JP2016142078A - 制御装置および制御方法 - Google Patents

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洋輔 富田
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Abstract

【課題】 人の動作を検出するに当たり、簡易な手順を踏むことで誤検出を防止する。
【解決手段】 車両1に設けられ、車両を制御するための携帯機200と通信を行う制御装置100であって、携帯機へ信号を送信する送信部122と、その信号を受信した携帯機が送信した信号を受信する受信部121と、その信号に基づいて携帯機の認証を行う認証部131と、車両の開閉体2等に設けられ、人の動作を検出する検出部101と、開閉体の制御を行う開閉体制御部112と、人に対して視聴覚な通知を行う通知部152と、を備え、認証部は、検出部が人の動作を検出した場合携帯機の認証を行い、通知部は、認証部が携帯機の認証に成功した場合通知を行い、検出部が第1の通知の後所定の時間内に検出部が検出した人の動作と同等の動作を再度検出した場合、開閉体制御部は開閉体を制御する制御装置100。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両に搭載される制御装置および制御方法に関し、特に車両の開閉体を制御する制御装置および制御方法に関する。
従来から、車両の制御装置と車両を施解錠する携帯機との間で行われる無線通信や、使用者の動作(接近やジェスチャなど)を検出して施解錠を制御する制御装置が知られている。例えば、特許文献1は、ユーザが両手で荷物を抱えているとき等両手が使えないときにも開閉操作を可能とする利便性を維持しながら、ユーザのドアを開閉する意思を確実に検知することにより、ユーザの意図せぬ開閉動作を防止する車両用開閉体作動装置を開示する。この車両用開閉体作動装置は、車両の下部に設けられ、携帯型無線端末と車載無線端末と開閉体を開閉させるユーザの意識的な動作を検知する動作検知手段を有し、携帯型無線端末と車載無線端末とのID照合結果と、動作検知手段によるユーザの開閉体を開閉する意思の確認結果とに基づいて、開閉体を開閉する。
また、特許文献2は、車両のバックドアを開閉したいというユーザの意志に応じて車両のバックドアを自動開閉する車両用パワーバックドア自動開閉システムを開示する。この車両用パワーバックドア自動開閉システムは、車両の後方ピラーに設置されると共にユーザのバックドア開閉要求動作を検出し、その動作を電気信号に変換して出力するセンサと、センサから入力される電気信号に基づき、車両のバックドアを開けるかまたは閉めるかを判定する制御部と、制御部の判定結果を受け取り、車両のバックドアを開閉駆動することで車両のバックドアを自動で開閉させるバックドアオープナーと、を備えて構成される。
また、特許文献3は、非接触による車両の開閉体の開閉動作の誤作動を低減し、この開閉動作をより容易に行うことが可能な車両用開閉体の自動開閉装置を開示する。この自動開閉装置は、サイドドアに設けられ、非接触で物体を検知する非接触検知センサを備えており、この非接触検知センサの検出範囲は、サイドドアの最外位置よりも内側に設定されている。
また、特許文献4は、車両ドアを非接触で作動させるための、誤りの影響を受けにくいセンサユニットを開示する。このセンサユニットは、第1の近接センサおよび第2の近接センサを備える。2つの近接センサのそれぞれが、Y方向に延在する細長い検出域を有する。2つの近接センサの検出域は、Y方向に対して垂直な方向に互いに間隔を空けて配置される。さらに、Y方向の少なくとも一方の側において、突出している長さだけ、第1の近接センサの検出域が第2の近接センサの検出域を越えて突出する。
しかし、使用者等の人の動作(車両への人の接近や離脱、人の身体の一部(手や足など)の動きやジェスチャ)を検出しようとする場合、検出したデータが車両に対する人の動作による操作であるか否かを認識することは困難を伴うので誤検出する場合があり、また、その誤検出を避けるために奥行方向へ設置した複数の検出部(センサ)による時系列的な検出により操作を認識しようとしても、人の動作にはバラツキもあることからはやり困難を伴う。
特開2005−133529号公報 特開2005−307692号公報 特開2014−122542号公報 特表2014−500414号公報
そこで、本発明では、人の動作を検出するに当たり、簡易な手順を踏むことで誤検出を防止する制御装置および制御方法を提供する。
上記課題を解決するために、車両に設けられ、車両を制御するための携帯機と通信を行う制御装置であって、携帯機へ第1信号を送信する送信部と、第1信号を受信した携帯機が送信した第2信号を受信する受信部と、第2信号に基づいて携帯機の認証を行う認証部と、車両の開閉体または開閉体の近傍に設けられ、人の動作を検出する検出部と、開閉体の制御を行う開閉体制御部と、人に対して聴覚的および/または視覚的な通知を行う通知部と、を備え、認証部は、検出部が人の動作を検出した場合、携帯機の認証を行い、通知部は、認証部が携帯機の認証に成功した場合、第1の通知を行い、検出部が第1の通知の後所定の時間内に検出部が検出した人の動作と同等の動作を再度検出した場合、開閉体制御部は開閉体を制御する、制御装置が提供される。
これによれば、検出した人の動きに基づき開閉体を制御する前に、使用者の意思確認を促した後再度人の動きを検出するという簡易な手順により、誤検出を防止する制御装置を提供することができる。
さらに、認証部が携帯機の認証に成功した場合、第1の通知を行う前に、開閉体制御部は開閉体が開閉可能な状態か否かを確認することを特徴としてもよい。
これによれば、通知を行う前に開閉体が開閉可能な状態か否かを確認することで、無駄な意思確認を回避することができる。
さらに、確認の結果が、開閉体が開閉可能な状態ではない場合、通知部は第2の通知を行うことを特徴としてもよい。
これによれば、開閉体が開閉可能な状態ではない場合別の通知を行うことで、開閉体が開閉可能でないことを使用者に知らせることができる。
さらに、検出部は、静電センサであることを特徴としてもよい。
これによれば、静電センサの静電容量の量とその変化により、人の近接や動作を的確に検出することができる。
上記課題を解決するために、車両の開閉体に対する制御方法であって、開閉体近傍における人の動作を検出し、人の動作を検出した場合、車両の使用者が所持し、開閉体の制御を行う携帯機を認証し、認証が成功した場合、使用者に通知し、通知後所定の時間内に検出した人の動作と同等の動作を再度検出した場合、開閉体を制御する、制御方法が提供される。
これによれば、検出した人の動きに基づき開閉体を制御する前に、使用者の意思確認を促した後再度人の動きを検出するという簡易な手順により、誤検出を防止する制御方法を提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、人の動作を検出するに当たり、簡易な手順を踏むことで誤検出を防止する制御装置および制御方法を提供できる。
本発明に係る第一実施例の制御システムを示すブロック図。 本発明に係る第一実施例の制御装置の制御ステップを示すフローチャート。 本発明に係る第一実施例の変形例の制御装置の制御ステップを示すフローチャート。
以下では、図面を参照しながら、本発明に係る実施例について説明する。
<第一実施例>
図1を参照し、本実施例における制御装置100を説明する。制御装置100は、車両1に備えられ、車両1内の様々な機器の状態の把握や制御を行うと共に、車両1の使用者が所持する携帯機200と通信を行い、携帯機200から送信される情報や使用者の指示に従った制御内容に従って車両1の制御を行う。制御装置100は、携帯機200と共に、制御システム1000を構成する。
制御システム1000は、車両1に設けられる制御装置100と車両1の使用者が所持する携帯機200とを含む。制御装置100は、携帯機200と双方向通信を行う通信部120、すなわち受信部121および送信部122を備える。携帯機200は、送信部122が送信する応答要求信号を受信する携帯機受信部210と、受信部121へ応答要求信号に対応する応答信号を送信する携帯機送信部220と、制御装置100との送受信および応答要求信号に対応する応答信号で送信する内容(例えば、携帯機200の認証のための情報など)を記憶部(図示せず)から取得しまたは生成し携帯機送信部220へ提供する携帯機制御部230とを含む。また、携帯機200は、操作部(図示せず)を備え、使用者が行う操作に基づき携帯機送信部220から受信部121へ制御信号を送信する。
車両1は、開閉体2と、エンジン3と、電源4と、エアコン5と、ワイパー6と、車速メーター7と、ウィンカー/ホーン8などの設備や機器を備える。開閉体2は、ドア(パワースライドドア、パワーテールゲートなど)、窓、トランクリッド、サンルーフなどの車両1の開口部を開け閉めするための装置を言う。エンジン3は、車両1が電気自動車である場合は、無くともよい。電源4は、車両1がエンジン3を有する場合はエンジン3のセルモータを回すためのまた車載機器を稼働させるためのバッテリであり、車両1が電気自動車やハイブリッド車である場合、車両駆動用のモータを駆動するためのバッテリであってもよい。エアコン5は、冷暖房可能で、車室内気温と設定温度の差の大きさにより、ブロアモータなどによる送風の風量などを多段階で制御可能なものである。ワイパー6は、降雨時などに稼働しフロントガラスやリアガラスに付いた雨滴などを拭き取るものである。車速メーター7は、車軸の回転方向や回転速度から車両1の地面に対する速度情報を表示するものである。ウィンカー/ホーン8は、車両1が曲がる方向を視覚的に表示したり、車両1の周辺に視覚的/聴覚的に注意喚起を行うものである。
制御装置100は、上述した設備や機器の状況を取得し如何なる状況であるか、所定の状態であるかを判定する状態判定部140と、その設備や機器を制御する制御部110と、携帯機200から取得した情報を基に認証を行う認証部131と、携帯機200から取得した情報を基に携帯機200の位置を判定する位置判定部132と、ウィンカー/ホーン8に通知や報知を行う通知部152と、その他様々なセンサ類である降雨センサ161、振動センサ162および検出部101とを備える。
状態判定部140は、開閉体2の施解錠状態や開閉状態を取得して判定する開閉体状態判定部142を備える。開閉体状態判定部142は、たとえば、開閉体2であるパワースライドドアが施錠されているのか否か、または、当該ドアが開放されているのかまたは閉じられているのか、当該ドアが閉じられつつある状態にあるのか否かなどについて判定を行う。
また、状態判定部140は、エンジン3の稼働状態を取得して判定するエンジン状態判定部143を備える。エンジン状態判定部143は、たとえば、エンジン3が稼働しているのか否か、稼働している場合の回転数、また始動中(セルモータで起動中)なのか否かなどについて判定を行う。
また、状態判定部140は、電源4の稼働状態を取得して判定する電源状態判定部144を備える。電源状態判定部144は、たとえば、電源4がオフの状態なのか、アクセサリスイッチがオン(ACC−ON)状態なのか、イグニションスイッチがオン(IG−ON)状態なのか、ACC−ONかつIG−ON状態なのかなどについて判定を行う。
また、状態判定部140は、エアコン5の稼働状態を取得して判定するエアコン状態判定部145を備える。エアコン状態判定部145は、たとえば、エアコン5が稼働しているのか否か、稼働している場合にブロアモータやコンプレッサがどの程度稼働しているのかなどについて判定を行う。
また、状態判定部140は、降雨センサ161から降雨の状態を取得して判定する降雨状態判定部146を備える。降雨状態判定部146は、降雨センサ161が雨滴を検出して所定の降雨量の降雨であるか否かについて判定を行う。なお、降雨センサ161は、光学式、ヒータ付き、静電容量式などいずれの方式のセンサであってもよい。
また、状態判定部140は、車速メーター7から車両1の走行状態を取得して判定する走行状態判定部147を備える。走行状態判定部147は、車両1が停車中なのか、走行中なのか、どの程度の速度で走行しているのか、前進しているのか後進しているのかなどについて判定する。
また、状態判定部140は、振動センサ162から車両1における振動状態を取得して判定する振動状態判定部148を備える。振動状態判定部148は、振動センサ162が振動を検出して所定の振動数や振幅の振動であるか否かについて判定を行う。なお、振動センサ162は、ショックセンサや傾斜センサを含み、静電容量式、渦電流式、レーザドップラ式、圧電素子式、電磁式などいずれの方式のセンサであってもよい。
制御部110は、開閉体2の施解錠や開閉の制御を行う開閉体制御部112を備える。開閉体制御部112は、たとえば、開閉体状態判定部142から開閉体2であるパワースライドドアの状態を取得し、当該ドアが施錠状態の際に解錠を行ったり、当該ドアが開放状態の際に閉操作を行ったり、当該ドアが閉じられつつある状態にある際に閉動作を停止したりなどの制御を行う。
また、制御部110は、エンジン3の制御を行うエンジン制御部113を備える。エンジン制御部113は、たとえば、エンジン状態判定部143からエンジン3の状態を取得し、エンジン3が稼働している場合には停止したり、エンジンの回転数の増減などを制御する。
また、制御部110は、電源4の制御を行う電源制御部114を備える。電源制御部114は、たとえば、電源状態判定部144から電源4の状態を取得し、電源4のオフ、ACC−ON、IG−ONなどの状態の遷移や電源4の出力値の制御を行う。
また、制御部110は、エアコン5の制御を行うエアコン制御部115を備える。エアコン制御部115は、たとえば、エアコン状態判定部145からエアコン5の状態を取得し、エアコン5のブロアモータの動作状態(回転数など)を高めたり低めたりする制御を行う。
また、制御部110は、ワイパー6の稼働の制御を行うワイパー制御部116を備える。ワイパー制御部116は、たとえば、降雨状態判定部146から降雨状態を取得し、ワイパー6を稼働させる降雨量と判定される場合には、ワイパー6を稼働させるように、または、降雨量に応じてワイパー6の速度を変化させるように制御する。
また、制御部110は、通信部120を制御しパッシブ機能などを実現する通信制御部117を備える。ここで、パッシブ機能とは、使用者が携帯機200を操作することなくドアハンドルやドアノブスイッチ等を操作した場合または使用者の接近に従い自動的に、開閉体2を施解錠する機能などのことを言う。通信制御部117は、通信部120に対して携帯機200への応答要求信号を送信するように制御する。たとえば、車両1に対する正規の携帯機200を所持する使用者が、車両1のドアノブ等にあるドアを解錠するためのスイッチ(図示せず)を押下した場合、当該スイッチを押下した旨が、制御部110に伝えられる。その旨が伝えられると、通信制御部117は、携帯機200に対して応答を要求する応答要求信号を送信すべく、通信部120を制御する。通信部120は、応答要求信号を送信する場合、送信部122から応答要求信号をLF(Low Frequency)帯の電波信号として出力する。
携帯機200は、送信部122からの応答要求信号を携帯機受信部210で受信すると、携帯機200の認証情報や携帯機200が受信したLF帯電波信号の強度(RSSI:Receive Signal Strength Indication)などを含む応答信号をUHF(Ultra High Frequency)帯の電波信号として携帯機送信部220から出力する。通信部120は当該応答信号を受信部121で受信すると、認証情報を認証部131へ、LF帯電波信号強度を位置判定部132へ通知する。なお、上記電波信号の周波数帯は例であり、これに限定されることはない。
認証部131は、携帯機200から受信した認証情報を検査し、車両1に対する正規の携帯機であると認めた場合には、制御部110の開閉体制御部112へ通知し、開閉体制御部112が開閉体2の解錠・施錠などを制御する。なお。携帯機200が開閉体2の施解錠とは異なる指令、たとえばエンジン始動のための指令を送信した場合には、エンジン制御部113に通知される。
位置判定部132は、携帯機200から受信したLF帯電波信号強度に基づき、携帯機200が車両1からどの方向にどの程度の距離離れた位置に存しているかなどを判定する。位置判定部132は、携帯機200の位置情報を制御部110の開閉体制御部112へ通知し、開閉体制御部112は、たとえば、携帯機200が開閉体2を制御するのに適切な位置に存すると判断する場合は、開閉体2を適宜制御する。なお、携帯機200が開閉体2の制御とは異なる指令、たとえばエンジン始動のための指令を送信した場合は、携帯機200の位置情報はエンジン制御部113に通知され、携帯機200がエンジン3を制御するのに適切な位置に存すると判断する場合は、エンジン3を適宜制御する。
検出部101は、車両1の開閉体2にまたは開閉体周辺に、車両1のフロントガラスやリアガラスに、または、車両1の前後のバンパー辺りや車両1の下に設けられ、車両1の周囲の被検出物を検出する。被検出物は、人や物体、人の場合使用者等の人の動作(車両への人の接近や離脱、人の身体の一部(手や足など)の動きやジェスチャ)などである。検出部101は、かかる被検出物を検出できればよく、たとえば、CCDカメラのような光学系の撮像センサや、ビームを走査して対象を捉えるレーザレーダ、その他静電容量方式のセンサや赤外線センサなどの近接センサのようなものであってよい。検出部101は、人の動作などの被検出物を検出すると、検出制御部111に通知する。なお、ジェスチャは、使用者が行う所定の動作を規定して、その所定の動作を検出した場合に、車両1に所定の制御(たとえば、開閉体2の開動作など)を行うようにする。
検出制御部111は、検出部101から通知を受けると、被検出物の内容に従い適切な設備や機器を制御する制御部へ当該設備機器の制御を依頼する。たとえば、検出制御部111は、被検出物が開閉体2を開動作させる人のジェスチャであると判断した場合には、その旨を開閉体制御部112に通知する。また、検出制御部111は、検出部101を制御する。すなわち、検出制御部111は、検出部101を有効化または無効化したり、状態判定部140の設備機器の状態に基づいて検出部101を制御する。なお、検出部101の検出を無効化するとは、検出部101に検出自体を行わせないようにしたり、検出部101に検出させたとしてもその検出を無視することを含む。
図2を参照し、本実施例における制御装置100の制御を説明する。なお、フローチャートにおけるSは、ステップを意味する。検出制御部111は、S100において、ある一定の時間間隔で、車両1の開閉体2または開閉体2の近傍に設けられた検出部101を有効化し、被検出物を検出できる状態にする。検出部101が有効化された際、検出制御部111は、S102において、検出部101が人の動きを検出したか否かを確認する。検出部101が人の動きを検出した場合、制御装置100の通信制御部117は、S104において、送信部122から第1信号である応答要求信号を携帯機200に対して送信する。受信部121が、その応答要求信号に対応する応答信号(第2信号)を携帯機200から受信すると、受信した信号の内容を認証部131へ連絡する。制御装置100は、S106において、認証部131で当該内容に含まれる携帯機200の認証情報を基に携帯機200が車両1の正規の携帯機か否かを判定する。
携帯機200が正規の携帯機であると判定された場合、すなわち、認証部131が携帯機200の認証に成功した場合、通知部152は、S108において、開閉体2が施解錠や開閉動作などの制御が可能であることを使用者に対してウィンカー/ホーン8を通じて視聴覚的に通知する。なお、使用者に開閉体2が制御可能であることを知らせることができればよく、ウィンカーの光らせ方やホーンの鳴らせ方は特に限定されない。また、ウィンカー/ホーン8を介さなくともよく、特別なインジケータやアラートから発してもよい。なお、本図では、開閉体2の例示として、パワースライドドアを示すが、他の開閉体として、後部ドア(TG:Tale Gate)、窓(PW:Power Window)でもよい。
通知部152の通知後、検出制御部111は、S110において、検出部101が人の動きを検出するか否かを確認する。この時に使用者がS102で検出された動きと同等の動きを行い、検出部101が使用者の動きを再度検出した場合、開閉体制御部112は、使用者の動作が示す開閉体2を制御する制御指令に基づき開閉体2を制御する。たとえば、開閉体状態判定部142は、S112において、パワースライドドアが閉状態であるか否かを判定し、閉状態であった場合は、開閉体制御部112は、S114においてパワースライドドアを解錠し、開動作を制御する。また、開状態であった場合は、障害物を検出するセンサは、S116において、パワースライドドアの動作経路上に障害物があるか否かを検知し、特に障害物がない場合は、開閉体制御部112は、S118において、パワースライドドアを閉動作し、施錠する。検出制御部111は、S120において、所定時間経過するまで再度の検出を続け、所定時間経過後終了する。なお、上記障害物を検出するセンサは、検出部101とは異なるセンサである。
このように、検出部101が、通知部152の通知の後所定の時間内に検出部が先程検出した人の動作と同等の動作を再度検出した場合、開閉体制御部112は、その動作が示す開閉体2を制御する制御指令に基づき開閉体2を制御する。このように、検出した人の動きに基づき開閉体2を直ぐに制御するのではなく、その前に使用者の意思確認を促した後、再度人の動きを検出するという簡易な手順により、誤検出を防止することができる。また、仮に検出する人の動きそのものを簡素/単純な動作としても、通知後の再度の人の動きを検出する為、誤検出を防止することができる。
なお、検出部101は、静電容量方式のセンサであることが好ましい。静電容量方式のセンサは、静電容量の量とその変化により、人の動作を的確に検出することができる。
また、上述した内容は、車両1の開閉体2に対する制御方法と捉えることもできる。すなわち、開閉体2の近傍における人の動作を検出し、人の動作を検出した場合、車両1の使用者が所持し、開閉体2の制御を行う携帯機200を認証し、認証が成功した場合、使用者に通知し、その通知後所定の時間内に検出した人の動作と同等の動作を再度検出した場合、その動作が示す開閉体2を制御する制御指令に基づき開閉体2を制御する制御方法である。これによれば、検出した人の動きに基づき開閉体を制御する前に、使用者の意思確認を促した後再度人の動きを検出するという簡易な手順により、誤検出を防止する制御方法を提供する。
<第一実施例の変形例>
図3を参照し、本変形例における制御装置100の制御を説明する。なお、重複記載を避けるために、上記実施例との相違点を中心に述べる。本変形例は、上記実施例に比べて、S208とS222が追加されている点が異なる。S206において、携帯機200が正規の携帯機であると判定された場合、開閉体制御部112は、S208において、開閉体状態判定部142に開閉体2は開閉可能な状態か否かを判定させて、開閉体2が開閉可能な状態か否かを確認する。開閉体2が開閉可能な状態であった場合、通知部152は、S210において、開閉体2が施解錠や開閉動作などの制御が可能であることを使用者に対してウィンカー/ホーン8を通じて視聴覚的に通知する。その後は、上記実施例を同じである。認証した後に直ぐに通知をすると、開閉体2が開閉可能な状態でなかった場合に、使用者に無駄な動きをさせてしまう場合があるが、このように、通知部152が通知を行う前に開閉体2が開閉可能な状態か否かを確認することで、無駄な意思確認を回避することができる。
また、開閉体2が開閉可能な状態でなかった場合、通知部152は、S222において、開閉体2が施解錠や開閉動作などの制御が可能でないことを使用者に対してウィンカー/ホーン9を通じて開閉可能な場合とは別のパターンで視聴覚的に通知する。このように、開閉体が開閉可能な状態ではない場合別の通知を行うことで、開閉体が開閉可能でないことを使用者に知らせることができる。
なお、本発明は、例示した実施例に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
1 車両
2 開閉体
3 エンジン
4 電源
5 エアコン
6 ワイパー
7 車速メーター
8 ウィンカー/ホーン
100 制御装置
101 検出部
110 制御部
111 検出制御部
112 開閉体制御部
113 エンジン制御部
114 電源制御部
115 エアコン制御部
116 ワイパー制御部
117 通信制御部
120 通信部
121 受信部
122 送信部
131 認証部
132 位置判定部
140 状態判定部
142 開閉体状態判定部
143 エンジン状態判定部
144 電源状態判定部
145 エアコン状態判定部
146 降雨状態判定部
147 走行状態判定部
148 振動状態判定部
151 報知部
152 通知部
161 降雨センサ
162 振動センサ
200 携帯機
210 携帯機受信部
220 携帯機送信部
230 携帯機制御部
1000 制御システム

Claims (5)

  1. 車両に設けられ、前記車両を制御するための携帯機と通信を行う制御装置であって、
    前記携帯機へ第1信号を送信する送信部と、
    前記第1信号を受信した前記携帯機が送信した第2信号を受信する受信部と、
    前記第2信号に基づいて前記携帯機の認証を行う認証部と、
    前記車両の開閉体または前記開閉体の近傍に設けられ、人の動作を検出する検出部と、
    前記開閉体の制御を行う開閉体制御部と、
    人に対して聴覚的および/または視覚的な通知を行う通知部と、
    を備え、
    前記認証部は、前記検出部が人の動作を検出した場合、前記携帯機の認証を行い、
    前記通知部は、前記認証部が前記携帯機の認証に成功した場合、第1の通知を行い、
    前記検出部が前記第1の通知の後所定の時間内に前記検出部が検出した人の動作と同等の動作を再度検出した場合、前記開閉体制御部は前記開閉体を制御する、
    制御装置。
  2. 前記認証部が前記携帯機の認証に成功した場合、前記第1の通知を行う前に、前記開閉体制御部は前記開閉体が開閉可能な状態か否かを確認することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記確認の結果が、前記開閉体が開閉可能な状態ではない場合、前記通知部は第2の通知を行うことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記検出部は、静電センサであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の制御装置。
  5. 車両の開閉体に対する制御方法であって、
    前記開閉体近傍における人の動作を検出し、
    人の動作を検出した場合、前記車両の使用者が所持し、前記開閉体の制御を行う携帯機を認証し、
    前記認証が成功した場合、前記使用者に通知し、
    前記通知後所定の時間内に検出した人の動作と同等の動作を再度検出した場合、前記開閉体を制御する、
    制御方法。
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