JP2016076352A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、コンタクト部材の基板接続脚部に対する電磁遮蔽(シールド)を、生産性を損なうことなく良好に行うことを可能とする。【解決手段】相手コネクタ1が嵌合されるコネクタ本体部21に、コンタクト部材22の基板接続脚部22aを配線基板の外方側から覆って電磁遮蔽(シールド)を行うシールドプレート24を設け、そのシールドプレート24を、基板接続脚部22aを外方に露出させる「非シールド位置」まで退避移動可能とすることで、配線基板B上の導電路に対するコンタクト部材22の接続状態を目視可能とする一方、そのシールドプレート24を、基板接続脚部22aを覆う「シールド位置」まで移動させることによって、コンタクト部材22に対する電磁遮蔽を容易に行うように構成したものである。【選択図】図1

Description

本発明は、適宜の信号伝送媒体を配線基板に電気接続するための嵌合構造を備えた電気コネクタに関する。
一般に各種電気機器等において、FPC(フレキシブル・プリンテッド・サーキット)や、FFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)、或いは同軸ケーブル等からなる各種信号伝送媒体の端末部分を印刷配線基板に接続するにあたって、電気コネクタ装置が広く用いられている。その電気コネクタ装置は、例えば印刷配線基板上に実装される第1コネクタ(リセプタクルコネクタ)に対して、同軸ケーブル等の信号伝送媒体が連結された相手コネクタ(プラグコネクタ)が挿入されることで両電気コネクタどうしの嵌合が行われ、それら両電気コネクタにおけるコネクタ本体部(絶縁ハウジング)の内部に多極状に配列されたコンタクト部材(導電端子)を通して信号の伝送が行われるようになっている。
このような電気コネクタ装置においては、従来から、伝送信号に対する外部からの電磁波ノイズの影響を低減し、或いは外部に向かって放射される電磁波ノイズを低減するために、コネクタ本体部(絶縁ハウジング)の外表面やコンタクト部材の外方側を、薄板状金属部材からなる導電性シェルやシールドプレートで覆うことで電磁遮蔽(シールド)を行う構成がしばしば採用されている。
しかしながら、従来の電気コネクタは、コネクタ本体部の外表面が導電性シェル等で覆われているのみの構成になされており、上述したコンタクト部材(導電端子)の端末部、より具体的には配線基板との接続部位が、導電性シェル等で覆われることなく外方に露出した状態になされている。そのため、特に近年のように伝送信号が高周波化されてくるに従って、コンタクト部材(導電端子)の主体部分のみならず、配線基板との接続部位に対しても、外部からの電磁波ノイズの影響をなくし、またそのコンタクト部材の接続部位からの電磁波ノイズの外部放射を確実に防止することが必要になりつつある。
なお、従来からコンタクト部材と配線基板との接続部位に導電性のテープを貼り付けたものや、導電性シェルを延長して当該部位を覆うようにしたものがあるが、導電性テープを用いる場合には、導電性テープを貼り付けるという比較的手間の掛かる作業工程が付加されるため生産性が低下する傾向となっている。また、導電性シェルを延長して覆う場合にあっては、コンタクト部材と配線基板との接続部位が目視や画像検査等での確認ができなくなってしまい、接続が支障なく行われているか否かの検査・確認が難しくなるという問題がある。
特開2007−73426号公報 特開2011−238410号公報
そこで本発明は、簡易な構成で、配線基板との接続部位に関する電磁遮蔽を容易かつ確実に行うことができるようにした電気コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1にかかる発明では、配線基板に実装された状態で相手コネクタが嵌合されるコネクタ本体部を備えたものであって、前記コネクタ本体部に取り付けられたコンタクト部材が、前記配線基板上の導電路に接続される基板接続脚部を有する電気コネクタにおいて、前記コネクタ本体部に、前記コンタクト部材の基板接続脚部を覆うシールドプレートが設けられたものであって、前記シールドプレートは、前記コンタクト部材の基板接続脚部を配線基板の外方側から覆うシールド位置と、前記基板接続脚部を配線基板の外方に露出させる非シールド位置との間で往復移動可能に設けられた構成になされている。
このような構成を備えた請求項1にかかる発明によれば、シールドプレートを、コンタクト部材の基板接続脚部を覆うシールド位置から、基板接続脚部を配線基板の外方に露出させる非シールド位置まで退避移動させることによって、配線基板上の導電路に対するコンタクト部材の接続状態が目視可能になされるとともに、そのシールドプレートを、コンタクト部材の基板接続脚部を覆うシールド位置に復帰移動させるという簡易な操作によって、基板接続脚部に対する電磁遮蔽(シールド)が確実に行われる。
また、本発明においては、請求項2のように、前記配線基板の表面部分であって前記基板接続脚部の近傍位置にグランド用導電路が形成されているとともに、前記シールドプレートには前記グランド用導電路に接続されるグランド接続部が設けられ、前記シールドプレートが前記シールド位置に移動された際に、前記グランド用導電路に対して前記グランド接続部が接続される構成になされていることが望ましい。
このような構成を備えた請求項2にかかる発明によれば、シールドプレートをシールド位置まで移動させることによって、コンタクト部材の基板接続脚部に対する電磁遮蔽(シールド)が行われると同時に、シールドプレートに設けられたグランド接続部が、コンタクト部材の基板接続脚部の近傍に配置されたグランド用導電路に接続されることから、電磁遮蔽を行う部位の近傍位置でグランド接続が行われることとなり、電磁遮蔽を行うためのグランド回路の電気抵抗が低減されて良好な電磁遮蔽の特性が得られる。
このとき、請求項3にかかる発明のように、前記シールドプレートのグランド接続部が、前記配線基板に対して半田接合又は機械的結合手段により固定されることが望ましい。
このような構成を備えた請求項3にかかる発明によれば、電磁遮蔽(シールド)を行うためのグランド接続が、半田接合又は機械的結合手段によって確実かつ強固に行われるため、電磁遮蔽の特性が一層向上される。
また、請求項4にかかる発明のように、前記コネクタ本体部に、当該コネクタ本体部の外表面を覆うシールドシェル部材が装着されたものであって、前記シールドシェル部材と前記シールドプレートとにより、前記基板接続脚部を含むコンタクト部材の全体が前記配線基板の外方側から覆われる構成になされていることが望ましい。さらに、請求項5にかかる発明のように、前記シールドプレートが、前記配線基板の外方側から前記基板接続脚部を含むコンタクト部材の全体を覆うように形成されていることが望ましい。
このような構成を備えた請求項4又は請求項5にかかる発明によれば、シールドシェル部材とシールドプレートとの双方、又はシールドプレート単独によって、コンタクト部材に対する電磁遮蔽(シールド)特性が更に高められることとなる。
さらにまた、請求項6にかかる発明のように、前記相手コネクタには、当該相手コネクタの嵌合状態を維持する嵌合保持部材が設けられ、前記嵌合保持部材は、前記嵌合状態を維持する位置と、前記嵌合状態を解除する位置との間で往復移動可能となるように構成されていることが望ましい。さらに、請求項7にかかる発明のように、前記相手コネクタには、前記嵌合保持部材を嵌合作用位置に保持するロック部が設けられていることが望ましい。
このような構成を備えた請求項6又は請求項7にかかる発明によれば、両電気コネクタ同士の嵌合状態が良好に保持される。
以上のように本発明は、相手コネクタが嵌合されるコネクタ本体部に、コンタクト部材の基板接続脚部を覆って電磁遮蔽(シールド)を行うシールドプレートを設け、そのシールドプレートを、基板接続脚部を外方に露出させる非シールド位置まで退避移動可能とすることで、配線基板に対するコンタクト部材の接続状態を目視可能とする一方、そのシールドプレートを、基板接続脚部を覆うシールド位置まで復帰移動させることによって、コンタクト部材に対する電磁遮蔽を容易に行うように構成したものであるから、簡易な構成で、コンタクト部材の基板接続脚部に対する電磁遮蔽を容易かつ確実に行うことができ、電気コネクタの信頼性を低廉かつ大幅に高めることができる。
相手コネクタとしてのプラグコネクタを嵌合する前であってシールドプレートを「非シールド位置」に移動させた本発明の一実施形態にかかるリセプタクルコネクタを表した外観斜視説明図である。 図1の状態からシールドプレートを「シールド位置」に移動させた状態を表した外観斜視説明図である。 図2に示した本発明の一実施形態にかかるリセプタクルコネクタに対して、相手コネクタとしてのプラグコネクタを嵌合させた状態を表した外観斜視説明図である。 図3の状態から嵌合保持部材を嵌合作用位置まで回動させた状態を表した外観斜視説明図である。 図4に示した嵌合状態にある電気コネクタ装置の平面説明図である。 図4に示した嵌合状態にある電気コネクタ装置の正面説明図である。 図4に示した嵌合状態にある電気コネクタ装置の側面説明図である。 図4に示した嵌合状態にある電気コネクタ装置の背面説明図である。 両コネクタ同士を嵌合する前の状態における電気コネクタ装置の下段側同軸ケーブルの断面位置でのコネクタ長手方向に直交する方向の横断面説明図である。 両コネクタ同士を嵌合する前の状態における電気コネクタ装置の上段側同軸ケーブルの断面位置におけるコネクタ長手方向に直交する方向の横断面説明図である。 図8に表すC−C線における横断面説明図である。 図8に表すD−D線における横断面説明図である。
以下、複数本の同軸ケーブルを印刷配線基板側に接続する電気コネクタに本発明を適用した場合の実施形態に関する説明を図面に基づいて詳細に行う。
[電気コネクタ装置の全体構造の概要]
まず、図1〜図12に表された本発明の第1の実施形態にかかる電気コネクタ装置は、同軸ケーブルSCの端末部分が連結された相手コネクタとしてのプラグコネクタ1と、印刷配線基板B上に実装される本発明にかかるリセプタクルコネクタ2とからなる水平嵌合型電気コネクタを構成するものであって、嵌合の相手コネクタとしてのリセプタクルコネクタ2に対してプラグコネクタ1が略水平方向に対向配置された後に、印刷配線基板Bの表面に沿って上記プラグコネクタ1が近接するように移動されることによって、図3のようにプラグコネクタ1が、その先端側からリセプタクルコネクタ2の開口部を通して内部に差し込まれ、それによって両電気コネクタ1,2同士が嵌合状態になされる。
このように本実施形態では、プラグコネクタ(相手コネクタ)1をリセプタクルコネクタ2に差し込む方向、及びその反対方向に抜き出す方向が、印刷配線基板Bの表面延在方向とほぼ一致する構成になされているが、以下において印刷配線基板Bの表面が延在する方向を水平方向とし、その印刷配線基板Bの表面に直交する方向を上下方向とする。また、プラグコネクタ(相手コネクタ)1においては、当該プラグコネクタ1をリセプタクルコネクタ2に差し込む方向を前方向とし、その反対方向に抜き出す方向を後方向とする。さらに、リセプタクルコネクタ2においては、当該リセプタクルコネクタ2から上記プラグコネクタ1を抜き出す方向を前方向とし、その反対方向を後方向とする。
このような電気コネクタ装置を構成しているプラグコネクタ(相手コネクタ)1、及びリセプタクルコネクタ2の両電気コネクタは、細長状に形成された絶縁部材からなるコネクタ本体部としての絶縁ハウジング11,21をそれぞれ備えている。それら絶縁性の絶縁ハウジング11,21には、当該絶縁ハウジング(コネクタ本体部)11,21の長手方向(図7の紙面垂直方向)に沿って多数の導電コンタクト(コンタクト部材)12,22が、適宜のピッチ間隔で多極状をなすように配列されている。
また、これら両電気コネクタ1,2のうち、プラグコネクタ1における後方側の端縁部(以下、後端縁部という。)には、コネクタ長手方向に沿って多極状に並列するように配列された複数本の同軸ケーブルSCの端末部分が、上下の2段にわたって連結されている。それら上段及び下段の両同軸ケーブルSC,SC同士は、多極配列の方向(コネクタ長手方向)において互いに半ピッチだけ位置ズレした配置関係になされている。
そのような各同軸ケーブルSCの端末部分においては、図9、および図10に示される様に、被覆材が皮剥きされることによってケーブル中心導体(信号線)SCa及びケーブル外部導体(シールド線)SCbが同軸状をなすように露出されており、当該同軸ケーブルSCの中心軸線に沿うようにして配置されたケーブル中心導体SCaが、後述する信号伝送用の導電コンタクト(導電端子)12,22に接続されることによって信号回路が構成されるようになっている。このケーブル中心導体SCaに関する接続構造については後段において詳細に説明する。
また、ケーブル中心導体SCaの外周側を同心状に取り囲むように配置されたケーブル外部導体SCbは、上下2段の多極配列段ごとに、導電性のグランド部材を構成しているグランドバーGBの内部を貫通するように配置されている。本実施形態における上下2段の各グランドバーGBは、上述した同軸ケーブルSCの多極配列方向(コネクタ長手方向)に沿って長尺状に延在する細長ブロック状部材から形成されており、当該各グランドバーGBが、同軸ケーブルSCのケーブル外部導体(シールド線)SCbに対して、半田付けやカシメや圧接等により一括的に接続されている。このようにして設けられた上下2段の各グランドバーGBは、後述する導電性シェル等を介して印刷配線基板Bに形成されたグランド回路に接続される構成になされている。
[絶縁ハウジング及び導電コンタクト]
一方、上述したプラグコネクタ(相手コネクタ)1、及びリセプタクルコネクタ2の両電気コネクタは、導電コンタクト部材(導電端子)12,22の多極配列方向(コネクタ長手方向)に細長状に延在する細長状の絶縁ハウジング(コネクタ本体部)11,21をそれぞれ備えている。これらの導電コンタクト部材12,22は、コネクタ長手方向(図9〜図12の紙面垂直方向)に沿って適宜のピッチ間隔で配列されており、前述した上下2段の同軸ケーブルSC,SCにそれぞれ対応して、互いに形状が異なるように形成された2種類のものが、多極配列方向(コネクタ長手方向)に交互に配置されている。
ここで、プラグコネクタ1側に設けられた絶縁ハウジング11は、コネクタ長手方向(多極配列方向)に延在するように形成されており、当該プラグコネクタ1の内部側に配置されてコネクタ本体部を形成している本体支持部11aと、その本体支持部11aから前方側に向かって延出するように設けられた嵌合突部11bとを、一体的に備えた構成になされている。そして、その絶縁ハウジング11の本体支持部11aから嵌合突部11bにかけての内部には、上述した上下2段の両グランドバーGB,GBに接触するグランドコンタクトGCが埋設されている。
さらに、上述した絶縁ハウジング11の本体支持部11aから嵌合突部11bにかけての部位には、導電コンタクト部材12が、絶縁ハウジング11の上下両表面の各々から露出する状態で、インサート成形または圧入により埋設されている。すなわち、2種類をなすように形成された導電コンタクト部材12の一方側が、絶縁ハウジング11の上側表面から上方に露出するようにして略水平に延在する状態で配置されているとともに(図10及び図12参照)、当該導電コンタクト部材12の他方側が、絶縁ハウジング11の下側表面から下方に露出するようにして略水平に延在する状態で配置されており(図9及び図11参照)、それら2種類の両導電コンタクト部材12が、多極配列方向(コネクタ長手方向)に交互に配置されている。
このようなプラグコネクタ(相手コネクタ)1に設けられた各導電コンタクト部材12の後端部分には、上下2段の各同軸ケーブルSCにおけるケーブル中心導体(信号線)SCaが、上下両側から当接された状態でそれぞれ半田接続されている。これらのケーブル中心導体SCaと導電コンタクト部材12との半田接合は一括的に行うことが可能であるが、このようにしてプラグコネクタ1の導電コンタクト部材12に同軸ケーブルSCが連結される。
一方、前述したように絶縁ハウジング(コネクタ本体部)11の前端側に設けられた嵌合突部11bの上下両表面には、上述した導電コンタクト部材12の前方側部分を構成している端子電極部12aが、多極状の露出電極を形成するように配置されている。そして、この導電コンタクト部材12の前方側延在部分を構成している端子電極部12aは、前述したようにプラグコネクタ1がリセプタクルコネクタ(相手コネクタ)2に嵌合されたときに、リセプタクルコネクタ2に設けられた導電コンタクト部材22に対して弾性的に接触し、それによって信号伝送回路が構成される。なお、これらの導電コンタクト部材12,22は、グランド接続用として構成することも可能である。
一方、リセプタクルコネクタ(相手コネクタ)2の絶縁ハウジング(コネクタ本体部)21に装着された導電コンタクト部材22は、上述したプラグコネクタ1側の2種類の導電コンタクト部材12に対応した2種類のものが多極状をなすように配列された構成になされている。すなわち、それら2種類の導電コンタクト部材22のうちの一方は、上段側に配置された導電コンタクト部材12の上方側に延出するように配置されているとともに(図10及び図12参照)、他方の導電コンタクト部材22は、下段側に配置された導電コンタクト部材12の下方側に延出するように配置されている(図9及び図11参照)。そして、それらリセプタクルコネクタ2側に設けられた2種類の導電コンタクト部材22は、両電気コネクタ1,2同士の嵌合時に、プラグコネクタ1側の2種類の導電コンタクト部材12に対して、上下の両側から当接される構成になされている。
また、このリセプタクルコネクタ(相手コネクタ)2に設けられた導電コンタクト部材22の後端部分(図9〜図12の右方側)には、前述した印刷配線基板Bの表面上に沿って延在するように形成された基板接続脚部22aがそれぞれ設けられている。これらの基板接続脚部22aは、実際の使用時において、前述した印刷配線基板B上の信号導電路又はグランド接続用の導電路に載置されてから一括的に半田接合されることが可能である。
本実施形態における導電コンタクト部材22は、上述した後端側に配置された基板接続脚部22aから上方に向かって立ち上がるように折り曲げ成形されており、その立ち上がり部位における上端部分から前方側(図9〜図12の左方側)に向かって片持ち状に延在している。そして、当該導電コンタクト部材22における前方側の先端部分には、上下の多極配列段ごとに下方側及び上方側に向かって山形状に張り出す接点凸部22bがそれぞれ設けられている。これらの導電コンタクト部材22に設けられた接点凸部22bの下端側及び上方側の頂部は、前述したようにプラグコネクタ1がリセプタクルコネクタ(相手コネクタ)2に嵌合されたときに、プラグコネクタ1側の導電コンタクト部材12の端子電極部12aに対して弾性的に接触されるように構成されている。そして、このような弾性的な接触関係により、上述した両接点部12a,22b同士の電気的な接続が行われる。
[導電性シェル(シールドシェル部材)について]
一方、プラグコネクタ(相手コネクタ)1及びリセプタクルコネクタ2に設けられた各絶縁ハウジング(コネクタ本体部)11,21の外表面は、薄板状金属部材を適宜の形状に折曲形成した導電性シェル(シールドシェル部材)13及び23によりそれぞれ覆われている。これらの導電性シェル13,23は、各コネクタ1,2の内部に形成される信号伝送回路及びグランド回路を覆うことによって電磁遮蔽性(シールド性)を持たせる部材として装着されたものであるが、グランド回路の一部を構成する部材でもある。
このとき、プラグコネクタ(相手コネクタ)1側に設けられた導電性シェル(シールドシェル部材)13は、絶縁ハウジング(コネクタ本体部)11を上下から挟む一対のシェル片部材の嵌合体から構成されており、当該導電性シェル13の上半側部分及び下半側部分の両シェル片部分が、同軸ケーブルSCに対して両グランドバー(グランド部材)GB,GBが半田接合された後に、絶縁ハウジング(コネクタ本体部)11に対して上方側及び下方側から被せるようにして装着されている。このような導電性シェル13の上側表面及び下側表面には、多極配列方向であるコネクタ長手方向に沿って複数体のグランド接続舌片13aが切欠き形成されている。それらの各グランド接続舌片13aは、コネクタ内方側の空間に向かって斜め方向に突出する片持ちの板バネ状をなすように切り起こされており、前述したグランドバーGBの上面側に対して弾性的に接触又は半田接合されている。
[リセプタクルコネクタの導電性シェル(シールドシェル部材)]
これに対して、図1、および図2に示される様に、リセプタクルコネクタ2に設けられた導電性シェル(シールドシェル部材)23は、前述した絶縁ハウジング21とともにコネクタ本体部を構成しているが、その絶縁ハウジング21をコネクタ長手方向の両側外方から挟むようにして、一対のホールドダウン23a,23aが互いに対向するように設けられている。すなわち、それらの両ホールドダウン23a,23aは、導電性シェル23の側面壁部を形成するように配置されており、当該各ホールドダウン23aの下端縁部分が、印刷配線基板B上に形成されたグランド用導電路に対して半田接合されることで、グランド回路の電気的な接続が行われるとともに、リセプタクルコネクタ2の全体が強固に固定されるようになっている。
また、上述したようにコネクタ長手方向の両端部分に配置された両ホールドダウン23a,23a同士は、絶縁ハウジング(コネクタ本体部)21の上面に沿って延在する上側シェル板23bによって一体的に連結されており、それらの両ホールドダウン23a,23aと上側シェル板23bとにより、導電コンタクト(コンタクト部材)22の基板接続脚部22aを除いた主体部分が、印刷配線基板Bの外方側(上方側)から覆われるようになっている。
このときの導電性シェル(シールドシェル部材)23のホールドダウン23a,23aには、当該ホールドダウン23a,23a同士をコネクタ長手方向に掛け渡すようにしてシールドプレート24が回動自在に取り付けられている。このシールドプレート24は、コネクタ長手方向に沿って細長状に延在する薄板状金属部材から形成されており、上述した導電コンタクト(コンタクト部材)22のコネクタ後方側に配置されていることによって、当該導電コンタクト22の基板接続脚部22aをコネクタ後方側から覆う位置と開放する位置との間で回動される構成になされている。
このシールドプレート24の具体的な構成を説明すると、コネクタ長手方向における両側部分には、ホールドダウン23a,23aに向かって略直角に折れ曲がって延出する回動連結板24a,24aが形成されており、それらの各回動連結板24aが、ホールドダウン23aを形成している導電性シェル(シールドシェル部材)23の側面壁部に対して回動自在に枢着されている。例えば、回動連結板24a,24aに孔部とホールドダウン23a,23aを加工して突部を形成し、該孔部と該突部とを嵌め合せて、回動自在な動作を可能とすることが出来る。この様なシールドプレート24は、上述したように基板接続脚部22aをコネクタ後方側(図5の下方側)から覆う「シールド位置」と、そのシールド位置から上方に跳ね上げられるように回動されて基板接続脚部22aを開放状態とする「非シールド位置」との間で往復回動される構成になされている。
そして、このようなシールドプレート24が、まず「シールド位置」に回動された状態にあっては、導電コンタクト(コンタクト部材)22の基板接続脚部22aの後方側に当該シールドプレート24が近接した位置に配置され、そのときのシールドプレート24は、配線基板Bの表面から上方に立ち上がるように配置される。その結果、導電コンタクト(コンタクト部材)22の基板接続脚部22aが、シールドプレート24により後方側から覆われることとなる。
一方、前述したように導電コンタクト(コンタクト部材)22の基板接続脚部22aを除いた主体部分は、導電性シェル(シールドシェル部材)23の上側シェル板23b及びホールドダウン23aにより覆われている。従って、シールドプレート24が「シールド位置」まで回動されることにより、導電コンタクト22の基板接続脚部22a及び主体部分を含む全体が、導電性シェル23及びシールドプレート24によって印刷配線基板Bの外方側から覆われ、それによって電磁遮蔽(シールド)が良好に行われるようになっている。
なお、この「シールド位置」に配置されたシールドプレート24の上縁に相当する部分には、コネクタ前方側に向かって略直角に折れ曲がって延出する上縁エッジ部24bが形成されている。そのシールドプレート24の上縁エッジ部24bは、導電性シェル(シールドシェル部材)23の上側シェル板23bに対して上方側から重なり合うように延出しており、それらの導電性シェル23及びシールドプレート24によって導電コンタクト22の基板接続脚部22aの上方側部分が確実に覆われ、上述した電磁遮蔽(シールド)が一層良好に行われる。
一方、上述したように「シールド位置」にあるシールドプレート24を、上側シェル板23bの上方位置まで跳ね上げるように回動させることで、当該シールドプレート24は「非シールド位置」に移動させられる。このようにシールドプレート24が「非シールド位置」まで回動されると、特に図1に示されているように、導電コンタクト(コンタクト部材)22の基板接続脚部22aが、コネクタ後方側に向かって開放された露出状態になされる。
さらに、上述したシールドプレート24には、当該シールドプレート24が「シールド位置」まで回動されたときの下端に相当する端縁部分に、印刷配線基板Bの表面上に形成されたグランド用導電路B1に接触する複数(5体)のグランド接続部24c,24c,・・・が、コネクタ後方側に向かって略直角に折れ曲がって突出するように形成されている。これらの各グランド接続部24cは、シールドプレート24の下端縁部分を切り起こすようにして形成されており、コネクタ長手方向において略等間隔で配置されている。そして、それらの各グランド接続部24cは、シールドプレート24が「シールド位置」まで回動された際に、印刷配線基板Bの表面上に接触する位置関係となるように配置されている。
一方、上述したようなシールドプレート24のグランド接続部24cに対応して、印刷配線基板Bの表面上には、複数(5体)のグランド用導電路B1,B1,・・・が形成されている。それらの各グランド用導電路B1は、前述したリセプタクルコネクタ2の導電コンタクト(コンタクト部材)22の基板接続脚部22aに対して、コネクタ後方側の近傍において、コネクタ長手方向に略等間隔で並列するように形成されている。これらの各グランド用導電路B1は、上述したようにシールドプレート24のグランド接続部24cに対応した位置に配置されていて、シールドプレート24が「シールド位置」まで回動された際に、当該シールドプレート24のグランド接続部24cが、上述した各グランド用導電路B1に対して上方側から接触する配置関係になされている。このようにシールドプレート24が、グランド接続部24cを介してグランド用導電路B1に接続されることによって、当該シールドプレート24により電磁遮蔽(シールド)が行われる位置の近傍においてグランド回路が形成されることとなる。
[嵌合保持部材]
次に、相手コネクタとしてのプラグコネクタ1が、リセプタクルコネクタ2に嵌合された嵌合状態は、特に図3、4で示される様にプラグコネクタ(相手コネクタ)1に嵌合保持部材として設けられた嵌合回動アーム14によって維持されるように構成されている。また、リセプタクルコネクタ2に嵌合したプラグコネクタ1をリセプタクルコネクタ2から抜去する際にあっては、嵌合回動アーム(嵌合保持部材)14を開放させる操作が行われることによって両電気コネクタ1,2同士が抜去可能な状態になされる。
すなわち、その嵌合回動アーム(嵌合保持部材)14は、上述したプラグコネクタ1の導電性シェル13に回動可能に取り付けられたものであって、当該嵌合回動アーム14のコネクタ長手方向両端部分に設けられた回動軸部14a,14aが、前記導電性シェル13の後端部分におけるコネクタ長手方向両端部分に設けられた軸受け部13d,13dに遊嵌状態で回動可能に挿入されている。この嵌合回動アーム14に設けられた一対の回動軸部14a,14aは、横断面が略矩形状をなすように形成されており、当該各回動軸部14aの外周表面を構成しているいずれかの平坦面に対して、前記軸受け部13dに設けられたバネ規制部材13eの付勢力が付与されるように構成されており、そのバネ規制部材13eの付勢力によって、後述する「嵌合開放位置」及び「嵌合作用位置」に前記回動軸部14aが軽く保持される構成になされている。
また、上述した回動軸部14aにおけるコネクタ長手方向の外端部分からは、連結腕部14bが、回動半径方向にほぼ沿うようにして延出しており、その連結腕部14bの延出端部分である回動側の先端部分どうしが、コネクタ長手方向に沿って略直線状に延在する回動操作部14cにより一体的に連結されている。そして、その回動操作部14cの一部を作業者が把持して適宜の回動力を付与することによって、前記嵌合回動アーム14の全体が、図3に示された「嵌合開放位置」と、図4に示された「嵌合作用位置」との間で回動されるようになっている。
このとき、リセプタクルコネクタ(相手コネクタ)2に設けられた導電性シェル(シールドシェル部材)23には、「嵌合作用位置」に回動された嵌合回動アーム(嵌合保持部材)14の連結腕部14bが軽嵌合されるロック部23cが、前述した上側シェル板23bのコネクタ長手方向両側部分から外方に張り出すように設けられている。そして、上述したようにプラグコネクタ(相手コネクタ)1がリセプタクルコネクタ2に嵌合された状態で、嵌合回動アーム14が「嵌合作用位置」の近傍まで回動されてくると、その嵌合回動アーム14に設けられた連結腕部14bが、前記ロック部23cの外方張り出し部を乗り越えるようにして回動されることとなる。そのようにして嵌合回動アーム14の連結腕部14bがロック部23cを乗り越えた直後に、前記ロック部23cが嵌合回動アーム14の連結腕部14bの上面側に対して弾性的に圧接し、それによって当該嵌合回動アーム14の全体が「嵌合作用位置」に弾性的に保持されるようになっている。このように、プラグコネクタ1がリセプタクルコネクタ(相手コネクタ)2に嵌合された状態で、嵌合回動アーム14を「嵌合開放位置」から「嵌合作用位置」まで回動させれば、両電気コネクタ1,2どうしが分離することなく嵌合状態に保持される構成になされている。
さらに、「嵌合作用位置」に回動された際における嵌合回動アーム(嵌合保持部材)14の回動操作部14cは、前述したシールドプレート24のグランド接続部24cに対して上方側から近接するように配置される。
このような構成を備えた本発明にかかる実施形態によれば、導電性シェル(シールドシェル部材)23に回動可能に取り付けられたシールドプレート24を、導電コンタクト(コンタクト部材)22の基板接続脚部22aを覆う「シールド位置」(図2参照)から、基板接続脚部22aを外方に露出させる「非シールド位置」(図1参照)まで上方に跳ね上げるように退避移動させることにより、導電コンタクト22の基板接続脚部22aが開放状態となり、印刷配線基板B上の導電路に対する導電コンタクト22の接続状態が目視可能になされる。
一方、そのように上方に跳ね上げられて「非シールド位置」に移動されたシールドプレート24を、再び下方に向かって回動させることで、導電コンタクト22の基板接続脚部22aを覆う「シールド位置」に復帰移動させれば、基板接続脚部22aがシールドプレート24により印刷配線基板Bの外方側から覆われることとなる。すなわち、シールドプレート24を回動させるという簡易な操作によって、基板接続脚部22aに対する電磁遮蔽(シールド)が確実に行われる。
また、本実施形態によれば、シールドプレート24を、下方の「シールド位置」まで回動させることによって、導電コンタクト22の基板接続脚部22aに対する電磁遮蔽(シールド)が行われると同時に、シールドプレート24に設けられたグランド接続部24cが、導電コンタクト22の基板接続脚部22aの近傍に配置されたグランド用導電路B1に接続されることから、電磁遮蔽を行う部位の近傍位置においてグランド接続が行われることとなり、電磁遮蔽を行うためのグランド回路の電気抵抗が低減されて良好な電磁遮蔽の特性が得られる。
なお、上述した実施形態においては、シールドプレート24に設けられたグランド接続部24cが、印刷配線基板Bに対して半田接合されているが、固定ネジ等の機械的結合手段により固定されることができる。また、このときのシールドプレート24のグランド接続部24が、グランド用導電路B1に対して弾性的に接触する複数の板バネ状部材を備えていれば、電気的な接続状態が改善されることから、電磁遮蔽(シールド)の特性が一層向上される。
さらに、本実施形態によれば、相手コネクタであるプラグコネクタ1をリセプタクルコネクタ2に嵌合する前に、リセプタクルコネクタ2のシールドプレート24を「シールド位置」に回動しておくことにより、リセプタクルコネクタ2の導電コンタクト22がシールドプレート24により覆われて保護状態になされることとなり、当該導電コンタクト22に対して半田材などの異物の付着が防止され、良好な電気接続が確保される。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、シールドプレート24及び導電性シェル(シールドシェル部材)23の双方によって、導電コンタクト(コンタクト部材)22の全体を印刷配線基板Bの外方側から覆う構成としているが、導電性シェルを備えていない電気コネクタに本発明を採用した場合にあっては、シールドプレート24の単独で導電コンタクト22の全体を印刷配線基板Bの外方側から覆う構成とすることもできる。
また、上述した実施形態においては、シールドプレートを回動させる構成が採用されているが、シールドプレートを直線的に往復移動させる構成とすることも可能である。
さらにまた本発明は、上述した実施形態のような同軸ケーブル用コネクタに限定されることはなく、絶縁ケーブル用コネクタや、同軸ケーブルと絶縁ケーブルとが複数混合したタイプの電気コネクタや、フレキシブル配線基板等が連結される電気コネクタ、プリント基板同士を接続する基板対基板コネクタ等についても同様に適用することが可能である。
以上のように本実施形態は、各種電気機器に使用される多種多様な電気コネクタに対して広く適用することが可能である。
1 プラグコネクタ(相手コネクタ)
11 絶縁ハウジング(コネクタ本体部)
11a 本体支持部
11b 嵌合突部
12 導電コンタクト(コンタクト部材)
12a 端子電極部
13 導電性シェル(コネクタ本体部)
13a グランド接続舌片
13d 軸受け部
13e バネ規制部材
14 嵌合回動アーム(嵌合保持部材)
14a 回動軸部
14b 連結腕部
14c 回動操作部
GB グランドバー
GC グランドコンタクト
SC 同軸ケーブル
SCa ケーブル中心導体(信号線)
SCb ケーブル外部導体(シールド線)
2 リセプタクルコネクタ
21 絶縁ハウジング(コネクタ本体部)
22 導電コンタクト(コンタクト部材)
22a 基板接続脚部
22b 接点凸部
23 導電性シェル(コネクタ本体部)
23a ホールドダウン
23b 上側シェル板
23c ロック部
24 シールドプレート
24a 回動連結板
24b 上縁エッジ部
24c グランド接続部
B 印刷配線基板
B1 グランド用導電路

Claims (7)

  1. 配線基板に実装された状態で相手コネクタが嵌合されるコネクタ本体部を備えたものであって、
    前記コネクタ本体部に取り付けられたコンタクト部材が、前記配線基板上の導電路に接続される基板接続脚部を有する電気コネクタにおいて、
    前記コネクタ本体部に、前記コンタクト部材の基板接続脚部を覆うシールドプレートが設けられたものであって、
    前記シールドプレートは、前記コンタクト部材の基板接続脚部を配線基板の外方側から覆うシールド位置と、前記基板接続脚部を配線基板の外方に露出させる非シールド位置との間で往復移動可能に設けられていることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記配線基板の表面部分であって前記基板接続脚部の近傍位置に、グランド用導電路が形成されているとともに、
    前記シールドプレートには、前記グランド用導電路に接続されるグランド接続部が設けられ、
    前記シールドプレートが前記シールド位置に移動された際に、前記グランド用導電路に対して前記グランド接続部が接続される構成になされていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記シールドプレートのグランド接続部が、前記配線基板に対して、半田接合又は機械的結合手段により固定されることを特徴とする請求項2記載の電気コネクタ。
  4. 前記コネクタ本体部に、当該コネクタ本体部の外表面を覆うシールドシェル部材が装着されたものであって、
    前記シールドシェル部材と前記シールドプレートとにより、前記基板接続脚部を含むコンタクト部材の全体が前記配線基板の外方側から覆われる構成になされていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  5. 前記シールドプレートが、前記配線基板の外方側から前記基板接続脚部を含むコンタクト部材の全体を覆うように形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  6. 前記相手コネクタには、当該相手コネクタの嵌合状態を維持する嵌合保持部材が設けられ、
    前記嵌合保持部材は、前記嵌合状態を維持する位置と、前記嵌合状態を解除する位置との間で往復移動可能となるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  7. 前記コネクタ本体部には、前記嵌合保持部材を嵌合作用位置に保持するロック部が設けられていることを特徴とする請求項6記載の電気コネクタ。
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