JP2016098637A - 作業装置用角度検出装置 - Google Patents

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一晶 奥田
Kazuaki Okuda
一晶 奥田
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Abstract

【課題】角度センサのセンサ軸とリンク機構のリンクとの固定を安定して行うことができる作業装置用角度検出装置を提供する。【解決手段】角度センサ側リンク39と角度センサ32のセンサ軸32Aとを、第1の取付ブラケット41と、第2の取付ブラケット42と、ダミー軸43と、ボルト44,ナット45とを用いて固定する。この場合、第1の取付ブラケット41には、角度センサ側リンク39が固定される。第2の取付ブラケット42は、センサ軸32Aを挟んで第1の取付ブラケット41と対面して配置される。ボルト44,ナット45は、第1の取付ブラケット41と第2の取付ブラケット42との間にセンサ軸32Aおよびダミー軸43を挟持した状態で、第1の取付ブラケット41と第2の取付ブラケット42とを締着する。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば構造物の解体作業や土木作業等を行う作業機械の作業装置に装備され、作業装置を構成する作業腕の揺動位置の検出に好適に用いられる作業装置用角度検出装置に関する。
一般に、油圧ショベル等の作業機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載され該下部走行体と共に車体(本体)を構成する上部旋回体と、該上部旋回体の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置(フロント装置)とにより構成されている。
この場合、作業装置は、例えば、上部旋回体に左,右方向の揺動(回動)を可能に取付けられたスイングポスト、該スイングポストに上,下方向の揺動を可能に取付けられたブーム、該ブームに揺動可能に取付けられたアーム等の作業腕と、アームに揺動可能に取付けられたバケット、破砕機、カッタ、グラップル等の作業具と、これらを駆動するスイングシリンダ、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ(作業具シリンダ)等のアクチュエータ(油圧シリンダ)とを備えている。
ここで、特許文献1には、作業装置のアームに角度センサを設け、該角度センサによりアームとブームとの間の相対角度を検出可能とした構成が記載されている。この場合、角度センサのセンサ軸とアームシリンダのロッドとの間には、該ロッドの動き(回転)をセンサ軸に伝達するリンク機構が設けられている。
特開平6−228989号公報(特許第3194637号公報)
ところで、角度センサのセンサ軸とリンク機構のリンクとを、例えば取付けねじを用いて直接固定すると、リンクからセンサ軸に加わる力に基づいて、取付けねじが緩むおそれがある。そして、取付けねじの緩みが進行した場合には、リンクの動きがセンサ軸に伝達されなくなり、角度の検出が不正確になるおそれがある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、角度センサのセンサ軸とリンク機構のリンクとの固定を安定して行うことができる作業装置用角度検出装置を提供することにある。
本発明による作業装置用角度検出装置は、作業装置の作業腕に取付けられ、角度検出用のセンサ軸が回転することにより角度を検出する角度センサと、前記作業腕を揺動するアクチュエータと前記角度センサのセンサ軸との間に設けられ、前記アクチュエータの動きを前記センサ軸に伝達するリンク機構とを備えてなる。
上述した課題を解決するために、本発明が採用する構成の特徴は、前記センサ軸の外周面と当接する第1の当接面を有し、前記リンク機構を構成する一のリンクが固定される第1の取付ブラケットと、前記センサ軸の外周面と当接する第2の当接面を有し、前記センサ軸を挟んで前記第1の取付ブラケットと対面して配置される第2の取付ブラケットと、前記センサ軸の軸線方向に該センサ軸と対面して配置され、該センサ軸と共に前記第1の取付ブラケットおよび前記第2の取付ブラケットに挟持されるダミー軸と、前記第1の取付ブラケットと前記第2の取付ブラケットとの間に前記センサ軸および前記ダミー軸を挟持した状態で、前記第1の取付ブラケットと前記第2の取付ブラケットとを締着する締着具とを備える構成としたことにある。
本発明の作業装置用角度検出装置によれば、角度センサのセンサ軸とリンク機構のリンクとの固定を安定して行うことができる。
実施の形態による作業装置用角度検出装置を備えた双腕型作業機械を示す斜視図である。 図1中の車体左側の作業装置を示す側面図である。 図2中の矢示(III)方向からみた作業装置用角度検出装置の正面図である。 図3中の矢示IV−IV方向からみた断面図である。 図4中の矢示(V)方向からみた斜視図である。 シリンダ取付板、アームシリンダのロッド(取付アイ)、作業装置用角度検出装置を図5と同方向からみた分解斜視図である。 センサ軸、第1の取付ブラケット、第2の取付ブラケット、ダミー軸、ボルト・ナット等を示す図6と同方向からみた分解斜視図である。 図7の反対方向からみた分解斜視図である。 アームシリンダを最伸長させた状態でのリンク機構の各リンクの位置関係を説明するための側面図である。 アームシリンダを中間の伸びとした状態でのリンク機構の各リンクの位置関係を説明するための側面図である。 アームシリンダを最縮小させた状態でのリンク機構の各リンクの位置関係を説明するための側面図である。 第1の変形例による第1の取付ブラケット、第2の取付ブラケット、ボルト・ナット等を示す図7と同方向からみた分解斜視図である。 第2の変形例による第1の取付ブラケット、第2の取付ブラケット、ボルト・ナット等を示す図7と同方向からみた分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態による作業装置用角度検出装置について、作業機械の作業装置(より具体的には、1台の車体に2台の作業装置を備えた双腕型作業機械の作業装置)の角度検出装置に適用した場合を例に挙げ、図1ないし図11を参照しつつ詳細に説明する。
図1において、作業機械としての双腕型作業機械(双腕型油圧ショベル)1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載され該下部走行体2と共に車体(本体)を構成する上部旋回体3と、該上部旋回体3の前部側に俯仰動可能に設けられた後述の左,右の作業装置(フロント装置)10,20とにより構成されている。
この場合、左作業装置10と右作業装置20は、後述のキャブ5を挟んで左,右に離間して設けられている。双腕型作業機械1は、左作業装置10と右作業装置20とを別々に動作させることができるため、例えば構造物や廃棄物の解体作業に好適に用いることができる。
ここで、上部旋回体3は、ベースとなる旋回フレーム4と、該旋回フレーム4の前部中央に設けられ運転室を画成するキャブ5と、旋回フレーム4の後端側に設けられ左,右の作業装置10,20との重量バランスをとるカウンタウエイト6と、該カウンタウエイト6よりも前側に位置して旋回フレーム4に搭載されたエンジン、油圧ポンプ(いずれも図示せず)等の搭載機器と、該搭載機器を覆って旋回フレーム4上に設けられた外装カバー7とを含んで構成されている。
旋回フレーム4の前部左側には、後述する左作業装置10のスイングポスト11を支持する左取付部8が前方に突出して設けられている。旋回フレーム4の前部右側には、後述する右作業装置20のスイングポスト21を支持する右取付部9が前方に突出して設けられている。
次に、上部旋回体3の前部左側に設けられた左作業装置10、および、上部旋回体3の前部右側に設けられた右作業装置20について説明する。ここで、左作業装置10と右作業装置20は、アタッチメント(作業具)の種類がカッタ14とグラップル24で相違する以外、同一の構成を有している。このため、以下、主として左作業装置10について説明する。右作業装置20の構成については、左作業装置10と同一の構成要素に20番台の符号(21〜27)を左作業装置10と同一規則で付すことにより、その説明を簡略化する。
左作業装置10は、旋回フレーム4の左前部側でキャブ5よりも左側となる位置に、左,右方向の揺動(回動)を可能に、かつ、上,下方向の揺動を可能に設けられている。左作業装置10は、旋回フレーム4の左取付部8に左,右方向に揺動可能に支持されたスイングポスト11と、基端側がスイングポスト11に上,下方向に揺動可能に取付けられたブーム12と、ブーム12の先端側に揺動可能に取付けられた作業腕としてのアーム13と、アーム13の先端側に揺動可能に取付けられた作業具としてのカッタ14とを備えている。
さらに、左作業装置10は、スイングポスト11と旋回フレーム4との間に設けられたスイングシリンダ(図示せず)と、スイングポスト11とブーム12との間に設けられたブームシリンダ15と、ブーム12とアーム13との間に設けられたアームシリンダ16と、アーム13とカッタ14との間に設けられた作業具シリンダ17と、カッタ14を開,閉させるカッタ開,閉シリンダ18,19とを備えている。
左作業装置10は、スイングシリンダの伸縮によってスイングポスト11を左,右方向に揺動させると共に、ブームシリンダ15、アームシリンダ16の伸長、縮小によってブーム12、アーム13を揺動させることにより、カッタ14を所望の作業位置へと移動させる。そして、作業具シリンダ17、カッタ開,閉シリンダ18,19を伸縮させることにより、例えば解体すべき構造物等をカッタ14によって切断する構成となっている。
ここで、ブームシリンダ15は、チューブ15Aに対しロッド15Bが伸長、縮小することにより、スイングポスト11に対してブーム12を揺動する油圧シリンダとして構成されている。アクチュエータとしてのアームシリンダ16は、チューブ16Aに対しロッド16Bが伸長、縮小することにより、ブーム12に対してアーム13を揺動(回動)する油圧シリンダとして構成されている。さらに、作業具シリンダ17も、チューブ17Aに対しロッド17Bが伸長、縮小することにより、アーム13に対してカッタ14を揺動する油圧シリンダとして構成されている。
一方、ブーム12は、板材を接合することにより閉断面構造をなす箱型構造体として形成されている。ブーム12の長さ方向中央位置の下面側には、一対のブームシリンダ取付板12A(左側のみ図示)が左,右方向に対面して設けられている。ブームシリンダ取付板12Aには、ブームシリンダ15のロッド15Bの先端を枢支するためのシリンダピン15Cが取付けられている。一方、ブーム12の長さ方向中央位置の上面側には、一対のアームシリンダ取付板12Bが左,右方向に対面して設けられている。アームシリンダ取付板12Bには、アームシリンダ16のチューブ16Aの基端を枢支するための基端側シリンダピン16Cが取付けられている。
アーム13は、板材を接合することにより閉断面構造をなす箱型構造体として形成されている。アーム13の基端側には、一対のシリンダ取付板13A,13Bが左,右方向に対面して設けられている。シリンダ取付板13A,13Bには、アームシリンダ16のロッド16Bの先端を枢支するためのピンとしての先端側シリンダピン16Dが取付けられている。これに加えて、シリンダ取付板13A,13Bには、作業具シリンダ17のチューブ17Aの基端を枢支するための基端側シリンダピン17Cが取付けられている。
図6に示すように、アームシリンダ16のロッド16Bの先端は、先端側シリンダピン16Dが挿通されるピン孔16Eを有する取付アイ16Fとなっている。一方、一対のシリンダ取付板13A,13Bには、先端側シリンダピン16Dを挿通するピン挿通孔13A1,13B1が設けられている。この場合、一対のシリンダ取付板13A,13Bには、環状の補強リング13A2,13B2が溶接手段を用いて固設されており、該補強リング13A2,13B2によりピン挿通孔13A1,13B1の周囲を補強している。
さらに、一対のシリンダ取付板13A,13Bのうちの左側のシリンダ取付板13A(図6では右側のシリンダ取付板13A)には、ねじ孔13A3が設けられている。ねじ孔13A3には、シリンダ取付板13Aに対して先端側シリンダピン16Dを回り止めした状態で取付けるためのボルト16Gが螺合されている。
一方、先端側シリンダピン16Dは、左端側(図6の右端側)に固定板16Hが固設されており、固定板16Hには、ボルト16Gを挿通する挿通孔16H1が設けられている。先端側シリンダピン16Dは、シリンダ取付板13A,13Bのピン挿通孔13A1,13B1およびロッド16Bのピン孔16Eに挿通した状態で、ボルト16Gを用いて固定板16Hをシリンダ取付板13Aに固定することにより、シリンダ取付板13A,13Bに取付けられている。先端側シリンダピン16Dには、後述するリンク機構34を構成するロッド側リンク35が取付けられている。
さらに、後述する角度検出装置31の角度センサ32は、一対のシリンダ取付板13A,13Bの間、より具体的には、右側のシリンダ取付板13Bの側面(左側面、内側面)に取付けられている。このために、右側のシリンダ取付板13Bの側面には、角度センサ32を取付けるための取付筒13Cが溶接等の手段を用いて固設されている。取付筒13Cの端面(端縁)には、周方向に離間して3個のねじ穴13C1が設けられている。各ねじ穴13C1には、角度センサ32を取付筒13Cに固定するためのボルト33が螺合される。
一方、右作業装置20は、旋回フレーム4の右前部側でキャブ5よりも右側となる位置に、左,右方向の揺動を可能に、かつ、上,下方向の揺動を可能に設けられている。右作業装置20は、左作業装置10と同様に、スイングポスト21、ブーム22、作業腕としてのアーム23、作業具としてのグラップル24、スイングシリンダ(図示せず)、ブームシリンダ25、アクチュエータ(油圧シリンダ)としてのアームシリンダ26、作業具シリンダ27、グラップル開,閉シリンダ(図示せず)を備えて構成されている。図示は省略するが、右作業装置20のアーム23(シリンダ取付板23A,23B)とアームシリンダ26のロッド26Bの先端(取付アイ26F)との取付構造は、上述した左作業装置10のアーム13(シリンダ取付板23A,23B)とアームシリンダ16のロッド16B(取付アイ16F)との取付け構造と同様である。
次に、アーム13のシリンダ取付板13Bとアームシリンダ16のロッド16Bとの間に設けられた角度検出装置31について説明する。なお、以下、左作業装置10に設けられた角度検出装置31について説明するが、右作業装置20についても同様の角度検出装置(図示せず)が設けられている。
角度検出装置31は、アーム13とアームシリンダ16のロッド16Bとの相対角度を検出するものである。このために、角度検出装置31は、角度センサ32と、リンク機構34とを含んで構成されている。
角度センサ32は、角度検出用のセンサ軸32Aを有し、該センサ軸32Aが回転することにより角度(角度に対応するセンサ軸32Aの回転量)を検出するものである。ここで、角度センサ32は、アーム13に取付けられている。具体的には、角度センサ32は、一対のシリンダ取付板13A,13Bの間となる右側のシリンダ取付板13Bの側面(左側面、内側面)に取付けられている。
このために、右側のシリンダ取付板13Bの側面には、角度センサ32を取付けるための取付筒13Cが固設されている。角度センサ32には、取付筒13Cに角度センサ32を取付けるためのフランジ32Bが設けられており、フランジ32Bには、取付筒13Cのねじ穴13C1に対応して3個のねじ挿通孔32B1が設けられている。角度センサ32は、取付筒13C内に挿通した状態で、フランジ32Bを取付筒13Cにボルト33を用いて固定することにより、アーム13のシリンダ取付板13Bに取付けられている。
角度センサ32は、内部にセンサ軸32Aの回転位置(回転量)を検出するポテンショメータ等の検出部(図示せず)を有している。検出部は、図示しないコントローラ、コントロールユニット等の制御装置(演算装置)に接続されている。制御装置は、角度センサ32の検出部が検出するアーム13とアームシリンダ16のロッド16Bとの相対角度に基づいて、例えば、ブーム12とアーム13との相対角度(上,下方向の揺動角度)を求めることができる。
さらに、制御装置は、ブーム12とアーム13との相対角度に加え、他の角度センサ(図示せず)によって検出されるスイングポスト11、ブーム12等の相対角度(左,右方向の揺動角度、上,下方向の揺動角度)等も用いることにより、例えば、アーム13の位置(例えば、絶対位置)等を求めることもできる。この場合、制御装置は、例えば、左作業装置10のアーム13の位置と、右作業装置20に設けられた図示しない角度検出装置の角度検出に基づくアーム23の位置に応じて、油圧シリンダ(スイングシリンダ、ブームシリンダ15,25、アームシリンダ16,26、作業具シリンダ17,27)に供給する圧油の制御を行うことができる。これにより、例えば、左作業装置10のブーム12、アーム13、カッタ14と、右作業装置20のブーム22、アーム23、グラップル24とが干渉(接触)することを未然に阻止することができる。
一方、リンク機構34は、角度センサ32のセンサ軸32Aとアームシリンダ16のロッド16Bの先端との間に設けられている。リンク機構34は、アームシリンダ16のロッド16Bの先端の動き、即ち、先端側シリンダピン16Dを中心とするロッド16Bの先端(取付アイ16F)の動き(回転)を、角度センサ32のセンサ軸32Aに伝達するものである。
ここで、リンク機構34は、ロッド側リンク35と、ロッド側リンクピン36と、中間リンク37と、センサ側リンクピン38と、角度センサ側リンク39とにより構成されている。
ロッド側リンク35は、アームシリンダ16のロッド16Bの先端(取付アイ16F)を枢支するための先端側シリンダピン16Dに取付けられている。このために、ロッド側リンク35は、中心に先端側シリンダピン16Dが挿通される取付孔35A1が設けられた取付板35Aと、該取付板35Aの2個所位置(ロッド16Bの先端を両側から挟む2個所位置)で90°折り曲げ成形され先端側シリンダピン16Dの中心軸線と同方向に延びる一対の回り止め片35B,35Cと、ロッド側リンクピン36が挿通されるリンク孔35Dとを備えている。
回り止め片35B,35Cには、ロッド16Bの外周面と直接当接する樹脂製の当接片35E,35Fがそれぞれ固定されている。各当接片35E,35Fは、ロッド16Bの長さ方向に延びる中心軸線を中心としてロッド16Bの周方向に180°離間した2箇所位置で、ロッド16Bの外周面と当接する。これにより、ロッド側リンク35は、先端側シリンダピン16Dを中心として、ロッド16Bの先端(取付アイ16F)と共に(同期して)回転する。
中間リンク37は、ロッド側リンクピン36を介してロッド側リンク35に揺動可能に連結されている。中間リンク37は、ロッドの先端に沿うように湾曲した形状、換言すれば、全体として略「へ」字状(略「L」字状)に形成されている。中間リング37の長さ方向の一端側(ロッド16B側)には、ロッド側リンクピン36が挿通されるロッド側リンク孔37Aが設けられている。中間リンク37の長さ方向の他端側(角度センサ32側)には、センサ側リンクピン38が挿通されるセンサ側リンク孔37Bが設けられている。
角度センサ側リンク39は、センサ側リンクピン38を介して中間リンク37に揺動可能に連結されている。角度センサ側リンク39は、直線状、換言すれば、全体として略「I」字状に形成されている。角度センサ側リンク39の長さ方向の一端側(中間リンク37側)には、センサ側リンクピン38が挿通されるリンク孔39Aが設けられている。角度センサ側リンク39の長さ方向の他端側(角度センサ32側)には、後述する第1の取付ブラケット41が固定されている。この場合、図8に示すように、角度センサ側リンク39の他端側は、第1の取付ブラケット41の第1の当接部41Bの外面(外周面)に沿った凹部(湾曲部)39Bとなっている。
ロッド側リンクピン36は、ロッド側リンク35のリンク孔35Dと中間リンク37のロッド側リンク孔37Aとに挿通され、座金36Aと割りピン36Bにより抜け止めされている。センサ側リンクピン38は、中間リンク37のセンサ側リンク孔37Bと角度センサ側リンク39のリンク孔39Aとに挿通され、座金38Aと割りピン38Bにより抜け止めされている。後述するように、リンク機構34は、ブームに対するアームの揺動に伴って、図9ないし図11に示すように各リンク35,37,39が変位(揺動)する。
ところで、角度センサのセンサ軸とリンク機構のリンク(角度センサ側リンク)とを、例えば取付けねじを用いて直接固定すると、リンクからセンサ軸に加わる力に基づいて、取付けねじが緩むおそれがある。そして、取付けねじの緩みが進行した場合には、リンクの動きがセンサ軸に伝達されなくなり、角度の検出が不正確になるおそれがある。そこで、実施の形態では、角度センサ側リンク39と角度センサ32のセンサ軸32Aとを、第1の取付ブラケット41と、第2の取付ブラケット42と、ダミー軸43と、締着具としてのボルト44,ナット45とを用いて固定している。以下、角度センサ32のセンサ軸32Aと角度センサ側リンク39との固定構造について説明する。
第1の取付ブラケット41は、センサ軸32Aの外周面と当接する第1の当接面41Aを有し、リンク機構34を構成する角度センサ側リンク39が固定されるものである。即ち、第1の取付ブラケット41は、内面側が半円弧状に形成され第1の当接面41Aとなると共に背面側に角度センサ側リンク39の他端部が固定された半円筒状の第1の当接部41Bと、該第1の当接部41Bの周方向の両端部からそれぞれ径方向外側に延びた一対の第1のフランジ部41C,41Dとを備えている。
ここで、第1の当接部41Bの背面には、角度センサ側リンク39の他端部(凹部39B)が、例えば、溶接手段等を用いて不離に接合(接着)されている。第1の当接面41Aは、センサ軸32Aの外周面およびダミー軸43の円柱部43Aの外周面と同一の曲率(曲率半径)の曲面(内周面)となっている。第1のフランジ部41C,41Dは、同一直線状に延びており、中央位置には貫通孔となるボルト挿通孔41Eがそれぞれ設けられている。ボルト挿通孔41Eには、ボルト44が挿通される。
第2の取付ブラケット42は、センサ軸32Aの外周面と当接する第2の当接面42Aを有し、センサ軸32Aを挟んで第1の取付ブラケット41と対面して配置されている。ここで、第2の取付ブラケット42は、第1の取付ブラケット41と同一形状となっている。即ち、第2の取付ブラケット42も、内面側が半円弧状に形成され第2の当接面42Aとなった第2の当接部42Bと、該第2の当接部42Bの周方向の両端部からそれぞれ径方向外側に延びた一対の第2のフランジ部42C,42Dとを備えている。
第2の当接面42Aは、第1の当接面41Aと同様に、センサ軸32Aの外周面およびダミー軸43の円柱部43Aの外周面と同一の曲率(曲率半径)の曲面(内周面)となっている。第2のフランジ部42C,42Dも、第1のフランジ部41C,41Dと同様に、同一直線状に延びており、中央位置には貫通孔となるボルト挿通孔42Eがそれぞれ設けられている。ボルト挿通孔42Eには、ボルト44が挿通される。
ダミー軸43は、センサ軸32Aの軸線方向に該センサ軸32Aと対面して配置されている。ダミー軸43は、角度センサ32のセンサ軸32Aと同一の外径寸法に形成された円柱部43Aを有している。円柱部43Aの外周面は、第1の取付ブラケット41の第1の当接面41Aおよび第2の取付ブラケット42の第2の当接面42Aに当接する。ダミー軸43は、センサ軸32Aと共に、第1の取付ブラケット41および第2の取付ブラケット42に挟持される。
ボルト44,ナット45は、第1の取付ブラケット41と第2の取付ブラケット42との間にセンサ軸32Aおよびダミー軸43を挟持した状態で、第1の取付ブラケット41と第2の取付ブラケット42とを締着するものである。即ち、ボルト44は、第1のフランジ部41C,41Dと第2のフランジ部42C,42Dとを対向(隙間をもって対面)させた状態で、ボルト挿通孔41E,42Eに挿通し、ナット45を螺合することにより、第1のフランジ部41Cと第2のフランジ部42C、および、第1のフランジ部41Dと第2のフランジ部42Dを締着する。
この状態で、第1のフランジ部41Cと第2のフランジ部42Cとの間は、隙間があってもよいし、当接するようにしてもよい。いずれの場合も、ボルト44,ナット45の螺合に基づいて、第1,第2の両取付ブラケット41,42の第1,第2の両当接面41A,42Aとセンサ軸32Aの外周面とに、必要な摩擦力が付与されるようにする。具体的には、角度センサ側リンク39にセンサ軸32Aを回転させる方向の力が加わると、この力をセンサ軸32Aに滑りなく伝達できる摩擦力が得られるようにする。これに加えて、角度センサ側リンク39に対し、第1,第2の両取付ブラケット41,42とセンサ軸32Aとを外す方向の力が加わっても、センサ軸32Aから第1,第2の両取付ブラケット41,42が外れないような摩擦力(締結力)が得られるようにする。
実施の形態では、第1の取付ブラケット41と第2の取付ブラケット42との間にセンサ軸32Aを挟持するだけでなく、ダミー軸43も挟持した状態で、第1の取付ブラケット41と第2の取付ブラケット42とをボルト44,ナット45により締着する。このため、角度センサ32のセンサ軸32Aとリンク機構34の角度センサ側リンク39との固定を安定して行うことができる。
実施の形態の双腕型作業機械1は、上述の如き構成を有するもので、次に、その動作について説明する。
まず、オペレータは、キャブ5に搭乗し、各種の操作レバー・ペダル等のうち走行用の操作レバー・ペダルを操作することにより、下部走行体2を走行させることができる。また、オペレータは、左作業装置10用の左操作レバー・アームを操作することにより、左作業装置10のスイングポスト11、ブーム12、アーム13、カッタ14を動作させることができ、右作業装置20用の右操作レバー・アームを操作することにより、右作業装置20のスイングポスト21、ブーム22、アーム23、グラップル24を動作させることができる。
このとき、図9ないし図11に示すように、アームシリンダ16の伸長、縮小に基づいて、アーム13がブーム12に対して揺動すると、アームシリンダ16のロッド16Bの先端の動き、即ち、先端側シリンダピン16Dを中心とするロッド16Bの取付アイ16Fの動き(回転)が、リンク機構34の各リンク35,37,39を介して角度センサ32のセンサ軸32Aに伝達される。角度センサ32の検出部は、センサ軸32Aの回転位置(回転量)を検出し、その回転位置に対応する検出信号を、制御装置に出力する。
ここで、センサ軸32Aの回転位置は、アーム13とアームシリンダ16のロッド16Bとの相対角度に対応する。このため、制御装置は、角度センサ32により検出される相対角度に基づいて、例えば、ブーム12とアーム13との相対角度(上,下方向の揺動角度)を求めることができる。
さらに、制御装置は、左作業装置10の角度検出装置31および右作業装置20の角度検出装置(図示せず)等から得られる角度情報に基づいて、油圧シリンダ(スイングシリンダ、ブームシリンダ15,25、アームシリンダ16,26、作業具シリンダ17,27)に供給する圧油の制御を行うことができる。これにより、例えば、左作業装置10のブーム12、アーム13、カッタ14と、右作業装置20のブーム22、アーム23、グラップル24とが干渉(接触)することを未然に阻止することができる。
かくして、実施の形態によれば、角度センサ32のセンサ軸32Aとリンク機構34の角度センサ側リンク39との固定を安定して行うことができる。
(1).即ち、実施の形態によれば、第1の取付ブラケット41と第2の取付ブラケット42との間に、センサ軸32Aだけでなく、センサ軸32Aとダミー軸43との両方を挟持した状態で、第1の取付ブラケット41と第2の取付ブラケット42とをボルト44,ナット45により締着する。この場合、ダミー軸43は、センサ軸32Aの軸線方向に該センサ軸32Aと対面した状態で、第1の取付ブラケット41および第2の取付ブラケット42に挟持される。このため、第1の取付ブラケット41および第2の取付ブラケット42は、センサ軸32Aとダミー軸43との両方に、ボルト44,ナット45の締着に基づく摩擦力を加えることができる。
これにより、角度センサ側リンク39が固定された第1の取付ブラケット41に、角度センサ側リンク39を通じてセンサ軸32Aを回転させる方向の力が加わると、センサ軸32Aは、第1,第2の両取付ブラケット41,42の第1,第2の両当接面41A,42Aとセンサ軸32Aの外周面との当接(摩擦)に基づいて、第1,第2の両取付ブラケット41,42と共に回転する。このとき、ボルト44,ナット45は、第1の取付ブラケット41と第2の取付ブラケット42とを締着しているため、角度センサ側リンク39からの力に基づいてボルト44,ナット45が緩むことを抑制できる。この結果、角度センサ32のセンサ軸32Aとリンク機構34の角度センサ側リンク39との固定を安定して行うことができる。
(2).実施の形態によれば、第1の当接部41Bから径方向外側に延びた(一対の)第1のフランジ部41C,41Dと、第2の当接部42Bから径方向外側に延びた(一対の)第2のフランジ部42C,42Dとを対向させた状態で、これら第1のフランジ部41C,41Dと第2のフランジ部42C,42Dとをボルト44,ナット45により締着する。このため、ボルト44,ナット45による第1のフランジ部41C,41Dと第2のフランジ部42C,42Dとの締着に基づいて、第1,第2の両取付ブラケット41,42の第1,第2の両当接面41A,42Aとセンサ軸32Aの外周面との摩擦力を確保することができる。これにより、第1の当接部41Bと第2の当接部42Bとの間でセンサ軸32Aを安定して挟持することができる。
(3).実施の形態によれば、ダミー軸43の円柱部43Aの外周面とセンサ軸32Aの外周面とが、第1の取付ブラケット41の第1の当接面41Aおよび第2の取付ブラケット42の第2の当接面42Aに当接する。このため、第1,第2の両当接面41A,42Aとセンサ軸32Aの外周面との摩擦力、および、第1,第2の両当接面41A,42Aとダミー軸43(円柱部43A)の外周面との摩擦力を、両者で均等に確保することができる。これにより、センサ軸32Aとダミー軸43との両方を、第1の取付ブラケット41と第2の取付ブラケット42とによりに安定して挟持することができる。
(4).実施の形態によれば、角度センサ32をアーム13に設けられた一対のシリンダ取付板13A,13Bの間に取付ける構成としている。このため、角度センサ32がアーム13から出っ張ることを抑制できる。しかも、(左)作業装置10による作業時に、一対のシリンダ取付板13A,13Bが角度センサ32およびリンク機構34の盾になることにより、角度センサ32およびリンク機構34と周囲の構造物等との接触を抑制できる。
(5).実施の形態によれば、リンク機構34を、ロッド側リンク35と中間リンク37と角度センサ側リンク39との3つのリンクにより構成している。このため、アームシリンダ16のロッド16Bの動き、即ち、先端側シリンダピン16Dを中心とするロッド16B(取付アイ16F)の動き(回転)を、3つのリンク35,37,39を介して角度センサ32のセンサ軸32Aに安定して伝達することができる。
なお、第1の実施の形態では、第1の取付ブラケット41は、半円筒状の第1の当接部41Bの周方向の両端に一対の第1のフランジ部41C,41Dを設け、第2の取付ブラケット42は、半円筒状の第2の当接部42Bの周方向の両端に一対の第2のフランジ部42C,42Dを設ける構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、図12に示す第1の変形例のように、第1の取付ブラケット41の一端側と第2の取付ブラケット42の一端側とをヒンジ46で接続すると共に、第1の取付ブラケット41の他端側に1個の第1のフランジ部41Cを設け、第2の取付ブラケット42の他端側に1個の第2のフランジ部42Cを設ける構成としてもよい。この場合は、1個のボルト44,ナット45により第1のフランジ部41Cと第2のフランジ部42Cとを締着させることにより、第1の取付ブラケット41と第2の取付ブラケット42との間でセンサ軸32Aとダミー軸43とを挟持することができる。
第1の実施の形態では、第1の取付ブラケット41の第1の当接部41B、および、第2の取付ブラケット42の第2の当接部42Bを、半円筒状に形成した場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、図13に示す第2の変形例のように、第1の取付ブラケット51、第2の取付ブラケット52を、全体としてT字形状のブロック体とするとともに、第1の取付ブラケット51の内側面に凹部状の第1の当接面51Aを形成し、第2の取付ブラケット52の内側面に凹部状の第2の当接面52Aを形成する構成としてもよい。
この場合、第1の取付ブラケット51は、凹部状の第1の当接面51Aが形成された部位が第1の当接部51Bとなり、第1の当接部51Bの両端部から第1の当接面51Aの径方向外側に延びる部位が第1のフランジ部51C,51Dとなる。第1のフランジ部51C,51Dには貫通孔となるボルト挿通孔51Eがそれぞれ設けられている。一方、第2の取付ブラケット52は、凹部状の第2の当接面52Aが形成された部位が第2の当接部52Bとなり、第2の当接部52Bの両端部から第2の当接面52Aの径方向外側に延びる部位が第2のフランジ部52C,52Dとなる。第2のフランジ部52C,52Dには貫通孔となるボルト挿通孔52Eがそれぞれ設けられている。
実施の形態では、角度センサ32が取付けられた作業腕をアーム13とし、作業腕を揺動するアクチュエータをアームシリンダ26とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、角度センサが取付けられる作業腕をブームとし、作業腕を揺動するアクチュエータをブームシリンダとしてもよい。即ち、角度検出装置(角度センサ、リンク機構)は、互いに相対変位(揺動)する作業装置の一側部材(作業腕、アクチュエータ、作業具)と他側部材(作業腕、アクチュエータ、作業具)との間に設ける(装着する)ことができる。
実施の形態では、リンク機構34を、ロッド側リンク35と中間リンク37と角度センサ側リンク39との3本のリンクにより構成した場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、リンク機構34を、1本のリンク、または、2本のリンク、さらには、4本以上のリンクにより構成してもよい。
実施の形態では、作業機械として1台の車体に2台の作業装置10,20を備えた双腕型作業機械1の作業装置10,20に角度検出装置31を装備した場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、1台の車体に1台の作業装置を備えた油圧ショベル等の各種の作業機械の作業装置用角度検出装置として広く適用することができる。
1 双腕型作業機械(作業機械)
2 下部走行体(車体)
3 上部旋回体(車体)
10 左作業装置(作業装置)
13 アーム(作業腕)
13A,13B シリンダ取付板
16 アームシリンダ(アクチュエータ、油圧シリンダ)
16A チューブ
16B ロッド
16D 先端側シリンダピン(ピン)
20 右作業装置(作業装置)
31 角度検出装置(作業装置用角度検出装置)
32 角度センサ
32A センサ軸
34 リンク機構
35 ロッド側リンク
37 中間リンク
39 角度センサ側リンク
41,51 第1の取付ブラケット
41A,51A 第1の当接面
41B,51B 第1の当接部
41C,41D,51C,51D 第1のフランジ部
42,52 第2の取付ブラケット
42A,52A 第2の当接面
42B,52B 第2の当接部
42C,42D,52C,52D 第2のフランジ部
43 ダミー軸
44 ボルト(締着具)
45 ナット(締着具)

Claims (5)

  1. 作業装置の作業腕に取付けられ、角度検出用のセンサ軸が回転することにより角度を検出する角度センサと、
    前記作業腕を揺動するアクチュエータと前記角度センサのセンサ軸との間に設けられ、前記アクチュエータの動きを前記センサ軸に伝達するリンク機構とを備えてなる作業装置用角度検出装置において、
    前記センサ軸の外周面と当接する第1の当接面を有し、前記リンク機構を構成する一のリンクが固定される第1の取付ブラケットと、
    前記センサ軸の外周面と当接する第2の当接面を有し、前記センサ軸を挟んで前記第1の取付ブラケットと対面して配置される第2の取付ブラケットと、
    前記センサ軸の軸線方向に該センサ軸と対面して配置され、該センサ軸と共に前記第1の取付ブラケットおよび前記第2の取付ブラケットに挟持されるダミー軸と、
    前記第1の取付ブラケットと前記第2の取付ブラケットとの間に前記センサ軸および前記ダミー軸を挟持した状態で、前記第1の取付ブラケットと前記第2の取付ブラケットとを締着する締着具とを備える構成としたことを特徴とする作業装置用角度検出装置。
  2. 前記第1の取付ブラケットは、内面側が半円弧状に形成され前記第1の当接面となると共に背面側に前記一のリンクが固定される第1の当接部と、該第1の当接部の周方向の端部から径方向外側に延びた第1のフランジ部とを備え、
    前記第2の取付ブラケットは、内面側が半円弧状に形成され前記第2の当接面となった第2の当接部と、該第2の当接部の周方向の端部から径方向外側に延びた第2のフランジ部とを備え、
    前記締着具は、前記第1のフランジ部と前記第2のフランジ部とを対向させた状態でこれら第1のフランジ部と第2のフランジ部とを締着する構成としてなる請求項1に記載の作業装置用角度検出装置。
  3. 前記ダミー軸は、前記角度センサのセンサ軸と同一の外径寸法に形成された円柱部を有し、
    該円柱部の外周面は、前記第1の取付ブラケットの第1の当接面および前記第2の取付ブラケットの第2の当接面に当接する構成としてなる請求項1または2に記載の作業装置用角度検出装置。
  4. 前記作業装置のアクチュエータは、チューブに対しロッドが伸長・縮小することにより前記作業腕を揺動する油圧シリンダであり、
    前記作業装置の作業腕には、前記油圧シリンダのロッドの先端を枢支するためのピンを取付ける一対のシリンダ取付板が対面して設けられており、
    前記角度センサは、前記一対のシリンダ取付板の間に取付ける構成としてなる請求項1,2または3に記載の作業装置用角度検出装置。
  5. 前記リンク機構は、
    前記油圧シリンダのロッドを枢支するためのピンに取付けられ、該ピンを中心として前記ロッドと共に回転するロッド側リンクと、
    該ロッド側リンクに揺動可能に連結される中間リンクと、
    該中間リンクに揺動可能に連結され前記一のリンクとなる角度センサ側リンクとにより構成してなる請求項4に記載の作業装置用角度検出装置。
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