JP2016116126A - クロックデータリカバリ回路、タイミングコントローラ、電子機器、クロックデータリカバリ方法 - Google Patents
クロックデータリカバリ回路、タイミングコントローラ、電子機器、クロックデータリカバリ方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016116126A JP2016116126A JP2014254464A JP2014254464A JP2016116126A JP 2016116126 A JP2016116126 A JP 2016116126A JP 2014254464 A JP2014254464 A JP 2014254464A JP 2014254464 A JP2014254464 A JP 2014254464A JP 2016116126 A JP2016116126 A JP 2016116126A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- clock signal
- phase
- signal
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
Description
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図3は、図1のCDR回路100の動作波形図である。図3には、多相クロックの代表として、CK2が示される。図2に示すように、CK2は、入力データDINの遷移点にエッジを有するように周波数および位相が調節されるクロック信号である。
CDR回路100では、入力データDINの無入力状態では、ダミークロック信号CKdを用いて、周波数ロックループを動作させ続ける。これにより、入力データDINの再開時に、入力データDINの周波数と多相クロック信号の周波数を実質的に一致させることができる。これにより周波数の調節に必要な時間が短縮され、位相調節が完了すれば、直ちに入力データDINに含まれるシリアルデータを取得可能となる。
したがって制御電圧Vcnt1の変化量ΔVは、
ΔV=τ×Ichg/C
で与えられる。つまり、
(1)アップ信号UP,ダウン信号DNのパルス幅τに比例し、
(2)充放電電流Ichgに比例し、
(3)キャパシタの容量値Cに反比例する。
実施の形態では、4相のクロック信号を再生する場合を例に説明したが、実施の形態に開示される技術的思想は、8相、16相、その他のクロック信号にも展開可能であり、それらも本発明の範囲に含まれることが当業者には理解される。
実施の形態では、CDR回路100の用途として、タイミングコントローラを説明したが本発明はそれには限定されない。たとえばCDR回路100は、ブリッジチップに利用可能である。ブリッジチップは、異なるインタフェース規格の橋渡しをするために利用される。たとえば、eDP規格に準拠する画像データを、CMOS形式のシリアルデータに変換して出力するブリッジチップの入力インタフェースや、eDP規格に準拠する画像データを、LVDS形式のシリアルデータに変換して出力するブリッジチップの入力インタフェースに、CDR回路100が利用可能である。
図4のダミークロック信号発生器80では、出力クロック信号CKOUTを利用して、多相クロック信号CKmの周波数fmを検出したが、本発明はそれには限定されない。キャリブレーションロジック回路84には、出力クロック信号CKOUTに代えて、コンパレータCMP1の出力Refを入力してもよいし、CMP2の出力であるVco信号を入力してもよいし、あるいは複数のクロック信号CK1〜CK4のいずれかを入力してもよい。
Claims (10)
- 制御電圧に応じた周波数を有し、互いに位相が等間隔にシフトしている複数のクロック信号を含む多相クロック信号を発生する電圧制御発振器と、
入力データの位相を、前記複数のクロック信号それぞれの位相と比較し、比較結果を示す位相差信号を発生する位相比較器と、
前記入力データの周波数を、前記多相クロック信号の周波数と比較し、比較結果を示す位相周波数差信号を発生する周波数比較器と、
前記位相差信号および前記位相周波数差信号に応じて電圧レベルが調節される前記制御電圧を発生するチャージポンプ回路と、
前記多相クロック信号の周波数が安定化されている期間における前記周波数と実質的に同一の周波数を有するダミークロック信号を生成するダミークロック信号発生器と、
を備え、
前記入力データの無入力状態において、前記周波数比較器は、前記入力データの周波数に代えて前記ダミークロック信号の周波数を、前記多相クロック信号の周波数と比較することを特徴とするクロックデータリカバリ回路。 - 前記ダミークロック信号発生器は、
制御データに応じた周波数の前記ダミークロック信号を生成するオシレータと、
前記ダミークロック信号と前記多相クロック信号と、を受け、それらの周波数が一致するように、前記制御データを調節するキャリブレーションロジック回路と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のクロックデータリカバリ回路。 - 前記キャリブレーションロジック回路は、
前記ダミークロック信号および前記クロックデータリカバリ回路の出力クロック信号それぞれを分周する分周器と、
分周後の前記ダミークロック信号をカウントする第1カウンタと、
分周後の前記出力クロック信号をカウントする第2カウンタと、
前記第1カウンタの第1カウント値および前記第2カウンタの第2カウント値の一方が所定第1値に達したときの、前記第1カウント値と前記第2カウント値に応じて、前記制御データを増減させる制御データアジャスタと、
を含むことを特徴とする請求項2に記載のクロックデータリカバリ回路。 - 前記制御データアジャスタは、前記第1カウント値と前記第2カウント値の大小関係に応じて、前記制御データを増減させることを特徴とする請求項3に記載のクロックデータリカバリ回路。
- 前記制御データアジャスタは、前記制御データを所定第2値のステップで増減させることを特徴とする請求項4に記載のクロックデータリカバリ回路。
- 前記所定第1値、前記所定第2値は、設定可能であることを特徴とする請求項5に記載のクロックデータリカバリ回路。
- 前記制御データアジャスタは、前記第1カウント値と前記第2カウント値の差分に応じて、前記制御データを増減させることを特徴とする請求項3に記載のクロックデータリカバリ回路。
- 請求項1から7のいずれかに記載のクロックデータリカバリ回路を備えることを特徴とするタイミングコントローラ。
- 請求項8に記載のタイミングコントローラを備えることを特徴とする電子機器。
- 電圧制御発振器が、制御電圧に応じた周波数を有し、互いに位相が等間隔にシフトしている複数のクロック信号を含む多相クロック信号を発生するステップと、
位相比較器が、入力データの位相を、前記複数のクロック信号それぞれの位相と比較し、比較結果を示すアップ信号およびダウン信号を含む位相差信号を発生するステップと、
周波数比較器が、前記入力データの周波数を、前記多相クロック信号の周波数と比較し、比較結果を示すアップ信号およびダウン信号を含む位相周波数差信号を発生するステップと、
チャージポンプ回路が、前記位相差信号の前記アップ信号がアサートされるとき、または前記位相周波数差信号の前記アップ信号がアサートされるとき、前記電圧制御発振器の周波数が高くなるように前記制御電圧を変化させ、前記位相差信号の前記ダウン信号または前記位相周波数差信号の前記ダウン信号がアサートされるとき、前記電圧制御発振器の周波数が低くなるように前記制御電圧を変化させるステップと、
前記多相クロック信号の周波数が安定化されている期間における前記周波数を測定し、測定された周波数を有するダミークロック信号を生成するステップと、
前記入力データの無入力状態において、前記周波数比較器に、前記入力データに代えて前記ダミークロック信号を入力するステップと、
を備えることを特徴とするクロックデータリカバリ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014254464A JP6510225B2 (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | クロックデータリカバリ回路、タイミングコントローラ、電子機器、クロックデータリカバリ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014254464A JP6510225B2 (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | クロックデータリカバリ回路、タイミングコントローラ、電子機器、クロックデータリカバリ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016116126A true JP2016116126A (ja) | 2016-06-23 |
JP6510225B2 JP6510225B2 (ja) | 2019-05-08 |
Family
ID=56142488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014254464A Expired - Fee Related JP6510225B2 (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | クロックデータリカバリ回路、タイミングコントローラ、電子機器、クロックデータリカバリ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6510225B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019146568A1 (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | ローム株式会社 | ブリッジ回路、それを用いた電子機器、ディスプレイ装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09214798A (ja) * | 1996-02-08 | 1997-08-15 | Fujitsu Ltd | Pll回路 |
JPH1173645A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-03-16 | Mitsubishi Electric Corp | 光ディスク装置 |
JP2010258678A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | クロック・データ再生回路及び再生方法並びに局側装置 |
-
2014
- 2014-12-16 JP JP2014254464A patent/JP6510225B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09214798A (ja) * | 1996-02-08 | 1997-08-15 | Fujitsu Ltd | Pll回路 |
JPH1173645A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-03-16 | Mitsubishi Electric Corp | 光ディスク装置 |
JP2010258678A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | クロック・データ再生回路及び再生方法並びに局側装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019146568A1 (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | ローム株式会社 | ブリッジ回路、それを用いた電子機器、ディスプレイ装置 |
CN111656431A (zh) * | 2018-01-26 | 2020-09-11 | 罗姆股份有限公司 | 电桥电路、使用其的电子设备、显示装置 |
JPWO2019146568A1 (ja) * | 2018-01-26 | 2021-01-14 | ローム株式会社 | ブリッジ回路、それを用いた電子機器、ディスプレイ装置 |
US11361737B2 (en) | 2018-01-26 | 2022-06-14 | Rohm Co., Ltd. | Bridge circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6510225B2 (ja) | 2019-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4850473B2 (ja) | デジタル位相検出器 | |
JP2011120106A (ja) | クロックデータリカバリ回路 | |
CN103684436B (zh) | 锁相环电路和使用锁相环来生成时钟信号的方法 | |
KR0185474B1 (ko) | 클록 재생 회로 및 이 클록 재생 회로를 이용한 소자들 | |
US7936193B2 (en) | Multi-phase clock system | |
JP2007097140A (ja) | デジタルとアナログ制御を用いた電圧制御遅延ラインの遅延セル | |
US7825712B2 (en) | Multi-phase clock signal generating circuit having improved phase difference and a controlling method thereof | |
JP4029568B2 (ja) | クロック生成回路、シリアル/パラレル変換装置及びパラレル/シリアル変換装置並びに半導体装置 | |
US10050611B2 (en) | Oscillation circuit, voltage controlled oscillator, and serial data receiver | |
JP2010135956A (ja) | Pll回路およびその制御方法 | |
US8130048B2 (en) | Local oscillator | |
US10135605B2 (en) | Clock data recovery circuit and receiver including the same | |
JP7393079B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP6510225B2 (ja) | クロックデータリカバリ回路、タイミングコントローラ、電子機器、クロックデータリカバリ方法 | |
JP6479449B2 (ja) | クロックデータリカバリ回路、位相同期回路及び半導体装置 | |
JP7181884B2 (ja) | 位相同期回路 | |
KR100531457B1 (ko) | 다 위상 클럭신호 발생을 위한 발진기가 배제된 지연 동기루프 | |
JP2011166232A (ja) | 位相検出回路およびpll回路 | |
US7257184B2 (en) | Phase comparator, clock data recovery circuit and transceiver circuit | |
TWI469522B (zh) | 訊號電路 | |
JP5160578B2 (ja) | クロックデータ再生回路 | |
US10944386B1 (en) | Frequency doubler based on phase frequency detectors using rising edge delay | |
JP2010171826A (ja) | メモリモジュールのコントローラ | |
JP2010074562A (ja) | Pll回路 | |
JP2006222879A (ja) | 多相クロック生成回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180731 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181127 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190404 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6510225 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |