JP2016068225A - 開閉作業工具 - Google Patents

開閉作業工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2016068225A
JP2016068225A JP2014202000A JP2014202000A JP2016068225A JP 2016068225 A JP2016068225 A JP 2016068225A JP 2014202000 A JP2014202000 A JP 2014202000A JP 2014202000 A JP2014202000 A JP 2014202000A JP 2016068225 A JP2016068225 A JP 2016068225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing
work tool
closing work
closing operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014202000A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6210961B2 (ja
Inventor
角田 稔
Minoru Tsunoda
稔 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUNODA KK
Original Assignee
TSUNODA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TSUNODA KK filed Critical TSUNODA KK
Priority to JP2014202000A priority Critical patent/JP6210961B2/ja
Publication of JP2016068225A publication Critical patent/JP2016068225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6210961B2 publication Critical patent/JP6210961B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Scissors And Nippers (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、従来にない作用効果を発揮する画期的な開閉作業工具を提供することを目的とする。
【解決手段】一対の半体1,2同士を交叉重合枢着し、この半体1,2同士の枢着部3の基端側に設けられる開閉操作部4の操作により先端側に設けられる開閉作業部5を開閉動させる開閉作業工具であって、前記枢着部3は、一の半体1に回動不能状態となる軸6を他の半体2に設けられる孔7に挿入した構成であり、前記一の半体1上に重合部材8を重合し、この重合部材8を前記他の半体2に止着したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばペンチやニッパーなどの開閉作業工具に関するものである。
従来から、図7に図示したように一対の半体51,52同士を交叉重合枢着し、この半体51,52同士の枢着部53の基端側に設けられる開閉操作部の操作により先端側に設けられる開閉作業部を開閉動させるペンチやニッパーなどの開閉作業工具が提案されている。
この従来例の枢着部53は、一の半体51に回動不能状態となる軸56を他の半体52に設けられる孔57に挿入した構成であり、具体的には、一の半体51と他の半体52とを交叉重合状態とし、この状態で他の半体52の外側から棒材を孔57に挿入係止し、この棒材の先端部をカシメて一の半体51に抜け止め状態となる軸56を形成したものである。
しかしながら、従来例は、図7に図示したように使用を重ねる(開閉作業を繰り返し行う)うちに、軸56と擦れる他の半体52における孔57(特に開閉作業時に力のかかる抜け止め係止する部位)が摩耗により減り隙間Sが生じ、この隙間Sが開閉操作時におけるガタツキの原因となっている。
本発明は、前述した問題点を解消するもので、従来にない作用効果を発揮する画期的な開閉作業工具を提供する。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
一対の半体1,2同士を交叉重合枢着し、この半体1,2同士の枢着部3の基端側に設けられる開閉操作部4の操作により先端側に設けられる開閉作業部5を開閉動させる開閉作業工具であって、前記枢着部3は、一の半体1に回動不能状態となる軸6を他の半体2に設けられる孔7に挿入した構成であり、前記一の半体1上に重合部材8を重合し、この重合部材8を前記他の半体2に止着したことを特徴とする開閉作業工具に係るものである。
また、請求項1記載の開閉作業工具において、前記重合部材8は、前記一の半体1の外面を押圧重合するように構成されていることを特徴とする開閉作業工具に係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載の開閉作業工具において、前記重合部材8は板状体であることを特徴とする開閉作業工具に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の開閉作業工具において、前記重合部材8は、前記他の半体2に着脱自在に止着されていることを特徴とする開閉作業工具に係るものである。
また、請求項1〜4いずれか1項に記載の開閉作業工具において、前記他の半体2に設けた凹部9に前記一の半体1を嵌合させて前記半体1,2同士を交叉重合枢着する構成であり、前記重合部材8は前記凹部9の開口部9aに架設状態に設けられることを特徴とする開閉作業工具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、使用を重ねることで生じる開閉操作時におけるガタツキを可及的に防止することができるなど、従来にない作用効果を発揮する画期的な開閉作業工具となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例の要部を示す断面図である。 本実施例の要部の説明断面図である。 本実施例の製造工程説明図である。 本実施例の製造工程説明図である。 本実施例の製造工程説明図である。 従来例の要部の説明断面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、開閉操作部4を操作すると、他の半体2に設けられる孔7に対して一の半体1に設けられる軸6が回動して開閉作業部5は開閉動する。
ところで、本発明は、従来のように使用を重ねることで生じる開閉操作時におけるガタツキを可及的に防止する。
即ち、前述したように使用を重ねる(開閉作業を繰り返し行う)うちに、一の半体1における軸6と擦れる他の半体2における孔7(特に開閉作業時に力のかかる抜け止め係止する部位)が摩耗により減り隙間が生じてしまい、この隙間が開閉操作時におけるガタツキの原因となるが、本発明は、隙間が生じても重合部材8が一の半体1に重合しているから、一の半体1が他の半体2に対し離反せず、よって、使用を重ねても開閉操作時におけるガタツキが可及的に防止される。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、一対の半体1,2同士を交叉重合枢着し、この半体1,2同士の枢着部3の基端側に設けられる開閉操作部4の操作により先端側に設けられる開閉作業部5を開閉動させる開閉作業工具である。
具体的には、図1に図示したように適宜な金属製の一対の半体1,2(一の半体1,他の半体2)を設け、この他の半体2の先端寄りの部位に設けた凹部9に一の半体1の先端寄りの部位に設けた凹部13を嵌合させて半体1,2同士を交叉重合枢着し、この枢着部3よりも基端側の部位にグリップを被覆して成る握持操作部4を設け、一方、枢着部3よりも先端側の部位に切断刃を形成して成る開閉作業部5を設けている。尚、本実施例では、開閉作業部5として半体1,2夫々の先端部に被挟持物を切断する切断刃を設けた切断作業部を採用したが、平坦状の挟持面を設けた挟持作業部を採用しても良いなど、本実施例の特性を発揮する構成であれば適宜採用するものである(本明細書で言う開閉作業とは、切断作業や挟持作業など種々の開閉して行なう作業の意である。)。
枢着部3は、図2に図示したように一の半体1に回動不能状態となる軸6を他の半体2に設けられる孔7に挿入した構成である。
具体的には、一の半体1における枢着部3を形成する部位(凹部13)には軸6を挿入する孔10が貫通状態に設けられ、この孔10の外側開口部にはテーパー部10aが設けられている。
このテーパー部10aの内面所定位置には凹部10a'が設けられ、軸6の挿入先端部6aをカシメた際、この挿入先端部6aは、テーパー部10aに嵌合するとともに凹部10a'内に嵌合して回動不能状態に抜け止め係止する。
一方、他の半体2における枢着部3を形成する部位(凹部9)には軸6を挿入する孔7が貫通状態に設けられ、この孔7の外側開口部にはテーパー部7aが設けられている。
このテーパー部7aには、孔7に挿入される軸6の基端部に設けられテーパー部7aと合致する形状の径大部6bが嵌合するように構成されている。
従って、一の半体1と他の半体2とを交叉重合状態とし、この状態で他の半体2の外側から軸6を孔7へ挿入して径大部6bをテーパー部7aに係止し、この軸6の挿入先端部6aをカシメることで一の半体1のテーパー部10aに回り止め状態に抜け止め係止して枢着する。
また、本実施例は、一の半体1上に重合部材8を重合し、この重合部材8を他の半体2に止着している。
具体的には、重合部材8は、図1,2に図示したように適宜な金属製の部材で形成した平面視方形状の板状体であり、一の半体1の外面を押圧重合するように構成されている。
また、重合部材8は、螺子部材11を介して他の半体1に着脱自在に設けられており、他の半体2に設けた凹部9に開口部9aに架設状態に設けられ、他の半体2とともに一の半体1を挟持した状態となる。
従って、重合部材8は、一の半体1を押圧重合して該一の半体1における他の半体2に対する離反方向への移動を阻止することになる。
この重合部材8における他の半体2への付設方法について具体的に説明する。
先ず、図4に図示したように他の半体2の先端寄りの部位にして凹部9を間に配した対向位置に螺子孔形成装置21で螺子孔12を穿孔する。
続いて、図5に図示したように一の半体1におけるテーパー部10aが設けられる面及び他の半体2における螺子孔12が設けられる面を研磨装置20で研磨して平坦処理を行う。
続いて、図6に図示したように螺子部材11を介して重合部材8を他の半体2に止着する。
本実施例は上述のように構成したから、開閉操作部4を操作すると、他の半体2に設けられる孔7に対して一の半体1に設けられる軸6が回動して開閉作業部5は開閉動する。
本実施例は、使用を重ねることで生じる開閉操作時におけるガタツキを可及的に防止する。
即ち、前述したように使用を重ねる(開閉作業を繰り返し行う)うちに、一の半体1における軸6と擦れる他の半体2における孔7(特に開閉作業時に力のかかる抜け止め係止する部位)が摩耗により減り隙間が生じてしまい、この隙間が開閉操作時におけるガタツキの原因となるが、本実施例は、図3に図示したように隙間Sが生じても重合部材8が一の半体1に重合しているから、一の半体1が他の半体2に対し離反せず、よって、使用を重ねても開閉操作時におけるガタツキが可及的に防止される。
よって、本実施例によれば、使用を重ねることで生じる開閉操作時におけるガタツキが可及的に防止される。
また、本実施例は、重合部材8は、一の半体1の外面を押圧重合するように構成されているから、確実に他の半体2とともに一の半体1を挟持して該一の半体1における他の半体2に対する離反方向への移動を阻止することができる。
また、本実施例は、重合部材8は、他の半体1に着脱自在に設けられているから、仮に重合部材8が摩耗したり破損したりした場合など取り換えることができ、しかも、重合部材8を取り外して工具自体をメンテナンスすることができる。
また、本実施例は、他の半体2に設けた凹部9に一の半体1を嵌合させて半体1,2同士を交叉重合枢着する構成であり、重合部材8は凹部9の開口部9aに架設状態に設けられるから、簡易構造にて所期の作用効果を発揮することができる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 一の半体
2 他の半体
3 枢着部
4 開閉操作部
5 開閉作業部
6 軸
7 孔
8 重合部材
9 凹部
9a 開口部

Claims (5)

  1. 一対の半体同士を交叉重合枢着し、この半体同士の枢着部の基端側に設けられる開閉操作部の操作により先端側に設けられる開閉作業部を開閉動させる開閉作業工具であって、前記枢着部は、一の半体に回動不能状態となる軸を他の半体に設けられる孔に挿入した構成であり、前記一の半体上に重合部材を重合し、この重合部材を前記他の半体に止着したことを特徴とする開閉作業工具。
  2. 請求項1記載の開閉作業工具において、前記重合部材は、前記一の半体の外面を押圧重合するように構成されていることを特徴とする開閉作業工具。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載の開閉作業工具において、前記重合部材は板状体であることを特徴とする開閉作業工具。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の開閉作業工具において、前記重合部材は、前記他の半体に着脱自在に止着されていることを特徴とする開閉作業工具。
  5. 請求項1〜4いずれか1項に記載の開閉作業工具において、前記他の半体に設けた凹部に前記一の半体を嵌合させて前記半体同士を交叉重合枢着する構成であり、前記重合部材は前記凹部の開口部に架設状態に設けられることを特徴とする開閉作業工具。
JP2014202000A 2014-09-30 2014-09-30 開閉作業工具 Active JP6210961B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202000A JP6210961B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 開閉作業工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202000A JP6210961B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 開閉作業工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016068225A true JP2016068225A (ja) 2016-05-09
JP6210961B2 JP6210961B2 (ja) 2017-10-11

Family

ID=55863664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014202000A Active JP6210961B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 開閉作業工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6210961B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720256U (ja) * 1993-09-27 1995-04-11 室本鉄工株式会社 挟持工具
US6176158B1 (en) * 1999-07-15 2001-01-23 Jin-Fu Chen Pincers
JP2005177069A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Fujiya Kk 手動工具
US20060277765A1 (en) * 2005-06-10 2006-12-14 Roger Kaye Tool with modified box joint and mehod of making thereof
US20090049960A1 (en) * 2005-04-09 2009-02-26 Andreas Heinsohn Pliers
DE202009002367U1 (de) * 2009-02-19 2009-07-16 Kohdent Roland Kohler Medizintechnik Gmbh & Co. Kg Medizinisches Instrument, insbesondere Zange aus zwei Hälften

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720256U (ja) * 1993-09-27 1995-04-11 室本鉄工株式会社 挟持工具
US6176158B1 (en) * 1999-07-15 2001-01-23 Jin-Fu Chen Pincers
JP2005177069A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Fujiya Kk 手動工具
US20090049960A1 (en) * 2005-04-09 2009-02-26 Andreas Heinsohn Pliers
US20060277765A1 (en) * 2005-06-10 2006-12-14 Roger Kaye Tool with modified box joint and mehod of making thereof
DE202009002367U1 (de) * 2009-02-19 2009-07-16 Kohdent Roland Kohler Medizintechnik Gmbh & Co. Kg Medizinisches Instrument, insbesondere Zange aus zwei Hälften

Also Published As

Publication number Publication date
JP6210961B2 (ja) 2017-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US1279022A (en) Combination vise and cutter.
US20230364745A1 (en) Locking Pliers with Improved Adjustment Member
CN104275655A (zh) 钳子装置
JP4851165B2 (ja) 足場支持具
WO2016173561A1 (zh) 一种克氏针折弯装置
JP6210961B2 (ja) 開閉作業工具
JP2016540647A5 (ja)
KR102150889B1 (ko) 이형철근 표면 연마장치 및 표면 연마방법
DK2596912T3 (en) Lever mechanism for adjustable rod
JP6714296B2 (ja) 開閉作業工具
CN106137370A (zh) 一种克氏针折弯装置
US1005268A (en) Pliers.
US1283192A (en) Vise.
US327969A (en) Tool-handle
US198709A (en) Improvement in pipe-wrengh with cutter
JP3212844U (ja) 折り畳み鎌
JP2015134029A5 (ja)
US1090506A (en) Adjustable jointed-handle wrench.
CN108143478B (zh) 一种钢针折弯刮断装置
US1877376A (en) Cord severing implement
JP3186586U (ja) 切断力に優れたペンチ
JP3150528U (ja) プライヤー
US1261357A (en) Surgical instrument.
JP7113638B2 (ja) 異物除去工具
WO2021039049A1 (ja) ピン切断用工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6210961

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250