JP2016072762A - 端末装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動中において他の端末装置との間で情報の授受をしながら種々の動作をする場合の動作時間を延伸することが可能な端末装置を提供する。
【解決手段】移動体と共に移動する端末装置SSにおいて、端末装置SSに関連する端末関連情報を自端末関連情報として一又は複数の他の端末装置に送信すると共に、他の端末装置に関連する端末関連情報を他端末関連情報として受信するインターフェース1と、自端末関連情報の送信時刻に関連する送信時刻関連情報と、他端末関連情報と、を記録する記録部3と、記録されている送信時刻関連情報及び他端末関連情報に基づいて、自端末関連情報の送信頻度を制御する制御部4と、を備える。
【選択図】図3

Description

本願は、端末装置、プログラム及び記録媒体の技術分野に属する。より詳細には、人、自転車又は車両等である移動体と共に移動する端末装置及び当該端末装置用のプログラム並びに当該プログラムが記録された記録媒体の技術分野に属する。
近年、車両と共に移動する端末装置と、例えば自転車の運転者又は歩行者に携行されて移動する端末装置と、の間で情報の授受を行い、例えばその歩行者の安全を確保する技術が開発されている。このような従来の技術を開示する文献として、下記特許文献1がある。
この特許文献1に記載されている技術では、現在位置を示す位置情報を取得可能な歩行者端末装置において、その位置情報を無線送信すると共に車載装置の位置を示す位置情報を受信する。そして、車載装置の位置情報と自身の位置情報とに基づいて、車載装置と自身との相対的な位置に関する相対位置情報を取得し、その相対位置情報に基づき、歩行者端末装置からの無線送信の継続、中断又は送信頻度の増減等を制御する構成とされている。
特開2013−9027号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている技術では、歩行者端末装置が電池により駆動されていることについては、何ら考慮されていない。そしてこの場合、電池の残電力量が少なくなって歩行者端末装置として機能しなくなった場合、そもそも特許文献1に記載されている技術及びそれによる作用効果が全く実現できないという問題点があった。
そこで本願は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、移動中において他の端末装置との間で情報の授受をしながら種々の動作をする場合の当該動作時間を延伸することが可能な端末装置及び当該端末装置用のプログラム並びに当該プログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、移動体と共に移動する端末装置に関連する端末関連情報を自端末関連情報として一又は複数の他の端末装置に送信する送信手段と、前記他の端末装置に関連する端末関連情報であって当該他の端末装置から送信されてくる端末関連情報を他端末関連情報として受信する受信手段と、前記自端末関連情報の送信時刻に関連する送信時刻関連情報と、前記他端末関連情報と、を記録する記録手段と、前記記録されている送信時刻関連情報及び他端末関連情報に基づいて、前記自端末関連情報の送信頻度を制御する制御手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、移動体と共に移動する端末装置に含まれ、且つ記録手段を備えるコンピュータを、当該端末装置に関連する端末関連情報を自端末関連情報として一又は複数の他の端末装置に送信する送信手段、前記他の端末装置に関連する端末関連情報であって当該他の端末装置から送信されてくる端末関連情報を他端末関連情報として受信する受信手段、前記自端末関連情報の送信時刻に関連する送信時刻関連情報と、前記他端末関連情報と、を前記記録手段に記録する記録制御手段、及び、前記記録されている送信時刻関連情報及び他端末関連情報に基づいて、前記自端末関連情報の送信頻度を制御する制御手段、として機能させる。
上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のプログラムが前記コンピュータにより読み取り可能に記録されている。
実施形態に係る端末装置の概要構成を示すブロック図である。 実施例に係る端末装置システムの概要構成を示すブロック図である。 実施例に係る端末装置の概要構成を示すブロック図等であり、(a)は当該ブロック図であり、(b)は実施例に係る送信間隔−残電力量テーブルの内容を例示する図である。 実施例に係る端末装置の動作を示すフローチャートである。
次に、本願を実施するための形態について、図1を用いて説明する。なお図1は、実施形態に係る端末装置の概要構成を示すブロック図である。
図1に示すように、実施形態に係る端末装置Sは、人、自転車又は車両等である移動体と共に移動する端末装置Sであって、送信手段1と、受信手段2と、記録手段3と、制御手段4と、を備えて構成されている。このとき、送信手段1と受信手段2とは、端末装置Sと同様の構成を備える一又は複数の他の端末装置との間で情報の授受が可能とされている。
この構成において送信手段1は、端末装置Sに関連する端末関連情報を自端末関連情報として一又は複数の他の端末装置に送信する。一方受信手段2は、上記他の端末装置に関連する端末関連情報であって当該他の端末装置から送信されてくる端末関連情報を他端末関連情報として受信する。
そして記録手段3は、上記自端末関連情報の送信時刻に関連する送信時刻関連情報と、上記他端末関連情報と、を記録する。これにより制御手段4は、記録手段3に記録されている送信時刻関連情報及び他端末関連情報に基づいて、自端末関連情報の送信頻度を制御する。
以上説明したように、実施形態に係る端末装置Sの動作によれば、自端末関連情報を一又は複数の他の端末装置に送信すると共に、他の端末装置から送信されてくる他端末関連情報を受信し、自端末関連情報の送信時刻関連情報と、他端末関連情報と、を記録する。そして、記録されている送信時刻関連情報及び他端末関連情報に基づいて、自端末関連情報の送信頻度を制御する。よって、送信時刻関連情報及び他端末関連情報に基づいて自端末関連情報の送信頻度が制御されるので、移動する端末装置Sを駆動する電池の残電力量の低下を抑制し、当該電池を用いた端末装置Sの動作時間を延伸することができる。
次に、上述した実施形態に対応する具体的な実施例について、図2乃至図4を用いて説明する。なお以下に説明する実施例は、人に携行されて当該人と共に移動する携行型の端末装置、或いは自転車又は車両に搭載されて当該自転車又は車両と共に移動する搭載型の端末装置、のいずれかを複数含む端末装置システムを構成する当該各端末装置における制御に対して、本願を適用した場合の実施例である。なお以下の説明においては、上記人、自転車又は車両を、単に「移動体」と称する。
また、図2は実施例に係る端末装置システムの概要構成を示すブロック図であり、図3は実施例に係る端末装置の概要構成を示すブロック図等であり、図4は当該端末装置の動作を示すフローチャートである。このとき図3では、図1に示した実施形態に係る端末装置Sにおける各構成部材に対応する実施例の構成部材それぞれについて、当該端末装置Sにおける各構成部材と同一の部材番号を用いている。
図2に示すように、実施例に係る端末装置システムCSは、例えば複数の移動体M0、移動体M1及び移動体M2それぞれに携行又は搭載されている端末装置SSにより構成されている。なお以下の説明において、移動体M0、移動体M1及び移動体M2について共通の事項を説明する場合、これらを纏めて「移動体M」と称する。そして各端末装置SSが、それぞれに接続されたアンテナATを介して必要なデータの授受を行いながら、実施例に係る動作を実行する。なお実施例に係る端末装置システムCSが四台以上の移動体Mを含んでいてもよい。
次に、各端末装置SSそれぞれの構成、及び当該各端末装置SSそれぞれにおいて実行される実施例に係る動作について、図3及び図4を用いて説明する。なお、実施例に係る各端末装置SSのそれぞれは同様の構成を備え、更に同様の動作を実行する。また、移動体Mに携行又は搭載されていることから、各端末装置SSは、それぞれに含まれている後述の電池からの駆動電力により動作する。
図3(a)に示すように、実施例に係る端末装置SSは、上記アンテナATに接続されており且つ実施形態に係る送信手段1の一例及び受信手段2の一例並びに本願に係る「位置情報取得手段」の一例としてのインターフェース1と、例えば揮発性領域及び不揮発性領域を含み且つ実施形態に係る記録手段3の一例としての記録部3と、CPU、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)及び図示しないタイマ(時計機能)等からなり且つ実施形態に係る制御手段4の一例としての制御部4と、操作ボタン又はタッチパネル等からなる操作部12と、本願に係る「残電力量検出手段」の一例としてのセンサ部13と、液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ14と、上記インターフェース1、記録部3、制御部4、操作部12、センサ部13及びディスプレイ14それぞれに対して駆動電力を供給する電池15と、により構成されている。このとき、上記インターフェース1、記録部3及び制御部4が、実施形態に係る端末装置Sに相当している。
上記の構成においてインターフェース部1は、制御部4の制御の下、電池15からの上記駆動電力を用いて、アンテナATを介した他の端末装置SSとの間のデータの授受を制御する。
一方センサ部13は、端末装置SS(換言すれば、それが携行又は搭載されている移動体M)の例えば現在位置を、例えばGPS(Global Positioning System)を用いて、又は自立的に検出し、当該検出された現在位置を示す位置データを生成する位置センサと、上記電池15における残電力量を検出して残電力量データを生成する残電力量センサと、を備えている。そしてセンサ部13は、電池15からの上記駆動電力を用いて、所定のタイミングで上記現在位置を検出し、それを示す上記位置データを制御部4に出力すると共に、後述するタイミングで電池15の残電力量を検出し、それを示す上記残電力量データを制御部4に出力する。
他方操作部12は、電池15からの上記駆動電力を用いて、当該操作部12において行われたユーザの指示操作等を示す操作信号を生成して、制御部4に出力する。
また記録部3は、電池15からの上記駆動電力を用いて、上記位置データ等を不揮発性に記録し、制御部4からの要求に応じて当該制御部4に出力する。これに加えて記録部3は、送信間隔−残電力量テーブルTを不揮発性に記録している。この送信間隔−残電力量テーブルTには、図3(b)に例示するように、他の端末装置SSへの後述する自端末データの送信間隔と、電池15の残電力量と、の関係が記述されており、具体的には、例えば電池15の残電力量が多くなるほど当該送信間隔が短くなるように記述されている。なおこの場合、図3(b)に破線で例示するように、電池15の残電力量が予め設定された閾値T以上である場合には、当該送信間隔が一定となるように記述されていてもよい。また、送信間隔が短くなると、インターフェース部1や制御部4等における電力消費が大きくなり、結果的に電池15の残電力量の減少割合(減少速度)も増加することになる。上記送信間隔−残電力量テーブルTの利用方法については、後ほど詳述する。
更に記録部3は、図4に示すフローチャートに相当するプログラムを実行する制御部4を備える端末装置SSが、その時点で当該端末装置SSの近隣(地理的範囲としての近隣)にある一又は複数の他の端末装置SSを代表して動作しているか否かを示す、後述の代表フラグを不揮発性に記録している。また記録部3は、後述する実施例に係る端末装置SSの動作を示すフローチャートに対応するプログラムを、不揮発性に記録している。そして制御部4は、当該プログラムを読み出して実行することにより、実施例に係る制御部4としての機能を発揮する。なお、図4に示すフローチャートに相当するプログラムを実行する制御部4を備える端末装置SSを以下「自端末装置」と称し、当該制御部4を備える端末装置SS(上記自端末装置)以外の上記一又は複数の他の端末装置SSを以下「他端末装置」と称する。このとき「他端末装置」という場合には、自端末装置の上記「近隣」にある他端末装置と、当該近隣以外の遠方にあるが自端末装置との間の(無線による)データの授受は可能な他端末装置と、が含まれることになる。
これらにより自端末装置の制御部4は、電池15からの上記駆動電力を用いて、操作部12からの上記操作信号に基づき、他端末装置から受信した当該他端末装置の現在位置を示す位置データ等を用いて、後述する実施例に係る端末装置SS(自端末装置)としての動作を統括制御する。またこの際に必要なデータは、必要に応じて、電池15からの上記駆動電力により駆動されるディスプレイ14上に表示される。
ここで、上記代表フラグにより示される「他端末装置を代表して動作する」ことの定義等について説明する。
いずれかの端末装置SSである自端末装置において実行される実施例に係る動作は、後述するステップS22の判定に係る上記「近隣」の範囲内に複数の他端末装置がある場合において、当該自端末装置がそれら他端末装置を「代表」するものとして動作するか否かを制御する動作も兼ねている。ここで、上記「近隣」の詳細な定義については、後ほどステップS22の判定についての説明と共に説明する。
そして上記「他端末装置を代表して動作する」とは、上記近隣の範囲内にある一又は複数の他端末装置に代わって(即ち、それらを「代表」して)、自端末装置が自端末データを送信することを意味する。換言すれば、自端末装置が自端末データを送信する場合、当該自端末装置が存在する上記「近隣」の範囲内にある他端末装置は、自らの自端末データの送信を停止して、当該他端末装置における電池15の残電力量の低下を抑制する。これにより、当該他端末装置の電池15の駆動電力による動作時間が延伸されることになる。ここで自端末データとは後述するように、自端末装置の現在位置を示す位置データ及び自端末装置を識別するための識別データ、並びにその送信時刻を示す時刻データ等を含む。そして、自端末装置が上記代表として動作している場合に、上記代表フラグは「オン」に設定されて記録部3に不揮発性に記録されている。これに対し、自端末装置が上記代表として動作しない場合に、上記代表フラグは「オフ」に設定されて記録部3に不揮発性に記録されている。ここで、上記「自端末装置が上記代表として動作しない場合」とは、具体的には、上記「近隣」の範囲内に他端末装置がない場合、又は近隣の範囲内にある(自端末装置以外の)他端末装置が上記代表として動作する場合、のいずれかである。なお、代表として動作している自端末装置が送信した上記自端末データの受信先では、当該自端末装置が代表する他端末装置の位置を示す位置データとして、当該自端末装置から送信された自端末データに含まれている位置データを用いて、所定の動作を実行することになる。
次に、上記制御部4を中心として実行される実施例に係る動作について、具体的に図3及び図4を用いて説明する。
対応するフローチャートを図4に示すように、実施例に係る自端末装置の制御部4は、例えばその電源スイッチがオンとされると初めに、当該電源スイッチがオフとされる等により実施例に係る動作を終了するか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1の判定において当該動作を終了する場合(ステップS1;YES)、制御部4はそのまま実施例に係る動作を終了する。一方ステップS1の判定において、実施例に係る動作を終了しない場合(ステップS1;NO)、次に制御部4は、センサ部13からの上記位置データに基づいて、自端末装置の現在位置を検出する(ステップS2)。
次に制御部4は、上記ステップS2の動作により取得した位置データ及び自端末装置を識別するための識別データ、並びにその送信時刻を示す時刻データ等を、上記自端末データとして送信する(ステップS3)。このとき制御部4は、その時点で設定されている送信間隔により、上記自端末データを連続して送信する。また制御部4は、この時点では、自端末装置の上記近隣に他端末装置が存在するか否かに拘わらず、自端末データを連続して送信する。その後制御部4は、送信後の自端末データと、当該自端末データを送信した際の上記送信間隔を示す送信間隔データと、を、不揮発性に記録部3に記録する(ステップS4)。
一方、上記ステップS2の動作乃至ステップS4の動作と並行して、制御部4は、いずれかの他端末装置における上記ステップS3の動作により当該他端末装置から送信された、当該他端末装置に係る自端末データ(以下、当該他端末装置に係る自端末データを、「他端末データ」と称する)を受信する(ステップS20)。このステップS20の動作により受信された他端末データには、当該他端末データを送信した他端末装置(自端末装置に対して上記近隣の範囲内にある他端末装置と、当該近隣の範囲外にある他端末装置の双方を含む)の当該送信時における位置を示す位置データ、当該送信した他端末装置を識別するための識別データ、及び当該送信時刻を示す時刻データ等が含まれている。またこの他端末データは、当該他端末データの送信時において送信元たる他端末装置において設定されていた送信間隔で連続して、自端末装置において受信されることになる。次に制御部4は、ステップS20の動作により受信された他端末データと、当該他端末データを受信した際の受信間隔を示す受信間隔データと、を記録部3に記録する(ステップS21)。
次に制御部4は、上記ステップS20の動作により取得した他端末データに含まれている位置データにより示される位置と、上記ステップS2の動作により検出された位置と、を比較し、当該各位置の間の距離に基づいて、当該他端末データの送信元たる他端末装置が自端末装置から見て上記近隣の範囲内にある他端末装置であるか否かを判定する(ステップS22)。
ここで、上記ステップS22の判定に用いられる「近隣」の定義について説明する。
上述したように、当該「近隣」の定義は、自端末装置が代表として動作することと密接に関連しており、自端末装置が上記「近隣」の範囲内にある一又は複数の他端末装置を代表する端末装置SSとして動作するか否かの判定に用いられる。
即ち、例えば一台のバスに乗車している複数の人が実施例に係る端末装置SSをそれぞれ携行している場合において、当該バスに乗車している人の端末装置SSのそれぞれを一つの端末装置SS(自端末装置)で代表させる場合、実施例に係る近隣の定義としては、例えば「自端末装置の現在位置を中心とした直径10mの円の内側」といった定義となる。また例えば、一両の電車に乗っている複数の人が実施例に係る端末装置SSをそれぞれ携行している場合において、当該電車に乗っている人の端末装置SSのそれぞれを一つの端末装置SS(自端末装置)で代表させる場合、実施例に係る近隣の定義としては、例えば「自端末装置の現在位置を中心とした直径50mの円の内側」といった定義となる。
上記ステップS22の判定に係る「近隣」の定義付けを上記のようにした場合において、ステップS21の動作により取得した他端末データの送信元たる他端末装置が自端末装置から見て近隣にある他端末装置でない場合(ステップS22;NO)、上記ステップS20の動作により受信した他端末データの発信元たる他端末装置との関係では、自端末装置が上記代表として動作するか否かを判定する必要がないため、制御部4は上記ステップS1の判定に戻る。一方、ステップS22の判定において、ステップS21の動作により取得した他端末データの送信元たる他端末装置が自端末装置から見て近隣にある他端末装置である場合(ステップS22;YES)、制御部4は、当該他端末装置との関係において、自端末装置が上記代表として動作するか否かを判定する必要があるため、当該他端末データを受信した(ステップS20参照)間隔(換言すれば、当該他端末データが当該近隣にある他端末装置から送信された際の送信間隔)を示す受信間隔データを生成し、これを記録部3に一時的に記録する(ステップS23)。なお、当該ステップS23の動作により記録された受信間隔データは、後述するステップS5の判定及びステップS12の判定を制御部4が実行する場合に利用される。ステップS23の動作を終了した後、制御部4は上記ステップS1の判定に戻る。なお、上記ステップS23の動作により記録部3に記録された受信間隔データは、所定の削除条件が満たされた場合に、記録部3からその都度削除される。このとき当該削除条件とは、例えば、当該受信間隔データに係る他端末データの送信元たる他端末装置が上記近隣の範囲外に遠ざかった場合等が挙げられる。
一方、上記ステップS4の動作を終えた制御部4は次に、上記ステップS23の動作に対応して、いずれかの他端末装置についての新たな受信間隔データが記録部3に記録されているか否かを判定する(ステップS5)。なおこの時点において上記新たな受信間隔データがいずれの他端末装置から送信されたものであるかの識別は、必ずしも必要ではない。ステップS5の判定において新たな受信間隔データの記録がない場合(ステップS5;NO)、制御部4は上記ステップS1の判定に戻る。他方ステップS5の判定において、いずれかの他端末装置についての新たな受信間隔データが記録されている場合(ステップS5;YES)、制御部4は次に、上記新たな受信間隔データを含んで現在記録部3に記録されている一部又は全部の受信間隔データのそれぞれにより示される各他端末データについての受信間隔が、上記ステップS4の動作により記録した送信間隔データ(即ち、自端末データについての最新の送信間隔を示す送信間隔データ)により示される送信間隔以上であるか否かを判定する(ステップS6)。このステップS6の判定は即ち、自端末装置が、それ以降上記代表として動作すべきか否かの判定に相当する。ステップS6の判定において、現在記録部3に記録されているいずれかの受信間隔データにより示される受信間隔が最新の自端末データの送信間隔以上である場合(ステップS6;YES)、自端末装置は上記代表として動作すべきである。そこで制御部4は次に、記録部3に記録されている上記代表フラグがオンであることを確認し(ステップS13)、その後、センサ部13からの上記残電力量データに基づいて、その時点での電池15の残電力量を検出する(ステップS14)。そして制御部4は、記録部3に記録されている上記送信間隔−残電力量テーブルTを参照して、自端末データの送信間隔(自端末装置が上記代表として動作する場合の送信間隔)が、ステップS14の動作により検出された電池15の残電力量に対応した送信間隔となるように制御し(ステップS15)、その後上記ステップS1の判定に戻る。
一方、上記ステップS6の判定において、現在記録部3に記録されているいずれかの受信間隔データにより示される受信間隔の中に、最新の自端末データの送信間隔より短いものがある場合(ステップS6;NO)、他端末データを送信してきた近隣の他端末装置(上記ステップS22;YES及びステップS23参照)の中に、自端末装置に代わって上記代表として動作すべき他端末装置があることになる。そこで制御部4は、それ以降の自端末データの送信を停止する(ステップS7)。このステップS7の動作により、自端末装置に含まれるインターフェース部1や制御部4等における電力消費が減少し、よって自端末装置の電池15の残電力量の減少割合(減少速度)も低下することになる。なお、上記インターフェース部1における電力消費が減少しても、自端末装置自体の電源スイッチがオフとされない限り、自端末装置の他の部材による消費により、電池15の残電力量の減少は継続されることになる。
次に制御部4は、上記ステップS7の動作に関連して、記録部3に記録されている代表フラグをオフに設定する(ステップS8)。次に制御部4は、センサ部13からの上記残電力量データに基づいて、その時点での電池15の残電力量を検出する(ステップS9)。このとき、上記ステップS7の動作により自端末データの送信は停止されているが、自端末装置としての他の動作が継続されている場合、当該他の動作により電池15の残電力量は低下する。よって上記ステップS9の検出では、当該他の動作による低下分を含めて電池15の残電力量が検出されることになる。そして制御部4は、上記送信間隔−残電力量テーブルTを参照して、以降の自端末データの送信間隔がステップS9の動作により検出された電池15の残電力量に対応した送信間隔となるように制御する(ステップS10)。ここで、上記ステップS7の動作により自端末データの送信自体は停止されているが、後における当該送信の再開(自端末装置が上記代表として再度動作し始める場合を含む)に備えて制御部4は、当該再開時の自端末データの送信間隔を制御すべく、上記ステップS9の動作及びステップS10の動作を実行する。
次に制御部4は、上記ステップS10の動作により制御された、その時点での自端末データの送信間隔を示す送信間隔データを不揮発性に記録部3に記録する(ステップS11)。
その後制御部4は、上記ステップS23の動作に対応して、いずれかの他端末装置についての新たな受信間隔データが記録部3に記録されているか否かを判定する(ステップS12)。なおこの時点においても、上記新たな受信間隔データがいずれの他端末装置から送信されたものであるかの識別は、必ずしも必要ではない。ステップS12の判定において新たな受信間隔データの記録がない場合、即ち、自端末装置の近隣の範囲内に他端末装置がない場合(ステップS12;NO)、制御部4は、自端末装置は引き続き上記代表としては動作する必要がないが、以降に自端末データの送信を再開する必要性を確認すべく、上記ステップS1の動作に移行する。
なおこの動作の流れからも明らかな通り、実施例に係る自端末装置において自端末データの送信が停止されるのは、自端末装置以外に代表として動作すべき他端末装置が上記近隣の範囲内にある場合のみとなる。換言すれば、これ以外の場合、即ち、自端末装置が上記代表として動作すべき場合(上記ステップS6;YES参照)、又は上記近隣の範囲内には他端末装置が存在しないが、実施例に係る端末装置システムCSの端末装置SSとして自端末データの送信を行うべき場合に、自端末装置からの自端末データの送信が行われる(上記ステップS3参照)。
一方ステップS12の判定において、いずれかの他端末装置についての新たな受信間隔データが記録されている場合(ステップS12;YES)、制御部4は、上記代表としての動作を自端末装置が再開すべき可能性があると判定し、ステップS12の判定の対象となった新たな受信間隔データを含んで現在記録部3に記録されている受信間隔データのそれぞれにより示される各他端末データについての受信間隔が、上記ステップS11の動作により記録した送信間隔データ(自端末データについての最新の送信間隔を示す送信間隔データ)により示される送信間隔以上であるか否かを判定すべく、上記ステップS6の判定に移行する。これ以降制御部4は、上述したステップS6の判定以降の処理を実行する。
ここで、上記ステップS12の判定において「NO」と判定された以降の一連の動作について、主として自端末装置が上記代表として動作するか否かの観点から、より具体的に説明する。
上述したように、自端末データの送信が一時的に停止され(上記ステップS7参照)、更に記録部3に記録されている代表フラグがオフと設定された場合(上記ステップS8参照)、自端末装置はもはや上記代表としては動作しないが、上述した自端末装置としての他の動作により低下していく電池15の残電力量に合わせて、その後の送信間隔を制御する(上記ステップS10参照)。
そして、自端末装置が代表として動作しない状態でステップS12の判定にまで移行したとき、当該ステップS12の判定において「NO」と判定された(即ち、受信間隔データがないと判定された)ということは、上記ステップS20の動作乃至ステップS23の動作により判定される他端末装置(近隣の範囲内の他端末装置)がないことになる。よってこの場合自端末装置は、引き続き上記代表として動作する必要がない。一方この場合でも、自端末データの送信を行うべき場合があるため、更に上記ステップS1の判定に移行する。つまり、上記近隣の範囲内に他端末装置が検出されない場合に自端末装置は、上記代表としての動作は行わないが、上記端末装置SSとして自端末データの送信を行うべき場合について確認すべく、上記ステップS1の判定に移行する。
これに対し、上記ステップS12の判定において「YES」と判定された(即ち、近隣の範囲内の他端末装置に対応する受信間隔データが記録部3に記録されていると判定された)ということは、上記ステップS20の動作乃至ステップS23の動作により、自端末装置の近隣の範囲内に他端末装置が新たにあり、それに対応した受信間隔データが記録部3に記録されていることになる。そこで自端末装置の制御部4は、改めて上記ステップS6の判定を行い、その判定結果に応じて、自端末装置が改めて「代表」として動作し始めるか(ステップS6;YES及びステップS11等参照)、或いは、当該他端末装置に代表としての動作を任せて自端末装置は依然として「代表」としての動作は行わないか(ステップS6;NO、ステップS7乃至ステップS12参照)を判定する。なお、自端末装置が依然として「代表」としての動作を行わない場合、上記ステップS7の動作及びステップS8の動作は、それぞれ現状確認としての意味を有することになる。
以上それぞれ説明したように、実施例に係る自端末装置としての動作によれば、自端末データを一又は複数の他端末装置に送信すると共に、他端末装置から送信されてくる他端末データを受信し、当該自端末データ及び送信間隔データ並びに当該他端末データ及び受信間隔データを記録部3に記録する。そして、記録されている送信間隔データ等に基づいて自端末データの送信頻度を制御する(図4ステップS10又はステップS15参照)。よって、送信間隔データ等に基づいて自端末データの送信頻度が制御されるので、移動する端末装置SSを駆動する電池15の残電力量の低下を抑制し、当該電池15を用いた端末装置SSの動作時間を延伸することができる。
また、送信間隔データ等に基づいて自端末データの送信頻度を制御する場合に、電池15の残電力量が減少するとき送信頻度を下げるように制御するので(図3(b)参照)、自端末装置の電池15の残電力量の低下を抑制し、当該電池を用いた端末装置の動作時間を延伸することができる。
更に、自端末データの送信間隔がいずれの他端末データの受信間隔以下のとき送信頻度が制御される(図4ステップS15参照)。よって、自端末データの送信間隔が他端末データの受信間隔以下である状態(即ち自端末装置が代表である状態)を維持しつつ、自端末装置の電池15の残電力量の低下を抑制し、当該電池15を用いた自端末装置の動作時間を延伸することができる。
更にまた、いずれかの他端末データの受信間隔が自端末データの送信間隔よりも短いとき、それまでの代表としての動作を停止すべく自端末データの送信を停止する(図4ステップS7参照)。よって、他端末データの受信間隔が自端末データの送信間隔よりも短いときに自端末データの送信を停止することにより、自端末装置の電池15の残電力量の低下をより抑制し、当該電池15を用いた自端末装置の動作時間をより延伸することができる。
また、自端末データに自端末装置の位置データが含まれ、他端末データに他端末装置の位置データが含まれており、自端末装置の位置と他端末装置の位置との関係に基づいて自端末装置の送信頻度が制御される(図4ステップS23、ステップS10及びステップS15参照)。よって、他端末装置との位置関係に基づいて自端末データの送信を維持しつつ、自端末装置の電池15の残電力量の低下をより抑制して自端末装置の動作時間を延伸することができる。
更に、自端末データの送信停止後において検出された電池15の残電力量に対応した自端末データの送信間隔よりも他端末データの受信間隔が長くなったとき、代表としての自端末データの送信を再開する(図4ステップS13乃至ステップS15及びステップS3参照)。よって、他端末装置における他端末データの送信間隔が長くなったとき、当該他端末装置に代わる代表として自端末データの送信を再開させることができる。
[変形例]
次に、上述した実施形態に対応する変形例について説明する。
(I)第1変形例
先ず第1変形例として、連続した上記自端末データに含まれている位置データにより示される自端末装置の位置と、連続した上記他端末データに含まれている位置データにより示される他端末装置の位置と、の関係を自端末装置の制御部4において時系列的に判定し、自端末装置の進行方向の前方を、他端末装置が同じ方向に移動している場合に、自端末装置からの自端末データの送信を停止させるように構成してもよい。この場合、当該他端末装置が自端末装置を含めた端末装置SSの代表として動作することになる。この第1変形例は例えば、自端末装置及び他端末装置が移動体Mとしての複数の車両にそれぞれ搭載されており、それらの車両が一つの渋滞内に位置している場合であって、当該他端末装置が自端末装置よりも前に位置している場合等に用いられる。そして第1変形例に係る図4に示すフローチャートでは、上記ステップS6の判定に代えて、自端末装置の進行方向の前方を、その進行方向に対応した方向に移動する他端末装置があるか否かを判定することになる。そして、このような他端末装置がある場合、図4に示すステップS7の動作に移行すると共に、このような他端末装置がない場合、図4に示すステップS13の動作に移行する。
以上説明した第1変形例によれば、同じ進行方向の前方に他端末装置があるときに自端末データの送信を停止することで、自端末装置の進行方向に対応した位置にある他端末装置に他端末データの送信を任せつつ(即ち、代表としての動作を任せつつ)、自端末装置における電池15の残電力量の低下をより抑制して自端末装置の動作時間をより延伸することができる。
(II)第2変形例
次に第2変形例として、自端末装置の位置データの精度を示す自端末位置精度データが自端末データに含まれており、また、他端末装置の位置データの精度を示す他端末位置精度データが他端末データに含まれているとする。この場合に第2変形例として、自端末装置の位置と他端末装置の位置との関係と、自端末位置精度データ及び他端末位置精度データと、に基づき、自端末データに含まれる位置データの精度より高い精度の位置データが他端末データに含まれているか否かを自端末装置の制御部4において判定する。そして、自端末データに含まれる位置データの精度より高い精度の位置データが他端末データに含まれている場合に、自端末装置からの自端末データの送信を停止させるように構成してもよい。この場合、当該他端末装置が自端末装置を含めた端末装置SSの代表として動作することになる。この第2変形例では、位置データの精度が悪い端末装置SSは上記代表として選ばれ難くなる。そして第2変形例に係る図4に示すフローチャートでは、上記ステップS6の判定に代えて、自端末データに含まれる位置データの精度より高い精度の位置データが他端末データに含まれているか否かを自端末装置の制御部4において判定することになる。そして、自端末データに含まれる位置データの精度より高い精度の位置データが他端末データに含まれている場合にステップS7の動作に移行すると共に、自端末データに含まれる位置データの精度より高い精度の位置データが他端末データに含まれていない場合にステップS13の動作に移行する。
以上説明した第2変形例によれば、自端末装置よりも位置検出の精度の高い他端末装置に他端末データの送信を任せつつ(即ち、代表としての動作を任せつつ)、自端末装置における電池15の残電力量の低下をより抑制して自端末装置の動作時間をより延伸することができる。
(III)第3変形例
最後に第3変形例として、自端末装置の移動予定(例えばバスの降車停留所等。以下、同様。)を示す自端末移動予定データが自端末データに含まれており、更に、他端末装置の移動予定を示す他端末移動予定データが他端末データに含まれているとする。この場合の第3変形例として、自端末装置の位置と他端末装置の位置との関係と、自端末移動予定データ及び他端末移動予定データと、に基づき、自端末装置の移動予定に対応した移動予定を有する他端末装置であって自端末装置よりも遠方まで移動する予定の他端末装置があるか否かを自端末装置の制御部4において判定し、自端末装置よりも遠方まで移動する予定の当該他端末装置がある場合に、自端末装置からの自端末データの送信を停止させるように構成してもよい。この場合、当該他端末装置が自端末装置を含めた端末装置SSの代表として動作することになる。この第3変形例では、より遠方まで移動する端末装置SSが上記代表として選ばれ易くなる。そして第3変形例に係る図4に示すフローチャートでは、上記ステップS6の判定に代えて、自端末装置よりも遠方まで移動する予定の他端末装置があるか否かを自端末装置の制御部4において判定することになる。そして、自端末装置よりも遠方まで移動する予定の他端末装置がある場合にステップS7の動作に移行すると共に、自端末装置よりも遠方まで移動する予定の他端末装置がない場合にステップS13の動作に移行する。
以上説明した第3変形例によれば、より遠方まで移動する予定の他端末装置に他端末データの送信を任せつつ(即ち、代表としての動作を任せつつ)、自端末装置における電池15の残電力量の低下をより抑制して自端末装置の動作時間をより延伸することができる。
(IV)その他の変形例
その他の変形例として、上述した自端末データ及び他端末データではなく、端末装置システムCSを構成しつつ近隣にある複数の端末装置SS相互間において、それぞれのセンサ部13により検出された残電力量データ自体を直接授受するように構成してもよい。そして、当該残電力量データにより示される電池15の残電力量が最も多い端末装置SSが、当該近隣にある端末装置SSを代表する端末装置SSとして動作する(換言すれば、当該代表として動作する端末装置SS以外の他の端末装置SSでは、上記残電力量データの送信を停止する)ように構成する。
また、上記自端末データに含まれる位置データと、及び上記他端末データに含まれる位置データと、に基づいて、予め設定された自端末装置からの距離より遠方にまで他端末装置が離れた場合に、自端末装置において、当該他端末装置を含む他の端末装置SSからの他端末データの受信自体を停止するように構成してもよい。
上述したその他の変形例のいずれの場合も、自端末装置における電池15の残電力量の低下をより抑制して自端末装置の動作時間をより延伸することができる。
更に、図4に示したフローチャートに相当するプログラムを、光ディスク又はハードディスク等の記録媒体に記録しておき、或いはインターネット等のネットワークを介して取得しておき、これを汎用のマイクロコンピュータ等に読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータ等を実施例に係る制御部4として機能させることも可能である。
1 送信手段(インターフェース)
2 受信手段
3 記録手段(記録部)
4 制御手段(制御部)
15 電池
T 送信間隔−残電力量テーブル
S、SS 端末装置
CS 端末装置システム
M0、M1、M2 移動体

Claims (11)

  1. 移動体と共に移動する端末装置に関連する端末関連情報を自端末関連情報として一又は複数の他の端末装置に送信する送信手段と、
    前記他の端末装置に関連する端末関連情報であって当該他の端末装置から送信されてくる端末関連情報を他端末関連情報として受信する受信手段と、
    前記自端末関連情報の送信時刻に関連する送信時刻関連情報と、前記他端末関連情報と、を記録する記録手段と、
    前記記録されている送信時刻関連情報及び他端末関連情報に基づいて、前記自端末関連情報の送信頻度を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 請求項1に記載の端末装置において、
    当該端末装置を動作させる電池の残電力量を検出する残電力量検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記記録されている送信時刻関連情報及び他端末関連情報に基づいて前記送信頻度を制御する場合に、前記検出された残電力量が減少するとき前記送信頻度を下げるように当該送信頻度を制御することを特徴とする端末装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の端末装置において、
    前記送信時刻関連情報には、前記自端末関連情報の送信間隔を示す送信間隔情報が含まれており、
    前記他端末関連情報には、当該他端末関連情報の受信間隔を示す受信間隔情報が含まれており、
    前記制御手段は、前記送信間隔がいずれの前記受信間隔以下であるとき前記送信頻度を制御することを特徴とする端末装置。
  4. 請求項3に記載の端末装置において、
    前記制御手段は、いずれかの前記受信間隔が前記送信間隔よりも短いとき、前記自端末関連情報の送信を停止することを特徴とする端末装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の端末装置において、
    当該端末装置の位置を示す自端末位置情報を取得する位置情報取得手段を更に備え、
    前記自端末関連情報には前記取得された自端末位置情報が含まれ、
    前記他端末関連情報には当該他端末関連情報を送信した前記他の端末装置の位置を示す他端末位置情報が含まれており、
    前記制御手段は、前記自端末位置情報により示される前記位置である自端末位置と、前記他端末位置情報により示される前記位置である他端末位置と、の関係に基づいて前記送信頻度を制御することを特徴とする端末装置。
  6. 請求項5に記載の端末装置において、
    前記自端末位置と前記他端末位置との関係に基づき、前記制御手段を備える前記端末装置の進行方向の前方を、当該進行方向に対応した方向に移動する前記他の端末装置があるとき、前記制御手段は前記自端末関連情報の送信を停止することを特徴とする端末装置。
  7. 請求項5に記載の端末装置において、
    前記自端末関連情報には、前記自端末位置情報の精度を示す自端末位置精度情報が更に含まれており、
    前記他端末関連情報には、前記他端末位置情報の精度を示す他端末位置精度情報が更に含まれており、
    前記自端末位置と前記他端末位置との関係と、前記自端末位置精度情報及び前記他端末位置精度情報と、に基づいて、前記自端末位置情報の精度より高い精度の前記他端末位置情報があるとき、前記制御手段は前記自端末関連情報の送信を停止することを特徴とする端末装置。
  8. 請求項5に記載の端末装置において、
    前記自端末関連情報には、前記制御手段を備える前記端末装置の移動予定を示す自端末移動予定情報が更に含まれており、
    前記他端末関連情報には、前記他の端末装置の移動予定を示す他端末移動予定情報が更に含まれており、
    前記自端末位置と前記他端末位置との関係と、前記自端末移動予定情報及び前記他端末移動予定情報と、に基づき、前記制御手段を備える前記端末装置の移動予定に対応した移動予定を有する他の前記端末装置であって当該制御手段を備える前記端末装置よりも遠方まで移動する予定の前記他の端末装置があるとき、前記制御手段は前記自端末関連情報の送信を停止することを特徴とする端末装置。
  9. 請求項4又は請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の端末装置において、
    当該端末装置を動作させる電池の残電力量を検出する残電力量検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記自端末関連情報の送信停止後において検出された前記残電力量に対応した当該自端末関連情報の送信間隔よりも前記他端末関連情報の受信間隔が長くなったとき、前記自端末関連情報の送信を再開するように前記送信手段を制御することを特徴とする端末装置。
  10. 移動体と共に移動する端末装置に含まれ、且つ記録手段を備えるコンピュータを、
    当該端末装置に関連する端末関連情報を自端末関連情報として一又は複数の他の端末装置に送信する送信手段、
    前記他の端末装置に関連する端末関連情報であって当該他の端末装置から送信されてくる端末関連情報を他端末関連情報として受信する受信手段、
    前記自端末関連情報の送信時刻に関連する送信時刻関連情報と、前記他端末関連情報と、を前記記録手段に記録する記録制御手段、及び、
    前記記録されている送信時刻関連情報及び他端末関連情報に基づいて、前記自端末関連情報の送信頻度を制御する制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムが前記コンピュータにより読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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