JP2016156694A - 回転検出信号処理装置及び回転検出信号処理方法 - Google Patents

回転検出信号処理装置及び回転検出信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回転の誤検出を防止することができるようにする回転検出信号処理装置及び回転検出信号処理方法を提供する。【解決手段】オンオフ比率演算部41が、パルス信号のオン時間とオフ時間との比率であるオンオフ比率を演算し、判定部42が、演算されたオンオフ比率が所定範囲内か否かを判定し、回転数演算部43が、オンオフ比率が所定範囲内であると判定されたパルス信号に基づいて回転体の回転数を演算し、回転数情報出力部44が、回転数演算部により演算された回転体の回転数に基づいて回転数情報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、動力回転を伝達する機構の回転要素の回転数の検出に用いて好適の回転検出信号処理装置及び回転検出信号処理方法に関するものである。
例えば、自動車の駆動系のように動力回転を伝達する機構においては回転要素(回転体)の回転数を正確に検出することが要求され、回転体の回転数を検出する回転検出装置が開発されている。こうした回転検出装置において、ノイズ等による回転誤検出を防止することが課題となっている。例えば特許文献1には、ハイブリッド車両において、エンジンを停止してモータ出力により走行している際に、車両振動や車載制御機器(モータ、発電機等)のノイズ等に起因して回転検出装置から検出信号が出力されることがあり、この検出信号を正規の回転パルスと誤判定してしまうことが課題に挙げられている。
特許文献1では、エンジン停止時に回転体の回転検出を禁止して、回転検出装置から誤った検出信号が出力されてしまうという課題を解決しようとしている。つまり、回転体の回転を検出素子にて検出し、比較器で検出素子による検出波形と所定の基準電圧とを比較して、比較器の出力から回転パルスを生成し、この回転パルスから回転数を検出する回転検出装置において、検出素子のハイサイドと所定の低電圧地点とを電気的に断続するスイッチング素子を設け、エンジン停止時には、スイッチング素子をオン状態として、検出素子による検出波形(入力電圧)を所定の低電圧レベルで固定して回転検出を禁止する。
特開2003−214905号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、回転数検出の必要のない状態において、何等かの原因により、誤って回転検出信号が発せられてしまうことを防止するのみであり、回転数検出が必要な状況において、ノイズ等により回転数が誤検出されてしまうことを回避、防止することはできない。
本発明は、上述の課題を解決しようとするために創案されたもので、回転数の誤検出を防止することができるようにした、回転検出信号処理装置及び回転検出信号処理方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明の回転検出信号処理装置は、回転体に一定間隔で形成された特定形状の検出対象(凹凸又はスリット)の通過を検出する検出手段(検出素子)から出力される検出信号を処理する回転検出信号処理装置であって、前記検出手段から入力された検出信号をオン状態とオフ状態とに二値化したパルス信号(オン信号及びオフ信号)を生成するパルス生成手段と、前記パルス生成手段で生成されて入力されたパルス信号に基づいて前記回転体の(単位時間当たりの)回転数を演算する演算手段と、を有し、前記演算手段は、前記パルス信号が入力される毎に入力されたパルス信号のオン時間とオフ時間との比率であるオンオフ比率を演算するオンオフ比率演算部と、前記オンオフ比率演算部により演算されたオンオフ比率を、基準比率を中心とした所定範囲と比較して、このオンオフ比率が前記所定範囲内か否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて、前記オンオフ比率が前記所定範囲外であると判定されたらそのオンオフ比率にかかるパルス信号を除外し、前記オンオフ比率が前記所定範囲内であると判定されたらそのオンオフ比率にかかるパルス信号に基づいて前記回転体の回転数を演算する回転数演算部と、前記回転数演算部により演算された前記回転体の回転数に基づいて回転数情報を出力する回転数情報出力部と、を有することを特徴としている。
(2)前記回転数演算部は、前記オンオフ比率が前記範囲内であると判定されると、この時に入力されたパルス信号のオン時間及びオフ時間の一方又は両方の時間に基づいて前記回転体の回転数を演算することが好ましい。
(3)この場合、前記回転数情報出力部は、前記回転数演算部で演算された回転数をそのまま回転数情報として出力することが好ましい。
(4)あるいは、前記回転数情報出力部は、前記判定部により前記オンオフ比率が前記範囲内であると判定される状態が所定期間以上継続している場合には、前記回転数演算部で演算された回転数を前記所定期間で移動平均処理した平均回転数を回転数情報として出力することも好ましい。
(5)前記回転数演算部は、前記パルス生成手段で生成されたパルス信号のオン時間及びオフ時間の何れかが、予め設定された設定時間以上になると前記回転体の回転数を0とすることが好ましい。
(6)本発明の回転検出信号処理方法は、回転体に一定間隔で形成された特定形状の検出対象(凹凸又はスリット)の通過を検出する検出手段(検出素子)から出力される検出信号を処理する回転検出信号処理方法であって、前記検出手段から入力された検出信号をオン状態とオフ状態とに二値化したパルス信号(オン信号及びオフ信号)を生成するパルス生成ステップと、前記パルス生成ステップで生成されて入力されたパルス信号に基づいて前記回転体の(単位時間当たりの)回転数を演算する演算ステップと、を有し、前記演算ステップは、前記パルス信号が入力される毎に入力されたパルス信号のオン時間とオフ時間との比率であるオンオフ比率を演算するオンオフ比率演算部ステップと、前記オンオフ比率演算ステップにより演算されたオンオフ比率を、基準比率を中心とした所定範囲と比較して、このオンオフ比率が前記所定範囲内か否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップの判定結果に基づいて、前記オンオフ比率が前記所定範囲外であると判定されたらそのオンオフ比率にかかるパルス信号を除外し、前記オンオフ比率が前記所定範囲内であると判定されたらそのオンオフ比率にかかるパルス信号に基づいて前記回転体の回転数を演算する回転数演算ステップと、前記回転数演算ステップにより演算された前記回転体の回転数に基づいて回転数情報を出力する回転数情報出力ステップと、を有することを特徴としている。
本発明によれば、パルス信号が入力される毎に入力されたパルス信号のオン時間とオフ時間との比率であるオンオフ比率を演算し、演算されたオンオフ比率を所定範囲と比較して、このオンオフ比率が所定範囲外である場合はそのパルス信号を除外し、所定範囲内である場合はそのパルス信号に基づいて回転体の回転数を演算し、演算された回転体の回転数に基づいて回転数情報を出力する。パルス信号が適正なものであればそのオンオフ比率は基準比率を中心とした所定範囲内と判定されるため、不適正なパルス信号に基づく回転数の演算が防止され、適正なパルス信号に基づく回転数のみから回転数情報を出力するようになる。したがって、適正なパルス信号が得られる限り最新の回転情報を得ることができる。また、不適正なパルス信号に基づく回転数の演算が防止されるため、回転体が回転していないにもかかわらず振動やノイズ等により発生するパルス信号による回転の誤検出を防止することができる。
本発明の一実施形態にかかる回転検出信号処理装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる回転検出信号処理装置を適用するのに好適な回転体である変速機の回転要素を示す模式図である。 本発明の一実施形態にかかる回転検出信号処理装置による処理を説明するタイムチャートであり、(a)は回転センサの検出信号を示し、(b),(c)は生成したパルス信号を示す。 本発明の一実施形態にかかる回転検出信号処理装置による処理にかかる各種のパルス信号の例を示すタイムチャートであり、(a1)〜(d1)は何れも回転センサの検出信号を示し、(a2)〜(d2)は何れも検出信号から生成されたパルス信号の波形を示している。 本発明の一実施形態にかかる回転検出信号処理方法を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる回転検出信号処理方法に適用される基準比率の設定方法を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態にかかる回転検出信号処理装置及びこれを用いた回転検出信号処理方法を説明する。
本実施形態にかかる回転検出信号処理装置は、種々の回転体の回転の検出に適用でき、自動車の駆動系に装備された回転要素(回転体)の回転数(単位時間当たりの回転数、即ち、回転速度)を検出するために用いるのも好適である。例えば図2に示すように、自動車のエンジン1に、前進クラッチ,後退ブレーキを含んだ前後進切替機構2を介して接続された無段変速機3の回転要素(回転体)の1つであるプライマリシャフト(入力軸)3PSの回転数の検出やセカンダリシャフト(出力軸)3SSの回転数の検出に用いることができる。
〔1.装置構成〕
図1に示すように、回転体(軸自体又は軸に取り付けられて一体回転する円形状物等)10には、同一周上に凹凸又はスリットといった特定形状の検出対象11が一定間隔で形成されている。この例では、回転体10の外周に凹凸形状の検出対象11が一定間隔で形成されている。回転体1の回転を検出する回転センサ(検出手段)20として、ここではホール素子が用いられており、回転センサ20は、感知部を検出対象である凹凸形状11に対向させて配設されている。
ホール素子は、磁気量を電気量(ここでは、電圧)に変換して出力するもので、凹凸形状11の凸部が感知部の反応領域に進入すると磁気量が増加するためこれに応じて出力する電気量が増大し、凹凸形状11の凹部が感知部の反応領域に進入すると磁気量が減少するためこれに応じて出力する電気量が減少する。したがって、回転センサ20が出力する電気量の変化が、センサ部21に対する検出対象11の移動を示す。
なお、回転センサ20は、ホール素子に限らず、電磁ピックアップなど他の電磁式の検出手段を用いてもよい。これらの電磁式の検出手段の場合、電力を使用せずに検出できる利点がある。また、回転センサ20には、電磁式に限らず光学式など他の検出手段を用いてもよい。この場合、例えば、特定形状として回転体1の同一半径位置にスリットを一定間隔で形成し、このスリットを光が透過できるように発光ダイオードとフォトダイオードとを対向させた光学式センサを設置し、スリット通過による光の透過を検知して信号として出力するものが考えられる。
回転検出信号処理装置は、この回転センサ20からの検出信号を処理するもので、回転センサ20の検出信号からパルス信号を生成するパルス生成器(パルス生成手段)30と、パルス生成器30により生成されたパルス信号に基づいてパルス信号が適正な信号であるか否かを判定すると共に適正な信号である場合は回転体10の(単位時間当たりの)回転数を演算する演算装置(演算手段)40とをそなえている。
パルス生成器30は、パルス生成回路を備え、回転センサ20の検出信号の値(電圧値)を所定の基準電圧と比較して、回転センサ20の検出信号の電圧値が、基準電圧未満から基準電圧以上に増加したら信号を立ち上げ、基準電圧以上から基準電圧未満に減少したら信号を立ち下げて、パルス信号を生成する。例えば、回転体10が回転(定速回転とする)していると、回転センサ20の検出信号の電圧値は、図3(a)に示すサインカーブのように周期的に上下する。
この上下する電圧値の間に基準電圧をとれば、回転センサ20の検出信号の電圧値は、周期的に基準電圧を中心に上下するため、図3(b),(c)に示すように、検出電圧値が基準電圧以上のオン状態(例えば「1」)と、検出電圧値が基準電圧未満のオフ状態(例えば「0」)とに二値化した矩形のパルス信号が生成される。
図3(a)中に、パルス生成器30でパルス生成に用いる基準電圧として、一点鎖線で示す基準電圧1と、二点鎖線で示す基準電圧2とを例示している。パルス生成器30では、検出電圧値が基準電圧以上ならオン信号を、検出電圧値が基準電圧未満ならオフ信号を出力する。
なお、適正なパルス信号は、オン信号とオフ信号とが交互に連続するが、誤ったパルス信号には、単発的なオン信号や単発的なオフ信号もあり、ここでは、これらを含めたものをパルス信号と称する。
基準電圧1のように、基準電圧が検出電圧の最大値と最小値との中間(平均値)付近の値であれば(逆にいえば、検出電圧が基準電圧を中心に増減すれば)、1周期中のオン時間(オン信号の継続時間)Tonとオフ時間(オフ信号の継続時間)Toffとはほぼ等しくなるが、基準電圧2のように、基準電圧が検出電圧の最大値と最小値との中間(平均値)よりも大きい側又は小さい側にずれていれば(逆にいえば、検出電圧が基準電圧に対して小さい側又は大きい側にずれて増減すれば)、オン時間Tonとオフ時間Toffとは異なる大きさになる。
しかし、1周期中のオン時間Tonとオフ時間Toffとが異なっても、オン時間Tonとオフ時間Toffとの比率、即ち、オンオフ比率Ron・offは、少なくとも定速回転時には各周期で一定になる。
図4は回転センサの検出信号(電圧値)〔(a1)〜(d1)〕とこれに基づいて生成されたパルス信号の波形〔(a2)〜(d2)〕を示している。
回転体10が停止していれば、図4(a1)に示すように、検出信号は一定(ここでは、基準電圧未満とする)であり、パルス生成器30ではパルス信号は生成されずに、図4(a2)に示すように、オン信号及びオフ信号の何れかが(ここでは、オフ信号)が継続して出力される。
回転体10が定速回転していれば、図4(b1)に示すように、検出信号は一定周期で増減し、パルス生成器30では、図4(b2)に示すように、オン時間Ton及びオフ時間Toffがそれぞれ一定のオン信号及びオフ信号が交互に出力され、オンオフ比率Ron・offは一定になる。ここでは、便宜上、基準電圧が基準電圧1のように検出電圧の最大値と最小値との中間(平均値)付近の値とする。
回転体10が例えば加速するなど速度変化して回転していれば、図4(c1)に示すように、検出信号は周期を変化させながら増減し、パルス生成器30では、図4(c2)に示すように、オン時間Ton及びオフ時間Toffがそれぞれ回転体10の速度変化に応じて変化しながらオン信号及びオフ信号が交互に出力される。この場合、オンオフ比率Ron・offは変化するが、図4(c2)に示すオン時間Ton及びオフ時間Toffの変化は便宜上誇張して示すもので、検出対象11を回転体10にある程度の数だけ形成すれば、例え速度変化が著しい場合にも、オンオフ比率Ron・offの変化は僅かであり、定速回転時のオンオフ比率Ron・offに近い値となる。
そして、回転体10は回転していないが、回転体10が周囲の振動の影響を受けながら振動すると、図4(d1)に示すように、検出信号が不規則に変化するため、オン時間Ton及びオフ時間Toffが何れも不規則なオン信号及びオフ信号が出力される。この場合には、オンオフ比率Ron・offも不規則なものになり、定速回転時のオンオフ比率Ron・offから大きく外れた値となる。
本演算装置40は、このようなオンオフ比率Ron・offに着目して、オンオフ比率Ron・offが所定範囲内にあれば、パルス信号は適正であると判断することができ、オンオフ比率Ron・offが所定範囲外にあれば、パルス信号は不適正であると判断することができる、との知見に基づいて、パルス信号の正否を判断し、パルス信号が適正であればこのパルス信号に基づいて回転体10の回転数Rnを演算し、パルス信号が不適正であればこのパルス信号は除外し用いないようにしている。
このため、演算装置40は、マイクロコンピュータを中心として各種インターフェース等を備えて構成され、パルス生成器30から入力されるパルス信号からオンオフ比率を演算するオンオフ比率演算部41と、オンオフ比率が所定範囲内か否かを判定する判定部42と、オンオフ比率が所定範囲内であると判定されたらそのパルス信号に基づいて回転体10の回転数Rnを演算する回転数演算部43と、演算された回転体10の回転数に基づいて回転数情報を出力する回転数情報出力部44と、所定範囲を規定する基準比率Rstを予め設定する基準比率設定部45とを、機能要素(ソフトウェア)として備えている。
オンオフ比率演算部41は、パルス信号が入力される毎に入力されたパルス信号のオン時間(オン信号の継続時間)Tonとオフ時間(オフ信号の継続時間)Toffとの比率であるオンオフ比率Ron・offを演算する。なお、ここでは、次式のように、オン時間Tonをオフ時間Toffで除算した値をオンオフ比率Ron・offと定義するが、逆に、オフ時間Toffをオン時間Tonで除算した値をオンオフ比率Ron・offと定義してもよい。
Ron・off=Ton/Toff
本実施形態では、オン信号がオフ信号に切り替わったら、直近のオン時間Tonとその直前のオフ時間ToffとからRon・offを演算し、その後、オフ信号がオン信号に切り替わったら、直近のオフ時間Toffとその直前のオン時間TonとからRon・offを演算する。したがって、オン信号とオフ信号とが切り替わる毎にオンオフ比率Ron・offの演算が実施される。
判定部42は、オンオフ比率演算部41により演算されたオンオフ比率Ron・offを、基準比率Rstを中心とした所定範囲(Rstl〜Rsth)と比較して、このオンオフ比率Ron・offが所定範囲(Rstl〜Rsth)内か否かを判定する。
判定部42でオンオフ比率Ron・offが所定範囲内であると判定されると、このオンオフ比率Ron・offを与えたパルス信号は適正であると判断でき、判定部42でオンオフ比率Ron・offが所定範囲外であると判定されると、このオンオフ比率Ron・offを与えたパルス信号は適正でない、即ち、振動やノイズ等の影響を受けた不適正なものであると判断できる。
基準比率Rstは予め決められた値であって基準比率設定部45に記憶されている。また、基準比率設定部45では、回転体10が定速回転した場合においてオンオフ比率演算部41によって演算されたオンオフ比率Ron・offを所定のサンプル数Ncだけ取得し、このNc個のオンオフ比率Ron・offの平均値Ravを下式により演算し、この平均値Ravを基準比率Rstに設定してもよい。
Rst=Rav=ΣRon・off/Nc
また、基準比率設定部45では、予め設定された基準比率Rstを演算された平均値Ravで補正してもよい。
また、所定範囲の下限値Rstlは基準比率Rst−αとし、所定範囲の上限値Rsthは基準比率Rst+αとする。このαは、許容誤差であり、回転体10が加速又は減速して回転速度が変化した場合を考慮したもので、回転体10に想定される最大の速度変化に基づいて設定される。つまり、前述のように、パルス信号が適正であっても、回転体10の加速や減速によってオンオフ比率Ron・offが変化するため、回転体10の回転速度が最も急変した場合のオンオフ比率Ron・offの変化量程度をαとする。ただし、このオンオフ比率Ron・offの変化αは僅かである。
回転数演算部43は、判定部42の判定結果に基づいて、オンオフ比率Ron・offが所定範囲(Rstl〜Rsth)外であると判定されたらそのオンオフ比率Ron・offにかかるパルス信号を除外し、オンオフ比率Ron・offが所定範囲(Rstl〜Rsth)内(以内)であると判定されたらそのオンオフ比率Ron・offにかかるパルス信号に基づいて回転体10の回転数Rnを演算する。
本実施形態では、オンオフ比率Ron・offの演算に使用したオン時間Tonとオフ時間Toffとから、次式のように回転体10の回転数Rnを演算する。なお、Nobは回転体10に全周にわたって形成された検出対象(凹凸又はスリット)11の数である。オン時間Tonとオフ時間Toffとを分単位にすれば、回転数Rnの単位はrpmとなる。
Rn=1/〔(Ton+Toff)・Nob〕
なお、回転数演算部43は、パルス信号のオン時間Ton及びオフ時間Toffの何れかが、予め設定された設定時間以上になると回転体10の回転数Rnを0とする。つまり、回転体10の回転速度が低下すると、パルス信号のオン時間Ton及びオフ時間Toffが次第に長くなり、回転体10が停止すれば、図4(a2)に示すように、オン信号及びオフ信号の何れかがが継続して出力される。一般に、回転数Rnが微小な閾値以下になれば回転体10は停止しているものと判定できるが、前記設定時間は、この停止判定にかかる回転数閾値に対応するオン時間Ton,オフ時間Toffに基づいた時間を与えることができる。
回転数情報出力部44は、回転数演算部43により演算された回転体10の回転数Rnに基づいて回転数情報を出力する。
本実施形態では、回転数情報出力部44は、判定部42によりオンオフ比率Ron・offが所定範囲内(Rstl≦Ron・off≦Rsth)であると判定される状態が所定期間継続したら、回転数演算部43で演算された回転数Rnを所定期間で移動平均した平均回転数Rnavを回転数情報として出力する。
このように、平均回転数Rnavを回転数情報として出力するのは、回転体10への振動入力によりパルス信号が発生した場合であっても、単発のパルス信号であればオンオフ比率Ron・offが所定範囲内(Rstl≦Ron・off≦Rsth)であると判定される可能性があることを考慮したものである。振動入力により発生するパルス信号は単発的であるので、オンオフ比率Ron・offが所定範囲内である状態が所定期間継続したら、振動入力により発生するパルス信号ではないものと見做す。
そこで、オンオフ比率Ron・offが所定範囲内である状態が所定期間継続したことを条件に、回転数Rnを所定期間で移動平均した平均回転数Rnavを回転数情報として出力する。なお、所定期間とは、時間であっても入力されるパルス信号の数であっても良く、ここで入力されるパルス信号が所定数(少なくとも単数でなければよいので、所定数は僅かな数でよい)だけ連続して入力されるまでの期間としている。
もちろん、回転数情報出力部44が、回転数演算部43で演算された回転数Rnをそのまま回転数情報として出力するように構成して、回転数Rnを使用する側で必要に応じて移動平均処理等のフィルタ処理を行なうようにしてもよい。
〔2.作用及び効果〕
本発明の一実施形態にかかる回転検出信号処理装置は、上述のように構成されているので、例えば、図5及び図6のフローチャートに示すように、回転センサ20からの検出信号を処理する。なお、図5,図6のフローチャートは、回転検出信号処理装置の作動中には極めて短い処理周期で繰り返し実施される。
また、回転検出信号処理装置の起動と共にタイマカウントが開始される。タイマ値として、オフ時間をカウントするオフ時間タイマ値TM0と、オン時間をカウントするオン時間タイマ値TM1とが設けられる。さらに、「F」は制御フラグであり、パルス信号がオフ信号ならF=0に、パルス信号がオン信号ならF=1にセットされる。
図5に示すように、極めて短い処理周期で回転センサ20からの検出信号を読み取る(ステップS10)。パルス生成器30により、読み取った検出信号の値(検出値)を基準値(基準電圧)と比較する(ステップS20)。検出値が基準値以上ならパルス信号はオン信号でありステップS30へ、検出値が基準値未満ならパルス信号はオフ信号でありステップS130へ進む。
ステップS30では、フラグFが0か否かを判定する。ここで、フラグFが0と判定されるのは、前回の処理周期まではパルス信号はオフ信号であり今回の処理周期でオン信号に切り替わった場合に相当する。この場合、フラグFを1にセットし(ステップS40)、このときのオフ時間タイマ値TM0を読み取って、これに基づいてオフ時間Toffを演算し(ステップS50)、メモリにオフ時間Toffを記憶する(ステップS60)。
そして、オフ時間タイマ値TM0を0にリセットし、オン時間タイマ値TM1のカウントを開始する(ステップS70)。さらに、オンオフ比率演算部41が、記憶されている直近のオン時間Tonとオフ時間Toffとからオンオフ比率Ron・off(=Ton/Toff)を演算する(ステップS80)。
さらに、判定部2が、オンオフ比率Ron・offが所定範囲(Rstl〜Rsth)内か否かを判定し(ステップS300)、オンオフ比率Ron・offが所定範囲(Rstl〜Rsth)内であれば、回転数演算部43は、このオンオフ比率Ron・offにかかるオン時間Tonとオフ時間Toffとから回転数Rnを演算する(ステップS310)。この場合、直近の1組のオン時間Tonとオフ時間Toffとから回転数Rnを演算してもよいし、数組、又は、所定時間内のパルス数のオン時間Tonとオフ時間Toffとから回転数Rnを演算してもよい。オンオフ比率Ron・offが所定範囲(Rstl〜Rsth)外であれば、回転数演算部43は、このオンオフ比率Ron・offにかかるパルス信号は適正でないとして前回の周期の回転数Rnを維持する(ステップS320)。そして、演算された又は維持された回転数Rnを回転数情報出力部44に出力する(ステップS330)。
また、ステップS30で、フラグFが0でないと判定されるのは、オン信号の状態が継続している場合に相当する。この場合、オン時間タイマ値TM1のカウントを継続し(ステップS100)、オン時間タイマ値TM1が、回転数Rnが0であると判定する設定時間に相当する設定タイマ値TMs以上であるか否かを判定する(ステップS110)。オン時間タイマ値TM1が設定タイマ値TMs以上でなければリターンし、オン時間タイマ値TM1が設定タイマ値TMs以上であれば、回転数演算部43は回転体10の回転数Rnを0として(ステップS120)、回転数Rnとして「0」を回転数情報出力部44に出力する(ステップS330)。
一方、ステップS20からステップS130へ進むと、フラグFが1か否かを判定する。フラグFが1と判定されるのは、前回の処理周期まではパルス信号はオン信号であり今回の処理周期でオフ信号に切り替わった場合に相当する。この場合、フラグFを0にセットし(ステップS140)、このときのオン時間タイマ値TM1を読み取って、これに基づいてオン時間Tonを演算し(ステップS150)、メモリにオン時間Tonを記憶する(ステップS160)。
そして、オン時間タイマ値TM1を0にリセットし、オフ時間タイマ値TM0のカウントを開始する(ステップS170)。さらに、記憶されている直近のオン時間Tonとオフ時間Toffとからオンオフ比率Ron・off(=Ton/Toff)を演算する(ステップS180)。
さらに、判定部42が、オンオフ比率Ron・offが所定範囲(Rstl〜Rsth)内か否かを判定し(ステップS300)、オンオフ比率Ron・offが所定範囲(Rstl〜Rsth)内であれば、回転数演算部43は、このオンオフ比率Ron・offにかかるオン時間Tonとオフ時間Toffとから回転数Rnを演算する(ステップS310)。オンオフ比率Ron・offが所定範囲(Rstl〜Rsth)外であれば、回転数演算部43は、このオンオフ比率Ron・offにかかるパルス信号は適正でないとして前回の周期の回転数Rnを維持する(ステップS320)。そして、演算された又は維持された回転数Rnを回転数情報出力部44に出力する(ステップS330)。
また、ステップS130で、フラグFが1でないと判定されるのは、オフ信号の状態が継続している場合に相当する。この場合、オフ時間タイマ値TM0のカウントを継続し(ステップS200)、オフ時間タイマ値TM0が、回転数Rnが0であると判定する設定時間に相当する設定タイマ値TMs以上であるか否かを判定する(ステップS210)。オフ時間タイマ値TM0が設定タイマ値TMs以上でなければリターンし、オフ時間タイマ値TM0が設定タイマ値TMs以上であれば回転体10の回転数Rnを0として(ステップS220)、回転数Rnとして「0」を回転数情報出力部44に出力する(ステップS330)。
また、本実施形態では、回転数情報出力部44は、回転数演算部43から出力された回転数Rnの値をそのまま回転数情報として出力するのではなく、オンオフ比率Ron・offが所定範囲内である状態が所定期間継続したことを条件に、回転数Rnを所定期間で移動平均した平均回転数Rnavを回転数情報として出力する。
なお、基準比率設定部45では、所定範囲(Rstl〜Rsth)の中心となる基準比率Rstが予め設定されるが、基準比率設定部45では、例えば図6に示すように、基準比率Rstを設定することができる。つまり、回転体10を定速回転させながら(ステップS410)、オンオフ比率演算部41によるオンオフ比率演算ルーチンを利用して所定のサンプル数Ncだけオンオフ比率Ron・offを取得する(ステップS420)。ここで、オンオフ比率演算ルーチンとは、図5のステップS20〜S220の処理である(ただし、ステップS120,S220は使用しない)。
そして、所定のサンプル数Ncだけオンオフ比率Ron・offを取得したことを判定したら(ステップS430)、このNc個のオンオフ比率Ron・offの平均値Ravを下式のように演算し、この平均値Ravを基準比率Rstに設定する(ステップS440)。
Rst=Rav=ΣRon・off/Nc
このようにして、入力されたパルス信号に基づくオンオフ比率Ron・offから、パルス信号が正常であるか否かを判定し、パルス信号が正常の場合には、オンオフ比率Ron・offにかかるオン時間Tonとオフ時間Toffとからオンオフ比率Ron・off(=Ton/Toff)を演算し、回転体10の回転数Rnを更新するので、正常なパルス信号から最新の正確な回転情報を得ることができる。
例えば、図2に示すように、自動車のエンジン1に、前後進切替機構2を介して接続された無段変速機3のプライマリシャフト(入力軸)3PSの回転数の検出に用いる場合、前後進切替機構2の前進クラッチ,後退ブレーキを切り離して停車していても、エンジン1のアイドリング振動やこれに起因した車体振動がプライマリシャフト3PSに伝わって、周方向の微小な振動(回転振動)を生じることがある。
プライマリシャフト3PSが微小な回転振動を生じた際に、回転センサ20のセンサ部21に対向する検出対象11が微小に往復動して磁気量を変化させるためこれが電気量(ここでは、電圧)に変換されて電気量が増減する。この増減が、基準電圧付近で発生すると、パルス信号が発生する。このパルス信号を適正なものとして処理すると、停止しているプライマリシャフト3PSの回転数を算出してしまうことになる。しかし、こうした微小な回転振動で生じるパルス信号は不規則であるため、本実施形態にかかる回転検出信号処理装置や回転検出信号処理方法では、このようなパルス信号が誤って入力されたものと判断することができ、誤検出が回避される。
また、特許文献1に記載されるように、ハイブリッド車両において、エンジンを停止してモータ出力により走行している際に、車両振動や車載制御機器(モータ、発電機等)のノイズ等に起因して回転センサ20から誤った検出信号が出力されることがあるが、この場合も、パルス信号は不規則であるため、本実施形態にかかる回転検出信号処理装置や回転検出信号処理方法では、パルス信号が誤って入力されたものと判断することができ、このような誤検出も回避される。
また、回転数を検出している状況において、ノイズ等の何等かの要因により異常なパルスが発生した場合でも、正常なパルス信号が入力されていないと判断できるので、回転数の誤検出を防止することができる。
また、本実施形態では、回転数情報出力部44は、回転数演算部43から出力された回転数Rnの値をそのまま回転数情報として出力するのではなく、オンオフ比率Ron・offが所定範囲内である状態が所定期間継続したことを条件に、回転数Rnを所定期間で移動平均した平均回転数Rnavを回転数情報として出力するので、より信頼性の高い回転数情報を出力することができる。
〔その他〕
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の装置及び方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で上記実施形態を適宜変更して実施することができる。
例えば、回転数情報出力部44が、回転数演算部43から出力された回転数Rnの値をそのまま回転数情報として出力すれば、より最新の回転数情報を出力することができる。
また、実施形態では、所定範囲の下限値Rstlは基準比率Rst−αとし、所定範囲の上限値Rsthは基準比率Rst+αとしているが、検出信号が、中央値〔最大値と最小値との完全に中間な値、図3(a)の基準電圧1〕付近で傾斜が最も大きく、中央値から離れるほど傾斜が緩やかになっていくサイン波の特性を考慮して、基準比率Rstに対して、中央値〔図3(a)の基準電圧1〕からより外れている側の誤差許容値は小さく、中央値側の誤差許容値は大きく設定しても良い。
また、実施形態では、パルス生成手段として、パルス生成回路を有するパルス生成器30を用いているが、パルス生成手段は、演算装置40あるいはその他のコンピュータの機能要素(ソフトウェア)としてもよい。
1 エンジン
2 前後進切替機構
3 無段変速機
3PS プライマリシャフト(入力軸)
10 回転体
11 検出対象
20 回転センサ(検出手段)
21 センサ部
30 パルス生成器(パルス生成手段)
40 演算装置(演算手段)
41 オンオフ比率演算部
42 判定部
43 回転数演算部
44 回転数情報出力部
45 基準比率設定部

Claims (6)

  1. 回転体に一定間隔で形成された特定形状の検出対象の通過を検出する検出手段から出力される検出信号を処理する回転検出信号処理装置であって、
    前記検出手段から入力された検出信号をオン状態とオフ状態とに二値化したパルス信号を生成するパルス生成手段と、
    前記パルス生成手段で生成されて入力されたパルス信号に基づいて前記回転体の回転数を演算する演算手段と、を有し、
    前記演算手段は、
    前記パルス信号が入力される毎に入力されたパルス信号のオン時間とオフ時間との比率であるオンオフ比率を演算するオンオフ比率演算部と、
    前記オンオフ比率演算部により演算されたオンオフ比率を、基準比率を中心とした所定範囲と比較して、このオンオフ比率が前記所定範囲内か否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて、前記オンオフ比率が前記所定範囲外であると判定されたらそのオンオフ比率にかかるパルス信号を除外し、前記オンオフ比率が前記所定範囲内であると判定されたらそのオンオフ比率にかかるパルス信号に基づいて前記回転体の回転数を演算する回転数演算部と、
    前記回転数演算部により演算された前記回転体の回転数に基づいて回転数情報を出力する回転数情報出力部と、を有する
    ことを特徴とする、回転検出信号処理装置。
  2. 前記回転数演算部は、前記オンオフ比率が前記所定範囲内であると判定されると、この時に入力されたパルス信号のオン時間及びオフ時間の一方又は両方の時間に基づいて前記回転体の回転数を演算する
    ことを特徴とする、請求項1記載の回転検出信号処理装置。
  3. 前記回転数情報出力部は、前記回転数演算部で演算された回転数をそのまま回転数情報として出力する
    ことを特徴とする、請求項2記載の回転検出信号処理装置。
  4. 前記回転数情報出力部は、前記判定部により前記オンオフ比率が前記所定範囲内であると判定される状態が所定期間以上継続している場合には、前記回転数演算部で演算された回転数を前記所定期間で移動平均処理した平均回転数を回転数情報として出力する
    ことを特徴とする、請求項2記載の回転検出信号処理装置。
  5. 前記回転数演算部は、前記パルス生成手段で生成されたパルス信号のオン時間及びオフ時間の何れかが、予め設定された設定時間以上になると前記回転体の回転数を0とする
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の回転検出信号処理装置。
  6. 回転体に一定間隔で形成された特定形状の検出対象の通過を検出する検出手段から出力される検出信号を処理する回転検出信号処理方法であって、
    前記検出手段から入力された検出信号をオン状態とオフ状態とに二値化したパルス信号を生成するパルス生成ステップと、
    前記パルス生成ステップで生成されて入力されたパルス信号に基づいて前記回転体の回転数を演算する演算ステップと、を有し、
    前記演算ステップは、
    前記パルス信号が入力される毎に入力されたパルス信号のオン時間とオフ時間との比率であるオンオフ比率を演算するオンオフ比率演算部ステップと、
    前記オンオフ比率演算ステップにより演算されたオンオフ比率を、基準比率を中心とした所定範囲と比較して、このオンオフ比率が前記所定範囲内か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果に基づいて、前記オンオフ比率が前記所定範囲外であると判定されたらそのオンオフ比率にかかるパルス信号を除外し、前記オンオフ比率が前記所定範囲内であると判定されたらそのオンオフ比率にかかるパルス信号に基づいて前記回転体の回転数を演算する回転数演算ステップと、
    前記回転数演算ステップにより演算された前記回転体の回転数に基づいて回転数情報を出力する回転数情報出力ステップと、を有する
    ことを特徴とする、回転検出信号処理方法。
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