JP2016157813A - 発熱体の冷却構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】発熱体の冷却性能を全体的に高める。【解決手段】ダクト10における冷却風通路Sの内面には、冷却風の流れ方向に延びる第1突出部20A〜20Eが冷却風通路Sの幅方向に湾曲または屈曲して設けられている。【選択図】図3
Description
本発明は、例えば電気自動車等に搭載される走行用モーターに電力を供給する車両用バッテリ等の発熱体の冷却構造に関するものである。
従来より、電気自動車やハイブリッド自動車等には、走行用モーターと、該走行用モーターに電力を供給するバッテリとが搭載されている。走行用モーターに電力を供給するバッテリは電力供給時の発熱量が大きいので、従来の電装品用のバッテリとは異なり、冷却構造が要求される(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1〜3では、バッテリを収容したケースの内部に冷却風が流れる冷却風通路を形成し、冷却ファンによって冷却風通路に冷却風を送るようにしている。冷却風通路は、バッテリの上方及び下方に形成されており、冷却ファンから送られてきた冷却風がバッテリの上方や下方を流れた後、ケースの外部へ排出される。
ところで、走行用モーターに電力を供給するバッテリの発熱量は大きく、特許文献1〜3のように冷却風通路に冷却風を流しただけでは冷却不足を招くことが考えられるので、冷却効率をより一層向上させたいという要求がある。
また、特許文献1〜3のように冷却風通路に冷却風を流すようにした場合、例えば、冷却風通路の上流側や下流側の形状等によっては冷却風が通路内を流れながら幅方向一側や中央部に偏って流れてしまうことが考えられ、この場合には部分的にバッテリの冷却性能が低下してしまう。こうなるとバッテリの温度が高い部位に合わせて充放電を抑制する制御を行わなければならず、出力の低下を招く。
また、モーターやインバーター装置を冷却風によって冷却する場合も同様な問題が生じ得る。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、発熱体の冷却性能を全体的に高めることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、冷却風通路の幅方向に湾曲または屈曲する突出部を冷却風通路の内面に設けた。
第1の発明は、
発熱体を冷却するための冷却風が流通する冷却風通路を構成する通路構成部材を備えた発熱体の冷却構造において、
上記通路構成部材における上記冷却風通路の内面には、冷却風の流れ方向に延びる第1突出部が上記冷却風通路の幅方向に湾曲または屈曲して設けられていることを特徴とする。
発熱体を冷却するための冷却風が流通する冷却風通路を構成する通路構成部材を備えた発熱体の冷却構造において、
上記通路構成部材における上記冷却風通路の内面には、冷却風の流れ方向に延びる第1突出部が上記冷却風通路の幅方向に湾曲または屈曲して設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、第1突出部が冷却風の流れ方向に延びているので、冷却風が第1突出部によって下流側へ案内される。これにより、冷却風通路内で冷却風を幅方向について積極的に分配することが可能になるので、冷却風が偏って流れるのが抑制される。
さらに、第1突出部が冷却風通路の幅方向に湾曲または屈曲しているので、冷却風の流れが第1突出部によって乱されて冷却風通路内で乱流が発生し、乱流によって冷却効果が高まる。
第2の発明は、第1の発明において、
複数の上記第1突出部が上記冷却風通路の幅方向に互いに間隔をあけて設けられ、
複数の上記第1突出部は、同じ方向に湾曲または屈曲していることを特徴とする。
複数の上記第1突出部が上記冷却風通路の幅方向に互いに間隔をあけて設けられ、
複数の上記第1突出部は、同じ方向に湾曲または屈曲していることを特徴とする。
この構成によれば、隣り合う第1突出部が同じ方向に湾曲または屈曲することで、隣り合う第1突出部の間隔が急変しなくなり、これら第1突出部の間を冷却風が流れやすくなる。
第3の発明は、第1または2の発明において、
上記通路構成部材における上記冷却風通路の内面には、冷却風の流れ方向と交差する方向に延びる第2突出部が設けられていることを特徴とする。
上記通路構成部材における上記冷却風通路の内面には、冷却風の流れ方向と交差する方向に延びる第2突出部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、冷却風が第2突出部に当たることで冷却風に乱流が発生するので発熱体の冷却がより一層促進される。
第4の発明は、第3の発明において、
複数の上記第1突出部が上記冷却風通路の幅方向に互いに間隔をあけて設けられ、
上記第2突出部は、上記冷却風通路の幅方向に隣り合う上記第1突出部に連続していることを特徴とする。
複数の上記第1突出部が上記冷却風通路の幅方向に互いに間隔をあけて設けられ、
上記第2突出部は、上記冷却風通路の幅方向に隣り合う上記第1突出部に連続していることを特徴とする。
この構成によれば、第2突出部が隣り合う第1突出部に連続しているので、第1突出部及び第2突出部が、通路構成部材の内部において互いに交差するリブを形成することになり、通路構成部材の剛性が高まる。
第1の発明によれば、冷却風通路の内面に、冷却風の流れ方向に延びる第1突出部が冷却風通路の幅方向に湾曲または屈曲して設けられているので、冷却風通路内で冷却風の偏りを抑制できるとともに、冷却風通路内で乱流を発生させることができ、よって、冷却効果を全体的に高めることができる。
第2の発明によれば、冷却風通路の幅方向に隣り合う第1突出部を同じ方向に湾曲または屈曲させることができるので、隣り合う第1突出部の間隔が急変しなくなり、よって冷却風を流れやすくすることができる。
第3の発明によれば、冷却風通路の内面に、冷却風の流れ方向と交差する方向に延びる第2突出部が設けられているので、冷却風に乱流を発生させることができ、発熱体の冷却をより一層促進できる。
第4の発明によれば、複数の第1突出部を互いに間隔をあけて設け、第2突出部が隣り合う第1突出部に連続しているので、第1突出部及び第2突出部が互いに交差するリブとなり、通路構成部材の剛性を高めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明に係る発熱体の冷却構造が適用された車両用バッテリユニット1の断面図である。車両用バッテリユニット1は、例えば電気自動車やハイブリッド自動車(プラグインハイブリッド自動車を含む)に搭載されるものであり、これら自動車の走行用モーターに電力を供給するように構成されている。
図1は、本発明に係る発熱体の冷却構造が適用された車両用バッテリユニット1の断面図である。車両用バッテリユニット1は、例えば電気自動車やハイブリッド自動車(プラグインハイブリッド自動車を含む)に搭載されるものであり、これら自動車の走行用モーターに電力を供給するように構成されている。
車両用バッテリユニット1は、第1〜第7バッテリ2A〜2Gからなるバッテリ(発熱体)2と、バッテリケース3と、ダクト(通路構成部材)10と、送風機(冷却風導入部)Aとを備えている。第1〜第7バッテリ2A〜2Gは、例えばリチウムイオン電池等の二次電池であり、図1における左から右に順に並んでいる。第1〜第7バッテリ2A〜2Gの各々は、図示しないが、複数のバッテリセルと該バッテリセルを収容するケースとを有しており、バッテリセルは電極によって接続されている。また、第1〜第7バッテリ2A〜2Gは、直列または並列に接続されており、外部からの電力供給によって全てのバッテリ2A〜2Gに同時に充電可能となっている。また、走行用モーターに電力を供給する際には、全てのバッテリ2A〜2Gから同時に供給可能となっている。尚、バッテリの数や配置は図示したものに限られず、例えば、バッテリを上下方向に2段や3段に並べて配置してもよい。
バッテリケース3は、第1〜第7バッテリ2A〜2Gを収容する収容空間Rを形成するためのものであり、例えば樹脂材を成形してなる。バッテリケース3の下部には外方へ延出するフランジ3aが形成されている。尚、バッテリケース3は省略することもできる。
ダクト10は、第1〜第7バッテリ2A〜2Gを冷却するための冷却風が流通する冷却風通路Sを構成するものであり、収容空間Rの外部においてバッテリケース3の下部に設けられている。ダクト10は扁平な形状である。ダクト10の延びる方向は、第1〜第7バッテリ2A〜2Gの並ぶ方向であり、この実施形態では、冷却風が図1の左側から右側へ向かって流れるようになっている。ダクト10は、第1〜第7バッテリ2A〜2Gの並ぶ方向に延びる上壁部11と、上壁部11と略平行に延びる下壁部12と、図2に示す上壁部11の幅方向両端部から下壁部12まで延びる側壁部13、13とを有している。上壁部11の周縁部にバッテリケース3のフランジ3aが接合され、収容空間Rは、外部の埃や水等が入らないように密閉されている。尚、ダクト10は、バッテリケース3の上部に設けてもよいし、側部に設けてもよい。ダクト10は、直線状に延びる形状であってもよいし、湾曲して延びる形状であってもよい。
送風機Aは、ダクト10の上流側に設けられており、冷却風をダクト10の冷却風通路Sに導入するためのものである。冷却風としては、例えば車室外の空気や車室内の空気を使用することができる。送風機Aは、ダクト10の下流側に設けて冷却風を冷却風通路Sに上流側から導入するように構成してもよい。バッテリ2の熱はダクト10の上壁部11に伝わり、ダクト10の冷却風通路Sを流れる冷却風が上壁部11の熱を奪うことによってバッテリ2が冷却される。
ダクト10における上壁部11の下面(ダクト10の内面)には、下方へ突出し、冷却風の流れ方向に延びる5つの第1突出部20A〜20Eが冷却風通路Sの幅方向に互いに間隔をあけて設けられている。上壁部11の熱は、第1突出部20A〜20Eを介して冷却風に伝達する。尚、第1突出部の数は、5つに限られるものではなく、例えば1つであってもよいし、6つ以上であってもよい。また、第1突出部20A〜20Eの間隔は、冷却風通路Sの形状に応じて設定することができ、不等間隔であってもよい。
第1突出部20Aは、冷却風通路Sの幅方向一側(図2における左側)に配置されている。第1突出部20Bは、冷却風通路Sの幅方向中央よりも一側寄りで、かつ、第1突出部20Aから離れて配置されている。第1突出部20Cは、冷却風通路Sの幅方向中央に配置されている。第1突出部20Dは、冷却風通路Sの幅方向中央よりも他側(図2における右側)寄りに配置されている。第1突出部20Eは、第1突出部20Dよりも冷却風通路Sの他側に配置されている。また、第1突出部20A〜20Eの間隔は略等しく設定されている。
第1突出部20A〜20Eの冷却風流れ方向上流端は、ダクト10の上流端部近傍に配置されている。また、第1突出部20A〜20Eの冷却風流れ方向下流端は、ダクト10の下流端部近傍に配置されている。尚、第1突出部20A〜20Eの高さは全て同じすることもできるし、部分的に変えることもできる。
図3に示すように、第1突出部20Aは、冷却風通路Sの幅方向一側へ湾曲した部位と、幅方向他側へ湾曲した部位とが冷却風の流れ方向に交互に配置されて連続することによって形成されている。他の第1突出部20B〜20Eも同様に、冷却風通路Sの幅方向一側へ湾曲した部位と、幅方向他側へ湾曲した部位とが冷却風の流れ方向に交互に配置されて連続することによって形成されている。
第1突出部20A〜20Eは同じ形状であり、同じ方向に湾曲するように配置されている。すなわち、5つの第1突出部20A〜20Eにおける冷却風通路Sの幅方向一側へ湾曲した部位は、互いに冷却風の流れ方向について同じ箇所に配置され、また、第1突出部20A〜20Eにおける冷却風通路Sの幅方向他側へ湾曲した部位も、互いに冷却風の流れ方向について同じ箇所に配置されている。これにより、隣り合う第1突出部20A〜20Eの間隔が略一定に保たれる。
第1突出部20A〜20Eの最大突出高さは、冷却風通路Sの上下方向の寸法の1/2以下とするのが好ましい。これにより、第1突出部20A〜20Eを形成したことによる冷却風通路Sの圧力損失を抑制して冷却風の流量を十分に確保することができる。
次に、バッテリ2を冷却する場合について説明する。第1突出部20A〜20Eの延びる方向が冷却風通路Sの延びる方向であるため、冷却風通路Sを流れる冷却風が第1突出部20A〜20Eによって下流側へ案内される。これにより、冷却風通路S内で冷却風を幅方向について積極的に分配することが可能になるので、偏って流れるのが抑制される。
さらに、第1突出部20A〜20Eが冷却風通路Sの幅方向に湾曲しているので、冷却風の流れが第1突出部20A〜20Eによって乱されて冷却風通路S内で乱流が発生し、その乱流によって冷却効果が高まる。
したがって、この実施形態1によれば、冷却風通路Sの内面に、冷却風の流れ方向に延びる第1突出部20A〜20Eが冷却風通路Sの幅方向に湾曲して設けられているので、冷却風通路S内で冷却風の偏りを抑制できるとともに、冷却風通路S内で乱流を発生させることができ、よって、冷却効果を全体的に高めることができる。
また、冷却風通路Sの幅方向に隣り合う第1突出部20A〜20Eを同じ方向に湾曲させているので、隣り合う第1突出部20A〜20Eの間隔が急変しなくなり、よって冷却風を流れやすくすることができる。
尚、上記実施形態では、隣り合う第1突出部20A〜20Eの間隔を略一定にしているが、これに限らず、隣り合う第1突出部20A〜20Eの間隔を部位によって狭めてもよいし、広めてもよい。
また、図示しないが、第1突出部20A〜20Eの表面に凹凸形状、切欠部、孔等を形成することによっても乱流を発生させることができ、冷却効果を全体的に高めることができる。
(実施形態2)
図4及び図5は、本発明の実施形態2に係る車両用バッテリユニット1を示すものである。実施形態2では、第2突出部31〜36を設けている点で実施形態1のものと異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。
図4及び図5は、本発明の実施形態2に係る車両用バッテリユニット1を示すものである。実施形態2では、第2突出部31〜36を設けている点で実施形態1のものと異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。
ダクト10における上壁部11の下面には、下方へ突出し、冷却風の流れ方向と交差する方向に延びる第2突出部31〜36が設けられている。第2突出部31が冷却風流れ方向の最も上流側に配置され、第2突出部32〜36は順に冷却風流れ方向に並ぶように配置されている。第2突出部31〜36は、冷却風通路Sの幅方向一側の側壁部13から他側の側壁部13まで延びており、冷却風通路Sの幅方向に隣り合う第1突出部20A〜20Eに連続している。これにより、ダクト10の上壁部11には、互いに交差するリブを形成することができる。尚、第2突出部31〜36の突出高さは、第1突出部20A〜20Eと同じにしてもよいが、第1突出部20A〜20Eよりも低くすることや高くすることも可能である。
また、第2突出部31〜36の断面形状は、下に頂点が位置する略三角形である。第2突出部31〜36の断面形状を略三角形とすることで、第2突出部31〜36における冷却風流れ方向上流側の面は、下側へ行くほど下流側に位置するように傾斜し、第2突出部31〜36における冷却風流れ方向下流側の面は、下側へ行くほど上流側に位置するように傾斜する。これにより、冷却風通路Sの上側を流れる冷却風が第2突出部31〜36の上流側の面に当たって下方へ案内され、その後、下流側の面に沿って上方へ流れて上壁部11の内面に当たり、このような冷却風の流れによって冷却風通路Sの上側で乱流が発生する。冷却風の流れが上壁部11の内面に当たることで、上壁部11の内面近傍を流れる空気に乱流が発生し、これにより、上壁部11の内面近傍の空気の流れをさらに乱し、上壁部11の内面近傍において断熱層となりやすい層流が形成されるのを抑制する。よって、冷却効率が向上する。尚、第2突出部31〜36の断面形状は、正三角形であってもよいし、二等辺三角形であってもよい。また、第2突出部31〜36の数は特に限定されるものではなく、例えば、1つであってもよい。
第2突出部31〜36の最大突出高さは、冷却風通路Sの上下方向の寸法の1/2以下とするのが好ましい。これにより、第2突出部31〜36を形成したことによる冷却風通路Sの圧力損失を抑制して冷却風の流量を十分に確保することができる。
実施形態2によれば、実施形態1と同様に冷却効果を全体的に高めることができる。
また、第1突出部20A〜20Eと第2突出部31〜36とが互いに交差するリブとなっているので、ダクト10の剛性を高めることができる。
尚、第2突出部31〜36の突出高さは、第1突出部20A〜20Eと同じにしてもよいが、第1突出部20A〜20Eよりも低くすることや高くすることも可能である。
また、図6に示す実施形態1、2の変形例のように、第1突出部20Aの湾曲形状の代わりに、第1突出部20Aを冷却風通路の幅方向に屈曲させてもよい。第1突出部20Aを屈曲させることで、湾曲させた場合に比べて冷却風の流れをより一層乱すことができる。
また、第1突出部20A〜20Eは、冷却風の流れ方向に断続して設けてもよい。
また、第1突出部20A〜20Eは、湾曲部と屈曲部とを組み合わせて構成してもよい。
また、第1突出部20A〜20Eの高さは、バッテリ2の高温になりやすい部位に対応する箇所で高くし、低温になりやすい部位に対応する箇所で低くしてもよい。第1突出部20A〜20Eは、バッテリ2の高温になりやすい部位に対応する箇所で密に配置してもよい。
また、上記実施形態では、発熱体がバッテリである場合について説明したが、これに限らず、例えばインバーター装置やモーター等を発熱体として冷却するように構成してもよい。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る発熱体の冷却構造は、例えば電気自動車やハイブリッド自動車のバッテリユニットに適用することができる。
1 車両用バッテリユニット
2 バッテリ(発熱体)
10 ダクト(通路構成部材)
20A〜20E 第1突出部
31〜36 第2突出部
S 冷却風通路
2 バッテリ(発熱体)
10 ダクト(通路構成部材)
20A〜20E 第1突出部
31〜36 第2突出部
S 冷却風通路
Claims (4)
- 発熱体(2)を冷却するための冷却風が流通する冷却風通路(S)を構成する通路構成部材(10)を備えた発熱体(2)の冷却構造において、
上記通路構成部材(10)における上記冷却風通路(S)の内面には、冷却風の流れ方向に延びる第1突出部(20A〜20E)が上記冷却風通路(S)の幅方向に湾曲または屈曲して設けられていることを特徴とする発熱体(2)の冷却構造。 - 請求項1に記載の発熱体(2)の冷却構造において、
複数の上記第1突出部(20A〜20E)が上記冷却風通路(S)の幅方向に互いに間隔をあけて設けられ、
複数の上記第1突出部(20A〜20E)は、同じ方向に湾曲または屈曲していることを特徴とする発熱体(2)の冷却構造。 - 請求項1または2に記載の発熱体(2)の冷却構造において、
上記通路構成部材(10)における上記冷却風通路(S)の内面には、冷却風の流れ方向と交差する方向に延びる第2突出部(31〜36)が設けられていることを特徴とする発熱体(2)の冷却構造。 - 請求項3に記載の発熱体(2)の冷却構造において、
複数の上記第1突出部(20A〜20E)が上記冷却風通路(S)の幅方向に互いに間隔をあけて設けられ、
上記第2突出部(31〜36)は、上記冷却風通路(S)の幅方向に隣り合う上記第1突出部(20A〜20E)に連続していることを特徴とする発熱体(2)の冷却構造。
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