JP2016139304A - 入浴管理装置、入浴管理プログラムおよび入浴管理方法 - Google Patents

入浴管理装置、入浴管理プログラムおよび入浴管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】入浴状況の検出精度を高め、安全性を向上させた入浴管理を実現することにある。
【解決手段】浴室内の音または振動を検出し、第1の検出信号を出力する第1のセンサ(マイクロフォン4)と、浴槽の水位または水位変化を検出し、第2の検出信号を出力する第2のセンサ(水位センサ6)と、第1の検出信号または第2の検出信号の何れか一方または双方を用いて入浴者の滞在場所が浴槽内か浴槽外かを判断し、または音の有無および時間経過による入浴者の状態を判断する判断手段(制御部8)を備え、入浴者の滞在場所やその状態を判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入浴時間などの管理に用いられる入浴管理技術に関する。
入浴中の事故は、健常者であっても管理者が付き添うことのない単独入浴時に発生する。たとえば、失神や居眠りが入浴者の水没を生起させ、入浴者が水没に気付かず溺死に至る場合がある。
浴室内リモコンに搭載されたマイクロフォンを用いることにより、浴槽外で入浴者の体動音を見守るものが知られている(たとえば、特許文献1)。
また、マイクロフォンによる浴室内の音検知と、赤外線測距センサによる浴室内への入室検知とを併用することにより、検出空間内の被検知者の異常動作を判定し、被検知者の検出空間からの退出を指示することが知られている(たとえば、特許文献2)。
特開2003−085667号公報 特開2004−021285号公報
ところで、浴室内のリモコン装置にはマイクロフォンが備えられ、このマイクロフォンで音を拾うことができる。このマイクロフォンによれば、入浴者の体動を検出できる。しかしながら、マイクロフォンには体動以外の音や振動が入り、これらの雑音のため、入浴者の状態が正確に把握できない場合がある。
赤外線測距センサを用いれば検出空間内に入浴者が滞在しているか否かを入浴者が発する熱線によって知ることができる。しかし、入浴者が入浴のため浴室内に既に滞在しているのであれば、敢えてそれを確認する必要はない。赤外線測距センサの測距では入浴者の居眠りなどの沈黙状況を判断することが困難であるし、その判定が複雑であれば、安全確保の対応の遅れが問題となろう。
そこで、本発明の目的は、上記課題に鑑み、入浴状況の検出精度を高め、安全性を向上させた入浴管理を実現することにある。
上記目的を達成するため、本発明の入浴管理装置の一側面によれば、音または振動を検出し、第1の検出信号を出力する第1のセンサと、浴槽の水位または水位変化を検出し、第2の検出信号を出力する第2のセンサと、前記第1の検出信号または前記第2の検出信号の何れか一方まは双方を用いて入浴者の滞在場所が浴槽内か浴槽外かを判断し、または音の有無および時間経過による前記入浴者の状態を判断する判断手段とを備えればよい。
上記入浴管理装置において、さらに、前記第1の検出信号および前記第2の検出信号を用いて入室から退室までの入浴者の浴室滞在時間を計測し、この浴室滞在時間内での前記第2の検出信号により継続する入浴状態を表す入浴時間を計測し、この入浴時間内の前記第1の検出信号により継続する沈黙状態を表す沈黙時間を計測する計測手段とを備えてもよい。
上記入浴管理装置において、前記計測手段はさらに、前記入浴時間を単位とする入浴回数の計測、前記入浴時間を積算する積算入浴時間の算出、前記浴室滞在時間内で浴槽外に滞在する浴槽外滞在時間のいずれかまたは2以上を計測してもよい。
上記入浴管理装置において、さらに、前記計測手段の計測結果を判定し、その判定結果に応じた表示出力を発生する判定部とを備え、前記判定結果のいずれかまたは2以上を表す情報を出力してもよい。
上記入浴管理装置において、さらに、前記計測手段の計測結果のいずれかまたは2以上を表す情報を提示する情報提示部とを備えてもよい。
上記入浴管理装置において、前記第1のセンサは浴室リモコン装置に設置されたマイクロフォンであり、前記第2のセンサは浴槽水位を検出する水位センサであってもよい。
本発明の入浴管理プログラムの一側面によれば、浴室内または浴室外に設置される電子装置に搭載されるコンピュータに実行させる入浴管理プログラムであって、音または振動を検出する第1のセンサから第1の検出信号を取り込み、浴槽の水位または水位変化を検出する第2のセンサから第2の検出信号を取り込み、前記第1の検出信号または前記第2の検出信号の何れか一方または双方を用いて、入浴者の滞在場所が浴槽内か浴槽外かを判断し、または音の有無および時間経過により前記入浴者の状態を判断する処理を前記コンピュータに実行させればよい。
上記入浴管理プログラムにおいて、さらに、前記第1の検出信号および前記第2の検出信号を用いて入室から退室までの入浴者の浴室滞在時間を計測し、この浴室滞在時間内での前記第2の検出信号により継続する入浴状態を表す入浴時間を計測し、この入浴時間内の前記第1の検出信号により継続する沈黙状態を表す沈黙時間を計測する処理を前記コンピュータに実行させてもよい。
本発明の入浴管理方法の一側面によれば、浴室内または浴室外に設置される電子装置により行う入浴管理方法であって、音または振動を検出する第1のセンサから第1の検出信号を取り込み、浴槽の水位または水位変化を検出する第2のセンサから第2の検出信号を取り込み、前記第1の検出信号または前記第2の検出信号の何れか一方または双方を用いて、入浴者の滞在場所が浴槽内か浴槽外かを判断し、または音の有無および時間経過により前記入浴者の状態を判断する工程を含めばよい。
上記入浴管理方法において、さらに、前記第1の検出信号および前記第2の検出信号を用いて入室から退室までの入浴者の浴室滞在時間を計測し、この浴室滞在時間内での前記第2の検出信号により継続する入浴状態を表す入浴時間を計測し、この入浴時間内の前記第1の検出信号により継続する沈黙状態を表す沈黙時間を計測する工程を含んでもよい。
本発明によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 第1のセンサの第1の検出信号、第2のセンサの第2の検出信号を用いることにより、入浴者の浴室滞在時間、継続する入浴状態を表す入浴時間、入浴時間内の継続する沈黙状態を表す沈黙時間などにより入浴状態を管理できる。
(2) 浴室に滞在中の入浴者が浴槽内で入浴中であることを正確に判断できる。
(3) 浴室に滞在中の入浴者が浴槽内で入浴中、継続する沈黙状態の検出により居眠り状態にあることを正確に判断できる。
(4) 浴室に滞在中の入浴者が浴槽から出て浴槽外の洗い場に滞在中であることを正確に判断できる。
一実施の形態に係る入浴管理装置を示す図である。 一実施の形態に係る入浴管理の処理手順を示すフローチャートである。 入浴管理装置の一実施例を示す図である。 給湯および追焚きが可能な熱源機の一例を示す図である。 浴室リモコン装置、台所リモコン装置および制御部の一例を示す図である。 音声信号の伝送系統を示す図である。 計測時間、タイマー機能および計測時間の閾値の一例を示す図である。 音信号および浴槽水位の時間計測のタイミングチャートを示す図である。 一実施例に係る入浴管理を示すフローチャートである。 入浴管理を示すフローチャートである。 入浴管理を示すフローチャートである。 入浴管理を示すフローチャートである。 入浴管理を示すフローチャートである。 他の実施例の入浴管理状態を示す状態遷移図である。 他の実施例の入浴管理状態を示すフローチャートである。
〔一実施の形態〕
図1は、本発明の一実施の形態に係る入浴管理装置を示している。図1に示す構成は一例であり、本発明が斯かる構成に限定されるものではない。
図1に示す入浴管理装置2ではマイクロフォン4、水位センサ6および制御部8が含まれる。マイクロフォン4は、第1のセンサの一例であり、浴室内に設置されて浴室内の振動または音を検出し、このマイクロフォン4には第1の検出信号S1が得られる。
水位センサ6は第2のセンサの一例であり、浴室内の浴槽の水位や水位変化を検出し、この水位センサ6には検出水位を表す第2の検出信号S2が得られる。
制御部8は入浴者の滞在場所や状態を判断する判断手段の一例であり、検出信号S1または検出信号S2の何れか一方または双方を用いて入浴者の滞在場所が浴槽内か浴槽外かを判断し、または音の有無および時間経過による入浴者の状態を判断する。
制御部8には計測手段が含まれる。この制御部では、検出信号S1、S2を用いて入浴者の浴室滞在時間TR、入浴時間TB、浴槽内沈黙時間TSを計測する。この制御部8にはたとえば、情報処理を行うプロセッサを用いればよい。この制御部8では、浴室滞在時間TRは入浴者の浴室への入室から退室までの浴室内の滞在時間であり、少なくとも、検出信号S1を用いて計測される。入浴時間TBは、浴室滞在時間TR内で継続する入浴状態を表す時間であり、少なくとも、検出信号S2を用いて計測される。また、浴槽内沈黙時間TSは、入浴時間TB内で継続する沈黙状態を表す沈黙時間であり、少なくとも、検出信号S2を用いて計測される。
この制御部8では、これら計測時間を対応する閾値と比較し、その比較結果により異常であるかなどの判定を行えばよい。
そして、情報提示部10は制御部8から計測結果、比較結果、判定結果などの制御出力を受け、これらの一または二以上を表す情報が提示される。情報提示部10はLCD(Liquid Crystal Display)などの表示器、LED(Light Emitting Diode)などのインジケータ、スピーカなどを用いればよい。これにより、画像表示、光の点滅、警告音声などで入浴者や、管理者に通知すればよい。
図2は、入浴管理の処理手順を示している。この処理手順は本発明の入浴管理方法の一例であり、コンピュータによって実行される入浴管理プログラムの処理手順の一例である。
この処理手順では、浴室内の振動または音を検出するマイクロフォン4から検出信号S1が制御部8に取り込まれ(S101)、浴槽内の水位または水位変化を表す検出信号S2が制御部8に取り込まれる(S102)。
制御部8では、少なくとも、検出信号S1により浴室滞在時間TRが計測される(S103)。また、制御部8では浴室滞在時間TR内での検出信号S2により入浴時間TBが計測される(S104)。
制御部8では、入浴時間TB内の検出信号S2により継続する沈黙状態を表す浴槽内沈黙時間TSが計測される(S105)。この場合、検出信号S2に代えて検出信号S1を用いてもよく、検出信号S1、S2の双方を用いてもよい。
そして、制御部8では、計測値と閾値とを比較し、各時間を判定する(S106)。計測値が閾値未満であるか、閾値以上であるか判定し、この判定結果を表す情報が制御部8から出力され、情報提示部10に提示される(S107)。この場合、情報提示部10には計測中、計測後の浴室滞在時間TR、入浴時間TB、積算入浴時間TBm、浴槽内沈黙時間TSやその判断結果を表示してもよい。
<一実施の形態の効果>
(1) マイクロフォン4からの検出信号S1、水位センサ6からの検出信号S2を用いることにより、入浴者の浴室滞在時間TR、継続する入浴状態を表す入浴時間TB、入浴時間内の継続する沈黙状態を表す浴槽内沈黙時間TSなどにより入浴状態を管理できる。
(2) 浴室に滞在中の入浴者が浴槽内で入浴中であることを正確に判断でき、入浴中の安全性を確保できる。
(3) 浴室に滞在中の入浴者が浴槽内で入浴中、継続する沈黙状態の検出により居眠り状態にあることを正確に判断でき、入浴中の安全性を確保できる。
(4) 浴室に滞在中の入浴者が浴槽から出て浴槽外の洗い場に滞在中であることを正確に判断でき、入浴者の安全性を高めることができる。
(5) 情報提示部10には入浴者の浴室滞在時間TR、入浴時間TBまたは浴槽内沈黙時間TSなどを提示できるとともに、これらの時間が閾値を超えたことを提示でき、入浴者の安全性を高めることができる。
<家屋内のリモコン装置などのレイアウト>
図3は、既述の入浴管理装置の一実施例を示している。図3に示すように、家屋12では浴室14と脱衣室16が開閉可能な引き戸18で仕切られている。浴室14には浴槽20が設置され、この浴槽20に隣接して洗い場22が備えられている。
家屋12の外壁には給湯器などの熱源機24が設置され、この熱源機24によって浴槽20に給湯され、または浴槽水BWが追焚きされる。洗い場22にはシャワー栓などの給湯栓26が備えられ、この給湯栓26に熱源機24から給湯可能である。
熱源機24には浴室リモコン装置28や台所リモコン装置30が通信ケーブル32−1、32−2で接続されている。この接続は有線に代え、無線であってもよい。この例では、浴室リモコン装置28が浴室14の内壁に取り付けられ、浴槽20に隣接して配置されている。台所リモコン装置30は台所34の壁面に取り付けられている。
浴室リモコン装置28にはマイクロフォン4(図1)が備えられている。したがって、マイクロフォン4には、入浴者が浴室14に入室すれば、その入室の際の振動や入室音、浴槽20に入浴すれば水音などの入浴音、入浴者の発声などが検出される。
<熱源機24の構成例>
図4は、給湯および追焚きが可能な熱源機24の一例を示している。この熱源機24にはたとえば、給湯および追焚きが可能な給湯器や、給湯・追焚き・暖房が可能な給湯器を用いればよい。この熱源機24には制御部8や給水管路36−1、給湯管路36−2、追焚循環路36−3とともに熱交換器40−1、40−2などが備えられている。
給水管路36−1は上水Wなどの給水、給湯管路36−2は上水Wの加熱後の温水HWの給湯に用いられる。また、追焚循環路36−3は浴槽水BWの追焚き循環および浴槽20の水位または水位変化の検出に用いられる。この例では、浴槽20に連結された追焚循環路36−3には水位センサ6が設置されており、この水位センサ6により浴槽20の水位または水位変化が検出され、浴槽の自動湯張りなどに利用かれる。
給湯時、水道水などの上水Wが給水管路36−1より給水される。この上水Wの温度は温度センサ38−1によって検出される。上水Wは熱交換器40−1に導かれるとともに、バイパス管路36−4に流れる。給水が検出されると、バーナ42−1が着火され、燃料ガスGの燃焼熱が熱交換器40−1により上水Wに熱交換され、温水HWが生成される。バーナ42−1は給湯用バーナである。
温水HWと、バイパス管路36−4を通過した上水Wが混合弁44−1によって混合され、その混合温度が温度センサ38−2によって検出される。混合弁44−1から出た温水HWの検出温度が設定給湯温度と比較され、所定の出湯温度になるように混合弁44−1による温水HWと上水Wの混合比率が制御される。これにより、給湯管路36−2の出口側の温水HWが所定の設定給湯温度に制御される。
給湯管路36−2と追焚循環路36−3のたとえば、戻り管側36−31の間は給水管路36−5で連結されており、この給水管路36−5は開閉弁44−2で開閉される。浴槽20への給湯ないし給水時、開閉弁44−2が開弁される。これにより、上水Wまたは温水HWが追焚循環路36−3の戻り管36−31または往き管36−32の一方または双方を通じて浴槽20に供給される。
追焚時、浴槽水BWの浴槽水位は水位センサ6、その温度は温度センサ38−3によって検出される。循環ポンプ46を駆動すると、浴槽20の浴槽水BWが追焚循環路36−3に循環し、熱交換器40−2に導かれる。追焚き時、バーナ42−2が着火され、燃料ガスGの燃焼熱が熱交換器40−2により浴槽水BWに熱交換され、浴槽水BWが加熱される。バーナ42−2は追焚き用バーナである。
<制御部8、浴室モコン装置28、台所リモコン装置30>
図5は、制御部8、浴室リモコン装置28および台所リモコン装置30の一例を示している。これら制御部8、浴室リモコン装置28および台所リモコン装置30は個別にコンピュータを備え、通信機能によって連係されている。
制御部8にはプロセッサ48−1、メモリ部50−1、システム通信部52−1、音検出部54−1、入出力部(I/O)56−1が備えられる。I/O56−1には水位センサ6、温度センサ38−1、38−2、38−3、循環ポンプ46、混合弁44−1、開閉弁44−2、バーナ42−1、42−2の燃料制御系統58が接続されている。プロセッサ48−1はメモリ部50−1にあるプログラムを実行し、入浴管理プログラム、給湯制御プログラムなどを実行する。メモリ部50−1にはROM、RAM、EEPROMなどが備えられ、プログラム、計測値、閾値などが格納される。
システム通信部52−1は、浴室リモコン装置28のシステム通信部52−2と通信ケーブル32−1によって接続されるとともに、台所リモコン装置30と通信ケーブル32−2によって接続され、データの授受を行う。
音検出部54−1は、浴室リモコン装置28の音声変復調部54−2からマイクロフォン4の音信号を検出し、同様に、台所リモコン装置30の音声変復調部54−3からマイクロフォン70の音信号を検出することができる。この場合、浴室内の振動または音を検出するには、浴室リモコン装置28の音声復調部54−2を稼動状態にし、台所リモコン装置30の音声変復調装置54−3を停止状態にする。
I/O56−1は、水位センサ6の検出信号、温度センサ38−1、38−2、38−3からの検出信号を取り込み、循環ポンプ46、混合弁44−1、開閉弁44−2、バーナ42−1、42−2の燃料制御系統58に制御信号を出力する。
浴室リモコン装置28には、制御部8と連係されるリモコン制御部60−1が備えられる。このリモコン制御部60−1には、プロセッサ48−2、メモリ部50−2、システム通信部52−2、音声変復調部54−2、I/O56−2が備えられる。音声変復調部54−2にはマイクロフォン4およびスピーカ62−1が接続されている。I/O56−2にはスイッチ(SW)63−1、LED64−1、表示部66−1、音声変復調部54−2が接続されている。スピーカ62−1、LED64−1または表示部66−1は情報提示部10の一例である。
プロセッサ48−2は、メモリ部50−2に格納されたプログラムを実行し、情報表示などの情報処理を行う。音声変復調部54−2は、マイクロフォン4の検出信号である音信号を変調し、通信ケーブル32−1を通して台所リモコン装置30の音声変復調部54−3、制御部8側の音検出部54−1の何れかに対しまたはこれら双方に対して出力する。また、この音声変復調部54−2では、台所リモコン装置30の音声変復調部54−3の出力信号を受け、これら出力信号から音声信号を復調し、スピーカ62−1に対して出力する。I/O56−2は、電源スイッチなどのSW63−1からのON/OFFを受け、またはLED64−1や表示部66−1に情報提示信号を出力する。
台所リモコン装置30には、制御部8や浴室リモコン装置28と連係されるリモコン制御部60−2が備えられる。このリモコン制御部60−2には、プロセッサ48−3、メモリ部50−3、システム通信部52−3、音声変復調部54−3、I/O56−3が備えられる。音声変復調部54−3にはスピーカ62−2およびマイクロフォン68が接続されている。I/O56−3にはSW63−2、LED64−2、表示部66−2が接続されている。スピーカ62−2、LED64−2および表示部66−2は情報提示部10の一例である。
プロセッサ48−3は、メモリ部50−3に格納されたプログラムを実行し、情報表示などの情報処理を行う。音声変復調部54−3は、マイクロフォン68の検出信号である音信号を変調し、通信ケーブル32−2を通して浴室リモコン装置28の音声変復調部54−2または制御部8側の音検出部54−1の何れか一方またはこれら双方に対して出力する。また、この音声変復調部54−3では、浴室リモコン装置28の音声変復調部54−2の出力信号を受け、これら出力信号から音声信号を復調し、スピーカ62−2に対して出力する。I/O56−3は、電源スイッチなどのSW63−2からのON/OFFを受け、またはLED64−2や表示部66−2に情報提示信号を出力する。
図6は、検出信号S1(音信号)および音声出力の伝送形態の一例を示している。
浴室リモコン装置28のマイクロフォン4に検出された音または振動は、検出信号S1としての音信号aである。この音信号aは音声変復調部54−2から通信ケーブル32−1に出力され、熱源機24の制御部8の音検出部54−1に入力される。また、制御部8から発せられた音判定出力信号bは通信ケーブル32−1、32−2を通して浴室リモコン装置28および台所リモコン装置30に伝送される。
<タイマー機能>
図7は、制御部8のプロセッサ48−1で実現する複数のタイマー機能を示している。この実施の形態では、プロセッサ48−1が浴室滞在時間TR、入浴時間TB、積算入浴時間TBm、浴槽内沈黙時間TS、浴槽外滞在時間TMおよび浴室外計測時間TOを計測する。これらの時間計測のため、プロセッサ48−1では複数のタイマー機能として第1ないし第6のタイマー機能72−1、72−2、・・・72−6を実現する。
浴室滞在時間TRは、入浴者が浴室14に滞在する時間であり、タイマー機能72−1によって計測される。この浴室滞在時間TRには閾値TRrefが設定され、たとえば、60〔分〕である。
入浴時間TBは、浴槽20に入り、入浴者が継続して入浴する時間であり、タイマー機能72−2によって計測される。この入浴時間TBには閾値TBrefが設定され、たとえば、30〔分〕である。また、入浴回数BNは、浴室滞在時間TR内において、入浴時間TBを単位として繰り返される入浴の回数である。この回数にも閾値BNrefを設定すればよい。
積算入浴時間TBmは、入浴時間TBを積算した時間であり、タイマー機能72−3によって入浴時間TBを積算して求められる。この積算入浴時間TBmには閾値TBmrefが設定され、たとえば、50〔分〕である。
浴槽内沈黙時間TSは、入浴中、入浴者が浴槽20内で沈黙する時間であり、タイマー機能72−4によって計測される。この浴槽内沈黙時間TSには閾値TSrefが設定され、たとえば、20〔分〕である。
浴槽外滞在時間TMは、浴室14内に滞在する入浴者が浴槽14外にたとえば、洗い場22に滞在する時間であり、タイマー機能72−5によって計測される。この浴槽外滞在時間TMには閾値TMrefが設定され、たとえば、10〔分〕である。
浴室外計測時間TOは浴室14から入浴者が退出したことを判断するための時間であり、タイマー機能72−6によって計測される。この浴室外計測時間TOには閾値TOrefが設定され、たとえば、5〔分〕である。
<音および浴槽水位の監視>
図8は、音および浴槽水位の監視状態を示している。
入浴時、マイクロフォン4には図8のAに示すように、浴室14内の音が検出され、音信号に変換される。この連続した振幅レベル変化を呈する音信号に対し、振幅閾値±Sを設定する。この音信号に対し、振幅閾値±Sを比較レベルとするウインドコンパレータ処理を行い、音の有無を判定する。つまり、音信号のうち、振幅閾値の範囲を超える下限レベル−S以下、上限レベル+S以上のレベル音を音として判定する。これにより、図8のBに示す音判定出力が得られる。この音判定出力において、Hが音区間であり、Lが音無区間を表している。
水位センサ6には図8のIに示すように、浴槽水位またはその変化が検出され、水位信号に変換される。つまり、水位上昇は入浴者が浴槽20内に体を沈め、浴槽水位が体容積によって上昇したものと推定できる。この連続した水位レベル変化を呈する水位信号に対し、閾値Lrefを設定する。この水位信号に対し、閾値Lrefと比較すれば、閾値Lrefを超えているか否かで入浴の有無を判定できる。これにより、図8のJに示す浴槽の内外判定出力が得られる。この浴槽の内外判定出力において、Hが入浴区間であり、Lが非入浴区間を表している。
このような音判定出力、浴槽の内外区間について、図8に示すように、
t0 :音判定出力のHレベルの開始時点、
t1 :入浴開始時点、
t2 :音判定出力のHレベルからLレベルへの移行時点、
t3 :音判定出力のLレベルからHレベルへの移行時点、
t4 :入浴終了時点、
t5 :次の入浴開始時点、
t6 :音判定出力のHレベルからLレベルへの移行時点、
t7 :音判定出力のLレベルからHレベルへの移行時点、
t8 :音判定出力のHレベルからLレベルへの移行時点、
t9 :音判定出力のLレベルからHレベルへの移行時点、
t10:入浴終了時点、
t11:音判定出力のHレベルからLレベルへの移行時点、
t12:浴室外計測時間TOの終了時点
の各時点が判別される。
これにより、図8のBに示すように、音判定出力のHレベル区間B1、B2、B3、B4が得られる。また、入浴の有無との組合せを行えれば、浴室内に滞在する入浴者の浴室内状況をより詳細に把握することができる。
浴室滞在時間TRは図8のCに示すように、時点t1〜t12の区間となる。浴室滞在時間TRの開始を音判定出力のHレベルの開始時点t0からとしてもよいが、この例では入室して入浴しなない場合を考慮に入れ、最初の入浴開始時点をt1としている。この場合、入浴者は2回の入浴を行っており、図8のDに示すように、入浴時間TB1は時点t1〜t4、入浴時間TB2は時点t5〜t10の区間である。したがって、積算入浴時間TBmは、入浴時間TB1+入浴時間TB2であり、図8のEに示すように、時点t1〜t10の積算時間となる。
これら入浴時間TB1、TB2において、入浴者には音信号レベルが振幅閾値未満となる数回の浴槽内沈黙時間TS1、TS2、TS3が存在する。図8のFに示すように、沈黙時間TS1は時点t2〜t3、沈黙時間TS2は時点t6〜t7、沈黙時間TS3は時点t8〜t9の時間幅である。
また、入浴者は浴槽外に出る回数が2回に渡り、浴槽外滞在時間TM1、TM2が存在する。図8のGに示すように、浴槽外滞在時間TM1は時点t4〜t5、浴槽外滞在時間TM2はt10〜t12である。
そして、浴室外計測時間TOは図8のHに示すように、時点t11〜t12で計測される。
<処理手順>
図9は、時間計測の処理手順を示している。この処理手順は本発明の入浴管理方法の一例であり、本発明の入浴管理プログラムをコンピュータに実行させることにより実現される処理手順の一例である。この処理手順では、時間計測に当たり、各タイマー機能76−1〜76−6のタイマーリセットを行う(S201)。このタイマーリセットは電源投入時、入浴者の入浴完了などの時点で行えばよい。
入浴者の浴室14への入浴開始を契機に時間計測を開始する(S202)。計測された各時間を閾値と比較し、計測途上で正常か異常かを判断する(S203)。
この判断結果や計測中の時間経過の情報を提示する(S204)。この情報提示は表示部66−1、66−2に表示すればよい。
そして、入浴者の浴室14からの退出を判断し(S205)、この入浴管理の処理手順を終了する。
図10は、入浴管理の詳細な処理手順の一例を示している。この処理手順は、図9に示す処理手順を具体化した手順である。
この処理手順では、浴槽水位および浴室音の監視を継続して行う(S301)。浴槽水の上昇の有無を判定し(S302)、浴槽水位の上昇がなければ基準値の見直しを行い(S303)、S301に戻る。
浴槽水位が上昇すれば(S302のYES)、タイマー機能72−1の時間計測を開始させ(S304)、タイマー機能72−2の時間計測を開始させ(S305)、タイマー機能72−3の時間計測を開始させる(S306)。
浴室音の有無を判定する(S307)。浴室音がなければ(S307のNO)、タイマー機能72−4の時間計測を開始させる(S308)。
タイマー機能72−4の計測時間TSと閾値TSrefとを比較し、TS≧TSrefであるかを判定する(S309)。TS≧TSrefであれば(S309のYES)、タイムオーバー処理を実行する(S310)。このタイムオーバー処理には、タイムオーバーであることを表示し、入浴者に警告を促すなどの情報提示が含まれ、以下同様である。TS<TSrefであれば(S309のNO)、S310をスキップする。
浴室音の有無を判定する(S311)。浴室音がなければ(S311のNO)、タイマー機能72−1の計測時間TRと閾値TRrefとを比較し、TR≧TRrefであるかを判定する(S312)。TR≧TRrefであれば(S312のYES)、タイムオーバー処理を実行する(S313)。TR<TRrefであれば(S312のNO)、S313をスキップする。
タイマー機能72−2の計測時間TBと閾値TBrefとを比較し、TB≧TBrefであるかを判定する(S314)。TB≧TBrefであれば(S314のYES)、タイムオーバー処理を実行する(S315)。TB<TBrefであれば(S314のNO)、S315をスキップする。
タイマー機能72−3の計測時間TBmと閾値TBmrefとを比較し、TBm≧TBmrefであるかを判定する(S316)。TBm≧TBmrefであれば(S316のYES)、タイムオーバー処理を実行する(S317)。TBm<TBmrefであれば(S315のNO)、S317をスキップする。
ここで、浴槽水位の低下を判定する(S318)。浴槽水位が低下していなければ(S318のNO)、S309に戻り、浴槽水位が低下するまで、S309〜S318の処理を継続する。
S307において、浴室音があれば(S307のYES)、タイマー機能72−4の時間計測を停止する(S319)。再度、浴室音の有無を判定する(S320)。浴室音がなければ(S320のNO)、S308に移行する。
浴室音があれば(S320のYES)、タイマー機能72−1の計測時間TRと閾値TRrefとを比較し、TR≧TRrefであるかを判定する(S321)。TR≧TRrefであれば(S321のYES)、タイムオーバー処理を実行する(S322)。TR<TRrefであれば(S321のNO)、S322をスキップする。
タイマー機能72−2の計測時間TBと閾値TBrefとを比較し、TB≧TBrefであるかを判定する(S323)。TB≧TBrefであれば(S323のYES)、タイムオーバー処理を実行する(S324)。TB<TBrefであれば(S323のNO)、S324をスキップする。
タイマー機能72−3の計測時間TBmと閾値TBmrefとを比較し、TB≧TBmrefであるかを判定する(S325)。TB≧TBmrefであれば(S325のYES)、タイムオーバー処理を実行する(S326)。TB<TBmrefであれば(S325のNO)、S326をスキップする。
ここで、浴槽水位の低下を判定する(S327)。浴槽水位が低下していなければ(S327のNO)、S320に戻り、浴槽水位が低下するまで、S320〜S327の処理を継続する。
また、浴槽水位が低下すれば(S318またはS327のYES)、タイマー機能72−2の時間計測を停止させ(S328)、タイマー機能72−3の時間計測を停止させ(S329)、タイマー機能72−4の時間計測を停止させ(S330)、タイマー機能72−5の時間計測をスタートさせる(S331)。
そして、浴室音を判定する(S332)。浴室音がなければ(S322のNO)、タイマー機能72−6の時間計測を開始させる(S333)。計測時間TOと閾値TOrefとを比較し、TO≧TOrefであるかを判定する(S334)。TO≧TOrefでなければ(S334のNO)、浴室音を判定する(S335)。浴室音があれば(S335のYES)、S341に移行する。
浴室音がなければ(S335のNO)、タイマー機能72−1の計測時間TRと閾値TRrefとを比較し、TR≧TRrefであるかを判定する(S336)。TR≧TRrefであれば(S336のYES)、タイムオーバー処理を実行する(S337)。TR<TRrefであれば(S336のNO)、S337をスキップする。
タイマー機能72−5の計測時間TMと閾値TMrefとを比較し、TM≧TMrefであるかを判定する(S338)。TM≧TMrefであれば(S338のYES)、タイムオーバー処理を実行する(S339)。TM<TMrefであれば(S338のNO)、S339をスキップする。ここで、浴槽水位の上昇を判定する(S340)。浴槽水位が上昇していなければ(S340のNO)、S334に戻り、浴槽水位が上昇するまで、S334〜S340の処理を継続する。
S332において、浴室音があれば(S332のYES)、タイマー機能72−6の時間計測を停止し(S341)、浴室音の判定を行う(S342)。浴室音があれば(S342のYES)、タイマー機能72−1の計測時間TRと閾値TRrefとを比較し、TR≧TRrefであるかを判定する(S343)。TR≧TRrefであれば(S343のYES)、タイムオーバー処理を実行する(S344)。TR<TRrefであれば(S343のNO)、S344をスキップする。
タイマー機能72−5の計測時間TMと閾値TMrefとを比較し、TM≧TMrefであるかを判定する(S345)。TM≧TMrefであれば(S345のYES)、タイムオーバー処理を実行する(S346)。TM<TMrefであれば(S345のNO)、S346をスキップする。
そして、浴槽水位の上昇を判定する(S347)。浴槽水位の上昇がなければ(S347のNO)、S342に戻り、S342〜S347の処理を実行する。
浴槽水位が上昇していれば(S340のYESまたはS347のYES)、タイマー機能72−2の時間計測を開始させる(S348)。タイマー機能72−3の時間計測を継続し(S349)、S307に戻る。
また、S334において、TO≧TOrefであれば(S334のYES)、すべてのタイマー機能72−1〜72−6の計測時間TR、TB、TBm、TS、TM、TOの時間計測を停止させ(S350)、退室処理を実行し(S351)、S302に戻る。
<実施例の効果>
上記実施例によれば、次の効果が得られる。
(1) 浴槽水位またはその変化、浴室内音声の検出、その継続時間を計測するので、入浴時、時間管理や時間感覚から開放される入浴者の安全性を高めることができる。
(2) 水位センサ6による浴槽水位の検出、浴室リモコン装置28に搭載されたマイクロフォン4による音検出により、入浴者の状況を判定することができる。
(3) 水位センサ6による検出水位では少なくとも、入浴者の浴槽内外の状況を検出し、この検出水位により入浴者が入浴状態であるか否かを判定する。
(4) マイクロフォン4にはたとえば、浴槽内に居る入浴者が操作し易い箇所に設置されている浴室リモコン装置28にある既設のマイクロフォンを用いることができる。このようなマイクロフォン4を用いれば、別途マイクロフォンを設置する必要がなく、入浴者の呼吸音、鼻歌など入浴者自体に関わる音声、入浴者の給湯栓やシャワー栓などの操作音や水音などを検出し、入浴者の状況を判定できる。このマイクロフォン4から音の成分のうち、振幅成分を検知すればよい。
(5) 水位センサ6の検出水位と、マイクロフォン4の検出音と、これらの継続時間の計測により、浴室滞在時間、浴槽内居眠り状態などの複数の状況判断をより高精度で行うことができる。
(6) 入浴開始は一例として、水位センサ6の検出水位の変化を契機とすればよい。
(7) 入浴終了は一例として、水位センサ6による浴槽水位の検出後、連続する所定時間の無音状態から判定すればよい。浴槽20から出ても検出音があれば、入浴状態が継続していると判定すればよい。
(8) 水位センサ6による浴槽水位の検出と、継続する所定時間の無音状態とを併用すれば、入浴者が居眠り状態にあることを正確に判定することができる。
(9) 上記実施例では、一例として複数の時間計測が可能である。この時間計測には第1に、入浴開始から浴室から出るまでの浴室滞在時間、第2に、浴槽に入る1回毎の入浴時間(たとえば、水位センサ6の検出水位が所定レベル以上の継続時間)、第3に、複数回の入浴時間を積算した積算入浴時間、第4に、浴槽内での沈黙時間(居眠り時間)、第5に、浴室内で浴槽外に滞在する浴槽外滞在時間が含まれる。
(10) 各時間計測に用いられる複数のタイマー機能を備えており、これらは時間設定および使用の有無を選択すればよい。
(11) 入浴前の水位の値や無人状態の音量など、水位や音声を検出する基準値として閾値を見直し、たとえば、メモリ部50−1に記憶し、随時学習して更新すればよい。これにより、精緻な入浴管理が可能になる。
(12) この入浴管理装置2ではたとえば、浴槽内の湯水水位を検出する水位検出手段、浴室内の音を検出する音検出手段、水位検出手段により検出する第1の検出情報と、音検出手段により検出する第2の検出情報とにより入浴者の状態を計測する計測手段とを備えた構成とすればよい。
(13) 一般的な給湯器などの熱源機が備える水位センサ6やマイクロフォン4などのセンサ機能を利用でき、このセンサ機能により得られる情報により浴室内の入浴者状況を把握しつつ、それぞれの状況時間を計時したり累積したりし、その結果を表示部やスピーカなどの情報提示機能を用いて入浴者に状況や居眠り状態からの覚醒など、必要な警告などの報知を行うことができる。水位センサ6およびマイクロフォン4を利用した人体検知とともに入浴に関する長時間入浴や居眠り防止のアラート機能が得られる。
(14) 入浴管理に入浴者により生じる音声検出および水位検出を組み合わせて行うので、既存のマイクロフォン4や水位センサ6を利用できるとともに、入浴者の検出、滞在場所、滞在時間を高精度に計測でき、入浴者の安全性を高めることができる。
(15) 入浴者の状況把握に、特別なセンサーの使用や、独自の情報監視を用いた場合にはコストアップを招来し、誤検知などか問題となるのに対し、このような問題を上記実施例では回避できる。
(16) 既存の熱源機に併設されるマイクロフォン4や水位センサ6から得られる検出情報を利用して入浴者の状況を把握でき、検出情報の蓄積、その履歴を保存できる。判定結果はアラートとして入浴者に警告したり、管理者に告知するなど、入浴者の安全性を高めるために利用できる。
(17) 入浴者の識別情報に入浴時に得られる情報を関連付けてメモリ部50−1、50−2、50−3の何れかまたは二以上に格納して保存し、入浴者毎に管理する管理形態としてもよい。
<他の実施例>
図14は、他の実施例に係る入浴管理装置の状態遷移を示している。この実施例では、入浴管理の状態として入浴無し状態102、浴室入室状態104、浴槽入浴状態106、居眠り警告報知状態108、入室・入浴検出禁止状態110が設定される。
入浴無し状態102から音検出(S401)により、浴室入室状態104に遷移する。この浴室入室状態104では、浴室リモコン装置28、台所リモコン装置30に入室を表示する(S402)。この浴室入室状態104から音検出無しの状態が連続して所定時間T1としてたとえば、T=5〔分〕が経過すれば(S403)、浴室入室状態104から入浴無し状態102に遷移する。このとき、浴室リモコン装置28、台所リモコン装置30の入室表示は解除される。
浴室入室状態104から浴槽水位が上昇すれば(S404)、浴槽入浴状態106に遷移する。この浴槽入浴状態106では、浴室リモコン装置28、台所リモコン装置30に入浴中を表示する(S405)。この浴槽入浴状態106から浴槽水位が低下すれば(S406)、浴室入浴状態104に遷移する。このとき、浴室リモコン装置28、台所リモコン装置30の入浴表示が解除される。
入浴無し状態102にあっても、浴槽水位の上昇を検出すれば(S407)、浴室入室状態104をスキップし、浴槽入浴状態106に遷移する。
浴槽入浴状態106から音検出無しの状態が所定時間T2としてたとえば、T2=10〔分〕が経過すれば(S408)、居眠り警告報知状態108に遷移する。居眠り警告報知状態108に移行すると、居眠り警告を少なくとも入浴者に対して報知する。この居眠り警告報知状態108から所定時間T3としてたとえば、T3=30〔秒〕が経過すれば(S409)、居眠り警告報知状態108から浴槽入浴状態106に遷移する。この居眠り警告報知状態108において、入浴者が報知停止操作を行えば(S410)、居眠り警告報知状態から浴槽入浴状態106に戻る。
この居眠り警告報知状態108において、浴槽水位が低下すれば(S411)、浴槽入浴状態106をスキップし、浴室入室状態104に戻る。つまり、入浴者が報知停止操作を行うことなく、浴槽20から出れば、居眠り状態が解消されたと判断できるからである。
浴室入室状態104、浴槽入浴状態106または居眠り警告報知状態108において、浴室リモコン装置28の操作により、入室・入浴検出解除操作を行えば(S412、S413、S414)、入室・入浴検出禁止状態110に遷移する。
このような入室・入浴検出解除操作を行っても、入室・入浴検出禁止状態110から入室・入浴検出開始操作を行えば(S415)、浴室入室状態104に遷移する。
また、入室・入浴検出禁止状態110の遷移時点から所定時間T4としてたとえば、T4=1〔時間〕が経過すれば(S416)、入室・入浴検出禁止状態110から入浴無し状態102に遷移する。
図15は、他の実施例に係る入浴管理の処理手順を示している。この処理手順は、本発明の入浴管理方法の一例であり、または入浴管理プログラムを実行して実現される入浴管理方法の一例である。
この処理手順では、浴室音の有無を判定する(S501)。浴室音があれば(S501のYES)、浴槽水位の上昇を判定する(S502)。浴室音が無ければ(S501のNO)、浴室音の検出から所定時間T1としてたとえば、T1=5〔分〕以内かを判定する(S503)。T=5〔分〕以内でなければ(S503のNO)、S501に戻る。T1=5〔分〕以内であれば(S503のYES)、S502の処理を行う。
浴槽水位が上昇すれば(S502のYES)、入浴ありと判定し(S504)、入浴ありを表示する(S505)。浴槽水位上昇がなければ(S502のNO)、S501に戻る。
この場合、入浴ありの表示開始とともに、タイマー機能72−4の時間計測を開始する(S506)。タイマー機能72−4は居眠り状態が継続する時間を計測する。
浴室音を判定する(S507)。浴室音が無ければ(S507のNO)、浴槽水位の変動を判定する(S508)。浴槽水位の変動がなければ(S508のYES)、タイマー機能72−4の計測時間T2がたとえば、T2=10〔分〕が経過していれば(S509のYES)、居眠り防止警告音を発生させる(S510)。この居眠り防止警告音の開始から所定時間T3としてたとえば、T3=30〔秒〕が経過したかを判定する。T3=30〔秒〕が経過すれば(S511のYES)、居眠り防止警告音を停止させる(S512)。T3=30〔秒〕が経過前であっても(S511のNO)、居眠り防止警告音の停止操作があれば(S513のYES)、居眠り防止警告音を停止させる(S512)。居眠り防止警告音の停止操作がなければ(S513のNO)、S510に戻り、居眠り防止警告音の発生を継続させる。
居眠り防止警告音の停止の後、タイマー機能72−4の時間計測を再スタートさせ、計測時間の再計測を行い(S514)、S507に戻る。
S507で浴室音有り(S507のYES)、または浴槽の水位変動有り(S508のNO)であれば、タイマー機能72−4の時間計測を再スタートさせ、計測時間の再計測を行い(S515)、浴槽の水位低下を判定する(S516)。浴槽の水位低下がなければ(S516のNO)、S507に戻る。
浴槽の水位低下があれば(S516のYES)、浴槽の水位上昇を判定する(S517)。浴槽の水位上昇があれば(S517のYES)、S506に戻り、S506以下の処理を実行する。
浴槽の水位上昇がなければ(S517のNO)、浴室音無し状態が所定時間T1たとえば、T1=5〔分〕以上かを判定する(S518)。浴室音無し状態がT=5〔分〕以上継続していなければ(S518のNO)、S517に戻る。
浴室音無し状態が所定時間T1以上かを判定する(S518)間に入浴が始まると、つまり浴槽の水位上昇があれば(S517のYES)、S506に戻り、S506以下の処理を実行する。
浴室音無し状態がT=5〔分〕以上継続していなければ(S518のNO)、S517に戻る。また、浴室音無し状態がT=5〔分〕以上継続していれば(S518のYES)、入浴無し状態と判定し(S519)、入浴ありの表示を解除し(S520)、この処理を終了する。
<他の実施例の効果>
上記他の実施例によれば、次の効果が得られる。
(1) 入浴者の入浴管理に浴槽水位および浴室音を併用するので、浴室14内の入浴者の人体検知や入浴状況を正確に把握でき、居眠り状態や長時間入浴から入浴者の安全性を高めることができる。
(2) 浴槽水位ないしその変化で入浴検知を行い、マイクロフォン4による集音で入浴者の居眠りなどの沈黙状態を迅速に検出できる。
(3) マイクロフォン4には浴室リモコン装置28に搭載されている既設のマイクロフォンを用いることができ、上記実施例の実現に新たなマイクロフォンを設置する必要がない。また、情報提示には浴室リモコン装置28や台所リモコン装置30にある表示部66−1、66−2やスピーカ62−1、62−2を利用でき、警告の告知表示や、メロディや言語などの音声ガイダンスによって入浴者や管理者に警告などの告知を行うことができ、入浴者の安全性を高めることができる。
(4) 水位センサ6による入浴検出に加え、マイクロフォン4による音声検知で入浴状態を補完できるので、水位上昇のみで入浴状態を把握していた従来の入浴管理に比較し、十分な水位上昇が無い場合であっても、入浴状態を把握することができ、その状況に応じた対応が可能となる。たとえば、半身浴や、子供の場合には浴槽水位の上昇レベルが小さく、浴槽水位のみでは入浴者が浴槽内か浴槽外かを峻別できない場合があるが、マイクロフォン4による音声検知の併用により、半身浴か、入浴者が子供か、浴槽から出て洗い場にいるかなどの滞在場所や入浴状況を正確に把握できる。入浴者や管理者に対するお知らせ機能やそのバリエーションを入浴状況の把握に基づいて制御することができる。
(5) 水位センサ6による入浴検出に加え、マイクロフォン4による音声検知で入浴状態を補完できるので、浴槽水位の変化が小さい場合であっても、入浴者の居眠り状態や失神状態などの異常を把握でき、迅速な対応が可能である。
〔他の実施の形態〕
a) 上記実施の形態では、各種時間計測を行っているが、入浴については複数回の入浴が行われる場合があるので、既述の入浴時間TB1、TB2(図8)など、所定時間以上の入浴時間TBを単位とする入浴回数BNを計数してもよい。その計数値BNとその閾値BNrefとを比較し、閾値BNref以上の入浴回数に到達すれば、浴槽外や浴室外に入浴者を誘導する警告などを発してもよい。
b) 上記実施の形態では、浴槽内沈黙時間TSについて、所定時間以上の浴槽内沈黙時間TSを単位とする沈黙回数を計数してもよい。その計数値Nsとその閾値Nsrefとを比較し、閾値Nsref以上の沈黙回数に到達すれば、浴槽外や浴室外に入浴者を誘導する警告などを発してもよい。
c) 上記実施の形態では、計測時間や判定結果を浴室リモコン装置28や台所リモコン装置30の表示部に表示することを一例として記載しているが、このような表示情報を電話回線やブルートゥースなどの近距離通信を介してスマートフォンなどの情報端末に表示して警告や入浴管理情報を提示してもよい。
d) 上記実施の形態では、浴室音を検出する手段としてマイクロフォン4を用いたが、浴室内の音や振動を検出するセンサを用いてもよいし、このセンサにマイクロフォンを併用してもよい。
e) 人の浴室内滞在を検出する手段として、歪みセンサを併用してもよい。
f) 上記実施の形態では、音声検出に既存のマイクロフォン、浴槽水位の検出に既存の水位センサを用いることを例示し、その効果に言及しているが、本発明は、新たな音声センサや水位センサを設置することを妨げるものではない。新たなセンサを設置してもよく、既存のマイクロフォンや水位センサに代えまたはこれらとともに新たなセンサを併設してもよい。
g)上記実施の形態では、入浴管理装置2を説明したが、この入浴管理装置2を入浴者の安全性を高める電子機器の一例である浴室タイマーとして製品化してもよい。
h)上記実施の形態では、第1の検出信号または第2の検出信号の双方を用いて入浴者の滞在場所が浴槽内か浴槽外かを判断しているが、いずれか一方を用いて判断してもよい。
以上の通り、本発明の技術の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、入浴者により生じる音声情報と浴槽水位の上昇や変化とを併用し、入浴者の状況を把握し、入浴者の安全性を高めることができるなど、入浴管理を行うことができる。
2 入浴管理装置
4 マイクロフォン
6 水位センサ
8 制御部
10 情報提示部
12 家屋
14 浴室
16 脱衣室
18 引き戸
20 浴槽
22 洗い場
24 熱源機
26 給湯栓
28 浴室リモコン装置
30 台所リモコン装置
32−1、32−2 通信ケーブル
34 台所
36−1 給水管路
36−2 給湯管路
36−3 追焚循環路
36−4 バイパス管路
36−5 給水管路
36−31 戻り管
36−32 往き管
38−1、38−2、38−3 温度センサ
40−1、40−2 熱交換器
42−1、42−2 バーナ
44−1 混合弁
44−2 開閉弁
46 循環ポンプ
48−1、48−2、48−3 プロセッサ
50−1、50−2、50−3 メモリ部
52−1、52−2、52−3 システム通信部
54−1 音検出部
54−2、54−3 音声変復調部
56−1、56−2、56−3 入出力部(I/O)
58 燃料制御系統
60−1、60−2 リモコン制御部
62−1、62−2 スピーカ
63−1、63−2 スイッチ
64−1、64−2 LED
66−1、66−2 表示部
68 マイクロフォン
68−1 スピーカ
72−1、72−2、・・・72−6 タイマー機能

Claims (10)

  1. 音または振動を検出し、第1の検出信号を出力する第1のセンサと、
    浴槽の水位または水位変化を検出し、第2の検出信号を出力する第2のセンサと、
    前記第1の検出信号または前記第2の検出信号の何れか一方または双方を用いて入浴者の滞在場所が浴槽内か浴槽外かを判断し、または音の有無および時間経過による前記入浴者の状態を判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とする入浴管理装置。
  2. さらに、前記第1の検出信号および前記第2の検出信号を用いて入室から退室までの入浴者の浴室滞在時間を計測し、この浴室滞在時間内での前記第2の検出信号により継続する入浴状態を表す入浴時間を計測し、この入浴時間内の前記第1の検出信号により継続する沈黙状態を表す沈黙時間を計測する計測手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の入浴管理装置。
  3. 前記計測手段はさらに、前記入浴時間を単位とする入浴回数の計測、前記入浴時間を積算する積算入浴時間の算出、前記浴室滞在時間内で浴槽外に滞在する浴槽外滞在時間のいずれかまたは2以上を計測することを特徴とする請求項2に記載の入浴管理装置。
  4. さらに、前記計測手段の計測結果を判定し、その判定結果に応じた表示出力を発生する判定部と、
    を備え、前記判定結果のいずれかまたは2以上を表す情報を出力することを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかの請求項に記載の入浴管理装置。
  5. さらに、前記計測手段の計測結果のいずれかまたは2以上を表す情報を提示する情報提示部と、
    を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の入浴管理装置。
  6. 前記第1のセンサは浴室リモコン装置に設置されたマイクロフォンであり、前記第2のセンサは浴槽水位を検出する水位センサであることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかの請求項に記載の入浴管理装置。
  7. 浴室内または浴室外に設置される電子装置に搭載されるコンピュータに実行させる入浴管理プログラムであって、
    音または振動を検出する第1のセンサから第1の検出信号を取り込み、
    浴槽の水位または水位変化を検出する第2のセンサから第2の検出信号を取り込み、
    前記第1の検出信号または前記第2の検出信号の何れか一方または双方を用いて、入浴者の滞在場所が浴槽内か浴槽外かを判断し、または音の有無および時間経過により前記入浴者の状態を判断する、
    処理を前記コンピュータに実行させるための入浴管理プログラム。
  8. さらに、前記第1の検出信号および前記第2の検出信号を用いて入室から退室までの入浴者の浴室滞在時間を計測し、
    この浴室滞在時間内での前記第2の検出信号により継続する入浴状態を表す入浴時間を計測し、
    この入浴時間内の前記第1の検出信号により継続する沈黙状態を表す沈黙時間を計測する、
    処理を前記コンピュータに実行させるための請求項7に記載の入浴管理プログラム。
  9. 浴室内または浴室外に設置される電子装置により行う入浴管理方法であって、
    音または振動を検出する第1のセンサから第1の検出信号を取り込み、
    浴槽の水位または水位変化を検出する第2のセンサから第2の検出信号を取り込み、
    前記第1の検出信号または前記第2の検出信号の何れか一方または双方を用いて、入浴者の滞在場所が浴槽内か浴槽外かを判断し、または音の有無および時間経過により前記入浴者の状態を判断する、
    工程を含むことを特徴とする入浴管理方法。
  10. さらに、少なくとも、前記第1の検出信号および前記第2の検出信号を用いて入室から退室までの入浴者の浴室滞在時間を計測し、
    この浴室滞在時間内での前記第2の検出信号により継続する入浴状態を表す入浴時間を計測し、
    この入浴時間内の前記第1の検出信号により継続する沈黙状態を表す沈黙時間を計測する、
    工程を含むことを特徴とする請求項10に記載の入浴管理方法。
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