JP2016080936A - 屈曲撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】屈曲後光軸方向の寸法(厚さ)を増加させることなく、撮像素子の傾き調整機構を有する屈曲撮像装置を得る。
【解決手段】ハウジングに、撮像光学系と、該撮像光学系による被写体光束を屈曲させる屈曲素子と、該屈曲素子の屈曲後光軸上に位置する正面矩形の撮像素子とを支持する屈曲撮像装置において、撮像素子を固定する固定板部と、該固定板部から上記屈曲素子の背面に延びる調整屈曲板部とを有する傾き調整体;傾き調整体の上記調整屈曲板部とハウジングとの間に、屈曲後光軸方向から見たとき屈曲素子と重なる位置に位置させて設けた、傾き調整体を揺動可能に支持する揺動支点部;及び傾き調整体を上記揺動支点部を中心に揺動させる、傾き調整体とハウジングとの間に形成した、少なくとも2カ所の傾き調整部;を有する屈曲撮像装置。
【選択図】図6

Description

本発明は、屈曲素子を有する屈曲撮像装置に関し、特に撮像素子の傾き調整機構を備えた小型の屈曲撮像装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の主として撮影を目的とした携帯電子機器や、カメラ付き携帯電話機や携帯情報端末といった付随的に撮影機能を備えた携帯電子機器が広く普及しており、こうした携帯電子機器に搭載される撮像ユニットの小型化が求められている。撮像ユニットの小型化の手段として、プリズムやミラーなどの反射素子(屈曲素子)の反射面を用いて光束を反射(屈曲)させる屈曲光学系によって撮像用の光学系を構成したものが知られている。屈曲光学系を含む撮像光学系(以下撮像装置)は、特に被写体からの入射光の進行方向における撮像ユニットの薄型化を実現するのに有利である(特許文献1ないし3)。
このような屈曲撮像装置では、屈曲素子の屈曲後光軸上に撮像素子が配置される。撮像素子は一般的に、該撮像素子とは別部材からなる撮像素子基板に固定され、該撮像素子基板が、撮像光学系(レンズ群及びプリズム)を支持したハウジングに固定されている。撮像素子の光軸直交平面に対する傾きを調整する装置は、例えば特許文献4で知られているが、屈曲撮像装置に適用することは困難であり、適用したとしても大型化してしまう。
特開2006−267391号公報 特開2010−243763号公報 特開2013−105049号公報 特開2006−293187号公報
本発明は、このような屈曲撮像装置において、屈曲素子による屈曲後光軸上に位置する撮像素子の屈曲後光軸直交平面との傾きを調整することができる屈曲撮像装置を得ることを目的とする。また本発明は、撮像光学系の光軸方向(屈曲前光軸方向、可動レンズ群光軸方向)の長さを左右長さ、屈曲後光軸方向の長さを厚さ、左右長さと厚さに直交する方向を幅としたとき、撮像素子の傾き調整機構を備えながら、特に厚さ(屈曲後光軸方向長さ)を小さく維持することができる屈曲撮像装置を得ることを目的とする。
本発明は、ハウジングに、撮像光学系と、該撮像光学系による被写体光束を屈曲させる屈曲素子と、該屈曲素子の屈曲後光軸上に位置する正面矩形の撮像素子と、を支持する屈曲撮像装置において、上記撮像素子を固定する固定板部と、該固定板部から上記屈曲素子の背面に延びる調整屈曲板部とを有する傾き調整体;上記傾き調整体の上記調整屈曲板部と上記ハウジングとの間に、上記屈曲後光軸方向から見たとき上記屈曲素子と重なる位置に位置させて設けた、上記傾き調整体を揺動可能に支持する揺動支点部;及び上記傾き調整体を上記揺動支点部を中心に揺動させる、上記傾き調整体とハウジングとの間に形成した、少なくとも2カ所の傾き調整部;を有することを特徴とする。
本発明の屈曲撮像装置にあっては、上記少なくとも2カ所の傾き調整部がそれぞれ、上記ハウジングと傾き調整体の上記調整屈曲板部との間に介在させた、該傾き調整体の上記固定板部をハウジングから離す方向に付勢する付勢手段と、上記付勢手段に抗して該傾き調整体の調整屈曲板部をハウジングに係止する調整ねじ部材とからなっている。
上記付勢手段は、上記傾き調整体の揺動支点部を常時ハウジングに接触させることができる。
上記少なくとも2カ所の傾き調整部は、上記屈曲後光軸方向から見たとき上記揺動支点部を中心とする仮想円弧上に位置させることができる。
上記少なくとも2カ所の傾き調整部は、上記屈曲後光軸方向から見たとき、撮像素子の輪郭の外に位置させることが好ましい。
上記傾き調整体の調整屈曲板部は、上記撮像素子を固定する固定板部から上記屈曲素子側に曲折された支持腕部を有しており、この支持腕部に、揺動支点部となる揺動支点凸部を形成することができる。
本発明によれば、屈曲撮像装置の屈曲後光軸方向(厚さ方向)の長さを増加させることなく、撮像素子の傾き調整機構を有する屈曲撮像装置を得ることができる。
本発明による屈曲撮像装置の一実施形態を示す外観斜視図である。 図1とは逆側から見た屈曲撮像装置の外観斜視図である。 同屈曲撮像装置の分解斜視図である。 同屈曲撮像装置の内部構造を示す斜視図である。 同屈曲撮像装置の正面図である。 図1の屈曲撮像装置の撮像素子傾き調整機構部分を分解状態で示す斜視図である。 同撮像素子傾き調整機構の傾き調整体の斜視図である。 同撮像素子傾き調整機構の傾き調整体を下方から見た図である。 図5のIX−IX切断線に沿う断面図である。 図9の要部の拡大断面図である。 図5のXI−XI切断線に沿う断面図である。 同撮像素子傾き調整機構の傾き調整体の異なる軸周りの傾き調整状態を示す、(A)は斜視図、(B)は下方から見た図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態に係る屈曲撮像装置(屈曲撮像ユニット)10について説明する。以下の説明中の前後、左右、上下の各方向は図中の矢線を基準としている。本実施形態の屈曲撮像装置10は、携帯端末やタブレットコンピュータなどの携帯機器に搭載可能なものである。
図9に示すように、屈曲撮像装置10の撮像光学系は、第1レンズ群(前方レンズ群)G1、第2レンズ群(可動レンズ群)G2、第3レンズ群(可動レンズ群)G3、及び第4レンズ群G4を有し、第1レンズ群G1に含まれる第1プリズム(屈曲素子)L11と第4レンズ群G4の像側に位置する第2プリズム(屈曲素子)L12でそれぞれ略直角に被写体光束(被写体によって反射された光束)を反射させる屈曲光学系となっている。第1レンズ群G1は、第1プリズムL11の入射面L11−aの前方(被写体側)に位置する第1レンズ(前方レンズ)L1と、第1プリズムL11と、第1プリズムL11の出射面L11−bの右方(像側)に位置する第2レンズL2とから構成される。第2レンズ群G2から第4レンズ群G4はそれぞれ、プリズムなどの反射素子を含まないレンズ群である。第2プリズムL12は、撮像光学系(第1乃至第4レンズ群G1乃至G4)からの被写体を屈曲させる屈曲素子を構成する。以下、第1レンズ群G1の光軸を第1光軸(屈曲前光軸)O1、第2レンズ群G2から第4レンズ群G4の光軸を第2光軸(屈曲前光軸、可動レンズ群光軸)O2、第2プリズムL12で反射後の光軸を第3光軸(屈曲後光軸)O3とする。第3光軸O3は、第2プリズムL12の屈曲後光軸を構成する。第1光軸O1、第2光軸O2及び第3光軸O3は一平面P1内に含まれており、第1光軸O1と第3光軸O3は互いに平行である。図9において、平面P1は図9が描かれた描画面(紙面)と平行である。図9において、第2光軸O2を通り、平面P1(描画面)と直交する平面を平面P2とする。平面P2は、図5において図5が描かれた描画面(紙面)と平行である。
図9に示すように、第1光軸O1に沿って第1レンズL1に入射した被写体光束は、入射面L11−aを通して第1プリズムL11に入り、第1プリズムL11内の反射面L11−cによって第2光軸O2に沿う方向に反射されて出射面L11−bから出射される。続いて被写体光束は、第2光軸O2上に位置する第2レンズ群G2から第4レンズ群G4までの各レンズを通り、入射面L12−aを通して第2プリズムL12に入り、第2プリズムL12内の反射面L12−cによって第3光軸O3に沿う方向に反射されて出射面L12−bから出射され、撮像素子(撮像センサ)ISの撮像面上に結像する。
図1から図3に示すように、屈曲撮像装置10は、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第2プリズムL12及び撮像素子ISを収容するハウジング13と、1群ブロックカバー14と、モータユニット30と、抑えカバー40と、を具備している。
ハウジング13は、後面全体及び前面の左右側部が開口する箱状部材である。ハウジング13は、第2光軸O2方向(左右方向)に長く、第1光軸O1及び第3光軸O3方向の厚さが薄い箱状体になっている。ハウジング13の長手方向(左右方向)の一端部(図1、図2及び図3の左端部)は第1レンズ群G1を有する1群ブロック12であり、ハウジング13の長手方向の他端部(右端部)側には第4レンズ群G4と第2プリズムL12と撮像素子ISが固定的に保持されている。撮像素子ISは、センサ基板(フレキシブルプリント基板)51を介して(図5、図6、図9、図10参照)、屈曲撮像装置10が搭載された携帯機器の駆動制御回路と接続される。
図2、図3、図5に示すように、ハウジング13の左側部分の後面には上下一対のブラケット支持用凹部13aが凹設してあり、上下のブラケット支持用凹部13aの底面には円柱状のブラケット用左側支持突起13bが後方に向けて突設してある。一方、ハウジング13の右側部分の後面には抑えカバー用後側係止突起13c後方に向けて突設してある。さらにハウジング13の右端面には上下方向に離間させて一対の抑えカバー用右側係止突起13eが突設してある。またハウジング13の上下両面には抑えカバー用側部係止突起13fと1群ブロックカバー用係止突起(図示せず)が突設してあり、ハウジング13の左側面には一対の1群ブロックカバー用係止突起(図示せず)が突設してある。さらにハウジング13の上下両面には抑えカバー用係合凹部13iが凹設してあり、ハウジング13の右端部の上下両側にはモータ用収容凹部13kがそれぞれ凹設してある。各モータ用収容凹部13kには、2群、3群モータ用支持ブラケット32、35のモータ本体用支持片32b、35bを嵌合させる係合溝13mが形成してある。モータ用収容凹部13kの左側壁後方端面には、スクリューシャフトを挿通する挿通溝を上下方向に挟んだ位置に、2群、3群モータ用支持ブラケット32、35が当接して前後方向に位置決めするモータブラケット受け部13nが設けてある。モータブラケット受け部13nは、ハウジング13と一体に形成してもよいが、スポンジなど、弾性部材、低反発性部材により別部材として形成してハウジング13に固定してもよい。
図1に示すようにハウジング13の左側部には1群ブロックカバー14が装着してある。1群ブロックカバー14は、取付用係止孔(図示せず)をハウジング13の1群ブロックカバー用係止突起(図示せず)にそれぞれ係止することにより、ハウジング13に対する装着状態を保持している。さらに1群ブロックカバー14の前面にはレンズ露出孔14cが穿設してあり、レンズ露出孔14cを通して第1レンズL1が前方に露出している。
ハウジング13の内部には第2光軸O2と平行な上下一対のロッド22、23が配設してあり、ロッド22、23の左右両端部はハウジング13の内部に固定してある。図4等に示すように、第2レンズ群G2を保持する2群枠20の上下二カ所に形成した貫通孔と第3レンズ群G3を保持する3群枠21の上下二カ所に形成した貫通孔は、ロッド22、23にそれぞれ摺動自在に嵌合している。
図3に示すように、モータユニット30は、第2レンズ群G2駆動用の2群モータ31、2群モータ用支持ブラケット32、ナット33、第3レンズ群G3駆動用の3群モータ34、3群モータ用支持ブラケット35、ナット36、クッション材(弾性部材)37、及びフレキシブルプリント基板38を備えるものである。
2群モータ31は、モータ本体31aと、モータ本体31aから左側に向かって突出しかつ第2光軸O2と平行な自身の軸線まわりに回転可能なリードスクリュー31bと、を一体的に備えている。2群モータ31のリードスクリュー31bにはナット33に穿設した雌ネジ孔が螺合してある。
金属板のプレス成形品である2群モータ用支持ブラケット32(モータ用支持ブラケット)は全体として左右方向に延びる板状部材である。2群モータ用支持ブラケット32は、前後方向に対して直交する平面部である本体構成部32aと、本体構成部32aの右端部から前方に延びるモータ本体用支持片(モータ支持部)32bと、本体構成部32aの上縁部の左端部近傍から延びるスクリュー用支持片32cと、を備えている(図3参照)。モータ本体用支持片32bには円形孔がリードスクリュー31b貫通孔として穿設してある。スクリュー用支持片32cの右端部(モータ側端部)は左右方向に対して直交する板状部により構成してあり、当該右端部にはモータ本体用支持片32bの円形孔と同心をなす貫通穴が形成され、この貫通穴に軸受部材32dが装着してある。本体構成部32aの左端部には係止孔32eが穿設してある。本体構成部32aの後面には弾性材料性のクッション材37が固着してある。
図3、図4に示すように、ナット33をリードスクリュー31bに螺合した2群モータ31は、2群モータ用支持ブラケット32に対して固定状態で取り付けてある。具体的には、リードスクリュー31bをモータ本体用支持片32bの上記円形孔を通して本体構成部32aの直前に位置させつつスクリュー用支持片32cの軸受部材32dによってリードスクリュー31bの左端部を回転可能に支持し、さらにモータ本体31aの左側面をモータ本体用支持片32bの右側面に固定している。
3群モータ34は2群モータ31と同一仕様のものであり、モータ本体31aとリードスクリュー31bに対応するモータ本体34aとリードスクリュー34bを具備している。
3群モータ34のリードスクリュー34bには、ナット33と同一仕様のナット36の雌ネジが螺合している。
図3、図4等に示すように、3群モータ用支持ブラケット35(モータ用支持ブラケット)は2群モータ用支持ブラケット32と同一材料であり、略上下対称形状である。即ち、本体構成部32a、モータ本体用支持片32b、スクリュー用支持片32c、軸受部材32d、及び係止孔32eにそれぞれ対応する本体構成部(平面部)35a、モータ本体用支持片35b、スクリュー用支持片35c、軸受部材35d、及び係止孔35eを備えており、本体構成部35aの後面にはクッション材37が固着してある。
ナット36をリードスクリュー34bに螺合した3群モータ34は、3群モータ用支持ブラケット35に対して、2群モータ31(ナット33)及び2群モータ用支持ブラケット32と同じ要領によって固定状態で取り付けてある。
フレキシブルプリント基板38は、屈曲撮像装置10の図示しない電源及び制御回路と2群、3群モータ31、34を接続する配線部材であって、2群モータ用支持ブラケット32と3群モータ用支持ブラケット35に沿って引き回してあり、フレキシブルプリント基板38の回路パターンに対してモータ本体31aとモータ本体34aの端子が接続している(図3参照)。
以上の構成のモータユニット30は、モータ本体31aとモータ本体34aをハウジング13の上下のモータ用収容凹部13kにそれぞれ収容し、モータ本体用支持片32bと35bをそれぞれ係合溝13mに嵌合しながら、後方からハウジング13内に装着してある。本体構成部32aと本体構成部35aの左端部をハウジング13の上下のブラケット支持用凹部13aに嵌合しながら係止孔32eと係止孔35eに対して上下のブラケット用左側支持突起13bをそれぞれ嵌合してある。2群モータ用支持ブラケット32と3群モータ用支持ブラケット35は、それぞれ左右両端部がブラケット支持用凹部13aとモータブラケット受け部13nに当接して前後方向に位置決め支持される。
さらにナット33が2群枠20に形成したナット係合用凹部20a(図3参照)に係合し、ナット36が3群枠21に形成したナット係合用凹部21a(図4参照)に係合している。そのため、ナット33と2群枠20は第2光軸O2方向に一緒に移動可能であり、ナット36と3群枠21は第2光軸O2方向に一緒に移動可能となる。また前後方向に見たときに2群モータ用支持ブラケット32と3群モータ用支持ブラケット35の間に2群枠20、3群枠21、及び遮光枠16が位置する。さらに本体構成部32aと本体構成部35aが位置する平面上に2群枠20、3群枠21、及び遮光枠16の一部が位置する。
金属板のプレス成形品である抑えカバー40は、前後方向に対して直交する平板状の本体平板部40aを備えている(図2、図3参照)。さらに抑えカバー40は、本体平板部40aの右縁部から上下方向に離間させて前方に突設(曲折)した一対の第1係止脚部40cと、本体平板部40aの左右方向に延びる縁部からそれぞれ前方に突設(曲節)した第2係止脚部40fと第3係止脚部40gを備えている。本体平板部40aの左端部近傍には1群ブロック露出用孔40bが穿設してあり、本体平板部40aの右端部には上下方向の略中央位置に円形係止孔40dが穿設してある。さらに一対の第1係止脚部40cにはそれぞれ矩形係止孔40eが穿設してあり、第3係止脚部40gには矩形係止孔40hが穿設してあり、第2係止脚部40fの先端部には左右方向に延びた係止片40f1が突設してある。
図2に示すように、抑えカバー40は、本体平板部40aを後方からハウジング13及びモータユニット30の後面に被せて、円形係止孔40dをハウジング13の抑えカバー用後側係止突起13cに嵌合し、矩形係止孔40e、矩形係止孔40hをハウジング13の抑えカバー用右側係止突起13e、抑えカバー用側部係止突起13fにそれぞれ係合し、かつ図示しないが、第2係止脚部40fの係止片40f1をハウジング13の抑えカバー用係合凹部13iに係合することにより、ハウジング13に対して固定状態で装着してある。
抑えカバー40をハウジング13に装着すると、本体平板部40aの前面が2群モータ用支持ブラケット32および3群モータ用支持ブラケット35に設けたクッション材37を後方から押圧する。即ち、モータユニット30(2群モータ31、2群モータ用支持ブラケット32、3群モータ34、3群モータ用支持ブラケット35)がハウジング13と抑えカバー40によって前後方向から挟まれるので、モータユニット30(2群モータ31、2群モータ用支持ブラケット32、3群モータ34、3群モータ用支持ブラケット35)がハウジング13に対して前後方向に位置決めされる。さらに抑えカバー40の1群ブロック露出用孔40bを通して1群ブロック12の後端部が露出する。
屈曲撮像装置10のフレキシブルプリント基板38を上記携帯機器の駆動制御回路に接続することにより携帯機器のバッテリの電力を駆動制御回路及びフレキシブルプリント基板38を介して2群モータ31、及び3群モータ34に供給可能な状態にすると、2群モータ31、3群モータ34が動作可能になる。さらに2群モータ31と3群モータ34を利用して2群枠20(第2レンズ群G2)と3群枠21(第3レンズ群3G)を互いに独立してロッド22、23方向に進退させれば撮像光学系がズーミング動作及びフォーカシング動作を行うので、被写体像を変倍及び合焦させた状態で撮像可能となる。
図5ないし図12は、以上の屈曲撮像光学系の第2プリズムL12の反射面L12−cで屈曲された第3光軸O3上に位置する撮像素子ISの傾き調整機構の一実施形態を示している。撮像素子ISは、この実施形態では、図5に示すように、互いに対向する一対の長辺IS−hと一対の短辺IS−sを有する平面矩形をなしており、センサ基板51に固定されている。一対の長辺IS−hは、設計上、平面P2と平行であり、第2光軸O2と直交する平面内に位置しており、第2光軸O2と、平面的に見て(第3光軸O3方向から見て)直交する位置関係をなしている。短辺IS−sは、第2光軸O2と平行である。ハウジング13の右端部には、第2プリズムL12を保持するプリズム用保持壁13oと(図9、図10参照)、出射面L12−bの前方に傾き調整体54、センサ基板51などを収容する矩形開口13pが形成されている(図1、図6参照)。センサ基板51と矩形開口13pの間には、傾き調整体54が位置しており、傾き調整体54とセンサ基板51とは接着固定されるが、図1、図6はこれらが接着固定される前の状態を示している。
傾き調整体54は、撮像素子ISを固定する固定板部54aと、この固定板部54aに連なって第2プリズムL12の背面(出射面L12−bの後方)に延びる調整屈曲板部54bとを有している。固定板部54aには、撮像素子ISを露出させる矩形開口54cが形成されている。調整屈曲板部54bは、固定板部54aに対して直交して断面L字状をなし、第2プリズムL12の側部を第3光軸O3と平行な方向に延びる平板部54b1と、この平板部54b1の先端部から、第2プリズムL12の背面(反射面L12−c)に向かって固定板部54aと平行な方向に延びるピボット腕部54b2とを有している(図6、図7、図8参照)。このピボット腕部54b2の先端部には、撮像素子IS方向に突出した揺動支点凸部54b3が形成されている。揺動支点凸部54b3は、例えばエンボス加工によって形成される。また、平板部54b1には、その幅方向(屈曲撮像装置10の幅方向(上下方向))の両端部に、一対の規制突起54dが形成されている(図6、図7参照)。
揺動支点凸部54b3は、第3光軸O3方向から見て、第3光軸O3より屈曲撮像装置10の右端方向にオフセットした位置に設けられている(図9、図10参照)。
一方、ハウジング13には、傾き調整体54の平板部54b1を受け入れる凹部13rと、ピボット腕部54b2を受け入れる孔部13sが形成されている(図6参照)。凹部13rには、一対の規制突起54dを受け入れる規制溝13r1が形成されている。孔部13sの奥部には、傾き調整体54のピボット腕部54b2の前方(撮像素子IS側)に位置する基準壁13tが形成されている。この基準壁13tには、揺動支点凸部54b3が後方から接触する揺動支点凹部13uが形成されている(図10、図11参照)。傾き調整体54は、この揺動支点凸部54b3と揺動支点凹部13uとの接触により、揺動支点凸部54b3が揺動支点凹部13uと接触する接触点を揺動支点(揺動中心)Cとして傾動(揺動)可能である。規制溝13r1と規制突起54dは、この揺動支点Cを揺動中心とする傾き調整体54の調整屈曲板部54b側の、前後方向の揺動範囲と上下方向の揺動範囲を規制する。
傾き調整体54には、調整屈曲板部54bを挟む屈曲撮像装置10の幅(上下)方向の両側に位置させて、固定板部54aの外方縁部から第3光軸O3と平行に延びる一対のねじ螺合脚部54jが形成されている(図5、図6、図7参照)。一対のねじ螺合脚部54jは、固定板部54aから第3光軸O3と平行に延びた平板部54j1と、平板部54j1の先端部から外方に平面P2と平行に延びた先端座部54j2とを有しており、各先端座部54j2には雌ねじ部54kが形成されている。雌ねじ部54kは、例えばバーリングによって形成される。一対のねじ螺合脚部54jは、屈曲撮像装置10の幅方向の両端部に位置していて、雌ねじ部54kが第3光軸O3と平行に延びている。ハウジング13には、一対のねじ螺合脚部54j(先端座部54j2)に対応させて、一対の支持壁13qが形成されており、各支持壁13qに、第3光軸O3と平行な軸線の一対のねじ挿通孔13vが穿設されている。
一対の先端座部54j2と支持壁13qとの間にはそれぞれ圧縮ばね55が挿入されていて、圧縮ばね55は傾き調整体54をその固定板部54aがハウジング13から離れ、揺動支点凸部54b3が揺動支点凹部13uに接近(当接)する方向に付勢する。ハウジング13のねじ挿通孔13vから圧縮ばね55内に調整ねじ56が挿入され、その先端ねじ部56aが雌ねじ部54kに螺合されている。調整ねじ56の大径頭部56bは、支持壁13qに当接しており、また、図5に示すように、一対の雌ねじ部54kは、揺動支点凸部54b3(揺動支点凹部13u)を中心とする仮想円弧C1上であって、撮像素子ISの平面的な輪郭の外側に位置している。傾き調整体54の位置(傾き)は、揺動支点凸部54b3と一対の雌ねじ部54kの位置による3点(揺動支点凸部54b3を頂点とする二等辺三角形)で定まり、従って、一対の調整ねじ56の螺合位置を調整することにより、一対のねじ螺合脚部54jの第3光軸O3方向の位置(傾き調整体54の傾き)を調整する(変化させる)ことができる(図9、図10及び図11の矢印参照)。なお、図9及び図10には揺動中心Cを中心として雌ねじ部54kの螺合中心を通る仮想円弧C2を、図11には揺動中心Cを中心として雌ねじ部54kの螺合中心を通る仮想円弧C3を示した。一対の雌ねじ部54kの螺合位置は、略仮想円弧C2、C3に沿って移動する。揺動支点凸部54b3を頂点とする二等辺三角形の頂角が90゜に近く、また揺動支点凸部54b3と雌ねじ部54kの距離が大きい(長い)ほど正確な微調整が容易であるが、コンパクト性を考慮して、これらの値は定める。図示実施形態では、揺動支点凸部54b3と一対の雌ねじ部54kを結ぶ三角形の頂角は、前後方向から見て、屈曲撮像装置10の左右方向長さ(第2光軸O2方向長さ)を短縮するため、140゜程度としている(図5参照)。同様に、図示実施形態では、揺動支点凸部54b3と一対の雌ねじ部54kを結ぶ三角形の頂角は、左右方向から見て、屈曲撮像装置10の前後方向長(第3光軸O3方向の厚さ)を短縮するため、140゜程度としている(図11参照)。
上記構成の本撮像素子ISの傾き調整装置は、傾き調整体54の固定板部54aに撮像素子ISを固定し、固定板部54aを矩形開口13p内に挿入するとともに、傾き調整体54の調整屈曲板部54bを凹部13rから孔部13sに挿入して、ピボット腕部54b2先端部の揺動支点凸部54b3をハウジング13の揺動支点凹部13uに接触させる。また、一対のねじ螺合脚部54jをハウジング13の支持壁13qに対向させ、一対のねじ螺合脚部54jと支持壁13qとの間にそれぞれ圧縮ばね55を挿入し、ねじ挿通孔13vから圧縮ばね55内に挿入した調整ねじ56を雌ねじ部54kに螺合させて仮組する。この仮組状態では、傾き調整体54が揺動支点Cを中心として傾動可能であり、かつ、揺動支点凸部54b3と一対の雌ねじ部54kによって規定される平面によって、傾き調整体54の位置が定まっている。
この仮組状態において、一対の調整ねじ56の雌ねじ部54kに対する螺合量を個別に調整すると、撮像素子ISの(位置及び)全方向の傾き(一対の長辺IS−hおよび一対の短辺IS−sの平面P2に対する傾き)を、揺動支点Cを中心として調整することができる。傾き調整体54は、設計上の初期状態において、揺動支点Cを通り、平面P1(図9、図10参照)と直交し、一対の先端座部54j2及び平面P2と平行な直線を仮想の第1揺動軸Ca1とした揺動(第1揺動軸Ca1周りの揺動)と(図5、図12(B)参照)、揺動支点Cを通り、第1揺動軸Ca1と直交し、第2光軸O及び平面P2と平行な直線を仮想の第2揺動軸Ca2とした揺動(第2揺動軸Ca2周りの揺動)(図5、図12(A)参照)をする。図12(A)において、初期状態の傾き調整体54(固定板部54a、規制突起54d及び先端座部54j2)は実線で示し、揺動後の傾き調整体54は二点鎖線で示している。図12(B)において、初期状態の傾き調整体54(固定板部54a、ピボット腕部54b2及び先端座部54j2)は実線で示し、第1揺動軸Ca1周りに揺動した後の傾き調整体54は二点鎖線で示している。また図12(A)、(B)において、初期状態の第1、第2揺動軸Ca1、Ca2は一点鎖線で、揺動後の第1、第2揺動軸Ca1、Ca2は二点鎖線で示している。撮像素子ISの傾き微調整は、第1揺動軸Ca1周りの揺動(傾動)と第2揺動軸Ca2周りの揺動(傾動)を組み合わせて行われる。
以上の揺動支点凸部54b3と揺動支点凹部13uの接触点は揺動支点部を構成し、一対の先端座部54j2、一対の雌ねじ部54k、一対の圧縮ばね55及び一対の調整ねじ56は傾き調整部を構成している。なお、傾き調整の手法は種々知られており、他の手法によることもできる。例えば、大径頭部56bと底部側壁部13qの間にワッシャー(シム)を挿入する方法や、偏心軸を使用する方法がある。
本実施形態の撮像素子ISの傾き調整装置は、傾き調整体54のピボット腕部54b2(揺動支点凸部54b3)が第2プリズムL12の背面(反射面L12−cの後方)に位置しているため、第2プリズムL12の背面スペースを有効利用することができ、ハウジング13の第3光軸O3方向の寸法を増大させることがない。
一対のねじ螺合脚部54jを、屈曲撮像装置10の外観内であって、撮像素子ISの輪郭の外方に配置したので、屈曲撮像装置10の上下方向の長さを増大させることなく、一対のねじ螺合脚部54j(雌ねじ部54k)の間隔が長くなり、撮像素子ISの傾き微調整を正確に行うことができる。
揺動支点凸部54b3は、第3光軸O3方向から見て、第3光軸O3より屈曲撮像装置10の右端方向にオフセットした位置に設けられている(図10参照)ので、揺動支点凸部54b3を中心(揺動支点C)とした揺動による撮像素子ISの傾き調整が行える。
揺動支点凸部54b3を第3光軸O3上に設けることも可能である。この実施形態の場合は、第3光軸O3方向から見て揺動支点凸部54b3を撮像素子IS外に配置した場合に対して傾き調整によって発生する前後方向の変位を低減させることができる。
以上の実施形態では、撮像素子ISの一対の長辺IS−hを平面P1と直交(平面P1と直交する面内に位置)させたが、一対の短辺IS−sを平面P1と直交させる配置としてもよい。また、正面正方形(撮像面が正方形)の撮像素子ISについても本発明は適用可能である。
本実施形態において、圧縮ばね55と調整ねじ56は同軸上に設けたが、圧縮ばね55と調整ねじ56の位置を異ならせてもよい。
以上は、第1プリズムL11側にリードスクリュー31b、34bの先端部を位置させ、第2プリズムL12側に2群、3群モータ31、34を位置させる実施形態に本発明を適用したものであるが、第2プリズムL12側にリードスクリュー31b、34bの先端部を位置させ、第1プリズムL11側に2群、3群モータ31、34を位置させる態様も可能である。
また、以上の実施形態は、第1プリズムL11及び第2プリズムL12を有しているが、本発明は撮像素子ISの直前にのみ屈曲素子(第2プリズムL12)を有するタイプの屈曲撮像装置にも適用可能である。
また第2光軸O2上に第2レンズ群G2、第3レンズ群G3及び第4レンズ群G4が設けられているが、第2光軸O2上のレンズ群が2つ以下、または4つ以上タイプの撮像光学系にも本発明は適用が可能である。
さらに第1レンズ群G1において、第1プリズムL11の入射面L11−aの前方の第1光軸O1上に配されるレンズや、第1プリズムL11の出射面L11−bの右方(像側)の第2光軸O2上に配されるレンズの数を異ならせることが可能である。
また図示実施形態の屈曲撮像装置10の撮像光学系は、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3を第2光軸O2に沿って移動させて変倍動作を行うズームレンズであるが、変倍機能を備えない撮像光学系を搭載した屈曲撮像装置においても本発明は適用可能である。例えば、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3がズーミング用の移動を行わないものとし、第2レンズ群G2または第3レンズ群G3がフォーカシング用の移動のみを行う態様にすることもできる。
また、図示実施形態の第1プリズムL11の入射面L11−aは横長矩形(長方形)であるが、第1プリズムL11の入射面L11−aが正方形、台形あるいはその他の形状をなすタイプの屈曲撮像装置(光学系)にも本発明は適用可能である。
10 屈曲撮像装置
12 1群ブロック
13 ハウジング
13a 支持用凹部
13b ブラケット用左側支持突起
13c 抑えカバー用後側係止突起
13e 抑えカバー用右側係止突起
13f 抑えカバー用側部係止突起
13g 1群ブロックカバー用係止突起
13i 抑えカバー用係合凹部
13k モータ用収容凹部
13m 係合溝
13n モータブラケット受け部
13o プリズム用保持壁
13p 矩形開口
13q 支持壁
13r 凹部
13r1 規制溝
13s 孔部
13t 基準壁
13u 揺動支点凹部
13v ねじ挿通孔
14 1群ブロックカバー
14c レンズ露出孔
20 2群枠
21 3群枠
22 23 ロッド
31 2群モータ(モータ)
31a モータ本体(本体)
31b リードスクリュー
32 2群モータ用支持ブラケット(モータ用支持ブラケット)
33 ナット
34 3群モータ(モータ)
34a モータ本体(本体)
34b リードスクリュー
35 3群モータ用支持ブラケット(モータ用支持ブラケット)
36 ナット
38 フレキシブルプリント基板
40 抑えカバー(カバー部材)
51 センサ基板
54 傾き調整体
54a 固定板部
54b 調整屈曲板部
54b1 平板部
54b2 ピボット腕部
54b3 揺動支点凸部
54c 矩形開口
54d 規制突起
54j ねじ螺合脚部
54j1 平板部
54j2 先端座部
54k 雌ねじ部
55 圧縮ばね(傾き調整部、付勢手段)
56 調整ねじ(傾き調整部、調整ねじ部材)
56a ねじ部先端
56b 大径頭部
C 揺動支点(揺動中心)
Ca1 第1揺動軸
Ca2 第2揺動軸
G1 第1レンズ群(前方レンズ群)
G2 第2レンズ群(可動レンズ群)
G3 第3レンズ群(可動レンズ群)
G4 第4レンズ群
L11 第1プリズム(屈曲素子)
L11−a 入射面
L11−b 出射面
L11−c 反射面
L12 第2プリズム(屈曲素子)
L12−a 入射面
L12−b 出射面
L12−c 反射面
O1 第1光軸(屈曲前光軸)
O2 第2光軸(屈曲前光軸、可動レンズ群光軸)
O3 第3光軸(屈曲後光軸)
IS 撮像素子(撮像センサ)
IS−h 一対の長辺(一対の辺部、一対の対向辺部)
IS−s 一対の短辺(一対の辺部)

Claims (6)

  1. ハウジングに、撮像光学系と、該撮像光学系による被写体光束を屈曲させる屈曲素子と、該屈曲素子の屈曲後光軸上に位置する正面矩形の撮像素子と、を支持する屈曲撮像装置において、
    上記撮像素子を固定する固定板部と、該固定板部から上記屈曲素子の背面に延びる調整屈曲板部とを有する傾き調整体;
    上記傾き調整体の上記調整屈曲板部と上記ハウジングとの間に、上記屈曲後光軸方向から見たとき上記屈曲素子と重なる位置に位置させて設けた、上記傾き調整体を揺動可能に支持する揺動支点部;及び
    上記傾き調整体を上記揺動支点部を中心に揺動させる、上記傾き調整体とハウジングとの間に形成した、少なくとも2カ所の傾き調整部;
    を有することを特徴とする屈曲撮像装置。
  2. 請求項1記載の屈曲撮像装置において、上記少なくとも2カ所の傾き調整部はそれぞれ、上記ハウジングと傾き調整体の上記調整屈曲板部との間に介在させた、該傾き調整体の上記固定板部をハウジングから離す方向に付勢する付勢手段と、上記付勢手段に抗して該傾き調整体の調整屈曲板部をハウジングに係止する調整ねじ部材とからなっている屈曲撮像装置。
  3. 請求項2記載の屈曲撮像装置において、上記付勢手段は、上記傾き調整体の揺動支点部を常時ハウジングに接触させる屈曲撮像装置。
  4. 請求項2または3記載の屈曲撮像装置において、上記少なくとも2カ所の傾き調整部は、上記屈曲後光軸方向から見たとき上記揺動支点部を中心とする仮想円弧上に位置している屈曲撮像装置。
  5. 請求項2ないし4のいずれか1項記載の屈曲撮像装置において、上記少なくとも2カ所の傾き調整部は、上記屈曲後光軸方向から見たとき、撮像素子の輪郭の外に位置している屈曲撮像装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の屈曲撮像装置において、上記傾き調整体の調整屈曲板部は、上記撮像素子を固定する固定板部から上記屈曲素子側に曲折された支持腕部を有しており、この支持腕部に、揺動支点部となる揺動支点凸部が形成されている屈曲撮像装置。
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