JP2016059105A - スイッチング電源の制御方法及び制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】過電流設定値を超えて出力電力が停止してしまうことを防止する。【解決手段】スイッチング電源は、スイッチングパルスにより動作するスイッチング素子により、DC入力電圧をスイッチングしてAC電圧に変換し、このAC電圧を共振回路により共振させ、この共振させたAC電圧を整流及び平滑してDC電圧を出力する。制御装置60は、入力電力制限制御部71、及びスイッチングパルス生成部72等を有している。制御部71は、出力電圧値voutが、入力電力制限開始の第2出力電圧設定値vobよりも小さいときには、入力電力値pinが、出力電圧値voutに応じた入力電力制限値piaとなるよう、スイッチング周波数を決定して制御信号S71を出力する。この制御信号S71等に基づき、生成部72がスイッチングパルスを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、共振回路を有するLLC共振コンバータ等のスイッチング電源の制御方法及び制御装置に関するものである。
従来、例えば、スイッチング電源の1つであるLLC共振コンバータは、特許文献1、2及び非特許文献1に記載されているように、2つのスイッチング素子を有するスイッチング回路と、LLC共振回路と、変圧器(以下「トランス」という。)と、出力整流平滑回路と、を備えている。
この種のスイッチング電源では、入力される直流(以下「DC」という。)電圧が、スイッチング回路において、スイッチング周波数fを有するスイッチングパルスによってスイッチングされる。スイッチングされた交流(以下「AC」という。)電圧は、共振周波数f0を有する共振回路にて共振される。共振されたAC電圧は、出力整流平滑回路によりDC電圧に変換されて出力される。
図6は、非特許文献1に記載された従来のLLC共振コンバータにおける周波数/ゲイン特性を示す波形図である。
図6において、横軸は、スイッチング周波数比F[=スイッチング周波数f/共振周波数f0]、縦軸は、出力電圧比[ゲインG]である。横軸のスイッチング周波数比F=f/f0のところを1として波形が描かれている。Q(=1〜10)は、LLC共振コンバータに対する負荷の大きさを表す数値であり、軽負荷ほどQの値が大きくなる。波形のピークのfsは、共振回路によって決まる高い共振電圧がでる共振周波数である。領域(a)は、周波数が共振周波数fs〜f0の範囲の一部であり、LLC共振の通常動作範囲である。領域(b)は、周波数が共振周波数f0以上の範囲であり、領域(c)は、周波数が共振周波数fs以下の範囲と共振周波数fs〜f0の範囲の一部である。領域(c)は、LLC共振では使用できない範囲である。
LLC共振コンバータの制御方法では、図6の領域(a)と(b)を選び、スイッチング周波数fを変化させることで、出力電圧を制御する。スイッチング周波数fを上げると、出力電圧が下がり、スイッチング周波数fを下げると、出力電圧が上がる動作をする。
特開平10−225119号公報 特開2002−325445号公報
「電源回路設計2009」(2009−5−1)CQ出版(株)、P.191−204
しかしながら、従来のスイッチング電源の1つであるLLC共振コンバータでは、以下のような課題があった。
図7は、特許文献2に記載された従来のLLCコンバータの電圧垂下特性の一手法を示す図である。図7において、横軸は、LLC共振コンバータの出力電流、縦軸は、出力電圧である。
LLC共振コンバータでは、回路の特性上、出力電圧を低下させるには、図6に示すようなゲインGと周波数の関係から、スイッチング周波数fを増加させていくことになるが、図6に示すように、出力電圧(ゲインG)の低下傾きが緩やかなため、高周波にする必要がある。一手法として、入力電力の上限を設けることで、出力電力が略定電力の状態において出力電圧を低下させることができる。しかし、そのまま出力電圧が低下し続けると、出力電流が増加し、回路保護のために設けられた過電流設定値Imaxを超えて、出力電力が停止してしまうと、再起動し直す等の処置を施さなければならない課題がある。
本発明の内の第1の発明のスイッチング電源の制御方法は、DCの入力電力における入力電圧をスイッチング素子によりスイッチングしてAC電圧に変換し、このAC電圧を共振回路により共振させ、この共振させたAC電圧を整流及び平滑してDCの出力電圧を出力するスイッチング電源の制御方法であって、前記出力電圧の値が、入力電力制限開始の第2出力電圧設定値よりも小さいときには、前記入力電力の値が、前記出力電圧の値に応じた入力電力制限値となるよう、スイッチング周波数を決定して前記スイッチング素子をオン/オフ動作させる入力電力制限制御処理を行うことを特徴とする。
第2の発明のスイッチング電源の制御方法は、第1の発明のスイッチング電源の制御方法において、計測処理と、第1判定処理と、定電圧制御処理と、定電力制御処理と、第2判定処理と、前記第1の発明の入力電力制限制御処理と、を有することを特徴とする。
前記計測処理では、前記入力電力の値を計測する。前記第1判定処理では、前記入力電力の値が、前記入力電力制限値よりも大きいか否かを判定し、小さいときには、第1判定結果を出力し、大きいときには、第2判定結果を出力する。前記定電圧制御処理では、前記第1判定結果が出力された場合には、前記出力電圧の値が、第1出力電圧設定値となるよう、前記スイッチング周波数を決定して前記スイッチング素子をオン/オフ動作させる。
前記定電力制御処理では、前記第2判定結果が出力された場合には、前記入力電力制限値に基づき、前記入力電力の値を定電力制御し、前記出力電圧における出力電力が定電力となるよう、前記スイッチング周波数を決定して前記スイッチング素子をオン/オフ動作させる。前記第2判定処理では、前記出力電圧の値が、前記第2出力電圧設定値よりも大きいか否かを判定し、大きいときには、前記定電力制御処理へ与える前記第2判定結果を出力して前記定電力制御処理を行わせ、小さいときには、第3判定結果を出力する。更に、前記入力電力制限制御処理は、前記第3判定結果が出力された場合に実行される。
第3の発明のスイッチング電源の制御装置は、DCの入力電力における入力電圧をスイッチング素子によりスイッチングしてAC電圧に変換し、このAC電圧を共振回路により共振させ、この共振させたAC電圧を整流及び平滑してDCの出力電圧を出力するスイッチング電源の制御装置であって、前記出力電圧の値が、入力電力制限開始の第2出力電圧設定値よりも小さいときには、前記入力電力の値が、前記出力電圧の値に応じた入力電力制限値となるよう、スイッチング周波数を決定して入力電力制限制御信号を出力する入力電力制限制御部と、前記入力電力制限制御信号に基づき、前記スイッチング素子をオン/オフ動作させるためのスイッチングパルスを生成するスイッチングパルス生成部と、を有することを特徴とする。
第4の発明のスイッチング電源の制御装置は、前記第3の発明のスイッチング電源の制御装置において、入力電力計測部65と、第1判定部67と、第2判定部68と、定電圧制御部69と、定電力制御部70と、前記第3の発明の入力電力制限制御部71と、前記前記第3の発明のスイッチングパルス生成部と、を有することを特徴とする。
前記入力電力計測部は、前記入力電力の値を計測するものである。前記第1判定部は、前記入力電力の値が、前記入力電力制限値よりも大きいか否かを判定し、小さいときには、第1判定結果を出力し、大きいときには、第2判定結果を出力するものである。前記第2判定部は、前記出力電圧の値が、前記第2出力電圧設定値よりも大きいか否かを判定し、大きいときには、前記第2判定結果を出力し、小さいときには、第3判定結果を出力するものである。
前記定電圧制御部は、前記第1判定結果が出力された場合には、前記出力電圧の値が、第1出力電圧設定値となるよう、前記スイッチング周波数を決定して定電圧制御信号を出力するものである。前記定電力制御部は、前記第2判定結果が出力された場合には、前記入力電力制限値に基づき、前記入力電力の値を定電力制御し、前記出力電圧における出力電力が定電力となるよう、前記スイッチング周波数を決定して定電力制御信号を出力するものである。前記入力電力制限制御部は、前記第3判定結果が出力された場合には、前記入力電力制限制御信号を出力するものである。更に、前記スイッチングパルス生成部は、前記定電圧制御信号、前記定電力制御信号、又は前記入力電力制限制御信号のいずれか1つの制御信号に基づき、前記スイッチングパルスを生成するものである。
本発明のスイッチング電源の制御方法及び制御装置によれば、入力電力制限制御処理(又は入力電力制限制御部)の入力電力制限機能によって入力電力を制限している。これにより、過電流設定値の手前で、出力電圧を低下させることが可能となり、従来の課題である出力の停止を防止できる。
図1は図2中の制御装置60の構成例を示す機能ブロック図である。 図2は本発明の実施例1におけるスイッチング電源を示す概略の構成図である。 図3は図1及び図2のスイッチング電源における電圧垂下特性を示す図である。 図4は図1の制御装置60における制御方法を示すフローチャートである。 図5は本発明の実施例2におけるスイッチング電源を示す概略の構成図である。 図6は非特許文献1に記載された従来のLLC共振コンバータにおける周波数/ゲイン特性を示す波形図である。 図7は特許文献2に記載された従来のLLCコンバータの電圧垂下特性の一手法を示す図である。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図2は、本発明の実施例1におけるスイッチング電源を示す概略の構成図である。
このスイッチング電源は、例えば、LLC共振コンバータであり、DC電源1に接続された一対の+側入力端子2a及び−側入力端子2bを有している。一対の入力端子2a,2bは、DCの入力電力Pin(入力電圧Vin及び入力電流Iin)を入力する端子であり、この入力端子2a,2bに、スイッチング回路10が接続されている。
スイッチング回路10は、DCの入力電圧Vinをスイッチングして第1AC電圧を出力する回路であり、複数(例えば、4つ)のスイッチング素子(例えば、N型のMOSFET)11〜14を有している。4つのMOSFET11〜14の内、2つのMOSFET11,12が、入力端子2a,2bに対して直列接続され、更に、2つのMOSFET13,14が、入力端子2a,2bに対して直列接続されて、フル・ブリッジ構成となっている。4つのMOSFET11〜14は、スイッチング周波数fを有する4つのスイッチングパルスS11〜S14によってそれぞれオン/オフ動作する。各MOSFET11〜14のドレイン及びソース間には、ダイオード11a〜14aがそれぞれ逆方向に並列接続されている。各ダイオード11a〜14aは、各MOSFET11〜14のボディ・ダイオード、又は外付けのダイオードである。
MOSFET11及びMOSFET12の接続点と、MOSFET13及びMOSFET14の接続点とには、共振回路20が接続されている。共振回路20は、固有の共振周波数f0を有し、スイッチング回路10から出力される第1AC電圧を共振させる回路であり、共振インダクタ21、励磁インダクタ22及び電流共振コンデンサ23の直列回路により構成されている。
共振回路20の出力側には、トランス30が接続されている。トランス30は、共振回路20から出力されるAC電圧を変圧して第2AC電圧を出力するものであり、励磁インダクタ22に並列接続された1次巻線31と、2次巻線32と、により構成されている。なお、共振回路20の共振インダクタ21は、トランス30の漏れインダクタンス、更に、励磁インダクタ22は、トランス30の励磁インダクタンスをそれぞれ利用できる。
トランス30の2次巻線32には、整流平滑回路40が接続されている。整流平滑回路40は、2次巻線32から出力される第2AC電圧を全波整流してDC電圧を生成する回路であり、4つの整流ダイオード41〜44からなるブリッジ回路と、この出力側に並列接続された平滑コンデンサ45と、により構成されている。平滑コンデンサ45には、一対の+側出力端子46a及び−側出力端子46bが並列接続されている。この出力端子46a,46bからは、DCの出力電力Pout(出力電圧Vout及び出力電流Iout)が出力される。
+側入力端子2a及び−側入力端子2b間には、DCの入力電圧Vinを測定する入力電圧測定器51が接続されている。入力電圧測定器51は、分圧抵抗等により構成されている。更に、−側入力端子2b側には、DCの入力電流Iinを測定する入力電流測定器52が接続されている。入力電流測定器52は、シャント抵抗等により構成されている。
同様に、+側出力端子46a及び−側出力端子46b間には、DCの出力電圧Voutを測定する出力電圧測定器53が接続されている。出力電圧測定器53は、分圧抵抗等により構成されている。更に、−側出力端子46b側には、DCの出力電流Ioutを測定する出力電流測定器54が接続されている。出力電流測定器54は、シャント抵抗等により構成されている。
入力電圧測定器51、入力電流測定器52、出力電圧測定器53、及び出力電流測定器54の出力側には、スイッチング電源の制御装置60が接続されている。制御装置60は、入力電圧測定器51、入力電流測定器52、出力電圧測定器53、及び出力電流測定器54の測定値を入力し、スイッチング回路10内のMOSFET11〜14をオン/オフ動作させるためのスイッチングパルスS11〜S14を生成する機能を有している。
スイッチング電源では、スイッチング周波数fを変化させることで、出力電圧Voutを制御することができる。そのため、制御装置60は、周波数変調(SFM)制御を行う機能を有し、マイクロコンピュータ、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)等のプログラム制御可能なプロセッサ等により構成されている。
図1は、図2中の制御装置60の構成例を示す機能ブロック図である。
この制御装置60は、入力電圧検出部61、入力電流検出部62、出力電圧検出部63、及び出力電流検出部64を有している。
入力電圧検出部61は、入力電圧測定器51で測定された入力電圧Vinの測定値からデジタル信号の入力電圧値vinを検出するものであり、アナログ/デジタル変換器(以下「A/D変換器」という。)等で構成されている。入力電流検出部62は、入力電流測定器52で測定された入力電流Iinの測定値からデジタル信号の入力電流値iinを検出するものであり、A/D変換器等で構成されている。出力電圧検出部63は、出力電圧測定器53で測定された出力電圧Voutの測定値からデジタル信号の出力電圧値voutを検出するものであり、A/D変換器等で構成されている。更に、出力電流検出部64は、出力電流測定器54で測定された出力電流Ioutの測定値からデジタル信号の出力電流値ioutを検出するものであり、A/D変換器等で構成されている。
入力電圧検出部61及び入力電流検出部62の出力側には、入力電力計測部としての入力電力算出部65が接続されている。入力電力算出部65は、検出された入力電圧値vinと入力電流値iinとを乗算して入力電力値pinを算出するものであり、この出力側に、第1判定部67が接続されている。出力電圧検出部63の出力側には、第2判定部68が接続されている。
第1判定部67は、算出された入力電力値pinが入力電力制限値piaよりも大きいか否か(即ち、pin>pia又はpin≦pia)を判定し、小さいときには(pin≦pia)、第1判定結果S67aを出力し、大きいときには(pin>pia)、第2判定結果S67bを出力するものであり、この出力側に、定電圧制御部69及び定電力制御部70が接続されている。
第2判定部68は、検出された出力電圧値voutが、入力電力制限開始の第2出力電圧設定値vobよりも大きいか否か(即ち、vout>vob又はvout≦vob)を判定し、大きいときには(vout>vob)、第2判定結果S67bを出力し、小さいときには(vout≦vob)、第3判定結果S68を出力するものであり、この出力側に、定電力制御部70及び入力電力制限制御部71が接続されている。
定電圧制御部69は、第1判定結果S67aを入力すると、検出された出力電圧値voutが、第1出力電圧設定値voaとなるよう、スイッチング周波数fを決定して定電圧制御信号S69を出力するものであり、この出力側に、スイッチングパルス生成部72が接続されている。定電力制御部70は、第2判定結果S67bを入力すると、入力電力制限値piaに基づき、入力電力値pinを定電力制御し、その結果、出力電力Poutが定電力となるよう、スイッチング周波数fを決定して定電力制御信号S70を出力するものであり、この出力側に、スイッチングパルス生成部72が接続されている。
入力電力制限制御部71は、過電流を防止するために、第3判定結果S68が入力されると、算出された入力電力値pinが、検出された出力電圧値voutに応じた入力電力制限値piaとなるよう、スイッチング周波数fを決定して入力電力制限制御信号S71を出力するものであり、この出力側に、スイッチングパルス生成部72が接続されている。出力電圧値voutに応じた入力電力制限値piaは、例えば、入力電力制限値piaから入力電力制限値pib[W/V]を減算した値である。
スイッチングパルス生成部72は、定電圧制御信号S69、定電力制御信号S70、又は入力電力制限制御信号S71のいずれか1つの制御信号に基づき、スイッチング回路10内の4つのMOSFET11〜14をオン/オフ動作させるための4つのスイッチングパルスS11〜S14を生成する機能を有している。
(実施例1のスイッチング電源の全体の動作)
図2のスイッチング電源において、図6中のLLC共振の通常動作範囲(a)における概略の定電圧出力動作を説明する。
制御装置60は、出力端子46a,46bから出力される出力電圧Voutが一定となるように、スイッチングパルスS11〜S14を出力して、スイッチング回路10内のMOSFET11〜14をオン/オフ動作させる。DC電源1から供給されたDC電圧が、入力端子2a,2bに入力されると、その入力電圧Vinが、スイッチング回路10によってスイッチングされ、第1AC電圧に変換される。
変換された第1AC電圧は、共振回路20及びトランス30の1次巻線31へ供給され、これらの共振回路20及びトランス30の1次巻線31に、共振回路20の共振周波数f0に対応した疑似正弦波電流が流れる。すると、トランス30の2次巻線32に、第2AC電圧(即ち、誘起電圧)が発生する。発生した誘起電圧は、整流平滑回路40により、DC電圧に変換された後に平滑コンデンサ45で平滑される。これにより、DCの出力電力Pout(即ち、DCの出力電圧Vout及び出力電流Iout)が出力端子46a,46bから出力される。
制御装置60は、出力電圧測定器53で測定された出力電圧Voutの測定値に基づき、その出力電圧Voutが一定となるように、出力電圧Voutが高い場合は、スイッチング周波数fを増加し、出力電圧Voutが低い場合は、スイッチング周波数fを低下するようなスイッチングパルスS11〜S14を生成し、スイッチング回路10を制御する。これにより、定電圧出力が得られる。
(実施例1の制御装置の制御方法)
図3は、図1及び図2のスイッチング電源における電圧垂下特性を示す図である。
図3において、横軸は、出力電流測定器54で測定されて制御装置60内で検出された出力電流値iout、縦軸は、出力電圧測定器53で測定されて制御装置60内で検出された出力電圧値voutである。
図3において、領域(1)は、出力電流値ioutのゼロから入力電力制限値pia(即ち、垂下開始点)までの間の定電圧制御領域、領域(2)は、入力電力制限値piaから入力電力制限開始の第2出力電圧設定値vobまでの間の入力電力Pinの定電力制御領域、及び、領域(3)は、第2出力電圧設定値vob以下の入力電力制限制御領域である。
図4は、図1の制御装置60における制御方法を示すフローチャートである。
以下、図1及び図3を参照しつつ、図4のフローチャートの制御処理を説明する。
図4のフローチャートにおいて、図1の制御装置60の動作が開始されると、各種計測処理のステップST1へ進む。ステップST1において、入力電圧測定器51、入力電流測定器52、出力電圧測定器53、及び出力電流測定器54により、DC入力電圧Vin、DC入力電流Iin、DC出力電圧Vout、及びDC出力電流Ioutがそれぞれ測定され、これらの測定値が制御装置60内に入力される。
制御装置60内において、入力電圧検出部61によって入力電圧値vinが検出されると共に、入力電流検出部62によって入力電流値iinが検出され、これらの入力電圧値vin及び入力電流値iinが入力電力算出部65に入力される。更に、出力電圧検出部63によって出力電圧値voutが検出されると共に、出力電流検出部64によって出力電流値ioutが検出され、その出力電圧値voutが第2判定部68に入力される。入力電力算出部65は、入力電圧値vinと入力電流値iinとを乗算して入力電力値pinを算出し、第1判定部67へ与え、第1判定処理のステップST2へ進む。
ステップST2において、第1判定部67は、入力電力値pinが入力電力制限値piaよりも大きいか否かを判定し、小さいときには(pin≦pia、NO)、第1判定結果S67aを定電圧制御部69へ出力して定電圧制御処理(1)のステップST3へ進む。前記判定結果が大きいときには(pin>pia、YES)、第2判定結果S67bを定電力制御部70へ出力して定電力制御処理(2)のステップST4へ進む。
ステップST3において、定電圧制御部69は、出力電圧値voutが第1出力電圧設定値voaとなるようスイッチング周波数fを決定し、定電圧制御信号S69をスイッチングパルス生成部72へ与える。スイッチングパルス生成部72では、定電圧制御信号S69に基づき、決定されたスイッチング周波数fのスイッチングパルスS11〜S14を生成し、スイッチング回路10内のMOSFET11〜14をオン/オフ動作させる。これにより、通常の制御ループである定電圧制御(1)が行われ、ステップST1へ戻る。
ステップST4において、定電力制御部70は、入力電力制限値piaに基づき、入力電力値pinを定電力制御し、その結果、出力電力Poutが定電力となるよう、スイッチング周波数fを決定し、定電力制御信号S70をスイッチングパルス生成部72へ与える。スイッチングパルス生成部72では、定電力制御信号S70に基づき、決定されたスイッチング周波数fのスイッチングパルスS11〜S14を生成し、スイッチング回路10内のMOSFET11〜14をオン/オフ動作させる。これにより、入力電力Pinの定電力制御(2)が行われ、第2判定処理のステップST5へ進む。
ステップST5において、第2判定部68は、出力電圧値voutが入力電力制限開始の第2出力電圧設定値vobよりも大きいか否かを判定し、大きいときには(vou>vob、YES)、第2判定結果S67bを定電力制御部70へ与え、ステップST4に戻る。これにより、ステップST4の定電力制御(2)が行われる。第2判定部68は、前記判定結果が小さいときには(vout≦vob、NO)、第3判定結果S68を入力電力制限制御部71に与え、入力電力制限制御処理(3)のステップST6へ進む。
ステップST6において、入力電力制限制御部71は、過電流を防止するための制御として、入力電力値pinが出力電圧値voutに応じた入力電力制限値pia(=入力電力制限値pia−入力電力制限量pib)となるようスイッチング周波数fを決定し、入力電力制限制御信号S71をスイッチングパルス生成部72へ与える。スイッチングパルス生成部72では、入力電力制限制御信号S71に基づき、決定されたスイッチング周波数fのスイッチングパルスS11〜S14を生成し、スイッチング回路10内のMOSFET11〜14をオン/オフ動作させる。これにより、入力電力制限制御(3)が行われ、制御処理が終了する。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、入力電圧Vinと入力電流Iinを計測して入力電力値pinを算出し、入力電力制限制御部71の入力電力制限機能によってその入力電力値pinを制限している。又、出力電圧Voutを計測し、この出力電圧値voutによって入力電力値pinを更に制限している。これにより、過電流設定値imaxの手前で、出力電圧値voutを低下させることが可能となり、従来の課題である出力の停止を防止できる。
(実施例2の構成)
図5は、本発明の実施例2におけるスイッチング電源を示す概略の構成図であり、実施例1を示す図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2のスイッチング電源は、実施例1と同様に、LLC共振コンバータであるが、次のような点が異なっている。
本実施例2では、実施例1のフル・ブリッジ構成のスイッチング回路10に代えて、2つのMOSFET11,12を有するハーフ・ブリッジ構成のスイッチング回路10Aが設けられている。これに加えて、本実施例2では、実施例1の4つの整流ダイオード41〜44及び平滑コンデンサ45を有する整流平滑回路40に代えて、2つの整流ダイオード41,42及び平滑コンデンサ45を有する整流平滑回路40Aが設けられている。
更に、実施例1の制御装置60では、4つのスイッチングパルスS11〜S14を生成する構成になっているが、本実施例2の制御装置60Aでは、2つのスイッチングパルスS11,S12を生成する構成になっている。即ち、本実施例2の制御装置60Aでは、実施例1を示す図2中の制御装置60において、スイッチングパルス生成部72により、2つのスイッチングパルスS11,S12を生成する構成になっている点等が、実施例1と異なっている。
その他の構成は、実施例1と略同様である。
(実施例2の動作・制御方法)
本実施例2の制御装置60Aでは、出力端子46a,46bから出力される出力電圧Voutが一定となるように、2つのスイッチングパルスS11,S12を出力して、スイッチング回路10A内の2つのMOSFET11,12をオン/オフ動作させる。これにより、実施例1と略同様に、定電圧出力が得られる。
又、本実施例2の制御装置60Aにおける制御方法は、実施例1と略同様である。
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、実施例1と略同様に、過電流設定値imaxの手前で、出力電圧値voutを低下させることが可能となり、従来の課題である出力の停止を防止できる。
(変形例)
本発明は、上記実施例1、2に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)、(b)のようなものがある。
(a) 制御装置60,60Aを除いたスイッチング電源の主回路は、図2及び図5の構成に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、図2及び図5中のスイッチング回路10,10Aにおいて、MOSFET11〜14に代えて、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)等の他のスイッチング素子を用いても良い。又、図1中のスイッチング回路10において、2つのMOSFET13,14に代えて、2つのダイオードを用い、この2つのダイオードを、ダイオード11a,12aと同じ向きに直列に接続したり、或いは、2つのMOSFET11,13に代えて、2つのダイオードを用い、この2つのダイオードを、ダイオード12a,14aと同じ向きに接続しても良い。このような構成に変更しても、実施例1と略同様の作用効果を奏することができる。
(b) 図1の制御装置60は、他の構成に変更しても良い。図1では、入力電圧値vinと入力電流値iinとを掛け合わせて入力電力値pinを計測しているが、例えば、入力電流Iinのみ測定し、入力電圧Vinは制御装置60にテーブルを設けたものから当てはめて、入力電力Pinを推測することも可能である。又、図4のフローチャートも、他の処理手順に変更が可能である。
1 DC電源
10,10A スイッチング回路
11〜14 MOSFET
20 共振回路
30 トランス
40,40A 整流平滑回路
51〜54 測定器
60,60A 制御装置
61 入力電圧検出部
62 入力電流検出部
63 出力電圧検出部
64 出力電流検出部
65 入力電力算出部
67,68 第1、第2判定部
69 定電圧制御部
70 定電力制御部
71 入力電力制限制御部
72 スイッチングパルス生成部

Claims (5)

  1. 直流の入力電力における入力電圧をスイッチング素子によりスイッチングして交流電圧に変換し、この交流電圧を共振回路により共振させ、この共振させた交流電圧を整流及び平滑して直流の出力電圧を出力するスイッチング電源の制御方法であって、
    前記出力電圧の値が、入力電力制限開始の第2出力電圧設定値よりも小さいときには、前記入力電力の値が、前記出力電圧の値に応じた入力電力制限値となるよう、スイッチング周波数を決定して前記スイッチング素子をオン/オフ動作させる入力電力制限制御処理を行うことを特徴とするスイッチング電源の制御方法。
  2. 前記入力電力の値を計測する計測処理と、
    前記入力電力の値が、前記入力電力制限値よりも大きいか否かを判定し、小さいときには、第1判定結果を出力し、大きいときには、第2判定結果を出力する第1判定処理と、
    前記第1判定結果が出力された場合には、前記出力電圧の値が、第1出力電圧設定値となるよう、前記スイッチング周波数を決定して前記スイッチング素子をオン/オフ動作させる定電圧制御処理と、
    前記第2判定結果が出力された場合には、前記入力電力制限値に基づき、前記入力電力の値を定電力制御し、前記出力電圧における出力電力が定電力となるよう、前記スイッチング周波数を決定して前記スイッチング素子をオン/オフ動作させる定電力制御処理と、
    前記出力電圧の値が、前記第2出力電圧設定値よりも大きいか否かを判定し、大きいときには、前記定電力制御処理へ与える前記第2判定結果を出力して前記定電力制御処理を行わせ、小さいときには、第3判定結果を出力する第2判定処理と、
    前記第3判定結果が出力された場合に実行される前記入力電力制限制御処理と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源の制御方法。
  3. 前記出力電圧の値に応じた前記入力電力制限値は、
    前記入力電力制限値から入力電力制限量を減算した値であることを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチング電源の制御方法。
  4. 直流の入力電力における入力電圧をスイッチング素子によりスイッチングして交流電圧に変換し、この交流電圧を共振回路により共振させ、この共振させた交流電圧を整流及び平滑して直流の出力電圧を出力するスイッチング電源の制御装置であって、
    前記出力電圧の値が、入力電力制限開始の第2出力電圧設定値よりも小さいときには、前記入力電力の値が、前記出力電圧の値に応じた入力電力制限値となるよう、スイッチング周波数を決定して入力電力制限制御信号を出力する入力電力制限制御部と、
    前記入力電力制限制御信号に基づき、前記スイッチング素子をオン/オフ動作させるためのスイッチングパルスを生成するスイッチングパルス生成部と、
    を有することを特徴とするスイッチング電源の制御装置。
  5. 前記入力電力の値を計測する入力電力計測部と、
    前記入力電力の値が、前記入力電力制限値よりも大きいか否かを判定し、小さいときには、第1判定結果を出力し、大きいときには、第2判定結果を出力する第1判定部と、
    前記出力電圧の値が、前記第2出力電圧設定値よりも大きいか否かを判定し、大きいときには、前記第2判定結果を出力し、小さいときには、第3判定結果を出力する第2判定部と、
    前記第1判定結果が出力された場合には、前記出力電圧の値が、第1出力電圧設定値となるよう、前記スイッチング周波数を決定して定電圧制御信号を出力する定電圧制御部と、
    前記第2判定結果が出力された場合には、前記入力電力制限値に基づき、前記入力電力の値を定電力制御し、前記出力電圧における出力電力が定電力となるよう、前記スイッチング周波数を決定して定電力制御信号を出力する定電力制御部と、
    前記第3判定結果が出力された場合には、前記入力電力制限制御信号を出力する前記入力電力制限制御部と、
    前記定電圧制御信号、前記定電力制御信号、又は前記入力電力制限制御信号のいずれか1つの制御信号に基づき、前記スイッチングパルスを生成する前記スイッチングパルス生成部と、
    を有することを特徴とする請求項4記載のスイッチング電源の制御装置。
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