JP2016156294A - スタータ - Google Patents

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Abstract

【課題】スタータにおいて、ピニオン3をリングギヤ14に噛み合わせる際に発生する当接音を抑制して静粛性を高める。【解決手段】レバー5およびホルダ6は、ピニオン移動体の回転を規制する係止構造54を形成したり、解消したりすることができる。そして、係止構造54とネジスプラインとにより電動モータのトルクを軸方向に作用する推力に変換してピニオン移動体を軸方向一方側へ移動させることができる。これにより、電磁ソレノイドの磁気力を利用せずにピニオン3をリングギヤ14に噛み合わせることができるので、ピニオン3をリングギヤ14に噛み合わせる際に発生する当接音を抑制して静粛性を高めることができる。【選択図】図6

Description

本発明は、内燃機関を始動するスタータに関する。
従来から、スタータでは、ピニオンをリングギヤの方に移動させてリングギヤに噛み合わせるため、電磁ソレノイドの通電により発生する磁気力を利用するものが周知である(例えば、特許文献1〜3参照。)。
ところで、リングギヤに噛合ったピニオンは、さらに磁気力により付勢されてピニオンストッパに当接し、当接音を発生させる。また、電磁ソレノイド内部でも、磁気力によって付勢される可動部が固定部に当接することで当接音を発生させる。このため、スタータでは、電磁ソレノイドの磁気力利用に伴う当接音を抑制して静粛性を高める要請がある。
しかし、磁気力はコイルの通電量の2乗に比例して増加するので、磁気力を状況に応じて制御することは極めて困難である。このため、電磁ソレノイドの磁気力によらずに、ピニオンをリングギヤの方に移動させてリングギヤに噛み合わせることができる構成が求められている。
なお、電磁ソレノイドの磁気力によらず、電動モータの通電オンによりピニオン等に慣性力を作用させ、慣性力によりピニオンをリングギヤの方に移動させてリングギヤに噛み合わせる構成が公知となっている(例えば、特許文献4参照。)。しかし、慣性力を利用する場合も、慣性力を制御することが極めて難しく、当接音を抑制することが困難である。
特開2013−137014号公報 特開2014−177945号公報 特開2001−317439号公報 特許3497881号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、スタータにおいて、ピニオンをリングギヤに噛み合わせる際に発生する当接音を抑制して静粛性を高めることにある。
本願の第1発明によれば、スタータは、通電によりトルクを発生する電動モータと、 軸方向に移動可能に組み入れられ、軸方向一方側へ移動して内燃機関のリングギヤと噛み合うピニオンとを備える。そして、ピニオンを軸方向一方側に駆動してリングギヤに噛み合わせるとともに、ネジスプラインの嵌合を経由して電動モータのトルクをピニオンに伝達し、ピニオンを回転駆動して内燃機関を始動する。
そして、スタータは、次のような電磁ソレノイド、レバーおよびホルダを備える。
まず、電磁ソレノイドは、通電により発生する磁気力によって付勢される可動部を有する。次に、レバーは、可動部と機械的に連結され、磁気力により軸方向に揺動自在となるように組み付けられる。さらに、ホルダは、レバーのアームを、自身に対して軸方向に相対移動することができるように保持する。
そして、電動モータの通電のオンオフは可動部の移動と機械的に連動しない。
また、ホルダは、ピニオンと機械的に連結され、相互に軸方向および周方向に反力を及ぼし合う。さらに、レバーおよびホルダは、ピニオンおよびホルダの回転を規制する係止構造を形成したり、解消したりすることができる。ここで、係止構造は、アームに設けられる係止部と、ホルダに設けられる被係止部とが周方向に係合し合うことで形成され、係止部が被係止部に対し軸方向に相対的に移動することで解消される。
そして、係止構造とネジスプラインとにより電動モータのトルクを軸方向に作用する推力に変換してピニオンおよびホルダを軸方向一方側へ移動させる。また、ピニオンをリングギヤに噛み合わせるとともに係止構造を解消する。さらに、磁気力によりピニオンを軸方向一方側に付勢してピニオンとリングギヤとの噛み合いを維持しながら、電動モータのトルクによりピニオンを回転させて内燃機関を始動する。
これにより、電磁ソレノイドの磁気力を利用せずにピニオンをリングギヤに噛み合わせることができるので、ピニオンをリングギヤに噛み合わせる際に発生する当接音を抑制して静粛性を高めることができる。
また、近年のスタータでは、電動モータの通電オンオフを可動部の移動と機械的に連動しないように設けられた、いわゆるタンデムソレノイドが汎用化しつつある。さらに、レバーおよびホルダのそれぞれに係止部および被係止部を設けることは、さほど大掛かりな改造を施すことなく実施できる。このため、コストアップすることなく当接音を抑制することができる。
本願の第2発明のスタータによれば、電磁ソレノイドは、可動部を磁気力による付勢方向とは逆方向に付勢する付勢手段を有し、レバーは、磁気力および付勢手段の付勢力により軸方向に揺動自在となるように組み付けられている。そして、内燃機関の始動後、付勢手段の付勢力によりピニオンおよびホルダを軸方向他方側に駆動してピニオンをリングギヤから離脱させる。
電磁ソレノイドでは、ピニオンをリングギヤから離脱させるためのリターンスプリングを備えるものが汎用されている。このため、当接音を抑制することができるスタータにおいて、ピニオンをリングギヤから離脱させるための付勢手段を簡便に設けることができる。
本願の第3発明によれば、係止部および被係止部の少なくとも一方は、ピニオンおよびホルダが内燃機関の始動時と逆の方向に回転するときに被係止部が係止部を乗り越えるのを促す第1傾斜面を有する。
これにより、電動モータが逆回転したときに被係止部を係止部に対し空転させることが容易になる。なお、電動モータの逆回転は、例えば、内燃機関の逆回転や、ピニオン戻し時の逆回転制御により発生することが想定される。
本願の第4発明のスタータによれば、係止部および被係止部の少なくとも一方は、係止構造が形成されている時に、係止部が被係止部に対し軸方向に相対的に移動するのを促す第2傾斜面を有する。
これにより、ピニオンがリングギヤに当接してピニオンの直線的な移動が妨げられたときに、係止部と被係止部との間の軸方向の相対移動が容易になる。このため、ピニオンがリングギヤに当接した後、ピニオンは直ちに回転を開始し、ピニオンはリングギヤと噛み合う位置に到達することができる。
本願の第5発明のスタータによれば、係止部および被係止部の少なくとも一方は、係止構造が形成されているときに、電動モータのトルクにより周方向に撓むバネを有する。
これにより、第4発明と同様の作用効果を奏することができる。
本願の第6発明のスタータによれば、係止部および被係止部はそれぞれ周方向に2箇所に分かれて設けられ、係止部の一方と被係止部の一方とが周方向に係合し合うことで係止構造が形成され、係止部の他方と被係止部の他方とは周方向に離れている。また、係止部の他方と被係止部の他方との周方向の離間角度は、ピニオンの自然数歯分である。
これにより、ピニオンがリングギヤに当接して、一旦、係止構造が解消された後、ピニオンの自然数歯分、回転することで再度、係止構造を形成することができる。このため、リングギヤ当接後のピニオンをリングギヤと噛み合う位置まで押し込むドライブスプリング等がスタータに設けられていないときでも、再度、形成される係止構造により、ピニオンを直線的に移動させてリングギヤに押し込み、噛み合わせることができる。
スタータの全体構成図である(実施例1)。 スタータの回路図である(実施例1)。 (a)はレバーの側面図であり、(b)はレバーの背面図である(実施例1)。 (a)は金属板の正面図であり、(b)は側面から視た金属板の部分断面図である(実施例1)。 内燃機関の始動装置の動作を経時的に示すタイムチャートである(実施例1)。 スタータの要部の動作を示す状態図であり、(a)は係止構造を形成した時、(b)はピニオンがリングギヤに当接した時、(c)は、ピニオンとリングギヤとの噛み合いが完了した時、(d)は第1ソレノイドへの通電をオンした時、それぞれの状態図である(実施例1)。 スタータの要部の動作(係止部の突出幅が大きい場合)を示す状態図であり、(a)は係止構造を形成した時、(b)はピニオンがリングギヤに当接した時、(c)は、ピニオンとリングギヤとの噛み合いが完了した時、(d)は第1ソレノイドへの通電をオンした時、それぞれの状態図である(実施例1)。 (a)はレバーの側面図であり、(b)はレバーの背面図である(実施例2)。 スタータの要部の動作を示す状態図であり、(a)は係止構造を形成した時、(b)はピニオンがリングギヤに当接した時、(c)は、ピニオンとリングギヤとの噛み合いが完了した時、(d)は第1ソレノイドへの通電をオンした時、それぞれの状態図である(実施例2)。 (a)は金属板の正面図であり、(b)はバネの斜視図である(実施例3)。 係止部および被係止部が2組存在する場合で、一方の組で係止構造が形成されているときに、他方の組に形成される周方向の離間角度θを示す説明図である(実施例4)。 スタータの要部を示す状態図である(実施例5)。 内燃機関の始動装置の動作を経時的に示すタイムチャートである(変形例)。
実施形態のスタータを実施例に基づき説明する。
〔実施例1の構成〕
実施例1のスタータ1の構成を、図1を用いて説明する。
スタータ1は、車両(図示せず。)のエンジンルーム内に搭載されて内燃機関(図示せず。)を始動するものであり、以下に説明する電動モータ2、ピニオン3、電磁ソレノイド4、レバー5およびホルダ6を備える。
また、スタータ1は、図2に示すように、電動モータ2および電磁ソレノイド4の通電を制御する電子制御ユニット(ECU)8とともに、内燃機関の始動装置9を構成する。なお、ECU8は、入力された信号を処理する入力回路、入力された信号に基づき制御処理や演算処理を行うCPU、制御処理や演算処理に必要なデータやプログラム等を記憶して保持する各種のメモリ、CPUの処理結果に基づき必要な信号を出力する出力回路等を有するマイコンを備えて構成される。
まず、電動モータ2は、例えば、ブラシ10とコンミテータ11との摺接により通電される電機子12を有し(図2参照。)、通電によりトルクを発生する周知構造の直流電動機である。そして、電動モータ2は、発生したトルクをネジスプライン13の嵌合を経由してピニオン3に伝達し、ピニオン3を回転させる。
また、ピニオン3は、軸方向に移動可能に組み入れられ、軸方向一方側に移動して内燃機関のリングギヤ14と噛み合ったり、軸方向他方側に移動してリングギヤ14から離脱したりするものである。そして、ピニオン3は、リングギヤ14と噛み合っているときに、電動モータ2が発生するトルクによってリングギヤ14を回し、内燃機関を始動する。
ここで、ピニオン3は、他の部品と併せて、軸方向に移動する単位としてのピニオン移動体16を構成する。つまり、ピニオン移動体16を構成するピニオン3以外の部品は、直接的または間接的に、ピニオン3と機械的に連結されて相互に軸方向に反力を及ぼし合い、ピニオン3とともに軸方向に移動する。
また、ピニオン移動体16を構成する一部の部品は、相互に周方向に反力を及ぼし合い、電動モータ2のトルクによりピニオン3とともに回転する。そして、スタータ1は、ピニオン移動体16を軸方向一方側に駆動してピニオン3をリングギヤ14に噛み合わせるとともに、ネジスプライン13の嵌合を経由して電動モータ2のトルクをピニオン移動体16に伝達し、ピニオン3を回転駆動して内燃機関を始動する。
また、電動モータ2からピニオン3に至るトルクの伝達経路には、ドライブシャフト17および一方向クラッチ18が介在する。
ドライブシャフト17は、例えば、遊星歯車式の減速機(図示せず。)を介して電動モータ2からトルクを伝達されて回転駆動されるものであり、電動モータ2の出力軸(図示せず。)と同軸に組み付けられている。
一方向クラッチ18は、内燃機関の始動後、空転して内燃機関のトルクが電動モータ2の出力軸に伝わるのを遮断するものである。また、一方向クラッチ18は、ピニオン移動体16を構成するものであり、ピニオン3と機械的に連結されてピニオン3とともに軸方向に移動し、かつ、電動モータ2のトルクによりピニオン3とともに回転する。
そして、一方向クラッチ18は、周知機能を有するアウタ19、インナ20およびローラ21等を具備する。
また、アウタ19の軸方向他方側にはスプラインバレル23が一体に設けられている。そして、スプラインバレル23の内周にドライブシャフト17が嵌合しており、スプラインバレル23の内周とドライブシャフト17の外周との間にネジスプライン13の嵌合が形成されている。
また、インナ20の軸方向一方側にはインナチューブ24が一体に設けられ、ドライブシャフト17は、軸受25を介してインナチューブ24に対し相対回転自在となるように嵌合している。そして、インナチューブ24の外周にはピニオン3が嵌合しており、ピニオン3の内周とインナチューブ24の外周との間には直スプライン26の嵌合が形成されている。
さらに、ピニオン3とインナチューブ24との間にはスプリング27がセットされ、スプリング27は、ピニオン3をインナチューブ24に対して相対的に軸方向一方側に付勢している。また、ピニオン3は、インナチューブ24の軸方向一端に装着されたピニオンストッパ28により、軸方向一方側への移動が規制されている。そして、スプリング27は、例えば、ピニオン3がリングギヤ14に当接した後、リングギヤ14に噛合い可能となる位置まで回転したときに、ピニオン3を軸方向一方側に押し込んで噛み合わせるドライブスプリングとして機能する(以下、スプリング27をドライブスプリング27と呼ぶ。)。
なお、ドライブシャフト17には、ピニオン移動体16の軸方向一方側への移動を規制するカラー29が装着されている。また、ドライブシャフト17は、カラー29の軸方向一方側で軸受30により回転自在に支持されている。
次に、電磁ソレノイド4は、コイル32への通電により発生する磁気力によって付勢される可動部33、および、可動部33を磁気力による付勢方向とは逆方向に付勢する付勢手段34を有する。そして、電磁ソレノイド4は、レバー5およびホルダ6を介して、磁気力および付勢手段34の付勢力を出力し、ピニオン移動体16を軸方向に付勢したり移動させたりする。
すなわち、電磁ソレノイド4は、コイル32の内周で可動部33の軸方向他方側に配置される固定鉄心35、固定鉄心35の軸方向一方側に対向配置されて軸方向他方側に磁気吸引されるプランジャ36を有する。そして、プランジャ36は、可動部33とレバー5とを連結するジョイント37、ジョイント37をプランジャ36に一体化させるスプリング38等とともに可動部33を構成する。
また、ジョイント37およびスプリング38は、プランジャ36に設けられた孔39に収容され、ジョイント37の一端が孔39から突き出てレバー5と連結されている。さらに、付勢手段34は、コイルスプリングであり、固定鉄心35とプランジャ36との間で軸方向にセットされている(以下、付勢手段34をリターンスプリング34と呼ぶ。)。
ここで、電動モータ2の通電のオンオフは可動部33の移動と機械的に連動しない。
すなわち、電磁ソレノイド4は、電動モータ2への通電をオンオフする別の電磁ソレノイド41(図2参照。)とともに、いわゆるタンデムソレノイドを構成する(以下、レバー5と連結されている電磁ソレノイド4、電動モータ2への通電をオンオフする電磁ソレノイド41をそれぞれ第1、第2ソレノイド4、41と呼ぶ。)。なお、第2ソレノイド41は、通電されて磁束を発生するコイル42、車載バッテリ43から電動モータ2への通電をオンオフする可動接点44および固定接点45を有する(図2参照。)。
そして、第1、第2ソレノイド4、41への通電は互いに機械的に連動することなく、ECU8により個別に制御される。すなわち、ECU8は、リレー46をオンオフすることで、第1ソレノイド4への通電をオンオフしてレバー5を揺動させるとともに、リレー46のオンオフとは別に第2ソレノイド41への通電をオンオフすることで、車載バッテリ43から電動モータ2への通電をオンオフする。なお、電動モータ2の通電量は、図示しないドライバ回路において、ECU8から出力される制御信号によって増減制御される。
次に、レバー5は、第1ソレノイド4から出力される磁気力およびリターンスプリング34の付勢力により軸方向に揺動自在となるように組み付けられている。
すなわち、レバー5は、支点部48を中心として回転自在に支持され、支点部48から一方に伸びるアーム49Aがジョイント37に連結され、他方に伸びる2つのアーム49Ba、49Bbがホルダ6に保持されている(図1および図3参照。)。
そして、磁気力によりレバー5が回転すると、アーム49A、アーム49Ba、49Bbは、それぞれ軸方向他方側、一方側に揺動し、リターンスプリング34の付勢力によりレバー5が回転すると、アーム49A、アーム49Ba、49Bbは、それぞれ軸方向一方側、他方側に揺動する。
次に、ホルダ6は、アーム49Ba、49Bbの先端部(以下、アーム49Ba、49Bbそれぞれの先端部をレバー端50a、50bと呼ぶ。)を自身に対して軸方向に相対移動することができるように保持する。すなわち、ホルダ6は、以下のような一端側、他端側規制部51、52を有し、一端側、他端側規制部51、52により形成される領域にレバー端50a、50bを収容している。
一端側、他端側規制部51、52は、レバー端50a、50bに軸方向一方側、他方側それぞれの側で接触してレバー端50a、50bの軸方向の移動を規制する部分である。また、第1ソレノイドで磁気力が発生していない状態において、一端側、他端側規制部51、52の軸方向の距離は、レバー端50a、50bの軸方向の厚さよりも大きい(図1参照。)。このため、レバー端50a、50bは、ホルダ6内でホルダ6に対し軸方向に相対移動することができる。
なお、一端側規制部51は、アウタ19およびスプラインバレル23と一体に設けられる部分であって一方向クラッチの一部をなし、径方向に広がってアウタ19とスプラインバレル23とを径方向に接続する部分である。
また、他端側規制部52は、スプラインバレル23に同軸に固定される円環板状の金属部品である(図1および図4参照。以下、他端側規制部52を金属板52と呼ぶことがある。)。
さらに、ホルダ6は、ピニオン移動体16を構成するものであり、ピニオン3と機械的に連結されてピニオン3とともに軸方向に移動し、かつ、電動モータ2のトルクによりピニオン3とともに回転する。
そして、レバー5およびホルダ6は、ピニオン移動体16の回転を規制する係止構造54を形成したり、解消したりすることができる(図6および図7参照)。
ここで、係止構造54は、アーム49Baのレバー端50aに設けられる係止部55と、金属板52に設けられる被係止部56とが周方向に係合し合うことで形成され、係止部55が被係止部56に対し軸方向に相対的に移動することで解消される(図3、図4、図6および図7参照。)。
具体的には、アーム49Baのレバー端50aには、軸方向他方側に突き出る突起が設けられ、突起が係止部55として機能し、金属板52には切り欠き57が設けられ、切り欠き57の周方向の端縁が被係止部56として機能する(以下、係止部55を突起55と呼ぶことがあり、被係止部56を端縁56と呼ぶことがある。)。つまり、ピニオン移動体16が回転すると、端縁56が突起55に係合して係止構造54が形成され、レバー5が揺動してアーム49Baが軸方向一方側に移動すると、突起55が切り欠き57から抜け出て係止構造54が解消される。
そして、スタータ1は、内燃機関を始動するときに、ECU8の指令に応じて以下のように動作する(図5および図6参照。)。
まず、IG信号がオンになると(図5の時間t0参照。)、第1ソレノイド4の通電がオフのまま、第2ソレノイド41への通電がオンされ、電動モータ2がトルクの発生を開始する。これにより、端縁56が突起55に係合して係止構造54が形成される(図6(a)参照。)。
なお、電動モータ2の通電量は、当初、小さく抑えられて電動モータ2の回転数は低く、トルクはさほど大きくない。
そして、係止構造54とネジスプライン13とにより電動モータ2のトルクが軸方向に作用する推力に変換されてピニオン移動体16に伝わり、ピニオン移動体16は軸方向一方側へ移動していき、やがて、ピニオン3がリングギヤ14に当接する(図5の時間t1参照。)。
ピニオン3がリングギヤ14に当接すると、ピニオン移動体16は、直線的な移動が妨げられるので、電動モータ2のトルクにより端縁56が突起55を乗り越えて係止構造54が解消され、ピニオン移動体16が回転を開始する(図6(b)参照。)。
そして、ピニオン3がリングギヤ14と噛み合う位置に到達すると、ドライブスプリング27の付勢力により、ピニオン3がリングギヤ14に噛み合う(図5の時間t2および図6(c)参照。)。また、ピニオン3がリングギヤ14に噛み合うのとほぼ同時に、第1ソレノイド4の通電がオンされて磁気力が発生し、レバー端50a、50bが一端側規制部51に当たる(図6(d)参照。)。
その後、電動モータ2の通電量が引き上げられて電動モータ2の回転数が上がり、トルクが大きくなる。これにより、内燃機関の回転数が完爆回転数まで上昇し、内燃機関が始動する(図5の時間t3参照。)。この間、ピニオン移動体16は磁気力によって軸方向一方側に付勢され、ピニオン3とリングギヤ14との噛み合いが維持される。
また、内燃機関の回転数が完爆回転数に達するのとほぼ同時に、IG信号がオフになり、電動モータ2の通電量の引き下げが始まり、電動モータ2の回転数が下がっていく。そして、電動モータ2の回転数がゼロになるのとほぼ同時に(図5の時間t4参照。)、第1ソレノイド4の通電がオフされて磁気力が発生しなくなる。これにより、ピニオン移動体16は、リターンスプリング34の付勢力により軸方向他方側に駆動され、ピニオン3はリングギヤ14から離脱する。
なお、突起55は、ピニオン移動体16が内燃機関の始動時と逆の方向に回転するときに端縁56が突起55を乗り越えるのを促す第1傾斜面58を有する。また、第1傾斜面58は、例えば、側面視したときに軸方向他方側に凸をなす曲面として視える(図3(a)参照。)。
また、突起55の軸方向他方側への突出幅が大きい場合(図7参照。)、ピニオン3がリングギヤ14に当接すると、端縁56が突起55を完全に乗り越えていない状態で、ピニオン3とリングギヤ14との噛み合いが完了する(図7(b)、(c)参照。)。すなわち、突起55の軸方向他方側への突出幅が大きい場合、係止構造54が完全に解消していない状態で、ピニオン3とリングギヤ14との噛み合いが完了し、第1ソレノイド4の通電オンにより磁気力によって係止構造54が完全に解消される(図7(d)参照。)。
〔実施例1の効果〕
実施例1のスタータ1によれば、レバー5およびホルダ6は、ピニオン移動体16の回転を規制する係止構造54を形成したり、解消したりすることができる。そして、係止構造54とネジスプライン13とにより電動モータ2のトルクを軸方向に作用する推力に変換してピニオン移動体16を軸方向一方側へ移動させることができる。
また、内燃機関の始動中には、第1ソレノイド4の磁気力によりピニオン移動体16を軸方向一方側に付勢してピニオン3とリングギヤ14との噛み合いを維持することができる。さらに、内燃機関の始動後、リターンスプリング34の付勢力によりピニオン移動体16を軸方向他方側に駆動してピニオン3をリングギヤ14から離脱させることができる。
これにより、第1ソレノイド4の磁気力を利用せずにピニオン3をリングギヤ14に噛み合わせることができるので、ピニオン3をリングギヤ14に噛み合わせる際に発生する当接音を抑制して静粛性を高めることができる。
また、スタータ1の第1、第2ソレノイド4、41は、電動モータ2の通電のオンオフを可動部33の移動と機械的に連動しないように設けられた、いわゆるタンデムソレノイドを構成する。また、レバー5およびホルダ6のそれぞれに係止部55および被係止部56を設けることは、さほど大掛かりな改造を施すことなく実施できる。このため、コストアップすることなく当接音を抑制することができる。
また、突起55は、ピニオン移動体16が内燃機関の始動時と逆の方向に回転するときに被係止部56が係止部55を乗り越えるのを促す第1傾斜面58を有する。
これにより、電動モータ2が逆回転したときに被係止部56を係止部55に対し空転させることが容易になる。なお、電動モータ2の逆回転は、例えば、内燃機関の逆回転や、ピニオン3の戻し時の逆回転制御により発生することが想定される。
〔実施例2〕
実施例2のスタータ1によれば、突起55は、図8および図9に示す第2傾斜面60を有する。
第2傾斜面60は、係止構造54が形成されている時に、突起55が切り欠き57から抜け出るのを促す。つまり、第2傾斜面60は、係止構造54が形成されている時に、係止部55が被係止部56に対し軸方向に相対的に移動するのを促す。なお、第2傾斜面60は、例えば、側面視したときに直線として視えるものであり、第2傾斜面60の傾斜はネジスプライン13のリード角に相当する。
これにより、ピニオン3がリングギヤ14に当接してピニオン移動体16の直線的な移動が妨げられたときに、係止部55と被係止部56との間の軸方向の相対移動が容易になる(図9(b)、(c)参照。)。このため、ピニオン3がリングギヤ14に当接した後、ピニオン移動体16は、より迅速に回転を開始し、ピニオン3は、より早期にリングギヤ14と噛み合う位置に到達することができる。
〔実施例3〕
実施例3のスタータ1によれば、図10に示すように、端縁56は、係止構造54が形成されているときに、電動モータ2のトルクにより周方向に撓むバネ62の自由端として設けられている。
これにより、実施例2のスタータ1と同様の作用効果を奏することができる。
〔実施例4〕
実施例4のスタータ1によれば、図11に示すように、突起55および切り欠き57はそれぞれ周方向に2箇所に分かれて設けられている。具体的には、突起55は、レバー端50a、50bの両方に設けられ、切り欠き57は、金属板52において角度間隔でほぼ180°離れて2つ設けられている。また、両方の突起55に第1傾斜面58が設けられている。
そして、一方の突起55と一方の切り欠き57の端縁56とが周方向に係合し合うことで係止構造54が形成され、他方の突起55と他方の切り欠き57の端縁56とは周方向に離れている。また、他方の突起55と他方の端縁56との周方向の離間角度θは、ピニオン3の自然数歯分である。
これにより、ピニオン3がリングギヤ14に当接して、一旦、係止構造54が解消された後、ピニオン3の自然数歯分、回転することで再度、係止構造54を形成することができる。このため、ドライブスプリング27がスタータ1に備わっていなくても、再度、形成される係止構造54により、ピニオン3を直線的に移動させてリングギヤ14に押し込み、噛み合わせることができる。
なお、突起55および切り欠き57が1組しかなく、かつ、ドライブスプリング27がないスタータでも、ピニオン3をリングギヤ14に噛み合わせることは可能である。すなわち、ピニオン3がリングギヤ14に当接して、一旦、係止構造54が解消された後、ピニオン移動体16が回転を続けると、ピニオン3は、リングギヤ14に噛合い可能な位置に到達してリングギヤ14に僅かに噛み合う。これにより、ピニオン移動体16は、リングギヤ14によって回転が規制されるので、リングギヤ14による回転規制とネジスプライン13とにより、電動モータ2のトルクが推力に変換されてピニオン移動体16に伝わり、ピニオン3がリングギヤ14に押し込まれて噛み合う。
しかし、万一、リングギヤ14が動いてピニオン3の回転を規制できない場合、ピニオン3がリングギヤ14に押し込まれず完全に噛み合うことができない。そこで、突起55および切り欠き57を、2組、設けて一方の組で係止構造54を形成するとともに他方の組にピニオン3の自然数歯分の離間角度θを形成することで、リングギヤ14がピニオン3の回転を規制できないときでも、再度形成される係止構造54によってピニオン3の回転を確実に規制する。これにより、ドライブスプリング27がないスタータでも、リングギヤ14による回転規制に依存せずにピニオン3をリングギヤ14に押し込んで完全に噛み合わせることができる。
〔実施例5〕
実施例5のスタータ1によれば、図12に示すように、ホルダ6は、ピニオン3と一方向クラッチ18とにより形成されている。つまり、ホルダ6の一端側規制部51はピニオン3であり、他端側規制部52は一方向クラッチ18である。そして、実施例5のスタータ1では、一方向クラッチ18に、被係止部56としての突起が設けられ、レバー端50aの係止部55としての突起55との間で係止構造54を形成したり、解消したりすることができる。
〔変形例〕
スタータ1の態様は、実施例に限定されず種々の変形例を考えることができる。
例えば、実施例のスタータ1によれば、逆回転時の空転を促進する構造として、係止部55に第1傾斜面58が設けられ、また、係止構造54の解消を促進する構造として、係止部55に第2傾斜面60が設けられたり、被係止部56にバネ62が設けられたりしていたが、第1、第2傾斜面58、60やバネ62を設ける部分の組合せは、このような態様に限定されない。例えば、係止部55にバネ62を設けるとともに、被係止部56に第1、第2傾斜面58、60を設けてもよい。
また、実施例のスタータ1によれば、電動モータ2の回転数は、IG信号がオンした後、小さめの一定値に保たれていたが、例えば、IG信号がオンした後、電動モータ2の回転数を少しずつ大きくしていき、ピニオン3の噛合い完了と同時に増加幅を拡大してもよい(図13参照。)。この場合、電動モータ2の回転数が早期に上がり始めるので、内燃機関の回転数を、より早期に完爆回転数まで到達させることができる。
また、実施例のスタータ1によれば、ピニオン3とリングギヤ14との噛み合い完了とほぼ同時に第1ソレノイド4の通電をオンして磁気力を発生させていたが、例えば、ピニオン3がリングギヤ14に当接するのとほぼ同時に第1ソレノイド4の通電をオンしてもよい。
また、実施例のスタータ1によれば、一方向クラッチ18がピニオン移動体16に含まれ、一方向クラッチ18がピニオン3とともに軸方向に移動していたが、一方向クラッチ18をピニオン3とともに移動させないスタータ1にも、実施例と同様の係止部55および被係止部56を設けることで、当接音を抑制することができる。
さらに、実施例のスタータ1によれば、被係止部56は他端側規制部52に設けられていたが、一端側規制部51に被係止部56を設け、一端側規制部51の被係止部56と係止構造54を形成することができるように係止部55を設けてもよい。
1 スタータ 2 電動モータ 3 ピニオン 4 第1ソレノイド(電磁ソレノイド) 5 レバー 6 ホルダ 13 ネジスプライン 14 リングギヤ 33 可動部 49Ba、49Bb アーム 54 係止構造 55 係止部、突起 56 被係止部、端縁

Claims (6)

  1. 通電によりトルクを発生する電動モータ(2)と、
    軸方向に移動可能に組み入れられ、軸方向一方側へ移動して内燃機関のリングギヤ(14)と噛み合うピニオン(3)とを備え、
    このピニオン(3)を軸方向一方側に駆動して前記リングギヤ(14)に噛み合わせるとともに、ネジスプライン(13)の嵌合を経由して前記電動モータ(2)のトルクを前記ピニオン(3)に伝達し、前記ピニオン(3)を回転駆動して前記内燃機関を始動するスタータ(1)において、
    通電により発生する磁気力によって付勢される可動部(33)を有する電磁ソレノイド(4)と、
    前記可動部(33)と機械的に連結され、前記磁気力により軸方向に揺動自在となるように組み付けられたレバー(5)と、
    前記レバー(5)のアーム(49Ba、49Bb)を、自身に対して軸方向に相対移動することができるように保持するホルダ(6)とを備え、
    前記電動モータ(2)の通電のオンオフは前記可動部(33)の移動と機械的に連動せず、
    前記ホルダ(6)は、前記ピニオン(3)と機械的に連結され、相互に軸方向および周方向に反力を及ぼし合い、
    前記レバー(5)および前記ホルダ(6)は、前記ピニオン(3)および前記ホルダ(6)の回転を規制する係止構造(54)を形成したり、解消したりすることができ、
    この係止構造(54)は、前記アーム(49Ba、49Bb)に設けられる係止部(55)と、前記ホルダ(6)に設けられる被係止部(56)とが周方向に係合し合うことで形成され、前記係止部(55)が前記被係止部(56)に対し軸方向に相対的に移動することで解消され、
    前記係止構造(54)と前記ネジスプライン(13)とにより前記電動モータ(2)のトルクを軸方向に作用する推力に変換して前記ピニオン(3)および前記ホルダ(6)を軸方向一方側へ移動させ、
    前記ピニオン(3)を前記リングギヤ(14)に噛み合わせるとともに前記係止構造(54)を解消し、
    前記磁気力により前記ピニオン(3)および前記ホルダ(6)を軸方向一方側に付勢して前記ピニオン(3)と前記リングギヤ(14)との噛み合いを維持しながら、前記電動モータ(2)のトルクにより前記ピニオン(3)を回転させて前記内燃機関を始動することを特徴とするスタータ(1)。
  2. 請求項1に記載のスタータ(1)において、
    前記電磁ソレノイド(4)は、前記可動部(33)を前記磁気力による付勢方向とは逆方向に付勢する付勢手段(34)を有し、
    前記レバー(5)は、前記磁気力および前記付勢手段(34)の付勢力により軸方向に揺動自在となるように組み付けられ、
    前記内燃機関の始動後、前記付勢手段(34)の付勢力により前記ピニオン(3)および前記ホルダ(6)を軸方向他方側に駆動して前記ピニオン(3)を前記リングギヤ(14)から離脱させることを特徴とするスタータ(1)。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスタータ(1)において、
    前記係止部(55)および前記被係止部(56)の少なくとも一方は、
    前記ピニオン(3)および前記ホルダ(6)が前記内燃機関の始動時と逆の方向に回転するときに前記被係止部(56)が前記係止部(55)を乗り越えるのを促す第1傾斜面(58)を有することを特徴とするスタータ(1)。
  4. 請求項1ないし請求項3の内のいずれか1つに記載のスタータ(1)において、
    前記係止部(55)および前記被係止部(56)の少なくとも一方は、
    前記係止構造(54)が形成されている時に、前記係止部(55)が前記被係止部(56)に対し軸方向に相対的に移動するのを促す第2傾斜面(60)を有することを特徴とするスタータ(1)。
  5. 請求項1ないし請求項4の内のいずれか1つに記載のスタータ(1)において、
    前記係止部(55)および前記被係止部(56)の少なくとも一方は、
    前記係止構造(54)が形成されているときに、前記電動モータ(2)のトルクにより周方向に撓むバネ(62)を有することを特徴とするスタータ(1)。
  6. 請求項1ないし請求項5の内のいずれか1つに記載のスタータ(1)において、
    前記係止部(55)および前記被係止部(56)はそれぞれ周方向に2箇所に分かれて設けられ、
    前記係止部(55)の一方と前記被係止部(56)の一方とが周方向に係合し合うことで前記係止構造(54)が形成され、前記係止部(55)の他方と前記被係止部(56)の他方とは周方向に離れており、
    前記係止部(55)の他方と前記被係止部(56)の他方との周方向の離間角度(θ)は、前記ピニオン(3)の自然数歯分であることを特徴とするスタータ(1)。
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