JP2016087866A - 3次元造形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂製の槽の白色化を抑制することが可能な3次元造形装置を提供すること。【解決手段】3次元造形装置は、プロジェクタ31からの光を槽内に収容された光硬化性樹脂に照射する光学装置と、光学装置を制御する制御装置と、を備えている。制御装置は、槽のうちプロジェクタ31の光が照射される領域を複数のブロックに分割する分割部54と、プロジェクタ31の光が照射された回数を計数する計数部56と、計数部56によって計数された回数が、所定の閾値に到達したか否かを判定する第1判定部58と、第1判定部58によって上記回数が上記所定の閾値に到達したと判定されたとき、判定されたブロックの光硬化性樹脂に対して照射するプロジェクタ31からの光のエネルギーを、第1のエネルギーから第1のエネルギーよりも低い第2のエネルギーとする光照射部60と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、3次元造形装置に関する。
従来から、槽内に収容された液体の光硬化性樹脂に光を照射し、この光硬化性樹脂を硬化させることによって3次元造形物を造形する3次元造形装置が知られている。
この種の3次元造形装置は、3次元造形物の断面形状を用意し、光硬化性樹脂を硬化させて断面形状に対応した形状の樹脂層を順次積層することによって、3次元造形物を造形する。3次元造形装置は、例えば特許文献1に示すように、開口が形成された台と、台の上に載置され、光硬化性樹脂を収容する樹脂製の槽と、槽の上方に配置された昇降自在なホルダとを備えている。台の下方には、光を照射する光源およびミラーなどを備えた光学装置が配置されている。光源から照射された光は、ミラーで反射され、台の開口を通じて槽内の光硬化性樹脂に照射される。槽内に収容された光硬化性樹脂のうち、光が照射された部分は硬化する。
光の照射位置を制御することにより、硬化する樹脂の位置を適宜変更することができ、所望の断面形状を有する樹脂層を形成することができる。ホルダを順次上昇させることにより、所望の断面形状が下方に向かって連続的に形成される。このようにして、所望の3次元造形物が造形される。
特開2003−39564号公報
ところで、長期に亘って、同じ樹脂製の槽を使用して3次元造形物を造形していると、槽のうち光が照射された部分が白く濁ることがある(以下、このことを「白色化」という)。白色化した槽に光を照射し、槽内の光硬化性樹脂を硬化しようとした場合、槽の白色化した部分によって光の一部が遮られ、槽の白色化した部分近傍の光硬化性樹脂が適切に硬化しないことがある。これにより、所望の断面形状を形成することができず、造形物の品質が低下してしまう虞れがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、樹脂製の槽の白色化を抑制することが可能な3次元造形装置を提供することである。
本願出願人は、樹脂製の槽が白色化するのは、以下のようなことが原因であることを見出した。樹脂製の槽の表面には、複数の微小な穴が形成されている。その微小な穴に光硬化性樹脂が入り込んだ状態で、光源からの光が照射されると、光硬化性樹脂の一部が微小な穴に入り込んだ状態で硬化する。そして、硬化した樹脂を槽から引き上げるときに、穴に入り込んだ状態で硬化した光硬化性樹脂は穴から引き抜かれる。ここで、穴に入り込んだ光硬化性樹脂の硬度が高すぎる場合には、硬化した光硬化性樹脂を穴から引き抜くときに槽の表面を傷つけることがある。この傷によって槽が白色化した。そこで、本願出願人は、微小な穴に入り込んだ状態で硬化した光硬化性樹脂の硬度が、穴から光硬化性樹脂を容易に引き抜くことができる程度の硬度であれば、槽を傷つけることを抑制することができ、その結果、槽の白色化が抑制されることを発見した。また、一度の造形時に槽の同じ領域に光を照射する回数が多い場合、ある照射回数を超えると、照射する光のエネルギーを弱くしても十分に光硬化性樹脂が硬化することを発見した。即ち、同じ強さの光を同一箇所に繰り返し照射し続けると、一回当たりの光のエネルギー(照射強度)が、一層の光硬化性樹脂を硬化させるのに必要十分で、過不足なく適切なエネルギー量であるにもかかわらず、光硬化性樹脂が硬化しすぎてしまうことを発見した。本願出願人は、光源からの光のエネルギーを調整して、光硬化性樹脂に照射する光のエネルギーを変更することによって、槽の白色化を抑制することができることを発見した。
本発明に係る3次元造形装置は、3次元造形物の断面形状を用意し、光硬化性樹脂を硬化させて前記断面形状の樹脂層を順次積層することによって前記3次元造形物を造形する3次元造形装置であって、樹脂材料によって成形され、前記光硬化性樹脂を収容する槽と、前記槽の下方に配置され、光を発する光源を少なくとも備え、前記光源からの光を前記槽内に収容された前記光硬化性樹脂に照射する光学装置と、前記光学装置を制御する制御装置と、を備えている。前記制御装置は、前記槽のうち前記光源の光が照射された領域を複数のブロックに分割する分割部と、前記分割部によって分割された前記ブロックごとに、前記光源の光が照射される回数を計数する計数部と、前記計数部によって計数された回数が、所定の閾値に到達したか否かを判定する第1判定部と、前記第1判定部によって前記回数が前記閾値に到達していないと判定されたとき、前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して照射する前記光源からの光のエネルギーを第1のエネルギーとし、かつ、前記第1判定部によって前記回数が前記所定の閾値に到達したと判定されたとき、前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して照射する前記光源からの光のエネルギーを、前記第1のエネルギーから前記第1のエネルギーよりも低い第2のエネルギーとする光照射部と、を備えている。
本発明に係る3次元造形装置によれば、槽のうち3次元造形物を造形する際に光源からの光が照射される回数が高いブロックにおいては、光が照射される回数が所定の閾値を超えたとき、光照射部によって光のエネルギーが第1のエネルギーよりも低い第2のエネルギーに変更される。この所定の閾値とは、例えば、光のエネルギーを第1のエネルギーからより低い第2のエネルギーに変更しても、第2のエネルギーによって槽内に収容された光硬化性樹脂が十分に硬化する光の照射回数である。このように、光照射部が光源からの光のエネルギーを調整することによって、光が照射される回数が高いブロックにおいては、光硬化性樹脂が硬化しすぎてしまうことを抑制することができる。すなわち、光が照射される回数が高いブロックにおいても、光硬化性樹脂を十分に硬化させることができると共に、光硬化性樹脂が硬化しすぎることによって槽に傷がつくことを抑制することができる。
本発明の一態様によれば、前記制御装置は、前記分割部によって分割された前記ブロックごとに、前記光源の光が照射される総数を算出する算出部と、前記算出された前記総数に対する前記計数部によって計数された前記回数の割合が、所定の割合に到達したか否かを判定する第2判定部と、を備えている。前記光照射部は、前記第1判定部によって前記回数が前記所定の閾値に到達したと判定されたときと、前記第2判定部によって前記割合が前記所定の割合に到達したと判定されたときとのうち遅く判定されたときに、前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して照射する前記光源からの光のエネルギーを、前記第1のエネルギーから前記第2のエネルギーとする。
上記態様によれば、槽のうち3次元造形物を造形する際に光源からの光が照射される回数が高いブロックにおいては、光が照射される回数が所定の閾値を超えたときに、または、光が照射される回数が所定の割合を超えたときに、光照射部によって光のエネルギーが第1のエネルギーよりも低い第2のエネルギーに変更される。この所定の割合とは、例えば、光のエネルギーを第1のエネルギーからより低い第2のエネルギーに変更しても、該ブロックにおいて造形している3次元造形物が確実に硬化され、その形状を十分に維持できる光の照射回数である。3次元造形物を造形する際に光源からの光が照射される回数が高いブロックにおいては、光硬化性樹脂を十分に硬化させることを優先しつつ、槽の白色化を抑制することができる。このように、光照射部が光源からの光のエネルギーを調整することによって、光が照射される回数が高いブロックにおいては、3次元造形物の硬化を十分に行うと共に、特に造形の終盤において光硬化性樹脂が硬化しすぎてしまうことを抑制することができる。
本発明の一態様によれば、前記光照射部は、前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して照射する前記光源からの光のエネルギーを、前記第1のエネルギーから前記第2のエネルギーとした後、前記判定されたブロックにおいて前記光源の光が照射される回数が増えるに従って、前記光源からの光のエネルギーを前記第2のエネルギーから段階的に低くする。
上記態様によれば、光硬化性樹脂を十分に硬化させることができると共に、光硬化性樹脂が硬化しすぎてしまうことをより抑制することができる。また、3次元造形物を造形する際に必要な光エネルギーの総量を段階的に減少させることができる。
本発明の一態様によれば、前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して照射する前記光源からの光のエネルギーが前記光照射部によって前記第1のエネルギーから前記第2のエネルギーにされた後、前記光源は前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して前記第2のエネルギーを備えた光のみを照射する。
上記態様によれば、光硬化性樹脂を十分に硬化させることができると共に、光硬化性樹脂が硬化しすぎてしまうことをより抑制することができる。また、光照射部が照射する光のエネルギーは第1のエネルギーまたは第2のエネルギーであるため、制御が容易である。
本発明の一態様によれば、前記複数のブロックは、第1ブロックと、前記光源の光が照射される回数が前記第1ブロックよりも多い第2ブロックとを含み、前記第1ブロックには、前記第1のエネルギーを備えた光のみが照射され、前記第2ブロックには、前記第1のエネルギーを備えた光および前記第2のエネルギーを備えた光が少なくとも照射される。
上記態様によれば、槽のうち3次元造形物を造形する際に光源からの光が照射される回数が高いブロックにおいては、光源から第1のエネルギーを備えた光と第2のエネルギーを備えた光とが少なくとも照射される。これにより、光硬化性樹脂が硬化しすぎてしまうことをより抑制することができる。また、槽のうち3次元造形物を造形する際に光源からの光が照射される回数が低いブロックにおいては、光源から第1のエネルギーを備えた光のみが照射される。光が照射される回数が低いブロックでは、光照射部によって光のエネルギーをより低い第2のエネルギーに変更しなくとも、光硬化性樹脂は硬化しすぎない。
本発明の一態様によれば、前記複数のブロックは、第1ブロックと、前記光源の光が照射される回数が前記第1ブロックよりも多い第2ブロックとを含み、前記第1ブロックおよび前記第2ブロックには、前記第1のエネルギーを備えた光および前記第2のエネルギーを備えた光が照射され、前記第1ブロックに照射する光を前記第1のエネルギーを備えた光から前記第2のエネルギーを備えた光に変更するタイミングは、前記第2ブロックに照射する光を前記第1のエネルギーを備えた光から前記第2のエネルギーを備えた光に変更するタイミングよりも早い。
上記態様によれば、光源から照射される光のエネルギーが第1のエネルギーよりも低い第2のエネルギーに変更されるタイミングはブロックによって異なる。これにより、ブロック毎に光硬化性樹脂を適切に硬化させることができると共に、樹脂製の槽の白色化を抑制することができる。
本発明によれば、樹脂製の槽の白色化を抑制することが可能な3次元造形装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る3次元造形装置の断面図である。 本発明の一実施形態に係る3次元造形装置の平面図である。 本発明の一実施形態に係る主要要素を示すブロック図である。 槽のうち光が照射される造形領域に、造形予定領域が特定された一例を示す図である。 槽のうち光が照射される造形領域が複数のブロックに分割された一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るプロジェクタから発せられる光のエネルギーを調整する流れを示したフローチャートである。 3次元造形物の構造を示す斜視図である。 複数のブロックに分割された造形領域に造形予定領域が特定された一例を示す図である。 造形予定領域の各ブロックに照射される光の回数を示すグラフである。 本発明の他の一実施形態に係る主要要素を示すブロック図である。 本発明の他の一実施形態に係るプロジェクタから発せられる光のエネルギーを調整する流れを示したフローチャートである。 造形予定領域の各ブロックに照射される光の回数を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る3次元造形装置について説明する。ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
図1は、本実施形態に係る3次元造形装置10の断面図である。図2は、3次元造形装置10の平面図である。なお、以下の説明において、特に断らない限り、図1の左、右をそれぞれ3次元造形装置10の前、後とする。図2の上、下、左、右をそれぞれ3次元造形装置10の左、右、前、後とする。図面中の符号F、Rr、L、Rは、それぞれ前、後、左、右を示している。ただし、これらは説明の便宜上の方向に過ぎず、3次元造形装置10の設置態様を何ら限定するものではない。
3次元造形装置10は、3次元造形物の断面形状を用意し、液体の光硬化性樹脂を硬化させて断面形状に対応した形状の樹脂層を順次積層することによって、3次元造形物を造形する装置である。「断面形状」とは、3次元造形物を所定の厚み(例えば、0.1mm)ごとに水平にスライスしたときの断面の形状である。「光硬化性樹脂」とは、所定の波長を含む光が照射されると、硬化する樹脂である。
図1に示すように、3次元造形装置10は、台11と、槽12と、ホルダ13と、光学装置14と、制御装置16と、ケース25とを備えている。
図1に示すように、台11は、ケース25に支持されている。台11には、開口21が形成されている。開口21は、光硬化性樹脂23に照射する光を通過させる部位である。開口21の形状は特に限定されない。本実施形態では、図2に示すように、開口21は平面視矩形状に形成されている。
図1に示すように、槽12は、液体の光硬化性樹脂23を収容する。槽12は、台11上に載置される。槽12は、台11に取り付け可能に配置されている。図2に示すように、平面視で、槽12は矩形状の容器である。槽12は、台11に載置された状態において、台11の開口21を覆う。槽12は、平面視で台11の開口21と重なる。槽12は、平面視矩形状の底壁12Aと、底壁12Aの左端部、右端部、前端部、後端部からそれぞれ起立した左側壁12B、右側壁12C、前側壁12D、後側壁12Eとを備えている。槽12が台11上に載置された際に、底壁12Aの一部は、台11の開口21の上方に位置する。ここでは、底壁12Aの後部が開口21の上方に位置している。底壁12Aの全体が台11の開口21の上方に位置してもよい。槽12のうち少なくとも底壁12Aは、光を透過させることのできる材料、例えば透明な樹脂材料によって成形されている。本実施形態では、槽12の全体は樹脂材料によって成形されている。槽12の全体は、例えばアクリル樹脂によって成形されている。槽12の底壁12Aの表面には、シリコーン層30が設けられている。シリコーン層30は、光硬化性樹脂23が底壁12Aに固着することを抑制する。
図1に示すように、ホルダ13は、槽12の上方に配置されている。ホルダ13は、台11の開口21の上方に配置されている。図2に示すように、ホルダ13は、平面視矩形状に形成されている。ホルダ13の形状は特に限定されない。ホルダ13は、昇降自在な部材である。ホルダ13は、光学装置14のプロジェクタ31からの光が照射されることによって硬化した光硬化性樹脂23を槽12から引き上げる。ホルダ13は、下降したときに槽12内の光硬化性樹脂23に浸漬するように構成されている。ホルダ13は、上昇するときに、光が照射されて硬化した光硬化性樹脂23を吊り上げるように構成されている。図1に示すように、台11には、上下方向に延びた支柱41が設けられている。支柱41の前方には、スライダ42が取り付けられている。スライダ42は、支柱41に沿って昇降自在であり、モータ43によって上方または下方に移動する。ホルダ13は、スライダ42に取り付けられている。ホルダ13は、モータ43によって上方または下方に移動する。支柱41は、スライダ42を介して、ホルダ13を昇降自在に間接的に支持している。ただし、支柱41はホルダ13を直接的に支持していてもよい。ホルダ13は支柱41の前方に配置されている。
図1に示すように、光学装置14は、台11の下方に配置されている。光学装置14は、槽12内に収容された液体の光硬化性樹脂23に所定の波長からなる光を照射する装置である。光学装置14は、プロジェクタ31と、ミラー32とを備えている。光学装置14は台11の下方に設けられたケース25に収容されている。光学装置14は、ケース25に支持されている。
図1に示すように、プロジェクタ31は光を発する光源の一例である。ただし、光学装置14の光源はプロジェクタ31に限定される訳ではない。本実施形態では、プロジェクタ31は、台11の前部の下方に配置されている。プロジェクタ31は、ホルダ13より前方に配置されている。プロジェクタ31は、レンズ34を備えている。レンズ34は、プロジェクタ31の後部に配置されている。レンズ34を通じて前方から後方に向かって光が発せられる。プロジェクタ31の投光方向は特に限定されない。ここでは、プロジェクタ31から発せられる光は、レンズ34の光軸34Aを通る水平面の下方よりも上方に多く照射される。
図1に示すように、ミラー32は、プロジェクタ31からの光を槽12に向かって反射させる。ミラー32は、台11に形成された開口21の下方に配置されている。ミラー32は、プロジェクタ31の後方に配置されている。ミラー32は、プロジェクタ31と前後方向に並ぶように配置されている。ミラー32は、前下がりに傾斜して配置されている。プロジェクタ31から発せられた光は、ミラー32によって反射され、台11の開口21を通じて槽12内の光硬化性樹脂23に照射される。ここで、3次元造形物を造形するに先立って、プロジェクタ31から発せられた全ての光が開口21を通過するように、光の照射方向を調節する必要がある。本実施形態では、3次元造形物を造形するに先立って、プロジェクタ31の位置を調節することによって光の照射方向を調整しているが、ミラー32の角度を調整することによって光の照射方向を調整してもよい。
図1に示すように、3次元造形装置10には、カバー45が設けられていてもよい。カバー45は、台11よりも上方に配置された槽12、ホルダ13および支柱41などを覆う部材である。カバー45によって、槽12内の光硬化性樹脂23に外部からのゴミなどが入りにくくすることができる。また、カバー45によって、照射された光が外部に漏れることを防止することができる。カバー45は、光硬化性樹脂23を硬化させる波長を含んだ光を遮断する材料で構成されていることが好ましい。カバー45は、不透明なカバーであってもよい。
次に、制御装置16について説明する。制御装置16は、ホルダ13が取り付けられたスライダ42を昇降自在に制御するモータ43に接続されている。制御装置16は、光学装置14のプロジェクタ31に接続されている。制御装置16は、モータ43を制御する。制御装置16は、モータ43を駆動することによって、スライダ42およびホルダ13を上方または下方に移動させる。制御装置16は、光学装置14のプロジェクタ31を制御する。制御装置16は、プロジェクタ31から発せられる光のエネルギー、光度、光量、光の波長帯域、光の形状、光を照射させる位置および光を発するタイミングなどを制御する。制御装置16の構成は特に限定されない。例えば、制御装置16は、コンピュータであり、中央演算処理装置(以下、CPUという)と、CPUが実行するプログラムなどを格納したROMと、RAMなどを備えていてもよい。
図3に示すように、制御装置16は、記憶部48と、作成部50と、特定部52と、分割部54と、計数部56と、第1判定部58と、光照射部60とを備えている。
作成部50は、3次元造形装置10において造形する3次元造形物の断面形状を作成する。作成部50は、断面形状をデータ化したスライスデータを作成する。なお、制御装置16は、作成部50を備えていなくてもよい。この場合、断面形状のデータは、パーソナルコンピュータなどで予め作成したものであってもよいし、配布された既存の断面形状のデータであってもよい。
図4に示すように、特定部52は、作成部50によって作成された各断面形状のデータに基づいて、槽12のうちプロジェクタ31の光が照射される造形領域80(図2も参照)において、プロジェクタ31の光が実際に照射される造形予定領域82を決定する。図2に示すように、造形領域80は、槽12のうち開口21と重なる領域である。
図5に示すように、分割部54は、造形領域80(図2も参照)を複数のブロック84に分割する。分割部54は、格子状に造形領域80を複数のブロック84に分割する。造形領域80をどのように分割するかは、予め定められている。造形領域80を分割する方法は特に限定されない。造形領域80をより多くのブロック84に分割するとよい。
計数部56は、分割部54によって分割されたブロック84ごとに、プロジェクタ31の光が照射された回数を計数する。計数部56は、3次元造形物の造形が開始されてから、造形が終了するまでの間におけるブロック84ごとの光の照射回数を計数する。
第1判定部58は、ブロック84ごとに、計数部56によって計数された回数が、所定の閾値に到達したか否かを判定する。所定の閾値は、予め定められている。本実施形態では、所定の閾値は、制御装置16の記憶部48に予め記憶されている。所定の閾値とは、例えば、光のエネルギーを第1のエネルギーからより低い第2のエネルギーに変更しても、第2のエネルギーによって槽12内に収容された光硬化性樹脂23が十分に硬化する光の照射回数である。
光照射部60は、光学装置14のプロジェクタ31から発せられる光のエネルギーを調整する。光照射部60は、計数部56によって計数された回数が上記所定の閾値に到達していないと第1判定部58によって判定されたとき、判定されたブロック84の光硬化性樹脂23に対して照射するプロジェクタ31からの光のエネルギーを、第1のエネルギーとする。
光照射部60は、計数部56によって計数された回数が、上記所定の閾値に到達したと第1判定部58によって判定されたとき、判定されたブロック84の光硬化性樹脂23に対して照射するプロジェクタ31からの光のエネルギーを、第1のエネルギーから第2のエネルギーとする。
第2のエネルギーは第1のエネルギーより低い。第1のエネルギーは、槽12内に収容された光硬化性樹脂23に照射するプロジェクタ31からの光の通常のエネルギー(通常時に照射する光のエネルギー)である。光照射部60は、3次元造形物の造形を開始するとき、すべてのブロック84において、プロジェクタ31から照射される光のエネルギーを、第1のエネルギーとする。第1のエネルギーおよび第2のエネルギーは、予め定められている。第1のエネルギーおよび第2のエネルギーに関する情報は、制御装置16の記憶部48に予め記憶されている。第1のエネルギーをA[mW]とし、第2のエネルギーをB[mW]としたとき、第2のエネルギーBは、0.7A[mW]〜0.9A[mW]であることが好ましい。
光照射部60は、判定されたブロック84の光硬化性樹脂23に対して照射するプロジェクタ31からの光のエネルギーを、第1のエネルギーから第2のエネルギーとした後、判定されたブロック84においてプロジェクタ31の光が照射される回数が増えるに従って、プロジェクタ31からの光のエネルギーを、第2のエネルギーから段階的に低くしてもよい。光照射部60は、判定されたブロック84における照射回数が1回増えるたびに、プロジェクタ31からの光のエネルギーを低くしてもよい。光照射部60は、判定されたブロック84における照射回数が所定の回数(例えば5回)増えるたびに、プロジェクタ31からの光のエネルギーを低くしてもよい。
光照射部60は、判定されたブロック84の光硬化性樹脂23に対して照射するプロジェクタ31からの光のエネルギーを、第1のエネルギーから第2のエネルギーとした後、判定されたブロック84の光硬化性樹脂23に対して第2のエネルギーを備えた光のみを照射してもよい。
次に、プロジェクタ31から発せられる光のエネルギーが制御装置16によって調整される流れについて、図6のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、図7に示す3次元造形物86を造形する場合を例に説明する。
先ず、ステップS11では、造形したい3次元造形物86の断面形状を用意する。ステップS11において、作成部50は、3次元造形物86の断面形状を作成する。ここでは、作成部50は、図7に示す3次元造形物86を100層にスライスした断面形状のデータを作成する。なお、断面形状のデータを作成する際に、3次元造形物86を何層にスライスするのかは特に限定されない。
ステップS13では、制御装置16は、作成部50によって作成された各断面形状のデータを読み込む。
ステップS15では、特定部52は、作成部50によって作成された各断面形状のデータに基づいて、槽12のうちプロジェクタ31の光が照射される造形領域80(図2も参照)において、プロジェクタ31の光が実際に照射される造形予定領域82(図4参照)を決定する。
ステップS17では、分割部54は、造形領域80を複数のブロック84に分割する。これにより、図8に示すように、造形予定領域82は、第1ブロック84A、第2ブロック84B、第3ブロック84C、第4ブロック84D、および第5ブロック84Eに分割される。
ステップS19では、制御装置16は、作成部50によって作成された各断面形状のデータに基づいて、分割部54によって分割されたブロック84ごとに、プロジェクタ31から光硬化性樹脂23に光を照射する。ステップS19において、ステップS13で読み込んだ各断面形状のデータに対応した形状の造形を造形した後、硬化した光硬化性樹脂23をホルダ13によって槽12から引き上げる。このように、光硬化性樹脂23を硬化して、断面形状に対応した形状の樹脂層を造形し、その造形した樹脂層を順次積層することによって、所望の3次元造形物を造形する。
ステップS21では、制御装置16は、3次元造形物86の造形が終了したか否かを判定する。ステップS21において、3次元造形物86の造形が終了したと判定された場合、制御装置16は、プロジェクタ31から発せられる光のエネルギーの調整を終了する。一方、3次元造形物86の造形が終了していないと判定された場合、ステップS23に進む。
ステップS23では、計数部56は、分割部54によって分割されたブロック84ごとに、プロジェクタ31の光が照射された回数を計数する。所定の閾値に到達するまでは、分割された各ブロック84には、プロジェクタ31から第1のエネルギーを備えた光が照射される。
ステップS25では、第1判定部58は、分割されたブロック84ごとに、計数部56によって計数された回数が、所定の閾値に到達したか否かを判定する。ステップS25において、計数部56によって計数された回数が、所定の閾値に到達したと判定された場合、ステップS27に進む。一方、計数部56によって計数された回数が、所定の閾値に到達していないと判定された場合、ステップS19に戻る。第1判定部58は、ブロック84ごとに上記判定を行うため、3次元造形物86を造形しているある時点において、あるブロック84は所定の閾値に到達し、他のあるブロック84は所定の閾値に到達していないことがある。ここでは、図9に示すように、所定の閾値は55に設定されている。なお、図9において、Nは造形予定領域82の各ブロック84A〜84Eに照射されるプロジェクタ31からの光の照射回数を示し、Tは所定の閾値を示す。
ステップS27では、光照射部60は、判定されたブロック84の光硬化性樹脂23に対して照射するプロジェクタ31からの光のエネルギーを、第1のエネルギーから第1のエネルギーより低い第2のエネルギーとする。すなわち、判定されていないブロック84の光硬化性樹脂23に対して照射するプロジェクタ31からの光のエネルギーは、第1のエネルギーのままである。ステップS27において、光照射部60がプロジェクタ31からの光のエネルギーを第2のエネルギーにした後、ステップS19に戻る。すなわち、ステップS19では、判定されたブロック84の光硬化性樹脂23にプロジェクタ31から第2のエネルギーを備えた光が照射される。図9に示すように、第4ブロック84Dおよび第5ブロック84Eでは、プロジェクタ31からの光の照射回数が所定の閾値55回を超えない。このため、第4ブロック84Dおよび第5ブロック84Eの光硬化性樹脂23には、常にプロジェクタ31から第1のエネルギーを備えた光が照射される。一方、第1ブロック84A、第2ブロック84Bおよび第3ブロック84Cでは、プロジェクタ31からの光の照射回数が所定の閾値を超える。所定の閾値55回に到達するまでは、光硬化性樹脂23には、プロジェクタ31から第1のエネルギーを備えた光が照射される。所定の閾値55回に到達した後(即ち56回目の光照射から)は、光硬化性樹脂23には、プロジェクタ31から第2のエネルギーを備えた光が照射される。なお、ステップS27において、光照射部60は、判定されたブロック84の光硬化性樹脂23に対して照射するプロジェクタ31からの光のエネルギーを、第1のエネルギーから第2のエネルギーと変更した後に、さらに第2のエネルギーから段階的に低くしてもよい。また、光照射部60は、判定されたブロック84の光硬化性樹脂23に対して照射するプロジェクタ31からの光のエネルギーを、第1のエネルギーから第2のエネルギーと変更した後は、プロジェクタ31からの光のエネルギーを変更せず、プロジェクタ31は第2のエネルギーを備えた光のみを照射してもよい。
以上のように、3次元造形装置10によれば、槽12のうち3次元造形物86を造形する際にプロジェクタ31からの光が照射される回数が高いブロック84A、84B、84Cにおいては、光が照射される回数が所定の閾値を超えたとき、光のエネルギーは、光照射部60によって第1のエネルギーよりも低い第2のエネルギーに変更される。このように、光照射部60がプロジェクタ31からの光のエネルギーを調整することによって、光が照射される回数が高いブロックに84A、84B、84Cおいては、光硬化性樹脂23が硬化しすぎてしまうことを抑制することができる。すなわち、光が照射される回数が高いブロック84A、84B、84Cにおいても、光硬化性樹脂23を十分に硬化させることができると共に、光硬化性樹脂23が硬化しすぎることによって槽12のシリコーン層30に傷がつくことを抑制することができる。この結果、槽12の白色化を抑制することができる。
本実施形態の3次元造形装置10によれば、光照射部60によってプロジェクタ31の光のエネルギーが第2のエネルギーにされた後、プロジェクタ31の光が照射される回数が増えるに従って、プロジェクタ31からの光のエネルギーを第2のエネルギーから段階的に低くしてもよい。これにより、光硬化性樹脂23を十分に硬化させることができると共に、光硬化性樹脂23が硬化しすぎてしまうことをより抑制することができる。また、3次元造形物86を造形する際に必要な光エネルギーの総量を段階的に減少させることができる。
本実施形態の3次元造形装置10によれば、光照射部60によってプロジェクタ31の光のエネルギーが第2のエネルギーにされた後、第2のエネルギーを備えた光のみを照射してもよい。これにより、光硬化性樹脂23を十分に硬化させることができると共に、光硬化性樹脂23が硬化しすぎてしまうことをより抑制することができる。また、光照射部60が照射する光のエネルギーは第1のエネルギーまたは第2のエネルギーであるため、制御が容易である。
本実施形態の3次元造形装置10によれば、図9に示すように、槽12のうち3次元造形物86を造形する際にプロジェクタ31からの光が照射される回数が高いブロック84A、84B、84Cにおいては、プロジェクタ31から第1のエネルギーを備えた光と第2のエネルギーを備えた光とが照射される。すなわち、所定の閾値に到達するまでは第1のエネルギーを備えた光が照射され、所定の閾値に到達した後は第2のエネルギーを備えた光が照射される。これにより、光硬化性樹脂23が硬化しすぎてしまうことをより抑制することができる。また、槽12のうち3次元造形物86を造形する際にプロジェクタ31からの光が照射される回数が低いブロック84D、84Eにおいては、プロジェクタ31によって第1のエネルギーを備えた光のみが照射される。光が照射される回数が低いブロック84D、84Eでは、光照射部60によって光のエネルギーをより低い第2のエネルギーに変更しなくとも、光硬化性樹脂23は硬化しすぎない。
<第2実施形態>
上述した実施形態では、計数部56によって計数された回数が、所定の閾値に到達したとき、光照射部60は、判定されたブロック84の光硬化性樹脂23に対して照射するプロジェクタ31からの光のエネルギーを、第1のエネルギーから第2のエネルギーとしていたが、これに限定されない。
上述した実施形態において、上述した制御を行って3次元造形物を造形したとき、光硬化性樹脂23の材料の特性や造形する3次元造形物の形状によっては、光硬化性樹脂23の硬化が部分的に不完全になってしまう現象が生じる。この現象は、特に3次元造形物の造形の終盤に発生することを本願出願人は発見した。本願出願人は、光源からの光のエネルギーを調整するタイミングを工夫して、光硬化性樹脂23に照射する光のエネルギーを変更することによって、3次元造形物の造形の終盤に造形される部分の光硬化性樹脂23を十分に硬化させることができると共に、該部分の光硬化性樹脂23が硬化しすぎてしまうことをより抑制することができることを発見した。
図10に示すように、制御装置16は、算出部62と、第2判定部64とを、さらに備えている。
算出部62は、分割部54によって分割されたブロック84ごとに、プロジェクタ31の光が照射される総数を算出する。算出部62は、これから造形する3次元造形物の造形が開始されてから、造形が終了するまでの間におけるブロック84ごとの光の照射回数を、3次元造形物の造形が開始される前に予め算出する。算出部62は、作成部50によって作成された断面形状のデータに基づいて、ブロック84ごとに、プロジェクタ31の光が照射される総数を算出する。
第2判定部64は、ブロック84ごとに、算出部62によって算出された総数に対する計数部56によって計数された回数の割合が、所定の割合に到達したか否かを判定する。所定の割合は、予め定められている。本実施形態では、所定の割合は、制御装置16の記憶部48に予め記憶されている。所定の割合とは、例えば、光のエネルギーを第1のエネルギーからより低い第2のエネルギーに変更しても、該ブロックにおいて造形している3次元造形物が確実に硬化され、その形状を十分に維持できる光の照射回数である。所定の割合は、例えば、算出部62によって算出された総数の80%〜95%である。
光照射部60は、計数部56によって計数された回数が、上記所定の閾値に到達したと第1判定部58によって判定されたときと、算出部62によって算出された総数に対する計数部56によって計数された回数の割合が、上記所定の割合に到達したと第2判定部64によって判定されたときとのうち遅く判定されたときに、判定されたブロック84の光硬化性樹脂23に対して照射するプロジェクタ31からの光のエネルギーを、第1のエネルギーから第2のエネルギーとする。
光照射部60は、計数部56によって計数された回数が上記所定の閾値に到達しておらず、かつ、算出部62によって算出された総数に対する計数部56によって計数された回数の割合が上記所定の割合に到達していない場合は、プロジェクタ31から照射される光のエネルギーを第1のエネルギーとする。光照射部60は、計数部56によって計数された回数が上記所定の閾値に到達しており、かつ、算出部62によって算出された総数に対する計数部56によって計数された回数の割合が上記所定の割合に到達していない場合は、プロジェクタ31から照射される光のエネルギーを第1のエネルギーとする。光照射部60は、算出部62によって算出された総数に対する計数部56によって計数された回数の割合が上記所定の割合に到達しており、かつ、計数部56によって計数された回数が上記所定の閾値に到達していない場合は、プロジェクタ31から照射される光のエネルギーを第1のエネルギーとする。
次に、プロジェクタ31から発せられる光のエネルギーが制御装置16によって調整される流れについて、図11のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図11において、図6の各ステップと同一の処理を行うものについては、同一の符号を付し、その説明を省略する。ここでは、図7に示す3次元造形物86を造形する場合を例に説明する。
ステップS18では、算出部62は、分割部54によって分割されたブロック84ごとに、プロジェクタ31の光が照射される総数を算出する。図12に示すように、第1ブロック84Aの光照射回数は100回であり、第2ブロック84Bの光照射回数は80回であり、第3ブロック84Cの光照射回数は60回であり、第4ブロック84Dの光照射回数は40回であり、第5ブロック84Eの光照射回数は20回である。
ステップS25において、計数部56によって計数された回数が、所定の閾値に到達したと判定された場合、ステップS26に進む。
ステップS26では、第2判定部64は、ブロック84ごとに、算出部62によって算出された総数に対する計数部56によって計数された回数の割合が、所定の割合に到達したか否かを判定する。ステップS26において、上記割合が、所定の割合に到達したと判定された場合、ステップS27に進む。一方、上記割合が、所定の割合に到達していないと判定された場合、ステップS19に戻る。第2判定部64は、ブロック84ごとに上記判定を行うため、3次元造形物86を造形しているある時点において、あるブロック84は所定の割合に到達し、他のあるブロック84は所定の割合に到達していないことがある。ここでは、図12に示すように、所定の割合は90%に設定されている。
図12に示すように、第4ブロック84Dおよび第5ブロック84Eでは、プロジェクタ31からの光の照射回数が所定の閾値55を超えない。このため、第4ブロック84Dおよび第5ブロック84Eの光硬化性樹脂23には、常に第1のエネルギーを備えた光が照射される。一方、第3ブロック84Cでは、プロジェクタ31からの光の照射回数54回のときに、所定の割合(90%)を超え、プロジェクタ31からの光の照射回数55回のときに、所定の閾値(55回)を超える。このため、所定の閾値55に到達するまでは、光硬化性樹脂23に第1のエネルギーを備えた光が照射され、所定の閾値55回に到達した後(即ち56回目の光照射から)には、光硬化性樹脂23に第2のエネルギーを備えた光が照射される。
また、第2ブロック84Bでは、プロジェクタ31からの光の照射回数55回のときに、所定の閾値(55回)を超え、プロジェクタ31からの光の照射回数72回のときに、所定の割合(90%)を超える。このため、所定の割合(即ち光の照射回数が72回)に到達するまでは、光硬化性樹脂23に第1のエネルギーを備えた光が照射され、所定の割合に到達した後(即ち73回目の光照射から)には、光硬化性樹脂23に第2のエネルギーを備えた光が照射される。さらに、第1ブロック84Aでは、プロジェクタ31からの光の照射回数55回のときに、所定の閾値(55回)を超え、プロジェクタ31からの光の照射回数90回のときに、所定の割合(90%)を超える。このため、所定の割合(即ち光の照射回数が90回)に到達するまでは、光硬化性樹脂23に第1のエネルギーを備えた光が照射され、所定の割合に到達した後(即ち91回目の光照射から)には、光硬化性樹脂23に第2のエネルギーを備えた光が照射される。
本実施形態の3次元造形装置10によれば、槽12のうち3次元造形物86を造形する際にプロジェクタ31からの光が照射される回数が高いブロック84A、84Bにおいては、光が照射される回数が所定の割合を超えたときに、光のエネルギーは、光照射部60によって第1のエネルギーよりも低い第2のエネルギーに変更される。また、ブロック84Cにおいては、光が照射される回数が所定の閾値を超えたときに、光のエネルギーは、光照射部60によって第1のエネルギーよりも低い第2のエネルギーに変更される。このように、光照射部60がプロジェクタ31からの光のエネルギーを調整することによって、光が照射される回数が高いブロック84A、84B、84Cにおいては、3次元造形物86の硬化を十分に行うと共に、特に造形の終盤において光硬化性樹脂が硬化しすぎてしまうことを抑制することができる。
本実施形態の3次元造形装置10によれば、図12に示すように、槽12のうち3次元造形物86を造形する際にプロジェクタ31からの光が照射される回数が高いブロック84A、84B、84Cにおいては、プロジェクタ31から照射される光のエネルギーが第1のエネルギーよりも低い第2のエネルギーに変更されるタイミング異なる。これにより、ブロック84A、84B、84C毎に光硬化性樹脂23を適切に硬化させることができると共に、樹脂製の槽の白色化を抑制することができる。
10 3次元造形装置
12 槽
16 制御装置
23 光硬化性樹脂
31 プロジェクタ
50 作成部
52 特定部
54 分割部
56 計数部
58 第1判定部
60 光照射部
80 造形領域
82 造形予定領域
84 ブロック

Claims (6)

  1. 3次元造形物の断面形状を用意し、光硬化性樹脂を硬化させて前記断面形状の樹脂層を順次積層することによって前記3次元造形物を造形する3次元造形装置であって、
    樹脂材料によって成形され、前記光硬化性樹脂を収容する槽と、
    前記槽の下方に配置され、光を発する光源を少なくとも備え、前記光源からの光を前記槽内に収容された前記光硬化性樹脂に照射する光学装置と、
    前記光学装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記槽のうち前記光源の光が照射される領域を複数のブロックに分割する分割部と、
    前記分割部によって分割された前記ブロックごとに、前記光源の光が照射された回数を計数する計数部と、
    前記計数部によって計数された回数が、所定の閾値に到達したか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部によって前記回数が前記閾値に到達していないと判定されたとき、前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して照射する前記光源からの光のエネルギーを第1のエネルギーとし、かつ、前記第1判定部によって前記回数が前記所定の閾値に到達したと判定されたとき、前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して照射する前記光源からの光のエネルギーを、前記第1のエネルギーから前記第1のエネルギーよりも低い第2のエネルギーとする光照射部と、を備えた3次元造形装置。
  2. 前記制御装置は、前記分割部によって分割された前記ブロックごとに、前記光源の光が照射される総数を算出する算出部と、前記算出された前記総数に対する前記計数部によって計数された前記回数の割合が、所定の割合に到達したか否かを判定する第2判定部と、を備え、
    前記光照射部は、前記第1判定部によって前記回数が前記所定の閾値に到達したと判定されたときと、前記第2判定部によって前記割合が前記所定の割合に到達したと判定されたときとのうち遅く判定されたときに、前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して照射する前記光源からの光のエネルギーを、前記第1のエネルギーから前記第2のエネルギーとする、請求項1に記載の3次元造形装置。
  3. 前記光照射部は、前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して照射する前記光源からの光のエネルギーを、前記第1のエネルギーから前記第2のエネルギーとした後、前記判定されたブロックにおいて前記光源の光が照射される回数が増えるに従って、前記光源からの光のエネルギーを前記第2のエネルギーから段階的に低くする、請求項1または2に記載の3次元造形装置。
  4. 前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して照射する前記光源からの光のエネルギーが前記光照射部によって前記第1のエネルギーから前記第2のエネルギーにされた後、前記光源は前記判定されたブロックの前記光硬化性樹脂に対して前記第2のエネルギーを備えた光のみを照射する、請求項1または2に記載の3次元造形装置。
  5. 前記複数のブロックは、第1ブロックと、前記光源の光が照射される回数が前記第1ブロックよりも多い第2ブロックとを含み、
    前記第1ブロックには、前記第1のエネルギーを備えた光のみが照射され、
    前記第2ブロックには、前記第1のエネルギーを備えた光および前記第2のエネルギーを備えた光が少なくとも照射される、請求項1から4のいずれか一項に記載の3次元造形装置。
  6. 前記複数のブロックは、第1ブロックと、前記光源の光が照射される回数が前記第1ブロックよりも多い第2ブロックとを含み、
    前記第1ブロックおよび前記第2ブロックには、前記第1のエネルギーを備えた光および前記第2のエネルギーを備えた光が照射され、
    前記第1ブロックに照射する光を前記第1のエネルギーを備えた光から前記第2のエネルギーを備えた光に変更するタイミングは、前記第2ブロックに照射する光を前記第1のエネルギーを備えた光から前記第2のエネルギーを備えた光に変更するタイミングよりも早い、請求項1から4のいずれか一項に記載の3次元造形装置。
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