JP2016068183A - 工作機械用遮蔽装置 - Google Patents

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規夫 永井
晃司 塚本
Koji Tsukamoto
晃司 塚本
純大 西田
Sumihiro Nishida
純大 西田
渉 由本
Wataru Yumoto
渉 由本
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Hirotoshi Miyake
弘敏 三宅
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Rihito Momonaka
理人 百中
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Abstract

【課題】工作機械の可動中に研削屑やクーラント液が飛散する場合であっても、遮蔽装置本体の伸縮動作に異常が生じた場合には早急にその状態を検知することができる。【解決手段】駆動系を覆うとともに伸縮自在となされた遮蔽装置本体と、遮蔽装置本体の内部の一端に配置されてなるとともにセンサ光を発光する発光部と、遮蔽装置本体の内部の他端に配置され上記発光部からのセンサ光を受光する受光部と、上記遮蔽装置本体に形成され又は該遮蔽装置本体に固定された板体に形成され、上記センサ光を通過させる透孔又は切欠きと、を備えてなる。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、マシニングセンタやダイシングマシン、或いは研削機等、更にはレーザ加工機や溶接機等の工作機械に取り付けられる蛇腹やテレスコピック等の工作機械用遮蔽装置に関するものである。
上記各種の工作機械の中でも、例えば研削機により金属を研削する場合、研削屑やクーラント液が飛散する場合が多く、また、ダイシングマシンでは、半導体ウェハの破片が飛散し、それらの機械や装置に装着された蛇腹にそれらが付着した場合には、該蛇腹に穴が開いてしまったり溶融してしまったりする場合があり、こうした穴から蛇腹内部に異物が侵入し、駆動系に支障を来たす場合が多い。また、上記蛇腹では、正確に伸縮動作が繰り返されるように、工作機械に直線状に固定されたガイド部に対して摺接するガイド部材等が該蛇腹に配置されているものがあるが、上記ガイド部とガイド部材との摺接個所に抵抗が生じた場合には、蛇腹が変形させられてしまい、正確な伸縮動作が保障されない事態が発生する場合がある。一方、上記各種の工作機械に装着されたテレスコピックでは、上記研削屑等により穴が開くことはないものの、クーラント液が研削屑と共に該テレスコピックの内部に侵入することにより、やはり駆動系に支障を来たし正確な位置決めが不能となる場合が多い。そして、こうした蛇腹やテレスコピックにより遮蔽された内部の駆動系に支障を来たした場合には、該テレスコピックを構成する個々の保護部材同士の伸縮動作にも支障を来たすこととなり、一部の保護部材が変形したり、内部にリンク機構が配置されたタイプのテレスコピックでは該リンク機構が破壊されてしまったりする場合も少なくない。
そして、従来では、上述した上記蛇腹に変形が生じた場合、該変形を検出する構造が提案されている(特許文献1,2参照)。これらの特許文献1,2にそれぞれ開示された構造は、レーザ加工機に設けられた構造であり、上記特許文献1に開示された構造は、伸縮動作を繰り返す蛇腹の外側であって、該蛇腹の一端側にセンサ光を発光する発光部を設ける一方、該蛇腹の他端側には、上記センサ光を受光する受光部を設け、上記発光部から発光されたセンサ光が蛇腹の変形により遮られて上記受光部で受光されない場合には、レーザビームの伝送を停止させる構造である。また、上記特許文献2に開示された構造は、上記受光部において、センサ光の受光量が所定の閾値に満たない受光量であるか否かを制御装置が検出し、該制御装置が上記閾値に満たない受光量であると判別した場合には、レーザ発振器を停止させるものである。
特開2010−274302号公報 特許第510094号公報
しかしながら、上記特許文献1,2にそれぞれ開示された構造では、上記発光部及び受光部は何れも遮蔽装置である蛇腹の外側に配置され、センサ光は蛇腹の外側において該蛇腹の伸縮方向に発光されるところ、工作機械の稼働中においては、研削屑やクーラント液等が大量に発生し又は恒常的に使用されることから、工作機械の部品としての蛇腹やテレスコピックの伸縮動作に全く問題が無い場合であっても上記研削屑等によりセンサ光を遮ることとなってしまう。したがって、工作機械用の蛇腹やテレスコピック等の遮蔽装置に対しては、上記特許文献1,2の構造を適用することはできない。
そこで、本発明は、上述した従来の蛇腹やテレスコピック等の工作機械用遮蔽装置が有する課題を解決するために提案されたものであって、工作機械の可動中に研削屑やクーラント液が飛散する場合であっても、遮蔽装置本体の伸縮動作に異常が生じた場合には早急にその状態を検知し、又はそうした事態から更に遮蔽装置や工作機械に致命的な破損を生ずる事態を回避することができる新規な工作機械用遮蔽装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、第1の発明(請求項1記載の発明)は、ワークを加工する加工ヘッドや加工テーブル等の移動体を駆動する駆動系と、この駆動系を制御する制御装置と、この制御装置に接続された報知装置又は電源装置と、を備えた工作機械の上記駆動系を外部から覆う工作機械用遮蔽装置であって、上記駆動系を覆うとともに伸縮自在となされた遮蔽装置本体と、上記制御装置に接続され該遮蔽装置本体の内部の一端に配置されてなるとともにセンサ光を発光する発光部と、上記制御装置に接続されてなるとともに上記遮蔽装置本体の内部の他端に配置され、上記発光部からのセンサ光を受光する受光部と、上記遮蔽装置本体に形成され又は該遮蔽装置本体に固定された板体に形成され、上記センサ光を通過させる透孔又は切欠きと、を備えてなることを特徴とするものである。
上記第1の発明に係る工作機械用遮蔽装置では、遮蔽装置本体の伸縮動作に異常が生じた場合(変形が生じた場合)、上記発光部から発光されたセンサ光は、上記透孔又は切欠きを通過することなく、上記板体により遮断され、上記受光部に受光されない。このようにセンサ光が受光部に受光されないと上記制御装置が検出・判別した場合には、該制御装置により上記テーブルを駆動させるモータ等の駆動系が停止され、又は上記報知装置が駆動し、或いは電源装置が駆動して工作機械が停止する。
したがって、この第1の発明に係る工作機械用遮蔽装置によれば、該工作機械用遮蔽装置本体の伸縮動作に異常が生じた場合(変形が生じた場合)には、上記駆動系の停止により、該遮蔽装置本体や工作機械に更に致命的な破損を生ずる事態を回避することができ、また、上記報知装置が駆動した場合には、こうした事態を、工作機械を使用する作業者は認知することができ、その不具合を早い段階で修理することが可能となる。特に、この工作機械用遮蔽装置では、上記発光部や受光部は、それぞれ遮蔽装置本体の内部に配置されてなるものであることから、工作機械の可動中に研削屑やクーラント液が飛散する場合であっても、それらによる悪影響を全く受けることがなく、長期間に亘って安定的に使用を継続することが可能となる。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、ワークを加工する加工ヘッドや加工テーブル等の移動体を駆動する駆動系と、この駆動系を制御する制御装置と、この制御装置に接続された報知装置又は電源装置と、を備えた工作機械の上記駆動系を外部から覆う工作機械用遮蔽装置であって、上記駆動系を覆うとともに伸縮自在となされた遮蔽装置本体と、上記制御装置に接続されてなり、該遮蔽装置本体の内部の一端に配置されてなるとともにセンサ光を発光する発光部と、上記制御装置に接続されてなるとともに、上記発光部に並んで配置され、上記発光部からのセンサ光を受光する受光部と、上記遮蔽装置本体の内部の他端に配置されてなるとともに、上記発光部からのセンサ光を上記受光部方向に反射させる反射材と、上記遮蔽装置本体に形成され又は該遮蔽装置本体に固定された板体に形成され、上記センサ光を通過させる透孔又は切欠きと、を備えてなることを特徴とするものである。
この第2の発明に係る工作機械用遮蔽装置は、上記第1の発明と同じように、遮蔽装置本体の伸縮動作に異常が生じた場合(変形が生じた場合)、上記発光部から発光されたセンサ光は、上記透孔又は切欠きを通過することなく、上記遮蔽装置本体又は板体により遮断され、上記受光部に受光されない。このようにセンサ光が受光部に受光されないと上記制御装置が検出・判別した場合には、該制御装置により上記テーブルを駆動させるモータ等の駆動系が停止され、又は上記報知装置が駆動し、或いは電源装置が駆動して工作機械が停止する。
但し、この第2の発明に係る工作機械用遮蔽装置では、上記発光部から発光されたセンサ光は、上記反射材により反射された後に、上記受光部により受光され、遮蔽装置本体内では、発光部から反射材までに至る光路と、この反射材から受光部までに至る光路との二つの光路によって、上記遮蔽装置本体の異常事態を検出することができる。また、上記発光部と受光部とは互いに並んで配置されてなるものであることから、該発光部及び受光部と制御装置等とを結線する配線経路を簡素化することが可能となるばかりではなく、配線された上記ケーブル等が工作機械の駆動により切断される危険性を有効に防止することができる。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)は、ワークを加工する加工ヘッドや加工テーブル等の移動体を駆動する駆動系と、この駆動系を制御する制御装置と、この制御装置に接続された報知装置又は電源装置と、を備えた工作機械の上記駆動系を外部から覆う工作機械用遮蔽装置であって、上記駆動系を覆うとともに伸縮自在となされた遮蔽装置本体と、上記遮蔽装置本体の内部であって上記移動体側に配置されてなるとともに電池によりセンサ光を発光する発光部と、上記制御装置に接続されてなるとともに上記遮蔽装置本体の内部であって上記テーブルから離間した位置に配置され、上記発光部からのセンサ光を受光する受光部と、上記遮蔽装置本体に形成され又は該遮蔽装置本体に固定された板体に形成され、上記センサ光を通過させる透孔又は切欠きと、を備えてなることを特徴とするものである。
この第3の発明に係る工作機械用遮蔽装置は、上記第1及び第2の各発明と同じように、遮蔽装置本体の伸縮動作に異常が生じた場合(変形が生じた場合)、上記発光部から発光されたセンサ光は、上記透孔又は切欠きを通過することはなく、上記遮蔽装置本体又は板体により遮断され、上記受光部に受光されない。このようにセンサ光が受光部に受光されないと上記制御装置が検出・判別した場合には、該制御装置により上記テーブルを駆動させるモータ等の駆動系が停止され、又は上記報知装置が駆動し、或いは電源装置が駆動して工作機械が停止する。
但し、上記センサ光を発光する発光部は、工作機械を構成する移動体側に配置され電池によりセンサ光を発光するものであることから、発光部と制御装置等とをケーブル等により結線する必要性は無く、配線されたケーブル等が工作機械の駆動により切断される危険性を有効に防止することができる。
また、第4の発明(請求項4記載の発明)は、上記第2の発明において、前記遮蔽装置本体の前記移動体側には、前記発光部から発光されたセンサ光を該遮蔽装置本体の伸縮方向と直交する方向に反射させる第1の反射材と、上記第1の反射材により反射されたセンサ光を前記受光部方向に反射させる第2の反射材と、を備え、上記第2の反射材により反射されたセンサ光は、上記発光部から第1の反射材に至る光路と平行な光路を経て前記受光部に受光されるように構成されてなることを特徴とするものである。
この第4の発明に係る工作機械用遮蔽装置では、発光部から発光されたセンサ光は、上記遮蔽装置本体の前記移動体側に配置された第1の反射材と第2の反射材とにより反射された後に上記受光部により受光される。したがって、この第4の発明に係る工作機械用遮蔽装置による場合であっても、上記第2の発明と同じように、二つの光路によって、上記遮蔽装置本体の異常事態を検出することができる。特に、この第4の発明では、上記第2の反射材により反射されたセンサ光は、上記発光部から第1の反射材に至る光路と平行な光路を経て前記受光部に受光されるように構成されてなる(上記発光部から第1の反射材に至るセンサ光の光路と、第2の反射材から受光部までに至る光路とは互いに平行となされている)ことから、前記板体に形成される透孔又は切欠きを容易且つ高精度に形成することができる。
また、第5の発明(請求項5記載の発明)は、上記第1、第2又は第3の発明の何れかにおいて、前記遮蔽装置本体は、それぞれ天板部と側板部とをそれぞれ備えた大小複数の保護カバーが入れ子状に配置され、それぞれの保護カバーがスライドされることにより全体として伸縮自在とされたテレスコピックカバー本体であり、上記テレスコピックカバー本体を構成する各保護カバーの少なくとも何れか1つには、前記センサ光の光路方向と直交する方向に面が形成された前記板体としての背面板部が形成されてなるとともに、前記センサ光が通過する透孔又は切欠きは、上記背面板部に形成され、該背面板部の何れか一つには、上記透孔又は切欠きよりも内径の短い透孔又は切欠きが少なくとも1つ形成された感度調整部材が、該背面板部に対して取り外し自在又はスライド自在又は回動自在に取り付けられてなることを特徴とするものである。
また、第6の発明(請求項6記載の発明)は、上記第1、第2又は第3の発明の何れかにおいて、前記遮蔽装置本体は、それぞれ山部と谷部とが交互に形成されてなる蛇腹本体であり、この蛇腹本体には、前記センサ光の光路方向と直交する方向に面が形成された前記板体である保形板が固定されてなるとともに、前記センサ光が通過する透孔又は切欠きは、上記保形板に形成され、該保形板の何れか1つには、上記透孔又は切欠きよりも内径の短い透孔又は切欠きが少なくとも1つ形成された感度調整部材が該背面板部に対して取り外し可能又はスライド自在又は回動自在に取り付けられてなることを特徴とするものである。
上記第5及び第6の発明では、上記背面板部又は保形板の少なくとも何れか1つには、感度調整部材が、該背面板部又は保形板に対して取り外し可能又はスライド自在又は回動自在に取り付けられ、こうした感度調整部材には、上記透孔又は切欠きよりも内径の短い透孔又は切欠きが少なくとも1つ形成されていることから、この工作機械用遮蔽装置が装着される工作機械に応じて、上記センサ光による遮蔽装置本体の伸縮動作の不具合の感度を調整することができる。
なお、この第5及び第6の発明を構成する上記感度調整部材は、(1)それぞれ内径(又はセンサ光が通過する空間)が異なる透孔又は切欠きが1つ形成された感度調整部材を複数用意し、上記背面板部又は保形板に対して取り外し可能に取り付けられたもの、(2)それぞれ内径(又はセンサ光が通過する空間)が異なる複数の透孔又は切欠きが形成された単一の感度調整部材が、上記背面板部又は保形板に対して取り外し可能に取り付けられたもの、(3)それぞれ内径(又はセンサ光が通過する空間)が異なる複数の透孔又は切欠きが形成された単一の感度調整部材が、上記背面板部又は保形板に対してスライド可能に取り付けられたもの、(4)それぞれ内径(又はセンサ光が通過する空間)が異なる複数の透孔又は切欠きが形成された単一の感度調整部材が、上記背面板部又は保形板に対して回動可能に取り付けられたもの、を含むものである。すなわち、上記(1)の態様では、この工作機械用遮蔽装置が装着される工作機械に応じて、上記複数の感度調整部材の中で最も適当な透孔又は切欠きが形成された感度調整部材を適宜選択し、上記背面板部又は保形板に予め形成された透孔又は切欠きと該感度調整部材の透孔又は切欠きとが重なるように取り付けられるに構成されたものであり、上記(2)の態様では、単一の感度調整部材に形成された複数の透孔又は切欠きから特定の透孔又は切欠きを適宜選択し、該透孔又は切欠きと上記背面板部又は保形板に予め形成された透孔又は切欠きとが重なるように取り外し可能に該背面板部又は保形板に取り付けられたものであり、上記(3)の態様は、単一の感度調整部材に形成された複数の透孔又は切欠きから特定の透孔又は切欠きを適宜選択し、該透孔又は切欠きと上記背面板部又は保形板に予め形成された透孔又は切欠きとが重なるようにスライド可能に取り付けられたものであり、(4)の態様は、単一の感度調整部材に形成された複数の透孔又は切欠きから特定の透孔又は切欠きを適宜選択し、該透孔又は切欠きと上記背面板部又は保形板に予め形成された透孔又は切欠きとが重なるように回動可能に取り付けられたものである。なお、上記感度調整部材を、上記(3)及び(4)の態様により構成した場合には、スライド又は回動された該感度調整部材が、工作機械の駆動による振動又はその他の振動により位置ずれが生ずることがないように、適宜該感度調整部材の位置ずれ規制するロック機構を設けることが好ましい。
上記第1の発明(請求項1記載の発明)に係る工作機械用遮蔽装置によれば、該工作機械用遮蔽装置本体の伸縮動作に異常が生じた場合(変形が生じた場合)には、上記駆動系の停止により、該遮蔽装置や工作機械に更に致命的な破損を生ずる事態を回避することができ、また、上記報知装置が駆動した場合には、こうした事態を、工作機械を使用する作業者は認知することができ、その不具合を早い段階で修理することが可能となる。特に、この工作機械用遮蔽装置では、上記発光部や受光部は、それぞれ遮蔽装置本体の内部に配置されてなるものであることから、工作機械の可動中に研削屑やクーラント液が飛散する場合であっても、それらによる悪影響を全く受けることがなく、長期間に亘って安定的に使用を継続することが可能となる。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)係る工作機械用遮蔽装置による場合であっても、上記第1の発明と同じように、遮蔽装置本体の伸縮動作に異常が生じた場合(変形が生じた場合)には、上記駆動系の停止により、更に該遮蔽装置本体や工作機械に致命的な破損を生ずる事態を回避することができ、また、上記報知装置が駆動した場合には、こうした事態を、工作機械を使用する作業者は認知することができ、その不具合を早い段階で修理することが可能となる。特に、この工作機械用遮蔽装置では、上記発光部や受光部は、それぞれ遮蔽装置本体の内部に配置されてなるものであることから、工作機械の可動中に研削屑やクーラント液が飛散する場合であっても、それらによる悪影響を全く受けることがなく、長期間に亘って安定的に使用を継続することが可能となる。
特に、この第2の発明では、上記発光部から発光されたセンサ光は、上記反射材により反射された後に、上記受光部により受光され、遮蔽装置本体内では、発光部から反射材までに至る光路と、この反射材から受光部までに至る光路との二つの光路によって、上記遮蔽装置本体の異常事態を検出することができる。また、上記発光部と受光部とは互いに並んで配置されてなるものであることから、該発光部及び受光部と制御装置等とを結線する配線経路を簡素化することが可能となるばかりではなく、配線された上記ケーブル等が工作機械の駆動により切断される危険性を有効に防止することができる。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)に係る工作機械用遮蔽装置は、上記第1及び第2の各発明と同じように、遮蔽装置本体の伸縮動作に異常が生じた場合(変形が生じた場合)、上記発光部から発光されたセンサ光は、上記透孔又は切欠きを通過することなく、上記遮蔽装置本体又は板体により遮断され、上記受光部に受光されない。このようにセンサ光が受光部に受光されないと上記制御装置が検出・判別した場合には、該制御装置により上記テーブルを駆動させるモータ等の駆動系が停止され、又は上記報知装置が駆動し、或いは電源装置が駆動して工作機械が停止する。
特に、この第3の発明に係る工作機械用遮蔽装置では、上記センサ光を発光する発光部は、工作機械を構成する移動体側に配置され電池によりセンサ光を発光するものであることから、発光部と制御装置等とをケーブル等により結線する必要性は無く、配線されたケーブル等が工作機械の駆動により切断される危険性を有効に防止することができる。
また、第4の発明(請求項4記載の発明)に係る工作機械用遮蔽装置による場合であっても、上記第2の発明と同じように、二つの光路によって、上記遮蔽装置本体の異常事態を検出することができる。特に、この第4の発明では、上記第2の反射材により反射されたセンサ光は、上記発光部から第1の反射材に至る光路と平行な光路を経て前記受光部に受光されるように構成されてなる(上記発光部から第1の反射材に至るセンサ光の光路と、第2の反射材から受光部までに至る光路とは互いに平行となされている)ことから、前記板体に形成される透孔又は切欠きを容易且つ高精度に形成することができる。
また、第5の発明(請求項5記載の発明)及び第6の発明(請求項6記載の発明)に係る工作機械用遮蔽装置では、上記背面板部又は保形板の少なくとも何れか1つには、感度調整部材が、該背面板部又は保形板に対して取り外し可能又はスライド自在又は回動自在に取り付けられ、こうした感度調整部材には、上記透孔又は切欠きよりも内径の短い透孔又は切欠きが少なくとも1つ形成されていることから、この工作機械用遮蔽装置が装着される工作機械に応じて、上記センサ光による遮蔽装置本体の伸縮動作の不具合の感度を調整することができる。
第1の実施の形態に係る工作機械用遮蔽装置がマシニングセンタに装着された状態を模式的に示す側断面図である。 第1の実施の形態に係る工作機械用遮蔽装置がマシニングセンタに装着された状態を模式的に示す平面図である。 図2のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 第2の実施の形態に係る工作機械用遮蔽装置がマシニングセンタに装着された状態を模式的に示す側断面図である。 第2の実施の形態に係る工作機械用遮蔽装置がマシニングセンタに装着された状態を模式的に示す平面図である。 感度調整部材が背面板部に固定された状態を示すものであり、(A)は、第2の透孔が、背面板部に形成された透孔に対して同心円となるように取り付けられた状態を示すものであり、(B)は第1の透孔が、背面板部に形成された透孔に対して同心円となるように取り付けられた状態を示すものであり、(C)は第3の透孔が、背面板部に形成された透孔に対して同心円となるように取り付けられた状態を示すものである。 第3の実施の形態に係る工作機械用遮蔽装置がマシニングセンタに装着された状態を模式的に示す側断面図である。 第3の実施の形態に係る工作機械用遮蔽装置がマシニングセンタに装着された状態を模式的に示す平面図である。 保形板を示す正面図である。 第4の実施の形態に係る工作機械用遮蔽装置がマシニングセンタに装着された状態を模式的に示す平面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態に係る工作機械用遮蔽装置について図面を参照しながら詳細に説明する。先ず、第1の実施の形態に係る工作機械用遮蔽装置(以下、遮蔽装置と言う。)1について、詳細に説明する。なお、この遮蔽装置1は、本発明を、工作機械としてのマシニングセンタ2に装着されるテレスコピックカバーに適用したものである。
この第1の実施の形態に係る遮蔽装置1は、図1に示すように、上記マシニングセンタ2に設けられたベース3上に配置され図示しないワーク(被加工物)が載置・固定されるテーブル4の左右両側に装着されてなるものである。上記テーブル4は、本発明に係る遮蔽装置1が装着されるマシニングセンタ2に設けられた移動体である。また、このマシニングセンタ2のベース3上には、図2又は図3に示すように、左右の摺動レール5,6が互いに平行に配置されている。また、上記テーブル4の下面には、図2に示すように、スライダ7が固定され、このスライダ7には、サーボモータ8により回転(正転及び逆転)させられるボールネジ9が螺着されている。上記ボールネジ9の先端側は、軸受10により該ボールネジ9が回転(正転及び逆転)可能に支持されている。したがって、上記サーボモータ8の駆動により、上記ボールネジ9が正転又は逆転することにより、上記スライダ7が底面に固定された上記テーブル4は、該ボールネジ9の長さ方向(図1及び図2中、左右方向)に上記左右の摺動レール5,6にガイドされながらスライドする。なお、上記摺動レール5,6、サーボモータ8、ボールネジ9等は、上記テーブル4を駆動する駆動系であり、以下、これらを総称して駆動系と言う語を用いて説明する。
そして、上述したように、上記テーブル4の左右のそれぞれには、上記遮蔽装置1が上記テーブル4を挟んで左右対称的に装着されている。そこで、以下では、上記テーブル4の図1及び図2に示す右側の遮蔽装置1について説明する。この遮蔽装置1は、図2又は図3に示すように、大小複数の保護カバー(第1ないし第4の保護カバー)11,12,13,14が入れ子状に配置されてなるものであり、これら第1ないし第4の保護カバー11,12,13,14がスライドすることにより、全体として伸縮操作可能とされてなる遮蔽装置本体(テレスコピックカバー本体)15と、後述するセンサ光Sをそれぞれ発光する発光部16と、この発光部16から発光されたセンサ光Sを受光する受光部17と、上記発光部16から発光されたセンサ光Sを反射させる第1の反射材18と、この第1の反射材18からのセンサ光Sを上記受光部17方向に反射させる第2の反射材19と、を備えている。
そして、上記遮蔽部材本体15を構成する上記第1ないし第4の保護カバー11,12,13,14は、図4に示すように、それぞれ天板部11a,12a,13a,14aと、この天板部11a,12a,13a,14aの一端から垂下してなる左側板部11b,12b,13b,14bと、上記天板部11a,12a,13a,14aの他端から垂下してなる右側板部11c,12c,13c,14cと、上記天板部11a,12a,13a,14aの後端(上記テーブル4側の端部)から垂下してなる背面板部11d,12d,13d,14dと、を備えている。なお、上記第1ないし第4の保護カバー11,12,13,14を構成する天板部11a,12a,13a,14aなどには、上記テーブル4上に載置・固定された被加工物の切削などにより発生又は使用された研削屑やクーラント液等が該第1ないし第4の保護カバー11,12,13,14の内部に侵入することを防止するワイパー(符号は省略する。)が固定されている。また、上記第1の保護カバー11を構成する背面板部11dは、上記テーブル4の一側面に固定されている。このように構成された遮蔽装置本体15は、上記第1ないし第4の保護カバー11,12,13,14を構成する天板部(符号は省略する。)、左側板部(符号は省略する。)及び右側板部(符号は省略する。)により、該遮蔽装置本体15に内側に配置されたボールネジ9等の駆動系を外側から覆っている。なお、上記遮蔽装置本体15を構成する第2ないし第4の保護カバー12,13,14に形成された各背面板部12d,13d,14dには、上記左右の摺動レール5,6の上面及び側面の一部に摺動し該摺動レール5,6にガイドされる摺動部材21,22(図4参照)が配置されている。
そして、この第1の実施の形態に係る遮蔽装置1では、図4に示すように、上記第1の保護カバー11以外の保護カバーである第2ないし第4の保護カバー12,13,14を構成する背面板部12d,13d,14dには、後述する発光部16から発光されたセンサ光Sが通過する円形状の(第1及び第2の)透孔12f,13f,14f(図1参照)と、後述する第2の反射材19により反射されたセンサ光Sが通過する円形状の透孔と、がそれぞれ形成されている。なお、第1ないし第4の保護カバー11,12,13,14のうちで最も小さな第4の保護カバー14の前端には、上記背面板部14dに面対向する正面板部14eが固定されており、上記摺動レール5,6の右端は、この正面板部14eの内側に固定されている。また、上記摺動レール5,6の左端は、図1に示すように、上記テーブル4の左側に装着された遮蔽部材本体(符号は省略する。)を構成する第4の保護カバー(符号は省略する。)に固定された背面板部(符号は省略する。)に固定されている。
そして、図2に示すように、上記第4の保護カバー14を構成する正面板部14eの内側面であって上記右側板部14c側には、上記センサ光Sを上記テーブル4側に発光する発光部16が固定されている。また、この第4の保護カバー14を構成する正面板部14eの内側面であって上記左側板部14b側には、上記第2の反射材19から反射されたセンサ光Sを受光する受光部17が固定されている。すなわち、この第1の実施の形態に係る遮蔽装置1では、本発明を構成する発光部16と受光部17とは、何れも上記第4の保護カバー14を構成する正面板部14eの内側面に並んで固定されている。一方、最も大きな上記第1の保護カバー11を構成する背面板部11dの内側面であって上記右側板部11c側には、上記発光部16から発光されたセンサ光Sを、この遮蔽装置本体15の伸縮方向とは直交する方向(天板部11aや背面板部11dの幅方向)に反射させる第1の反射材18が固定され、また、上記背面板部11dの内側面であって上記左側板部11b側には、上記第1の反射材18により反射されたセンサ光Sを、上記受光部17側に反射させる第2の反射材19が固定されている。すなわち、この第1の実施の形態に係る遮蔽装置1においては、センサ光Sが上記遮蔽装置本体15を構成する右側板部11c,12c,13c,14cに沿って通過するとともに、上記左側板部11b,12b,13b,14bに沿って通過するように構成されている。
そして、このマシニングセンタ2を構成する上記サーボモータ8は、図2に示すように、制御装置25に接続されている。この制御装置25は、上記テーブル4に固定された被加工物を切削等する図示しない切削刃等の駆動装置には勿論、上記サーボモータ8、上記発光部16、上記受光部17にそれぞれ接続されているとともに、報知装置26、電源装置27にも接続されている。また、この制御装置25には、被加工物の加工データ等が記憶された図示しないRAMやROM等の記憶装置に接続されているとともに、上記被加工物の加工データを入力し、また、上記マシニングセンタ2の電源装置27を駆動させ電源のオン・オフを入力する図示しない入力部等にも接続されている。また、上記報知装置26は、後述するように、上記センサ光Sが上記受光部17に受光されない場合(遮蔽装置1に異常が発生し変形した場合)、これを検出した上記制御装置25により駆動させられるものであり、作業者に対して視覚的に認知させる警報ランプや、聴覚的に認知させる警報ブザー等である。
したがって、この第1の実施の形態に係る遮蔽装置1が装着されたマシニングセンタ2は、正常時においては、上記制御装置25により、上記記憶装置に記憶された加工データに基づいて、上記切削刃等の駆動装置や上記サーボモータ8が駆動するとともに、こうしたサーボモータ8の駆動による上記テーブル4の摺動動作に追随して、上記左右の遮蔽装置本体1,1(15,15)も伸縮動作を繰り返す。一方、こうした本来の動作ではなく、上記マシニングセンタ2の駆動中において、上記図示しないワイパーの破損その他を原因として上記ボールネジ9等の駆動系に支障を来たし、一部の保護カバー(例えば、上記第2の保護カバー12)の伸縮動作が不能となってその位置が偏倚する等して、上記遮蔽装置本体15全体が正確に伸縮動作されない事態が発生すると、上記発光部16から発光され又は上記第2の反射材19から反射されたセンサ光Sは、例えば、第2の保護カバー12を構成する上記背面板部12dに形成された透孔12fを通過することなく、該背面板部12dにより遮断され、この結果、該センサ光Sは上記受光部17に受光されないこととなる。こうした遮蔽装置1の異常事態が上記制御装置25により検出されると、この制御装置25は、上記報知装置26である警報ランプや警報ブザー等の駆動を開始するとともに、上記サーボモータ8を停止する。
以上の説明のように、上記第1の実施の形態に係る遮蔽装置1によれば、上記マシニングセンタ2に装着されることにより、該遮蔽装置1を構成する遮蔽装置本体15が正常な動作から異常な動作に変わった場合(遮蔽装置本体15が変形した場合)、即座にその異常を検出することができるとともに、工作機械であるマシニングセンタ2のサーボモータ8を停止等させることが可能となることから、遮蔽装置(本体)1(15)が大きく破壊されたり、上記テーブル4を駆動するボールネジ9等の駆動系が破損したりし、さらにはこうした不具合を原因としてマシニングセンタ2の復旧に長時間を要する等の事態を有効に回避することができる。
特に、この第1の実施の形態に係る遮蔽装置1では、センサ光Sを発光する発光部16とセンサ光Sを受光する受光部17とは、複数の保護カバー11,12,13,14のうちで上記第4の保護カバー14のみに固定すれば良いことから、これら発光部16や受光部17への給電に必要な配線を簡素化することができる。また、上述したように、この遮蔽装置1では、上記発光部16から第1の反射材18に至るセンサ光Sと、上記第2の反射材19から受光部17に至るセンサ光Sとの二つのセンサ光S(二つのセンサ光Sの光路)により第1ないし第4の保護カバー11,12,13,14の伸縮動作の不具合を検出することが可能であることから、一層正確且つ迅速に上記駆動系や報知装置26を駆動させることが可能となる。
なお、上記第1の実施の形態に係る遮蔽装置1が装着されるマシニングセンタ2では、上記制御装置25に、報知装置26、サーボモータ8、電源装置27がそれぞれ接続され、遮蔽装置1に上述した不具合が発生した場合、上記サーボモータ8の駆動を停止させるとともに、上記報知装置26を駆動させる構成を採用したが、本発明では、上記不具合が検出された場合、上記電源装置27を駆動させ、このマシニングセンタ2を停止させるものであっても良い。
また、上記第1の実施の形態に係る遮蔽装置1は、工作機械であるマシニングセンタ2を構成するテーブル4の左右両側に装着されたテレスコピックカバーに本発明を適用したものであるが、本発明は、上記マシニングセンタ2以外の工作機械に装着されたものであっても良いばかりでは無く、該マシニングセンタ2に装着されたものであっても、図示しない切削刃等が固定され(例えば、上下方向に駆動する)加工ヘッドの駆動系を覆う遮蔽装置として装着されたものであっても良い。
次に、第2の実施の形態に係る遮蔽装置31について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この遮蔽装置31は、反射材を用いることなく、本発明を構成する発光部と受光部とをそれぞれ二つ用いることにより、遮蔽装置の不具合を検出するものであり、したがって、以下の説明中、及び参照する各図面中において、上記第1の実施の形態に係る遮蔽装置1と同一の部材は同一の符号を用いて説明する。
この第2の実施の形態に係る遮蔽装置31は、図5又は図6に示すように、上記遮蔽装置本体15を構成する第4の保護カバー14の正面板部14eの内側面であって上記右側板部14c側には、上記センサ光Sを上記テーブル4側に発光する第1の発光部32が固定され、上記左側板部14b側(先に説明した受光部17の配置位置)には、センサ光Sを上記テーブル4側に発光する第2の発光部33が固定されている。一方、上記第1の保護カバー11を構成する背面板部11dの内側面であって上記右側板部14c側(先に説明した第1の反射材18が配置された位置)には、上記第1の発光部32から放射・発光されたセンサ光Sを受光する第1の受光部34が固定されており、上記左側板部14b側(先に説明した第2の反射材19が配置された位置)には、上記第2の発光部33から発光されたセンサ光Sを受光する第2の受光部35が固定されている。
なお、上記二つのセンサ光Sが通過する図示しない透孔は、先に説明した実施の形態に係る遮蔽装置1と同じように、上記第2、第3及び第4の保護カバー12,13,14の背面板部12d,13d,14dにそれぞれ穿設されている。また、上記第1及び第2の発光部32,33及び受光部34,35は、それぞれ図2に示す制御装置25に接続されている。
したがって、こうした構成に係る遮蔽装置31による場合であっても、上記第1の実施の形態に係る遮蔽装置1と同様に、上記マシニングセンタ2に装着されることにより、該遮蔽装置1を構成する遮蔽装置本体15が正常な動作から異常な動作に変わった場合、即座にその異常を検出することができるとともに、工作機械であるマシニングセンタ2の駆動系(サーボモータ8)を停止等させることが可能となることから、遮蔽装置1が大きく破壊されたり、上記テーブル4を駆動する駆動系が破損したりし、さらにはこうした不具合を原因としてマシニングセンタ2の復旧に長時間を要する等の事態を有効に回避することができる。
なお、上記第2の実施の形態に係る遮蔽装置31では、本発明を構成する発光部と受光部とをそれぞれ二つ用いることにより、遮蔽装置31の不具合を検出するものであるが、上記第2の発光部33や第2の受光部35が構成要素とされておらず、上記第1の発光部32と第1の受光部34とが配置されているものであっても良い。
また、上記第1の受光部34(及び第2の受光部35)を、上記第4の保護カバー14を構成する正面板部14eの内側面に配置する一方、この第1の受光部34(及び第2の受光部35)に向かってセンサ光Sを発光する第1の発光部32(及び第2の発光部33)を上記第1の保護カバー11を構成する背面板部11dの内側面に配置するとともに、この第1の発光部32(及び第2の発光部33)には、該第1の発光部32(及び第2の発光部33)に電気を供給する図示しない電池を配置し、この電池に蓄電された電気により常時上記センサ光Sを発光するように構成したものであっても良い。こうした構成に係る遮蔽装置によれば、上記第1の発光部32(及び第2の発光部33)と上記制御装置25とを接続する配線は不要となることから、配電系統を簡素化することができるとともに、工作機械の駆動により配線が切断される危険性を回避することができる。
なお、上記各実施の形態に係る遮蔽装置1,31では、上記遮蔽装置本体15を構成する第2ないし第4の保護カバー12,13,14の背面板部12d,13d,14dの少なくとも何れかに、図7に示す感度調整部材41がネジ43により取り外し可能に装着されているものであっても良い。この感度調整部材41は、左右方向に長さを有する板体であって、該板体の一端側から他端側にかけて内径の異なる複数(第1ないし第3)の透孔(又は切欠き)41a,41b,41cが穿設されている。これら第1ないし第3の透孔41a,41b,41cは、何れも上記センサ光Sが通過する部位であって、上記背面板部12d,13d,14dに穿設された透孔12f,13f,14fの内径よりも短い内径とされている。なお、図7に(A)として示した状態は、上記感度調整部材41に形成された第2の透孔41bが、破線で示す背面板部(符号は省略する。)12d(13d,14d)に形成された透孔12fに対して同心円となるように取り付けられた状態を示すものであり、図7に(B)として示した状態は、上記感度調整部材41に形成された第1の透孔41aが、破線で示す背面板部(符号は省略する。)12d(13d,14d)に形成された透孔12fに対して同心円となるように取り付けられた状態を示すものであり、図7に(C)として示した状態は、上記感度調整部材41に形成された第3の透孔41cが、破線で示す背面板部(符号は省略する。)12d(13d,14d)に形成された透孔12fに対して同心円となるように取り付けられた状態を示すものである。
上記感度調整部材41が取り外し可能に装着された遮蔽装置(符号は省略する。)によれば、比較的長尺な内径とされた透孔12f,13f,14fを予め穿設した背面板部12d,13d,14dを量産し、上記天板部12a,13a,14aに溶接しておき、該遮蔽装置が装着される工作機械に許容される遮蔽装置本体15の伸縮動作の誤差ないし遊びの程度に応じて、上記透孔41a,41b,41cの何れかが上記透孔12f,13f,14fに対応する位置に選択的に取り付けることにより、センサ光Sの感度(異常事態を検出する精度)を調整することが可能となる。すなわち、上記感度調整部材41を構成要素とした遮蔽装置(符号は省略する。)によれば、各保護カバーを構成する背面板部に対して、センサ光Sが通過する透孔又は切欠きの位置やその大きさを高精度に形成する必要性はなく、その精度は、上記感度調整部材41の取り付け位置により、該遮蔽装置が装着される個々の工作機械毎に高度に調整することが可能となる。
なお、上記感度調整部材41は、上述したように、背面板部12d,13d,14dの少なくとも何れかに取り外し可能に装着したものばかりではなく、該背面板部12d,13d,14dの少なくとも何れかに、上記感度調整部材41を該感度調整部材41の長さ方向にスライド自在に支持する図示しないスライドガイド部材を固定するとともに、所定の位置にて該感度調整部材41を位置決めするロック部材を設けたものであっても良いし、或いは、上記感度調整部材(符号は省略する。)を円盤状に成形し、該感度調整部材の周回り方向にそれぞれセンサ光Sが通過する大小複数の空間(透孔又は切欠き)を形成するとともに、該感度調整部材の中心に回動軸を設け、該回動軸を中心に回動させることにより上記大小複数の空間を適宜選択することができるように構成されたものであっても良い。
また、本発明では、上述したように、内径の異なる複数の透孔(又は切欠き)41a,41b,41cが穿設された単一の感度調整部材41とすることなく、それぞれ内径の異な単一の透孔(又は切欠き)がそれぞれ穿設された複数(例えば、3つ)の図示しない感度調整部材を準備する一方、上記背面板部12d,13d,14dの少なくとも何れかには、これら複数の感度調整部材が選択的に保持・装着される保持部材が配置されてなるものであっても良い。
次に、第3の実施の形態に係る遮蔽装置51について説明する。この遮蔽装置51は、図8又は図9に示すように、本発明を上記テレスコピックカバーに代えて、伸縮自在とされた蛇腹に適用したものであり、基本的構成は、上記第1の実施の形態に係る遮蔽装置1と同様であるとともに、該遮蔽装置51が装着される工作機械(マシニングセンタ2)の構成も同様である。したがって、上記第1の実施の形態に係る遮蔽装置1や工作機械(なしニングセンタ2)と同様の構成については、同一の符号を用いて説明する。
この遮蔽装置51は、上記テーブル4の左右のそれぞれに該テーブル4を挟んで左右対称的に装着されているものであって、可撓性を有するシート体(符号は省略する。)を折り曲げることにより、山部52aと谷部52bとが交互に形成された蛇腹(遮蔽装置)本体52と、図9に示すように、センサ光Sを発光する発光部53と、この発光部53から発光されたセンサ光Sを受光する受光部54と、上記発光部53から発光されたセンサ光Sを反射させる第1の反射材55と、この第1の反射材55からのセンサ光Sを上記受光部54方向に反射させる第2の反射材56と、を備えている。
そして、上記蛇腹本体52は、天板部52cと、この天板部52cの一端から垂下してなる左側脚部52dと、上記天板部52cの他端から垂下してなる右側脚部52eと、からなり、正面形状は、門型に成形されてなるものである。言うまでもなく、上記山部52a及び谷部52bは、上記天板部52cばかりではなく、上記左側脚部52d及び右側脚部52eにも形成されている。そして、上記蛇腹本体52の一端(上記テーブル4側の端部)には、左固定板58が固定され、他端には右固定板59が固定されており、該蛇腹本体52は、上記左固定板58を介して上記テーブル4に固定され、上記右固定板59を介して、マシニングセンタ2の図示しない側板に固定されている。
また、上記蛇腹本体52の内部であって、上記左固定板58と右固定板59との間には、該蛇腹本体52の天板部52cに形成された山部52aに上端が当接し、左端は上記左側脚部52dに形成された山部(符号は省略する。)に当接し、右端は上記右側脚部52eの山部(符号は省略する。)に当接する保形板61が、上記山部52cにそれぞれ固定されている。なお、上記保形板61は、本発明を構成する板体である。そして、これらの保形板61には、図10に示すように、それぞれ後述する発光部53から発光されたセンサ光Sが通過する円形状の透孔61aと、後述する第2の反射材56から反射されたセンサ光Sが通過する円形状の透孔61bと、がそれぞれ形成されている。
そして、図9に示すように、上記右固定板59の内側面であって上記右側脚部52e側には、上記センサ光Sを上記テーブル4側に発光する発光部53が固定されている。また、この発光部53が固定された右固定板59の内側面であって上記左側脚部52d側には、上記第2の反射材56から反射されたセンサ光Sを受光する受光部54が固定されている。一方、上記左固定板58の内側面であって上記右側脚部52e側には、上記発光部53から発光され上記各透孔61aを通過したセンサ光Sを、この蛇腹本体52の伸縮方向とは直交する方向に反射させる第1の反射材55が固定され、また、この第1の反射材55が固定された左固定板58の内側面であって上記左側脚部52d側には、上記第1の反射材55により反射されたセンサ光Sを、上記受光部54側に反射させる第2の反射材56が固定されている。
なお、上記発光部53と受光部54とは、冒頭に説明した第1の実施の形態に係る遮蔽装置1と同じように、上記制御装置25に接続され、この制御装置25には、上記テーブル4に固定された被加工物を切削等する図示しない切削刃等の駆動装置には勿論、上記サーボモータ8、報知装置26、電源装置27にも接続されている。
したがって、この第3の実施の形態に係る遮蔽装置51による場合であっても、上記マシニングセンタ2の駆動中において、上記図示しないワイパーの破損その他を原因として上記ボールネジ9等の駆動系に支障を来たし、上記蛇腹本体52の伸縮動作に異常を来たし、上記保形板61の何れかが本来の位置からずれた場合には、上記発光部53から放射され又は上記第2の反射材56から反射されたセンサ光Sは、その光路中にいて遮断され、この結果、該センサ光Sは上記受光部54に受光されないこととなる。こうした遮蔽装置51の異常事態が上記制御装置25により検出されると、この制御装置25は、上記報知装置26である警報ランプや警報ブザー等の駆動を開始するとともに、上記サーボモータ8を停止する。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る遮蔽装置71について、図面を参照しながら説明する。なお、この遮蔽装置71は、反射材を用いることなく、本発明を構成する発光部と受光部とをそれぞれ二つ用いることにより、遮蔽装置の不具合を検出するものであり、基本的には、上記第2の実施の形態に係る遮蔽装置31と同様であるとともに、該遮蔽装置31を構成するテレスコピックカバーを上記第3の実施の形態に係る遮蔽装置51のように蛇腹に代えたものである。したがって、この第4の実施の形態に係る遮蔽装置71の説明は、該遮蔽装置71の動作説明を以ってその構成の説明に代える。
この第4の実施の形態に係る遮蔽装置71では、該遮蔽装置71を構成する蛇腹本体72が正常な動作から異常な動作に変わった場合、図11に示す蛇腹本体72の内側に配置された第1の発光部73から発光されたセンサ光Sや該蛇腹本体72の内側に配置された第2の発光部74から発光された各センサ光Sは、保形板(符号は省略する。)に形成された図示しない透孔を通過することなく、途中で(本発明を構成する板体としての)保形板により遮られ、第1の受光部76や第2の受光部77に受光されない。このように、第1の受光部76や第2の受光部77に受光されないことが上記制御装置25により検出・判別されると、工作機械であるマシニングセンタ2の駆動系(サーボモータ8)を停止等される。したがって、この第4の実施の形態に係る遮蔽装置71による場合であっても、遮蔽装置71が破損したり、上記テーブル4を駆動する駆動系が破壊されたり、さらにはこうした不具合を原因としてマシニングセンタ2の復旧に長時間を要する等の事態を有効に回避することができる。
なお、上記第3の実施の形態に係る遮蔽装置51や上記第4の実施の形態に係る遮蔽装置71を構成する保形板61,75には、先に説明した(図7に示す)感度調整部材41を取り付けても良い。
1 工作機械用遮蔽装置
2 マシニングセンタ
4 テーブル(移動体)
5,6 左右の摺動レール
7 スライダ
8 サーボモータ
9 ボールネジ
11,12,13,14 第1ないし第4の保護カバー
11a,12a,13a,14a 天板部
11b,12b,13b,14b 左側板部
11c,12c,13c,14c 右側板部
11d,12d,13d,14d 背面板部
12f,13f,14f 透孔
15 遮蔽装置本体
16 発光部
17 受光部
18 第1の反射材
19 第2の反射材
25 制御装置
26 報知装置
27 電源装置
31 工作機械用遮蔽装置
32 第1の発光部
33 第2の発光部
34 第1の受光部
35 第2の受光部
41 感度調整部材
41a,41b,41c 透孔
51 工作機械用遮蔽装置
52 蛇腹(遮蔽装置)本体
52a 山部
52b 谷部
53 発光部
54 受光部
55 第1の反射材
56 第2の反射材
61 保形板
61a,61b 透孔
71 工作機械用遮蔽装置
72 蛇腹本体
73 第1の発光部
74 第2の発光部
75 保形板
76 第1の受光部
77 第2の受光部
S センサ光

Claims (6)

  1. ワークを加工する加工ヘッドや加工テーブル等の移動体を駆動する駆動系と、この駆動系を制御する制御装置と、この制御装置に接続された報知装置又は電源装置と、を備えた工作機械の上記駆動系を外部から覆う工作機械用遮蔽装置であって、
    上記駆動系を覆うとともに伸縮自在となされた遮蔽装置本体と、
    上記制御装置に接続され該遮蔽装置本体の内部の一端に配置されてなるとともにセンサ光を発光する発光部と、
    上記制御装置に接続されてなるとともに上記遮蔽装置本体の内部の他端に配置され、上記発光部からのセンサ光を受光する受光部と、
    上記遮蔽装置本体に形成され又は該遮蔽装置本体に固定された板体に形成され、上記センサ光を通過させる透孔又は切欠きと、
    を備えてなることを特徴とする工作機械用遮蔽装置。
  2. ワークを加工する加工ヘッドや加工テーブル等の移動体を駆動する駆動系と、この駆動系を制御する制御装置と、この制御装置に接続された報知装置又は電源装置と、を備えた工作機械の上記駆動系を外部から覆う工作機械用遮蔽装置であって、
    上記駆動系を覆うとともに伸縮自在となされた遮蔽装置本体と、
    上記制御装置に接続されてなり、該遮蔽装置本体の内部の一端に配置されてなるとともにセンサ光を発光する発光部と、
    上記制御装置に接続されてなるとともに、上記発光部に並んで配置され、上記発光部からのセンサ光を受光する受光部と、
    上記遮蔽装置本体の内部の他端に配置されてなるとともに、上記発光部からのセンサ光を上記受光部方向に反射させる反射材と、
    上記遮蔽装置本体に形成され又は該遮蔽装置本体に固定された板体に形成され、上記センサ光を通過させる透孔又は切欠きと、
    を備えてなることを特徴とする工作機械用遮蔽装置。
  3. ワークを加工する加工ヘッドや加工テーブル等の移動体を駆動する駆動系と、この駆動系を制御する制御装置と、この制御装置に接続された報知装置又は電源装置と、を備えた工作機械の上記駆動系を外部から覆う工作機械用遮蔽装置であって、
    上記駆動系を覆うとともに伸縮自在となされた遮蔽装置本体と、
    上記遮蔽装置本体の内部であって上記移動体側に配置されてなるとともに電池によりセンサ光を発光する発光部と、
    上記制御装置に接続されてなるとともに上記遮蔽装置本体の内部であって上記テーブルから離間した位置に配置され、上記発光部からのセンサ光を受光する受光部と、
    上記遮蔽装置本体に形成され又は該遮蔽装置本体に固定された板体に形成され、上記センサ光を通過させる透孔又は切欠きと、
    を備えてなることを特徴とする工作機械用遮蔽装置。
  4. 前記遮蔽装置本体の前記移動体側には、前記発光部から発光されたセンサ光を該遮蔽装置本体の伸縮方向と直交する方向に反射させる第1の反射材と、
    上記第1の反射材により反射されたセンサ光を前記受光部方向に反射させる第2の反射材と、を備え、
    上記第2の反射材により反射されたセンサ光は、上記発光部から第1の反射材に至る光路と平行な光路を経て前記受光部に受光されるように構成されてなることを特徴とする請求項2記載の工作機械用遮蔽装置。
  5. 前記遮蔽装置本体は、それぞれ天板部と側板部とをそれぞれ備えた大小複数の保護カバーが入れ子状に配置され、それぞれの保護カバーがスライドされることにより全体として伸縮自在とされたテレスコピックカバー本体であり、
    上記テレスコピックカバー本体を構成する各保護カバーの少なくとも何れか1つには、前記センサ光の光路方向と直交する方向に面が形成された前記板体としての背面板部が形成されてなるとともに、
    前記センサ光が通過する透孔又は切欠きは、上記背面板部に形成され、該背面板部の何れか1つには、上記透孔又は切欠きよりも内径の短い透孔又は切欠きが少なくとも1つ形成された感度調整部材が、該背面板部に対して取り外し自在又はスライド自在又は回動自在に取り付けられてなることを特徴とする請求項1,2又は3記載の工作機械用遮蔽装置。
  6. 前記遮蔽装置本体は、それぞれ山部と谷部とが交互に形成されてなる蛇腹本体であり、
    この蛇腹本体には、前記センサ光の光路方向と直交する方向に面が形成された前記板体である保形板が固定されてなるとともに、
    前記センサ光が通過する透孔又は切欠きは、上記保形板に形成され、該保形板の何れか1つには、上記透孔又は切欠きよりも内径の短い透孔又は切欠きが少なくとも1つ形成された感度調整部材が該背面板部に対して取り外し可能又はスライド自在又は回動自在に取り付けられてなることを特徴とする請求項1,2又は3記載の工作機械用遮蔽装置。
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