JP2016137409A - 錠剤供給装置、錠剤取出ユニット、錠剤シートの流入の防止方法 - Google Patents

錠剤供給装置、錠剤取出ユニット、錠剤シートの流入の防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】錠剤が取り出された錠剤シートの排出路への排出を、排出された別の錠剤シートによって妨げないようにすること。【解決手段】錠剤を供給する錠剤供給装置が、錠剤シートから錠剤を取り出す取出ユニット、取出ユニットで錠剤が取り出された錠剤シートを取出ユニットから排出する第1の排出路、第1の排出路から排出された錠剤シートを落下させて錠剤シートを回収するボックスまで排出する第2の排出路、第1の排出路と第2の排出路の間に第1の排出路から第2の排出路への錠剤シートの排出を可能とし第2の排出路から第1の排出路への錠剤シートの入り込みを防止する入り込み防止部を備える。【選択図】 図18

Description

本発明は、錠剤供給装置、錠剤取出ユニット、錠剤シートの流入の防止方法の技術に関する。
従来、調剤業務において、錠剤シートで提供されている錠剤(薬)の一包化を行うためには、人の手によって錠剤シートから錠剤を1回分の錠剤数ずつ取り出し、分包機へセットする必要があり、作業が煩雑であった。
上記課題を解決するために、特許文献1では、錠剤シートから錠剤を除包し、錠剤を1回飲用分宛プラスチック製小瓶等の適宜容器に入れて投与する錠剤除包装置が提案されている。特許文献1は、具体的には、錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤除包装置を複数台用意し、複数台の錠剤除包装置で取り出された錠剤を、下方の集合部で集めて、小瓶等の容器に入れることが記載されている。
特開2004−194889号公報 特開2010−149932号公報
特許文献1には、錠剤取り出し済みの錠剤シート(PTPシート)の排出方法について開示されていない。
特許文献2には、上下方向に多段に設けられた錠剤フィーダの各錠剤出口から斜め下方に落下する錠剤を、包装装置に案内する錠剤落下案内通路を備えた錠剤包装装置において、上段の錠剤出口の下縁またはその近傍から、下段の錠剤出口から離れた位置まで斜め下方に延びる跳ね返り防止部材を設けたものであり、錠剤シートの落下を矯正するものではない。
錠剤が取り出された錠剤シートは、錠剤供給装置の後ろ側に配送され、錠剤供給装置の後ろ側に設けられた排出路を通り、排出BOXに集積される仕組みにおいて、コンパクト化のために排出路の奥行幅が狭いと、排出路に排出される錠剤が取り出された錠剤シートが、排出路に引っかかってしまう場合がある。
本発明は、錠剤が取り出された錠剤シートの排出路への排出を、排出された別の錠剤シートによって妨げないようにすることが可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、錠剤を供給する錠剤供給装置であって、錠剤シートから錠剤を取り出す取出ユニットと、前記取出ユニットで錠剤が取り出された錠剤シートを前記取出ユニットから排出する第1の排出路と、前記第1の排出路から排出された錠剤シートを落下させて、錠剤シートを回収するボックスまで排出する第2の排出路と、前記第1の排出路と前記第2の排出路の間に、前記第1の排出路から前記第2の排出路への錠剤シートの排出を可能とし、前記第2の排出路から前記第1の排出路への錠剤シートの入り込みを防止する入り込み防止部と、を備えることを特徴とする。
また、上段と下段に重なる複数の前記取出ユニットを具備し、前記下段の取出ユニットに設けられた前記入り込み防止部は、前記上段の取出ユニットから前記第2の排出路に排出された錠剤シートの前記下段の取出ユニットの前記第1の排出路の入り込みを防止することを特徴とする。
また、前記第1の排出路側に、前記第1の排出路から前記第2の排出路へは錠剤シートを排出させるべく前記第2の排出路側へは前記入り込み防止部を移動させ、前記第1の排出部側へは前記入り込み防止部を移動させないストッパをさらに備えることを特徴とする。
また、前記入り込み防止部はシート状の板またはフィルムにて設けられ、前記ストッパは、前記取出ユニットから前記第2の排出路に錠剤シートを排出する排出口を有する板にて設けられ、前記シート状の板またはフィルムの面積を前記排出口の面積よりも大きくすることで、前記ストッパが前記第2の排出路側へは前記入り込み防止部を移動させ、前記第1の排出路側へは前記入り込み防止部を移動させないことを特徴とする。
また、前記入り込み防止部は棒状の金属またはプラスチックにて設けられ、前記ストッパは、前記取出ユニットから前記第2の排出路に錠剤シートを排出する排出口を有する板にて設けられ、前記棒状の金属またはプラスチックの長さを前記排出口の一方の長さよりも長くすることで、前記ストッパが前記第2の排出路側へは前記入り込み防止部を移動させ、前記第1の排出路側へは前記入り込み防止部を移動させないことを特徴とする。
また、前記第2の排出路の奥行の方が、前記取出ユニットから前記第2の排出路に排出される錠剤シートの長さよりも狭くなるように前記第2の排出路の奥行が設けられていることを特徴とする。
また、前記入り込み防止部の、前記第1の排出路側または前記第2の排出路側の表面が帯電防止性を有することを特徴とする。
また、前記取出ユニットで取り出された錠剤を前記取出ユニットから供給する第1の供給路と、前記第1の供給路から供給された錠剤を落下させて供給する第2の供給路と、前記第1の供給路と前記第2の供給路の間に、前記第1の供給路から前記第2の供給路へ錠剤の供給を可能とし、前記第2の供給路から前記第1の供給路への錠剤の入り込みを防止する入り込み防止部と、を備えることを特徴とする。
本発明によって、錠剤が取り出された錠剤シートの排出路への排出を、排出された別の錠剤シートによって妨げないようにする仕組みを提供することが可能となる。
薬剤分包システム全体の外観を示す図。 錠剤供給装置(錠剤取出装置)の外観を示す図。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図。 錠剤供給装置の錠剤供給経路を示す内部構成の正面図である。 錠剤供給装置の錠剤供給経路を示す内部構成の正面図である。 分包装置の内部構造を示す図。 分包装置の内部構造を示す図。 分包装置の外観を示す図。 錠剤供給装置の錠剤シート排出経路を示す内部構成の側面図である。 錠剤供給装置の内部をななめ前方より見た図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す断面傾斜図である。 錠剤供給装置の錠剤シート排出経路を示す内部構成の側面図である。 錠剤供給装置の錠剤シート排出経路を示す内部構成の背面図である。 錠剤供給装置の錠剤シート排出経路を示す内部構成の背面図である。 錠剤供給装置の錠剤シート排出経路を示す内部構成の背面図である。 錠剤供給装置の錠剤シート排出経路を示す内部構成の側面図である。 錠剤供給装置の錠剤シート排出経路を示す内部構成の側面図である。 錠剤供給装置の錠剤シート排出経路を示す内部構成の背面図である。 錠剤供給装置の錠剤シート排出経路を示す内部構成の背面図である。 錠剤供給装置の錠剤シート排出経路を示す内部構成の背面図である。 本発明の逆流防止部材の第2の実施例 本発明の逆流防止部材の第2の実施例 本発明の逆流防止部材の第2の実施例 本発明の逆流防止部材の第3の実施例 本発明の逆流防止部材の第3の実施例 本発明の逆流防止部材の第4の実施例 本発明の逆流防止部材の第4の実施例 本発明の逆流防止部材のその他変形例 本発明の逆流防止部材のその他変形例 本発明の逆流防止部材のその他変形例 本発明の逆流防止部材のその他変形例 本発明の錠剤取出ユニットに設けられた排出口の面積の1例を示す図である。 本発明の錠剤取出ユニットに設けられた逆流防止部材の面積の1例を示す図である。
図1を説明する。
図1は、分包装置5と錠剤供給装置10を示す図である。
錠剤供給装置10及び錠剤供給装置10から供給された錠剤50を包装する分包装置5とで構成されている薬剤分包システムである。
錠剤供給装置10は、複数の錠剤50をそれぞれ錠剤収容部52に封入した錠剤シート51から錠剤50を取り出して、取り出された錠剤を包装する分包装置5に供給する。
1は錠剤取出ユニットであり、錠剤シート51から錠剤50を押し出して取り出すユニットである。
錠剤供給装置には複数の錠剤取出ユニット1が収納されている。錠剤取出ユニットは、幅方向(左右方向)に6つが並べられ、この6つの錠剤取出ユニットからなる組が上下に3段に配置されている。すなわち、錠剤取出ユニット1は、左右6列、上下3段に配列されている。
錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1でもよい。
5は薬剤分包装置であり、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。
分包装置5は錠剤を薬包紙に分包する分包部703を備えている。
分包装置5は錠剤種別の名称を薬包紙に印字する印字部706備えている。
また薬剤分包装置5は、手撒きの錠剤50の収容部が複数配列されている錠剤マス103を備え、予め設定された分包数まで、錠剤マス103に投入される錠剤50を錠剤マス毎に順次分包するように動作する。
10は錠剤供給装置であり、錠剤取出ユニット1により錠剤シート51から錠剤を取り出して供給する。錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えている。
錠剤供給装置10は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シート51から錠剤を取り出して供給する。
錠剤供給装置10は、1または複数の錠剤取出しユニット1と、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する供給ユニットとを備えている。
103は錠剤供給装置10を使用せずに薬剤分包装置5側で錠剤を包装したい場合に人の手によって錠剤が錠剤をセットされる錠剤マスである。錠剤供給装置10からの錠剤と手撒き錠剤部からの錠剤を混合して1包にまとめることができる。手撒きの錠剤50を1包毎に投入するためのものである。
錠剤マス103のみを錠剤供給装置にして錠剤シート51から錠剤50を手で取り出してから錠剤マス103に投入した手撒きの錠剤を、1包毎に包装する薬剤分包装置5に供給してもよい。
104はLCD操作パネルである。作業者による包装数等の入力や、スタートボタンにより包装動作の開始指示を受け付ける部分である。
LCD操作パネル104は、錠剤マス103に手撒きの錠剤50を投入すべきマス配列1912を案内するための錠剤マス画面1908を表示する。
2は薬剤分包装置5及び錠剤供給装置10と制御コンピュータ3とが通信可能に接続する為の通信ケーブルである。
3は薬剤分包装置5及び錠剤供給装置10と通信する制御コンピュータである。
なお、制御コンピュータ3が薬剤分包装置5の内部に内蔵されていてもよい。
4は制御コンピュータが処方データを受信するために通信する外部機器(調剤コントローラ)である。
図2を説明する。
図2は、錠剤供給装置10を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を前面側から見た図である。
203は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シート51の投入口である。
図3を説明する。
図3は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。
尚、錠剤取出ユニット1を前面側から見た図である。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シート51を搬送する搬送機構と、搬送機構により搬送された錠剤シート51が載置される載置台と、載置台上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構とを有している。
51は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シート51である。
錠剤シート51は、錠剤を収容する錠剤収容部を有するシート本体の下面に、アルミニウム等からなる金属箔などを用いた封止シートを設けることによって錠剤を錠剤収容部に密封したものである。錠剤シート51は、シート部上に凸状の錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて2列に並んだ形態である。各列をなす複数の錠剤収容部は錠剤シート51の長さ方向に沿って並んでいる。
なお、錠剤シート51としては、シート部上に錠剤収容部が2列に並んだ形態のものに限らず、錠剤収容部が錠剤シート51の長さ方向に1列に並んだ形態や、錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて3列以上の複数列に並んだ形態も可能である。
図4を説明する。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図である。
錠剤シート投入口へシートをセットし、錠剤シート51を除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シート51を搬送する錠剤シート搬送機構(搬送機構)と、錠剤シート51が載置される載置台18と、半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シート51から錠剤を取り出す錠剤取出機構(押出し機構)とを備えている。
39は下部ローラである。
錠剤シート搬送機構は、錠剤シート51を進行方向に向け搬送するものであって、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた下部ローラと、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた上部ローラとを備えている。
搬送機構39は、錠剤収容部の押圧を継続するまえに載置台上の押圧される位置から所定の距離だけ錠剤シート51をさらに搬送し、押出し機構が、錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
下部ローラは駆動源により回転駆動可能であり、シート部の下面に当接して錠剤シート51に進行方法への力を加えることができる。
上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、シート部の上面に当接して錠剤シート51に進行方向への力を加えることができる。
上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
下部ローラと上部ローラはシート部を上下から挟み込んで錠剤シート51を進行方向に搬送できる。さらに下部ローラと上部ローラはシート部を上下から挟み込んで錠剤シート51を進行方向とは逆の方向にも搬送できる。
24は導入シュートである。
導入シュート24により半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シート51から押出し機構により取り出された錠剤が供給される(シート錠剤供給機構)。
導出シュート24は、錠剤の排出口30に落とし込まれた錠剤を導くものであって、排出口30を含む大きさの上部開口を有し、載置台の下面側に設けられている。
錠剤取出しユニットは、載置台上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体と外側押圧体とが独立して動作することで錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体よりも先に外側押圧体により錠剤収容部を押圧させる。
83は内側押圧体である。内側押圧体の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が狭いので、内側押圧体は錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シート51に開いた穴から先端が突き出る。
84は外側押圧体である。外側押圧体の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が広いので、錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シート51に開いた穴から先端が突き出ない。つまり錠剤シート51の錠剤収容部を押し潰すためのものである。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体を昇降させる第2昇降機構とを有する。
第1昇降機構は、外側押圧体が取り付けられた第1昇降体と、回転駆動して第1昇降体を昇降させるカムと、第1昇降体を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第1昇降体は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に外側押圧体が取り付けられている。カムは、外側押圧体の昇降動作を考慮して設計された形状の板状体であり、図示せぬ駆動機構によって回転駆動する軸部に固定されている。カムは、第1昇降体の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第1昇降体を押圧することによって高さ位置を調整し、これによって外側押圧体の高さ位置を調整することができる。第1昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、外側押圧体の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
第2昇降機構は、内側押圧体が取り付けられた第2昇降体と、回転駆動して第2昇降体を昇降させるカムと、第2昇降体を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第2昇降体は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に内側押圧体が取り付けられている。カムは、第2昇降体の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第2昇降体を押圧して高さ位置を調整し、これによって内側押圧体の高さ位置を調整することができる。第2昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、内側押圧体の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
このため、カム94とカム99は、それぞれ第1昇降体と第2昇降体に対して互いに独立に動作可能であり、内側押圧体と外側押圧体は、互いに独立に昇降動作させることができる。
錠剤取出機構における2つのカムの回転動作のタイミング等は、錠剤位置検出機構の検出部からの信号に基づいて定めることができる。具体的には、検出された錠剤収容部の位置に合わせて内側押圧体と外側押圧体を動作させることができる。
錠剤取出ユニット1は、錠剤収容部の押圧をするまえに、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤供給装置10は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する算出部をさらに有している。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置10は、検知された錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する算出部をさらに有する。
搬送機構39は、搬送距離により載置台上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シート51を搬送する。
搬送機構39は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シート51を搬送する。
図5を説明する。
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を背面側から見た図である。
204は、光学センサ(ビームセンサ)であり、落下物を検知するものである。除包された錠剤が供給ホッパ(導入シュート)内を落下する際、除包された錠剤がビームセンサ上を通過し、ビームセンサを遮光する。このビームセンサが遮光された状態をON状態とし、遮光されていない状態をOFF状態とする。このON/OFF状態を用いて落下物の判定を行っている。
錠剤落下検知機構204は、光学センサと落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたかいなかを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
錠剤供給装置10は、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数(カウント)するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
錠剤供給装置10は、検知機構204が、所定の個数を超えた取り出された錠剤の個数を計数した場合には、薬剤分包装置5にエラー処理を実行させるべく要求するエラー処理要求部を有する。
薬剤分包装置5にエラー処理を実行させるべく要求するエラー処理要求工程。
錠剤供給装置10は、押出し機構が押圧動作中であるかいなかを判断する判断部をさらに有する。
検知機構204は、判断部により押圧動作中であると判断されている場合には、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数することで、押圧動作による異物の混入を検知する。
検知機構204は、判断部により押圧動作中であると判断されている場合には、所定の個数を少なくとも1に設定する。
検知機構204は、判断部により押圧動作中ではないと判断されている場合には、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数することで、押圧動作によらない取出しミスを検知する。
検知機構204は、判断部により押圧動作中ではないと判断されている場合には、所定の個数を0に設定することを特徴とする。
押出し機構は、取り出された錠剤が検知されない場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)し、取り出された錠剤が検知された場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)しない。
401は、錠剤供給路である。錠剤シート51から取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパに中継する。
図6を説明する。
400は、取り出された錠剤の供給経路の内部構造を示す図である。
402は第1集積ホッパである。錠剤シート51から取り出され落下した錠剤を集積する。
501は第2集積ホッパである。第1集積ホッパで集積された錠剤をさらに集積する。
502は第1の送り出し機構である。第2集積ホッパで集積された錠剤を第3の集積ホッパに移動させる。
503は第3集積ホッパである。送り出された錠剤を集積する。
504は第2の送り出し機構である。第3集積ホッパで集積された錠剤をメインホッパに移動させる。
505はメインホッパである。送り出された錠剤を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
図7を説明する。
図7は、薬剤分包ユニット701の内部構造を示す図である。
702は包装シートが連なるロール紙を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装機構)。
704は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装機構)。
包装機構は、シート錠剤供給機構または手撒き錠剤供給機構901の少なくとも1つから供給された1包に包装される数の錠剤を1包毎の包装シートに包装(分包)する。
705は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、包装シート(薬包紙)に、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
薬剤分包装置5は、コンピュータ3からの要求を受け付ける受付部を有している。
薬剤分包装置5は、取り出された錠剤を個別の包装シート毎に分けて包装する包装機構704を有している。
薬剤分包装置5は、個別の包装シート毎の情報を印字する印字機構706を有している。
印字機構706は、受付部が要求を受け付けた場合に、所定の個数を超えた錠剤が包装されている個別の包装シートにエラー処理にかかる情報を印字する。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作による異物の混入を報知する情報である。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作によらない取出しミスを報知する情報である。
薬剤分包装置5または錠剤供給装置10のいずれか1方は、取り出された錠剤が、包装機構704よりに包装されるタイミングを制御する制御部を有している。
前記印字機構が、前記包装機構により前記取り出された錠剤が包装シートに包装されるまえに印字する錠剤供給システム。
図8を説明する。
図8は、薬剤分包ユニット701の内部構造を示す図である。
801は隣り合う一包化された包装シートの境界部分に形成された分断用ミシン目である。
802は一包化された包装シートである。エラー処理が発生した包装シートにはエラー情報の内容が印字(印刷)されている。
50は一包化された錠剤である。
図9を説明する。
図9は薬剤分包装置5を上方から見た図である。
薬剤分包装置5の上部にある手撒き錠剤部103とそれを構成する錠剤マスの拡大図である。
901は手撒きによる錠剤をセットする1個の錠剤マス(ここでは4番目のマス)である。
錠剤マスは手撒きの錠剤をセットして、包装することが出来る。一番左上のマスが1包目に包装されるマスであり、その1つ下のマスが2包目、その下が3包目、1つ右の列に移動してその一番上のマスが4包目・・・と、左上から順に包装動作を行う。包装動作時に、同時に薬剤や錠剤供給装置10を組み合わせて包装して1包化する事が出来る。
予め半端な数の錠剤が残っている錠剤シート51から取り出されている錠剤を供給する。
50は錠剤(3錠)である。
図10と図11を説明する。
図10は、錠剤供給装置の錠剤シート排出経路を示す内部構成の側面図である。
また、図11は、錠剤供給装置をななめ前方より見た図である。
2401は、排出路(垂直排出経路)であり、錠剤取出ユニット1から排出された、全ての錠剤が取り出された空の錠剤シート51が落下する経路である。
また、2402は、排出スロープであり、錠剤供給装置の正面左側に配置されている錠剤取出ユニットから排出された錠剤シート51が落下し、正面右側の排出ポケット2403へ滑り落ちる部分である。
2403は排出ポケット(廃棄ボックス)であり、錠剤取出ユニットから排出された錠剤シート51が集合する部分である。装置前面で開口しており、排出された錠剤シート51を容易に取り出すことができる。
すなわち、各錠剤取出ユニットから排出された、錠剤が取り出された空の錠剤シート51の全てが排出路(垂直排出経路)を通り、その後排出スロープを通り、排出ポケット(廃棄ボックス)に集約されるので、排出ポケット(廃棄ボックス)から、空の錠剤シート51をまとめて取り出す(回収する)ことが可能となり、空の錠剤シート51を廃棄するユーザの作業が容易になる。
2501は、開閉可能な排出ポケット扉(廃棄ボックス扉)であり、これにより、排出ポケットに集約される空の錠剤シート51が装置外まで飛び出してしまうことを防止している。
図12を説明する。
次に、図12を用いて、錠剤シート51の搬送と、錠剤が取り出された錠剤シート51の排出プロセスについて、説明する。
図12は錠剤取出ユニット1の内部構造を示す断面傾斜図である。
39は、下部ローラであり、錠剤シート51を搬送するものである。
99、94は、カムであり、100°ずらして配置し回転することによって、第1昇降体93、第2昇降体98をそれぞれ独立したタイミング上下運動させるためのものである。
84は、外側押圧体であり、錠剤シート51のアルミ箔を破る為のものである。また83は、押し出し板であり、錠剤シート51のポケットから錠剤を取り出す為のものである。
1401は、多重搬送防止板であり、複数枚積まれた錠剤シート51を複数枚、搬送しないようにする為のものである。
1402は、錠剤シート排出ガイド部であり、除包後の錠剤シート51を垂直排出路2401の方向に曲げて排出するためのブロックである。
この除包後の錠剤シート51は垂直排出路2401、排出スロープ2402と導通している排出BOX(排出ポケット2403に集積される。排出ポケット2403は、排出BOXや排出ボックスとも言う。
錠剤シート排出ガイド部は、錠剤取出ユニットから排出される錠剤シート51が接触する位置に逆R形状部が設けられている。
投入口203にセットされた錠剤シート51が、下部ローラ39、上部ローラにより搬送され、錠剤シート51から錠剤が取り出され、錠剤が取り出された錠剤シート51は垂直排出路2401の方向に排出される。錠剤シート51は、プラスチックで構成されており、硬いため、錠剤取出ユニット1の、錠剤が取り出された錠剤シート51が排出される口に、何も設けなければ錠剤シート51が排出路にあたって、引っかかってしまい、錠剤が取り出された錠剤シート51は排出経路の途中に詰まってしまうおそれがある。そこで、本実施の形態では、錠剤が取り出された錠剤シート51が排出路に引っかからないように、錠剤供給装置10の、錠剤が取り出された錠剤シート51が排出される口(錠剤が取り出された錠剤シート51が錠剤取出ユニットから排出される排出口)に、錠剤シート51が重力方向に曲がるように、錠剤シート排出ガイド部を設けている。錠剤シート排出ガイド部の逆R形状部に、錠剤が取り出された錠剤シート51の配送方向の先端があたり、錠剤シート排出ガイド部の形状に従って、錠剤シート51が下方向へと搬送されている様子を示している。
錠剤シート排出ガイド部は、錠剤シート51を重力方向に倒しこむ働きがあり、特に倒しこむ部分(錠剤シート51の配送方向の先端があたる部分)に逆R形状にすることで、錠剤シート51にかかる負荷を最小限に抑えることができる。また、重力方向に倒しこむ際に問題となる、錠剤シート排出ガイド部での搬送時の錠剤シート51の引っかかりを減らすことができる。
1403は、錠剤シート排出部であり錠剤シート排出ガイド部で折り曲げた錠剤シート51を排出する。
図13を説明する。
図13は錠剤取出ユニット内部が分かるようにした概略断面図である。
2401は垂直排出路で、錠剤シート51が排出される経路である。
1412は錠剤シート排出ガイドで、排出する錠剤シート51を下方に倒し込む部品である。錠剤取出ユニット内で錠剤を取り出された錠剤シート51は、錠剤取出ユニットから排出されるが、この時錠剤取出ユニットのシート排出口の内部に設けられた錠剤シート排出ガイド1412で、下方に倒し込まれて排出路2401に落下させられる。その後、排出路2401を通り、排出BOXに集積される。
当該排出路2401の奥行幅(24.5mm)を、錠剤が取り出された錠剤シート51の最長寸法(150mm)以上にすることで、当該排出路に錠剤シート51が引っかかることを防ぎ、排出BOXに錠剤シート51を集積させることが考えられるが、そのような寸法にしてしまうと、錠剤供給装置をコンパクト化させることが難しくなってしまう。
錠剤供給装置のコンパクト化を実現すると共に、錠剤シート51が、当該排出路で引っかからずに排出BOXに集積させるためには、当該排出路の奥行幅を狭くし、錠剤取出し装置から排出された錠剤シート51を急激な角度で倒しこませなければならない。
錠剤取出し装置から排出された錠剤シート51を急激な角度で倒しこませるために、錠剤取出し装置の錠剤シート排出口に、錠剤シート51を急激な角度で倒しこませる錠剤シート排出ガイド部を設けることが考えられるが、特に柔らかいシートの場合は、排出された錠剤シート51を急激な角度で倒しこませると、R状(弓矢状)に反ってしまうことがある。
錠剤取出ユニットは上下左右に配列されている場合、上段の錠剤取出ユニットから排出される錠剤シート51がR状に反ってしまうと、シート排出路を落下時に、下段の錠剤取出ユニットのシート排出口に逆流して引っかかってしまい、その反ったシートは排出されなくなる。
その反ったシートが下段の錠剤取出ユニットのシート排出口に引っかかっている状態で、下段の錠剤取出ユニットから錠剤シート51の排出がなされると、下段の錠剤取出ユニットから排出される錠剤シート51は行き場を無くし、下段の錠剤取出ユニット内にシート詰りが発生してしまう。
図14を説明する。
図14は錠剤取出ユニットを背面方向から見た概略図で、背面のシート排出口を示す図である。(錠剤取出ユニットが2個並んだ図である。)
1501はシート排出口で、錠剤シート51が垂直排出路2401に排出される角穴(開口)ある。
(錠剤シート逆流防止部材の第1の実施例)
図15を説明する。
図15は錠剤取出ユニットを背面から見た概略斜視図である。
図15は錠剤シート逆流防止部材が取り付けられる前の状態を示している。
1601は錠剤シート逆流防止部材で、上段の錠剤取出ユニットから排出された錠剤シート51が下段の錠剤取出ユニットに逆流することを防ぐ部材である。錠剤シート逆流防止部材は、錠剤取出ユニット後部のシート排出口を覆うように、ちょうどカーテンのように吊り下げられている。吊り下げ方法はねじ止めでも良いし、両面テープで接着でも良く、本実施例においては両面テープで接着固定し吊り下げた。
図16を説明する。
図16は錠剤シート逆流防止部材が取り付けられた後の状態を示している。
錠剤シート逆流防止部材の面積は、シート排出口の開口部の面積よりも大きく出来ており、錠剤シート逆流防止部材は、錠剤取出ユニットの内部へシート排出口より入り込むことが出来ないようになっている。
つまり、排出路側から排出部を覆う流入防止部1601の面積が、排出路側への移動は抑制せずに排出口側への移動が抑制される形状(面積)であればよい。
図33は排出口の面積を示す図であり、80mm×100mm=8000mmである。
図34は逆流防止部材1601の面積示す図であり、:94mm×190mm=17860mmである。
なお、逆流防止部材1601の厚みは100μmであり、逆流防止部材1601の重さは2.53gである
なお、この目的のためには流入防止部1601の排出路側への移動は抑制せずに排出部側への移動を抑制する移動抑制部(ストッパー)を備えてもよい。
図17を説明する
図17は錠剤取出ユニット内部が分かるようにした概略断面図である。
51(c)は中段の錠剤取出ユニットから排出され、最下段の錠剤取出ユニットのシート排出口に逆流し最下段の錠剤取出ユニット内に入り込んだ錠剤シート51である。
51(d)は最下段の錠剤取出ユニットから排出されようとしている錠剤シート51である。錠剤取出ユニットに錠剤シート逆流防止部材が無いと、図19の51(c)のように下段の錠剤取出ユニットのシート排出口に逆流する形で引っかかり、排出路を落下しない場合がある。特に排出されたシートが柔らかく、排出ガイドで下方に倒し込まれたときにR状(弓矢状)に反ってしまった排出シートの場合に逆流する場合が多い。
錠剤シート排出ガイドの役割は錠剤シート51の搬送方向を水平方向から鉛直方向に変えることである。この水平方向から鉛直方向への搬送方向変化により錠剤シート51にストレスがかかり、錠剤シート51が円弧状に湾曲してしまう。
このように、排出路の奥行が狭く、排出ガイドを急角度で設置し、排出されるシートを急角度で倒し込むと錠剤シート51が円弧状(弓矢状)に湾曲してしまう。
なお、垂直排出路2401のサイズは幅が約100mmで奥行が約25mmである。
また、搬送される比較的長い錠剤シート51は、ウィークリーシート(14錠封入されているシート)で長さが約150mm程度である。つまり排出路に供給される錠剤シート51の長さは排出路の奥行よりも長い場合に、シート詰りを起こしてしまう。
また、このように上段から排出されたシートが下段のシート排出口に引っかかっている状態で、下段の錠剤取出ユニットから錠剤シート51が排出されると、上段から落下し下段のシート排出口に引っかかっている錠剤シート51がある為に、51(d)のように下段で排出される錠剤シート51が行き場を失い、シート詰りを起こしてしまう。
このように錠剤シート逆流防止部材があるので、上段から落下してくる排出シートが、下段の錠剤取出ユニットのシート排出口に逆流し引っかかり、排出路を通って排出BOXに錠剤シート51が集積されないことを防ぐことが出来る。またその結果、下段の錠剤取出ユニット内でのシート詰りを低減させることも出来る。
図18を説明する。
錠剤シート逆流部材を設置した場合の錠剤シート51の挙動が分かるようにした概略断面図である。
51(a)は中段の錠剤取出ユニットから排出される錠剤シート51である。
51(b)は中段の錠剤取出ユニットから排出され、最下段の錠剤取出ユニットのシート排出口付近に到達した錠剤シート51である。
1601(a)は中段の錠剤取出ユニットの錠剤シート逆流防止部材である。錠剤シート逆流防止部材が扉のように開くことで1601(a)は排出口から錠剤シート51を問題なく排出している。
1601(b)は最下段の錠剤取出ユニットの錠剤シート逆流防止部材である。1601(b)は上段の排出口から排出された錠剤シート51の流入を防止している。
通常、錠剤シート逆流防止部材は図18の1601(b)のように略鉛直方向に垂れているので、上段から落下してくる錠剤シート51の妨げにならない。そして上段からの錠剤シート51が下段のシート排出口へ逆流することを防ぐが、錠剤取出ユニットから錠剤シート51が排出される時には、錠剤シート51の搬送力に負けて錠剤シート逆流防止部材は、1601(a)のように錠剤取出ユニット後方(排出路側)へ開き、錠剤シート51の排出の妨げにならない。
たとえば、錠剤取出ユニットで錠剤が取り出された錠剤は、錠剤供給装置の下側に配送され、錠剤供給装置の下側に設けられた排出路を通り、供給される仕組みにおいて、コンパクト化のために当該排出路の奥行幅が狭いと、錠剤取出ユニットから取り出された錠剤が、排出口に引っかかってしまう場合がある。
尚、錠剤逆流防止部材1602を錠剤の供給経路にも取り付けることで、上記作用と同じ効果を得ることができる。つまり錠剤逆流防止部材1602により錠剤排出部24と錠剤供給路401のエリアを区分することで錠剤シート51から取り出された錠剤の供給経路が狭い場合であっても錠剤の逆流を防止することができる。
図5の1602は下段の錠剤取出ユニットの錠剤逆流防止部材である。錠剤逆流防止部材が扉のように開くことで1602は錠剤排出部24から錠剤を問題なく排出する。さらに上段の排出部から排出された錠剤の流入を防止している。
通常、錠剤逆流防止部材は図5の1602のように略鉛直方向に垂れているので、上段から落下してくる錠剤の妨げにならない。そして上段からの錠剤が下段の錠剤排出部へ逆流することを防ぐが、導入シュート24から錠剤が排出される時には、錠剤の重力に負けて錠剤逆流防止部材は、垂直供給路401側へ開き、錠剤の排出の妨げにならない。
その他の変形例として、錠剤逆流防止部材1602は、裸の錠剤が収容されている容器である錠剤フィーダから取り出された錠剤が供給される垂直供給路中に取り付けえられてもよく、錠剤フィーダのみを多段に重ねて使用する場合に、上段にある錠剤フィーダから落下した錠剤が、下段にある錠剤フィーダの排出口に入り込むことを防止することができる。
さらに錠剤フィーダ及び錠剤取出ユニット1を混載して多段に重ねて使用する場合にも、例えば上段にある錠剤フィーダから落下した錠剤が、下段にある錠剤取出ユニット1の導入シュート24に入り込むことを防止することができる。
錠剤シート逆流防止部材は、錠剤取出ユニットを多段に重ねて使用する場合、最上段にある錠剤取出ユニット以外の錠剤取出ユニットに取付けられる。なぜなら、最上段の錠剤取出ユニットのシート排出口に逆流してくる錠剤シート51は無いからである。図18の図では、最下段と中段の錠剤取出ユニットにのみ、錠剤シート逆流防止部材が取り付けられている。
そして、錠剤シート逆流防止部材は、上端の両面テープが貼付されている部分より下方が開放可能となっている。錠剤取出ユニットから錠剤シート51が排出される時、錠剤シート51の搬送力に負けて錠剤シート逆流防止部材は、図18の1601(a)のように錠剤取出ユニット後方へ開き、錠剤シート51の排出の妨げにならない。
このように錠剤シート逆流防止部材は、上段から排出される錠剤シート51の落下を妨げてはならないので、錠剤シート逆流防止部材の表面は摩擦係数が低い物が望ましいし、可能な限り薄い方が望ましい。また、静電気の発生により錠剤シート51が吸着する恐れもあるので静電気対策を考慮した材質選定も重要である。
また、錠剤シート逆流防止部材は、取り付けられている錠剤取出ユニットから排出される錠剤シート51の搬送力により開かなくてはならないので、重量が重過ぎてはならず、硬過ぎてもならない。また、シート厚さが厚過ぎても良くないし、薄すぎても良くない。
よって、錠剤シート逆流防止部材の材質は薄いプラスチックフィルムが望ましく、さらには静電気対策がなされていることが望ましい。つまり流入防止部1601の逆流防止部材の第1、第2の排出路側の両面が帯電防止性を有することが望ましい。
本実施例において錠剤シート逆流防止部材には、帯電防止剤が練り込まれている素材のポリエステルフィルム、東レ株式会社のルミラー X53の厚みが100μmのシートを使用した。
帯電防止剤が練り込まれていないフィルムを使用する場合は、帯電防止剤を塗ってから使用すれば良い。
図19を説明する。
図19は錠剤取出ユニッを背面から見た概略図で、背面のシート排出口を示す図である。
図19は錠剤取出ユニットが左右へ2個並び上下に2段積まれた場合を示している。
1501はシート排出口で、錠剤シート51が排出される角穴である。
図20を説明する。
図20は錠剤取出ユニットを背面から見た概略斜視図である。錠剤取出ユニットが2個並んだ図である。
1601は錠剤シート逆流防止部材で、上段の錠剤取出ユニットから排出された錠剤シート51が下段の錠剤取出ユニットに逆流することを防ぐ部材である。
1602は両面テープである。
錠剤シート逆流防止部材は、錠剤取出ユニット後部のシート排出口を覆うように、ちょうどカーテンのように吊り下げられている。吊り下げ方法はねじ止めでも良いし、両面テープで接着でも良く、本実施例においては錠剤シート逆流防止部材の上端から約20mmの範囲に両面テープを接着し吊り下げた。
図21を説明する。
図21は錠剤取出ユニットを背面から見た概略斜視図である。錠剤取出ユニットが2個並んだ図である。
錠剤シート逆流防止部材が取り付けられた錠剤取出ユニットの後部を示している。錠剤シート逆流防止部材は、シート排出口の開口部よりも大きく出来ており、錠剤シート逆流防止部材は、錠剤取出ユニットの内部へシート排出口より入り込むことが出来ないようになっている。
(錠剤シート逆流防止部材の第2の実施例)
図22、図23、図24を説明する。
錠剤シート逆流防止部材1601は、上段から排出される錠剤シート51の落下を妨げてはならないので、錠剤シート逆流部材の表面は摩擦係数が低い物が望ましいし、可能な限り薄い方が望ましいが、若干厚みを増しても次のようなことが可能である。
図22は、図15の錠剤シート逆流防止部材1601に変えて、上部に切り込みを設けられたプラスチック板を用いた場合の斜視図である。
ここで3001はシート状であるプラスチックの板である。
ここで3002はプラスチックの板が垂直排出経路側に移動するようにプラスチックの板を削った切り込みである。
このようにプラスチック板に切り込み3002を入れると、プラスチック板は図23のように切り込み部を支点として垂直排出経路側に柔軟に折れ曲がるようになる。
図24は錠剤取出ユニットを背面から見た概略斜視図である。
錠剤取出ユニットのシートの排出口1501の表面を、垂直排出経路側から覆うように、切込みを入れたプラスチック板を取り付けている。錠剤取出ユニットから排出される錠剤シート51の搬送力により、プラスチック板を錠剤取出ユニット側から押し出してプラスチック板が開く程度にプラスチック板に切り込みを入れることによって、プラスチックの板材であっても逆流防止部材として使用することが出来るようになる一例である。
プラスチックの板の面積(縦130mm×横80mm=10400mm)もシート排出口の開口部の面積(縦100mm×横80mm=8000mm)よりも大きく出来ており、また、プラスチック板下端は、排出口下端よりも下に位置するようになっていて、プラスチック板よりなる錠剤シート逆流部材は、錠剤取出ユニットの内部へシート排出口より入り込むことが出来ないようになっている。
プラスチック板には切り込みを入れ、その切込み部を支点に板が曲がったり、戻ったりするので、耐久性や粘性に優れるポリアセタールやナイロンが望ましい。また、取り付け方法は薄いシートの時と同様にねじ止めでも良いし、両面テープや接着剤での接着でも良い。
(錠剤シート逆流防止部材の第3の実施例)
図25、図26を説明する。
図25は図15の錠剤シート逆流防止部材1601に変えて、除電ブラシ3301を用いた場合の概略斜視図である。
図26は錠剤取出ユニットを背面から見た概略斜視図である。錠剤取出ユニットのシート排出口1501の表面を、垂直排出経路側から覆うように、除電ブラシ3301を取り付けている。除電ブラシの下端はシート排出口より下方に位置するようになっており、除電ブラシが錠剤取出ユニットの内部へシート排出口より入り込むことが出来ないようになっている。
除電ブラシの下端が排出口より下方に位置するよう取り付けられていても、毛の硬さがあまりに柔らかいと、除電ブラシが錠剤取出ユニットの内部へ入り込む場合があるので、ブラシの硬さの選定も大事である。ブラシの硬さは、錠剤取出ユニットから排出されるシートの搬送力に劣り、錠剤取出ユニットの内部に入り込まない硬さを選定しなければならない。ブラシは静電気の影響を最小にするために、除電ブラシが望ましいが、除電効果の無いブラシでも構わない。
(錠剤シート逆流防止部材の第4の実施例)
さらに、錠剤シート逆流部材1601の厚み寸法をさらに増しても、次のような実施も可能である。
図27、図28を説明する。
図27は図15の錠剤シート逆流防止部材1601に変えて、柵状部品3503を用いた場合の概略斜視図である。
3501は支軸である。
3502は棒状である細棒の上部に穴を設けた部品である。
3503は柵状部品であり、細棒を支軸に通して柵状にされている。細棒はそれぞれ独立して振り子のように稼働することができる。
なお、細棒の長さが排出口の縦方向長さよりも長ければ、細棒が排出口の内部に入り込むことはない。
また細棒3502の数は多い方が好ましいが、排出口の面積に応じて適宜減らしてもよい。
図28は錠剤取出ユニットを背面から見た概略斜視図である。
ここで3601は逆流防止部材の上部カバーであり、第4の実施例のように、もし厚みがある逆流防止部材3503が取り付けられた場合には、上段から排出されたシートが、逆流防止部材3503の上部に引っかからないよう上部をカバーする部材である。錠剤取出ユニットのシート排出口に、柵状部品3503を取り付けている。柵状部品の細棒下端はシート排出口より下方に位置するようになっており、細棒が錠剤取出ユニットの内部へシート排出口より入り込むことが出来ないようになっている。
細棒の重量が重いと、錠剤取出ユニットから排出されるシートの搬送力に勝り、シートが排出されなくなる。細棒は可能な限り重量が軽いほうが良い。プラスチック、または金属ならマグネシウムやアルミニウムなどが考えられる。
(錠剤シート逆流防止部材のその他の変形例)
図29は錠剤取出ユニットを背面から見た概略斜視図である。
柵状部品の取り付け方法も色々考えられるが、一例として、錠剤取出ユニットのフレームに設けられた穴に柵状部品の支軸を通して取り付けることができる。逆流防止部材カバーはねじ止め、両面テープや接着剤による接着などの取り付け方法がある。
図30は錠剤取出ユニットを背面から見た概略断面斜視図である。
図31と図32は錠剤取出ユニットを背面から見た概略斜視図である。3001は平板部材で、上部には軸が貫通する穴部3801が備えられている。錠剤取出ユニットのシート排出口に、平板部材を取り付けている。前述の柵状部品の細棒を平板部材に変えた実施例であり、平板部材は錠剤取出ユニットのフレームに設けられた支軸に通して取り付けられる。
平板部材下端はシート排出口より下方に位置するようになっており、平板部材が錠剤取出ユニットの内部へシート排出口より入り込むことが出来ないようになっている。
平板部材も重量が重いと、錠剤取出ユニットから排出されるシートの搬送力に勝り、シートが排出されなくなる。平板部材3001は可能な限り重量が軽いほうが良く、プラスチック、または金属ならマグネシウムやアルミニウムなどが考えられる。
1 錠剤取出ユニット(取出ユニット)
3 印字コンピュータ(印字ソフトウエア)
5 薬剤包装装置(分包装置)
10 錠剤供給装置
17 検出機構
18 錠剤シートが載置される載置台
24 導入シュート(第1の供給路)
30 錠剤排出口
39 下部搬送ローラ
50 錠剤
51 錠剤シート(PTPシート)
52 錠剤ポケット(錠剤収容部)
83 内部押圧体
84 外部押圧体
93 第1昇降体
94 カム
98 第2昇降体
99 カム
103 錠剤マス(手撒きユニット)
104 タッチパネルLCD
203 錠剤シート投入口
204 光学センサ
400 錠剤供給路
401 垂直錠剤供給路(第2の供給路)
505 メインホッパ
701 分包装置内の包装ユニット
702 ロール紙送出機構
703 包装機構(分包部)
704 包装機構(分包部)
705 分断機構
706 プリンタ(印字部)
1403 錠剤シート排出部(第1の排出路)
1412 錠剤シート排出ガイド
1501 錠剤シート排出口(排出口)
1601 錠剤シート逆流防止部材(入り込み防止部)
1601(a)錠剤シート逆流防止部材
1601(b)錠剤シート逆流防止部材
1602 錠剤逆流防止部材(入り込み防止部)
1603 両面テープ
2401 垂直錠剤排出経路(第2の排出路)
2403 排出ポケット(ボックス)

Claims (12)

  1. 錠剤を供給する錠剤供給装置であって、
    錠剤シートから錠剤を取り出す取出ユニットと、
    前記取出ユニットで錠剤が取り出された錠剤シートを前記取出ユニットから排出する第1の排出路と、
    前記第1の排出路から排出された錠剤シートを落下させて、錠剤シートを回収するボックスまで排出する第2の排出路と、
    前記第1の排出路と前記第2の排出路の間に、前記第1の排出路から前記第2の排出路への錠剤シートの排出を可能とし、前記第2の排出路から前記第1の排出路への錠剤シートの入り込みを防止する入り込み防止部と、
    を備えることを特徴とする錠剤供給装置。
  2. 上段と下段に重なる複数の前記取出ユニットを具備し、
    前記下段の取出ユニットに設けられた前記入り込み防止部は、前記上段の取出ユニットから前記第2の排出路に排出された錠剤シートの前記下段の取出ユニットの前記第1の排出路の入り込みを防止することを特徴とする請求項1に記載の錠剤供給装置。
  3. 前記第1の排出路側に、前記第1の排出路から前記第2の排出路へは錠剤シートを排出させるべく前記第2の排出路側へは前記入り込み防止部を移動させ、前記第1の排出部側へは前記入り込み防止部を移動させないストッパをさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の錠剤供給装置。
  4. 前記入り込み防止部はシート状の板またはフィルムにて設けられ、
    前記ストッパは、前記取出ユニットから前記第2の排出路に錠剤シートを排出する排出口を有する板にて設けられ、
    前記シート状の板またはフィルムの面積を前記排出口の面積よりも大きくすることで、前記ストッパが前記第2の排出路側へは前記入り込み防止部を移動させ、前記第1の排出路側へは前記入り込み防止部を移動させないことを特徴とする請求項3に記載の錠剤供給装置。
  5. 前記入り込み防止部は棒状の金属またはプラスチックにて設けられ、
    前記ストッパは、前記取出ユニットから前記第2の排出路に錠剤シートを排出する排出口を有する板にて設けられ、
    前記棒状の金属またはプラスチックの長さを前記排出口の一方の長さよりも長くすることで、前記ストッパが前記第2の排出路側へは前記入り込み防止部を移動させ、前記第1の排出路側へは前記入り込み防止部を移動させないことを特徴とする請求項3に記載の錠剤供給装置。
  6. 前記第2の排出路の奥行の方が、前記取出ユニットから前記第2の排出路に排出される錠剤シートの長さよりも狭くなるように前記第2の排出路の奥行が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の錠剤供給装置。
  7. 前記入り込み防止部の、前記第1の排出路側または前記第2の排出路側の表面が帯電防止性を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の錠剤供給装置。
  8. 前記取出ユニットで取り出された錠剤を前記取出ユニットから供給する第1の供給路と、
    前記第1の供給路から供給された錠剤を落下させて供給する第2の供給路と、
    前記第1の供給路と前記第2の供給路の間に、前記第1の供給路から前記第2の供給路へ錠剤の供給を可能とし、前記第2の供給路から前記第1の供給路への錠剤の入り込みを防止する入り込み防止部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の錠剤供給装置。
  9. 錠剤を供給する錠剤供給装置であって、
    錠剤シートから錠剤を取り出す取出ユニットと、
    前記取出ユニットで錠剤が取り出された錠剤シートを前記取出ユニットから排出する排出口と、
    前記第1の排出路から排出された錠剤シートを落下させて、錠剤シートを回収するボックスまで排出する排出路と、
    前記排出口と前記排出路の間に、前記排出口から前記排出路への錠剤シートの排出を可能とし、前記排出路から前記排出口への錠剤シートの入り込みを防止する入り込み防止部と、
    を備える錠剤供給装置。
  10. 錠剤シートから錠剤を取り出す取出手段と、
    前記取出手段で錠剤が取り出された錠剤シートを排出する第1の排出路と、
    前記第1の排出路から排出された錠剤シートを落下させて排出する第2の排出路と、
    前記第1の排出路と前記第2の排出路の間に、前記第1の排出路から前記第2の排出路への錠剤シートの排出を可能とし、前記第2の排出路から前記第1の排出路への錠剤シートの入り込みを防止する入り込み防止部と、
    を備える錠剤取出ユニット。
  11. 錠剤シートから錠剤を取り出す取出手段と、
    前記取出手段で錠剤が取り出された錠剤シートを排出する排出口と、
    前記排出口から排出された錠剤シートを落下させて排出する排出路と、
    前記排出口と前記排出路の間に、前記排出口から前記排出路への錠剤シートの排出を可能とし、前記排出路から前記排出口への錠剤シートの入り込みを防止する入り込み防止部と、
    を備える錠剤取出ユニット。
  12. 錠剤を供給する錠剤供給装置による錠剤シートの流入防止方法であって、
    取出ユニットが、錠剤シートから錠剤を取り出す取出工程と、
    前記取出ユニットで錠剤が取り出された錠剤シートを前記取出ユニットから第1の排出路に排出する第1の排出工程と、
    前記第1の排出路から排出された錠剤シートを第2の排出路の内部を落下させて、錠剤シートを回収するボックスまで排出する第2の排出工程と、
    入り込み防止部が、前記第1の排出路と前記第2の排出路の間に、前記第1の排出路から前記第2の排出路への錠剤シートの排出を可能とし、前記第2の排出路から前記第1の排出路への錠剤シートの入り込みを防止する入り込み防止工程と、
    を含む錠剤シートの流入防止方法。
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