合構造の凸部を設ける場合、この凸部の少なくとも軸方向端部の硬度を、他方の大径歯車または小径歯車のボス穴の内径面よりも高くする。凸部の硬度を高くすることにより、前記圧入の際の嵌合性がよくなり、密着性が向上し、組立作業性や嵌合精度の向上を図ることができる。
また、前記圧入による凹部形成によって生じるはみ出し部を収納するポケット部を、大径歯車の側面に設けるのが好ましい。ここで、はみ出し部は、凸部の凹部嵌合部位が嵌入(嵌合)する凹部の容量の材料分であって、形成される凹部から押し出されたもの、凹部を形成するために切削されたもの、又は押し出されたものと切削されたものの両者等から構成される。
大径歯車のボス穴の内径寸法は、小径歯車の歯車軸に設けた複数の凸部の最大径部を結ぶ円の直径寸法よりも小さく、前記凸部間の最小径部を結ぶ円の直径寸法よりも大きくする。
大径歯車のボス穴の内径面に前記凹凸嵌合構造の凸部を設ける場合、この凸部の少なくとも軸方向端部の硬度を、小径歯車の歯車軸の外径部よりも高くする。
この場合、小径歯車の歯車軸の外径寸法は、大径歯車のボス穴のに設けた複数の凸部の最小径部を結ぶ円の直径寸法よりも大きく、凸部間の最大径部を結ぶ円の直径寸法よりも小さくする。
前記凸部の突出方向中間部位において、前記凸部の周方向寸法を、周方向に隣り合う凸部間の溝幅よりも小さくするのが望ましい。また、前記凸部の突出方向中間部位において、前記凸部の周方向寸法の総和を、周方向に隣り合う凸部間の溝幅の総和よりも小さくするのが望ましい。
以上のように、この発明の歯車伝動装置に組み込まれた段付き歯車の大径歯車と小径歯車の嵌合構造は、径方向及び円周方向においてガタが生じる隙間が形成されないので、嵌合部位の全てが回転トルク伝達に寄与し、安定したトルク伝達が可能であり、しかも、異音の発生も生じさせない。さらには、隙間無く密着しているので、トルク伝達部位の強度が向上する。このため、同径のスプライン嵌合のものに比べて、嵌合部軸方向の長さを短くしても、トルク伝達力が減少することはなく、歯車伝動装置を軽量、コンパクトにすることができる。
小径歯車の歯車軸の外径面と大径歯車のボス穴の内径面とのどちらか一方に設けられる凸部を、軸方向に沿って他方に圧入することによって、この凸部に密着嵌合する凹部を形成することができる。このため、凹凸嵌合構造を確実に形成することができる。しかも、凹部が形成される部材には、スプライン部等を形成しておく必要がないので、生産性に優れ、かつスプライン同士の位相合わせを必要とせず、組立性の向上を図るとともに、圧入時の歯面の損傷を回避することができて、安定した嵌合状態を維持できる。
また、小径歯車の歯車軸に前記凹凸嵌合構造の凸部を設けるとともに、この凸部の軸方向端部の硬度を大径歯車のボス穴の内径部よりも高くすれば、軸部側の硬度を高くでき、小径歯車の歯車軸の剛性を向上させることができる。
また、大径歯車のボス穴の内径面に前記凹凸嵌合構造の凸部を設けるとともに、この凸部の軸方向端部の硬度を減速部の出力軸の軸部の外径部よりも高くすれば、小径歯車の歯車軸の硬度処理(熱処理)を行う必要がないので、小径歯車の歯車軸の生産性に優れる。
前記圧入による凹部形成によって生じるはみ出し部を収納するポケット部を設けることによって、はみ出し部をこのポケット内に保持(維持)することができ、はみ出し部が大径歯車と小径歯車の接触面に入り込んだりすることがない。即ち、はみ出し部をポケット部に収納したままにしておくことができ、はみ出し部の除去処理を行う必要がなく、組み立て作業工数の減少を図ることができて、組み立て作業性の向上及びコスト低減を図ることができる。
また、段付き歯車における大小歯車の相対位相管理が容易になる。
さらに、通常の圧入や焼嵌めと異なり、嵌合雄雌の寸法管理を厳密に行う必要がない。しかも、硬度が高い側の凸部の歯厚が小であるので、圧入荷重を小さくでき、圧入性の向上を図ることができる。
この発明の歯車減速装置に組み込まれる段付き歯車の断面図である。 小径歯車の歯車軸と大径歯車のボス穴の凹凸嵌合構造の拡大断面図である。 凹凸嵌合構造の一例を示す要部拡大断面図である。 小径歯車の歯車軸と大径歯車とを結合する前の状態を示す断面図である。 凹凸嵌合構造の変形例を示す要部拡大断面図である。 この発明の歯車減速装置を減速機として使用するインホイールモータ駆動装置の一例を示す断面図である。 図6のインホイールモータ駆動装置を使用する電気自動車の概略平面図である。 図7の電気自動車を後方から見た図である。 従来の歯車減速装置を減速機として使用するインホイールモータ駆動装置の一例を示す断面図である。 図9のインホイールモータ駆動装置の減速機に組込まれた段付き歯車の断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明に係る歯車伝動装置に組み込まれる段付き歯車26は、図1に示すように、小径歯車26bを歯車軸26cの外周に一体に形成し、この小径歯車26bの歯車軸26cの端部を嵌合するボス穴を大径歯車26aに設け、小径歯車26bの歯車軸26cの端部を大径歯車26aのボス穴に凹凸嵌合構造Mを介して結合したしたものである。
凹凸嵌合構造Mは、図2、図3及び図4に示すように、例えば、歯車軸26cの端部に設けられて軸方向に延びる凸部45と、大径歯車26aのボス穴の内径面48に形成される凹部46とからなり、凸部45の凹部嵌合部位47の全体がその対応する凹部46に対して密着している。即ち、歯車軸26cの大径歯車26a側の外周面に、複数の凸部45が周方向に沿って所定ピッチで配設され、大径歯車26aのボス穴の内径面48に凸部45が嵌合する複数の凹部46が周方向に沿って形成されている。つまり、周方向全周にわたって、凸部45とこれに嵌合する凹部46とがタイトフィットしている。
この場合、各凸部45は、その断面が凸アール状の頂点を有する三角形状(山形状)であり、各凸部45の凹部嵌合部位47とは、図3に示す範囲Fであり、断面における山形の中腹部から山頂にいたる範囲である。また、周方向の隣合う凸部45間において、大径歯車26aのボス穴の内径面48よりも内径側に隙間49が形成されている。即ち、この隙間49は、凸部45間の歯底部と、大径歯車26aのボス穴に設けられた、前記歯底部と半径方向に対向する突出部分との間に設けられる。
このように、大径歯車26aと小径歯車26bの歯車軸26cとを凹凸嵌合構造Mを介して連結できる。
この発明おいて、凹凸嵌合構造Mは、凸部45の凹部嵌合部位47の全体がその対応する凹部46に対して密着しているので、この凹凸嵌合構造Mにおいて、径方向及び円周方向においてガタが生じる隙間が形成されない。このため、嵌合部位の全てが回転トルク伝達に寄与し、安定したトルク伝達が可能であり、しかも、異音の発生も生じさせない。
小径歯車26bの大径歯車26a側の側面は、大径歯車26aの小径歯車26b側の側面に押し当てられ、小径歯車26bと大径歯車26aとの間に隙間がないように結合することができる。
次に、凹凸嵌合構造Mの嵌合方法を説明する。この場合、図4に示すように、小径歯車26bの歯車軸26cの端部の外径部に凸部45を形成し、凸部45に熱硬化処理を施す。大径歯車26aのボス穴の内径面48は、熱硬化処理を行わない未硬化部とする。なお、凸部45の硬化層とボス穴の内径面48の内径面の未硬化部との硬度差は、HRCで30ポイント以上とする。歯車軸26cの端部の外径部に凸部45は、モジュールが0.5以下の小さい歯とする。ここで、モジュールとは、ピッチ円直径を歯数で割ったものである。
この際、凸部45の突出方向中間部位を、凹部形成前の凹部形成面(この場合、大径歯車26aのボス穴の内径面48)の位置に対応させる。大径歯車26aのボス穴の内径面48の内径寸法Dは、凸部45の最大径部を結ぶ円の直径寸法(外接円直径)D1よりも小さく、凸部45間の最小径部を結ぶ円の直径寸法D2よりも大きく設定される。即ち、D2<D<D1とされる(図2)。
凸部45は、従来からの公知公用の手段である転造加工、切削加工、プレス加工、引き抜き加工等の種々の加工方法によって形成することができる。また、熱硬化処理としては、高周波焼入れ、浸炭焼入れ等の種々の熱処理を採用することができる。
そして、図4に示すように、大径歯車26aの軸心と小径歯車26bの歯車軸26cの軸心とを合わせた状態で、大径歯車26aに対して、小径歯車26bの歯車軸26cを挿入(圧入)していく。この際、大径歯車26aのボス穴の内径面48の内径寸法Dと、凸部45の最大外径寸法D1と、凸部45間の最小径部を結ぶ円の直径寸法D2とが前記のような関係であり、しかも、凸部45の硬度が大径歯車26aのボス穴の内径面48の硬度よりも30ポイント以上大きいので、小径歯車26bの歯車軸26cを大径歯車26aのボス穴の内径面48に圧入していけば、この凸部45が内径面48に食い込んでいき、凸部45が嵌合する凹部46を、軸方向に沿って形成していくことになる。
これによって、図2及び図3に示すように、小径歯車26bの歯車軸26cの端部の凸部45と凹部46の嵌合部位の全体が密着している嵌合状態を構成することができる。即ち、相手側の凹部形成面(この場合、大径歯車26aのボス穴の内径面48)に凸部45の形状の転写を行うことになる。この際、凸部45が大径歯車26aのボス穴の内径面48に食い込んでいくことによって、内径面48が僅かに拡径した状態となって、凸部45の軸方向の移動を許容し、軸方向の移動が停止すれば、内径面48が元の径に戻ろうとして縮径することになる。言い換えれば、凸部45の圧入時に大径歯車26aのボス穴の内径面48が径方向に弾性変形し、この弾性変形分の予圧が凸部45の歯面(凹部嵌合部位47の表面)に付与される。このため、凸部45の凹部嵌合部位47の全体がその対応する凹部46に対して密着する凹凸嵌合構造Mを確実に形成することができる。しかも、凹部46が形成される部材(この場合、大径歯車26aのボス穴)には、凸部45に対応する凹部を形成しておく必要がなく、生産性に優れ、かつ凹部と凸部の位相合わせを必要とせず、組立性の向上を図るとともに、圧入時の歯面の損傷を回避することができ、安定した嵌合状態を維持できる。
前記実施形態のように、小径歯車26bの歯車軸26cに形成する凸部45は、モジュールが0.5以下の小さい歯を用いたので、この凸部45の成形性の向上を図ることができるとともに、圧入荷重の低減を図ることができる。
また、小径歯車26bの歯車軸26cを大径歯車26aのボス穴に圧入していくとによって、凹部46を形成していくと、この凹部46側に加工硬化が生じる。ここで、加工硬化とは、物体に塑性変形(塑性加工)を与えると、変形の度合が増すにつれて変形に対する抵抗が増大し、変形を受けていない材料よりも硬くなることをいう。このため、圧入時に塑性変形することによって、凹部46側の大径歯車26aのボス穴の内径面48が硬化して、回転トルク伝達性の向上を図ることができる。
ところで、前記図3に示す例では、小径歯車26bの歯車軸26cの凸部45のピッチと大径歯車26aの凹部46のピッチとが同一に設定される。このため、前記実施形態では、図3に示すように、凸部45の突出方向中間部位において、凸部45の周方向寸法Lと、周方向に隣り合う凸部45間の溝幅L0とがほぼ同一となっている。
これに対して、図5に示すように、凸部45の突出方向中間部位において、凸部45の周方向寸法L2は、周方向に隣り合う凸部45間の溝幅L1よりも小さいものであってもよい。即ち、小径歯車26bの歯車軸26cにおいて、凸部45の突出方向中間部位の周方向寸法(歯厚)L2を、凸部45間に嵌合する大径歯車26a側の突出部分51の突出方向中間部位の周方向寸法(歯厚)L1よりも小さくしている。
また、凸部45の突出方向中間部位において、歯車軸26c側の全周における凸部45の歯厚の総和Σ(B1+B2+B3+・・・)を、大径歯車26a側の突出部分51(凸歯)の歯厚の総和Σ(A1+A2+A3+・・・)よりも小さく設定するのが望ましい。これによって、大径歯車26a側の突出部分51のせん断面積を大きくすることができ、ねじり強度を確保することができる。しかも、凸部45の歯厚が小であるので、圧入荷重を小さくでき、圧入性の向上を図ることができる。凸部45の周方向寸法の総和を、相手側の突出部分51における周方向寸法の総和よりも小さくする場合、全ての凸部45の周方向寸法L2を、周方向に隣り合う凸部45間の溝幅L1よりも小さくする必要がない。即ち、複数の凸部45のうち、任意の凸部45の周方向寸法L2が周方向に隣り合う凸部間の溝幅L1と同一であっても、この溝幅L1よりも大きくても、総和で小さければよい。なお、図5における凸部45は、断面台形(富士山形状)としている。
ところで、大径歯車26aのボス穴に対して小径歯車26bの歯車軸26cを圧入していけば、凸部45にて形成される凹部46から材料がはみ出して図1に示すようなはみ出し部52が形成される。はみ出し部52は、凸部45の凹部嵌合部位が嵌入(嵌合)する凹部46の容量の材料分であって、形成される凹部46から押し出されたもの、凹部46を形成するために切削されたもの、又は押し出されたものと切削されたものの両者等から構成される。その際、嵌合部の極く一部領域に凸部による凹部成形過程で不可避的に隙間が生じる場合がある。
このため、前記図1に示す例では、はみ出し部52を収納するポケット部53を大径歯車26aの側面に設けている。
次に、インホイールモータ駆動装置21の減速機Bに、この発明の歯車伝動装置を使用した例を図6に基づいて説明する。
図6に示すインホイールモータ駆動装置21は、駆動力を発生させる電動モータAと、電動モータAの回転を減速して出力する減速機Bと、減速機Bからの出力をホイール(図示省略)に伝える車輪ハブCとを備える。
上記電動モータAおよび減速機Bは、ケーシング22内に収容されている。ケーシング22は、電動モータA側のケーシング22aと、減速機B側のケーシング22bとからなり、電動モータA側のケーシング22aと減速機B側のケーシング22bとの間に中間壁22cが設けられている。
電動モータAは、ケーシング22aの内周面にステータ23を設け、このステータ23の内周に間隔をおいてロータ24を設けたラジアルギャップタイプのものを使用している。
ロータ24は、モータ軸24aを中心部に有し、そのモータ軸24aは減速機Bの入力軸30と接続して減速機Bのケーシング22b内に挿入され、軸受25a、25bによってケーシング22aに対して回転自在に支持されている。入力軸30は、減速機Bのケーシング22b内で入力歯車28を設けて、段付き歯車を備える歯車伝動装置を構成する減速機Bに回転を伝達する。
減速機Bは、二段平行歯車減速機であり、図6に示すように、電動モータAのモータ軸24aに接続された入力軸30に設けられた入力歯車28に噛み合う大径歯車26aと、この大径歯車26aの歯車軸26c上に設けられた小径歯車26bと、この小径歯車26bに噛み合う出力歯車27を有する。
大径歯車26aと小径歯車26bとは、同一の歯車軸26c上に設けられた段付き歯車26であり、減速機Bは段付き歯車26を備える歯車伝動装置である。
入力軸30のアウトボード側の端部は、出力歯車27のインボード側端面の中心部に形成した凹部に設けられた軸受31によって出力歯車27に支持されている。
また、入力軸30のインボード側の端部は、モータ軸24aのアウトボード側内径面にスプライン嵌合し、入力軸30の中間部は軸受32によって中間壁22cに支持されている。
段付き歯車26は、入力軸30に設けられた入力歯車28に噛み合う大径歯車26aと、出力歯車27に噛み合う小径歯車26bとを有し、段付き歯車26の歯車軸26cは、インボード側の端部が、中間壁22cのアウトボード側の面に形成した凹部に設けられた、転がり軸受33によって中間壁22cに支持され、アウトボード側の端部が、減速機Bを収容するケーシング22aの前端壁22dに形成した凹部に設けられた、転がり軸受34によってケーシング22に支持されている。
出力歯車27の歯車軸27aには、アウトボード側に、車輪ハブCとスプライン嵌合する出力軸27bが設けられ、出力軸27bは減速機Bを収容するケーシング22aの前端壁22dに転がり軸受35によって支持されている。
車輪ハブCは、図6に示すように、内径面にスプライン部80aが形成され、外径部に複列の内輪軌道を有する内方部材80と、内径面に複列の外輪軌道を有する外方部材81と、内方部材80と外方部材81との間に設けられる複列の転動体82とからなり、出力歯車27の歯車軸27aのアウトボード側の端部に形成された出力軸27bが内方部材80にスプライン結合されている。
内方部材80には、車輪取付けフランジ83が一体に形成され、この車輪取付けフランジ83に、ブレーキロータ84とホイール(図示省略)がボルト85によって取り付けられる。
前記外方部材81は、ボルト86によって減速機Bのケーシング22bの前端壁22dに固定されている。この減速機Bのケーシング22bには、車体取付け部材であるナックル(図示省略)が一体に形成されている。
車輪ハブCは、内方部材80の複列の内輪軌道のうち、アウトボード側の内輪軌道が内方部材80に一体に形成され、また、複列の外輪軌道が外方部材81の内径面に一体に形成された、いわゆる第3世代のものを示している。図6に示す車輪ハブCは複列アンギュラ玉軸受の車輪用軸受装置であって、第3世代に限らず、第1世代、第2世代であってもよい。
インホイールモータ駆動装置を備えた電気自動車11は、図7に示すように、シャーシ12と、操舵輪としての前輪13と、駆動輪(後輪)14と、左右の駆動輪14それぞれに駆動力を伝達するインホイールモータ駆動装置21とを備える。駆動輪14は、図8に示すように、シャーシ12のホイールハウジング12aの内部に収容され、懸架装置(サスペンション)12bを介してシャーシ12の下部に固定されている。インホイールモータ駆動装置21の搭載形態としては、図7、8で示した後輪駆動方式の他に、前輪駆動方式でも四輪駆動方式のいずれでも構わない。
懸架装置12bは、左右に伸びるサスペンションアームによって駆動輪14を支持すると共に、コイルスプリングとショックアブソーバとを含むストラットによって、駆動輪14(図7および図8参照)が地面から受ける振動を吸収してシャーシ12の振動を抑制する。さらに、左右のサスペンションアームの連結部分には、旋回時等に車体の傾きを抑制するスタビライザが設けられる。なお、懸架装置12bは、路面の凹凸に対する追従性を向上し、駆動輪の駆動力を効率良く路面に伝達するために、左右の車輪を独立して上下させることができる独立懸架式とするのが望ましい。
この電気自動車11は、ホイールハウジング12a内部に、左右の駆動輪14をそれぞれ駆動するインホイールモータ駆動装置21を設けることによって、シャーシ12上にモータ、ドライブシャフト、およびデファレンシャルギヤ機構等を設ける必要がなくなるので、客室スペースを広く確保でき、かつ、左右の駆動輪の回転をそれぞれ制御することができるという利点を備えている。
なお、上述した実施形態では小径歯車26cに歯車軸26cを一体に形成して、歯車軸26cを大径歯車26aのボス穴に圧入することで両者の嵌合部の全域で密着する凹凸嵌合構造する例を示したが、これに限らず、図示はしなかったが、大径歯車26aに歯車軸26cを一体に形成して、歯車軸26cを小径歯車26bにボス穴を形成し、その小径歯車26bのボス穴に圧入することで両者の嵌合部の全域で密着する凹凸嵌合構造としてもよい。
この発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、さらに種々の形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内の全ての変更を含む。
11 :電気自動車
12 :シャーシ
12a :ホイールハウジング
12b :懸架装置
13 :前輪
14 :駆動輪
21 :インホイールモータ駆動装置
22 :ケーシング
22a :ケーシング
22b :ケーシング
22c :中間壁
22d :前端壁
23 :ステータ
24 :ロータ
24a :モータ軸
25a :軸受
25b :軸受
26 :段付き歯車
26a :大径歯車
26b :小径歯車
26c :歯車軸
27 :出力歯車
27a :歯車軸
27b :出力軸
28 :入力歯車
30 :入力軸
31 :軸受
32 :軸受
33 :転がり軸受
34 :転がり軸受
35 :転がり軸受
45 :凸部
46 :凹部
47 :凹部嵌合部位
48 :内径面
49 :隙間
51 :突出部分
52 :はみ出し部
53 :ポケット部
80 :内方部材
80a :スプライン部
81 :外方部材
82 :転動体
83 :車輪取付けフランジ
84 :ブレーキロータ
85 :ボルト
86 :ボルト
A :電動モータ
B :減速機
C :車輪ハブ
M :凹凸嵌合構造

Claims (6)

  1. 小径歯車と大径歯車を歯車軸に有する段付き歯車を有する歯車伝達装置において、前記段付き歯車は一方の小径歯車または大径歯車のいずれかを歯車軸の外周に一体に形成し、この歯車軸の端部を他方の大径歯車または小径歯車のボス穴に結合したものであって、小径歯車または大径歯車のいずれかが一体形成された歯車軸の端部の外径面と、他方の大径歯車または小径歯車のボス穴の内径面とのどちらか一方に軸方向に延びる凸部を設け、前記歯車軸と前記ボス穴とを、軸方向に沿って一方を他方に圧入することにより、他方に凸部で削り取られた凹部を形成し、この凹部と凸部が両者の嵌合部の全域で密着する凹凸嵌合構造を構成することを特徴とする歯車伝動装置。
  2. 小径歯車または大径歯車のいずれかが一体形成された前記歯車軸に前記凹凸嵌合構造の凸部を設け、この凸部の少なくとも軸方向端部の硬度を、他方の大径歯車または小径歯車のボス穴の内径部よりも高くしたことを特徴とする請求項1記載の歯車伝動装置。
  3. 小径歯車の歯車軸に前記凹凸嵌合構造の凸部を設け、前記圧入による凹部形成によって生じるはみ出し部を収納するポケット部を、大径歯車の側面に設けたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の歯車伝動装置。
  4. 大径歯車のボス穴の内径寸法を、小径歯車の歯車軸に設けた複数の凸部の最大径部を結ぶ円の直径寸法よりも小さく、前記凸部間の最小径部を結ぶ円の直径寸法よりも大きくしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の歯車伝動装置。
  5. 前記凸部の表面硬度を前記凹部の表面硬度よりも大きくした請求項1〜4のいずれかに記載の歯車伝動装置。
  6. 請求項1〜5に記載の歯車伝動装置を、電動モータの回転を減速して車輪ハブに出力する減速機として使用するインホイールモータ駆動装置。
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