JP2016144969A - 車載制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載アプリケーションにより提供される機能に対して、複数の評価基準について運転者の特性を反映した総合的な評価を行い、優先的に出力する機能を選択する。【解決手段】評価値記憶部13は、車両システム1に実装されたアプリケーションについて、複数の評価基準に関する評価値を保存する。重要度記憶部12は、各評価基準に関する重要度を保存する。重要度計算部14は、取得された運転者情報、車両情報、環境情報に基づいて、重要度記憶部12に記憶されている重要度を運転者の特性に合わせて調節する。総合評価算出部16は、複数の出力候補のアプリケーションについて、複数の評価基準に関する評価値と重要度とに基づく重み付け演算手法を用いて、各アプリケーションの総合評価値を算出する。出力制御部18は、複数の出力候補のアプリケーションの中から、算出された総合評価値が相対的に高いアプリケーションの機能を優先的に出力させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、車載アプリケーションにより提供される機能の出力を制御する車載制御装置に関する。
近年、車載インフォテイメント(IVI:In-Vehicle Infotainment)システムの普及により、様々な車載アプリケーションにより提供される情報提示等の機能を、車両の運転者に対して出力可能となっている。今後、IVIシステムの普及が進むにつれ、車両メーカやIVIメーカ等により提供される純正の車載アプリケーション以外にも、サードパーティにより提供される非純正の車載アプリケーションが普及し、IVIシステムにおいて利用されることが予想される。
複数の車載アプリケーションが運転者に対して機能を提供する場合、安全性や使いやすさの観点から過度の機能提供による煩雑さを抑制するために、出力候補となる複数の機能について出力調停を行う必要がある。従来の手法として、出力候補となり得る機能について優先度を予め規定しておき、出力候補の機能が同時期に複数存在するときに、予め定められた優先度に基づく順位に従って、順位の高い機能を優先的に出力することが行われていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−203867号公報
しかしながら、上述のような従来手法は、純正の車載アプリケーションの独自仕様に合わせて適用することができるものの、純正メーカの独自仕様を考慮しないサードパーティによる汎用的な車載アプリケーションが混在する環境に適用することは難しい。また、予め定められた優先度に従って機能を出力する順位を決定する手法では、個々の運転者の行動や嗜好に適した機能を優先的に出力するといった柔軟な対応を行うことができない。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、車載アプリケーションにより提供される機能に対して、複数の評価基準について運転者の行動や嗜好を反映した総合的な評価を行うことで、優先的に出力する機能を選択する技術を提供することである。
本発明の車載制御装置は、評価値取得手段と、記憶手段と、重要度調節手段と、算出手段と、出力制御手段とを備える。
評価値取得手段は、車載機器において実行される複数のアプリケーションそれぞれについて、複数の評価基準に関する評価値を取得する。記憶手段は、複数の評価基準それぞれに関する重要度を記憶する。重要度調節手段は、自車両の運転者の状態や行動に関する運転情報を取得し、その取得された運転情報の内容を記憶手段に記憶されている重要度に対して反映することにより、重要度の値を運転者の特性に合わせて調節する。
算出手段は、運転者に提供する機能を出力する候補となっている複数の出力候補のアプリケーションそれぞれについて、複数の評価基準に関する評価値と、複数の評価基準それぞれに関する重要度とに基づく重み付け演算手法を用いて総合評価値を算出する。出力制御手段は、複数の出力候補のアプリケーションの中から、算出手段により算出された総合評価値が相対的に高いアプリケーションにより提供される機能を優先的に出力させる。
本発明によれば、複数の評価基準に基づくアプリケーションの評価値と、各評価基準に対する重要度とに基づく重みづけ演算手法を用いることで、総合評価値を算出することができる。このように、アプリケーションを複数の評価基準と重要度とに基づいて評価することで、アプリケーションの特性と運転者にとっての重要度を反映した柔軟な態様にて、優先的に出力する機能を選択することができる。
なお、複数の評価基準に関する評価値は、純正メーカ及びサードパーティ何れのアプリケーションについて、何らかの形で評価されたものであればよく、各アプリケーションのメーカに限らず独立した第三者機関によって評価された評価値であってもよい。さらに、複数の評価基準に関する重要度を、運転者の状態や行動に関する特性に応じて調節可能としたことで、運転者の行動や嗜好を反映した態様で、優先的に出力する機能を選択することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態のシステム構成を表すブロック図。 サービス提供者及び車両システムにおける処理の手順を表すシーケンス図。 出力調停処理の手順を表すフローチャート。 総合評価値を算出するための階層分析法の概念を表す説明図。 重要度変更処理の手順を表すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[構成の説明]
図1には、実施形態の全体構成として、車両システム1側の各部構成とサービス提供者の各部構成とが例示されている。
車両システム1は、車両に搭載されるIVIシステムの中核をなす情報処理装置である。車両システム1は、コンピュータにより実現される機能的構成として、記憶部11、重要度計算部14、総合評価算出部16、アプリケーション実行部17、及び出力制御部18を備える。また、車両システム1には、アプリケーションにより提供される機能を運転者に対して出力するための出力装置19が接続されている。
記憶部11は、各種情報を記憶するための記憶装置である。この記憶部11には、アプリケーションの評価基準に関する重要度を記憶する重要度記憶部12と、評価基準に基づくアプリケーションの評価値を記憶する評価値記憶部13とが設けられている。アプリケーションの評価基準及び重要度の詳細な説明については後述する。
重要度計算部14は、重要度記憶部12に記憶されている各評価基準の重要度を、運転者の特性に応じて適応的に変更する。この重要度計算部14は、自車両の各部機器から入力される運転者情報、車両情報、環境情報に基づいて特定される運転者の特性に対応する評価基準の重要度を調節する。
運転者情報として、例えば、車両の走行を制御するための運転操作に関する情報や、エアコン等の車載機器やアプリケーションの利用実績、運転者の年齢、運転経験の度合(初心者か否か)といった情報が例示される。車両情報として、例えば、燃料や電力等の動力資源の消費量、車速、アクセルやブレーキ等の操作量、警報装置や安全装置の動作実績、チャイルドシート等の補助装置の設置状況といった情報が例示される。環境情報として、例えば、交通状況や現在位置といった自車両の周辺環境に関する情報が例示される。
総合評価算出部16は、アプリケーション実行部17において稼働している出力候補のアプリケーションについて、周知の階層分析法に基づく演算によって総合評価値を算出する。この総合評価算出部16は、評価値記憶部13に記憶されている複数の評価基準に関するアプリケーションの評価値と、重要度記憶部12に記憶されている各評価基準に関する重要度とを用いて、各アプリケーションの総合評価値を算出する。
アプリケーション実行部17は、車両システム1にインストールされたアプリケーションのプログラムやデータに基づいて、様々なアプリケーション処理を実行する。アプリケーション実行部17において動作するアプリケーションは、車両の運転者等のユーザに様々な機能(例えば、音声や映像による情報提示)を提供するソフトウェアである。これらのアプリケーションには、純正メーカ30(例えば、車両システム1を製造するメーカや車両システム1が搭載される車両を製造するメーカ)により提供されるものや、サードパーティ31(純正メーカ30以外の非純正のベンダー)により提供されるものがある。車両システム1には、複数のアプリケーションがインストールされ、アプリケーション実行部17は、これらのアプリケーションを複数同時に動作させることができるようになっている。
出力制御部18は、アプリケーション実行部17において動作するアプリケーションの出力調停を行う。この出力制御部18は、複数の出力候補のアプリケーションについて、総合評価算出部16において算出された総合評価値に基づく優先順でアプリケーションにより提供される機能を出力装置19に出力させる。
出力装置19は、アプリケーションにより提供される機能を出力する。この出力装置19は、例えば、アプリケーション実行部17で動作するアプリケーションによる表示出力である画像情報を表示する表示装置や、同アプリケーションによる音声出力である音声情報を出力する音声出力装置等で具現化される。
サービス提供者は、車両システム1に必要な情報を提供するサービスを行う機関であり、純正メーカ30、サードパーティ31、及び配信サービス提供者32からなる。
純正メーカ30は、例えば、車両システム1を製造するメーカや、車両システム1が搭載される車両を製造するメーカである。純正メーカ30は、車両システム1に実装されるアプリケーションを制作し、配信サービス提供者32に供給する。また、純正メーカ30は、アプリケーションを評価する観点となる複数の評価基準と、それらの評価基準に関する重要度の初期値とを設定し、車両システム1に登録する役割を担う。
サードパーティ31は、純正メーカ30以外で車両システム1に実装されるアプリケーションを供給するソフトウェアベンダーである。サードパーティ31は、車両システム1に実装されるアプリケーションを制作し、配信サービス提供者32に供給する。
配信サービス提供者32は、純正メーカ30やサードパーティ31から供給されたアプリケーションを、例えばコンピュータネットワーク等を通じて車両システム1に配信する機関である。また、配信サービス提供者32は、純正メーカ30やサードパーティ31から供給されたアプリケーションを、純正メーカ30により選定された複数の評価基準に従って評価し、各アプリケーションの評価値を決定する役割を担う。決定された各アプリケーションの評価値は、配信サービス提供者32によって各アプリケーションと共に車両システム1に配信される。
[評価基準登録処理の説明]
サービス提供者側及び車両システム1において実行される評価基準登録処理の手順について、図2のシーケンス図を参照しながら説明する。この処理は、車両システム1においてアプリケーションの出力調停が行われる前提として実行される処理である。
S100では、サービス提供者側の純正メーカ30が、アプリケーションを評価する観点となる複数の評価基準を選定する。本実施形態では、アプリケーションの評価基準として、例えば「安全」、「環境」、「快適」、「利便」の4つの観点からなる評価基準を採用した事例を想定している。
具体的には、「安全」は、アプリケーションにより提供される機能が車両の安全に寄与する度合を表す評価基準である。「環境」は、アプリケーションにより提供される機能が環境への配慮に寄与する度合を表す評価基準である。「快適」は、アプリケーションにより提供される機能が車両の乗員の快適性に寄与する度合を表す評価基準である。「利便」は、アプリケーションにより提供される機能が車両の乗員の利便性に寄与する度合を表す評価基準である。
S102では、サービス提供者側の純正メーカ30が、S100で選定された各評価基準それぞれの重要度の初期値を設定する。重要度は、各評価基準がユーザ(運転者)にどの程度重視されているかを表す重みである。S104では、車両システム1は、S100で選定された評価基準及びS102で設定された重要度の初期値を、記憶部11の重要度記憶部12に保存する。S106では、サービス提供者側の純正メーカ30が、重要度変更基準を決定する。重要度変更基準は、車両システム1に保存されている各評価基準の重要度を変更する基準となる運転者の行動や車両状態、環境等の条件を定義する情報である。S108では、車両システム1は、S106で決定された重要度変更基準を記憶部11に保存する。
その後、純正メーカ30やサードパーティ31は、車両システム1に実装されるアプリケーションを配信サービス提供者32に供給する。S110では、配信サービス提供者32は、純正メーカ30やサードパーティ31から供給されたアプリケーションを決定された評価基準に従って評価し、各アプリケーションそれぞれについて複数の評価基準に関する評価値を決定する。配信サービス提供者32は、純正メーカ30やサードパーティ31から供給されたアプリケーションを車両システム1に配信する際、そのアプリケーションに関する評価値も併せて配信する。S112では、車両システム1は、配信サービス提供者32から配信されたアプリケーションの評価値を、記憶部11の評価値記憶部13に保存する。
[出力調停処理の説明]
車両システム1の各部によって実行される出力調停処理の手順について、図3のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、アプリケーション実行部17により稼動中のアプリケーションが提供する機能の出力要求が発生したときに実行されるものである。
S200では、総合評価算出部16が、同時期に出力候補となっている複数のアプリケーションそれぞれについて総合評価値を算出する。具体的には、総合評価算出部16は、評価値記憶部13に記憶されている複数の評価基準に関するアプリケーションの評価値と、重要度記憶部12に記憶されている各評価基準に対する重要度とを用いて、公知の階層分析法に基づく手法により総合評価値を算出する。
階層分析法に基づく総合評価値の算出手法について、図4を参照しながら説明する。階層分析法は、総合目標、評価基準、代替案の3つの階層に分けて代替案の優劣を決定する手法である。本実施形態では、出力候補のアプリケーションの総合評価値を算出して優先順位付けを行うことが、総合目標に該当する。また、評価基準として、安全(F)、環境(F)、快適(F)、利便(F)の4つの項目を想定している。また、各評価基準に関する重要度として、W(安全)、W(環境)、W(快適)、W(利便)が設定されているものとする。なお、図4の事例では、代替案としてアプリケーション1〜4の4つの出力候補があるものとする。
図4に例示されるとおり、あるアプリケーションnの総合評価値Sは、そのアプリケーションnの各評価基準に関する評価値(Qn1,Qn2,Qn3,Qn4)に、それぞれの評価基準に対応する重要度を乗算した値を合計した値として算出される。図4の事例では、各アプリケーション1〜4について、それぞれ総合評価値S1〜4を算出し、その総合評価値の大小により優先順位付けを行う。
図3のフローチャートの説明に戻る。S202では、出力制御部18が、アプリケーション実行部17で稼働している複数の出力候補のアプリケーションのうち、S200において算出された総合評価値が高いアプリケーションの機能を優先的に出力する。このとき、総合評価値が高いアプリケーションから順に複数の機能を同時期に出力してもよい。その場合、運転者情報や車両情報、環境情報に基づき、運転者の状態や交通状況に応じて、出力する機能の数を制限してもよい。
S204では、車両システム1は、再度アプリケーションの出力調停を行うか否かを判定する。再度出力調停を行う場合(S204:YES)、車両システム1はS200に戻り、総合評価値の算出から繰り返す。一方、出力調停を行わない場合(S204:NO)、車両システム1は本処理を終了する。
[重要度変更処理の説明]
車両システム1の重要度計算部14が実行する重要度変更処理の手順について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、車両システム1を搭載する車両が走行しているときに実行される処理である。
S300では、重要度計算部14は、車両の各部機器から入力される運転者情報、車両情報、環境情報に基づいて、運転者、車両及び周辺環境の状態を監視する。S302では、重要度計算部14は、S300における監視において得られた運転者、車両、周辺環境の状態が、記憶部11に記憶されている重要度変更基準に該当するか否かを判定する。この重要度変更基準は、上述の評価基準登録処理(図2参照)のS108において記憶部11に保存された情報である。
重要度変更基準として、例えば以下のような事例を示す。
・運転者の運転行動において、燃料や電力等の動力資源を節約する傾向が強い場合、「環境」の評価基準に関する重要度を規定量増加させる。例えば、燃料・電力の消費を抑えて走行する車載機能(いわゆるエコモード等)を使用して走行することが多い、急発進・急停車が少ない等といった場合、これに該当する。
・運転者が高齢者や運転初心者に該当する場合、「安全」の評価基準に関する重要度を規定量増加させる。
・車両と障害物との接近を警告するコーナーセンサが発報する頻度が高い場合、「安全」評価基準に関する重要度を規定量増加させる。
・カーエアコンを強めに設定する頻度が高い場合、「快適」の評価基準に関する重要度を規定量増加させる。
・「利便」の評価値が高いアプリケーション(例えば、カレンダー機能、ハンズフリー電話機能等)を利用する頻度が高い場合、「利便」の評価基準に関する重要度を規定量増加させる。
・自車両にチャイルドシート等の補助装置が設置されている場合、「安全」の評価基準に関する重要度を規定量増加させる。
運転者、車両、周辺環境の状態が重要度変更基準に該当する場合(S302:YES)、重要度計算部14はS304に進む。一方、運転者、車両、周辺環境の状態が重要度変更基準に該当しない場合(S302:NO)、重要度計算部14はS300に戻る。S304では、重要度計算部14は、S302において該当すると判定された重要度変更基準に従って、重要度記憶部12に記憶されている該当の重要度の値を変更する。S306では、重要度計算部14は、再度重要度の変更を行うか否かを判定する。再度重要度の変更を行う場合(S306:YES)、重要度計算部14はS300に戻る。一方、再度重要度の変更を行わない場合(S306:NO)、重要度計算部14は本処理を終了する。
[効果]
実施形態の車両システム1によれば、次の効果を奏する。
「安全」、「環境」、「快適」、「利便性」等の複数の評価基準に基づくアプリケーションの評価値と、運転者における各評価基準に対する重要度とを用いた階層分析法によって、アプリケーションの総合評価値を算出することができる。このように、アプリケーションを複数の評価基準と重要度とに基づいて評価することで、アプリケーションの特性と運転者にとっての重要度とを反映した態様にて、優先的に出力する機能を柔軟に選択することができる。さらに、複数の評価基準に関する重要度を、運転行動や運転者の状態に基づく特性に応じて調節可能としたことで、運転者の行動や嗜好を反映した態様で、優先的に出力する機能を選択することができる。
1…車両システム、11…記憶部、12…重要度記憶部、13…評価値記憶部、14…重要度計算部、16…総合評価値算出部、17…アプリケーション実行部、18…出力制御部、19…出力装置、30…純正メーカ、31…サードパーティ、32…配信サービス提供者。

Claims (3)

  1. 車載機器において実行される複数のアプリケーションそれぞれについて、複数の評価基準に関する評価値を取得する評価値取得手段(13,S112)と、
    前記複数の評価基準それぞれに関する重要度を記憶する記憶手段(12,S104)と、
    自車両の運転者の状態や行動に関する運転情報を取得し、その取得された運転情報の内容を前記記憶手段に記憶されている重要度に対して反映することにより、前記重要度の値を前記運転者の特性に合わせて調節する重要度調節手段(14)と、
    前記運転者に対して提供するための機能を出力する候補となっている複数の出力候補のアプリケーションそれぞれについて、前記複数の評価基準に関する評価値と、複数の評価基準それぞれに関する重要度とに基づく重み付け演算手法を用いて、各アプリケーションの総合評価値を算出する算出手段(16)と、
    前記複数の出力候補のアプリケーションの中から、前記算出手段により算出された総合評価値が相対的に高いアプリケーションにより提供される機能を優先的に出力させる出力制御手段(18)と、
    を備えること特徴とする車載制御装置。
  2. 請求項1に記載の車載制御装置において、
    前記重要度調節手段は、前記運転情報として、自車両に備えられた機器及び前記アプリケーションの少なくとも何れかの利用実績に関する情報を取得し、取得された利用実績に対応付けられた評価基準に関する重要度の値を調節すること、
    を特徴とする車載制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車載制御装置において、
    前記重要度調節手段は、前記運転情報として、車両の走行を制御するための運転操作に関する情報を取得し、取得された情報に基づいて判別される運転特性に対応付けられた評価基準に関する重要度の値を調節すること、
    を特徴とする車載制御装置。
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