JP2016088716A - 乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置 - Google Patents

乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置 Download PDF

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【課題】スカートガードスイッチの動作点検を精度良く自動で信頼性高く実施できる乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置を提供する。【解決手段】所定のステップに内蔵された自動点検装置が所定の期日で乗客コンベアの起動時・停止時に自動でスカートガード202を押圧してスカートガードスイッチ201の動作点検を行う際、制御ユニット210の指示でマグネットスイッチ213の動作に応じて駆動制御部(略図)が各ステップの駆動後に所定のステップをスイッチ213位置で停止させた後、エアーポンプ204を駆動してプランジャ203へ空気を流入させて伸縮部を伸ばし、スイッチ201を動作させるようにガード202を押圧したときのマイクロフォン206からのスイッチ201の動作音検出結果、及び圧力センサ207からのプランジャ203によるガード202への押圧力検出結果に基づいて動作点検を計測した結果の計測データを記録する。【選択図】図2

Description

本発明は、乗客コンベアの欄干パネルの下辺部からステップ近傍までを覆う内デッキから垂下して配置されるスカートガードへの接触による押圧力が所定値以上で走行停止させる安全装置として働くスカートガードスイッチの動作点検を自動で行う乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置に関する。
一般に、エスカレータや動く歩道に代表される乗客コンベアは、一方の床と他方の床との間に架設されるフレームと、このフレーム内に収納されると共に、互いに連結されて乗降口間を循環して移動する複数のステップと、これらのステップの進行方向の両側に立設されると共に、ステップと同一方向に移動するハンドレールを支持する欄干パネルと、この欄干パネルの下部外側にステップの移動方向に沿って連続的に外側に配設された複数の外デッキと、ステップの移動方向に沿って連続的に欄干パネルの下辺部からステップ近傍までを覆うように配設された内デッキと、を備え、内デッキから垂下するようにスカートガードが配置されて構成されている。
ところで、こうした乗客コンベアの内デッキから垂下して配置されるスカートガードの近傍の所定箇所には、ステップ上の利用者(乗客)の靴等がスカートガードに接触して引き込まれることを防止すべく、物理的接触による負荷の押圧力が所定値以上で走行停止させる安全装置として働くスカートガードスイッチが設けられている。通常、このようなスカートガードスイッチは、物理的接触による負荷の押圧力が所定値以上で動作することを定期的に点検する必要があり、従来ではバネ秤式の測定器を用いてスカートガードを押圧するようにして点検を行っている。この種のスカートガードスイッチの点検に係る周知技術として、反力をステップに受け持たせることなく、スカートガードに押圧力を付与する「スカートガードスイッチの動作力測定装置」(特許文献1参照)が挙げられる。
特開平09−249374号公報
上述した特許文献1記載の技術は、スカートガード間に動作力測定装置(点検装置)の両端部の押圧子を当接させ、スカートガードを突っ張らせた状態にして押圧力を与え、押圧子に加わった押圧力を表示手段に表示させて動作点検を行うものであるが、定期点検時には保守点検業者が現場へ赴き、装置を持ち運んで現場で測定用の設置・設定を行わなければならず、点検作業の負担が少なくない上、装置の設置・設定の状態にばらつきがあると(装置の設置状態がステップの平坦面に対して非平行で設定される場合が想定される)、押圧力の測定値にもばらつきを生じる懸念があり、こうした場合には押圧力の測定を精度良く行うことができない虞がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、スカートガードスイッチの動作点検を精度良く自動で信頼性高く実施できる乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置を提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明は、乗客コンベアの内デッキから垂下して配置されるスカートガードの近傍の所定箇所に設けられると共に、互いに連結されて乗降口間を循環して移動する複数のステップ上での当該スカートガードに対する物理的接触による負荷の押圧力が所定値以上で走行停止させる安全装置として働くスカートガードスイッチの動作点検を行う乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置において、複数のステップの所定のものに内蔵され、所定の期日で乗客コンベアの起動時又は停止時に自動でスカートガードを押圧してスカートガードスイッチの動作点検を行う自動点検装置を備えたことを特徴とする。
本発明の乗客コンベアによれば、上記構成により、スカートガードスイッチの動作点検を精度良く自動で信頼性高く実施できるようになる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例に係る乗客コンベアの所定のステップに内蔵されたスカートガードスイッチ点検装置の概略構成を一部破断して示した側面図である。 図1に示すスカートガードスイッチ点検装置の点検動作状態を一部破断して示した側面図である。 図1に示すスカートガードスイッチ点検装置の自動点検に係る動作処理を示したフローチャートである。
以下に、本発明の乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置について、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る乗客コンベアの所定のステップに内蔵されたスカートガードスイッチ点検装置の概略構成を一部破断して示した側面図である。また、図2は、このスカートガードスイッチ点検装置の点検動作状態を一部破断して示した側面図である。
図1及び図2を参照すれば、実施例に係るスカートガードスイッチ点検装置は、図示されない乗客コンベア(ここでは例えばエスカレータとする)の内デッキから垂下して配置されるスカートガード202の近傍の所定箇所に設けられると共に、互いに連結されて乗降口間を循環して移動する複数のステップ上でのスカートガード202に対する物理的接触による負荷の押圧力が所定値以上で走行停止させる安全装置として働くスカートガードスイッチ201の動作点検を行うもので、所定のステップに内蔵された自動点検装置が所定の期日でエスカレータの起動時又は停止時に自動でスカートガード202を押圧してスカートガードスイッチ201の動作点検を行う機能を持つ。
この自動点検装置は、基本構成上、蓄えられた電荷を放電して電源供給を行う蓄電池(バッテリ)208と、蓄電池208から電源供給されてエアーポンプ(P)204の駆動を制御する制御部としての制御ユニット210と、エアーポンプ204とエアーチューブ205を介して結合されてエアーポンプ204からの空圧を受けて伸縮部が伸びてステップ両端側のスカートガード202をそれぞれ押圧する一対のプランジャ(エアージャッキ)203と、非接触式で受電可能な無線通信機能を持つワイヤレス受電無線通信器212と、各プランジャ203の伸縮部の先端側に取り付けられてプランジャ203によるスカートガード202への押圧力を検出する圧力センサ207と、圧力センサ207で検出された押圧力に応じたスカートガードスイッチ201の動作状態を検出する動作状態検出手段として働くと共に、各プランジャ203の伸縮部の先端側の圧力センサ207近傍に取り付けられてスカートガードスイッチ201の動作音を検出するマイクロフォン206と、電磁石として働くマグネット211と、を備えて構成され、蓄電池208、エアーポンプ204、プランジャ203、圧力センサ207、マイクロフォン206、マグネット211、及びワイヤレス受電無線通信器212は配線209を介して制御ユニット210に接続されている。
また、この自動点検装置は、図示されないエスカレータの固定部材の所定箇所に設けられると共に、複数のステップの所定のものとが対向した際に内蔵するマグネット211の磁力変化に基づいて接近状態に応じて動作するマグネットスイッチ213と、図示されないエスカレータの固定部材の所定箇所に設けられると共に、ワイヤレス受電無線通信器212に対して非接触式で送電可能な無線通信機能を持つワイヤレス送電無線通信器214と、を含んでいる。
この自動点検装置では、制御ユニット210に設定された予め定められた所定の期日でエスカレータの起動時又は停止時に自動でスカートガードスイッチ201の動作点検を行う際、制御ユニット210によるワイヤレス受電無線通信器212を介しての無線通信での指示によりマグネットスイッチ213の動作に応じて図示されない駆動制御部が各ステップを駆動させて所定のステップをマグネットスイッチ213の位置で自動停止させた後、制御ユニット210がエアーポンプ204を駆動してプランジャ203へ空気を流入させて図2に示されるようにプランジャ203の伸縮部を伸ばし、スカートガードスイッチ201を動作させるようにスカートガード202を押圧する。このときにマイクロフォン206からのスカートガードスイッチ201の動作音の検出結果と圧力センサ207からのプランジャ203によるスカートガード202への押圧力の検出結果とが制御ユニット210に伝送されるため、制御ユニット210ではこれらの検出結果に基づいて動作点検を計測した結果の計測データを記録すると共に、計測データをワイヤレス受電無線通信器212を介して無線通信で外部へ通達する。また、スカートガードスイッチ201の動作点検終了後には、制御ユニット210がエアーポンプ204を駆動してプランジャ203から空気を吐出させてプランジャ203の伸縮部を縮めることにより、図1に示されるような通常位置に戻す。
図3は、実施例に係るスカートガードスイッチ点検装置の自動点検に係る動作処理を示したフローチャートである。
図3を参照すれば、自動点検に係る動作処理では、制御ユニット210に対して予め設定された日のエスカレータの起動時又は停止時にスカートガードスイッチ201の動作点検が行われるように、例えば設定変更により毎日のエスカレータ起動時・停止時に自動スタート可能(ステップS1)なように動作点検開始の期日を設定しておき、これにより毎日のエスカレータ起動時・停止時にスカートガードスイッチ201の動作点検が自動スタートすると、制御ユニット210から指示された駆動制御部が各ステップを駆動(走行)させてマグネットスイッチ213の動作に応じて自動点検装置が内蔵されている所定のステップをマグネットスイッチ位置まで自動でUP(上昇)運転を開始しマグネットスイッチ位置で自動停止(ステップS2)する。
次に、制御ユニット210はエアーポンプ204を駆動しプランジャ203を動作(ステップS3)させて伸縮部を伸ばし、スカートガードスイッチ201を動作させるようにスカートガード202を押圧する。このとき、エアーポンプ204はエアーチューブ205を介してプランジャ203内に空気を流入させて伸縮部を伸長させ、スカートガード202を通してスカートガードスイッチ201を押圧力が所定値以上となるように押圧するように動作させる。そこで、制御ユニット210は、マイクロフォン206から集音されるスカートガードスイッチ201の動作音に基づいて、マイクロフォン206にてスカートガードスイッチ201の動作音を検出したか否かの判定(ステップS4)を行う。この判定の結果、スカートガードスイッチ201の動作音が検出されていなければ、エアーポンプ204を駆動しプランジャ203を動作(ステップS3)する処理に戻って伸縮部を伸ばす動作を継続させるが、スカートガードスイッチ201の動作音が検出されていれば圧力センサ207からのスカートガード202を介在したスカートガードスイッチ201に対するプランジャ203の伸縮部による押圧力を検出することにより、圧力センサ207にて動作圧力を計測(ステップS5)する処理を行い、スカートガードスイッチ201の動作音検出時の圧力センサ207からの動作圧力の検出値を記録してから3回計測を実施したか否かの判定(ステップS6)を行う。
ここでの3回計測を実施したか否かの判定(ステップS6)の結果、3回計測していなければ制御ユニット210はエアーポンプ204を駆動してプランジャ203から空気を吐出させてプランジャ203の伸縮部を縮めることで空気圧を抜く(ステップS10)処理を行って図1に示されるような通常位置に戻すようにした後、再度エアーポンプ204を駆動しプランジャ203を動作(ステップS3)する処理に戻ってその後のマイクロフォン206にてスカートガードスイッチ201の動作音を検出したか否かの判定(ステップS4)、及び圧力センサ207にて動作圧力を計測(ステップS5)する処理を繰り返し、3回計測を行うようにする。3回計測を実施したか否かの判定(ステップS6)では、誤検出防止の為中央値を計測値とするもので、制御ユニット210ではスカートガードスイッチ201の動作音検出時の圧力センサ207からの動作圧力の検出値における最高値及び最小値を除いた中央値を計測データとして採用して記録する。因みに、中央値を採用するのは、外乱等による誤差を最小限とするためである。ここまでの段階でスカートガードスイッチ201の動作点検の処理が終了することになるため、3回計測を実施したか否かの判定(ステップS6)の結果で3回計測された後には、制御ユニット210はエアーポンプ204を駆動してプランジャ203から空気を吐出させてプランジャ203の伸縮部を縮めることで空気圧を抜く(ステップS7)処理を行い、これによりプランジャ203の伸縮部が縮むことで図1に示されるような通常位置に戻される。
この後、制御ユニット210は、別の位置に設置されたスカートガードスイッチ201が存在するか否かを、別の位置の最上部マグネットを検出したか否かの判定(ステップS8)により行う。この判定の結果、最上部マグネットが検出されていれば先の各ステップをそのマグネットスイッチ位置まで自動でUP(上昇)運転を開始しマグネットスイッチ位置で自動停止(ステップS2)に戻り、上述した場合と同様にステップS2〜ステップS7の処理を行って別のスカートガードスイッチ201に対する動作点検の処理を実施するようにするが、最上部マグネットが検出されなければ全てのスカートガードスイッチ201に対する動作点検の処理が終了したとみなし、ワイヤレス受電無線通信器212を介して無線通信で外部(例えばエスカレータの図示されないマイコン機能及び通信機能を持つ制御装置を例示できる)へ通達することにより、無線により、計測データを伝送し診断終了(ステップS9)する処理を行って動作処理を終了する。
因みに、図3で説明したスカートガードスイッチ点検装置の自動点検に係る動作処理において、駆動制御部への指示や計測データの外部への通達はワイヤレス受電無線通信器212からワイヤレス送電無線通信器214を経由して行うようにしても良く、更に外部のマイコン機能及び通信機能を持つ制御装置から図示されない遠隔地に設置される遠隔監視装置へ伝達させるようにすることもできる。こうした場合、遠隔監視装置では、計測データが規定値以外の許容範囲外の異常値であるときに保守管理拠点へ異常発報すれば、保守管理拠点側の保守点検管理業者が直ちに対処することができるため、エスカレータを安全に利用することが可能になる。また、スカートガードスイッチ201に対する動作点検では、1箇所で左右両方のスカートガードスイッチ201の動作点検を同時に行うことができるものであるが、マイクロフォン206でスカートガードスイッチ201の動作音を認識できない場合の安全対策として、制御ユニット210はエアーポンプ204を駆動してプランジャ203を動作させ、伸縮部を伸ばしてスカートガード202を押圧する際の押圧力を最大50kgまでとして計測を終了するか、或いはエアーポンプ204を1分以上連続駆動しないように制御する場合を例示できる。
更に、図3で説明したスカートガードスイッチ点検装置の自動点検に係る動作処理において、制御ユニット210はエアーポンプ204を蓄電池208により駆動するため、スカートガードスイッチ201の動作点検の計測データの取得中に蓄電池208からの電力供給不足になる虞がある場合には、事前に計測を中断して診断モード(自動点検に係る動作処理)を終了すると共に、蓄電池208の交換をワイヤレス受電無線通信器212や或いは更にワイヤレス送電無線通信器214を経由して保守管理拠点側の保守点検管理業者が判るように報知させる機能を持つものする。加えて、エスカレータの未使用時間帯に制御ユニット210から指示された駆動制御部が各ステップを駆動(走行)した後に所定のステップをマグネットスイッチ位置で自動停止させる際、蓄電池208の充電を実施するために、最上部マグネットスイッチ位置で自動停止した後にワイヤレス送電無線通信器214からワイヤレス受電無線通信器212へ非接触式で送電して制御ユニット210経由で蓄電池208への充電を自動で行わせるものとする。その他、保守管理拠点側の保守点検管理業者が定期検査等で現地に赴いて保守点検作業を行う際、携帯する端末装置で診断モード(自動点検に係る動作処理)に係る細部の処理機能を任意に設定できるもの(例えば計測回数を3回から5回に変更する場合等を例示できる)であり、そうした場合に端末装置からの操作指示により診断モード(自動点検に係る動作処理)を実行させることができるものである。
何れにせよ、実施例に係るスカートガードスイッチ点検装置によれば、所定のステップに内蔵された自動点検装置が所定の期日でエスカレータの起動時・停止時に自動でスカートガード202を押圧してスカートガードスイッチ201の動作点検を行う際、制御ユニット210の指示により、マグネットスイッチ213の動作に応じて駆動制御部が各ステップを駆動して所定のステップをマグネットスイッチ213の位置で停止させた後、制御ユニット210がエアーポンプ204を駆動してプランジャ203へ空気を流入させて伸縮部を伸ばし、スカートガードスイッチ201を動作させるようにスカートガード202を押圧し、このときにマイクロフォン206からのスカートガードスイッチ201の動作音の検出結果、及び圧力センサ207からのプランジャ203によるスカートガード202への押圧力の検出結果に基づいて動作点検を計測した結果の計測データを記録するため、スカートガードスイッチ201の動作点検を精度良く自動で信頼性高く実施できるようになる。また、制御ユニット210は、計測データをワイヤレス受電無線通信器212を介して無線通信で外部へ通達する機能を持つため、計測データに異常があるときには遠隔監視装置を通して保守管理拠点側の保守点検管理業者が判るように報知させる機能を持たせることが可能であるため、保守点検管理業者が迅速に対処することでエスカレータを安全に利用させることができる。
尚、実施例に係るスカートガードスイッチ点検装置では、乗客コンベアをエスカレータとした場合について説明したが、別の形態として複数のステップの中途箇所が階段状を成さずに平坦状態が維持される構造の動く歩道にも適用させることもできる。また、実施例に係るスカートガードスイッチ点検装置では、上述したように制御ユニット210の各部に対する制御処理の内容を保守点検管理業者が携帯する端末装置等で種々変更することが可能である。このように、本発明の乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置は、様々な実施の形態で適用可能であるため、実施例で開示した形態に限定されない。
201 スカートガードスイッチ
202 スカートガード
203 プランジャ(エアージャッキ)
204 エアーポンプ(P)
205 エアーチューブ
206 マイクロフォン
207 圧力センサ
208 蓄電池(バッテリ)
209 配線
210 制御ユニット
211 マグネット
212 ワイヤレス受電無線通信器
213 マグネットスイッチ
214 ワイヤレス送電無線通信器

Claims (4)

  1. 乗客コンベアの内デッキから垂下して配置されるスカートガードの近傍の所定箇所に設けられると共に、互いに連結されて乗降口間を循環して移動する複数のステップ上での当該スカートガードに対する物理的接触による負荷の押圧力が所定値以上で走行停止させる安全装置として働くスカートガードスイッチの動作点検を行う乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置において、
    前記複数のステップの所定のものに内蔵され、所定の期日で前記乗客コンベアの起動時又は停止時に自動で前記スカートガードを押圧して前記スカートガードスイッチの動作点検を行う自動点検装置を備えたことを特徴とする乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置。
  2. 請求項1記載の乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置において、
    前記自動点検装置は、蓄えられた電荷を放電して電源供給を行う蓄電池と、前記蓄電池から電源供給されてエアーポンプの駆動を制御する制御部と、前記エアーポンプと結合されて当該エアーポンプからの空圧を受けて伸縮部が伸びて前記スカートガードを押圧するプランジャと、非接触式で受電可能な無線通信機能を持つワイヤレス受電無線通信器と、前記プランジャによる前記スカートガードへの押圧力を検出する圧力センサと、前記圧力センサで検出された押圧力に応じた前記スカートガードスイッチの動作状態を検出する動作状態検出手段と、を備え、
    前記制御部は、前記動作状態検出手段で検出された動作状態の検出結果、及び前記圧力センサで検出された押圧力の検出結果に基づいて前記動作点検を計測した結果の計測データを記録することを特徴とする乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置。
  3. 請求項2記載の乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置において、
    前記制御部は、前記計測データを前記ワイヤレス受電無線通信器を介して無線通信で外部へ通達することを特徴とする乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置。
  4. 請求項2又は3記載の乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置において、
    前記自動点検装置は、前記乗客コンベアの固定部材の所定箇所に設けられると共に、前記複数のステップの所定のものとが対向した際に内蔵するマグネットの磁力変化に基づいて接近状態に応じて動作するマグネットスイッチと、前記乗客コンベアの固定部材の所定箇所に設けられると共に、前記ワイヤレス受電無線通信器に対して非接触式で送電可能な無線通信機能を持つワイヤレス送電無線通信器と、を含むことを特徴とする乗客コンベア用スカートガードスイッチ点検装置。
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