JP2016157605A - コネクタ - Google Patents

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寿紘 伊藤
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Abstract

【課題】一の圧入溝に入る一対の圧入突起がいずれにおいても確実にがたつきを抑制することが可能なコネクタを提供する。【解決手段】一対の端子金具Tに弾性接触片11が弾性的に接触することで一対の前記端子金具Tを短絡させるショート端子10と、前記端子金具Tおよび前記ショート端子10が収容されるハウジング30と、を備え、前記ショート端子10には、前記ハウジング30に設けられた一の圧入溝36に圧入される圧入突起20が、前記圧入溝36への圧入方向における前側と後側とに離れて一対設けられ、前記圧入方向の前側に位置する圧入突起20Fと後側に位置する圧入突起20Sとが前記圧入方向に対して横にずれて配置されている。【選択図】図10

Description

本発明は、ショート端子を備えたコネクタに関する。
従来、一対の端子金具に接触することでその端子金具間を短絡させるショート端子を備えたコネクタが知られている。このショート端子は、端子金具に弾性的に接触可能な弾性接触片を備えている。そして、相手側コネクタが嵌合されていない状態では、対応する端子金具に弾性接触片が接触して端子金具間を短絡状態にし、相手側コネクタが嵌合されると、相手側コネクタに備えられた短絡解除部によって弾性接触片が端子金具から離され、端子金具の短絡状態が解除される。
例えば下記特許文献1に記載のコネクタにおいては、ショート端子が、ハウジングに設けられたショート端子収容室に前方から収容される。そして、ショート端子のうち横長な板状をなす本体部が、ショート端子収容室の上端両側縁に形成された溝に圧入保持されるようになっている。
特開2004−134259号公報
ところで、上記のようなコネクタにおいて、ショート端子が弾性接触片の変位方向にがたつくことを防ぐべく、ショート端子の本体部のうちショート端子収容室の溝に圧入される部分に突起を設けることが考えられる。その際、突起を前後に一対設けようとすると、ハウジングの溝に先に入る突起によって溝が押し広げられ、後に入る突起においては溝との間に隙間が生じる等して十分にがたつきを抑制できない虞があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、一の圧入溝に入る一対の圧入突起がいずれにおいても確実にがたつきを抑制することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、一対の端子金具に弾性接触片が弾性的に接触することで一対の前記端子金具を短絡させるショート端子と、前記端子金具および前記ショート端子が収容されるハウジングと、を備え、前記ショート端子には、前記ハウジングに設けられた一の圧入溝に圧入される圧入突起が、前記圧入溝への圧入方向における前側と後側とに離れて一対設けられ、前記圧入方向の前側に位置する圧入突起と後側に位置する圧入突起とが前記圧入方向に対して横にずれて配置されているものである。
本発明によれば、圧入溝に先に入る圧入突起によって押し広げられていない部分に、後から入る圧入突起が圧入されるから、一の圧入溝に入る一対の圧入突起がいずれにおいても確実にがたつきを抑制することができる。
本実施例におけるコネクタであって、相手側コネクタと嵌合する前の状態を示す断面図 相手側コネクタと嵌合した状態のコネクタを示す断面図 ショート端子を示す正面図 ショート端子を示す平面図 ショート端子を示す側面図 ショート端子を示す断面図であって、図3のA−A位置における断面に相当する断面図 コネクタを示す正面図 コネクタを示す断面図 フロントホルダを取り外した状態のハウジングを示す正面図 ショート端子を収容した状態のハウジングを示す正面図 圧入溝に圧入突起が圧入された状態のコネクタを示す断面図 圧入溝に圧入突起が圧入された状態を示す図11の一部拡大断面図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明のコネクタは、前記ショート端子が、前記ハウジングに対して前方から収容されるものとされ、一対の前記圧入突起が、前記ショート端子の前側と後側とに離れて配されるとともに、前記ショート端子の左右方向の両側に備えられているものとしてもよい。このような構成によれば、ショート端子の前後左右でがたつきを抑制することができる。
また、本発明のコネクタは、前記圧入突起が、裾野部から頂上部へ前記圧入方向に対して横方向の幅が徐々に狭くなる形状をなし、前記圧入方向の前側に位置するものと後側に位置するものとで、前記裾野部が前記圧入方向に重なり、前記頂上部が前記圧入方向に対して横にずれる位置に配されているものとしてもよい。このような構成によれば、一対の圧入突起を、裾野部を含む全体が圧入方向に対して横にずれるように設ける場合に比して、ショート端子の幅寸法を小さくすることができるから、ショート端子が大型化することを抑制することができる。
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図12を参照しつつ詳細に説明する。以下、各構成部材において、コネクタCと相手側コネクタ40とにおける嵌合面側をそれぞれ前方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
相手側コネクタ40は、合成樹脂製のハウジング(以後、相手側ハウジング41と称する)と、複数の雄側の端子金具(以後、相手側端子金具42と称する)とを備えている。相手側ハウジング41は、前方に開口したフード部44を備え、このフード部44の内側にコネクタCが嵌合される。フード部44の内側には、相手側端子金具42が、その先端部を突出させた状態で取り付けられている。また、フード部44の内側には、コネクタCを嵌合する過程で、コネクタCに保持された雌側の端子金具Tとショート端子10との短絡状態を解除する短絡解除部45が突出して設けられている。
コネクタCは、複数の端子金具Tと、隣り合う一対の端子金具Tを短絡させるショート端子10と、端子金具Tおよびショート端子10が収容されるハウジング30とを備えている。
ショート端子10は、導電性金属板をプレス加工することで形成され、図4および図5に示すように、ほぼ平板状をなす基板12と、この基板12の後端から折り返されて前方に延出される一対の弾性接触片11とを備えている。ショート端子10は、一対の弾性接触片11が一対の端子金具Tに弾性的に接触することで、一対の端子金具Tを短絡させるものである。
基板12は、全体として前後方向に若干長い長方形状をなし、その前端には、一対の弾性接触片11の過度の撓み変形を防止する過度撓み防止壁13が立ち上げられている。また、基板12のほぼ中央部には、ハウジング30に係止する係止片14が、前方に向かう片持ち状をなして斜め下方に切り起こして形成されている。
基板12の左右両側には、図4に示すように、複数の突出片15が設けられている。突出片15は、基板12の前後両端部および中間部に設けられている。突出片15は、ショート端子10を図7に示すショート端子収容室35に収容する際に、図9に示すハウジング30の圧入溝36に入り込むものとされている。基板12の前後両端部に設けられた突出片15は、図4に示すように、中間部に設けられた突出片15よりも突出寸法(左右方向の寸法)および前後方向の寸法が大きくされている。そして、この基板12の前後両端部に設けられた突出片15には、ハウジング30の圧入溝36に圧入される圧入突起20が設けられている。圧入突起20については、後ほど詳しく説明する。
弾性接触片11は、基板12との連結部位となる折り返し部16を支点として上下方向に弾性撓み可能となっている。弾性接触片11と基板12との間には、図5に示すように、弾性接触片11の撓み変形動作を許容する撓み空間が形成されている。
弾性接触片11の前端部は、図5に示すように、略山形状に屈曲して形成されており、その頂点が端子金具Tの下面に接触可能な接点部17とされている。なお、接点部17の前方は前下がりの下り部18、後方は前上がりの上り部19とされている。
弾性接触片11は、図4に示すように、接点部17側よりも折り返し部16側の幅寸法(左右方向の寸法)が大きくされ、上り部19の後側は次第に幅寸法が増すように内側に拡幅されている。
ハウジング30は、図1に示すように、端子金具Tおよびショート端子10が収容される端子収容部31と、レバーLが収容されるレバー収容部32とを有し、全体として、相手側ハウジング41のフード部44内に嵌合可能な略方形のブロック状をなしている。
端子収容部31には、図2に示すように、端子金具Tが個別に収容される端子収容室33とショート端子10が収容されるショート端子収容室35とが複数室ずつ設けられている。
複数の端子収容室33は、上下方向に複数段(本実施例では3段)に分けられるとともに、各段に左右方向に並べて配されている。各段には同数の端子収容室33が、左右方向に略同一ピッチで配されている。
各端子収容室33には、図示しない電線の端末部に接続された端子金具Tが後方から挿入されて収容される。端子収容室33に正規の位置まで挿入された端子金具Tは、端子収容室33に設けられたランス34が係止することにより抜け止めされる。
ショート端子収容室35は、最上段の端子収容室33の下側に複数設けられている。各ショート端子収容室35は前後両側に開放された形態をなし、前方からショート端子10が収容可能とされている。なお、ショート端子収容室35の後端は、後述するリテーナ装着部39に連通している。
ショート端子収容室35の上面側には、一対の端子収容室33に連通するように開口部35Hが設けられている。この開口部35Hを介してショート端子10の弾性接触片11の接点部17が端子収容室33内に突出して配される。また、ショート端子収容室35の下面側には相手側コネクタ40との嵌合時に、弾性接触片11の下り部18を逃がすための逃し凹部35Rが形成されている。
そして、ショート端子収容室35の左右両側面には、図9および図10に示すように、ショート端子10の圧入突起20が圧入される圧入溝36が凹設されている。圧入溝36は、ショート端子収容室35の下面に沿って左方または右方に凹み形成されている。圧入溝36は、端子収容部31の前方に開放されるとともに、後端が所定の位置で閉鎖されている(図12参照)。
圧入溝36の奥側の部分(後述する第1圧入突起20Fおよび第2圧入突起20Sが圧入されて保持される部分)の高さ寸法(上下方向の寸法)は前後方向に略一定とされている。圧入溝36の前端部の高さ寸法は、奥側の部分よりも若干大きくされている。圧入溝36の幅寸法(左右方向の寸法)は、図10に示すように、ショート端子10の前後両端部に設けられた突出片15の幅寸法(突出寸法)と同等とされている。
端子収容部31の前面側には、図11に示すように、フロントホルダ37が取り付けられる。このフロントホルダ37により、端子収容室33およびショート端子収容室35の前壁が構成される。
端子収容部31には、端子金具Tに係止して二次的にその抜け止めをするリテーナ38が装着されている。リテーナ38は、端子収容部31の前後方向の略中央部に設けられたリテーナ装着部39に装着されている。リテーナ装着部39は、端子収容部31の下面側に開口するとともに、最上段の端子収容室33まで上下方向に連通している。リテーナ装着部39に装着されたリテーナ38は、端子金具Tに係止する部分が端子収容室33から下側に退避する仮係止位置と、端子金具Tに係止する部分が端子収容室33に進入する本係止位置との間を上下方向に移動可能とされている。
さて、ショート端子10には、ハウジング30に設けられた圧入溝36に圧入される圧入突起20が設けられている。圧入突起20は、図4に示すように、ショート端子10の前後方向の中央部を除いた突出片15に一ずつ設けられ、基板12の前後左右に配置されている。各圧入突起20は、各突出片15の前後方向の略中心部に突設され、前側の圧入突起20は外側の端に寄っている。各圧入突起20は前後方向に長く、その前端部と後端部とは平面視円弧形状をなしている。また、各圧入突起20の前後方向における中間部の幅寸法は略一定とされている。なお、4つの圧入突起20はほぼ同じ大きさで同形状とされている。
各圧入突起20は、図3および図5に示すように、裾野部21から頂上部22へ横方向(図3の左右方向)および前後方向(図5の左右方向)の幅が徐々に狭くなる形状をなしている。各圧入突起20は、下端(突出片15の上面位置)の幅寸法が最も大きくされている。各圧入突起20の頂上部22は、前後方向の中心部および左右方向の中心部が最も高くされている。なお、各圧入突起20の頂上部22を前方から見ると、丸いドーム状をなしている。
圧入突起20は、図4に示すように、係止片14よりも前側の位置と後側の位置とに離れて設けられている。前後一対の圧入突起20は、基板12の左右両側に備えられている。前後一対の圧入突起20は、同じ圧入溝36に圧入されるようになっている。以後、ショート端子10の後側(圧入溝36への圧入方向の前側)に位置するものを第1圧入突起20F、ショート端子10の前側(圧入溝36への圧入方向の後側)に位置するものを第2圧入突起20Sと称する。
ショート端子10の左右両側の第1圧入突起20F同士および第2圧入突起20S同士は、それぞれ前後方向の位置が揃っている。そして、第2圧入突起20Sは、弾性接触片11の接点部17の近傍に配され、ショート端子10を側方から見ると、図5に示すように、上り部19の真下に位置している。
前後一対の圧入突起20は、第1圧入突起20Fと第2圧入突起20Sとで圧入溝36に対し、図10に示すように、横にずれるように配置されている。第1圧入突起20Fは、第2圧入突起20Sよりも内側に位置している。第1圧入突起20Fおよび第2圧入突起20Sを前方から見ると、図3に示すように、頂上部22の全体が左右方向にずれ、裾野部21の一部が前後方向に重なっている。すなわち、第1圧入突起20Fと第2圧入突起20Sとは、裾野部21の圧入溝36への圧入経路が重複し、頂上部22の圧入溝36への圧入経路が完全にずれる位置に配置されている。なお、ショート端子10を平面視すると、図4に示すように、内側に位置する第1圧入突起20Fの裾野部21の一部が、弾性接触片11と上下方向に重なっている。
次に、コネクタCの組み立て作業および相手側コネクタ40との嵌合作業の一例を説明する。
まず、コネクタCを組み立てる。
ハウジング30のショート端子収容室35に前方からショート端子10を装着する。この際、第1圧入突起20Fが先に圧入溝36に入り込み、第1圧入突起20Fおよびこの圧入突起20Fが設けられた突出片15が圧入溝36に圧入し、ショート端子10がショート端子収容室35の奥方へ挿入案内される。そして、ショート端子10が正規の収容位置に近づくと、第2圧入突起20Sが圧入溝36に入り込む。第2圧入突起20Sは、圧入溝36のうち第1圧入突起20Fが通っていないために押し広げられていない部分に入り込む。
そして、図12に示すように、ショート端子10が正規の収容位置に至ると、後側の突出片15が圧入溝36の後端に至り、ショート端子10の後方への後止まりがなされる。このとき、一対の弾性接触片11の接点部17が開口部35Hから対応する端子収容室33に突出して配され、また、ショート端子10の前後左右のすべての圧入突起20が圧入溝36に十分に圧入された状態になっている。なお、ショート端子10の係止片14は、フロントホルダ37が装着される前においては、図10に示すように、端子収容部31の前面側に臨んで配される。
こうしてショート端子10をショート端子収容室35に収容した後、端子収容部31の前面側にフロントホルダ37を装着する。すると、フロントホルダ37の後面に設けられた図示しない係止受け部がショート端子10の係止片14に前方から係止し、ショート端子10の前方への抜け止めがなされる。
次いで、ハウジング30のリテーナ装着部39にリテーナ38を組み付けて仮係止位置に保持させ、ハウジング30の各端子収容室33に端子金具Tを挿入する。正規の挿入深さに達した端子金具Tは、図1に示すように、ランス34が係止して抜け止めされる。また、ショート端子10の弾性接触片11が一対の端子金具Tに接触することでそれらを短絡させる。その後、リテーナ38を本係止位置に押し込み、全ての端子金具Tを二次係止する。
こうして、コネクタCの組み立て作業が完了する。
次に、コネクタCを相手側コネクタ40に嵌合する。
相手側コネクタ40のフード部44にハウジング30を浅く嵌合してからレバーLを回動操作する。すると、図2に示すように、両コネクタC,40が正規の嵌合状態に至り、両端子金具T,42を導通接続させる。また、両コネクタC,40の嵌合動作に連動して、ショート端子10の弾性接触片11が、相手側ハウジング41の短絡解除部45に押倒されて端子金具Tから解離され、短絡状態を解除する。
こうして、相手側コネクタ40との嵌合作業が完了する。
次に、上記のように構成された本実施例の作用および効果について説明する。
本実施例のコネクタCは、一対の端子金具Tに弾性接触片11が弾性的に接触することで一対の端子金具Tを短絡させるショート端子10と、端子金具Tおよびショート端子10が収容されるハウジング30と、を備えている。ショート端子10には、ハウジング30に設けられた一の圧入溝36に圧入される圧入突起20が、圧入溝36への圧入方向における前側と後側とに離れて一対設けられ、圧入方向の前側に位置する第1圧入突起20Fと後側に位置する第2圧入突起20Sとが圧入方向に対して横にずれて配置されている。この構成によれば、圧入溝36に先に入る第1圧入突起20Fによって押し広げられていない部分に、後から入る第2圧入突起20Sが圧入されるから、一の圧入溝36に入る一対の圧入突起20F,20Sがいずれにおいても確実にがたつきを抑制することができる。
また、ショート端子10が、ハウジング30に対して前方から収容されるものとされ、一対の圧入突起20F,20Sが、ショート端子10の前側と後側とに離れて配されるとともに、ショート端子10の左右方向の両側に備えられている。この構成によれば、ショート端子10の前後左右で上下方向のがたつきを抑制することができる。
また、各圧入突起20が、裾野部21から頂上部22へ圧入方向に対して横方向の幅が徐々に狭くなる形状をなし、圧入方向の前側に位置する第1圧入突起20Fと後側に位置する第2圧入突起20Sとで、裾野部21が圧入方向に重なり、頂上部22が圧入方向に対して横にずれる位置に配されている。この構成によれば、一対の圧入突起20F,20Sを、裾野部21を含む全体の圧入経路がずれるように設ける場合に比して、ショート端子10の幅寸法を小さくすることができるから、ショート端子10が大型化することを抑制することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、本発明を、ショート端子10がハウジング30に対して前方から収容される場合に適用した例を示したが、これに限らず、本発明は、ショート端子がハウジングに対して例えば側方から挿入される場合にも適用することができる。
(2)上記実施例では、ショート端子10が片持ち状の弾性接触片11を備える例を示したが、本発明においては、例えばショート端子が両持ち状の弾性接触片を備えるものでもよい。
(3)上記実施例では、雌側の端子金具Tが収容された雌コネクタCにショート端子10が備えられている場合を例示したが、これに限らず、本発明は、雄側の端子金具が収容された雄コネクタにショート端子が備えられる場合にも適用することができる。
(4)上記実施例では、第1圧入突起20Fと第2圧入突起20Sとが、裾野部21が圧入方向に重なり、頂上部22が圧入方向に対して横にずれる位置に配されているが、これに限らず、第1圧入突起と第2圧入突起との全体が完全にずれて配置されるものとしてもよい。
(5)上記実施例では、ショート端子10の前後に離れて突出片15が設けられ、各突出片15に圧入突起20が突設されているが、これに限らず、例えばショート端子の前後方向に連なって突出片が設けられ、その突出片の前端部と後端部とに圧入突起を突設しても良い。
C…コネクタ
T…端子金具
10…ショート端子
11…弾性接触片
20…圧入突起
20F…第1圧入突起(圧入方向の前側に位置するもの)
20S…第2圧入突起(圧入方向の後側に位置するもの)
21…裾野部
22…頂上部
30…ハウジング
36…圧入溝

Claims (3)

  1. 一対の端子金具に弾性接触片が弾性的に接触することで一対の前記端子金具を短絡させるショート端子と、
    前記端子金具および前記ショート端子が収容されるハウジングと、を備え、
    前記ショート端子には、前記ハウジングに設けられた一の圧入溝に圧入される圧入突起が、前記圧入溝への圧入方向における前側と後側とに離れて一対設けられ、
    前記圧入方向の前側に位置する圧入突起と後側に位置する圧入突起とが前記圧入方向に対して横にずれて配置されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ショート端子が、前記ハウジングに対して前方から収容されるものとされ、
    一対の前記圧入突起が、前記ショート端子の前側と後側とに離れて配されるとともに、前記ショート端子の左右方向の両側に備えられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記圧入突起が、裾野部から頂上部へ前記圧入方向に対して横方向の幅が徐々に狭くなる形状をなし、前記圧入方向の前側に位置するものと後側に位置するものとで、前記裾野部が前記圧入方向に重なり、前記頂上部が前記圧入方向に対して横にずれる位置に配されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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