JP2016137869A - 保護構造 - Google Patents

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JP2016137869A
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冬月 笹原
Dong-Yue Sasahara
冬月 笹原
達一 名波
Tatsuichi Nanami
達一 名波
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

【課題】この発明は、フロアパネルに固定された電子部品を、たとえ電子部品の近くのフロアパネルに設置される後部座席がダイブダウンされたときにも露出されることがなく、部品追加不要で電子部品の露出防止及び保護が可能な保護構造を提供することを目的とする。
【解決手段】この発明は、車両のフロアパネルに固定された電子部品と、緩衝材で形成され、フロアパネルの段差を平らにするパッド部材と、を備え、パッド部材は、電子部品の上方から被せてフロアパネルに載置した際に電子部品を収容する収容空間が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は保護構造に係り、特に、フロアパネルに固定された電子部品の露出防止及び保護を図った保護構造に関する。
車両のドアの施錠及び解錠やエンジンの始動をキーを使用しないで行うキーレスシステムにおいては、携帯機との間で通信を行うアンテナを車体に設置する必要がある(特許文献1)。アンテナのような電子部品を後部座席が設置されるフロアパネルに固定する場合、後部座席がシートクッション上にシートバックを折り畳み可能な構造(特許文献2)のときは、後部座席が折り畳まれることで電子部品がフロアパネル上に露出された状態となるため、電子部品を保護する構造とする必要がある。
例えば、フロアパネルのフロントパネル部よりも車両後方で上方に位置するリアパネル部に設置される後部座席が、シートクッション上にシートバックを折り畳んだ状態でリアパネル部よりも車両前方で下方に位置するフロントパネル部上に移動可能(以下「ダイブダウン」と記す。)な構造のときは、後部座席のダイブダウンによりリアパネル部が平らになった場合、後部座席の近くのリアパネル部に固定した電子部品が剥き出しの露出された状態となるため、リアパネル部に載置する荷物などとの接触による衝撃から保護する構造とする必要がある。
特開2012−97447号公報 特開2006−123583号公報
ところで、フロアパネルに固定された電子部品を保護する従来の構造には、電波を透過する樹脂製のダミーフロアパネルの下に電子部品を配置することで、保護を図った構造がある。
しかし、樹脂のダミーフロアパネルが設定できず、金属製のフロアパネルが設定されるときは、金属製のフロアパネル上に電子部品を配置する必要がある。このとき、フロアパネル上に配置された電子部品がアンテナである場合、露出された電子部品を上方からの衝撃から保護するために、通信用の電波を透過可能な素材により形成される保護部品を追加し、電子部品を覆う必要がある。
この発明は、フロアパネルに固定された電子部品を、たとえ電子部品の近くのフロアパネルに設置される後部座席がダイブダウンされたときにも露出されることがなく、部品追加不要で電子部品の露出防止及び保護が可能な保護構造を提供することを目的とする。
この発明は、車両のフロアパネルに固定された電子部品と、緩衝材で形成され、フロアパネルの段差を平らにするパッド部材と、を備え、パッド部材は、電子部品の上方から被せてフロアパネルに載置した際に電子部品を収容する収容空間が形成されていることを特徴とする。
この発明は、緩衝材で形成される既存のパッド部材に、電子部品を保護する構造として電子部品を収容する収容空間を設けることにより、部品を追加することなく電子部品の露出を防止して衝撃から保護することができる。
図1は収容空間を形成したパッド部材の底面図である。(実施例) 図2は図3のA−A線によるパッド部材の断面図である。(実施例) 図3はパッド部材を電子部品に被せて段差を平らにしたフロアパネルの斜視図である。(実施例)
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
図1〜図3は、この発明の実施例を示すものである。図3に示すように、車両1の前後方向に延びるフロアパネル2は、前側のフロントパネル部3と、フロントパネル部3の後端から立ち上がる縦パネル部4と、縦パネル部4の上端から車両後方に延びるリアパネル部5と、を備えている。フロントパネル部3よりも車両後方で上方に位置するリアパネル部5には、前端部に後部座席6が設置される。なお、後部座席6は、リアパネル部5の車両幅方向両側に左右一対設置されるが、図3においてはリアパネル部5の右側のみを図示し、左側を省略している。
後部座席6は、シートクッション7とシートバック8とからなる。後部座席6は、シートクッション7上にシートバック8を折り畳んだ状態で、リアパネル部5よりも車両前方で下方に位置するフロントパネル部3上に移動可能(以下「ダイブダウン」と記す。)な構造となっている。リアパネル部5は、ダイブダウンにより後部座席6が取り払われることで、上面が平らになる。図3においては、リアパネル部5に設置した状態の後部座席6を2点鎖線で表し、フロントパネル部3上にダイブダウンした状態の後部座席6を実線で表している。
車両1は、図1・図2に示すように、フロアパネル2に固定される電子部品9を備える。電子部品9は、例えば、キーレスシステムのアンテナなどからなり、ハーネス10が接続されている。電子部品9を保護する構造として、後部座席6の近くのリアパネル部5に段差11を備える。段差11は、図3に示すように、左右一対の後部座席6の間のリアパネル部5に、縦パネル部4から後方に向かい次第に浅くなるように断面四角溝形状に窪ませて形成される。電子部品9は、図2に示すように、リアパネル部5に形成された段差11の底部12にボルト・ナットなどの固定具13で固定される。
リアパネル部5には、段差11を平らにするパッド部材14を備える。パッド部材14は、図1・図2に示すように、発泡素材の緩衝材で略四角厚板形状に形成され、段差11の底部12にボルト・ナットなどの固定具15で固定されるか、又は固定されずに載置されることで、リアパネル部5の段差11を平らにする。パッド部材14には、電子部品9と電子部品9に接続されるハーネス10との上方から被せてリアパネル部5に載置した際に、電子部品9及びハーネス10を収容する収容空間16が形成されている。
収容空間16は、電子部品9を収容する電子部品用空間部17と、ハーネス10を収容するハーネス用空間部18と、からなる。収容空間16は、電子部品9及び電子部品9から前方に引き出されるハーネス10を収容するように、リアパネル部5の底面を底面視で略L字形状に上方に窪ませて形成される。
このように、保護構造は、緩衝材で形成され、リアパネル部5の段差11を平らにする既存のパッド部材14に、電子部品9及びハーネス10を収容する収容空間16を設けることにより、部品を追加する必要なく、電子部品9が露出されることを防止でき、電子部品を上方からの衝撃から保護することができる。
これにより、後部座席6のダイブダウンによりリアパネル部5が平らになった場合に、後部座席6の近くのリアパネル部5の段差11に固定した電子部品9が剥き出しの露出状態となることがなく、リアパネル部5に載置しようとする荷物などとの接触による衝撃から保護することができる。
また、パッド部材14は、通信用の電波を透過可能な素材により形成することで、電子部品9がアンテナの場合に、アンテナの電波を透過することができるので、アンテナの性能に影響を及ぼすことがない。
なお、上述実施例においては、リアパネル部5の段差11を平らにする目的のパッド部材14に電子部品9及びハーネス10を収容する収容空間16を形成したが、これに限定されるものではない。例えば、発泡素材の緩衝材で形成されるツールボックスに、アンテナからなる電子部品9及びハーネス10を保護するための収容空間を設けることで、ツールボックス下に電子部品9及びハーネス10をレイアウトする場合に同様の効果を得ることができる。
この発明は、フロアパネルに固定される電子部品を、部品追加不要で露出防止及び保護を図ることができるものであり、フロアパネルに固定される他の車両部品の露出防止及び保護にも適用することができる。
1 車両
2 フロアパネル
3 フロントパネル部
4 縦パネル部
5 リアパネル部
6 後部座席
7 シートクッション
8 シートバック
9 電子部品
10 ハーネス
11 段差
12 底部
13 固定具
14 パッド部材
15 固定具
16 収容空間
17 電子部品用空間部
18 ハーネス用空間部

Claims (1)

  1. 車両のフロアパネルに固定された電子部品と、緩衝材で形成され、前記フロアパネルの段差を平らにするパッド部材と、を備え、前記パッド部材は、前記電子部品の上方から被せて前記フロアパネルに載置した際に前記電子部品を収容する収容空間が形成されていることを特徴とする保護構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021094997A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 スズキ株式会社 キーレスアンテナの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021094997A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 スズキ株式会社 キーレスアンテナの取付構造
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