JP2016112996A - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグ本体で乗員を拘束する際において、乗員の体格や着座位置に応じた拘束状態となるように、エアバッグ本体の内圧の保持性能並びに展開性能を向上させつつ、ベントホールの開度を安定させる。
【解決手段】フロントパネル50とリヤパネル60とを接合してエアバッグ本体12を袋状に形成し、リヤパネル60に圧力流体の導入口62及びエアバッグ本体12の内外を連通するベントホール64を形成し、フロントパネル50とリヤパネル60とを破断可能なテアシーム14で一時的に接合し、ベントホール64からの圧力流体の流出を規制する規制部70を、エアバッグ本体12が膨張したときの厚さを規制する連結部材80と、ベントホール64を覆いかつ一端をリヤパネル60で支持し、他端をテアシーム14に接合したベントホールカバー90と、一端をベントホールカバー90に接合しかつ他端を連結部材80に接合した繋ぎ部材110と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の衝突や横転等の緊急時に乗員の安全を確保するためのエアバッグ及びエアバッグ装置に関する。
従来より、車両の衝突や横転等の緊急時にインフレータが作動し、このインフレータから噴射した圧力ガスによって袋体に形成されたエアバッグ本体が折り畳まれた収納状態から膨張展開し、乗員を保護するエアバッグ装置が知られている。
この際、エアバッグ本体にベントホールを形成し、膨張したエアバッグ本体に向けて乗員が突っ込んで来たときに、ベントホールを介してエアバッグ本体の内部から圧力ガスを流出させることにより、乗員をエアバッグ本体によってソフトに受け止めるように構成したエアバッグ及びエアバッグ装置は周知である。
例えば、特開2012−166685号公報には、ベントホールを覆う帯状のベントホールカバーの一端をエアバッグ本体を構成する両面の基布に接合し、ベントホールカバーの他端を二股に分岐して延在し、その延在端部をエアバッグ本体を構成する乗員側の基布に接合するとともに、ベントホールカバーの周囲に位置するベントホールカバーをガイド片でカバーするエアバッグが開示されている。
特開2012−166685号公報
上記従来技術にあっては、ベントホールカバーが二股に分岐して延在し、その延在端部を直接乗員側の基布に接合しているため、乗員が乗員側の基布に接触した際の接触位置によって二股の分岐部分の弛緩状態にバラツキが発生し、ベントホールの開度が安定しないという問題が生じていた。
このようなベントホールの開度は、乗員の体格又は衝突方向等に起因する乗員とエアバッグ本体との接触位置や、乗員からエアバッグ本体に加わる荷重の方向に拘わらず、安定するのが望ましい。
この際、考慮すべき条件の一つとして、例えば、エアバッグ装置に接近した状態で着座している乗員をエアバッグ本体で拘束する場合と、エアバッグ装置から離れた状態で着座している乗員をエアバッグ本体で拘束する場合とで、より好ましいエアバッグ本体の膨張状態で拘束し、しかも、安定してベントホールからエアバッグ本体の内部の圧力ガスを流出させるのがより一層好ましい。
本発明の目的は、エアバッグ本体が収納状態から膨張して乗員を拘束する際において、乗員の体格や着座位置に応じた拘束状態となるように、エアバッグ本体の内圧の保持性能並びに展開性能を向上させつつ、ベントホールの開度を安定させることができるエアバッグ及びエアバッグ装置を提供することを目的とすることにある。
上記目的を達成するために、本発明は、膨張状態において乗員と対向する乗員対向面の周縁部と前記乗員対向面とは反対側の反乗員側面の周縁部とを接合して袋状に形成したエアバッグ本体と、前記反乗員側面に形成した圧力流体の導入口及び前記エアバッグ本体の内外を連通するベントホールと、前記エアバッグ本体の内部に設けて前記ベントホールからの圧力流体の流出を規制する規制部と、前記乗員対向面と前記反乗員側面とを一時的に接合する破断可能な結合部と、を有し、前記規制部は、前記エアバッグ本体が膨張したときの厚さを規制する連結部材と、前記ベントホールを覆いかつ一端を前記反乗員側面で支持するとともに他端を前記結合部に接合したベントホールカバーと、一端を前記ベントホールカバーに接合しかつ他端を前記連結部材に接合した繋ぎ部材と、を有し、前記繋ぎ部材は、前記ベントホールを基準に前記ベントホールカバーを前記反乗員側面で支持している部位とは反対側に設けた支持部に支持されていることを特徴とする。
本発明のエアバッグは、膨張状態において乗員と対向する乗員対向面とこの乗員対向面とは反対側の反乗員側面都を有し、こられの周縁部同士を接合することによって袋状に形成されたエアバッグ本体を有する。
このエアバッグ本体を構成する反乗員側面には、圧力流体の導入口が形成されるとともに、導入口から離れた位置にベントホールが形成されており、このベントホールは、エアバッグ本体の内部に設けた規制部によって圧力流体の流出が規制されている。
一方、乗員対向面と反乗員側面とは、その周縁部の接合とは別に、ベントホールよりも外側において破断可能な結合部によって一時的に接合されている。
また、規制部は、エアバッグ本体が膨張したときの厚さを規制する連結部材と、ベントホールを覆いかつ一端を反乗員側面で支持するとともに他端を結合部に接合したベントホールカバーと、一端をベントホールカバーに接合しかつ他端を連結部材に接合した繋ぎ部材と、を有している。
エアバッグは、常時は所定の折り畳み状態でエアバッグ装置に収納されており、車両の衝突等によって導入口から圧力流体が導入されると、折り畳み状態からエアバッグ本体が膨張展開しつつ結合部によるフラップの保持(接合)と連結部材の緊張とによって内圧が保持される。
そして、初期の膨張状態、すなわち、結合部が破断する前にあっては、エアバッグ本体の内部容積が狭いことから、早期に膨張状態とすることができる。これにより、乗員がエアバッグ本体に近接した位置で着座していた場合であっても、エアバッグ本体により乗員を早期に拘束することが可能となる。
一方、圧力流体の導入が続き、結合部が破断した場合にあっても、エアバッグ本体の膨張状態は維持したまま容積、すなわち、エアバッグ本体の大きさを拡大することができる。これにより、乗員がエアバッグ本体から離れた位置で着座していた場合であっても、エアバッグ本体により乗員を拘束することが可能となる。
また、結合部が破断する前に乗員を拘束した場合には乗員からの荷重により、圧力流体が継続して導入された場合には圧力流体の圧力により、結合部が破断すると、その破断初期、すなわち、ベントホールカバーの他端を接合した結合部の破断によってベントホールカバーの他端が自由端となる。
これにより、乗員を拘束した際の荷重によって、連結部材が弛緩すると同時に、保持部材の開口付近のベントホールカバーがベントホールの外側に押し出されてベントホールを開放し、圧力流体を流出させることができる。
このように、エアバッグ装置に接近した状態で着座している乗員を拘束する場合と、エアバッグ装置から離れた状態で着座している乗員を拘束する場合とで、より好ましい膨張状態で拘束することができ、しかも、何れの場合においても安定してベントホールからエアバッグ本体の内部の圧力ガスを流出させることができる。
本発明によれば、エアバッグ本体が収納状態から膨張して乗員を拘束する際において、乗員の体格や着座位置に応じた拘束状態となるように、エアバッグ本体の内圧の保持性能並びに展開性能を向上させつつ、ベントホールの開度を安定させることができる。
本実施の形態に係るエアバッグ装置の分解斜視図である。 本実施の形態に係るエアバッグにおけるフロントパネルを取り外した状態で見たエアバッグ本体の正面図である。 本実施の形態に係るエアバッグに適用されるディフューザの展開図である。 本実施の形態に係るエアバッグに適用されるディフューザを示し、(A)はディフューザの底面図、(B)はディフューザの正面図である。 本実施の形態に係るエアバッグに適用される規制部の一部を省略した斜視図である。 本実施の形態に係るエアバッグ装置におけるエアバッグ展開初期の断面図である。 本実施の形態に係るエアバッグ装置におけるエアバッグ展開中期であるテアシーム破断初期の断面図である。 本実施の形態に係るエアバッグ装置におけるエアバッグ展開後期であるテアシーム破断完了時の断面図である。 本実施の形態に係るエアバッグ装置におけるエアバッグ展開後の乗員拘束時の断面図である。 本実施の形態に係るエアバッグにおけるベントホール開放状態の要部の斜視図である。 他の実施の形態に係るエアバッグにおけるフロントパネルを取り外した状態で見たエアバッグ本体の正面図である。 本実施の形態の変形例に係るエアバッグにおけるフロントパネルを取り外した状態で見たエアバッグ装置の正面図である。 本実施の形態の変形例に係るエアバッグにおけるベントホール開放状態の要部の斜視図である。 本実施の形態の変形例2に係るエアバッグにおけるベントホール開放状態の要部の斜視図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
この実施の形態では、エアバッグ10は、車両の運転席用のエアバッグ装置1として用いられている。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
この実施の形態では、車両の運転席用のエアバッグ装置1に適用したものである。図1において、エアバッグ装置1は、エアバッグ10と、リテーナ20と、インフレータ30と、リング状固定部材40と、を備える。
エアバッグ10は、乗員対向面を構成するフロントパネル50と、乗員対向面とは反対側の反乗員側面を構成するリヤパネル60と、を備え、後述する膨張状態において乗員と対向するフロントパネル50の周縁部とリヤパネル60の周縁部とを接合することによって袋状のエアバッグ本体12を形成している。
このエアバッグ本体12を構成するリヤパネル60には、その中心に圧力流体の導入口62が形成され、導入口62から離れた位置にベントホール64が形成されている。
また、エアバッグ本体12は、ベントホール64よりも外側において導入口62に対し半径方向に少なくとも全体数より1少ない数重なる(例えば、2重)よう円弧状に位相をずらした破断可能な3つ以上(例えば、3本)の螺旋状結合部としてのテアシーム14によりフロントパネル50とリヤパネル60とを周縁部とは別に一時的に接合している。なお、図1において、テアシーム14はフロントパネル50にのみ図示している。
3つのテアシーム14は、図2に示すように、各一端14Aがエアバッグ本体12の内側にあって各他端14Bが他のテアシーム14の一端14Aよりもエアバッグ本体12の外側に位置するように流れる円弧状を呈している。
より具体的には、3つのテアシーム14は、それぞれがエアバッグ本体12の周方向で約180°〜240°の内周角範囲に渡り、図2中における時計回り方向で徐々にエアバッグ10の内側から外側へ移動していく略螺旋状の軌跡でフロントパネル50とリヤパネル60とを縫着するものである。
なお、本実施の形態のように、1つのテアシーム14を周方向で240°とした場合、エアバッグ本体12の中心に対して相互に約120°の角度偏差で位相をずらして配置し、エアバッグ本体12,10の中心からはどの角度でも半径方向で2重に重なる配置を確保している。
また、テアシーム14の数や各周方向の長さ、位相のずらし(角度偏差)は、上記に限定されるものではないが、例えば、3つのテアシーム14のそれぞれをエアバッグ本体12の周方向で約180°とした場合、90°の角度偏差とすれば、どの角度でも半径方向に2重に重なるように配置することができる。
テアシーム14は、エアバッグ本体12の内部の圧力(内圧)が所定以上になると破断して、フロントパネル50とリヤパネル60との結合、並びにこれらとフラップ94の端部との結合を解除するよう構成されている。テアシーム14は、例えば、所定の張力が作用したときに切れる縫糸等により構成することができる。また、各テアシーム14のエアバッグ本体12の中心側の一端14Aはエアバッグ本体12の中心側に向かって延在しており、その近傍に位置する他のテアシーム14との離間距離を広げるようにしていることで、テアシーム14よりも外周側へガスが円滑に流入できるようにしている。
リテーナ20は、金属のプレス加工及び打ち抜き加工等によって形成しており、インフレータ用(ガス導入用)の開口22とボルト挿通孔24とを形成した略正方形状のベース部26と、ベース部26の四辺から下方に向けて折り曲げたフランジ部28と、を一体に有する。また、ボルト挿通孔24は、開口22の周囲四箇所に形成している。
インフレータ30は、略円柱形状のインフレータ本体32と、インフレータ本体32の中途部に形成してベース部26の底面側に位置する取付フランジ部34と、を備える。なお、インフレータ本体32の内部には公知のガス噴射機構(図示せず)を設けている。また、インフレータ本体32には、取付フランジ部34よりも軸線方向先端側の側周面に複数のガス噴出口36を形成している。さらに、取付フランジ部34にはボルト挿通孔38を形成している。
リング状固定部材40は、ベース部26とでリヤパネル60を挟持する金属製の固定リングであって、導入口62よりも大径な開口42と、ナット44と螺合するスタッドボルト46と、を備え、ステアリングホイール16(図6〜図9に図示)にリテーナ20及びインフレータ30を固定するようになっている。
フロントパネル50及びリヤパネル60はそれぞれ円形の同一素材の織布よりなる。フロントパネル50とリヤパネル60とは略同一直径のものであり、これらの周縁部を図示しない周縁シームによって縫合することにより、袋体のエアバッグ本体12を構成している。
リヤパネル60は、その中央(中心)に形成した圧力流体導入用の導入口62と、ベントホール64と、導入口62の周囲に形成したボルト挿通孔66と、を備える。
ベントホール64は、リヤパネル60の周縁部からリヤパネル60の中央側に所定距離離隔し、かつ導入口62からも隔離した位置に形成してエアバッグ本体12の内外を連結する。また、ベントホール64は、リヤパネル60のうちの比較的内周側に設けている。このため、エアバッグ装置1が車両の運転席用エアバッグとして設置した場合に、ベントホール64はリヤパネル60のうち膨張展開時の配置でステアリングホイール18のホイールリム18(図6〜図9に図示)よりもエアバッグ本体12の内周側に位置することになる。
また、エアバッグ本体12は、その内部に、エアバッグ本体12が膨張したときの厚さを規制する連結部材80と、ベントホール64を覆うベントホールカバー90と、ベントホールカバー90を覆う保持部材100と、一端112をベントホールカバー90に接合しかつ他端114を連結部材80に接合した繋ぎ部材110と、導入口62を覆うようにリヤパネル60に装着されて導入口62から導入した圧力流体を放射状に噴出するディフューザ120と、を有する。なお、連結部材80と、保持部材100と、繋ぎ部材110と、は、特許請求の範囲の規制部を構成している。
連結部材80は、リヤパネル60の導入口62の周りに位置する環状のリング基布82と、リング基布82に一端側を一体に設けた帯状の吊り紐84と、吊り紐84の他端側に一体に設けた円形の吊り紐接続部86と、を備える。
環状のリング基布82は、その中央(中心)に形成したインフレータ用開口88Aと、インフレータ用開口88Aの周囲に形成したボルト挿通孔88Bと、を備える。また、リング基布82は、リヤパネル60、ベントホールカバー90、保持部材100、ディフューザ120、と共にその表裏をベース部26とリング状固定部材40とで挟み込んだ状態でスタッドボルト46にナット44を螺合することによりリテーナ20に固定することができる。
吊り紐接続部86は、本実施の形態では略真円形状となっており、フロントパネル50の内壁面略中央付近にシームにより縫着している。
ベントホールカバー90は、図2及び図3に示すように、導入口62からベントホール64に向かうリヤパネル60の径方向に沿って延在しており、ベントホール64を径方向に沿って横切ることで閉塞するカバー本体92と、カバー本体92体から延在方向と直行する方向に延びる一対のフラップ94と、を一体に有している。
カバー本体92は、その一端に環状のリング基布96を一体に備える。この環状のリング基布96は、その中央(中心)に形成したインフレータ用開口98Aと、インフレータ用開口98Aの周囲に形成したボルト挿通孔98Bと、を備える。なお、カバー本体92の一端は、特許請求の範囲におけるベントホールカバー90の一端を構成している。
したがって、ベントホールカバー90は、リヤパネル60の径方向中央側、すなわち、導入口62の付近において、連結部材80の吊り紐接続部86とリング基布96と重ね合わせ、ベース部26とリング状固定部材40とで挟み込んだ状態でスタッドボルト46にナット44を螺合することによりリヤパネル60に支持されている。
この際、ベントホールカバー90は、本実施形態では、エアバッグ本体12の内部側からベントホール64に重ね合わせている。また、ベントホールカバー90の材質等は、リヤパネル60と同質で同じ厚さものを使用することができるが、リヤパネル60よりも変形が容易となるように、材質や厚さは限定されない。また、カバー本体92の幅はベントホール64の直径よりもやや幅広とするのが良いが、上述した変形容易性とエアバッグ本体12の内部の圧力との関係から、エアバッグ本体12が膨張している際に、不測にベントホールカバー90の一部がベントホール64から外部に露出しないようになっている。
フラップ94の端部は、異なる2本のテアシーム14のうち他端14Bよりも一端14Aに寄った位置で接合されている。なお、フラップ94の端部は、特許請求の範囲におけるベントホールカバー90の他端を構成している。
保持部材100は、ベントホール64と一致する位置にガイド開口102を有するとともにカバー本体92の他端及びフラップ94の基部付近を含む所定範囲のベントホールカバー90を覆うガイド本体104を備える。また、保持部材100は、ガイド本体104の一端に環状のリング基布106を一体に備える。この環状のリング基布106は、その中央(中心)に形成したインフレータ用開口108Aと、インフレータ用開口108Aの周囲に形成したボルト挿通孔108Bと、を備える。なお、特許請求の範囲において、リング基布106は保持部材100の一端を構成し、ガイド本体104の自由端は保持部材100の他端を構成している。
したがって、保持部材100は、リヤパネル60の径方向中央側、すなわち、導入口62の付近において、連結部材80の吊り紐接続部86及びリング基布96とリング基布106とを重ね合わせ、ベース部26とリング状固定部材40とで挟み込んだ状態でスタッドボルト46にナット44を螺合することによりリヤパネル60に支持されている。
また、保持部材100のガイド本体104には、カバー本体92の他端付近にスリット状の引出穴104aが形成されている。
繋ぎ部材110は、本実施の形態においては、一端112を縫製によりベントホールカバー90の他端縁部に接合しており、他端114は、カバー本体92の他端との接続部位の近傍に位置するガイド本体104に形成した引出穴104aから引き出したうえで連結部材80に接合している。なお、繋ぎ部材110は、導入口62の中心とベントホール64の中心を通る半径方向に延びる線分P上にて一端112を縫製によりベントホールカバー90の他端縁部に接合している。また、繋ぎ部材110はベントホールカバー90と一体に構成しても良いし別体に構成しても良い。さらに、引出穴104aは、特許請求の範囲の支持部を構成している。この際、例えば、ガイド本体104の自由端寄りの縁部及びリング基布106と境界付近の縁部とをフラップ94の延在方向に沿ってリヤパネル60に縫製により接合している。したがって、このガイド本体104の自由端寄りの縁部における縫製の中央部分を廃止し、この廃止した非縫製部分から繋ぎ部材110の他端114を引き出しても良い。この場合には、このガイド本体104の非縫製部分が特許請求の範囲の支持部となる。さらに、保持部材100は、一端としてのリング基布106をリヤパネル60で支持し、他端としてのガイド本体104でフラップ94の一部をガイド可能に覆うとともに、縫製によりリヤパネル60に接合したガイド本体104に繋ぎ部材110の他端114を引き出している。これにより、ベントホールカバー90を安定的に保持する保持部材100に支持部としての機能を集約して構成することができる。また、ベントホール64を安定的に保持する保持部材100に引出穴104aを設けているため、ベントホール64の開度をより安定的に調整することが可能となる。
ディフューザ120は、導入口62に対向する多角形状の本体部122と、本体部122の複数の辺部に設けた複数の折返片部124と、を備え、本体部122の折返片部124の無い残余の辺部から圧力流体を放射状に噴出するようになっている。
本実施の形態において、ディフューザ120は、図3に示すように、6角形状の本体部122の複数の辺部のうちの隣り合わない3辺に折返片部124を形成しているとともに、この折返片部124を形成していない任意の1辺の一部に第2の折返片部126を一体に設けている。
この際、第2の折返片部126は、連結部材80の内側において一致する辺を任意の1辺としている。
また、3辺に折返片部124と第2の折返片部126とは、その端部に環状のリング基布128を一体に備える。この環状のリング基布128は、その中央(中心)に形成したインフレータ用開口128Aと、インフレータ用開口128Aの周囲に形成したボルト挿通孔128Bと、を備える。
したがって、ディフューザ120は、図4(A)に示すように、3つの折返片部124と第2の折返片部126と重ね合わせ、インフレータ用開口128A及びボルト挿通孔128Bを一致させることにより、図4(B)に示すように、平面視略6角形の立体形状とすることができる。
そして、ディフューザ120は、リヤパネル60の径方向中央側、すなわち、導入口62の付近において、連結部材80の吊り紐接続部86、リング基布96、リング基布106と各リング基布128とを重ね合わせ、ディフューザ120でリング状固定部材40を包み込むようにしてベース部26とリング状固定部材40で挟み込んだ状態でスタッドボルト46にナット44を螺合することによりリヤパネル60に支持されている。
ディフューザ120は、エアバッグ本体12をステアリングホイール16に設置した状態において車両下方に向けて噴出する圧力流体の噴出量を車両上方に向けて噴出する圧力流体の噴出量よりも多くするようになっている。すなわち、ディフューザ120は、圧力流体を放射状に噴出するための折返片部124の無い残余の辺部の数がテアシーム14の数と一致している。
また、折返片部124の無い残余の辺部とテアシーム14の一端14Aとがエアバッグ本体12の径方向で一致するように取り付けられている。
さらに、第2の折返片部126は、図5に示すように、導入口62の中心とベントホール64の中心とを通る半径方向に延びる線分P上に位置しており、その外側に連結部材80の吊り紐84が位置している。
上記の構成において、エアバッグ10を組み付けるには、予めディフューザ120を展開形状からリング状固定部材40を包み込むように収納しつつ3つの折返片部124と第2の折返片部126と重ね合わせ、インフレータ用開口128A及びボルト挿通孔128Bを一致させ、このボルト挿通孔128Bにスタッドボルト46を挿通させておく。また、ベントホールカバー90に繋ぎ部材110の一端112を接合しておく。
次に、リヤパネル60に対して、ベントホールカバー90、保持部材100、連結部材80、ディフューザ120をこの順に重ね合わせ、リング基布96、リング基布106、リング基布82、リング基布128を一致させてリング状固定部材40のスタッドボルト46にナット44を螺合して仮の組み付け状態とする。
さらに、連結部材80の吊り紐接続部86をフロントパネル50に接合するとともに、吊り紐84に繋ぎ部材110の他端114を接合する。
そして、吊り紐接続部86と繋ぎ部材110とがテアシーム14に掛からないようにリヤパネル60の中心に寄せるとともに、フラップ94の各先端がテアシーム14に掛かるように広げた状態でフロントパネル50とリヤパネル60とを重ね合わせ、その周囲を縫製等により接合するとともに、テアシーム14を形成し、エアバッグ10を組み付け状態とする。なお、この時点でリテーナ20及びインフレータ30をエアバッグ10に組み付けてもよい。
このエアバッグ装置の作動は以下の通りである。
例えば、図示しない乗員拘束装置の制御装置からインフレータ30に作動信号が入力されると、インフレータ30が作動して導入口62からディフューザ120を経由して所定方向にエアバッグ本体12の内部に圧力ガスが噴出する。
エアバッグ本体12は、この圧力ガスにより膨張してモジュールカバーを押し開き、車両室内に膨張しつつ展開して運転席乗員を拘束する。
この場合、エアバッグ本体12の内圧が所定以上となるまでは、図6に示すように、テアシーム14によるフロントパネル50とリヤパネル60及びベントホールカバー90のフラップ94の端部との結合状態が解除されないため、エアバッグ本体12のうち、テアシーム14よりも外周側の部分においては膨張が規制される。
また、ベントホールカバー90のカバー本体92は、フラップ94によりエアバッグ本体12の外部側への移動を阻止されてベントホール64に重なった状態となっており、これによりベントホール64が閉鎖され、このベントホール64からのエアバッグ本体12の外部への圧力ガスの流出が規制されている。そのため、インフレータ30として高出力のものを用いなくても、エアバッグ本体12の内圧が速やかに上昇する。
このエアバッグ本体12の内圧による応力は、各テアシーム14の内側(中心側)の一端14Aに集中する。そして、エアバッグ本体12の内圧が所定以上になると、この一端14Aから他端14Bに向けてテアシーム14の破断が開始する。
このテアシーム14の破断により、先ず、図7に示すように、フラップ94の端部との接合が解除され、フラップ94の端部がエアバッグ本体12に対して自由端となる。
そして、図8に示すように、フロントパネル50及びリヤパネル60のうちテアシーム14の破断によってエアバッグ本体12の最外周部までの領域が離反可能となると、エアバッグ本体12が最外周部まで膨張するようになる。
その後、このエアバッグ本体12に乗員が接触するまでは、ベントホールカバー90のカバー本体92が連結部材80と繋ぎ部材110との緊張によりエアバッグ本体12の外部側への移動が阻止されてベントホール64に重なり、これによりベントホール64が閉鎖されたままの状態となっている。
そのため、この段階においてもベントホール64からの圧力ガスの流出が規制され、エアバッグ本体12の内圧が所定以上に維持される。
そして、このエアバッグ本体12に乗員が接触した場合には、図9に示すように、フロントパネル50が乗員に押されてリヤパネル60に向けて後退して連結部材80と繋ぎ部材110とが弛緩し、その緩み分と乗員からの荷重とに応じた分だけベントホールカバー90がベントホール64からエアバッグ本体12の外部側へ移動可能となる。
これにより、ベントホールカバー90がエアバッグ本体12の内部のガス圧によってベントホール64からエアバッグ本体12の外部に押し出され、ベントホール64が開放する。この結果、ベントホール64からエアバッグ本体12の外部にガスが流出し、乗員がエアバッグ本体12によってソフトに受け止められるようになる。
この際、図10に示すように、ベントホール64からは、カバー本体92の他端側の一部に加え、フラップ94の基部側の一部と繋ぎ部材110の一端112の一部とがはみ出るようにエアバッグ本体12の外部に押し出される。
これにより、エアバッグ本体12の内部の圧力ガスは、繋ぎ部材110の外側の空間部分から流出することとなる。
ところで、図示はしないが、エアバッグ本体12の内圧が所定以上となる前、例えば、図6に示したテアシーム14が破断する前に、車両前寄りに着座していた乗員がエアバッグ本体12に接触した場合には、その乗員からの荷重によってテアシーム14が破断し、ベントホール64の開放及びエアバッグ本体12の容量が増えることにより乗員をソフトに拘束することができる。
この際、乗員からの荷重が大きい場合には、テアシーム14の破断と平行するようにフラップ94の両縁端とテアシーム14との接合が解除された時点でカバー本体92がベントホール64を開放するため、内圧調整が可能となって乗員をソフトに拘束することができる。
なお、このようなタイミングは、図7に示したテアシーム14が破断を開始してフラップ94の各先端とテアシーム14との接合が解除された状態でも同様である。
また、この図6又は図7に示したテアシーム14が破断する前若しくは破断開始直後に、エアバッグ本体12に加わる乗員からの荷重が小さい場合、すなわち、乗員がエアバッグ本体12に接触し、その荷重のみによってテアシーム14によるフロントパネル50とリヤパネル60との結合状態を促進するように維持される状態であっても、エアバッグ本体12は、容積が拡大又は圧力ガスの流失する方向に作用しているため、乗員がエアバッグ本体12から圧力ガスの導入に伴う過度な反作用を受けることなしに拘束することができる。
その後、エアバッグ本体12の内圧が所定以上に達すると、テアシーム14が破断してフロントパネル50とリヤパネル60及びフラップ94の各先端の結合が解除され、このフラップ94によるカバー本体92の引き留めも解除される。このとき、既にフロントパネル50が乗員に押されて後退した状態となっているので、繋ぎ部材110は緊張せずに弛緩した状態となっているので、直ちにカバー本体92がエアバッグ本体12の内部のガス圧によりベントホール64からエアバッグ本体12の外部に押し出され、ベントホール64を開放することができる。これにより、ベントホール64からエアバッグ本体12の外部に圧力ガスが流出し、乗員がこのエアバッグ本体12によってソフトに受け止められるようになる。
この結果、本実施形態のエアバッグ10及びエアバッグ装置1においては、エアバッグの内圧が所定以上となるまではベントホールが閉鎖又は小開状態となっており、エアバッグの内圧が所定以上となり、且つエアバッグに乗員が接触したときにベントホールが開放する。
このように、本実施形態に係るエアバッグ10は、常時は所定の折り畳み状態でエアバッグ装置1に収納されており、車両の衝突等によって導入口62から圧力ガスが導入されると、折り畳み状態からエアバッグ本体12が膨張展開しつつテアシーム14によるフラップ90の接合と連結部材80の緊張とによって内圧が保持される。
この際、繋ぎ部材110は、カバー本体92の他端との接続部位の近傍に位置する保持部材100のガイド本体104に形成した引出穴104aから引き出されているため、エアバッグ本体12の膨張によって緊張しても、ガイド本体104を捲り上げることがない。
そして、初期の膨張状態、すなわち、テアシーム14が破断する前にあっては、エアバッグ本体12の内部容積が狭いことから、早期に膨張状態とすることができる。これにより、乗員がエアバッグ本体12に近接した位置で着座していた場合であっても、エアバッグ本体12により乗員を拘束することが可能となる。
一方、圧力ガスの導入が続き、テアシーム14が破断した後にあっては、エアバッグ本体12の膨張状態を維持しつつエアバッグ本体12の容積を拡大するとともに、連結部材80及び繋ぎ部材110の緊張によってベントホール62をフラップ90が閉鎖し、エアバッグ本体12の内圧を保持することによって、乗員がエアバッグ本体12から離れた位置で着座していた場合であっても、エアバッグ本体12により乗員を拘束することが可能となる。
また、テアシーム14が破断する前に乗員を拘束した場合にあっては、乗員からの荷重として導入されたガスの圧力により、テアシーム14が破断すると、その破断初期、すなわち、フラップ94の端部を接合した内側に位置するテアシーム14の破断によって自由端となる。
これにより、乗員を拘束した際の荷重によって、連結部材80が弛緩すると同時に、ガイド本体104に形成したガイド開口102の付近のカバー本体92がベントホール64の外側に押し出されてベントホール64を開放し、圧力ガスを流出させることができる。
この際、連結部材80に繋ぎ部材110の他端114を接合していることから、連結部材80の弛緩と同時に繋ぎ部材110を弛緩させることができる。したがって、ベントホール64の開度は、乗員の体格又は衝突方向等に起因する乗員とエアバッグ本体12との接触位置や、乗員からエアバッグ本体12に加わる荷重の方向に拘わらず、安定させることが可能となる。
このように、エアバッグ装置1に接近した状態で着座している乗員を拘束する場合と、エアバッグ装置1から離れた状態で着座している乗員を拘束する場合とで、より好ましい膨張状態で拘束することができ、しかも、何れの場合においても安定してベントホール64からエアバッグ本体12の内部の圧力ガスを流出させることができる。
また、本実施の形態における3つ以上のテアシーム14は、各一端14Aがエアバッグ本体12の内側にあって各他端14Bが他のテアシーム14の一端14Aよりもエアバッグ本体12の外側に位置するように流れる円弧状を呈しており、フラップ94は、異なる2本のテアシーム14のうち他端14Bよりも一端14Aに寄った位置で接合している。
これにより、エアバッグ本体12の内側に位置するテアシーム14の一端14Aが他端14Bよりも先に破断を開始させることができ、早期にフラップ94の端部を自由端としてベントホール64の開放を可能とすることができる。
また、エアバッグ10は、導入口62を覆うようにリヤパネル60に装着し、かつ導入口62から導入した圧力ガスを放射状に噴出するディフューザ120を備えることにより、圧力ガスの噴出方向をディフューザ120によって規制することができる。
この際、ディフューザ120は、導入口62に対向する多角形状の本体部122と、本体部122の複数の辺部に設けた複数の折返片部124と、を備え、本体部122の折返片部124の無い残余の辺部から圧力ガスを放射状に噴出することにより、圧力ガスの噴出方向及び噴出量を規制することができる。
さらに、ディフューザ120は、本体部122の複数の辺部のうちの任意の1辺の一部に設けた第2の折返片部126を備え、この第2の折返片部126は連結部材80の内側において一致していることにより、ディフューザ120から噴射される圧力ガスから連結部材80を保護することができ、連結部材80によるエアバッグ本体12からの圧力ガスの流出規制を妨げてしまうことを抑制することができる。
さらに、ディフューザ120は、エアバッグ本体12を設置した状態において車両下方に向けて噴出する圧力ガスの噴出量を車両上方に向けて噴出する圧力ガスの噴出量よりも多くしている。
すなわち、ディフューザ120による圧力ガスの噴出量及び噴出方向は、本体部122の形状である各辺の長さと、複数の折返片部124の有無とによって規制することができる。したがって、車両下方側に位置する各辺の長さと折返片部124の有無、車両上方側に位置する各辺の長さと折返片部124の有無を調整することにより、エアバッグ本体12を設置した状態において車両下方に向けて噴出する圧力ガスの噴出量を車両上方に向けて噴出する圧力ガスの噴出量よりも多くすることができる。
これにより、エアバッグ本体12の膨張時において、乗員の胸部付近を拘束する車体下方側に圧力ガスの噴出量を乗員の頭部付近を拘束する車体上方側よりも多くすることができる。
この際、ディフューザ120は、圧力ガスを放射状に噴出するための折返片部124の無い残余の辺部の数が3つ以上のテアシーム14の数と一致しており、かつ、折返片部124の無い残余の辺部とテアシーム14の一端14Aとがエアバッグ本体12の径方向で一致している。
これにより、エアバッグ本体12の内側に位置するテアシーム14の一端14Aの破断タイミングを容易に設定することができる。
なお、ディフューザ120による圧力ガスの噴出方向の一部を導入口62の中心とベントホール64の中心とを通る径方向の線分Pに対して一致させ、かつ、最内周のテアシーム14の一端14Aと最外周のテアシーム14の他端14Bとを導入口62の中心とベントホール64の中心とを通る径方向の線分Pに対して一致させることにより、早期にフラップ94の端部を自由端とするベントホール64の解放タイミングをさらに容易に設定することができる。
このように、テアシーム14のスパイラル形状と、フラップ94の端部を自由端とするベントホール64の解放タイミング制御と、を組み合わせることにより、エアバッグ本体12の内圧保持性能の向上を可能とすることができる。また、テアシーム14の破断タイミングを早期化(例えば、テアシーム14とフラップ94の端部との結合位置を内周から2周目を1周目とするなど)の解放タイミングを設定することにより、所謂乗員の近接展開時における早期排気を可能とすることができる。
一方、上記テアシーム14のスパイラル形状と+フラップ94の解放タイミング制御とに加え、ディフューザ120を組み合わせることにより、圧力ガスを容易に整流することが可能となり、所謂乗員の近接展開時における早期排気の容易化を可能とすることができる。
この際、連結部材80に対する圧力ガスの直噴を避けることにより、圧力ガスが外乱となってしまうことを抑制することができ、連結部材80の耐性を含むロバスト性を向上することができる。
しかも、圧力ガスを噴射するインフレータにシングルインフレーターを用いた場合であっても小柄乗員への低攻撃性と大柄乗員への乗員拘束性の両立を容易に確保することができる。
また、図11に示すように、最内周のテアシーム14の一端14Aをフラップ94の端部に一致させれば、最速でフラップ94の端部を自由端とすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨と技術思想の範囲を逸脱しない範囲で以下に示すような種々の変形が可能である。
例えば、図12に示すように、2本の繋ぎ部材110の一端112をベントホールカバー90の他端縁部に接合し、その他端114をガイド本体104に形成した引出穴104aから引き出したうえで連結部材80に接合してもよい。
このような構成とすると、ベントホールカバー90の他端領域において、一端112との接続部分に加わる引っ張り側の荷重ポイントP1,P2及びカバー本体92とリング基布96との境界における引き止め荷重ポイントP3,P4とでベントホール64を囲むことができる。
これに対し、上述した1本の繋ぎ部材110を用いた場合、引っ張り側の荷重ポイントP5はカバー本体92の幅方向中央に位置している。
したがって、引っ張り側の荷重ポイントP5の1個所の場合に比べて、幅方向2か所の荷重ポイントP1,P2を有する場合の方が、カバー本体92に引っ張り又は引き止め方向の荷重が加わっても、ベントホール64の一部を不測に開放してしまうことを抑制することができる。
また、2本の繋ぎ部材110の一端112をベントホールカバー90の他端縁部に接合した場合、図13に示すように、その一部がベントホール64からエアバッグ本体12の外部に突出した場合に、その間から圧力ガスを流出させることができ、より効率よく圧力ガスを流出させることができる。
さらに、テアシーム14は、例えば、図14に示すように、一つの円環状結合部としてもよい。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 エアバッグ装置
10 エアバッグ
12 エアバッグ本体
14 テアシーム(結合部)
30 インフレータ
50 フロントパネル(乗員対向面)
60 リヤパネル(反乗員対向面)
62 導入口
64 ベントホール
70 規制部
80 連結部材
90 ベントホールカバー
92 カバー本体
94 フラップ(他端)
96 リング基布(一端)
100 保持部材
102 ガイド開口
104 ガイド本体(他端)
104a 引出穴(支持部)
106 リング基布(一端)
110 繋ぎ部材
112 一端
114 他端
120 ディフューザ

Claims (3)

  1. 膨張状態において乗員と対向する乗員対向面の周縁部と前記乗員対向面とは反対側の反乗員側面の周縁部とを接合して袋状に形成したエアバッグ本体と、
    前記反乗員側面に形成した圧力流体の導入口及び前記エアバッグ本体の内外を連通するベントホールと、
    前記エアバッグ本体の内部に設けて前記ベントホールからの圧力流体の流出を規制する規制部と、
    前記乗員対向面と前記反乗員側面とを一時的に接合する破断可能な結合部と、
    を有し、
    前記規制部は、
    前記エアバッグ本体が膨張したときの厚さを規制する連結部材と、
    前記ベントホールを覆いかつ一端を前記反乗員側面で支持するとともに他端を前記結合部に接合したベントホールカバーと、
    一端を前記ベントホールカバーに接合しかつ他端を前記連結部材に接合した繋ぎ部材と、
    を有し、
    前記繋ぎ部材は、前記ベントホールを基準に前記ベントホールカバーを前記反乗員側面で支持している部位とは反対側に設けた支持部に支持されている
    ことを特徴とするエアバッグ。
  2. 請求項1に記載のエアバッグにおいて、
    前記支持部は、一端が前記乗員側面に支持され、他端寄りで前記ベントホールカバーの前記他端の一部を覆うように前記反乗員側面に結合した保持部材の前記他端寄りに設けられている
    ことを特徴とするエアバッグ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の前記エアバッグと、
    前記エアバッグに圧力流体を導入するするインフレータと、
    を備えたことを特徴とするエアバッグ装置。
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