JP2019059298A - 携帯機器の車載用保持装置 - Google Patents

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【課題】携帯機器を安定して保持することができるとともに、車室内の部材との意匠上の一体性を図ることが可能な携帯機器の車載用保持装置の提供にある。【解決手段】携帯機器の挿通を可能とする貫通孔17を備える車室内の意匠部材としてのカバー部材12と、貫通孔17に対向する底壁26を備え、携帯機器を支持する受承部材21と、スリット28を有し、貫通孔17を覆う弾性変形可能な蓋部材22と、蓋部材22に設けられ、携帯機器の挿入により底壁26へ向けて弾性変形する舌片部31と、を備えた。【選択図】 図3

Description

この発明は、スマートフォン等の携帯機器を保持する車載用保持装置に関する。
車載用保持装置の従来技術としては、例えば、特許文献1に開示されたスマートフォンの配置構造が知られている。特許文献1に開示されたスマートフォンの配置構造では、車両のコンソールボックスには、カップホルダーが設けられている。このカップホルダーには、アタッチメントが差し込み可能となっている。このアタッチメントは、円柱状に形成された差込体と、この差込体の上部に形成された切欠とから構成されている。この切欠は、スマートフォンを差し込みできるように形成されている。また、この切欠は、その内面(差し込んだスマートフォンと接する面)と、それ以外とは、例えば、エラストマとPPとから成る二色成形によって形成されている。これにより、差し込んだスマートフォンの表面に傷が付くことを防止できる。
2012−214087号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたスマートフォンの配置構造では、車体の振動を受けるとアタッチメントにスマートフォンが安定して保持されないほか、アタッチメントは車室内の部材との意匠上の一体性が無いという問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、携帯機器を安定して保持することができるとともに、車室内の部材との意匠上の一体性を図ることが可能な携帯機器の車載用保持装置の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、携帯機器の挿通を可能とする貫通孔を備える車室内の意匠部材と、前記貫通孔に対向する底部を備え、携帯機器を支持する受承部材と、スリットを有し、前記貫通孔を覆う弾性変形可能な蓋部材と、前記蓋部材に設けられ、携帯機器の挿入により前記底部へ向けて弾性変形する舌片部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、携帯機器を底部に向けてスリットに挿入すると、携帯機器は受承部材により支持される。携帯機器のスリットへの挿入に伴い、舌片部は携帯機器の挿入方向へ弾性変形する。舌片部の弾性変形により生じる復元力が携帯機器に作用し、携帯機器は蓋部材のスリットの間にて安定して保持される。このため、車体の振動による携帯機器のがたつきを防止することができる。また、蓋部材が意匠部材の貫通孔を覆うため、携帯機器をスリットに挿入しない状態では、貫通孔を覆う蓋部材は意匠部材との意匠上の一体性を図ることが可能である。
また、上記の携帯機器の車載用保持装置において、前記スリットは、第1の方向に沿う第1スリット部と、前記第1スリット部と交差し、交差方向に延在する第2スリット部と、を有する構成としてもよい。
この場合、携帯機器が第1スリット部および第2スリット部によってスリットに挿入しやすくなる。また、携帯機器の挿入時に舌片部が弾性変形し易くなるほか、挿入された携帯機器をスリットの間にて確実に保持することができる。
また、上記の携帯機器の車載用保持装置において、前記舌片部は、スリット側の先端部と、前記先端部と反対側の基端部を有し、前記基端部の厚みは、前記先端部の厚みより小さい構成としてもよい。
この場合、携帯機器の挿入時に舌片部は蓋材の厚さの多寡に関わらず弾性変形し易くなる。
本発明によれば、携帯機器を安定して保持することができるとともに、車室内の部材との意匠上の一体性を図ることが可能な携帯機器の車載用保持装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る携帯機器の車載用保持装置を備える自動車の車室要部の斜視図である。 第1の実施形態に係る携帯機器の車載用保持装置の平面図である。 図3のA−A線矢視図である。 第1の実施形態に係る携帯機器の車載用保持装置の使用状態を示す縦断面図である。 第2の実施形態に係る携帯機器の車載用保持装置の縦断面図である。 第2の実施形態に係る携帯機器の車載用保持装置の使用状態を示す縦断面図である。 別例に係る車載用保持装置の平面図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る携帯機器の車載用保持装置(以下、単に「車載用保持装置」と表記する)について図面を参照して説明する。本実施形態は、自動車のセンターコンソールに車載用保持装置を設けた例である。本実施形態における方向を示す「前後」、「左右」は、運転者が運転席に着座した状態を基準としている。
図1に示すように、自動車の車室内では、センターコンソール10が運転席(図示せず)と助手席11との間に配置されている。センターコンソール10の上面は、意匠部材としてのカバー部材12により覆われている。センターコンソール10には、シフトレバー13、カップホルダー14、パームレスト15および蓋付きの小物入れ16が設けられている。
図2に示すように、カバー部材12には矩形状の貫通孔17が形成されている。貫通孔17はシフトレバー13とカップホルダー14との間に位置する。カバー部材12は、貫通孔17の左右方向に延在する貫通孔17の左右方向に沿う前後一対の長端面12Aと、前後方向に延在する左右一対の短端面12Bを備えている。図3に示すように、貫通孔17の外周には、カバー部材12の上面よりも低い面を形成する段差部12Cが形成されている。貫通孔17は、図4に示す携帯機器Tを挿通可能とする寸法に設定されている。携帯機器Tは、スマートフォン、フィーチャーフォン、タブレットを指す。
図1に示すように、本実施形態の車載用保持装置20は、センターコンソール10のカバー部材12においてシフトレバー13とカップホルダー14との間に位置するように設けられている。図3に示すように、本実施形態の車載用保持装置20は、貫通孔17を備えるカバー部材12と、カバー部材12の下面に固定される樹脂製の受承部材21と、貫通孔17を覆う弾性変形可能な蓋部材22とを、備えている。
受承部材21は、開口24を有する有底四角筒状の本体部23と、本体部23と一体形成され、開口24の周囲に張り出すフランジ部25と、を備えている。本体部23は底部としての底壁26と底壁26の外周部から立設されている側壁27を備えている。側壁27の上端はフランジ部25に接続されている。受承部材21の開口24は、カバー部材12の貫通孔17と同じ寸法に設定されている。
本実施形態では、フランジ部25がカバー部材12における段差部12Cの下面に取り付けられている。受承部材21のカバー部材12への取り付けは、接着剤、ボルトあるいは係止爪が用いられている。本体部23の貫通孔17と対向する底壁26は、開口24と相似形であるが開口24より僅かに小さい。このため、側壁27は開口24から底壁26へ向けて側壁27の間が小さくなるように傾斜している。本体部23の高さは携帯機器Tの長さの1/3以上としている。受承部材21は、貫通孔17に挿通された携帯機器Tを受承する。
蓋部材22は、弾性変形可能なシリコンゴムにより段差部12Cの形状に対応するように形成されている。蓋部材22は、段差部12Cの上面に固定されており、貫通孔17を覆う。蓋部材22のカバー部材12への固定手段は接着剤である。固定された蓋部材22の上面は、カバー部材12の上面とほぼ同一面となっている。本実施形態の蓋部材22は、一定の厚みを有している。
図2に示すように、蓋部材22には、略U字状のスリット28が形成されている。本実施形態のスリット28は、貫通孔17内に収まるように形成されており、左右方向に延在する第1スリット部29と、第1スリット部29の両端から前方へ向けてそれぞれ延在する第2スリット部30とを備えている。つまり、スリット28は、第1の方向に沿う第1スリット部29と、第1スリット部29と交差し、交差方向に延在する第2スリット部30と、を有する。第1スリット部29と第2スリット部30との間は丸く面取りされている。スリット28の幅は、携帯機器Tの厚さより小さい幅に設定されている。
蓋部材22において第1スリット部29および第2スリット部30により囲まれた部位は舌片部31である。蓋部材22は舌片部31を囲繞する平坦部32を備えている。舌片部31は携帯機器Tのスリット28への挿入により底壁26へ向けて弾性変形する。舌片部31は、携帯機器Tがスリット28から抜き出されると、元の形状に復元されて原位置へ復帰する。スリット28は、携帯機器Tを挿脱し易くするほか、舌片部31を弾性変形し易くする。舌片部31の先端部は第1スリット部29を臨み、舌片部31の基端部は第2スリット部30の間に位置する。平坦部32は舌片部31の表面と同一平面となる表面を有している。平坦部32における第1スリット部29の後方となる縁部32Aは、スリット28に挿入された状態の携帯機器Tの後方を向く面を支持する。縁部32Aは第1スリット部29を挟んで舌片部31と対向する。
次に、本実施形態の車載用保持装置20による携帯機器Tの保持について説明する。携帯機器Tがスリット28に挿入されない状態では、図3に示すように、蓋部材22の上面は、カバー部材12の上面とほぼ同じ面となり、蓋部材22は貫通孔17を覆う状態にある。次に、携帯機器Tをスリット28に挿入すると、携帯機器Tのスリット28への挿入に伴って舌片部31が弾性変形する。舌片部31の先端部は、携帯機器Tに沿うように底壁26へ向かい、舌片部31は弾性変形により湾曲する。第1スリット部29と交差する方向に第2スリット部30が形成されているため、舌片部31は変形し易く、携帯機器Tをスリット28に挿入し易い。携帯機器Tが深く挿入されるにつれて舌片部31の変形は大きくなる。
舌片部31の弾性変形による湾曲は、舌片部31の変形を復元させようとする復元力を舌片部31に発生させる。舌片部31の復元力は、舌片部31の変形が大きくなるにつれて大きくなり、携帯機器Tを後方へ押し付ける付勢力(図4にて矢印Fにて示す)となって携帯機器Tに作用する。スリット28に挿入され、受承部材21に支持される携帯機器Tは、舌片部31の復元力により付勢されることにより、第1スリット部29の間において蓋部材22に確実に保持される。蓋部材22の舌片部31が携帯機器Tを押し付けるために、車体が前後左右の揺れても携帯機器Tががたつくことはない。なお、携帯機器Tをスリット28から抜き出すと、舌片部31は復元力により変形前の状態に復帰する。
本実施形態に係る車載用保持装置20は、以下の作用効果を奏する。
(1)携帯機器Tを受承部材21の底壁26に向けてスリット28に挿入すると、携帯機器Tは受承部材21により支持される。携帯機器Tのスリット28への挿入に伴い、蓋部材22の舌片部31は携帯機器Tの挿入方向へ弾性変形する。舌片部31の弾性変形により生じる復元力が携帯機器Tに作用し、携帯機器Tは蓋部材22のスリット28の間にて安定して保持される。このため、車体の振動による携帯機器Tのがたつきや携帯機器Tのがたつきによる異音の発生を防止することができる。また、蓋部材22が意匠部材としてカバー部材12の貫通孔17を覆うため、携帯機器Tをスリット28に挿入しない状態では、貫通孔17を覆う蓋部材22はカバー部材12との意匠上の一体性を図ることが可能である。
(2)スリット28は、第1の方向としての左右方向に沿う第1スリット部29と、第1スリット部29と交差し、交差方向に延在する第2スリット部30と、を有する。携帯機器Tが第1スリット部29および第2スリット部30によってスリット28に挿入しやすくなる。また、携帯機器Tのスリット28への挿入時に舌片部31が弾性変形し易くなるほか、挿入された携帯機器Tをスリット28の間にて確実に保持することができる。
(3)カバー部材12に蓋部材22が固定されているため、カバー部材12の上面と蓋部材22の上面をほぼ同一面とすることができ、意匠部材としてのカバー部材12と蓋部材22との意匠上の一体性を図り易い。また、蓋部材22をカバー部材12に固定するため、ヒンジ等を用いた可動式の蓋部材と比較すると、部品点数を削減することができ、車載用保持装置20の製作コストを抑制することができる。
(4)蓋部材22が弾性変形可能なシリコンゴムであることから、蓋部材22がスリット28に挿入された携帯機器Tを保持しても、携帯機器Tの表面に傷が付くことは無い。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る車載用保持装置について説明する。第2の実施形態では、蓋部材が受承部材に取り付けられている点で第1の実施形態と異なる。本実施形態では、第1の実施形態と同じ構成については、第1の実施形態の説明を援用し、
図5に示すように、本実施形態に係る車載用保持装置40は、貫通孔41を備えるカバー部材12と、カバー部材12の下面に固定される受承部材42と、貫通孔41を覆う弾性変形可能な蓋部材43とを、備えている。
カバー部材12は、携帯機器Tの挿通を可能とする貫通孔41を備えるが段差部12Cを備えない。受承部材42は、開口24を有する有底四角筒状の本体部23と、本体部23と一体形成され、開口24の周囲に張り出すフランジ部44と、を備えている。本体部23は底壁26および側壁27を備えている。側壁27の上端はフランジ部44に接続されている。受承部材21の開口24は、カバー部材12の貫通孔41と同じ寸法に設定されている。フランジ部44における開口24の周囲には、フランジ部44の上面よりも低い面を形成する段差部44Aが形成されている。
本実施形態では、フランジ部44がカバー部材12の下面に取り付けられている。受承部材42のカバー部材12への取り付けは、接着剤、ボルトあるいは係止爪が用いられている。受承部材42は、貫通孔41に挿通された携帯機器Tを受承する。
蓋部材43は、弾性変形可能なシリコンゴムにより形成されており、貫通孔41を塞ぐ蓋部45と、蓋部45を囲繞するように形成された周縁部46とを有している。蓋部45には、スリット28が形成されており、スリット28は第1スリット部29、第2スリット部30を備えている。蓋部45には、第1スリット部29と第2スリット部30とにより囲まれる舌片部47が備えられている。舌片部47と周縁部46との間には平坦部48が形成されている。平坦部48は、第1スリット部29を挟んで舌片部47と対向する縁部48Aを有する。舌片部47は第1の実施形態の舌片部31に相当し、縁部48Aは第1の実施形態の縁部32Aに相当する。
周縁部46は、段差部44Aの形状に対応するように、蓋部45の上面よりも低い面を備えている。蓋部材43の周縁部46は、受承部材42の段差部44Aの上面に固定されており、蓋部45は貫通孔41を覆う。周縁部46はカバー部材12と段差部44Aとの間に挟まれている。蓋部材43の受承部材42への固定手段は接着剤である。固定された蓋部材22の上面は、カバー部材12の上面とほぼ同一面となっている。
図6に示すように、本実施形態では、携帯機器Tを受承部材42の底壁26に向けてスリット28に挿入すると、携帯機器Tは受承部材42により支持される。携帯機器Tのスリット28への挿入に伴い、蓋部材43の舌片部37は携帯機器Tの挿入方向へ弾性変形する。舌片部37の弾性変形により生じる復元力が携帯機器Tに作用し、携帯機器Tは蓋部材43のスリット28の間にて安定して保持される。
本実施形態によれば、第1の実施形態の作用効果と同等の作用効果を奏する。また、本実施形態によれば、カバー部材12に貫通孔41を設け、カバー部材12に段差部を形成する必要がない。このため、意匠部材としてのカバー部材12に段差部を形成することなく、蓋部材43とカバー部材12との意匠上の一体性を図ることが可能である。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の実施形態では、蓋部のスリットとして左右方向に延在する第1スリット部と、第1スリット部の両端から前方へ向けて延在する第2スリット部と、を有したが、蓋部のスリットは、これに限定されない。例えば、図7に示す別例に係る蓋部材50であってもよい。図7に示す蓋部材50のスリット51は、左右方向に延在する第1スリット部52と、第1スリット部52の両端から前後へ向けて延在する第2スリット部53とを有する。この場合、蓋部材50には舌片部54が第1スリット部52を挟んで前後に形成され、舌片部54の周囲は平坦部55に囲繞されている。携帯機器Tはスリット51に挿入時に前後の舌片部54により保持される。また、スリット51の形状は美観上好ましい形状である。
○ 蓋部材のスリットは、前後に延在する第1スリット部と、第1スリット部の前後端において左右方向に延在する第2スリット部と、を備えてもよい。この場合、第1スリット部を挟んで左右に舌片部が形成され、携帯機器はスリットに挿入時に左右の舌片部により保持される。
○ 上記の実施形態の蓋部材のスリットの幅は比較的狭く設定されたが、スリットの幅は、スリットに挿入される携帯機器に応じて大きくしてもよい。少なくとも、携帯機器をスリットに挿入したときに舌片部が変形し、舌片部に復元力が発生することが可能なスリットの幅であればよい。
○ 上記の実施形態では、車室のセンターコンソールに車載用保持装置を設けたがこの限りではない。例えば、車室内におけるフロントドアやリヤドアのドアトリム、インストルメントパネルに車載用保持装置を設けてもよい。また、携帯機器の挿入方向は上下方向に限らず、例えば、水平方向であってもよい。少なくとも車室内においてスリットに挿入された携帯機器が保持可能であれば、携帯機器の挿入方向は自由である。
○ 上記の実施形態では、蓋部材における舌片部の厚さは一定としたが、この限りではない。例えば、舌片部は、スリット側の先端部と、この先端部と反対側の基端部を有し、基端部の厚みを、先端部の厚みより小さくしてもよい。あるいは、舌片部の厚みが舌片部のスリット側である先端部へ向かうにつれて薄くなるように蓋部材を形成してもよい。
○ 上記の実施形態の蓋部材は、弾性変形可能なシリコンゴムにより形成したが、蓋部材の材料はシリコンゴムに限定されない。蓋部材の材料は、弾性変形可能なエラストマであれば、その材料は自由である。
10 センターコンソール
12 カバー部材(意匠部材としての)
17、41 貫通孔
20、30 車載用保持装置
21、42 受承部材
22、43、50 蓋部材
25、44 フランジ部
26 底壁(底部としての)
28、51 スリット
29、52 第1スリット部
30、53 第2スリット部
31、47、54 舌片部
44A 段差部
45 蓋部
46 外周部
T 携帯機器

Claims (3)

  1. 携帯機器の挿通を可能とする貫通孔を備える車室内の意匠部材と、
    前記貫通孔に対向する底部を備え、携帯機器を支持する受承部材と、
    スリットを有し、前記貫通孔を覆う弾性変形可能な蓋部材と、
    前記蓋部材に設けられ、携帯機器の挿入により前記底部へ向けて弾性変形する舌片部と、を備えることを特徴とする携帯機器の車載用保持装置。
  2. 前記スリットは、第1の方向に沿う第1スリット部と、前記第1スリット部と交差し、交差方向に延在する第2スリット部と、を有することを特徴とする請求項1記載の携帯機器の車載用保持装置。
  3. 前記舌片部は、スリット側の先端部と、前記先端部と反対側の基端部を有し、
    前記基端部の厚みは、前記先端部の厚みより小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯機器の車載用保持装置。
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