JP5660376B2 - レバー付きコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、レバー付きコネクタに関する。
従来より、レバー操作によるカム作用を利用して嵌合操作力の低減を図る、レバー付きコネクタが知られている。例えば特許文献1に記載されたレバー付きコネクタにおいては、端子金具を収容するハウジングの外側に、レバーを収容するレバー収容室が設けられ、レバーはハウジングの外面に沿うように組み付けられている。
特開2008−71527号公報
上記のような構成のレバー付きコネクタにおいては、レバー収容室を設ける分だけコネクタの高さ寸法を大きくせざるを得ず、低背化することが難しかった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、低背化することが可能なレバー付きコネクタを提供することを目的とする。
本発明のレバー付きコネクタは、レバー操作によるカム作用を利用して嵌合操作力の低減を図る、レバー付きコネクタであって、幅方向に並んで配された一対の端子金具を短絡させるショート端子と、前記一対の端子金具をそれぞれ収容する2室の端子収容室を有し、かつ、前記2室の端子収容室とは異なる高さ位置に設けられて前記ショート端子を収容するショート端子収容室を有するハウジングと、を備え、前記ショート端子収容室と同じ高さ位置に、前記レバーを収容するレバー収容室が設けられており、前記ショート端子収容室は、前記ハウジングのうち相手との嵌合面側に寄った位置に設けられ、前記レバー収容室は、前記ハウジングのうち前記嵌合面側とは反対側に寄った位置に設けられている。
このような構成によれば、レバー収容室がハウジングの外側に設けられる場合に比べて、コネクタを低背化することができる。
また、ショート端子収容室の後方のデッドスペースを利用することができ、コネクタの幅寸法をできるだけ小さくしつつ、低背化することができる。
本発明によれば、低背化することが可能なレバー付きコネクタを提供することができる。
本実施形態におけるコネクタであって、レバーが初期位置に保持された状態を示す斜視図 レバーが初期位置に保持された状態のコネクタの平面図 レバーが初期位置に保持された状態のコネクタの正面図 コネクタの断面図であって、図3のA−A位置における断面に相当する断面図 レバーが嵌合完了位置に保持された状態のコネクタの斜視図 レバーが嵌合完了位置に保持された状態のコネクタの正面図 レバーが嵌合完了位置に保持された状態のコネクタの断面図であって、図6のB−B位置における断面に相当する断面図 レバーおよびリテーナが取り外された状態の雌側ハウジングの正面図 レバーおよびリテーナが取り外された状態の雌側ハウジングの断面図であって、図8のC−C位置における断面に相当する断面図 レバー収容室にレバーが収容された状態を示すコネクタの一部切欠斜視図 レバー収容室にレバーが収容された状態を示すコネクタの一部切欠平面図 基板用コネクタの断面図
<実施形態>
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図1〜図12を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態におけるコネクタ10は、レバー操作によるカム作用を利用して嵌合操作力の低減を図るレバー付きコネクタであって、基板に接続される基板用コネクタ50(相手)と嵌合し、自動車のエアバッグ回路を構成するものである。以下、各構成部材において、両コネクタ10,50における嵌合面側を前方、その反対側を後方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
基板用コネクタ50は、いわゆる雄型のコネクタであって、合成樹脂製のハウジング(雄側ハウジング51と称する)と、雄側ハウジング51に装着される複数本の端子金具(雄側端子金具52と称する)とを備えている(図12参照)。
雄側ハウジング51は、前面が開口したフード部53を備え、このフード部53内にコネクタ10が嵌合される。雄側ハウジング51には、L字形に屈曲された複数の雄側端子金具52が、その先端部をフード部53内に突出させた状態で取り付けられている。
また、雄側ハウジング51には、両コネクタ10,50を嵌合する過程で、後述する雌側端子金具の短絡状態を解除する短絡解除部54が、フード部53内に突出して設けられている。短絡解除部54は、雌側ハウジング11のショート端子収容室13に対応する位置に設けられている。
フード部53の上壁には、円柱状をなすカムピン55が下方に向かって(フード部53の内部空間に向かって)突出して形成されている。カムピン55は、フード部53の前後方向中央よりも前端寄りの位置に設けられている。
コネクタ10は、いわゆる雌型のコネクタ10であり、合成樹脂製のハウジング(雌側ハウジング11と称する)と、複数の端子金具とを備えている。
端子金具には、雄側端子金具52と接続可能な雌側端子金具(図示せず)と、雌側端子金具を短絡させるショート端子30とが含まれている。雌側端子金具は、略筒状をなして雄側端子金具52と接続する本体部と、電線の端末に接続されるバレル部とが前後に繋がった構成のものである。
ショート端子30は、伝導性の金属板を所定の形状に打ち抜いて曲げ加工することで形成され、図4に示すように、ベース部31と、このベース部31の後端から折り返されて前方へ延出する一対の弾性接触片32とを備えている。ショート端子30は、雌側端子金具に比して長さ寸法が格段に小さく(半分程度)、その全長は、雌側端子金具の本体部と同等もしくは若干小さい寸法とされている。
ベース部31には、後述する係合部16に係止する金属ランス33が切り起こして形成されている。金属ランス33は、後方に向かって少しずつ上る片持ち状をなし、係合部16に対して前方から係止する。
一対の弾性接触片32は、ショート端子30が短絡させる一対の雌側端子金具の配置に対応する間隔を取って設けられている。弾性接触片32は、片持ち状をなして前方に延び、ベース部31との連結部位(後端部)を支点として、上下方向に弾性変形可能とされている。各弾性接触片32のうち前端寄りの部分は、下方に突出する山形状に屈曲され、雌側端子金具に接触する接点部34とされている。この接点部34は、両コネクタ10,50の嵌合前においては、雌側端子金具の本体部に弾性的に接触して雌側端子金具を短絡させ、両コネクタ10,50が正規の嵌合状態に達すると、雄側ハウジング51の短絡解除部54により上方に押され、雌側端子金具から離れる。
雌側ハウジング11は、基板用コネクタ50のフード部53に嵌合可能なブロック状をなし、その内部には、後方から端子金具を挿入可能な端子収容室12,13が複数室、高さ方向及び幅方向に並んで設けられている。なお、雌側ハウジング11の外壁のうち上側に配される部分を上壁11A、下側に配される部分を下壁11B、両側に配される部分を側壁11C、前側に配される部分を前壁11Dと称する。
雌側ハウジング11の上壁11Aの後端部は、他の部分よりも壁厚寸法が大きくされて上方に突出する段部14とされている(図1参照)。段部14には、後述するレバー40を嵌合完了状態にロックするためのロック片15が設けられている。ロック片15は、段部14の幅方向の一端から後方に向かって片持ち状をなして突出し、その上面には、後述するレバー40に設けられたレバー側突起47と係合するハウジング側突起15Aが設けられている。
端子収容室12,13は、雌側端子金具を収容する雌端子収容室12と、ショート端子30を収容するショート端子収容室13である。
ショート端子収容室13は、図3に示すように、雌側ハウジング11の幅方向の隣に位置するショート端子収容室13と、高さがずれるように配置され、そのように配置されたショート端子収容室13の間のスペースを埋めるように、雌端子収容室12が設けられている。
複数段に配置されたすべての端子収容室12,13のうち最下段には、雌端子収容室12のみが幅方向に並んで配されている(これを最下段雌端子収容室12Aと称する)。この最下段雌端子収容室12Aのうち雌側ハウジング11の幅方向の両端部に並んで配された2室と、幅方向の中央部に並んで配された2室の上方には、それぞれショート端子収容室13(最下段用ショート端子収容室13Aと称する)が設けられている。また、この最下段用ショート端子収容室13Aの間の位置には、雌端子収容室12(中段雌端子収容室12Bと称する)が2室ずつ並んで設けられ、それぞれの上方には、ショート端子収容室13(中段用ショート端子収容室13Bと称する)が設けられている。そして、この中段用ショート端子収容室13Bの両外側の位置には、雌端子収容室12(最上段雌端子収容室12Cと称する)が2室ずつ並んで設けられ、それぞれの上方には、ショート端子収容室13(最上段用ショート端子収容室13Cと称する)が設けられている。最上段用ショート端子収容室13Cは、すべての端子収容室12,13の中で最も上段に位置している。また、最下段用ショート端子収容室13Aと中段雌端子収容室12B、中段用ショート端子収容室13Bと最上段雌端子収容室12Cとは、ほぼ同じ高さ位置に設けられている。
ショート端子収容室13は、隣り合う2室の雌端子収容室12にわたる開口幅を有し、その2室の雌端子収容室12に連通して形成されている。各ショート端子収容室13には、ショート端子30の金属ランス33が係合可能な係合部16が設けられ、係合部16は、ショート端子収容室13の上面から下方へ突出している(図4参照)。ショート端子収容室13にショート端子30が収容された状態では、一対の弾性接触片32がそれぞれ雌端子収容室12内に進入し、そこに挿入された雌側端子金具に弾性的に接触して両雌側端子金具を短絡させる。ショート端子30は、後述するレバー40を雌側ハウジング11に装着する前の段階で、雌側ハウジング11の後方からショート端子収容室13に押し込まれる。
ショート端子収容室13は、雌側ハウジング11の前端部に設けられている。ショート端子収容室13は、ショート端子30の大きさにあわせて形成され、その前後方向の寸法は、雌側ハウジング11の前後方向の寸法の略半分よりも若干小さくされている。
雌端子収容室12の下面側には、雌側端子金具に一次係止する樹脂ランス17が設けられ、また雌側ハウジング11には、雌側端子金具に二次係止するリテーナ18が取り付けられている。雌側端子金具は、これらにより二重に係止されて抜け止めされる。リテーナ18は、雌側ハウジング11の下面側に取り付けられ、すべての雌側端子金具の本体部に後方から係止する。リテーナ18は、雌側ハウジング11の前後方向の略中央部に取り付けられる。
雌側ハウジング11には、レバー40を収容するレバー収容室19が設けられている(図10および図11参照)。レバー収容室19は、端子収容室12,13のうち最上段用ショート端子収容室13C(一部の端子収容室)と同じ高さ位置に設けられている(図7参照)。
最上段用ショート端子収容室13Cは、雌側ハウジング11の幅方向の両端(前端の両角部)に配置されている。最上段用ショート端子収容室13Cは、雌側ハウジング11の側壁11Cおよび前壁11Dにより外側を囲まれてなる。なお、内側には、内壁24が設けられている。
レバー収容室19は、雌側ハウジング11の後側(嵌合面側とは反対側)に寄った位置に設けられ、レバー40は、雌側ハウジング11の前後方向の略中央より少し前の位置から後端にわたって配置されている。レバー収容室19は、雌側ハウジング11の上壁11A、側壁11Cおよび前壁11Dと、底壁19Aとにより囲まれてなる。底壁19Aは、その一部分(前端角部)が、最上段用ショート端子収容室13Cと最上段雌端子収容室12Cとの間を仕切り、それ以外の部分が、最上段雌端子収容室12Cまたは中段用ショート端子収容室13Bとレバー収容室19との間を仕切っている。底壁19Aの上面は、その略全体が平坦な面とされている。
雌側ハウジング11には、雄側ハウジング51のカムピン55を受け入れる受入路21が形成されている。受入路21は、前壁11Dから上壁11Aにわたって開口し、前後方向に直線状に延びている。受入路21の後端は、雌側ハウジング11の前後方向の中央よりも後端寄りの位置(段部14のすぐ手前の位置)に至っている。
レバー収容室19の底壁19Aには、レバー40を初期位置に保持するための係止片22が設けられている(図9参照)。係止片22は、前方へ向かって延びる片持ち状をなし、その自由端部には上方へ突出する係止突起22Aが設けられている。係止片22は、雌側ハウジング11の前後方向の略中央位置(リテーナ18の装着位置の上側)に形成され、底壁19Aにおける受入路21の真下に位置している。
また、レバー収容室19の底壁19Aには、レバー40の回動動作の中心軸となる支持軸23が、上方に突出して設けられている(図8参照)。支持軸23は、雌側ハウジング11の幅方向の略中央であって、係止片22よりも後方に位置している。
レバー40は回動式であって、合成樹脂からなり、平板状をなすカム板部41を備え、全体として水平な板状をなしている。カム板部41の厚さ寸法は、ショート端子30の厚さ寸法、詳しくは、ショート端子30のうちベース部31と弾性接触片32との平行部分(接点部34を除く部分)の上下方向の寸法と同等とされている(図7参照)。レバー収容室19に設置されたレバー40は、レバー収容室19の底壁19Aの上面に沿って配され、上壁11Aと底壁19Aとの間に僅かなクリアランスを持って挟まれた状態になる。また、レバー40は、図11に示すように、その略全体がショート端子30よりも後方にずれて配され、後述する操作部46は、雌側ハウジング11から後方に突出した状態になる。
カム板部41の下面の略中央には、支持軸23が嵌合する略円形の軸受孔42と、カム板部41の端縁から軸受孔42に至るまで、支持軸23の進入を許容する組付溝43とが凹設されている。
カム板部41の上面には、基板用コネクタ50のカムピン55が係合するカム溝44が形成されている。カム溝44は、カム板部41の端縁から内方に延びる凹部であり、レバー40が初期位置にあるときには、カム溝44の入口44Aが、雌側ハウジング11の受入路21の下方に位置し、カム溝44へのカムピン55の受け入れが可能となる。
カム溝44の入口44A側には、レバー40が初期位置にあるときに、雌側ハウジング11の係止突起22Aが係止する係止孔45が設けられている(図11参照)。係止孔45は長方形状をなし、カム溝44の底を上下方向に貫通している。係止孔45に係止突起22Aが係止することで、レバー40は、初期位置から嵌合完了位置側(図11では時計回り方向)へ回動することが規制され、初期位置に保持される。
レバー40には、レバー40を回動する際に指を当てて操作する操作部46が設けられている。操作部46は、図5に示すように、カム板部41との間にロック片15を挿入可能な開口を有して、カム板部41から上方に突出する略門型をなしている。
レバー40には、ロック片15のハウジング側突起15Aと係止するレバー側突起47が設けられている(図7参照)。レバー側突起47は、操作部46に形成され、詳しくは、操作部46のうちカム板部41と対向する掛渡部46Aから下方に突出して形成されている。レバー40の回動動作が完了したときには、掛渡部46Aがロック片15の上側に位置し、ハウジング側突起15Aとレバー側突起47とが係合することで、レバー40が回動規制されて保持される。なお、カム板部41のうち操作部46の掛渡部46Aと対向する部分には、ロック片15の弾性撓みを許容するための撓み許容凹部48が形成されている。
レバー40は、レバー収容室19に対して後方から押し込まれて収容される。詳しくは、レバー40を水平にして、支持軸23に組付溝43を整合させつつ、カム板部41をレバー収容室19内へ挿入し、支持軸23と軸受孔42とを嵌合させる。そして、レバー40を初期位置まで回動させて係止突起22Aと係止孔45とを嵌合させる。これにより、レバー40の嵌合完了位置側への回動が規制された状態になり、レバー40の雌側ハウジング11への組付けが完了する。
次に、両コネクタ10,50の嵌合動作について説明する。
まず、コネクタ10を基板用コネクタ50のフード部53内に浅く嵌合する。すると、カムピン55がカム溝44の入口44Aに進入して係止突起22Aを下方へ押し、係止孔45との係止を解除する。これにより、レバー40の回動操作が許容された状態になる。ここで、カムピン55は、従来よりも前側の位置に設けられているので、カム溝44の入口44Aが従来よりも後側に位置していても、同等の嵌合量でカムピン55をカム溝44に嵌合させることができる。
次いで、レバー40の操作部46を押圧してレバー40を嵌合完了位置側へ回動させると、カムピン55とカム溝44との係合によるカム作用により両コネクタ10,50が互いに引き寄せられ、フード部53に対する雌側ハウジング11の嵌合が進む。
この嵌合過程では、各短絡解除部54が各ショート端子収容室13内に進入し、各ショート端子30の弾性接触片32に当接してこれを上方へ弾性変形させる。これにより、弾性接触片32が雌側端子金具から離間し、雌側端子金具間の短絡状態が解除される。
また、レバー40が嵌合完了位置に接近する(すなわち両コネクタ10,50が正規の嵌合状態に近づく)と、ハウジング側突起15Aとレバー側突起47とが当接し、ロック片15が下方に撓み変形する。
そして、レバー40が嵌合完了位置に至ると同時に、ロック片15が復帰し、ハウジング側突起15Aとレバー側突起47とが係合して、レバー40がロックされた状態になり、両コネクタ10,50が正規の嵌合状態に保持される。
なお、両コネクタ10,50を上記の嵌合状態より離脱する場合には、ロック片15を下方に押圧して係止を解除し、そのまま操作部46を引いて、レバー40を嵌合動作時とは逆方向へ回動させる。すると、レバー40の回動に伴いカムピン55がカム溝44を入口側へ変位して両コネクタ10,50が離間されていき、やがてレバー40が初期位置に至り、カムピン55がカム溝44から外れ、両コネクタ10,50が離脱される。
上記のように構成された本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
本実施形態のコネクタ10は、レバー操作によるカム作用を利用して嵌合操作力の低減を図る、レバー付きコネクタであって、雌側ハウジング11には、端子金具を収容する端子収容室12,13が複数設けられ、端子収容室12,13のうち最上段用ショート端子収容室13Cと同じ高さ位置に、レバー40を収容するレバー収容室19が設けられている。これにより、従来のようにレバー収容室がハウジングの外側に設けられる場合に比べて、コネクタ10を低背化することができる。
また、最上段用ショート端子収容室13Cは、雌側ハウジング11のうち基板用コネクタ50との嵌合面側に寄った位置に設けられ、レバー収容室19は、雌側ハウジング11のうち嵌合面側とは反対側に寄った位置に設けられている。これにより、ショート端子収容室13の後方のデッドスペースを利用することができるから、コネクタ10の幅寸法をできるだけ小さくしつつ、低背化することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
3)上記実施形態では、ショート端子30は、両コネクタ10,50の嵌合前においては、雌側端子金具に弾性的に接触して雌側端子金具を短絡させ、両コネクタ10,50が正規の嵌合状態に達すると、雌側端子金具から離れる端子とされているが、これに限らず、例えば、ショート端子は、一方のコネクタに設けられ、他方のコネクタと嵌合して初めて、この他方のコネクタに備えられた一対の端子を短絡させる端子等であってもよい。
(4)上記実施形態では、レバー収容室19は、雌側ハウジング11の上面側に設けられているが、これに限らず、レバー収容室を雌側ハウジングの下面側に設けてもよい。
(5)ショート端子収容室13および雌端子収容室12の配置および室数は、上記実施形態で示した配置および室数に限らず、どのような配置および室数としてもよく、ショート端子収容室は、必要な箇所にのみ設ければよい。
(6)上記実施形態では、最上段用ショート端子収容室13Cは、雌側ハウジング11の前端の両角部に設けられているが、これに限らず、最上段用ショート端子収容室を、片側の角部のみに設けてもよい。また、最上段用ショート端子収容室は、雌側ハウジングの幅方向の中央部にわたって配置してもよく、それらの真後ろの位置にレバー収容室を設けてもよい。
10…コネクタ
11…雌側ハウジング(ハウジング)
12,13…端子収容室
13…ショート端子収容室
19…レバー収容室
30…ショート端子
40…レバー

Claims (1)

  1. レバー操作によるカム作用を利用して嵌合操作力の低減を図る、レバー付きコネクタであって、
    幅方向に並んで配された一対の端子金具を短絡させるショート端子と、
    前記一対の端子金具をそれぞれ収容する2室の端子収容室を有し、かつ、前記2室の端子収容室とは異なる高さ位置に設けられて前記ショート端子を収容するショート端子収容室を有するハウジングと、を備え、
    前記ショート端子収容室と同じ高さ位置に、前記レバーを収容するレバー収容室が設けられており、
    前記ショート端子収容室は、前記ハウジングのうち相手との嵌合面側に寄った位置に設けられ、
    前記レバー収容室は、前記ハウジングのうち前記嵌合面側とは反対側に寄った位置に設けられているレバー付きコネクタ。
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