JP2016126164A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きい手振れの発生し易い長秒撮影動作で静止画像を撮影する際においても、手持ちで撮影を行うユーザにとっては簡便に手振れのない画像を得ることのできる技術を提供する。
【解決手段】手振れ補正においては、手振れ検出部において得られた手振れ情報を基に手振れを補正する。露光時間に応じて手振れ補正の制御方法を切り替え、撮像部の露光時間が所定時間以上である場合には、露光時間が所定時間未満の場合に対し、光軸に直交する面内における回転方向の補正範囲を小さい範囲に設定し、光軸に直交する面内における回転方向の手振れに関する情報を、撮像画像を表示する液晶モニター36に表示させる。
【選択図】図12

Description

本発明は、手振れを検出してこれを補正する機構を備える撮像装置及び撮像方法に関する。
昨今、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置では、手持ちで振れのない画像を得るために、手振れ補正機構を持つものが一般的になってきている。例えば、ジャイロセンサや加速度センサにより撮像装置に加えられた振れを検出し、それを打ち消す方向に撮像素子やレンズを動かすことで振れ補正を行う技術や、高速シャッターで撮影した複数の画像を合成することで振れ補正を行う技術が公知である。更には、大きな振れを補正できるよう、これら複数の手法を組み合わせて実施する技術についても開示されている(例えば、特許文献1)。
また、撮影者ができるだけカメラを動かさないように保持することが可能となるように、カメラ本体の振れを検出すると、撮影者に対してカメラ本体の変位を通知する技術についても開示されている(例えば、特許文献2)。
特開2005−189654号公報 特開2011−82719号公報
特許文献1に開示されている方法によれば、振れの方向ごとにそれぞれの手振れ補正手法を割り当てている。撮像装置の仕様により定まるイメージサークルのサイズに対し、撮像素子やレンズのそれぞれについて振れの方向ごとに補正可能な範囲を設定することで、各振れの方向の補正可能な範囲が限定されてしまう。このため、長時間露光で撮影する場合等の大きな手振れが生じるような撮影シーンでは、振れの方向によっては補正し切れず、振れた写真が撮影されてしまうことがある。
特許文献2に開示されている方法によれば、撮影者は、複数の振れ方向を認識して振れを打ち消す方向に撮像装置を動かす必要がある。このため、実際にはこのような方法で手振れを抑制することは困難であり、多くの場合は、振れた写真が撮影されてしまうこととなる。
撮像装置のユーザである撮影者にとっては簡便な方法により、効果的に手振れを補正できることが望ましい。
本発明は、大きい手振れの発生し易い数秒程度の露光を行う静止画像の撮影においても、手持ちで撮影を行うユーザにとっては簡便に手振れのない画像を得ることのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る撮像装置によれば、撮像部と、手振れ検出部と、前記手振れ検出部により得られた手振れ情報を基に手振れを補正する手振れ補正部と、前記撮像部において得られた画像を表示する表示部と、露光時間に応じて手振れ補正の制御方法を切り替える制御部と、を有し、前記制御部は、前記撮像部の露光時間が所定時間以上である場合には、露光時間が前記所定時間未満の場合に対し、光軸に直交する面内における回転方向の補正範囲を小さい範囲に設定し、前記光軸に直交する面内における回転方向の手振れに関する情報を、前記表示部に表示させるように制御することを特徴とする。
本発明の他の態様に係る撮像方法によれば、撮影レンズを通して得られた光束を撮像部で受光し、この撮像部における露光を開始する指示を検出し、露光時間が所定時間以上である場合には、露光時間が前記所定時間未満の場合に対し、光軸に直交する面内における回転方向の補正範囲を小さい範囲に設定し、前記光軸に直交する面内における回転方向の手振れに関する情報を、前記表示部に表示させるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、大きい手振れの発生し易い数秒程度の露光を行う静止画像の撮影においても、手持ちで撮影を行うユーザにとって簡便に手振れのない画像を得ることが可能となる。
第1の実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。 ピッチ・ヨー・ロール方向の手振れの検出について説明する図である。 撮像素子の移動量と各軸方向の手振れ補正できる範囲との関係を説明する図である。 手振れ量の時系列での変化を示したグラフである。 第1の実施形態における各軸方向の補正範囲の割り当て方法を例示する図である。 第1の実施形態に係る撮像装置による全体処理を示したフローチャートである。 静止画撮影動作の詳細を示したフローチャートである。 手振れ補正機能オフ時における撮影動作の詳細を示したフローチャートである。 通常撮影動作の詳細を示したフローチャートである。 長秒撮影動作処理の詳細を示したフローチャートである。 動画撮影動作の詳細を示したフローチャートである。 液晶モニターへのガイドの表示例を示す図である。 液晶モニターに表示するガイドと撮像素子のロール方向の手振れとの関係を説明する図である。 ロール方向の手振れ量の表示方法について説明する図である。 ガイド表示の他の例を示す図である。 ガイド表示の更に他の例を示す図である。 図16に示すガイドを表示する場合におけるガイドと撮像素子の手振れとの関係を説明する図である。 ロール方向の手振れの周波数成分と手振れの大きさとの関係を示した図である。 第2の実施形態に係る撮像装置による長秒撮影動作処理の詳細を示したフローチャートである。 第3の実施形態に係る撮像装置による長秒撮影動作処理の詳細を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。図1に示す撮像装置1は、ボディ100に交換レンズ10が取り付けられており、静止画像及び動画像の撮影や、撮影した画像の再生が可能である。
ボディ100には、電源回路21、シャッター22、防塵機構23、撮像素子24、撮像ステージ25、シャッターチャージ機構26、シャッター制御回路27、防塵制御回路28、撮像素子インタフェース回路29、撮像ステージ駆動回路30、防振制御回路31、画像処理コントローラ32、記録メディア33、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)34、フラッシュROM(Read Only Memory)35、液晶モニター36、ストロボ37、ストロボ駆動回路38、カメラ操作スイッチ39、動作表示部40、無線回路41、EEPROM42及びボディ制御用マイクロコンピュータ(以下BCPUと記載)43を有し、通信コネクタ20を介して交換レンズ10と接続される。
交換レンズ10は、レンズ群11、絞り12、レンズ駆動回路13、絞り駆動回路14及びレンズ制御用マイクロコンピュータ(L_CPU)15を有する。レンズ群11は、レンズ駆動回路13により駆動制御され、被写体からの光を集光する。絞り12は、絞り駆動回路14により駆動制御され、露出の調整を行う。レンズ制御用マイクロコンピュータ15は、例えばCPUから構成され、通信コネクタ20を介してボディ100と通信を行い、ボディ100側からの指示に基づき、交換レンズ10の各部の制御を行う。
なお、図1においては、説明の簡単のため、レンズ群11等、撮像装置1の構成の一部については簡略化して記載をしている。
ボディ100の電源回路21は、撮像装置1を構成する各回路へと電力を供給する。
シャッター22は、シャッターチャージ機構26により充電され、シャッター制御回路27により駆動制御されて、露光時間中のみ開くように構成されている。防塵機構23は、防塵制御回路28により駆動制御され、画像に映る塵埃を除去する。ストロボ37は、撮影に必要なときは、ストロボ駆動回路38により駆動制御されて発光する。
カメラ操作スイッチ39は、レリーズボタン等を含み、カメラ操作スイッチ39を介してユーザからの撮像動作の指示等を受け付ける。動作表示部40は、LED(Light Emitting Diode)等からなり、撮像装置1の動作状態等を表示するために設けられている。
無線回路41は、例えば図1においては不図示の無線端末装置等と無線通信を行い、当該無線端末装置からの撮像動作等の指示を受け付ける。
撮像素子24は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary MOS)等から構成され、交換レンズ10にて集光した光を受光して光電変換し、撮像素子インタフェース回路29を介して画像処理コントローラ32に出力する。
画像処理コントローラ32は、撮像素子インタフェース回路29を介して撮像素子24から読み出した画像信号に対して必要な処理を施す。画像処理コントローラ32が実施する画像処理については、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
画像処理コントローラ32で処理して得られた画像データは、液晶モニター36を通じて表示される。また、ユーザの指示により、記録メディア33に記録される。
BCPU43は、例えばCPUから構成され、ボディ100の各部の制御を行う。EEPROM42は、撮像動作等各種の動作に必要なデータを格納する。フラッシュROM35には、撮像装置1の各種動作に必要な制御プログラムを格納する。SDRAM34は、例えば画像処理コントローラ32において画像処理を実施する際にはワークエリアとして用いられる。
撮像ステージ25には、撮像素子24が固定されている。撮像ステージ25は、撮像ステージ駆動回路30により駆動制御され、実施例では、撮像素子24を伴い移動することにより、手振れ補正が行われる。BCPU43は、センサ部50により検出される信号から各軸方向の撮像装置1の振れ量及び振れの方向を算出し、算出した各軸方向の振れを打ち消すよう、撮像ステージ25の移動量や移動方向を決定する。
センサ部50の各センサ51A、51B、52A〜52Cにより、各軸方向の振れを検出する。センサ部50は、実施例では、それぞれX軸方向及びY軸方向の並進振れを検出するGセンサ51A、51Bと、それぞれピッチ、ヨー、ロール方向の回転振れを検出するジャイロセンサ52A〜52Cとから構成される。
図2は、ピッチ・ヨー・ロール方向の手振れの検出について説明する図である。
ボディ100のセンサ部50のうち、光軸と垂直な面内に、光軸を中心としてX軸及びY軸をとる。上記のGセンサ51A、51Bは、これらの方向の振れを検出する。
図1の3つのジャイロセンサ52A〜52Cのうち、ジャイロセンサ52Aは、ピッチ方向の回転振れを検出する。ここで、X軸周りの回転をピッチ方向の回転と定義する。同様に、ジャイロセンサ52Bは、ヨー方向の回転振れを検出し、Y軸周りの回転をヨー方向の回転とする。ジャイロセンサ52Cは、ロール方向の回転振れを検出し、光軸周りの回転をロール方向の回転とする。
センサ部50の各センサ51A、51B、52A〜52Cで検出した信号は、BCPU43に入力される。防振制御回路31は、BCPU43がセンサ部50から入力される信号に基づき求めた各軸方向の撮像ステージ25の移動方向及び移動量にしたがって、撮像ステージ25を駆動制御する。
このように、撮像装置1では、センサ部50により得られた振れを表す情報に基づき撮像ステージ25を駆動し、撮像ステージ25と共に撮像素子24を移動させて手振れを補正する。図1や図2に示す構成の撮像装置1では、X軸方向、Y軸方向、ピッチ方向の回転、ヨー方向の回転、及びロール方向の回転、のそれぞれについて、手振れ補正を行う。各軸方向につきどれだけ手振れ補正をすることができるかについては、レンズや撮像素子24のサイズ等の撮像装置1の仕様によるだけでなく、ある時点における振れの向きやその大きさにもよる。これについて、図3を参照して説明する。
図3は、撮像素子24の移動量と各軸方向の手振れ補正できる範囲との関係を説明する図である。
図3(a)には、撮像素子24にロール方向の振れがない場合における撮像素子24とレンズ群11によるイメージサークルとの位置関係、及びこれより定まる補正範囲を示す。
撮像素子24のサイズは、横(X方向)Lx、縦(Y方向)Lyであり、また、イメージサークルの直径をDとする。このとき、手振れ補正処理においては、撮像素子24がイメージサークルに内接する矩形の領域Rに収まるように、撮像ステージ25を移動させる必要がある。矩形領域Rを、ここでは、許容補正範囲Rとする。
図3(a)の場合は、例えば、撮像素子24が+X方向には距離l_x、+Y方向には距離l_yだけ移動しても、許容補正範囲R内での移動であるため、補正が可能である。
これに対し、図3(b)は、撮像素子24にロール方向の振れに基づく補正を行う。この場合は、撮像素子24のX方向及びY方向の移動可能な距離は、図3(a)の場合と比べて小さくなる。例えば、撮像素子24の右下の領域では、ロール方向に撮像素子24が回転しているため、+X方向については、撮像素子24は距離l_xb分しか移動できない。また、+Y方向についても、距離l_yaしか移動できない。このように、撮像素子24にロール方向の振れがあると、図3(a)に示す場合と比べて手振れ補正のために撮像素子24を移動させることのできる距離が小さくなってしまう。
ここで、例えば長秒撮影動作(数秒程度の露光時間の撮影動作)においては、手振れが図3の許容補正範囲Rを超えてしまい、手振れを補正し切れないケースが発生しやすくなる。これについて、図4を参照して説明する。
図4は、手振れ量の時系列での変化を示したグラフである。図4の上段から順に、それぞれヨー、ピッチ及びロール方向の手振れ量の時間的な変化を示している。ここでは、カメラ操作スイッチ39のレリーズボタンの半押下があったタイミングを時刻t=0とし、これ以降の各回転方向の手振れ量を角度[deg]で表している。
レリーズボタンが全押下された時刻tから露光が開始する。通常撮影動作(図4では時刻t〜tでの露光)での撮影では、ヨー、ピッチ及びロール方向のいずれについても手振れ量に大きな差はない。しかし、長秒撮影動作(図4では時刻t〜t)では、図4に例示するように、ヨー方向及びピッチ方向に比べて、ロール方向の手振れ量が大きくなってしまうことも多い。なお、以下においては、露光時間が上記長秒撮影動作で設定されている時間未満の撮影動作を、通常撮影動作という。
このように、長秒撮影動作においては、ロール方向の手振れ量が大きくなりがちである。図3(b)で説明したように、ロール方向の手振れに対する補正量が大きくなると、ロール方向以外の方向、即ち、ヨー方向、ピッチ方向、X方向、及びY方向、の補正可能な範囲が小さくなってしまう。そのため、ロール方向以外の方向については手振れを適切に補正し切れず、振れが画像に現れてしまうこともある。
そこで、本実施形態に係る撮像装置1では、露光時間が所定値以上である場合には、ロール方向の補正可能な範囲を、撮像素子24のサイズ(Lx、Ly)やイメージサークルの径(D)より定まる補正範囲よりも小さく割り当てる。このようにすることによって、ロール方向以外の方向については、補正可能な範囲としてより大きい範囲が割り当てられることとなる。
図5は、本実施形態における各軸方向の補正範囲の割り当て方法を例示する図である。図5に示すように、本実施形態においては、撮像装置1が行う各方向の補正範囲を、通常撮影動作または長秒撮影動作のいずれであるかに応じて変更する。
図5に示す例では、通常撮影動作の場合は、補正範囲の変更は行わない。これに対し、長秒撮影動作の場合は、図4を参照して説明したように、ロール方向の手振れ量が大きくなり、他の軸方向の補正範囲がこれに影響を受けやすくなる。そこで、ロール方向以外の方向の手振れについては、撮像装置1による補正範囲(補正ストローク)を、通常撮影動作の場合よりも大きく設定し、ロール方向の手振れについては、撮像装置1による補正範囲(補正ストローク)を、通常撮影動作の場合よりも小さく設定する。そして、ロール方向の手振れについては、撮像装置1の液晶モニター36に、ロール方向の手振れ補正に関するガイドを表示させる。ガイドによりロール方向の手振れに関する各種の情報を提示することによって、撮像装置1の手振れ補正機構によって手振れ補正が可能な補正範囲を超える手振れについては、ユーザに手振れの補正を促すための告知を行う。
図6は、本実施形態に係る撮像装置1による全体処理を示したフローチャートである。
図6に示す一連の処理は、まず、ステップS1で、BCPU43が、カメラ操作スイッチ39の一つである電源スイッチがオンに切り替えられたか否かを判定する。ここでは、電源スイッチがオフからオンに切り替えられるまで待機し、BCPU43が、電源スイッチがオンに切り替わったことを認識すると、ステップS2へと処理を移行させる。ステップS2では、BCPU43は、ボディ100の初期化動作を実行する。
ステップS3で、BCPU43は、動作モードの選択を受け付ける。実施例では、動画像及び静止画像の再生を行う再生モード及び画像の撮影を行う撮影モードがあり、撮影モードには、更に、動画像を撮影する動画撮影モードと静止画像の撮影を行う静止画撮影モードとを用意する。ユーザは、液晶モニター36に表示される動作モードメニュー等より、図1においては不図示のタッチパネル等を介して動作モードを選択する。再生モードが選択された場合は、ステップS4へ処理を移行させ、撮影モードが選択された場合は、ステップS11へ処理を移行させる。
再生モードが選択された場合は、ステップS4で、BCPU43は、再生モード動作を実行させる。ここでは、SDRAM34や記録メディア33等に記録されている画像データ等を読み出して、動画像や静止画像を液晶モニター36に表示させる処理を実行する。
ステップS5で、BCPU43は、ユーザから再生を終了する旨の指示が入力されたか否かを判定する。当該指示を認識すると、ステップS7へと処理を移行させる。そして、ステップS7で、BCPU43は、電源スイッチがオンからオフに切り替えられたか否かを判定する。オフに切り替えられていない場合(ステップS7でNoの場合)は、ステップS3に戻り、オフに切り替えられた場合(ステップS7でYesの場合)は、ステップS8で、BCPU43は、撮像装置1のシステムを終了させる処理を実行し、処理を終了する。
ステップS3で撮影モードが選択された場合は、ステップS11で、BCPU43は、撮影準備状態に入るよう各部を制御する。そして、ステップS12で、BCPU43は、ユーザの選択した撮影モードが動画撮影モードであるか否かを判定する。動画撮影モードが選択されている場合は、ステップS23へ、静止画撮影モードである場合は、ステップS13へと処理を移行させる。
ステップS13では、BCPU43は、撮影の開始を待ち受ける。撮影が開始すると(ステップS13でYesの場合)、ステップS14に進み、静止画像の撮影動作処理を実行する。このとき、上述のとおり、長秒撮影動作の場合は、撮像装置1によるロール方向の補正範囲を通常撮影動作の場合より小さく設定しつつ、液晶モニター36にガイドを表示する。そして、ユーザにロール方向の手振れが撮像装置1の手振れ補正機構により手振れ補正が可能な補正範囲内となるよう、告知を行う。ステップS14の静止画像の撮影動作処理の詳細については、後にフローチャートを参照して詳しく説明する。
ステップS15で、BCPU43は、ユーザから静止画像の撮影を終了する旨の指示が入力されたか否かを判定する。当該指示を認識すると、ステップS16へと処理を移行させる。ステップS16では、BCPU43は、SDRAM34等からステップS14で撮影した画像のデータを読み出して、静止画像のビュー表示を液晶モニター36に出力するよう各部を制御する。
ステップS17以降の処理については、ステップS7以降の処理と同様である。
一方、ステップS12で動画撮影モードであると判定された場合は、ステップS23で、BCPU43は、ユーザからの撮影開始の指示を待ち受ける。撮影が開始すると(ステップS23でYesの場合)、ステップS24に進み、動画像の撮影動作処理を実行する。動画像の撮影動作処理の詳細については、後に図11を参照して説明する。
ステップS25で、BCPU43は、ユーザから動画像の撮影を終了する旨の指示が入力されたか否かを判定し、当該指示を認識すると、ステップS26へと処理を移行させる。ステップS26以降の処理については、ステップS7やステップS17以降の処理と同様である。
次に、図7〜図11を参照して、図6のステップS14及びステップS24の各撮影モードにおける動作の詳細について説明する。
図7は、図6のステップS14の静止画撮影動作の詳細を示したフローチャートである。
静止画像の撮影動作においては、まず、ステップS31で、BCPU43は、初期化処理として交換レンズ10のレンズ群11の情報を入力する。ステップS32で、BCPU43は、撮像面の中心位置(図3の点O)を初期化させる(センタリング動作)。
ステップS33で、BCPU43は、手振れ補正機能がオンに設定されているか否かを判定する。手振れ補正機能がオフに設定されている(ステップS33でNoの)場合は、ステップS37へと処理を移行させ、手振れ補正機能オフ時の撮影動作処理を実行し、静止画撮影モードにおける撮影動作を終了する。手振れ補正機能がオンに設定されている(ステップS33でYesの)場合は、ステップS34に進む。
ステップS34で、BCPU43は、撮像装置1が静止しているか否かを判定する。ここでの撮像装置1の静止判定は、撮像素子24にて撮像して得られる画像等より判定する。三脚等により撮像装置1が固定されている場合は、画像に振れが現れず、撮像装置1が静止していると判定される。撮像装置1が静止していると判定した場合は、上記と同様に、ステップS37に進み、手振れ補正機能オフ時の撮影動作処理を実行し、特に手振れ補正は行わずに、静止画撮影モードにおける撮影動作を終了する。撮像装置1が静止していない(画像にぶれがある)と判定した場合は、ステップS35へと処理を移行させる。
ステップS35では、BCPU43は、長秒撮影動作における手振れ補正機能がオンに設定されているか否かを判定する。長秒撮影動作における手振れ補正機能とは、図5等を参照して説明したように、長秒撮影動作時には、撮像装置1によるロール方向の補正範囲を限定して通常撮影動作時よりも小さく設定(例えば通常撮影動作時の60%に設定)し、液晶モニター36にガイドを表示して、ユーザに手振れ補正機構によって補正可能な補正範囲を超えるロール方向の手振れの制御を委ねる手振れの補正方法である。長秒手振れ補正機能がオンに設定されている(ステップS35でYesの)場合は、ステップS36へ処理を移行させ、長秒撮影動作であるか否かを更に判定する。長秒撮影動作であるか否かは、露光時間が予め設定されている所定値よりも長いか否かに基づき判定する。長秒撮影動作である(ステップS36でYesの)場合は、ステップS39に進み、長秒撮影動作処理を実行して静止画撮影モードにおける撮影動作を終了する。ステップS36において、長秒撮影動作でない(通常撮影動作である、ステップS36でNoの)場合は、ステップS38の通常撮影動作処理へと進む。ステップS35の判定において、長秒手振れ補正機能がオフに設定されている(ステップS35でNo)の場合も、ステップS38に進む。
ステップS37、S38及びS39の各撮影動作の詳細について、それぞれ図8乃至図10を参照して説明する。
図8は、図7のステップS37の手振れ補正機能オフ時における撮影動作の詳細を示したフローチャートである。
手振れ補正機能オフ時においては、まず、ステップS41で、BCPU43は、防振用の撮像ステージ25を所定の位置に保持させ、ステップS42で、レリーズボタンの半押下を待ち受ける。保持方法としては、例えば既存のVCM(voice coil motor)等のアクチュエータを用いて駆動、保持を行う。レリーズボタンの半押下がない(ステップS42でNoの)場合は、ステップS41に戻る。1回目のレリーズボタンの半押下を認識すると(ステップS42でYesの場合)、ステップS43に進む。
ステップS43で、BCPU43は、AF(オートフォーカス)やAE(自動露出)を行うよう各部を制御する。そして、ステップS44で、BCPU43は、レリーズボタンの全押下を待ち受ける。レリーズボタンの全押下がない(ステップS44でNoの)場合は、ステップS42に戻る。レリーズボタンの全押下を認識すると(ステップS44でYesの場合)、ステップS45に進む。
ステップS45で、BCPU43は、露光動作を開始させ、ステップS46で、所定の露光時間が経過して露光が終了したか否かを判定する。露光が終了していない(ステップS46でNoの)場合は、ステップS45に戻り、露光が終了すると(ステップS46でYesの場合)、図8に示す一連の撮影動作を終了する。
図9は、図7のステップS38の通常撮影動作の詳細を示したフローチャートである。
通常撮影動作においては、まず、ステップS51で、BCPU43は、撮像装置1による補正範囲(補正ストローク)を初期化する。図5の説明で述べたとおり、ここでは、ロール方向についての補正範囲の限定は行わない。
ステップS52で、BCPU43は、手振れ補正駆動を開始するよう各部を制御する。これにより、撮像ステージ25が各軸方向の撮像素子1の移動を打ち消す方向に移動するよう駆動される。
ステップS53で、BCPU43は、レリーズボタンの半押下を待ち受ける。レリーズボタンの半押下がない(ステップS53でNoの)場合は、ステップS52に戻る。レリーズボタンの半押下を認識すると(ステップS53でYesの場合)、ステップS54に進む。ステップS54及びステップS55の処理は、それぞれ図8のステップS43及びステップS44の処理と同様であり、ステップS55でレリーズボタンの全押下を認識すると(ステップS55でYesの場合)、ステップS56へと処理を移行させる。
ステップS56で、BCPU43は、以後のステップにおいて開始する露光動作の前に、一旦撮像ステージ25の位置を初期化させる。ステップS56は手振れ補正の補正範囲を最大限に利用可能とするために行われる。別の実施形態においてはステップS56を行わなくても良い。ステップS57以降の処理については、図8のステップ45以降の処理と同様である。
図10は、図7のステップS39の長秒撮影動作処理の詳細を示したフローチャートである。
長秒撮影動作処理においては、まず、ステップS61で、BCPU43は、軸ごとの補正範囲(補正ストローク)を初期化する。先の説明でも述べたとおり、長秒撮影動作の場合は、ロール方向の補正範囲については通常撮影動作の場合と比べて小さい範囲を設定する(例えば、通常撮影動作の場合の60%に設定)。ロール方向以外の方向については、ロール方向の補正範囲により小さい範囲を設定した分、通常撮影動作の場合よりも大きい範囲を設定する(例えば、通常撮影動作の場合の130%に設定)。
ステップS62で、BCPU43は、液晶モニター36に表示するガイドのマージンを更新し、初期化する。液晶モニター36に表示するガイドについては、後に図面を参照して具体的に説明する。
ステップS63で、BCPU43は、手振れ補正駆動を開始するよう各部を制御する。これについては、図8のステップS52と同様である。
ステップS64で、BCPU43は、ライブビュー中にガイドを液晶モニター36に表示させるか否かを判定する。ライブビュー中のガイドの表示/非表示は、例えば、予め、あるいはステップS64のタイミングでユーザにより選択される。ライブビュー中はガイドを非表示とする(ステップS64でNoの)場合は、特に処理を行わず、ステップS66に進む。ライブビュー中にガイドを表示させる(ステップS64でYesの)場合は、ステップS65に進み、BCPU43は、ガイドの液晶モニター36への表示を開始させ、ステップS66に進む。
ステップS66〜ステップS69の処理は、それぞれ図9のステップS56の処理と同様である。ステップS69で、露光動作の開始前に撮像ステージ25の位置を初期化すると、ステップS70で、BCPU43は、ガイドの表示を初期化する。露光動作開始前におけるガイドの表示の初期化についても、後に図面を参照して具体的に説明する。
ステップS71以降の処理については、図8のステップS45以降や図9のステップS57以降の処理と同様である。
なお、図6のステップS24の動画像の撮影動作処理においても、静止画像の場合と同様に、手振れ補正機能がオンに設定されている場合には、手振れ補正を行う。動画像の撮影動作の詳細について、図11を参照して説明する。
図11は、図6のステップS24の動画撮影動作の詳細を示したフローチャートである。
ステップS81乃至ステップS83の判定までの処理については、静止画撮影動作の詳細を示した図7のフローチャートのうちのステップS31乃至ステップS33の判定までと同様である。
ステップS83の判定において、手振れ補正機能がオフに設定されている(ステップS83でNoの)場合は、ステップS85に進む。ステップS85では、図8のステップS41、すなわち、静止画像の撮影において手振れ機能がオフに設定されている場合と同様に、防振用の撮像ステージ25を所定の位置に保持させ、ステップS86へと処理を移行させる。
一方、ステップS83の判定において、手振れ補正機能がオンに設定されている(ステップS83でYesの)場合は、ステップS84に進む。ステップS84では、図9のステップS52や図10のステップS63と同様に、BCPU43は、手振れ補正駆動を開始させ、ステップS86へと処理を移行させる。
ステップS86及びステップS87については、図8のステップS42及びステップS43と同様である。
ステップS88で、BCPU43は、録画開始の指示があったか否かを判定する。具体的には、レリーズボタンの全押下を待ち受けて、録画開始の指示がない(ステップS88でNoの)場合は、ステップS86に戻る。レリーズボタンが全押下され、録画開始の指示がある(ステップS88でYesの)場合は、ステップS89に進む。
以降の処理においては、ステップS89で、BCPU43は、録画動作を実行し、ステップS90で、BCPU43は、ユーザからの録画を終了する旨の指示を待ち受け、当該指示の入力がない(ステップS90でNoの)場合は、ステップS89に戻り、当該指示の入力があると(ステップS90でYesの場合)、撮影動作を終了する。
図10のフローチャートの説明でも述べたように、長秒撮影動作においては、ロール方向の補正範囲(補正ストローク)を通常撮影動作時よりも小さく設定して、液晶モニター36にはガイドを表示して、図10のステップS61で設定した補正範囲を超えるロール方向の手振れについては、ユーザに補正を促すための告知を行う。次に、液晶モニター36に表示するガイドについて具体的に説明する。
図12は、液晶モニター36へのガイドの表示例を示す図である。図12においては、図6、及び図10に示すフローチャート中の各ステップにおいて液晶モニター36に表示するガイドを、そのときの画像及び撮像ステージ25の位置と対応付けて記載している。ここでは、ライブビュー中にもガイドを表示する場合を例示する。
図12に例示するように、ガイドでは、ロール方向の振れが補正範囲(補正ストローク)に収まっているかを直感的に確認して修正をし易いように、水準器に似せた形状のガイドを表示する。実施例では、ガイドを撮像画像と重ねて表示させる。ユーザは、液晶モニター36に表示されるこのようなガイドを通じて、撮像ステージ25のロール方向の振れがどのような状態にあるかを把握する。ガイドの構成について、図13等を参照して説明する。
図13は、液晶モニター36に表示するガイドと撮像素子24のロール方向の振れとの関係を説明する図である。
実施例では、ガイドGの中心位置(図13の「0」)を「手振れなし」とする。
図13(a)に示すように、撮像素子24が中立位置に対して+θ[deg]回転している(撮像装置1は−θ[deg]回転している)ときは、ガイドGでは、図13(b)のように、撮像素子24の回転角θに応じて、現在のロール方向の位置を示す位置情報Pを左方へと移動させる。位置情報Pが図13(b)の補正ストロークSの外にある場合には、ユーザが撮像装置1を+θ方向に回転させると、撮像素子24は−θ方向に回転するため、図中の位置情報Pは、右側へと移動する。ユーザは、液晶モニター36に表示されるガイドGを参照して、位置情報Pが補正ストロークS内の位置に戻るまで、撮像装置1を+θ方向へ傾けることで、ロール方向の手振れを制御できる。
なお、撮像素子24のロール方向の回転角が−θである場合は、ガイドの中心位置0に対して右方に位置情報Pが表示される。この場合も、ユーザが撮像装置1をロール方向で−θ方向に回転させると、位置情報Pは、左側へと移動し、位置情報Pが補正ストロークS内の位置に戻るまで撮像装置1を傾けることで、ロール方向の手振れを制御できる。
図13(a)には、同図の反時計回転方向を+方向とした場合、X軸の位置を基準として撮像素子24のロール方向の回転角すなわち手振れ量が+θであるときの撮像素子24の位置を実線で示し、長秒撮影動作における+θ方向の補正ストローク内の最大角度+θの手振れが生じているときの撮像素子24の位置を破線で示す。また、通常撮影動作における+θ方向の補正ストローク内の最大角度の手振れが生じているときの撮像素子24の位置を一点鎖線で示す。長秒撮影動作時のロール方向の手振れ補正では、通常撮影動作時に比して小さな補正ストロークの範囲(−θ≦θ≦+θ)で撮像素子24を回転させて手振れ補正が行われる。検出されたロール方向の手振れ量が±θを超えた場合は、位置情報PをガイドGの補正ストロークS外に表示する。この場合、手振れ補正機構はロール方向に±θまで駆動し、手振れ量が再びロール方向に±θより小さくなるまで、その状態を保持する。ロール方向の手振れ量が±θを超える大きな手振れについては、ユーザがガイドGを参照しながら、ロール方向の手振れ量が±θを超えないように制御する。ユーザによる制御が困難と考えられるロール方向の手振れ量が±θ以下の細かな手振れについては、手振れ補正機構が駆動することで打ち消すことができる。なお、上記実施の形態における通常撮影動作時の補正ストローク内の最大角度は、例えば、k・θ(k>1)に設定されている。
但し、実施例では、補正ストロークSは、−θ≦θ≦+θの範囲であるが、図13(b)に示すガイドGでは、補正ストロークに対してΔだけマージンを持たせている。図13(a)のように、撮像装置1により補正可能な最大の手振れ量である+θまでを補正ストロークS内に表示したとすると、瞬間的な高周波数の手振れにより、撮像装置1のロール方向の手振れ量が補正ストロークを超えてしまう可能性があるためである。このように、実施例では、マージンΔを持たせて、ロール方向の手振れ量θが−θ+Δ≦θ≦θ−Δの範囲にある場合には、ロール方向の手振れが手振れ補正機構により補正可能な補正範囲である補正ストロークS内にあるとして、位置情報Pを表示させる。
図14は、撮像装置1のロール方向の手振れ量の表示方法について説明する図である。
図14(a)は、ロール方向の手振れが補正ストロークの範囲S内にある場合を、図14(b)は、補正ストロークの範囲S外にある場合を示す。図13を参照して説明した方法により、ロール方向の手振れが補正ストロークS内にあるのか、あるいは補正ストロークS外にあるのかを判定する。
なお、図14(c)に示すように、撮像装置1を傾けて撮影を行う場合には、撮像装置1の角度に応じて画面及びガイドGのなす角度を変更する構成としてもよい。このような構成とすることで、撮像装置1を傾けて撮影する場合であっても、ユーザは、ガイドGを参照して適切にロール方向の手振れを制御できる。
図12の説明に戻る。図12のライブビュー中の表示は、撮影前のライブビューにおける振れガイドを表す。図10のステップS65のライブビューにおいてもガイドを表示する場合には、ユーザは、ガイドを参照しながらロール方向の手振れを制御しつつ、レリーズボタンを全押下することとなる。
レリーズボタンの全押下があった場合には、図12のレリーズ全押下の表示を行う。この場合のガイド表示は、露光開始時の撮像装置1の姿勢と撮像素子25の位置とを表す。レリーズボタンの全押下によって、図10のステップS69で撮像ステージ25の位置をリセットし、ステップS70において、ガイドの表示を初期化して、全方向の手振れ量をゼロにリセットする。こうして、リセット後の撮像ステージ25の位置を基準として、同様に初期化したガイドにロール方向の手振れに関する各種の情報を表示することで、長秒撮影動作の際における手振れを効果的に制御できる。なお、別の実施形態では、撮像ステージ25の位置をリセットしない場合は、ガイド表示の位置情報Pは中心位置へリセットせずに、撮像ステージ25の位置に対応した表示を行う。
その後、図10のステップS71で露光動作を行っている間にも、ガイドについてはそのまま液晶モニター36に表示させ続ける。図12の露光動作中のガイド表示は、露光動作における振れガイドを表す。ユーザは、ガイドを参照して長秒撮影動作の間のロール方向の手振れを制御できる。
図6のステップS16において、このようにして撮像して得られた画像のビュー表示を液晶モニター36に出力する際には、図12に例示するように、露光中に生じたロール方向の手振れの範囲をガイド上で色分けして表示してもよい。図示する例では、ロール方向の手振れが補正ストロークに収まっていたことを表す「OK」の表示とともに、補正ストローク及び実際の手振れの範囲を表示させている。
ガイドは、ユーザが、液晶モニター36の表示を通じて撮像装置1のロール方向の手振れ量を直感的に把握して制御できる形態であれば、図13や図14等に例示する以外の表示形態であってもよい。
図15は、ガイド表示の他の例を示す図である。
例えば、図15(a)に示すように、バーの中央を手振れのない(θ=0)の中心位置0とし、ロール方向の手振れ量に応じて色分け表示をしてもよい。あるいは、図15(b)に示すように、航空機の姿勢指示器のような形態で表示してもよい。この他にも、目盛りや数字等を用いて、ロール方向の手振れ量θを表示する等でもよい。この他、アイコン等でロール方向の手振れ量θを表示してもよい。
更には、ロール方向の手振れ以外にも、他の方向の手振れ量を組み合わせて表示してもよい。
図16は、ガイド表示の更に他の例を示す図である。図16においては、X方向の手振れ量を表すガイドG1と、Y方向の手振れ量を表すガイドG2とを表示している。ここでは、ロール方向の手振れだけでなく、ヨー・ピッチ方向の他の回転方向や、X・Y方向の並進方向等の他の軸方向の手振れを含めてガイドに表示している。
図17は、図16に示すガイドを表示する場合におけるガイドG1、G2と撮像素子24の振れとの関係を説明する図である。
ロール軸以外の軸方向の手振れについてもガイドG1、G2で表示をする場合は、撮像素子24が撮像ステージ25に対してどれだけ変位しているかをガイドG1、G2で表示することとなる。ガイドG1及びG2のそれぞれについても、図13のガイドGと同様に、それぞれマージンΔ´及びΔ´´を持たせて、−x+Δ´≦x≦x−Δ´及び−y+Δ´´≦y≦y−Δ´´の範囲を補正ストロークとしている。ユーザは、ガイドG1、G2のいずれについても位置情報P1、P2が補正ストローク内に収まるように撮像装置1を動かすことで、適切に手振れの制御を行うことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る撮像装置1によれば、長秒撮影動作により静止画像の撮影を行う際には、ロール方向については、撮像装置1が補正を行う範囲として、通常撮影動作時よりも小さい範囲を設定する。そして、液晶モニター36には、ロール方向について生じている手振れに関する情報を示すガイドを表示する。ユーザは、ガイドを参照して、露光時に生じるロール方向の手振れを解消する方向に撮像装置1を移動(回転)させることとなる。このように、撮像装置1の手振れ補正機構により手振れ補正が可能な補正範囲を超える手振れについては、撮影者であるユーザに手振れの制御を委ねることとし、ロール方向の補正範囲をより小さく設定する。これにより、他の軸方向については補正範囲をより大きく設定することができ、長秒撮影動作であっても、ロール方向の手振れにより他の軸方向の手振れがし切れない事態を効果的に回避できる。したがって、ユーザは、手持ちの撮影であっても、簡便な方法により手振れのない画像を得ることが可能となる。
<第2の実施形態>
上記の実施形態においては、静止画像の長秒撮影動作時には、ロール方向の手振れについては補正範囲を小さく設定して他の方向の補正範囲を大きく取りつつ、液晶モニター36にガイドを表示して、ユーザがロール方向の手振れを制御する構成としている。これに対し、本実施形態においては、更に、ロール方向の手振れのうち、比較的制御が容易な周波数帯域の成分の手振れのみをユーザの制御に委ねることとしている点で異なる。
以下、本実施形態に係る撮像装置による長秒撮影動作時における手振れの補正方法について、上記の実施形態と異なる点を中心に説明する。撮像装置1の構成等については、先に図1等を参照して説明したとおりである。
図18は、ロール方向の手振れの周波数成分と手振れの大きさとの関係を示した図である。図18の縦軸には、振幅すなわちロール方向の手振れ量[deg]を、横軸には、手振れの周波数[Hz]をとる。
手振れは、ユーザである撮影者の意図とは無関係に生じるものであるが、このうち、低周波成分の手振れについては、ユーザが意識することで制御が可能である。ユーザが制御可能な周波数は、凡そ1[Hz]である。図18のグラフでは、周波数成分が1[Hz]に対応する振幅(ロール方向の手振れ量)は、凡そ0.5[deg]である。このことから、閾値Thを1[Hz]とし、グラフ上で閾値Thに対応する値0.5[deg]よりも大きい手振れについては、ユーザが制御をする。振幅が0.5[deg]以下の手振れ、すなわち、周波数が1[Hz]以上の手振れについては、撮像装置1が補正を行う。
この場合、ロール方向の補正範囲としては、0.5[deg]に所定のマージンを持たせ、±0.5[deg]よりも大きい範囲を撮像装置1による補正範囲とすることが望ましい。マージンに関しては、上記第1の実施形態の説明において、図13を参照して述べたとおりである。
また、上記の閾値Thやマージンについては、上記の数値に限らず、予め固定値を設定しておき、これを用いることとしてもよいが、ユーザである撮影者のスキル等に応じて適宜値を選択可能な構成としてもよい。いずれの場合であっても、必要な値は、図1のSDRAM34等に保持しておき、これを読み出して用いる。
あるいは、撮影条件から判断し、適切な値を設定する構成としてもよい。例えば、焦点距離に応じて変更することができる。具体的には、広角での撮影では、ピッチ方向やヨー方向の補正範囲には余裕があると見込まれる。このことから、閾値Thをより低周波数にする、また、マージンを大きくとる等の変更が可能である。但し、マクロ撮影では、並進方向(X方向及びY方向)の手振れに対して補正範囲を大きくとる必要があるため、閾値Thやマージンを大きくとることはできない点に留意しなければならない。
更には、周波数成分が1[Hz]以上の手振れについては、そのばらつき(偏差)を求め、これに基づきマージンを設定してもよい。このような構成とすることで、実際に生じている手振れに基づき適切にマージンを設定することができる。
図19は、本実施形態に係る撮像装置1による長秒撮影動作処理の詳細を示したフローチャートである。図10の第1の実施形態のフローチャートと比較をすると、図19に示すフローチャートでは、ステップS112、S117及びS118が追加されている点で異なる。
具体的には、ステップS111で、軸ごとの補正範囲(補正ストローク)を初期化した後に、ステップS112で、BCPU43は、手振れの解析処理を開始する。手振れの解析処理を開始した後に実行するステップS113〜ステップS116の処理は、それぞれ図10のステップS63及びステップS66〜ステップS68の処理と同様である。
レリーズボタンの全押下を認識すると(ステップS116でYesの場合)、ステップS117へと処理を移行させる。ステップS117で、BCPU43は、手振れ解析処理を終了する。手振れ解析処理では、AFやSEの動作の間に実際に生じている手振れのデータを収集し、周波数分解して、上記の閾値Thやマージンを決定する。
こうして、ステップS118で、BCPU43は、手振れ解析の結果に基づき、補正ストローク及びガイドのマージンを更新する。ステップS119以降の処理は、図10のステップS69以降の処理と同様である。
このように、本実施形態に係る撮像装置1によれば、ロール方向の手振れのうち、撮影者であるユーザが制御可能な低い周波数帯域の手振れについてはユーザが制御することとし、ユーザにとっては制御することが難しい高い周波数帯域の手振れについては、撮像装置1の側で手振れ補正を行う。これにより、長秒撮影動作において、より効果的に手振れを抑制することが可能となる。
<第3の実施形態>
上記の第1及び第2の実施形態においては、長秒撮影動作では、撮像装置1によるロール方向の補正範囲を小さくとり、ロール方向の手振れをユーザが制御することとし、その分他の方向の補正範囲をより大きくとることで、効果的に手振れを補正している。本実施形態では、かかる方法に、更に電子手振れ補正を組み合わせて手振れの補正を行う。
以下に、本実施形態に係る撮像装置による長秒撮影動作時における手振れの補正方法について、上記の実施形態と異なる点を中心に説明する。撮像装置1の構成等については、先に図1を参照して説明したとおりである。
図20は、本実施形態に係る撮像装置1による長秒撮影動作処理の詳細を示したフローチャートである。このうち、ステップS131の補正軸及び補正範囲(補正ストローク)を初期化する処理から、ステップS140の露光動作を開始する処理までは、図10のステップS61からステップS71までの処理とほぼ同様である。但し、図20のフローでは、図10のステップS64のライブビュー中にガイドを表示させるか否かの判定がない点は異なっている。
ステップS140で露光動作を開始した後、ステップS141で、BCPU43は、電子手振れ補正機能がオンに設定されている(ステップS141でYesの)場合は、ステップS142へと処理を移行させる。ここで、電子手振れ補正機能がオフに設定されている(ステップS141でNoの)場合は、ステップS144へと処理を移行させ、以後は、上記の実施形態と同様の処理を実行する。
電子手振れ補正を行う場合は、ステップS142で、BCPU43は、手振れ量が大きくなり、手振れが補正範囲の端部を超えたか否か(補正ストローク内であるか否か)を判定する。手振れが補正範囲内にある(ステップS142でNoの)場合は、ステップS144に進み、BCPU43は、所定の露光時間が経過して露光が終了したか否かを判定し、露光が終了していない場合は、ステップS140に戻る。
一方、手振れが補正範囲を超えると(ステップS142でYesの場合)、ステップS143に進み、BCPU43は、露光を一旦終了し、撮像素子24から信号を読み出して得られた画像を、SDRAM34等に一時記憶させておく。そして、ステップS138に戻り、撮像ステージ25の位置を初期化して初期位置に戻すよう制御を行った後に、新たに露光動作を開始する(ステップS140)。露光時間についても、一旦リセットし、新たにカウントを開始する。こうして、ステップS144の判定にて露光が終了したと判定されると、BCPU43は、先にステップS143においてSDRAM34等に一時記憶させておいた画像を位置合わせして合成するよう画像処理コントローラ32に指示を出すと、図20に示す一連の処理を終了する。
なお、電子手振れ補正において複数の画像の位置合わせをして合成し、1つの画像を得る技術については、公知の技術を用いている。
このように、本実施形態に係る撮像装置1によれば、電子手振れ補正を更に組み合わせて用いているため、初心者や手振れの非常に大きいシーンを対象とする場合であっても、手振れを十分に抑制することが可能となる。
なお、上記の第1〜第3の実施形態の説明においては、撮像素子24を駆動することにより手振れ補正を行う場合を例に説明をしているが、これに限定されるものではない。例えば、撮像素子24の読み出しアドレスをその回転に応じて変換することによる手振れ補正や、撮像素子24から読み出したデータをその回転に応じて座標変換を行うことによる手振れ補正等に適用してもよい。これらの方式で手振れ補正を行う撮像装置1において上記の第1〜第3の実施形態に係る撮像方法を適用して手振れを補正する場合であっても、上記と同様の効果を得る。
また、上記第1〜第3の実施形態の説明においては、長秒撮影動作の際にロール方向の手振れについてその補正範囲を小さく設定する場合を例に説明をしているが、これにも限定されるものではない。例えば光軸から偏心した軸周りの回転等の光軸に直交する面内における回転方向に対して上記の手振れ補正方法を適用した場合であっても、上記と同様の効果を得る。
本発明は、上述した実施形態そのままに限定されるものではく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。
1 撮像装置
10 交換レンズ
11 レンズ群
12 絞り
22 シャッター
23 防塵機構
24 撮像素子
50 センサ部
100 ボディ

Claims (5)

  1. 撮像部と、
    手振れ検出部と、
    前記手振れ検出部により得られた手振れ情報を基に手振れを補正する手振れ補正部と、
    前記撮像部において得られた画像を表示する表示部と、
    露光時間に応じて手振れ補正の制御方法を切り替える制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記撮像部の露光時間が所定時間以上である場合には、露光時間が前記所定時間未満の場合に対し、光軸に直交する面内における回転方向の補正範囲を小さい範囲に設定し、前記光軸に直交する面内における回転方向の手振れに関する情報を、前記表示部に表示させるように制御する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記手振れ補正部は、前記撮像部を駆動することにより手振れを補正し、
    前記制御部は、前記表示部に、露光開始時における前記撮像部の位置を基準位置として表示させ、前記光軸に直交する面内における回転方向についての露光中に生じた前記基準位置に対する手振れの方向及び手振れ量を表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、前記光軸に直交する面内における回転方向の手振れのうち、所定の周波数よりも高い周波数帯域の振れについては、前記手振れ補正部で補正を行い、前記所定の周波数よりも低い周波数帯域の振れに関する情報については、前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記撮像部における露光中に前記手振れが所定値を超えた場合には、露光を終了して画像データを取得し、その後新たに前記撮像部における露光を開始させる露光制御部と、
    前記露光制御部による露光制御により得られた複数枚の画像データから、手振れ補正された1枚の画像を得る画像合成部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の撮像装置。
  5. 撮影レンズを通して得られた光束を撮像部で受光し、この撮像部における露光を開始する指示を検出し、
    露光時間が所定時間以上である場合には、露光時間が前記所定時間未満の場合に対し、光軸に直交する面内における回転方向の補正範囲を小さい範囲に設定し、
    前記光軸に直交する面内における回転方向の手振れに関する情報を、前記表示部に表示させるように制御する
    ことを特徴とする撮像方法。
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