JP2016086714A - ペット用トイレシートのカバー部材及びそれを用いたペット用トイレ - Google Patents

ペット用トイレシートのカバー部材及びそれを用いたペット用トイレ Download PDF

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Abstract

【課題】全体としての高さを抑えながら、ペットの尿がかかった場合であっても、トイレシートの方向に容易に流れ落とすことが可能である、ペット用トイレシートのカバー部材を得る。
【解決手段】基体部21が、上面に、第1端22から第2端23に行くに従って次第に下降する傾斜面26を有していて、傾斜面26は、基体部21の第1端22側に配置された第1の傾斜部27と、第1の傾斜部27よりも第2端23側に位置し、第2端23の端縁25まで傾斜する、第1の傾斜部27よりも傾きが大きい第2の傾斜部28とを有した構成とし、端縁部31は、上面側に基体部21の第1端22から離れるに従って次第に下降する傾斜面32を有した構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、犬等のペットの***液を吸収する吸収性物品であるトイレシートを床面において押さえるカバー部材、及びそれを用いたペット用トイレに関するものである。
例えば、室内で飼育する犬等のペットの***物等を処理するため、液透過性のトップシート、及び液不透過性のバックシート、並びにこれらのトップシートとバックシートとの間に配設された、***液を吸収する吸収体を備えた吸収性物品としてのトイレシートは広く知られている。
この種のトイレシートは、ペットが上面に載ることによって位置がずれて皺が寄ったり、めくれたりする場合があるため、例えば特許文献1や特許文献2に示すペット用トイレのように、枠体をトイレシートの上面に載せて押さえることにより、そのトイレシートの位置ずれやめくれを防止することが行われている。
しかしながら、特許文献1に記載のペット用トイレの場合、枠体は、上面がほぼ水平な平坦面となっているため、ペットの尿等が枠体上に落ちた場合には、その尿等の表面張力も手伝って枠体上に留まり易く、悪臭を放ったり、あるいはペットの動きによって床面に飛び散ったりする可能性があった。
特に、犬の場合は、ペット用トイレにおける枠体近くのトイレシート部分に尿を***する傾向があるため枠体に尿がかかり易いことから、枠体に残る尿が問題となっていた。
また、この特許文献2のペット用トイレの前記枠体は、平面視において、枠体における上方向きの頂面部から枠体の内周縁方向に延びる部分に比べて、該頂面部から外周縁方向に延びる部分が大きく形成されている。そのため、仮に枠体に尿等がかかる場合には、その尿等は外周縁方向に流れ出し易い位置にかかる可能性が高く、これにより、トイレシートの外部に尿等が移動して床を汚してしまうことも考えられる。
さらに、前記特許文献1に記載のものの場合は底板の上に前記トイレシートを敷き、また前記特許文献2に記載の者の場合は、受け皿状のトレイ上にトイレシートを敷く構成であるため、底板やトレイが存在する分だけトイレ全体の厚みが増すことになる。
このとき、ペット用トイレの厚みが大きすぎるとペットが異物感を覚え易いため、枠体を乗り越えてトイレ内に侵入することに抵抗を示す場合があった。
そのため、ペットがペット用トイレに***を行わない可能性があり、床を汚してしまうこともあった。
実用新案登録第3154900号公報 特開2010−233583号公報
本発明の技術的課題は、全体としての高さを抑えながら、ペットの尿がかかった場合であっても、トイレシートの方向に容易に流れ落とすことが可能である、ペット用トイレシートのカバー部材及びペット用トイレを提供することである。
前記課題を解決するため、本発明のペット用トイレシートのカバー部材は次の通りである。
(1)床面に敷いたペットの***液を吸収するペット用トイレシート上に載置されて、該トレイシートを一部を覆った状態で押さえるためのカバー部材であって、第1端及び該第1端とは水平方向において相対する方向に位置する第2端を有する基体部と、該基体部における前記第1端の端縁に沿うように設けられた端縁部とを備え、前記基体部は、上面に、第1端から第2端に行くに従って次第に下降する、前記ペットの***液をトイレシートに向けて移動させるための傾斜面を有していて、該傾斜面は、前記第1端の端縁から前記第2端に向けて傾斜し、且つ該第1端の端縁が前記端縁部に連結された第1の傾斜部と、該第1の傾斜部よりも前記第2端側に位置し、且つ前記第1端側が前記第1の傾斜部に連結された、前記第2端の端縁まで傾斜する第2の傾斜部とを有し、前記第2の傾斜部は、前記第1の傾斜部よりも傾きが大きく、且つこれらの第1の傾斜部と第2の傾斜部との連結部分は、前記第1端側から第2端側に向けて上方に凸となるように湾曲していると共に、前記第2の傾斜部における前記第1端側の端部から前記第2端の端縁までの距離は、前記第1の傾斜部における前記第1端の端縁から前記第2端側の端部までの距離よりも小さく、前記端縁部は、上面側に、前記基体部の前記第1端から離れるに従って次第に下降する傾斜面を有している、ペット用トイレシートのカバー部材。
(2)前記第2の傾斜部は、前記基体部の前記第1端から前記第2端の端縁にわたって上方に凸となるように湾曲した曲面状を有している、前記(1)に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
(3)前記第2の傾斜部は、前記基体部の前記第1端側に、前記第1の傾斜部よりも傾きの大きい第1端側傾斜部と、該第1端側傾斜部よりも前記基体部の第2端側に位置し、且つ該第2端の端縁まで延びる、前記第1端側傾斜部よりも傾きの大きい第2端側傾斜部とを有している、前記(2)に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
(4)前記端縁部は、前記基体部の第1端側に、該基体部の前記傾斜面における第1端の端縁から上方に立ち上がる立壁部を有していて、該立壁部の基端部は、前記基体部の前記傾斜面の第1端の端縁に連続し、且つ下方に凸となるように湾曲した曲面状を有する、前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
(5)前記カバー部材は、該カバー部材において鉛直方向高さが最も大きい位置での高さが、前記基体部における第2端の端縁から直近の前記端縁部における前記基体部の第1端とは反対側の端縁までの距離の15〜20%の大きさである、前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
(6)前記端縁部は、前記基体部の第1端との連結部分と、該第1端とは反対側の端縁との間の平面視における距離が、前記基端部の第1端の端縁と第2端の端縁との間の平面視における距離よりも小さい、前記(1)〜(5)に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
(7)前記カバー部材は、前記基体部の第2端が内周側に位置する枠状である、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
一方、前記課題を解決するため、本発明のペット用トイレシートは次の通りである。
(8)前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載のカバー部材と、該カバー部材が上面に載置される、液透過性のトップシート及び液不透過性のバックシート並びにこれらのトップシートとバックシートとの間に配設された吸液性を有する吸収体とを有する前記ペット用トイレシートとを備えたペット用トイレ。
本発明によれば、カバー部材は、基体部の上面に形成した傾斜面が、第1端側に位置する第1の傾斜部と、該第1の傾斜部よりも傾きが大きい、第2端側に位置する第2の傾斜部とを有している。さらに、これらの第1の傾斜部と第2の傾斜部との連結部分は、第1端側から第2端側に向けて上方に凸となるように湾曲した状態に形成され、且つ第2の傾斜部における第1端側から前記第2端の端縁までの距離は、第1の傾斜部における第1端の端縁から第2端側までの距離よりも小さく形成されている。
これにより、カバー部材の基体部に対して、ペットから***されて落下した尿等の***液を、さらに***液の表面張力等の影響をできるだけ抑止しながら、第1の傾斜部及び第2の傾斜部を第2端側に向けて流れ落とさせ、トイレシート上に落下、吸収させることができる。
また、前記カバー部材は、床面に敷いたトイレシート上に載置して、該トレイシートを一部を覆った状態で押さえるため、従来のような受け皿状のトレイにトイレシートを載せるタイプに比べてトイレ全体としての高さを抑えやすく、犬等のペットのトイレへの侵入を妨げにくい。
図1は本発明に係るペット用トイレシートのカバー部材及びペット用トイレの一実施の形態を模式的に示す斜視図である。 図2は図1の縦断面図である。 図3は図2の要部端面図である。 図4は本発明に係るペット用トイレシートのカバー部材の下面の一部を模式的に示す要部拡大斜視図である。 図5は本発明に係る本発明に係るペット用トイレシートのカバー部材の異なる実施の形態を模式的に示す斜視図である。 図6は本発明に係る本発明に係るペット用トイレシートのカバー部材のさらに異なる実施の形態を模式的に示す斜視図である。
図1〜図4は、本発明に係るペット用トイレの一実施の形態を示すもので、この実施の形態のペット用トイレ1は、床面2に敷いた、尿等のペットの***液を吸収するペット用トイレシート3と、該トイレシート3上に載置されて、そのトレイシート3の一部を覆った状態で押さえるためのカバー部材4とを備えている。
この実施の形態においては、カバー部材4は、平面視において略正方形状の枠状に形成されたものとなっている。
なお、本発明における「床面」とは、従来のような受け皿状のトレイを介さない床そのものの面を意味し、例えばフローリングや畳はもちろん、ペット用トイレを構成しない絨毯等の敷物が敷かれた床面を含む概念である。
トイレシート3は、液透過性のトップシート11及び液不透過性のバックシート12、並びにこれらのトップシート11とバックシート12との間に配設された、吸液性を有する吸収体13を備えている。そして、トイレシート3は、犬等のペットが***した尿は、トップシート11により受け止められ、このトップシート11を通して吸収体13に吸収、保持される。
この実施の形態におけるトイレシート3は、平面視(トップシート側から見た形状)略正方形状に形成されていて、一定の厚さ方向を有し、トップシート11とバックシート12の間における平面視中央の部分に、吸収体13が配設されている。さらに、これらのトップシート11とバックシート12とは、吸収体13が存在しない外周縁部分において重ね合わされていて、その重ね合わされた部分が相互に接合されることにより、トイレシート3の外周縁であるフラップ部14が形成された構成となっている。
なお、この発明における前記トップシートとしては、例えば不織布、織布、液透過孔が形成された合成樹脂フィルム、網目を有するネット状シート等により形成される。
また、この発明におけるバックシートとしては、例えば、防水処理を施した不織布、合成樹脂(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等)フィルム、耐水性の高いメルトブローン不織布を強度の強いスパンボンド不織布で挟んだSMS不織布等を用いることができる。
さらに、この発明における前記吸収体としては、パルプ等の吸水性材料や、吸水性ポリマー等(例えば高吸水性樹脂(Superabsorbent Polymer:SAP))の高吸収性材料、あるいはこれらの吸収性材料及び高吸収性材料を含んだものを用いることができる。
そして、カバー部材4は、第1端22、及びこの第1端22とは水平方向において相対する方向に位置する第2端23を有する基体部21と、基体部21における第1端22の端縁24に沿うように設けられた端縁部31とを備えている。
この実施の形態においては、平面視略正方形状の枠状をなす4本の辺の部分に、それぞれ一方向に長く延びる基体部21及び端縁部31が、一体に形成された構成となっている。そして、各基体部21の幅方向の一方である第1端22が枠の外周側に位置すると共に、幅方向の他方である、その第1端22に直近の第2端23が枠の内周側に位置し、平面視において、これらの基体部21の第1端22側を取り囲むように端縁部31が配設された態様となっている。
なお、基体部21の第2端23の端縁25(カバー部材4の内周縁)と、第1端22の端縁24(カバー部材4の外周縁)における直近の第2端23の端縁25と対応する部分、さらには、端縁部31の長さ方向の中央の一部とは、相互にほぼ平行な方向に延びている。
また、隣接する基体部21,21における第1端22、あるいはその端縁24は、平面視において緩やかに湾曲した状態で一体に連結されている。さらに、隣接する端縁部31,31についても、平面視において緩やかに湾曲した状態で一体に連結されている。したがって、カバー部材4全体としては、図1に示すように、四隅が緩やかに湾曲するように面取りされた態様となっている。これにより、犬等のペットが、どの位置からでもできるだけ容易にカバー部材4に脚を踏み入れられるようにしている。
基体部21は、上面に、第1端22から直近の第2端23に行くに従って次第に下降する、ペットの***液をトイレシート3に向けて移動させるための傾斜面26を有している。これにより、基体部21に落下したペットの***液は、この傾斜面26上を、第1端22から第2端23に向けて流れ落ち、最終的には、カバー部材4の内周面に位置するトイレシート3上に落下し、吸収されることとなる。
この傾斜面26は、第1端22の端縁24から直近の第2端23に向けて傾斜し、且つ第1端22の端縁24が端縁部31に連結された第1の傾斜部27と、この第1の傾斜部27よりも直近の第2端23側に位置し、且つ第1端22側が直近の第1の傾斜部27の第2端23側に連結された、第2端23の端縁25まで傾斜する第2の傾斜部28とを有している。
また、基体部21の傾斜面26は、第1の傾斜部27と第2の傾斜部28との、水平面に対する傾きが相互に異なった構成となっている。具体的には、第2の傾斜部28は、全体としての傾きが、第1の傾斜部27の傾きよりも大きく形成されている。即ち、第2の傾斜部28は、第1の傾斜部27よりも全体として急勾配に形成された構成となっている。
なお、これらの第1の傾斜部27と第2の傾斜部28とは、相互に連続するように傾斜している。
ここで、第2の傾斜部28の全体としての傾きを、第1の傾斜部27の傾きよりも大きく形成したのは、カバー部材4の傾斜面26を第2端23に向けて流れ落ちる***液を、トイレシート3上に確実且つ安定的に移動、落下させるためである。
また、傾斜面26における第1端22と第2端23との間の幅(即ち、傾斜面26における基体部21の長さ方向と直交する方向の大きさ)を可及的に大きく確保して、傾斜面26、特に第1の傾斜部27の傾斜を可能な限り緩やかなものとすることにより、ペットがカバー部材4の傾斜面26上に、できるだけ怯えることなく脚を踏み入れることができるようにするためである。
即ち、カバー部の傾斜面を第2端に向けて流れ落ちる***液は、第2端の端縁においてトイレシート上に落下するが、この時、前記傾斜面の傾き次第では、***液はその表面張力や粘性等に起因して、第2端からトイレシートに落下せずにカバー部材に残ってしまい、悪臭の原因になる可能性がある。したがって、傾斜面については、ある程度の傾きを確保して第2端に比較的勢いよく***液を流れ込ませるようにして、その***液が第2端の端縁から離れやすくする必要がある。
一方で、傾斜面26の傾きを大きくすると、ペットが脚を滑らす可能性が高くなるため、カバー部材4の傾斜面26上に踏み込むことや、跨ぐことに恐怖を覚えてしまい、トイレシート3が存在するカバー部材4の内周縁側に移動しないことが考えられる。したがって、傾斜面26としては、ペットができるだけ怯えることなく、安心して踏み込むことができる程度ようにすることが肝要である。
そのため、本発明においては、傾斜面のうち、該傾斜面の下方側である第2の傾斜部の全体としての傾きを、第1の傾斜部の傾きよりも大きく形成して、***液の流れ落ちる速度を前記第2の傾斜部において加速させ、その***液が前記第2端の端縁から容易に離れることができるようにしている。
その一方で、第1の傾斜部の傾きは第2の傾斜部よりも小さくすることにより、傾斜面にペットが脚を踏み入れやすくする領域を設けて、傾斜面に対するペットの恐怖心をできるだけ排除できるようにしている。
さらに、傾斜面26は、第2の傾斜部28における第1端22側の端部(具体的には、第2の傾斜部28における、第1の傾斜部27との連結部分となる端部)から第2端23の端縁25までの距離は、第1の傾斜部27における第1端22の端縁24から第2端23の端部(具体的には、第1の傾斜部27における、第2の傾斜部28との連結部分となる端部)までの距離よりも小さく形成されている。
したがって、傾斜面26は、第1の傾斜部27の幅(第1の傾斜部27における基体部21の長さ方向と直交する略水平な方向の大きさ)に比べて、第2の傾斜部28の幅(第1の傾斜部28における基体部21の長さ方向と直交する略水平な方向の大きさ)は小さく形成された態様となっている。
このように、第2の傾斜部28における第1端22側の端部から第2端23の端縁25までの距離を、第1の傾斜部27における第1端22の端縁24から第2端23側の端部までの距離よりも小さく形成したのは、次の理由からである。
即ち、前述のように、傾斜面における第1の傾斜部は、第2の傾斜部に比べて傾きを小さくし、この第1の傾斜部にペットが踏み込み易くしているが、この第1の傾斜部の幅は、ペットがカバー部材上に踏み込むことを考慮すると、できるだけ大きくして足場となる領域を大きくとることが好ましい。
そのため、本発明においては、前記第2の傾斜部おける前記第1端側の端部から前記第2端の前記端縁までの距離を、前記第1の傾斜部における前記第1端の前記端縁から前記第2端側の端部までの距離よりも小さくすることにより、前記傾斜面において比較的傾斜の緩い前記第1の傾斜部について、前記第2の傾斜部よりも幅広にし、これにより、ペットの足場となる領域をできるだけ大きく確保して、該ペットが前記カバー部材に脚を踏み入れやすくしている。
第1の傾斜部27は、この実施の形態においては、全体としてほぼ平坦な平面状に形成されている。
この第1の傾斜部の傾き(水平面に対する傾き)は、該第1の傾斜部の幅(第1端の端縁から第2端側の端部までの距離)にもよるが、1〜25°程度とすることが好ましく、さらに好ましくは3〜10°程度、より好ましくは4〜6°程度とすることである。傾きが1°未満であると、ペットからの***液の粘性や表面張力によって、その***液が第2端側に向けて流れない可能性があり、逆に25°を超えると、ペット(特に犬)が第1の傾斜部の傾斜が急であると認識、この第1の傾斜部に脚を踏み込むことを躊躇する可能性がある。
また、第1の傾斜部の幅は、カバー部材あるいは基体部の大きさにもよるが、20〜250mm程度であることが好ましく、さらに好ましくは40〜150mm程度、より好ましくは60〜80mm程度とすることである。この第1の傾斜部の幅が20mm未満であると、カバー部材上での足場として、ペットが踏み込むのに必要な大きさを確保しづらく、また、基体部の材質にもよるがカバー部材全体としての重さを確保できず、トイレシートを安定的に押さえることができない可能性がある。逆に250mmを超えると第1の傾斜部の幅が大きくなりすぎて、カバー部材全体としての大きさや重さが必要以上に大きくなる可能性がある。
なお、現実的な例としては、基体部を合成樹脂(例えばポリプロピレン製)で形成した場合、第1の傾斜部の幅は、平面視において70mm程度、水平面に対する傾きは5°程度とすることができる。
第2の傾斜部28は、この実施の形態においては、第1端22側の端部から第2端23の端縁25にわたって上方に凸となるように湾曲した曲面状に形成されている。
より具体的には、この実施の形態の第2の傾斜部28は、基体部21の第1端22側に、第1の傾斜部27よりも傾きの大きい第1端側傾斜部29と、第1端側傾斜部29よりも基体部21の第2端23側に位置し、且つその第2端23の端縁25まで延びる、第1端側傾斜部29よりも、水平面に対する傾きの大きい第2端側傾斜部30とを有している。即ち、この第2の傾斜部28は、異なる曲率の複数の曲面によって構成されている。
なお、これらの第1端側傾斜部29と第2端側傾斜部30との連結部分については、第1端側22から第2端23側に向けて上方に凸となるように湾曲した状態に形成されていて、傾斜面に突稜や角があらわれることなく、滑らかに連続した状態となっている。
このように、第2の傾斜部を、第1端側傾斜部と、該第1端側傾斜部よりも傾斜が大きい第2端側傾斜部との複数の曲面で形成したのは、***液が第2の傾斜部をスムーズに流れ落ち易くするためである。
即ち、仮に第2の傾斜部が複数の異なる傾きの平面で形成されている場合には、傾きが変化する部分で***液の流れが悪くなる。また、第2の傾斜部についても、第2端側に近づくに従って傾きがを大きくして***液が流れ落ちる速度を大きくさせた方が、***液がペットシートに落下した際に該***液が第2端の端面から離脱させ易い。
そのため、この実施の形態においては、前記第2の傾斜部を前記第1端側傾斜部と前記第2端側傾斜部とで形成している。
ここで、第1端側傾斜部の傾き(水平面に対する傾き)は、該第2の傾斜部の幅(第1端側の端部から第2端の端縁までの距離)にもよるが、10〜70°程度とすることが好ましく、さらに好ましくは20〜50°程度、より好ましくは25〜30°程度とすることである。傾きが10°未満であると、ペットからの***液の粘性や表面張力によって、その***液を第2端側に向けて勢いをつけて流せない可能性があり、逆に70°を超えると、第1の傾斜部との角度の差が大きくなりすぎ、***液による液溜りが生じカバー部材に***液が残る可能性がある。
一方、第2端側傾斜部の傾き(水平面に対する傾き)は、該第2の傾斜部の幅や第1端側傾斜部の傾きにもよるが、該第1端側傾斜部よりも傾きが大きな範囲において、20〜90°程度とすることが好ましく、さらに好ましくは40〜80°程度、より好ましくは60〜65°程度とすることである。傾きが40°未満であると、ペットからの***液の粘性や表面張力によって、その***液を第2端側に向けて勢いをつけて流せない可能性があり、逆に90°を超えると***液を第2端側に向けて勢いをつけて流す能力は向上しないにもかかわらず、カバー部材自体の成型に手間がかかり、追加材料等が必要となるため、不利である。
なお、この発明における第2の傾斜部の第1端側傾斜部及び第2端側傾斜部の傾きは、これらの第1端側傾斜部及び第2端側傾斜部の各曲面の中点(幅方向の中点)の接線の傾きを意味する。
さらに、第1端側傾斜部の幅(第1端側の端部(具体的には、実質的に第1の傾斜面27との連結部分となる端部)から第2端側の端部(具体的には、第2端側傾斜部との連結分となる端部)までの距離)については2〜30mm程度とすることが好ましく、さらに好ましくは5〜20mm程度、より好ましくは8〜10mm程度とすることである。
一方、第2端側傾斜部の幅(第1端側の端部(具体的には、第1端側傾斜部との連結分となる端部)から第2端の端縁での距離)については、第1端側傾斜部の幅にもよるが、1〜20mm程度とすることが好ましく、さらに好ましくは2〜10mm程度、より好ましくは3〜5mm程度とすることである。このとき、第2端側傾斜部の幅は、第1端側傾斜部の幅よりも小さくすることが好ましく、これにより、カバー部材の高さを抑えるつつ、第2端側の傾きを大きくすることにより、***液の移動をスムーズに行うことが可能となる。
また、第2の傾斜部の全体として幅は、第1の傾斜部の幅にもよるが、3〜50mm程度であることが好ましく、さらに好ましくは6〜25mm程度、より好ましくは11〜15mm程度とすることである。この第2の傾斜部の幅が3mm未満であると、第2の傾斜部の傾きを維持するためには、この第2の傾斜部と第1の傾斜部との間の角度の変化が大きくなりすぎ、却って***液の液溜りができる可能性がある。逆に50mmを超えると、第2の傾斜部の幅が大きくなりすぎ、第2の傾斜部の傾きが小さくなるため、第2端の端縁で***液を離脱させにくくなる。
なお、現実的な例としては、基体部を合成樹脂(例えばポリプロピレン製)で形成した場合、第2の傾斜部は、幅が平面視において10mm程度、第1端側傾斜部の幅は8mm、水平面に対する傾きは29°程度、第2端側傾斜部の幅は2mm、水平面に対する傾きは62°程度とすることができる。
また、この傾斜面26においては、これらの第1の傾斜部27と第2の傾斜部27との連結部分は、第1端22側から第2端23側に向けて上方に凸となるように湾曲した状態に形成されている。
即ち、第1の傾斜部27と第2の傾斜部28(より具体的には、この第2の傾斜部28における、第1端側傾斜部29の第1端22側の端部)との連結部分は、上方に凸となる緩やかな曲面となるように連結されていて、第1の傾斜部27と第2の傾斜部27との境界部分が突稜状あるいは折れ線状等のように、明らかな角が形成されない態様となっている。
このように、この傾斜面26における第1の傾斜部27と第2の傾斜部28との連結部分を、第1端22側から第2端23側に向けて上方に凸となるように湾曲した状態に形成したのは、尿等の***液の表面張力の影響によって、第1の傾斜部27と第2の傾斜部28との連結部分で***液の流れる速度が低下、あるいは流れが停止することを防止するためである。
即ち、傾斜面における第1の傾斜部と第2の傾斜部との連結部分に、突稜状等の角が形成されると、***液の表面張力や粘性等によっては、***液が傾斜面を流れ落ちづらくなり、場合によっては、前記連結部分で***液が流れが停止してしまうおそれがある。特に、前述のように、第1の傾斜部は第2の傾斜部に比べて傾きが小さく、第2の傾斜部に比べて第2端方向への流れ出しが鈍くなる可能性がある上、流れ出したとしても速度が低い場合が考えられる。そうすると、第1の傾斜部と第2の傾斜部との連結部分に角が存在すると、***液の流れが不安定になって停止して残ってしまう可能性がある。
そのため、本発明においては、傾斜面における第1の傾斜部と第2の傾斜部との連結部分を、第1端側から第2端側に向けて上方に凸となるように湾曲した状態に形成して、***液が傾斜面を流れ落ちづらくなる要素をできる限り排除し、これにより傾斜面上の***液を第2端に向けてスムーズに流すことができるようにしている。
一方、端縁部31は、基体部21の第1端22側に位置する部分(即ち、が、その第1端22の端縁24に一体に連結されていて、上面側に、基体部21の第1端22から離れるに従って次第に下降する傾斜面32を有している。
具体的に、端縁部31は、基体部21の第1端22の端縁24に連結され、且つ第1端22のから離れる方向、即ち、カバー部材4の外周縁方向に張り出していて、その張り出した部分の上面が傾斜面32となっている。
この実施の形態においては、図2及び図3に示すように、端縁部31の傾斜面32は、基体部21側は、水平面に対して比較的緩い傾斜となっているものの、最もカバー部材4の外周縁側に位置する部分の近傍は、基体部21側に比べて水平面に対する傾斜が大きい態様となっている。このように、端縁部31の傾斜面32をこのように構成したのは、端縁部31全体の幅を狭めつつ、角張った部分を無くすることにより、ペットがカバー部材4に踏み込み易く、あるいは跨ぎやすくするためである。
なお、図2及び図3に示すものの場合、端縁部31の傾斜面32は、最も傾斜が大きい部分、即ち、最もカバー部材4の外周縁側に位置する部分の近傍については、鉛直方向に対して約3°程度傾斜したものとなっていて、鉛直とはなっていない。端縁部31の傾斜面をこのように構成したのは、カバー部材4の外周縁が鉛直となっていると、その鉛直部分の存在によって、ペットがカバー部材4と床面2との間に大きな段差を感じ易く、カバー部材4に脚を踏み入れることを躊躇する可能性があるためである。
また、端縁部31は、基体部21の第1端22側に、その基体部21の傾斜面26における第1端22の端縁24から上方に立ち上がる立壁部33を有していて、立壁部33は、最も上方に位置する上端部33aと、基体部21の第1端22の端縁に連結された基端部33bとを備えている。
立壁部33は、基体部21の傾斜面26に落下した***液が、その落下の勢いあるいは落下の方向によって、傾斜面26の傾斜に逆らって第1端22の方向に移動しようとした場合に、その***液の移動を抑止してカバー部材4の外周縁から飛び出ることを安定的に抑えるためのものである。
この立壁部33の上端部33aは、このカバー部材4において最も上方に位置する部分、延いては、トイレ1において最も上方に位置する部分となっていて、端縁部31の傾斜部32は、この立壁部33の上端部33aを一端として、基体部21の第1端22から離れる方向に、下方向けに延びている。
なお、この立壁部33の、基端部33bから上端部33aまでの高さは、カバー部材4全体の高さにもよるが、2〜30mm程度が好ましく、より好ましくは3〜15mm程度、さらに好ましくは5〜6mm程度とすることである。2mm未満であると、***液が落下した位置あるいは勢いに対して、その***液の移動を抑止する効果が薄く、逆に30mmを超えると、立壁部33が上方に突出しすぎて立壁部33が目立ちすぎ、ペットが異物感を感じてカバー部材4に踏み入らない、あるいは跨がない可能性がある。
この実施の形態では、端縁部31の立壁部33は、鉛直方向に立ち上がっているわけではなく、上端に行くに従って次第に基体部21から離れる方向にわずかに傾斜している。
図2及び図3に示すもの場合、立壁部33は、その壁面が鉛直方向に対して約3°程度傾斜した状態に形成されている。このように、立壁部33を、傾斜した構成としたのは、仮に立壁部の壁面が鉛直方向に立ち上っていると、その鉛直部分の存在によって、ペットがカバー部材4と床面2との間に大きな段差を感じ易く、また、異物感を増大させる原因となり易いことから、カバー部材4に脚を踏み入れることを躊躇する可能性があるためである。
さらに、この立壁部33の基端部33bは、基体部21の傾斜面26の第1端22の端縁24に連続し、且つ下方に凸となるように湾曲した曲面状に形成されている。
このように、この立壁部33の基端部33bを、下方に凸となるように湾曲した曲面状に形成したのは、仮に立壁部33の基体部33bと基体部21の傾斜面26とが、ほぼ直角をなすように連結されていた場合、その直角部分が立壁部33の存在を浮き立たせ、立壁部33の存在がペットに対して異物感を感じさせ易くなるためである。そうすると、ペットが、カバー部材4に脚を踏み入れることを躊躇する可能性があることから、基端部33bを下方に凸となるように湾曲した曲面状とすることにより、ペットに対して立壁部33に起因する異物感をできるだけ生じさせないようにしている。
さらに、立壁部33と傾斜面26との連結部分に角が形成されると、***液の粘性や表面張力により、これらの立壁部33と傾斜面26と連結部分に***液が流れ落ちることなく溜り、悪臭を放つ原因になるため、この連結部分を曲面状にして、***液の粘性や表面張力の影響をできるだけ抑え、***液が傾斜面26を容易に流れ落ちることができるようにしている。
また、端縁部31は、基体部21の第1端22との連結部部と、第1端22とは反対側の端縁(即ち、カバー部材4の外周縁)との間の平面視における距離が、基体部21の第1端22の端縁24と第2端23の端縁25との間の平面視における距離よりも小さく形成されている。即ち、端縁部31の幅は、基体部21の幅よりも小さく形成されている。これにより、ペットが基体部21の傾斜面26に脚を踏み入れる際に、端縁部が31が邪魔をしづらく、また、基体部21の方が幅広であるため、ペットが傾斜面26に***する可能性が高まり、端縁部31に***されてその***液が外部に流出する可能性を抑えることができる。
ところで、カバー部材4は、このカバー部材4において鉛直方向高さが最も大きい位置での高さが、基体部21における第2端23の端縁25から直近の端縁部31における基体部21の第1端側とは反対側の端縁(即ち、カバー部材4の直近の該端縁)までの距離の9〜37%の大きさに形成されている。即ち、カバー部材4の最大高さは、カバー部材4における、1つの基体部21とこれに連結された直近の端縁部31とを合わせた、基体部21の長さ方向と直交する方向の長さ、つまり、カバー部材4の内周縁とその内周縁に直近の外周縁との間の距離との関係で、一定の範囲に抑えられている。
この実施の形態の場合、鉛直方向高さが最も大きい位置は、端縁部31の立壁部33の上端部33aであることから、床面2からこの立壁部33の上端部33aまでの高さが、カバー部材4の内周縁と直近の外周縁との間の距離の13〜33%の大きさとなっている。
カバー部材における鉛直方向高さが最も大きい位置での高さが、基体部における第2端の端縁から直近の端縁部における基端部の第1端側とは反対側の端縁までの距離が9%未満であると、***液が流れにくいという問題が生じる可能性がある。逆に、37%を超えると、ペットがカバー部材に対して異物感を感じ、その恐怖心からカバー部材に踏む込まない、あるいは跨がない可能性が高い。
なお、カバー部材において鉛直方向高さが最も大きい位置での高さについては、基体部における第2端の端縁から直近の端縁部における基端部の第1端側とは反対側の端縁までの距離の12〜29%の大きさとすることがより好ましく、15〜25%の大きさとすることがより好ましい。
また、図3及び図4に示すように、カバー部4の下面には、カバー部材4を床面2に当接させるための第1部材41と、床面2上に敷いたトイレシート3のトップシート11に当接して、そのトイレシート3を押さえる第2部材42と、基体部21の第2端23から直近の第1端22の方向に延びる複数のリブ43とが設けられている。
前記第1部材41は、端縁部41の下面から下方に延びる柱状のもので、この実施の形態においては、上下方向に延びて下端面が平坦面である略円柱状に形成されている。この第1部材41は、下端面が床面2に接して、カバー部材4を床面2上に支持すると共に、カバー部材4及びトイレシート3、即ちトイレ1全体が、ペットの動きによって床面2上の所定の位置からずれないようにしている。なお、この実施の形態においては、この第1部材41は、床面2上において滑り止めとして機能しうるように、ゴム等の弾性部材により形成されている。
さらに、第2部材42は、基体部21の長さ方向に延びる板体状に形成されたもので、上面が基体部21の下面に接合されている。この第2部材は41は、下面がトイレシート3のトップシート11、より具体的には、トップシート11における吸収体13が存在する部分に接して、トイレシート3を押さえることができるようになっている。また、この第2部材42は、基体部21の第2端23から、トイレシート3のトップシート11上を伝ってカバー部材4の下面に侵入してきた***液を塞き止める機能をも有していて、これにより、***液がカバー部材4の下面を通じて、トイレシート3の外部に漏れ出ないようにしている。
なお、この実施の形態においては、第2部材42は、4つの基体部21のそれぞれに設けられていて、各第2部材42は、トップシート11に対する滑り止めとして機能し、且つ***液を塞き止めうるように、独立気泡のゴム等の弾性部材により形成されている。
リブ43は、カバー部材4の補強、特に基体部21を補強すると共に、トイレシート3のトップシート11及びフラップ14の上面に当接して、カバー部材4によるトイレシート3の押さえをより安定的に行わせるためのものである。
リブ43は、第2部材42よりも端縁部31側に配置されていて、基体部21及び端縁部31の下面が下方に突出している。さらに、このリブ43における第2部材42側の部分には、上方側に凸となるように湾曲した曲面状に形成された凹部43aが形成されていて、この凹部43の曲面でトップシート11とフラップ部14との境目を保持するようになっている。即ち、凹部43aの上方側はトップシート11における吸収体13の外周縁部分が存在する部分に当接し、下方側はフラップ部14の上面と接している。したがって、この凹部43aは、トイレシート3において、吸収体13の存在によって生じるトップシート3の段差部分に当接して、リブ43全体としてその段差に関わらずトイレシート3を安定的に押さえることを可能としている。
したがって、ペットがトイレシート3上で勢いよく走った場合など、トイレシート3がカバー部材4に向けて移動しようとした時に、吸収体13の存在によって生じるトップシート121の段差部分を押さえて、カバー部材4とトイレシート3との間のずれを防止することができる。特に、この実施の形態の場合、カバー部材4が平面視正方形状の枠状に形成されたものであることから、相対する位置に配設された基体部21,21におけるリブ43の凹部43aは、湾曲する方向(凸となる方向)が相反する方向となる。したがって、ペットの動きによって、仮にカバー部材4が一方の基体部21の方向に移動する力が作用したとしても、その方向と反対側に位置する基体部21のリブ43の凹部43aの曲面が、トイレシート3のトップシート11の段差部分に引っ掛かり、カバー部材4の移動を抑止するため、トイレシート3を一層安定的に押さえることができる。
なお、前記カバー部材の形成に用いられる素材としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂等の樹脂材料が挙げられる。あるいは、ステンレス鋼等の金属でもよい。
また、カバー部材の形成に際しては、材料が樹脂材料である場合には、射出成形で形成されることが好ましいが、材料が樹脂材料以外の材料である場合には、射出成形に限らず、アクリル樹脂では、切断加工した後に接着剤で接着して成形し、金属では、切断加工した後に溶着して成形してもよい。
なお、カバー部材の重さとしては、500〜3000g程度が好ましく、より好ましくは800g程度とすることができる。
また、前記傾斜面については、ペットが脚を滑らせないように、滑り止め加工、例えばシボ加工等を施すことが好ましい。
前記構成を有するペット用トイレ1は、トイレシート3を床面2の所定位置に敷いた上で、カバー部材4を、トイレシート3を一部を覆った状態で、第1部材41の下面を床面2に当接させる。また、第2部材42をトイレシート3のトップシート11における吸収体13が存在する部分に、また、リブ43をトイレシート3のフラップ部14の近傍部分に、それぞれ当接させて、カバー部材4によってトイレシート3を押さえるように置く。
そして、ペットがカバー部材4の傾斜面26上に***した場合には、その***液は傾斜面を26を第2端23に向けて流れ落ち、最終的にはトイレシート3に落下して、吸収される。
このとき、カバー部材4は、基体部21の上面に形成した傾斜面26が、第1端22側に位置する第1の傾斜部27と、第1の傾斜部27よりも傾きが大きい、第2端23側に位置する第2の傾斜部28とを有しているため、***液の表面張力や粘性の影響を可及的に排除しながら、***液を傾斜面26から勢いをつけて流れ落とすことができる。このため、その***液をカバー部材4から安定的に離脱させるてトイレシート3に落下させることができるため、***液を確実にトイレシート3に吸収させて、カバー部材3に***液が可及的に残らないようにすることができる。
また、第1の傾斜部27は第2の傾斜部28に比べて傾斜が小さい上、第2の傾斜部28における第1端22側の端部から第2端23の端縁25までの距離は、第1の傾斜部27における第1端22の端縁24から第2端23側の端部までの距離よりも小さく形成されているため、ペットがカバー部材4に脚を踏み入れやすく、また跨ぎやすいため、ペットを怯えさせることなくトイレ1内に侵入させ、***を行わせることが可能である。
さらに、これらの第1の傾斜部27と第2の傾斜部28との連結部分は、第1端22側から第2端23側に向けて上方に凸となるように湾曲した状態に形成されているため、カバー部材4の傾斜面を26を流れ落ちる***液を、その***液の表面張力等の影響をできるだけ抑止しながら、第1の傾斜部及び第2の傾斜部を第2端に向けて流れ落とさせることでき、より安定的に***液をトイレシート上に落下させることができる。
また、カバー部材4は、床面2に敷いたトイレシート3上に載置して、トレイシート3を一部を覆った状態で押さえるため、従来のような受け皿状のトレイにトイレシートを載せるタイプに比べてトイレ全体としての高さを抑えやすく、犬等のペットのトイレへの侵入を妨げにくい。
前記実施の形態においては、トイレシート3の形状は、平面視で略正方形のシートとしているが、他の矩形状あるいは三角形状、円形や楕円形等の任意の形成であってもよい。
また、前記実施の形態においては、カバー部材4は、平面視略正方形状の枠状に形成されているが、カバー部材の平面視形状は、略コの字状や略L字状であってもよい。
これにより、ペットがカバー部材のない領域を通してトイレシートに出入りすることができるので、ペットがカバー部材に接触する機会を減らし、ペットがトイレシートまで比較的容易に移動することができる上、カバー部材とトイレシートとのずれ、あるいはカバー部材と床面とのずれが生じる機会を少なくすることができる。なお、このような略コの字状や略L字状のカバー部材を2つ組み合わせ、全体として平面視枠状にして使用してもよい。
また、カバー部材は、例えば図5に示すカバー部材44のように、平面視略直線状あるいは略矩形状のものとすることができ、また、図5のように、必要に応じて複数個を併用してトイレシート3を押さえることができる。なお、このとき、カバー部材44については、図5に示すように、端縁部31をトイレシート3の外方に、基体部21の傾斜面26をトイレシートの内方(例えば中央方向)にそれぞれ向けてトイレシート3上に配設することが肝要である。
この場合、カバー部材が枠状や略コの字状や略L字状である場合に比べ、カバー部材を狭い空間にも自由に配置することができる。また、ペットがカバー部材のない領域を通してトイレシートに出入りすることができるので、ペットがカバー部材に接触する機会を減らし、カバー部材とトイレシートとのずれ、あるいはカバー部材と床面とのずれが生じる機会を少なくすることができる。
なお、カバー部材44については、前記実施の形態とは平面視形状が異なっているのみで、その他の基本的な構成や効果は実質的に同じであるため、同様の符号を付して詳細な説明は省略する。
さらに、カバー部材は、例えば図6に示すカバー部材54のように、平面視円弧状とすることができる。この場合、カバー部材が平面視において丸みを帯びた構成であるため、ペットがトイレに入る時の違和感が緩和されることが期待される。なお、このとき、カバー部材54については、端縁部31をトイレシート3の外方に、基体部21の傾斜面26をトイレシートの内方(例えば中央方向)にそれぞれ向けてトイレシート3上に配設することが肝要である。
また、カバー部材は、平面視円形枠状(図示せず)であってもよく、あるいは前記平面視円弧状のカバー部材54を2つ使用して、全体として平面視円形枠状としてもよい。
さらに、カバー部材が平面視円弧状あるいは平面視円形枠状である場合には、トイレシートの平面視形状は、円形であることが好ましい。
なお、カバー部材5については、前記実施の形態とは平面視形状が異なっているが、その他の基本的な構成や効果は実質的に同じであるため、同様の符号を付して詳細な説明は省略する。
前記実施の形態においては、第2の傾斜部28は、基体部21の第1端22側から第2端23の端縁25にわたって上方に凸となるように湾曲した曲面状に形成されているが、第2の傾斜部は平面状であってもよい。
また、前記実施の形態においては、第2の傾斜部28は、基体部21の第1端22側に、第1の傾斜部27よりも傾きの大きい第1端側傾斜部29と、第1端側傾斜部29よりも基体部21の第2端23側に位置し、且つ第2端23の端縁25まで延びる、第1端側傾斜部27よりも傾きの大きい第2端側傾斜部28とを有している。しかしながら、第2の傾斜部は、傾きが一定の曲面状又は平面状であってもよく、また相互に傾きが異なる3つ以上の傾斜部により構成してもよい。
前記実施の形態においては、端縁部31は、基体部21の第1端22側に、基体部21の傾斜面26における第1端22の端縁23から上方に立ち上がる立壁部33を有しているが、端縁部はこの立壁部を必ずしも備えていなくてもよい。
また、前記実施の形態においては、立壁部33の基端部33bは、基体部32の傾斜面26の第1端22の端縁24に連続し、且つ下方に凸となるように湾曲した曲面状に形成されているが、ペットが立壁部に異物感や恐怖感を抱かないようであれば、基端部は必ずしもこのような構成でなくてもよい。
前記実施の形態では、端縁部31は、基体部21の第1端22との連結部分と第1端22とは反対側の端縁との間の平面視における距離が、基体部21の第1端22の端縁24と第2端23の端縁25との間の平面視における距離よりも小さく形成されているが、カバー部材の全体の大きさ次第で、ペットがカバー部材に踏み込み易く、また、***が端縁部にかかりにくいような場合には、必ずしもこのような構成としなくてもよい。
1 ペット用トイレ
2 床面
3 ペット用トイレシート
4,44,54 カバー部材
21 基体部
22 基体部の第1端
23 基体部の第2端
24 第1端の端縁
25 第2端の端縁
26 傾斜面
27 第1の傾斜部
28 第2の傾斜部
29 第1端側傾斜部
30 第2端側傾斜部
31 端縁部
32 端縁部の傾斜面
33 立壁部
33b 立壁部の基端部

Claims (8)

  1. 床面に敷いたペットの***液を吸収するペット用トイレシート上に載置されて、該トレイシートを一部を覆った状態で押さえるためのカバー部材であって、
    第1端及び該第1端とは水平方向において相対する方向に位置する第2端を有する基体部と、該基体部における前記第1端の端縁に沿うように設けられた端縁部とを備え、
    前記基体部は、上面に、第1端から第2端に行くに従って次第に下降する、前記ペットの***液をトイレシートに向けて移動させるための傾斜面を有していて、該傾斜面は、前記第1端の端縁から前記第2端に向けて傾斜し、且つ該第1端の端縁が前記端縁部に連結された第1の傾斜部と、該第1の傾斜部よりも前記第2端側に位置し、且つ前記第1端側が前記第1の傾斜部に連結された、前記第2端の端縁まで傾斜する第2の傾斜部とを有し、
    前記第2の傾斜部は、前記第1の傾斜部よりも傾きが大きく、且つこれらの第1の傾斜部と第2の傾斜部との連結部分は、前記第1端側から第2端側に向けて上方に凸となるように湾曲していると共に、前記第2の傾斜部における前記第1端側の端部から前記第2端の端縁までの距離は、前記第1の傾斜部における前記第1端の端縁から前記第2端側の端部までの距離よりも小さく、
    前記端縁部は、上面側に、前記基体部の前記第1端から離れるに従って次第に下降する傾斜面を有している、ペット用トイレシートのカバー部材。
  2. 前記第2の傾斜部は、前記基体部の前記第1端から前記第2端の端縁にわたって上方に凸となるように湾曲した曲面状を有する、請求項1に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
  3. 前記第2の傾斜部は、前記基体部の前記第1端側に、前記第1の傾斜部よりも傾きの大きい第1端側傾斜部と、該第1端側傾斜部よりも前記基体部の第2端側に位置し、且つ該第2端の端縁まで延びる、前記第1端側傾斜部よりも傾きの大きい第2端側傾斜部とを有している、請求項2に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
  4. 前記端縁部は、前記基体部の第1端側に、該基体部の前記傾斜面における第1端の端縁から上方に立ち上がる立壁部を有していて、該立壁部の基端部は、前記基体部の前記傾斜面の第1端の端縁に連続し、且つ下方に凸となるように湾曲した曲面状を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
  5. 前記カバー部材は、該カバー部材において鉛直方向高さが最も大きい位置での高さが、前記基体部における第2端の端縁から、直近の前記端縁部における前記基体部の第1端とは反対側の端縁までの距離の9〜37%の大きさである、請求項1〜4のいずれか1項に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
  6. 前記端縁部は、前記基体部の第1端との連結部分と、該第1端とは反対側の端縁との間の平面視における距離が、前記基端部の第1端の端縁と第2端の端縁との間の平面視における距離よりも小さい、請求項1〜5のいずれか1項に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
  7. 前記カバー部材は、前記基体部の第2端が内周側に位置する枠状である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のペット用トイレシートのカバー部材。
  8. 前記請求項1〜7のいずれか1項に記載のカバー部材と、該カバー部材が上面に載置される、液透過性のトップシート及び液不透過性のバックシート並びにこれらのトップシートとバックシートとの間に配設された吸液性を有する吸収体とを有する前記ペット用トイレシートとを備えたペット用トイレ。
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