JP2016074320A - 操作受付システム、圧力検知装置、操作受付装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

操作受付システム、圧力検知装置、操作受付装置及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016074320A
JP2016074320A JP2014206462A JP2014206462A JP2016074320A JP 2016074320 A JP2016074320 A JP 2016074320A JP 2014206462 A JP2014206462 A JP 2014206462A JP 2014206462 A JP2014206462 A JP 2014206462A JP 2016074320 A JP2016074320 A JP 2016074320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
driver
seat
vehicle
pressure detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014206462A
Other languages
English (en)
Inventor
哲矢 野田
Tetsuya Noda
哲矢 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2014206462A priority Critical patent/JP2016074320A/ja
Publication of JP2016074320A publication Critical patent/JP2016074320A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】車両の運転者による操作を禁止し、同乗者による操作を受け付けることができる操作受付システム、圧力検知装置、操作受付装置及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】運転席2の座部に圧電素子を設け、運転者が操作装置9を操作しようとする姿勢の変化を圧力の変化として圧力検知装置30にて検知し、制御装置10が操作装置9に対する操作受付を禁止する。圧力検知装置30は、運転者の姿勢の変化により圧電素子が発電した電力により所定の無線信号の送信を行う。制御装置10は圧力検知装置30からの無線信号の受信の有無に応じて運転者の姿勢の変化を判断し、操作装置9による操作受付を禁止する。また制御装置10は、助手席3に設けた着座センサ41が検知する同乗者の着座の有無、及び/又は、車速センサ42が検知する車両1の車速を更に考慮して、操作装置9による操作受付を禁止することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載された電子機器に対するユーザの操作を受け付ける操作受付システム、並びに、このシステムを構成する圧力検知装置、操作受付装置及びコンピュータプログラムに関する。
従来、車両内にはオーディオ装置及びカーナビゲーション装置等の電子機器が搭載されている。これら電子機器を操作するためのボタン又はスイッチ等は、例えば車両のセンターパネル又はインストルメントパネル等のように、運転席に着座した運転者及び助手席に着座した同乗者の両者が操作可能な個所に配設される。
特許文献1には、ステアリングホイールの所定部位に運転者が両手で触れている場合には、車両が走行中であってもスイッチに対する操作入力を受け付け、運転者が所定部位に触れていない場合には操作入力を受け付けない構成の車両用情報表示装置が記載されている。
特開2012−153329号公報
しかしながら特許文献1に記載の車両用情報表示装置では、運転者が片手をステアリングホイールから離した状態で車両を運転している場合には助手席の同乗者が電子機器の操作を行うことができないという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、車両の運転者による操作を禁止し、同乗者による操作を受け付けることができる操作受付システム、並びに、このシステムを構成する圧力検知装置、操作受付装置及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明に係る操作受付システムは、車両に設けられた操作部に対する操作を受け付ける操作受付システムにおいて、前記車両の運転席又は該運転席の周辺に設けられた圧力検知部と、該圧力検知部の検知結果に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止する禁止部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る操作受付システムは、前記禁止部が、前記圧力検知部が圧力の変化を検知した場合に、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る操作受付システムは、前記禁止部が、前記圧力検知部が圧力の変化を検知してから所定の時間が経過するまでの間、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る操作受付システムは、前記車両の助手席への着座を検知する着座検知部を更に備え、前記禁止部は、前記着座検知部が着座を検知していない場合に、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る操作受付システムは、前記車両の車速を検知する車速検知部を更に備え、前記禁止部は、前記車速検知部が検知した車速が所定速度を超える場合に、前記圧力検知部の検知結果に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る操作受付システムは、前記圧力検知部の検知結果を無線信号にて送信する無線送信部と、該無線送信部が送信した無線信号を受信する無線受信部とを更に備え、前記禁止部は、前記無線受信部が受信する無線信号に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る操作受付システムは、前記圧力検知部が、圧電素子を用いて構成されており、前記無線送信部は、前記圧電素子が発電した電力にて動作するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る操作受付システムは、前記禁止部が、前記無線受信部による無線信号の受信の有無に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る操作受付システムは、前記圧力検知部が、前記運転席の座部、背部又はシートベルトの少なくとも1か所に設けてあることを特徴とする。
また、本発明に係る圧力検知装置は、車両の運転席又は該運転席の周辺に設けられる圧電素子と、該圧電素子が発電した電力にて動作して無線信号を送信する無線送信部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る操作受付装置は、車両に設けられた操作部に対する操作を受け付ける操作受付装置において、前記車両の運転席又は該運転席の周辺に設けられた圧力検知装置からの無線信号を受信する無線受信部と、該無線受信部による無線信号の受信の有無に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止する禁止部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る操作受付システムは、上述の圧力検知装置と、上述の操作受付装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、車両の運転席又は該運転席の周辺に設けられた圧力検知装置からの無線信号を受信する無線受信部を備えるコンピュータを、前記無線受信部による無線信号の受信の有無に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止する禁止手段として動作させることを特徴とする。
本発明においては、運転席又はその周辺に圧力検知部を設けることによって、運転席に着座した運転者から加わる圧力の検知を行う。運転中の運転者がセンターパネルなどに配されたスイッチ又はタッチパネル等の操作部に対する操作を行う場合、運転席の背部にもたれた状態から前方へ身を乗り出す動作を行う可能性が高い。そこでこの動作を圧力又はその変化として検知し、圧力の検知結果に基づいて運転者がこの動作を行ったと判断できる場合、操作部に対する操作受付を禁止する。
これにより、車両の運転者の姿勢が運転姿勢から電子機器を操作する姿勢に変化した場合に、電子機器に対する操作受付を禁止することができる。また運転者が運転姿勢を維持している場合には、助手席の同乗者の操作を受け付けることができるため、同乗者の操作に係る利便性の低下を抑制することができる。
また本発明においては、圧力検知部による圧力の変化を検知した後、所定の時間が経過するまでの間は操作受付を禁止する。これにより運転者が運転席から前方へ身を乗り出す姿勢を維持した場合に操作が受け付けられることを防止できる。
また本発明においては、助手席に対する同乗者の着座を検知する着座検知部を設ける。助手席に同乗者が着座していない場合には同乗者が操作を行うことはないため、圧力検知部の検知結果に関わらず、操作受付を禁止することができる。
また本発明においては、車両の走行速度(車速)を検知する車速検知部を設ける。車速が所定速度を超えない場合には、例えば車両が停車しているか又は低速走行しているため、運転者が操作を行うことを許可する。反対に、車速が所定速度を超える場合、上述のように圧力検知部の検知結果に応じた操作受付の禁止を行う。
また本発明においては、圧力検知部による検知結果を無線信号にて送信し、受信した無線信号に応じて操作受付の禁止を行う。これにより運転席又はその周辺に配された圧力検知部と、センターパネルなどに配置された操作部を有する電子機器とを電気的に接続するための配線を設ける必要がなくなる。
また本発明においては、圧電素子により圧力検知部を構成する。圧電素子は、加わる圧力の変化により発電を行うことができる。運転者の姿勢の変化により圧電素子に加わる圧力が変化し、この圧力の変化により発電を行うことができる。圧電素子が発電した電力により無線送信部を動作させ、無線送信部による無線信号の送信を行う。これにより、運転者が姿勢を変化させた場合に無線送信部による無線送信が行われることとなり、無線信号の受信の有無に応じて運転者の姿勢の変化を判断し、操作受付を禁止することができる。
また本発明においては、車両の運転席の座部、背部又はシートベルトの少なくとも1か所に圧力検知部を設ける。これらの箇所は、運転席に着座した運転者の姿勢の変化の影響を受けやすい個所であるため、圧力検知部による圧力検知の精度を向上することができる。
本発明による場合は、運転席又はその周辺に設けた圧力検知部の検知結果に応じて操作受付を禁止する構成とすることにより、車両の運転者による操作を禁止し、同乗者による操作を受け付けることが可能となる。
本実施の形態に係る操作受付システムの構成を示す模式図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 圧力検知装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る操作受付システムによる操作受付禁止機能を説明するための模式図である。 制御装置が行う操作受付処理の手順を示すフローチャートである。 変形例に係る操作受付システムの構成を説明するための模式図である。 実施の形態2に係る操作受付システムの構成を示す模式図である。 実施の形態3に係る操作受付システムの構成を示す模式図である。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る操作受付システムの構成を示す模式図である。図において1は、車両である。なお図1においては、図の上側を車両1の前側とし、図の下側を車両1の後側として説明を行う。車両1内の右前側には運転席2が設けられ、左前側には助手席3が設けられ、後部には後部座席4が設けられている。本実施の形態に係る車両1は右側に運転席2及びステアリングホイール5が設けられた、いわゆる右ハンドル車である。ただし本技術は、左側に運転席2及びステアリングホイール5が設けられた車両1についても同様に適用することが可能である。
車両1内には、運転席2に着座した運転者及び助手席3に着座した同乗者が操作可能な位置、例えば車両1内のセンターパネル7などに、表示装置8及び操作装置9が配されている。表示装置8及び操作装置9は、例えばカーナビゲーション装置が有するもの、又は、カーナビゲーション装置と他の装置とが共有するものであってよい。表示装置8は、例えば液晶ディスプレイなどを用いて構成される。操作装置9は、一又は複数のボタン又はスイッチ等を有し、車両1に搭載された各種の電子機器に対する操作を行うためのものである。なお操作装置9は、表示装置8の表示面にタッチパネルを設けて実現されるものであってもよい。表示装置8及び操作装置9は、センターパネル7の内部などに設けられた制御装置10に接続されている。
制御装置10は、操作装置9に対してなされた操作を受け付け、受け付けた操作に応じて車両1内の各種の電子機器の動作を制御する装置である。例えば制御装置10は、車両1に搭載されたカーナビゲーション装置、オーディオ装置、照明装置又は通信装置等の動作を制御する。制御装置10は、運転席2に設けられた圧力検知装置30、助手席3に設けられた着座センサ41、及び、車両1の走行速度を検知する車速センサ42等から得られる情報に基づいて、操作装置9による操作受付処理及び電子機器の制御処理等を行う。
図2は、制御装置10の構成を示すブロック図である。制御装置10は、制御部11、記憶部12、操作信号入力部13、画像出力部14、無線受信部15、センサ信号入力部16、車内通信部17及びタイマ18等を備えて構成されている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro-Processing Unit)等の演算処理装置を用いて構成されている。制御部11は、記憶部12に記憶された操作受付プログラム90を含む種々の制御プログラムを読み出して実行することにより、操作装置9による操作の受け付け処理及び車両1に搭載された電子機器の制御処理等を行う。記憶部12は、フラッシュメモリ又はハードディスク等の記憶装置を用いて構成されている。記憶部12は、制御部11が実行する各種のプログラムと、実行に必要なデータとを記憶する。また記憶部12は、制御部11の処理過程にて生成されたデータを記憶する。
操作信号入力部13は、操作装置9が接続されている。操作信号入力部13は、ユーザが行った操作に応じて操作装置9が出力する電気信号が入力される。操作信号入力部13は、入力された電気信号をサンプリングしてデジタルのデータに変換し、このデータを制御部11へ与える。画像出力部14は、表示装置8に接続されている。制御部11は、表示装置8に表示する画像を生成する処理を行い、生成した画像を画像出力部14へ与える。画像出力部14は、制御部11から与えられた画像を、表示装置8の表示に適した画像信号に変換し、変換した画像信号を表示装置8へ出力する。表示装置8は、制御装置10から与えられた画像信号に基づいて画像表示を行う。
無線受信部15は、運転席2に設けられた圧力検知装置30が送信する無線信号を受信する処理を行う。詳細は後述するが、本実施の形態に係る圧力検知装置30は圧力の変化を検知して無線信号を送信する機能を有している。本実施の形態に係る無線受信部15は、圧力検知装置30からの無線信号の受信の有無を制御部11へ通知する。なお、例えば圧力検知装置30が検知した圧力値を定期的に無線送信する構成としてもよく、この場合に無線受信部15は受信した無線信号から圧力値を取得して制御部11へ通知する構成としてもよい。
センサ信号入力部16は、着座センサ41及び車速センサ42等のセンサに接続されている。着座センサ41は、助手席3の座部などに埋設され、助手席3にユーザが着座しているか否かを示す電気信号を出力する。車速センサ42は、車両1の走行速度を検知し、走行速度に応じた電気信号を出力する。センサ信号入力部16は、これらのセンサから入力される信号をサンプリングしてデジタルのデータに変換し、このデータを制御部11へ与える。なお車速センサ42は、走行速度に応じたデジタルのデータを出力する構成としてもよく、この場合にセンサ信号入力部16は入力されたデジタルのデータを制御部11へ与える。
車内通信部17は、車両1の車内ネットワーク50を介して種々の車載機器51との通信を行う。車内通信部17は、例えばCAN(Controller Area Network)又はLIN(Local Interconnect Network)等のプロトコルに従って車載機器51との通信を行う構成とすることができる。これにより制御装置10は、操作装置9に対してなされた操作に応じて、車内通信部17から車載機器51へ動作命令などを送信し、車載機器51の動作を制御することができる。
タイマ18は、計時を行うものであり、制御部11の処理において時間の判定などに用いられる。タイマ18は、制御部11の制御に応じて計時のスタート、ストップ及びリセット等を行う。
図3は、圧力検知装置30の構成を示すブロック図である。圧力検知装置30は、圧電素子31、蓄電部32及び無線送信部33等を備えて構成されている。圧電素子31は、加えられる圧力(の変化)に応じた電力(電圧又は電流)を発生する素子である。圧電素子31は、運転席2の座部内に設けられる。更に詳しくは、圧電素子31は、運転席2の座部内において、運転席2に着座したユーザの体重などにより加わる圧力を検知しやすい場所、且つ、運転席2に着座したユーザの姿勢の変更などによる圧力の変化を検知しやすい場所に設けられる。これにより圧電素子31は、ユーザが運転席2に着座した場合、及び、運転席2に着座したユーザが姿勢を変化させた場合等に圧力の変化を検知して電力を発生することができる。
蓄電部32は、キャパシタ又は二次電池等を用いて構成され、圧電素子31が発生した電力を蓄積する。無線送信部33は、蓄電部32が蓄積した電力により動作し、所定の無線信号を送信する。よって圧力検知装置30は、運転席2に着座したユーザの姿勢の変化などに応じて圧電素子31が発生した電力を蓄電部32に蓄積し、蓄電部32に蓄積された電力により無線送信部33が動作して所定の無線信号を送信する。圧力検知装置30が送信した無線信号は、制御装置10の無線受信部15にて受信される。圧力検知装置30からの無線信号の有無に応じて、制御装置10は、運転席2に着座したユーザの姿勢の変化の有無を判断することができる。
本実施の形態に係る操作受付システムは、操作装置9に対してなされた操作を制御装置10が受け付け、受け付けた操作に応じた表示装置8による画像表示又は車載機器51の動作の制御等の処理を行うシステムである。ただし本実施の形態に係る操作受付システムは、例えば車両1の走行中に運転者による操作の受け付けを禁止する機能を備えている。この機能は、制御装置10の制御部11が記憶部12に記憶された操作受付プログラム90を実行することによって実現される。以下、本実施の形態に係る操作受付システムの操作受付禁止機能について説明する。
図4は、本実施の形態に係る操作受付システムによる操作受付禁止機能を説明するための模式図である。車両1の運転席2に着座したユーザ(運転者)は、ステアリングホイール5を操作して車両1の運転を継続的に行っている場合、姿勢の変化は少ないと考えられる。この状態から例えば運転者がセンターパネル7に設けられた操作装置9に対して操作を行おうとした場合、運転者は操作装置9に対して左手を伸ばして操作を行おうと姿勢を変化させる。これにより運転席2の座部に加わる圧力は、座部の略中央位置から左側へとその位置を変化させる。圧力検知装置30の圧電素子31は、この圧力の変化を検知して電力を発生させる。よって圧電素子31は、運転席2の座部の左側寄りの位置に配されることが好適である。
運転者の操作による姿勢変化を圧電素子31にて検知した圧力検知装置30は、圧電素子31が発生した電力により無線送信部33が所定の無線信号を送信する。制御装置10は、無線受信部15にてこの無線信号を受信することによって、運転者が操作のために姿勢を変化させたと判断することができる。圧力検知装置30からの無線信号を受信した制御装置10は、操作装置9による操作の受け付けを禁止する。即ち制御装置10は、操作装置9に対する操作がなされた場合であっても、この操作に応じた処理を行わない。
なお制御装置10は、圧力検知装置30からの無線信号を受信したときのみに操作受付を禁止するのではなく、無線信号を受信してから所定時間が経過するまでの間は操作受付を禁止する。操作受付を禁止する所定時間は、例えば数秒〜数十秒程度の時間とすることができる。制御装置10の制御部11は、無線受信部15にて無線信号を受信した場合に操作受付を禁止すると共に、タイマ18による計時をスタートする。タイマ18は所定時間が経過した場合にその旨を制御部11へ通知する。この通知に応じて制御部11は、タイマ18の計時をストップしてリセットすると共に、操作受付の禁止を解除する。
これに対して車両1の助手席3に着座したユーザ(同乗者)が操作装置9に対する操作を行った場合、運転者の姿勢は変化せず、圧力検知装置30は無線信号を送信しない。よって制御装置10は操作装置9による操作受付を禁止しないため、同乗者が操作装置9に対して行った操作は制御装置10にて受け付けられ、操作に応じた処理が行われる。
ただし本実施の形態に係る操作受付システムでは、車両1が走行していなければ、運転席2に着座した運転者による操作装置9に対する操作を受け付ける。このため制御装置10は、車速センサ42が検知した車両1の車速が0km/hであるか否か(停車しているか否か)を判断し、車速が0km/hであれば圧力検知装置30からの無線信号を受信した場合であっても、操作装置9に対する操作を受け付けて処理を行う。
また助手席3に設けられた着座センサ41の検知結果に基づいて同乗者が着座していないと判断される場合、同乗者が操作装置9に対する操作を行うことはなく、操作装置9に対してなされる操作は運転者によるものと推定できる。そこで本実施の形態に係る操作受付システムでは、着座センサ41が同乗者の着座を検知していない場合、圧力検知装置30からの無線信号の受信の有無にかかわらず、制御装置10は操作装置9による操作の受け付けを禁止する。ただし車両1が停車している場合、制御装置10は操作を受け付けてもよい。
図5は、制御装置10が行う操作受付処理の手順を示すフローチャートである。制御装置10の制御部11は、センサ信号入力部16に入力された車速センサ42の検知結果に基づいて、車両1の車速が0km/hであるか否かを判定する(ステップS1)。車速が0km/hである場合(S1:YES)、制御部11は、操作受付を禁止することなく、ステップS6へ処理を進める。
車速が0km/hでない場合(S1:NO)、即ち車両1が走行状態である場合、制御部11は、センサ信号入力部16に入力された着座センサ41の検知結果に基づいて、助手席3に同乗者が着座しているか否かを判定する(ステップS2)。助手席3に同乗者が着座していない場合(S2:NO)、制御部11は、操作受付を行うことなく(即ち操作受付を禁止として)、ステップS1へ処理を戻す。
助手席3に同乗者が着座している場合(S2:YES)、制御部11は、圧力検知装置30からの無線信号の受信の有無に基づいて、運転席2の圧力検知装置30にて圧力変化が検知されたか否かを判定する(ステップS3)。圧力の変化が検知された場合(S3:YES)、制御部11は、操作装置9による操作の受け付けを禁止する(ステップS4)。次いで制御部11は、タイマ18での計時を行うことにより、操作受付を禁止してから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS5)。所定時間が経過していない場合(S5:NO)、制御部11は、ステップS4へ処理を戻し、操作受付の禁止を継続する。所定時間が経過した場合(S5:YES)、制御部11は、ステップS1へ処理を戻す。
圧力検知装置30にて圧力の変化が検知されていない場合(S3:NO)、制御部11は、操作信号入力部13へ入力された信号に基づいて、操作装置9に対する操作がなされたか否かを判定する(ステップS6)。操作がなされていない場合(S6:NO)、制御部11は、ステップS1へ処理を戻す。操作がなされた場合(S6:YES)、制御部11は、操作装置9に対してなされた操作を受け付けて(ステップS7)、受け付けた操作に応じた処理を行い(ステップS8)、ステップS1へ処理を戻す。
以上の構成の操作受付システムは、運転席2の座部に圧電素子31を設けることによって、運転席2に着座した運転者から加わる圧力の検知を行う。運転中の運転者がセンターパネル7などに配されたスイッチ又はタッチパネル等の操作装置9に対する操作を行う場合、運転席2の背部にもたれた状態から前方へ身を乗り出す動作を行う可能性が高い。そこでこの動作を圧力の変化として圧電素子31にて検知し、圧力の検知結果に基づいて運転者がこの動作を行ったと判断できる場合、制御装置10は操作装置9に対する操作受付を禁止する。これにより制御装置10は、車両1の運転者の姿勢が運転姿勢から操作装置9を操作する姿勢に変化した場合に、操作装置9に対する操作受付を禁止することができる。また運転者が運転姿勢を維持している場合には、助手席3の同乗者の操作を操作装置9にて受け付けることができるため、同乗者による操作装置9の操作に係る利便性の低下を抑制することができる。
また制御装置10は、圧力検知装置30にて圧力の変化を検知した後、所定の時間が経過するまでの間は操作受付の禁止を維持する。これにより運転者が運転席2から前方へ身を乗り出す姿勢を維持した場合などに、操作装置9に対する運転者の操作が受け付けられることを防止できる。
また本操作受付システムにおいては、助手席3に着座センサ41を設ける。助手席3に同乗者が着座していない場合には同乗者が操作装置9に対する操作を行うことはないため、圧力検知総理30の検知結果に関わらず、制御装置10は操作装置9の操作受付を禁止する。
また本操作受付システムにおいては、車速センサ42が検知する車速が所定速度(0km/h)を超えない場合には、例えば車両1が停車しているか又は低速走行しているため、制御装置10は、運転者による操作装置9の操作を許可する。反対に、車速が所定速度を超える場合、制御装置10は、上述のように圧力検知装置30の検知結果に応じた操作受付の禁止を行う。
また圧力検知装置30は圧力の検知結果を無線送信部33にて送信し、この無線信号を受信した制御装置10が操作装置9による操作受付の禁止を行う。これにより運転席2に設けられた圧力検知装置30と、センターパネル7などに配置された操作装置9及び制御装置10等とを電気的に接続するためのケーブルなどを車両1内に設ける必要がなくなる。
また圧力検知装置30は圧電素子31により圧力検知を行う。圧電素子31は、加わる圧力の変化により発電を行うことができる。運転者の姿勢の変化により圧電素子31に加わる圧力が変化し、この圧力の変化により圧電素子31は発電を行うことができる。圧電素子31が発電した電力により無線送信部33を動作させ、無線送信部33による所定の無線信号の送信を行う。これにより、圧力検知装置30では運転者が姿勢を変化させた場合に無線送信部33による無線送信が行われることとなり、制御装置10は無線受信部15による無線信号の受信の有無に応じて運転者の姿勢の変化を判断し、操作装置9による操作受付を禁止することができる。
なお本実施の形態においては、圧力検知装置30が圧電素子31にて発電された電力により動作する構成としたが、これに限るものではない。圧力検知装置30は、例えば電池又はバッテリ等を搭載し、これらに蓄積された電力により動作する構成であってもよく、また例えば車両1に搭載された車載機器用のバッテリなどから電力供給がなされる構成であってもよい。
また制御装置10は、例えば車両1に搭載された例えばボディECU(Electronic Control Unit)などのECUの1つとして実現されるものであってよく、また例えば車両1に搭載されたゲートウェイなどの通信装置として実現されるものであってよく、また例えば表示装置8及び操作装置9を有するカーナビゲーション装置又はディスプレイ装置等の装置として実現されるものであってよく、また例えば操作装置9と一体の装置として実現される構成であってもよく、これら以外の構成であってもよい。
また制御装置10は、着座センサ41の検知結果に応じた制御、及び/又は、車速センサ42の検知結果に応じた制御を行わない構成であってもよい。また本実施の形態において制御装置10は、車速センサ42が検知する車速が0km/hである場合に、圧力検知装置30の検知結果に関わらず操作装置9による操作受付を許可する構成としたが、車速の条件はこれに限らない。制御装置10は、例えば車速が所定速度として10km/hを超えない場合に操作受付を許可するなどの構成としてもよい。
また本実施の形態においては、運転席2の座部に圧電素子31を設ける構成としたが、これに限るものではない。圧電素子31は、操作装置9に対する操作を行うための運転者の姿勢の変化を検知し得る箇所に設ければよく、例えば運転席2の背部、運転席2のためのシートベルト、又は、運転席2の周辺の床等に配してもよい。また圧電素子31を複数用いて運転者の姿勢検知などを行う構成としてもよく、このような構成の一例を以下の変形例にて説明する。
(変形例)
図6は、変形例に係る操作受付システムの構成を説明するための模式図であり、車両1の運転席2に着座する運転者の側方視を図示してある。変形例に係る操作受付システムの圧力検知装置30は、運転席2の座部に設けられた圧電素子31aに加えて、運転席2の背部に設けられた圧電素子31bを備える構成である。運転席2の座部に設けられた圧電素子31aによる圧力検知は、図4などに示した圧電素子31の場合と同様である。
運転席2に着座した運転者が車両1の運転を行っている場合、運転者は運転席2の背部にもたれている状態、即ち背部の圧電素子31bに対して一定の圧力を加え続けている状態となる。この状態から運転者がセンターパネル7に設けられた操作装置9に対して操作を行おうとした場合、運転者は前かがみの姿勢に変化する。これにより運転席2の背部に設けられた圧電素子31bは、一定の圧力が加えられた状態から、圧力が減少し、更には圧力が加えられていない状態へ変化する。運転席2の背部に設けられた圧電素子31bは、この圧力の変化を検知して電力を発生させる。よってこの圧電素子31bは、運転席2の背部の例えば運転者の背中が接触しやすい個所などに配されることが好適である。
変形例に係る圧力検知装置30では、運転者が操作装置9に対する操作を行う際の姿勢変化を2つの圧電素子31a、31bにて検知することができる。運転者の姿勢変化により2つの圧電素子31a、31bにて電力が発生し、この電力が蓄電部32に蓄積されると共に、蓄積された電力により無線送信部33の無線送信が行われる。これにより圧力検知装置30が送信した無線信号を受信した制御装置10による処理は、上述の実施の形態のものと同様である。
なお変形例に係る圧力検知装置30は、2つの圧電素子31a、31bを異なる目的で使用してもよい。例えば運転席2の座部に設けた圧電素子31aを発電用とし、背部に設けた圧電素子31bを運転者の姿勢変化検知用とすることができる(また例えばこの逆の利用法も採用し得る)。このような場合、圧力検知装置30は、座部の圧電素子31aにて発電した電力を蓄電部32に蓄積し、蓄積した電力により無線送信部33及びマイコン(図示は省略する)等を動作させる構成とすることができる。このマイコンは、背部の圧電素子31bにて圧力検知により発生した電圧と閾値とを比較し、発生した電圧が閾値を超えた場合に無線送信部33を動作させて無線送信を行う構成とすることができる。
このように変形例に係る圧力検知装置30は、複数の圧電素子31a、31bを利用することによって、より精度のよい圧力検知を行うことが可能となり、より精度のよい運転者の姿勢変化の検知を行うことが可能となる。
なお圧力検知装置30は、更に多くの圧電素子31を備える構成であってもよい。例えば圧力検知装置30は、運転席2の座部及び背部に加えてシートベルトに圧電素子31を配し、3つの圧電素子31を利用して圧力検知を行う構成とすることができる。また例えば圧力検知装置30は、運転席2の座部に5×5などのマトリクス状に配された複数の圧電素子31を備え、各圧電素子31に加わる圧力の分布などに基づいて運転者の姿勢の変化を判断する構成とすることができる。このようにより多くの圧電素子31を利用することによって、より精度のよい圧力検知を実現することができる。
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2に係る操作受付システムの構成を示す模式図である。実施の形態2に係る操作受付システムは、図1に示した操作受付システムの圧力検知装置30に代えて、車両1の運転席2に圧力センサ230を設けた構成である。圧力センサ230は、信号線などを介して制御装置210に接続される。実施の形態2に係る制御装置210は、無線受信部15を備えておらず、圧力センサ230からの信号がセンサ信号入力部16へ入力され、圧力センサ230の検知結果がデジタルのデータとしてセンサ信号入力部16から制御部11へ与えられる。
圧力センサ230は、例えば実施の形態1と同様の圧電素子31を用いることができる。また例えば圧力センサ230は加わる圧力に応じた電圧の信号を出力する構成であってもよく、この場合に制御装置210の制御部11は、検知された圧力が閾値を超えた場合などに操作受付を禁止するなど、圧力値に応じた制御を行うことができる。このような構成の圧力センサ230は、運転席2の座部の左寄りの位置に配されることが好適である。
また圧力センサ230は、例えば運転席2の座部に複数の圧電素子31などをマトリクス状に配し、座部の複数個所における圧力を検知する構成とすることができる。このような場合、制御装置210の制御部11は、圧力センサ230の検知結果に基づいて運転席2の座部に加わる圧力の分布及びその変化を算出し、圧力分布の変化に基づいて運転者の姿勢変化を判断する構成とすることができる。実施の形態2に係る操作受付システムは、圧力センサ230が直接的に制御装置210に接続されているため、圧力検知の結果に基づいてより高度な運転者の姿勢判断を行うことが容易である。
(実施の形態3)
図8は、実施の形態3に係る操作受付システムの構成を示す模式図である。実施の形態3に係る操作受付システムは、図1に示した表示装置8、操作装置9及び制御装置10に代えて、タブレット型端末装置310を備えている。タブレット型端末装置310は、可搬型で汎用の情報処理装置であり、アプリケーションプログラムなどをインストールすることによってカーナビゲーション装置などとして利用することができる。タブレット型端末装置310は、液晶パネルなどの表示部と、タッチパネル及びハードウェアキーによる操作部とを備え、操作部によりユーザの操作を受け付けて種々の情報処理を行い、その処理結果を表示部に表示することができる。また図示は省略するが、車両1のセンターパネル7にはタブレット型端末装置310を固定するための固定具が備えられている。タブレット型端末装置310をカーナビゲーション装置として利用する場合、ユーザはセンターパネル7の固定具にタブレット型端末装置310を固定することができる。
実施の形態3に係るタブレット型端末装置310は、例えばサーバ装置などから操作受付プログラム90をダウンロードしてインストールすることにより、圧力検知装置330から圧力の検知結果を無線通信により受信し、圧力の検知結果に基づいて操作部に対する操作の受け付けを禁止する処理を行うことができる。このためタブレット型端末装置310は、圧力検知装置330が送信する無線信号を受信するための無線通信機能が備えられている。
実施の形態3に係る圧力検知装置330は、タブレット型端末装置310との無線通信を行う機能を備え、圧電素子31が検知した圧力を無線通信によりタブレット型端末装置310へ通知する。このため圧力検知装置330は、汎用的な無線通信を行う機能を有することが望ましい。また圧力検知装置330は、圧電素子31が発電した電力により動作する構成であってもよいが、汎用的な無線通信を行うために内蔵の電池を備えるか又は車両1のバッテリから電力供給される構成とすることが好適である。
また実施の形態3に係るタブレット型端末装置310は、着座センサ41の検知結果及び車速センサ42の検知結果に基づく操作受付の禁止は行わず、圧力検知装置330による圧力の検知結果に基づく操作受付の禁止を行う。即ちタブレット型端末装置310は、圧力検知装置330から受信した検知結果に基づいて、圧力が変化した場合に所定時間に亘って操作部による操作受付を禁止する処理を行う。
このように、タブレット型端末装置310は、操作受付プログラム90をインストールすることにより、圧力検知装置330が検知した圧力に応じた操作受付の禁止を行うことができる。これにより車両1の運転者による電子機器の操作禁止を容易に実現することができる。なお本実施の形態においては、タブレット型端末装置310を例に説明を行ったが、例えばスマートフォン、可搬型のカーナビゲーション装置、ノート型パソコン、携帯型ゲーム機又は携帯型音楽プレーヤ等のその他の種々の装置において同様の構成を適用することができる。
1 車両
2 運転席
3 助手席
4 後部座席
5 ステアリングホイール
7 センターパネル
8 表示装置
9 操作装置(操作部)
10 制御装置(操作受付装置)
11 制御部(禁止部)
12 記憶部
13 操作信号入力部
14 画像出力部
15 無線受信部
16 センサ信号入力部
17 車内通信部
18 タイマ
30 圧力検知装置
31、31a、31b 圧電素子(圧力検知部)
32 蓄電部
33 無線送信部
41 着座センサ(着座検知部)
42 車速センサ(車速検知部)
50 車内ネットワーク
51 車載機器
90 操作受付プログラム
210 制御装置(操作受付装置、禁止部)
230 圧力センサ(圧力検知部)
310 タブレット型端末装置(操作受付装置、禁止部)
330 圧力検知装置(圧力検知部)

Claims (13)

  1. 車両に設けられた操作部に対する操作を受け付ける操作受付システムにおいて、
    前記車両の運転席又は該運転席の周辺に設けられた圧力検知部と、
    該圧力検知部の検知結果に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止する禁止部と
    を備えること
    を特徴とする操作受付システム。
  2. 前記禁止部は、前記圧力検知部が圧力の変化を検知した場合に、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の操作受付システム。
  3. 前記禁止部は、前記圧力検知部が圧力の変化を検知してから所定の時間が経過するまでの間、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあること
    を特徴とする請求項2に記載の操作受付システム。
  4. 前記車両の助手席への着座を検知する着座検知部を更に備え、
    前記禁止部は、前記着座検知部が着座を検知していない場合に、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の操作受付システム。
  5. 前記車両の車速を検知する車速検知部を更に備え、
    前記禁止部は、前記車速検知部が検知した車速が所定速度を超える場合に、前記圧力検知部の検知結果に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の操作受付システム。
  6. 前記圧力検知部の検知結果を無線信号にて送信する無線送信部と、
    該無線送信部が送信した無線信号を受信する無線受信部と
    を更に備え、
    前記禁止部は、前記無線受信部が受信する無線信号に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の操作受付システム。
  7. 前記圧力検知部は、圧電素子を用いて構成されており、
    前記無線送信部は、前記圧電素子が発電した電力にて動作するようにしてあること
    を特徴とする請求項6に記載の操作受付システム。
  8. 前記禁止部は、前記無線受信部による無線信号の受信の有無に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止するようにしてあること
    を特徴とする請求項7に記載の操作受付システム。
  9. 前記圧力検知部は、前記運転席の座部、背部又はシートベルトの少なくとも1か所に設けてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の操作受付システム。
  10. 車両の運転席又は該運転席の周辺に設けられる圧電素子と、
    該圧電素子が発電した電力にて動作して無線信号を送信する無線送信部と
    を備えること
    を特徴とする圧力検知装置。
  11. 車両に設けられた操作部に対する操作を受け付ける操作受付装置において、
    前記車両の運転席又は該運転席の周辺に設けられた圧力検知装置からの無線信号を受信する無線受信部と、
    該無線受信部による無線信号の受信の有無に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止する禁止部と
    を備えること
    を特徴とする操作受付装置。
  12. 請求項10に記載の圧力検知装置と、
    請求項11に記載の操作受付装置と
    を備えること
    を特徴とする操作受付システム。
  13. 車両の運転席又は該運転席の周辺に設けられた圧力検知装置からの無線信号を受信する無線受信部を備えるコンピュータを、
    前記無線受信部による無線信号の受信の有無に応じて、前記操作部に対する操作の受け付けを禁止する禁止手段として動作させること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
JP2014206462A 2014-10-07 2014-10-07 操作受付システム、圧力検知装置、操作受付装置及びコンピュータプログラム Pending JP2016074320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014206462A JP2016074320A (ja) 2014-10-07 2014-10-07 操作受付システム、圧力検知装置、操作受付装置及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014206462A JP2016074320A (ja) 2014-10-07 2014-10-07 操作受付システム、圧力検知装置、操作受付装置及びコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016074320A true JP2016074320A (ja) 2016-05-12

Family

ID=55950581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014206462A Pending JP2016074320A (ja) 2014-10-07 2014-10-07 操作受付システム、圧力検知装置、操作受付装置及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016074320A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101981776B1 (ko) * 2018-07-17 2019-05-27 원춘성 택시 내 승객 탑승시 운전기사의 이동 단말 사용을 제한하는 방법 및 그 시스템

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038938A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Alpine Electronics Inc 車両搭載機器操作装置
JP2007280051A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Nippon Steel Corp 意識低下検出装置、意識低下検出方法及び居眠り運転防止装置。
JP2008014871A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Xanavi Informatics Corp 車載電子装置
JP2008508133A (ja) * 2004-07-29 2008-03-21 アイイーイー インターナショナル エレクトロニクス アンド エンジニアリング エス.エイ. シートセンサーシステム
JP2010127673A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Calsonic Kansei Corp 車両用入力装置
JP2012153329A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Denso It Laboratory Inc 車両用情報表示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008508133A (ja) * 2004-07-29 2008-03-21 アイイーイー インターナショナル エレクトロニクス アンド エンジニアリング エス.エイ. シートセンサーシステム
JP2007038938A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Alpine Electronics Inc 車両搭載機器操作装置
JP2007280051A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Nippon Steel Corp 意識低下検出装置、意識低下検出方法及び居眠り運転防止装置。
JP2008014871A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Xanavi Informatics Corp 車載電子装置
JP2010127673A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Calsonic Kansei Corp 車両用入力装置
JP2012153329A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Denso It Laboratory Inc 車両用情報表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101981776B1 (ko) * 2018-07-17 2019-05-27 원춘성 택시 내 승객 탑승시 운전기사의 이동 단말 사용을 제한하는 방법 및 그 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5080383B2 (ja) 操作者識別装置、操作者識別方法及び車載装置
JP5881596B2 (ja) 車載情報装置、通信端末、警告音出力制御装置、および警告音出力制御方法
US20160355191A1 (en) Controlling access to an in-vehicle human-machine interface
US20110246026A1 (en) Vehicle console control system
JP2008037125A (ja) 車両制御装置およびそれを備えた車両
US9481248B2 (en) Operator/passenger selective vehicle instrument locks
US11279303B2 (en) System and method for detecting movement of an occupant seated in a vehicle
JP2016074320A (ja) 操作受付システム、圧力検知装置、操作受付装置及びコンピュータプログラム
JP2011168139A (ja) 車載表示装置
KR102388306B1 (ko) 모바일 컴퓨팅 디바이스를 통한 충전 전용 연결의 차량 내 검출
JP2008002832A (ja) 車載ナビゲーション装置
JP2010083203A (ja) 車載機器制御システムおよびプログラム
JP2016099891A (ja) 表示操作装置
KR102002842B1 (ko) 감응형 터치 노브 제어 장치 및 그 제어 방법
JP2010062848A (ja) 通信制御端末および通信制御方法
JP2011068147A (ja) 車載機器制御システム
JP2006333505A (ja) 移動体搭載機器および携帯機器
JP2016078546A (ja) 操作受付システム、操作受付装置、無線送信器及びコンピュータプログラム
JP5968277B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP6331990B2 (ja) 車載システム
KR101923549B1 (ko) 차량 헤드 유닛 제어 시스템에서 휴대용 기기를 이용한 제어 장치 및 방법
JP2010149617A (ja) 操作者識別装置、車載装置及びナビゲーションシステム
KR20140078254A (ko) 태핑 인식 장치
JP2015182663A (ja) 乗員情報検出装置及び乗員情報検出方法
JP2008241576A (ja) 入力操作可否判別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180605