JP2016133211A - 栓取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】壁等の取付対象に空気の流通を遮断した状態で栓を取付けることができる装置を提供する。
【解決手段】栓取付装置20は、ケーシング21、複数のボルト28及び複数の押圧プレート29を備える。ケーシングは、筒部22、フランジ部23及び底部24を一体に有する。ボルトは、フランジ部の挿通孔23aに挿通されると共に、押圧プレートのねじ孔に螺合される。押圧プレートは、ボルトを回すことにより、ケーシングの外側で底部と対峙する収容位置と、筒部の外周面から突出する突出位置との間で、回動可能である。突出位置でボルトを回すと、押圧プレートは、筒部に当接して回動を禁じられ、ボルトとねじ孔の螺合作用で壁に向かって移動する。栓10の本体を通す底部の透孔24aは、栓の鍔部14で塞がれており、ケーシングの筒部には筒部を貫通する切欠部等が形成されていないので、ケーシングにより空気の流通が遮断される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス栓や水栓等の栓を、キッチンの天板、床板、壁等の取付対象に取り付けるための装置に関する。
ガス栓をキッチンの天板等の取付対象に取り付けるために、特許文献1に記載のガス栓取付装置が開発されている。取付対象には表側の面から裏側の面まで貫通する取付孔が形成されている。ガス栓取付装置は、ケーシングと、複数のボルトと、複数の押圧プレートとを備えている。ケーシングは、前記取付孔に収容される筒部と、筒部の一端に形成されたフランジ部と、筒部の他端に形成された平板状の底部とを一体に有している。ケーシングのフランジ部は前記取付対象の表側の面に当たる。ケーシングの底部には栓が固定される。前記ボルトはフランジ部を貫通し、その先端に押圧プレートが螺合される。後述するように、この押圧プレートとケーシングのフランジ部とで取付対象を挟むことにより、ケーシングが取付対象に固定され、ひいては栓が取付対象に取り付けられる。
前記ガス栓取付装置では、ケーシングの筒部に切欠部が形成されている。ケーシングを取付対象の取付孔に挿入する際には、前記押圧プレートを筒部の切欠部に挿入し、ケーシング内部に収容しておく。これにより、押圧プレートはケーシングを取付孔に挿入する際の支障にはならない。
ケーシングを取付孔に挿入した後、押圧プレートを回してケーシングの筒部から突出させる。この状態でボルトを回すと、押圧プレートは、ケーシングの筒部に当接して回動を禁じられながら、ボルトとの螺合作用により取付対象の裏面に向けて移動する。押圧プレートが取付対象の裏面に当たった状態でボルトを締め付けることにより、フランジ部と押圧プレートとで取付対象を挟圧し、ケーシングを取付対象に固定する。
実開平5−50265号公報
特許文献1に記載のガス栓取付装置では、ケーシングの筒部に押圧プレートを挿入するための切欠部が形成されているため、この切欠部を介して取付対象の表側と裏側との間の空気の流通が生じ、室内の空調効率を低下させてしまっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、栓取付装置であって、ケーシングと、複数のボルトと、複数の押圧プレートとを備え、前記ケーシングが、前記取付孔に収容される筒部と、前記筒部の一端に形成され、前記取付対象の表側の面に当たるフランジ部と、前記筒部の他端に形成された平板状の底部と、を一体に有し、前記フランジ部には複数の挿通孔が形成され、前記底部には透孔が形成され、前記押圧プレートには、その偏心位置にねじ孔が形成され、前記ボルトは、前記ケーシングのフランジ部の挿通孔に挿通されるとともに、前記押圧プレートのねじ孔に螺合され、前記押圧プレートは、前記ボルトを回すことにより、前記ケーシングの底部外側において前記底部と対峙する収容位置と、前記ケーシングの筒部の外周面から突出する突出位置との間で、回動可能であり、前記押圧プレートが前記突出位置にある状態で前記ボルトを回すことにより、前記押圧プレートは、前記筒部に当接して回動を禁じられながら、前記ボルトと前記ねじ孔の螺合作用で前記取付対象に向かって移動して前記取付対象の裏側の面に当たり、これにより前記ケーシングが前記取付対象に固定され、前記栓は、本体と、この本体から径方向に突出する鍔部を有し、前記本体が前記ケーシングの底部の透孔に挿通され、前記鍔部が前記透孔を塞ぐようにして前記底部に固定され、これにより、上記ケーシングと前記栓が前記取付対象の表側と裏側との間の空気の流通を遮断することを特徴とする。
この構成によれば、取付対象の表側と裏側との間の空気の流通を遮断するので、室内の空調効率の低下を回避することができる。
好ましくは、前記ケーシングの底部には複数の突起が形成され、これら突起に前記複数の押圧プレートがそれぞれ当たることにより前記押圧プレートが前記収容位置に位置決めされる。
この構成によれば、押圧プレートを収容位置で位置決めできるので、ケーシングを取付孔に挿入する作業を円滑に行うことができる。
好ましくは、前記押圧プレートは前記突出位置でも前記突起に当たることにより、前記突出位置に位置決めされる。
この構成によれば、ボルトを回すことにより、押圧プレートを容易に突出位置に位置決めすることができ、その後の押圧プレートの取付対象裏面への移動作業を円滑に行うことができる。また、共通の突起で押圧プレートを収容位置と突出位置で位置決めすることができる。
好ましくは、前記ケーシングの底部には複数の突起が形成され、これら突起に前記複数の押圧プレートが当たることにより前記押圧プレートが前記突出位置に位置決めされる。
この構成によれば、ボルトを回すことにより、押圧プレートを容易に突出位置に位置決めすることができ、その後の押圧プレートの取付対象裏面への移動作業を円滑に行うことができる。
好ましくは、前記突起の周面のうち前記押圧プレートが前記突出位置で当接する部位は、前記筒部の周面のうち前記押圧プレートが当接する部位と軸方向に連なっている。
この構成によれば、ボルトを回すことにより押圧プレートを突起に当てて突出位置にした後、さらにボルトを回し続けることにより、押圧プレートは突起により回動を禁じられながら取付対象に向かって移動し、続いて筒部に移り、この筒部に回動を禁じられながら取付対象まで移動することができ、作業効率をより一層向上させることができる。
好ましくは、前記収容位置に収容された前記複数の押圧プレートの内接円は、前記栓の本体の外径より大きい。
この構成によれば、収容位置にある押圧プレートは、ケーシングに取り付けられた栓の本体と干渉しないため、栓を先にケーシングに取り付けた後に、栓取付装置を取付対象に設置することができる。
本発明によれば、取付対象の表側と裏側との間の空気の流通を遮断することにより、室内の空調効率の低下を回避することができる。
この発明の第1の実施の形態に係る栓取付装置により、ガス栓を壁に取り付けた状態を示す縦断面図であり、壁、ケーシング及び化粧板を断面で示す。 前記栓取付装置のケーシングを底部側から見た図である。 (A)は、押圧プレートを収容位置に位置させ、前記栓取付装置を壁の取付孔に挿入した状態を、ケーシングの底部側から見た図である。(B)は、図3(A)においてB方向から見た図であり、壁及びケーシングを断面で示す。 図3(B)のX−X線に沿う断面図である。 図3(B)において矢印Y方向から見た図である。 (A)は、前記栓取付装置を壁の取付孔に挿入し、押圧プレートをケーシングの筒部の外周面から突出させた状態を、ケーシングの底部側から見た図である。(B)は、図6(A)において矢印B方向から見た図であり、壁及びケーシングを断面で示す。 この発明の第2の実施の形態に係る栓取付装置を示す図6(A)相当図である。
以下、本発明の第1の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、ガス栓10は、本発明に係る栓取付装置20により、屋内I(室内)と屋外Oを隔てる壁W(取付対象)に取り付けられる。壁Wは、屋内面Wi(表側の面)と屋外面Wo(裏側の面)とを有するとともに、屋内面Wiから屋外面Woまで貫通する円形の取付孔Waを有している。
ガス栓10は、先端から基端に向かって順にプラグ部11、栓本体12、及び継手接続部13を備えている。継手接続部13には、継手3が螺合により接続され、継手3には、一次側ガス配管の一部である図示しないエルボが螺合により接続される。ガス栓10は弁を内蔵しており、この弁は、二次側のガス管に接続されたソケット(図示せず)をプラグ部11に接続すると開き、ソケットを取り外すと閉じるようになっている。
栓本体12には、栓本体12の径方向に突出する鍔部14が形成されている。鍔部14には、貫通孔14aが形成されている。この鍔部14が後述するように栓取付装置20に固定されるようになっている。
次に、図1〜図6を参照して本実施の形態の栓取付装置20について詳述する。栓取付装置20は、ケーシング21と、2本(複数)のボルト28と、2枚(複数)の押圧プレート29とを有している。
ケーシング21は、筒部22と、筒部22の一端から径方向外方向に突出するフランジ部23と、筒部22の他端に形成されて筒部22の他端を塞ぐ底部24とを一体に有している。
図2に示すように、ケーシング21の筒部22は、上述した壁Wの取付孔Waの内径と等しいかこれより若干小さい円筒形状をなしているが、径方向に対向する2か所(複数箇所)は、筒部22の他の部位に外接する仮想円筒面から後退した平坦部22a(後退部)となっている。この平坦部22aは、筒部22の全長にわたって軸方向に延びている。
筒部22には、図5に示すように、この筒部22を貫通する孔や切り欠きは形成されておらず、全域にわたってその内部空間を包囲している。
図2に示すように、前記ケーシング21のフランジ部23には、ボルト28を挿通するための2つ(複数)の挿通孔23aが形成されている。これら挿通孔23aは、径方向に対向して配置されている。この挿通孔23aは上記筒部22の平坦部22aに対応した位置にあり、ケーシング21の軸方向から見て、平坦部22aの径方向外側、筒部22に外接する仮想円筒面より径方向内側に位置している。
図1、図2に示すように、ケーシング21の底部24は平板状をなし、その中心を貫通する透孔24aを有している。この透孔24aの内径は、上述したガス栓10の栓本体12および継手接続部13の外径より大きく、ガス栓10の鍔部14の外径より小さい。さらに底部24には、図2に示すように透孔24aを挟んで径方向に対向する2つ(複数)のねじ孔24bが貫通して形成されている。
図1、図2に示すように、ケーシング21の底部24の外側には、透孔24aを挟んで径方向に対向する2つ(複数)の突起24cが形成されている。これらの突起24cは、例えば止めねじを底部24にねじ込むことにより形成されている。これら突起24cは、ケーシング20の軸方向から見て、筒部22の平坦部22aの近傍に配置されている。本実施形態では、平坦部22aより若干内側に配置されている。
図3(A)に示すように、押圧プレート29は、細長い平板からなり、その中心から外れた位置(偏心位置)、すなわち一方の長辺の中央近傍にねじ孔29aが形成されている。このねじ孔29aにボルト28が螺合される。
押圧プレート29におけるねじ孔29a側の長辺には、第1当接部29xと第2当接部29yがねじ孔29aを挟んで形成されている。第2当接部29yは直線状をなしている。
図3〜図6を参照して、栓取付装置20を壁Wへ固定する工程について詳述する。
図3(B)に示すように、最初にガス栓10を栓取付装置20のケーシング21の底部24に固定する。継手3が接続されたガス栓10の継手接続部13を底部24の透孔24aに挿通させ、鍔部14の貫通孔14aを底部24のねじ孔24bに合致させるように栓本体12を位置決めする。この状態で、固定ネジ40を貫通孔14aに通しねじ孔24bにねじ込むことにより、ガス栓10が栓取付装置20のケーシング21の底部24に固定される。底部24の透孔24aは鍔部14により塞がれている。
次に、ボルト28をケーシング21のフランジ部23の挿通孔23aに挿通し、その下端部を押圧プレート29のねじ孔29aに螺合する。それから、図3(A)、図5に示すように、押圧プレート29の第1当接部29xを突起24cの周面に当てることにより、押圧プレート29を収容位置に位置決めする。この収容位置では、2枚の押圧プレート29が底部24の外側において底部24と対峙している。
なお、図4に示すように、収容位置にある2枚の押圧プレート29の内接円Ciは、底部24の透孔24aを挿通させたガス栓10の栓本体12の外径より大きい。そのため、前述したようにガス栓10を栓取付装置20のケーシング21に固定した後でも、押圧プレート29を、ガス栓10と干渉させずに収容位置にセットすることができる。
押圧プレート29を収容位置に位置決めした状態で、図3(B)に示すように屋内I側から栓取付装置20を取付孔Waに挿入する。図4に示すように、2枚の押圧プレート29の外接円Coは、壁Wの取付孔Waの内径と同じかこれより小さいため、栓取付装置20を取付孔Waに挿入することができる。
上記栓取付装置20の筒部22の平坦部22aと取付孔Waの内周面との間の隙間に、ボルト28が収容されるので、取付孔Waの内径を最小限にすることができる。しかも、前記収容位置での押圧プレート29の外接円Coは、壁Wの取付孔Waの内径と同じかこれより小さいので、栓取付装置20を取付孔Waに挿入する際、ボルト28を取付孔Waの径方向内方向に傾斜させる必要がない。
次に、図3(B)に示すように、ケーシング21のフランジ部23を壁Wの屋内面Wiに当接させた状態で、屋内Iからボルト28の頭部28aをボルト28の締結方向に略180°回す。すると、押圧プレート29がボルト28と伴回りして略180°回動し、図6に示すように第2当接部29yが突起24cに当たる。これにより押圧プレート29は突出位置に位置決めされる。この突出位置では、押圧プレート29はケーシング21の筒部22の外周面から大きく突出し、2つの押圧プレート29の外接円の径は壁Wの取付孔Waの内径より大きくなる。
さらにボルト28を回すと、押圧プレート29は、第2当接部29yが突起24cに当接していて回動を禁じられているため、ボルト28と押圧プレート29のねじ孔29aのねじ作用により、壁Wに向かって移動する。ボルト28を回し続けると、押圧プレート29の第2当接部29yは、突起24cに沿って移動した後、底部24の周縁のR部を乗り越え、筒部22の平坦部22aに達する。
さらにボルト28を回し続けると、押圧プレート29は、第2当接部29yが平坦部22aに当接しながら、図6(B)の想像線で示すように壁Wの屋外面Woに向かって移動し、やがて壁Wの屋外面Woに当たる。さらにボルト28を回すと、ケーシング21のフランジ部23と押圧プレート29とが壁Wを挟んで締め付けるため、栓取付装置20が壁Wに固定される。
上記のようにして栓取付装置20を壁Wに固定した後、図1に示すようにケーシング21の開口21aを塞ぐように化粧板5をケーシング21に取り付ける。
上記栓取付装置20の壁Wへの装着状態において、ケーシング21の筒部22にこの筒部22を貫通する孔や切欠部が形成されておらず、底部24の透孔24aも栓10のフランジ部14で塞がれており、筒部22と取付孔Waの内周との間の隙間もフランジ部23で塞がれているため、屋内外の空気の流通を遮断することができる。そのため、屋内I側への冷気が入り込み入り込み暖房効率を低下させる等の空調効率の低下を防止することができる。
図7はこの発明の第2実施形態に係る栓取付装置を示す。第1実施形態に対応する構成部には同番号を付してその詳細な説明を省略する。この実施形態では、下記の点のみ第1実施形態と異なる。
突起24cが第1実施形態より径方向外方向に位置し、突起24cの周面の一部と筒部22の平坦部22aの周面の一部とは、ケーシング21の軸方向に連なって形成されている。そのため、ボルト28を回し続けた時に、押圧プレート29の第2当接部29yは段差を乗り越えることなく円滑に筒部22の平坦部22aへ移ることができる。
さらに他の実施形態では、図7において想像線で示すように突起24cが第1実施形態より径方向内方向に位置してもよい。この場合には、押圧プレート29を突起24cで突出位置に位置決めした状態で、ボルト28を若干量逆方向に回して押圧プレート29を位置調節し、さらにボルト28を引いて押圧プレート29を筒部22の外周に対峙した位置にする。より具体的には、押圧プレート29の第2当接部29yを筒部22の平坦部22aに当接させる。この状態で、上述した実施形態と同様にボルト28を回して押圧プレート29を壁Wに向かって移動させる。
なお、この発明は、前記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において各種の変形例を採用することができる。
上記実施形態では突起を押圧プレートの収容位置、突出位置の位置決めに用いたが、いずれか一方の位置決めに用いてもよい。
突起は、溶接等の手段で底部に固定してもよい。
ケーシングの底面に突起を設けなくてもよい。その場合には、ボルトを略180°回転させて押圧プレートを収容位置から突出位置に位置させた後、ボルトを取付対象側に少し引いて回し、押圧プレートをケーシングの筒部に当接させればよい。
取付対象は、壁の他、キッチンの天板、床板であってもよい。
栓取付装置にはガス栓の代わりに水栓を固定してもよい。
前記実施の形態においては、栓取付装置を取付対象に取り付ける前にガス栓を栓取付装置に固定したが、栓取付装置を取付対象に取り付けた後にガス栓を栓取付装置に固定してもよい。
前記実施の形態においては、ケーシングは丸形であるが、角形その他の形状であってもよい。
前記実施の形態においては、収容位置における2枚の押圧プレートの内接円は、底部の透孔を挿通させたガス栓の栓本体の外径より大きいが、ガス栓の継手接続部の外径より大きくしてもよい。
この発明に係る栓取付装置は、ガス栓や水栓等の栓を、キッチンの天板、床板、壁等の取付対象に取り付けることに適用可能である。
W 壁(取付対象)
Wa 取付孔
Wi 屋内面(表側の面)
Wo 屋外面(裏側の面)
10 ガス栓(栓)
12 栓本体(栓の本体)
14 鍔部
20 栓取付装置。
21 ケーシング
22 筒部
22a 後退部
23 フランジ部
23a 挿通孔
24 底部
24a 透孔
24c 突起
28 ボルト
29 押圧プレート
29a ねじ孔
Ci 2枚の押圧プレートの内接円(複数の押圧プレートの内接円)

Claims (6)

  1. 表側の面から裏側の面まで貫通する取付孔を有する取付対象に、栓を取り付けるための装置において、ケーシングと、複数のボルトと、複数の押圧プレートとを備え、
    前記ケーシングが、
    前記取付孔に収容される筒部と、
    前記筒部の一端に形成され、前記取付対象の表側の面に当たるフランジ部と、
    前記筒部の他端に形成された平板状の底部と、
    を一体に有し、
    前記フランジ部には複数の挿通孔が形成され、前記底部には透孔が形成され、
    前記押圧プレートには、その偏心位置にねじ孔が形成され、
    前記ボルトは、前記ケーシングのフランジ部の挿通孔に挿通されるとともに、前記押圧プレートのねじ孔に螺合され、
    前記押圧プレートは、前記ボルトを回すことにより、前記ケーシングの底部外側において前記底部と対峙する収容位置と、前記ケーシングの筒部の外周面から突出する突出位置との間で、回動可能であり、
    前記押圧プレートが前記突出位置にある状態で前記ボルトを回すことにより、前記押圧プレートは、前記筒部に当接して回動を禁じられながら、前記ボルトと前記ねじ孔の螺合作用で前記取付対象に向かって移動して前記取付対象の裏側の面に当たり、これにより前記ケーシングが前記取付対象に固定され、
    前記栓は、本体と、この本体から径方向に突出する鍔部を有し、前記本体が前記ケーシングの底部の透孔に挿通され、前記鍔部が前記透孔を塞ぐようにして前記底部に固定され、これにより、上記ケーシングと前記栓が前記取付対象の表側と裏側との間の空気の流通を遮断することを特徴とする栓取付装置。
  2. 前記ケーシングの底部には複数の突起が形成され、これら突起に前記複数の押圧プレートがそれぞれ当たることにより前記押圧プレートが前記収容位置に位置決めされることを特徴とする請求項1に記載の栓取付装置。
  3. 前記押圧プレートは前記突出位置でも前記突起に当たることにより、前記突出位置に位置決めされることを特徴とする請求項2に記載の栓取付装置。
  4. 前記ケーシングの底部には複数の突起が形成され、これら突起に前記複数の押圧プレートが当たることにより前記押圧プレートが前記突出位置に位置決めされることを特徴とする請求項1に記載の栓取付装置。
  5. 前記突起の周面のうち前記押圧プレートが前記突出位置で当接する部位は、前記筒部の周面のうち前記押圧プレートが当接する部位と軸方向に連なっていることを特徴とする請求項3または4に記載の栓取付装置。
  6. 前記収容位置に収容された前記複数の押圧プレートの内接円は、前記栓の本体の外径より大きいことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の栓取付装置。
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