JP2016123720A - サポーター - Google Patents
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Abstract
【課題】着用時にずり上がりやずり下がりが生じることなく、しかも装着部位に過度の圧迫がかかることのないサポーターの提供。
【解決手段】略長方形状の本体部と略長方形状の止脱用帯部とが、当該本体部の長手方向の一端に形成された略V字状又は略U字状の切欠端縁部と、当該止脱用帯部の長手方向の一端に形成された略V字状又は略U字状の突出端縁部で連結一体化されていることを特徴とするサポーター。
【選択図】図2
【解決手段】略長方形状の本体部と略長方形状の止脱用帯部とが、当該本体部の長手方向の一端に形成された略V字状又は略U字状の切欠端縁部と、当該止脱用帯部の長手方向の一端に形成された略V字状又は略U字状の突出端縁部で連結一体化されていることを特徴とするサポーター。
【選択図】図2
Description
本発明はサポーター、更に詳細には運動用サポーターとしてはもとより、腰痛帯、骨盤矯正ベルト、胸部固定ベルト等の医療用サポーター、更にはだて締め等の和装用固定ベルト等としても好適に用いられるサポーターに関する。
従来よりサポーターとしては種々の形態のものが報告されているが、その一つとして略長方形状の本体部に、略長方形状の止脱用帯部を連結一体化した所謂帯状タイプのサポーターも知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、斯かる従来の帯状タイプのサポーターは、何れも略長方形状の本体部の垂直線状端縁部と略長方形状の止脱用帯部の垂直線状端縁部とを連結一体化しているものであったため、当該止脱用帯部の長手寸法は何れの部位も同一寸法となっている。そのため当該止脱用帯部を引き伸ばして本体部に巻回止着すると、止脱用帯部の伸び距離に差が生じないので、止脱用帯部の何れの部位においても同じ強さの圧迫固定力が奏されることになる。
その結果、止脱用帯部が圧迫固定力が弱い生地の場合、ずり上がりやずり下がりが生じ易い、と云う問題があった。
他方、これを避けるため、圧迫固定力のより強い生地を用いると、ずり上がりやずり下がりは防止し得るものの、装着部への圧迫が過度になり、長時間の装着が困難となると共に、運動性に制約を受け、更には胸部固定の場合には患部たる胸部への過度の圧迫により呼吸が困難になってしまう問題があった。
その結果、止脱用帯部が圧迫固定力が弱い生地の場合、ずり上がりやずり下がりが生じ易い、と云う問題があった。
他方、これを避けるため、圧迫固定力のより強い生地を用いると、ずり上がりやずり下がりは防止し得るものの、装着部への圧迫が過度になり、長時間の装着が困難となると共に、運動性に制約を受け、更には胸部固定の場合には患部たる胸部への過度の圧迫により呼吸が困難になってしまう問題があった。
本発明は、上記の如き従来の問題に鑑みてなされたもので、着用時にずり上がりやずり下がりが生じることなく、しかも装着部位に過度の圧迫がかかることのないサポーターを提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決すべく種々研究を重ねた結果、本体部と止脱用帯部との連結部を止脱用帯部側に拡開する略V字状又は略U字状とすれば、止脱用帯部の上部及び下部領域においては強い圧迫固定力が得られる一方、その中央部領域においては上部及び下部領域より弱い圧迫固定力が得られることを見い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、略長方形状の本体部と略長方形状の止脱用帯部とが、当該本体部の長手方向の一端に形成された略V字状又は略U字状の切欠端縁部と、当該止脱用帯部の長手方向の一端に形成された略V字状又は略U字状の突出端縁部で連結一体化されていることを特徴とするサポーターにより上記課題を解決したものである。
本発明のサポーターを用いれば、止脱用帯部がその上部及び下部領域に比し、中央部領域において長手寸法が長寸となっているので、当該止脱用帯部を引き伸ばして本体部に巻回止着すると、上部及び下部領域における伸び距離が長くなるため強い圧迫固定力が得られる一方、その中央部領域においては上部及び下部領域より伸び距離が短くなるため弱い圧迫固定力が得られる。
従って、本発明サポーターを着用すれば、サポーターのずり上がりやずり下がりを防止し得ると共に、装着部を過度に圧迫することがないので、長時間の着用が可能で、運動性にも何ら支障が生じない。また、特に胸部固定に使用した場合であっても何ら呼吸に支障が生じることはない。
しかも、本発明によれば、伸縮率の異なる複数の生地を用いることなく、同一伸縮率の生地で異なる圧迫固定力を付与し得るので、生産効率をも高めることができる。
以下本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明サポーターの第1の実施の形態を示すもので、該図中、10は略長方形状の本体部、20は略長方形状の止脱用帯部である。
当該本体部10の長手方向の一端には略V字状の切欠端縁部11が形成されている。他方、当該止脱用帯部20の長手方向の一端には、当該切欠端縁部11と対応する略V字状突出端縁部21が形成されている。この切欠端縁部11と突出端縁部21は縫合等の適宜手段により連結されて略V字状連結部30をなし、本体部10と止脱用帯部20が一体化した帯状のサポーターとなっている。
而して、この帯状のサポーターにおいて、止脱用帯部20は、その上部及び下部領域の長手寸法に比し、V字状突出端縁部21の頂点から他端に至る中央部領域の長手寸法が長寸になっている。この長手寸法の差は、略V字状連結部30の拡開角度を適宜選定することによって調整することができる。
尚、当該本体部10と止脱用帯部20には適宜止脱用の面ファスナー(図示省略)が形成されている。
当該本体部10の長手方向の一端には略V字状の切欠端縁部11が形成されている。他方、当該止脱用帯部20の長手方向の一端には、当該切欠端縁部11と対応する略V字状突出端縁部21が形成されている。この切欠端縁部11と突出端縁部21は縫合等の適宜手段により連結されて略V字状連結部30をなし、本体部10と止脱用帯部20が一体化した帯状のサポーターとなっている。
而して、この帯状のサポーターにおいて、止脱用帯部20は、その上部及び下部領域の長手寸法に比し、V字状突出端縁部21の頂点から他端に至る中央部領域の長手寸法が長寸になっている。この長手寸法の差は、略V字状連結部30の拡開角度を適宜選定することによって調整することができる。
尚、当該本体部10と止脱用帯部20には適宜止脱用の面ファスナー(図示省略)が形成されている。
当該本体部10と止脱用帯部20の生地素材は特に限定されないが、当該本体部10は、長手方向及び短手方向共に伸縮性を有しないと共に、止脱用帯部20は長手方向に伸縮性を有し、かつ短手方向に伸縮性を有しないものが、固定力を保持しつつ、止脱用帯部20の伸び距離に適度な差を付与する上で望ましい。
図2〜4は、本発明サポーターの第2の実施の形態を示すもので、基本的な構成は図1に示す第1の実施の形態と同一であるが、この第2の実施の形態においては、止脱用帯部20が、そのV字状突出端縁部21の頂点から他端まで2分割され、上部ストラップ20aと下部ストラップ20bが形成されている。この上部ストラップ20aと下部ストラップ20bにより、止脱用帯部20の本体部10への巻回止脱操作をよりスムースに行なうことができる。
しかも、この第2の実施の形態の場合、図4に示す如く、上部ストラップ20aの上部領域の長手寸法L2に比し、上部ストラップ20aの下部領域(止脱用帯部20の中央領域に相当)の長手寸法L1が長寸となっていると共に、下部ストラップ20bの下部領域の長手寸法L2に比し、下部ストラップの上部領域(止脱用帯部20の中央領域に相当)の長手寸法L1が長寸となっているので、2本のストラップ20a,20bでそれぞれ止着することにより着用時にサポーターのずり上がりやずり下がりを防止しつつ、患部等の装着部への過度の圧迫をより的確に回避することができる。
また、第2の実施の形態における本体部10及び止脱用帯部20は、図4に示す如く、本体部10の巾L3よりその外側端部の巾L4が細身巾となっていると共に、止脱用帯部20の巾L5よりその外側端部の巾L6が細身巾となっている。これにより、止脱用帯部20の本体部10への巻回止脱操作をよりスムースに行なうことができると共に、巻回止着時に当該外側端部の外縁が本体部10の上辺あるいは下辺からはみ出ることがないので、はみ出し部による着用時の肌ずれの発生を防止することができる。
40は面ファスナーで、略V字状連結部30とは反対方向の本体部10の他端側表面及び略V字状連結部30とは反対方向の止脱用帯部20の他端側背面に適宜大きさ、個数で形成されている。尚、本体部10の面ファスナーは、他端側表面のみではなく、当該本体部10の表面全体に形成しても良い。
上記の実施の形態においては、切欠端縁部と突出端縁部が略V字状となっているが、これらを略U字状として実施しても同様な作用効果が得られる。
10:本体部
11:略V字状切欠端縁部
20:止脱用帯部
21:略V字状突出端縁部
30:略V字状連結部
40:面ファスナー
11:略V字状切欠端縁部
20:止脱用帯部
21:略V字状突出端縁部
30:略V字状連結部
40:面ファスナー
Claims (5)
- 略長方形状の本体部と略長方形状の止脱用帯部とが、当該本体部の長手方向の一端に形成された略V字状又は略U字状の切欠端縁部と、当該止脱用帯部の長手方向の一端に形成された略V字状又は略U字状の突出端縁部で連結一体化されていることを特徴とするサポーター。
- 前記本体部及び止脱用帯部が、その外側端部においてそれぞれ細身巾となっていることを特徴とする請求項1記載のサポーター。
- 前記止脱用帯部が、そのV字状又は略U字状突出端縁部頂点から他端まで2分割され、上部ストラップと下部ストラップが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のサポーター。
- 前記本体部が、長手方向及び短手方向共に伸縮性を有しないと共に、前記止脱用帯部が長手方向に伸縮性を有し、かつ短手方向に伸縮性を有しないことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載のサポーター。
- 前記本体部の少なくとも他端側表面及び前記止脱用帯部の少なくとも他端側背面に、面ファスナーが形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載のサポーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000203A JP2016123720A (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | サポーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015000203A JP2016123720A (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | サポーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016123720A true JP2016123720A (ja) | 2016-07-11 |
Family
ID=56357217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015000203A Pending JP2016123720A (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | サポーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016123720A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5969713U (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-11 | ピジヨン株式会社 | 健康帯 |
JP2003290272A (ja) * | 2002-04-04 | 2003-10-14 | Alcare Co Ltd | サポーター |
-
2015
- 2015-01-05 JP JP2015000203A patent/JP2016123720A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JP2003290272A (ja) * | 2002-04-04 | 2003-10-14 | Alcare Co Ltd | サポーター |
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