JP2016055845A - ドアガラススタビライザー - Google Patents

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Abstract

【課題】取付作業中に自動車ドア内に落とすことないドアガラススタビライザーを提供する。
【解決手段】ドアガラス5の側端5aを保持するドアガラススタビライザー10において、ドアガラススタビライザー10は、リテーナ部20とガラスラン部30を有する。リテーナ部20は、リテーナ車内側側壁21、リテーナ車外側側壁22とリテーナ底壁23から構成される断面略コ字形に形成される。ガラスラン部30は、弾性部材で形成され、ガラスラン車内側側壁31、ガラスラン車外側側壁32とガラスラン底壁33から構成される。ガラスラン部30はリテーナ部20の断面略コ字形の内部に保持され、ガラスラン部30の上端部からにガラスラン保持リップ34が延設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇降するドアガラスを有する自動車ドアのインナーパネルとアウターパネルの間に取付けられて、ドアガラスの側端を保持するドアガラススタビライザーに関する。
図11に示すように、自動車ドアのベルトライン部位、即ちドアパネルの上縁のフランジには、昇降可能なドアガラス5の車内側面と自動車ドア1のインナーパネル3の上縁開口との間をカバーして装飾し、シールするドアインナーウエザストリップ7が取付けられるとともに、自動車ドア1のアウターパネル2の上縁開口との間をカバーして装飾し、シールするドアアウターウエザストリップ8が取付けられている。
ドアインナーウエザストリップ7は、自動車ドアのインナーパネル3に取付けられて、ドアガラス5の車内側面をシールし、ドアアウターウエザストリップ8は、自動車ドアのアウターパネル2に取付けられて、ドアガラス5の車外側面をシールしている。
図11に示すように従来のドアインナーウエザストリップ7は、自動車ドア1のインナーパネル3の上端に設けられたフランジ部に取付けられるトリム部と、ドアガラス5の車内側面に先端が接触するシール部を有する。
また同様に、自動車ドア1の車外側には、自動車ドア1のアウターパネル2の上端に設けられたフランジ部に取付けられるトリム部と、ドアガラス5の車外側面に先端が接触するシール部を有する(例えば、特許文献1参照)。
この場合に、図11に示すように、ドアガラス5が上昇してドアフレームの上辺まで閉じられたときに、ドアガラス5の側端(フロントドアガラスの場合にはリヤ側の側端)の下部を保持するため、自動車ドアのインナーパネル3とアウターパネル2の間に、ドアガラススタビライザー110が取付けられている。
このドアガラススタビライザー110は、図12に示すように、ドアパネルに取付けるコ字形に形成されたリテーナ部120とリテーナ部120のコ字形の内部に保持されて、ドアガラス5の側端と当接、保持して、緩衝作用をするガラスラン部130から構成されるものがある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、このドアガラススタビライザー110のドアパネルへの取付けは、自動車ドアのインナーパネル3とアウターパネル2の間に、ドアガラススタビライザー110を入れて、一方の片手でドアガラススタビライザー110を押えながら、他方の片手で車室内側からリテーナ部120をボルト締めをして取付けるため、取付作業中にドアガラススタビライザー110を自動車ドアのインナーパネル3とアウターパネル2の間に落としてしまう場合がる。
特表2010−521349号公報 実開平5−65625号公報
このため、本発明は、取付作業中に自動車ドア内に落とすことないドアガラススタビライザーを提供するものである。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、昇降するドアガラスを有する自動車ドアのインナーパネルとアウターパネルの間に取付けられて、ドアガラスの側端を保持するドアガラススタビライザーにおいて、
ドアガラススタビライザーは、リテーナ部とガラスラン部を有し、
リテーナ部は、リテーナ車外側側壁、リテーナ車内側側壁とリテーナ底壁から構成される断面略コ字形に形成され、
ガラスラン部は、弾性部材で形成され、ガラスラン車外側側壁、ガラスラン車内側側壁とガラスラン底壁から構成されるとともに、ガラスラン部はリテーナ部の断面略コ字形の内部に保持され、ガラスラン部の上端部からにガラスラン保持リップが延設されていることを特徴とするドアガラススタビライザーである。
請求項1の本発明では、昇降するドアガラスを有する自動車ドアのインナーパネルとアウターパネルの間に取付けられて、ドアガラスの側端を保持するドアガラススタビライザーにおいて、ドアガラススタビライザーは、リテーナ部とガラスラン部を有する。このため、リテーナ部でドアパネルに強固に取付けられるとともに、ガラスラン部でドアガラスの側端を保持することができる。
リテーナ部は、リテーナ車外側側壁、リテーナ車内側側壁とリテーナ底壁から構成される断面略コ字形に形成される。このため、断面略コ字形の内部に、ガラスラン部を保持することができるとともに、ガラスラン部がドアガラスの側端を保持するときに、ガラスラン部がドアガラスの側端を保持することができるように、断面略コ字形に保持することができる。
ガラスラン部は、弾性部材で形成され、ガラスラン車外側側壁、ガラスラン車内側側壁とガラスラン底壁から構成される。このため、ガラスラン部の内部にドアガラスの側端を保持するとともに、ガラスラン部が緩衝作用をして、ドアガラスが振動しないように保持することができる。
ガラスラン部はリテーナ部の断面略コ字形の内部に保持され、ガラスラン部の上端部からガラスラン保持リップが延設されている。このため、ドアガラススタビライザーを自動車ドアの内部に取付けるときに、ガラスラン保持リップを持って、取付けることができ、狭い自動車ドアの内部でも確実にドアガラススタビライザーを保持することができ、容易にドアガラススタビライザーを自動車ドアの内部に取付けることができる。
請求項2の本発明は、ガラスラン保持リップはガラスラン車外側側壁の上端部から上方に延設されているドアガラススタビライザーである。
請求項2の本発明では、ガラスラン保持リップはガラスラン車外側側壁の上端部から上方に延設されているため、ドアガラススタビライザーを自動車ドアの内部に取付けるときに、ガラスラン保持リップを保持することが容易であり、ガラスラン保持リップを保持するときに、ガラスラン保持リップを保持することがリテーナ部のネジ等を挿入する作業に邪魔にならず、容易にドアガラススタビライザーを自動車ドアの内部に取付けることができる。
請求項3の本発明は、ドアガラススタビライザーを自動車ドアの内部のドアパネルに取付けたときに、ガラスラン保持リップは、ドアパネルに当接するドアガラススタビライザーである。
請求項3の本発明では、ドアガラススタビライザーを自動車ドアの内部のドアパネルに取付けたときに、ガラスラン保持リップは、ドアパネルに当接する。このため、自動車の走行時にガラスラン保持リップは、ドアパネルに当接したままで、振動することがないので、異音が発生することがない。
請求項4の本発明は、ガラスラン保持リップは、保持孔が形成され、ドアガラススタビライザーを自動車ドアの内部のドアパネルに取付けたときに、ドアパネルの先端部が保持孔に挿入されたドアガラススタビライザーである。
請求項4の本発明では、ガラスラン保持リップは、保持孔が形成され、ドアガラススタビライザーを自動車ドアの内部のドアパネルに取付けたときに、ドアパネルの先端部が保持孔に挿入されている。このため、自動車の走行時にガラスラン保持リップは保持孔で、ドアパネルの先端に確実に保持されて、振動することがないので、異音が発生することがない。
請求項5の本発明は、ガラスラン保持リップは、先端部が厚肉に形成されているドアガラススタビライザーである。
請求項5の本発明では、ガラスラン保持リップは、先端部が厚肉に形成されているため、ドアガラススタビライザーをドアパネルに取付けるときに、ガラスラン保持リップを保持し易くなり、取付作業が容易である。
ガラスラン部は、弾性部材で形成され、ガラスラン車外側側壁、ガラスラン車内側側壁とガラスラン底壁から構成されるため、ガラスラン部の内部にガラスランの側端を保持したときに、ドアガラスの形状に沿って、ガラスラン部が変形することができ、ドアガラスが振動しないように保持することができる。
ガラスラン部はリテーナ部の断面略コ字形の内部に保持され、ガラスラン部の上端部からにガラスラン保持リップが延設されているため、ドアガラススタビライザーを自動車ドアの内部に取付けるときに、ガラスラン保持リップを持って、取付けることができ、ドアガラススタビライザーが自動車ドアの内部に落下することがなく、容易にドアガラススタビライザーを自動車ドアの内部に取付けることができる。
本発明の実施の形態における、ドアガラススタビライザーの斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態における、ドアガラススタビライザーのリテーナ部の正面側の斜め側方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態における、ドアガラススタビライザーのリテーナ部の裏面側の斜め側方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態における、ドアガラススタビライザーのガラスラン部の正面側の斜め側方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態における、ドアガラススタビライザーのガラスラン部の裏面側の斜め側方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態における、ドアガラススタビライザーの正面図である。 本発明の実施の形態における、ドアガラススタビライザーの側面図である。 本発明の実施の形態における、ドアガラススタビライザーの裏面図である。 本発明の実施の形態における、ドアガラススタビライザーの断面図であり、図6におけるA−A線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態における、ドアガラススタビライザーの断面図であり、図6におけるB−B線に沿った断面図である。 ドアガラススタビライザーをドアパネル内に取付けた状態のドアパネルを一部切り欠いて斜め上方から見た斜視図である。 従来のドアガラススタビライザーの斜め上方から見た分解斜視図である。
本発明の実施の形態を図1〜図11に基づき説明する。
まず、ドアガラススタビライザー10の形状を説明し、ドアガラススタビライザー10を自動車ドア1の内部に取付けた状態については、後述する。
図1に、本発明の実施の形態のドアガラススタビライザー10の全体の形状を示す。
ドアガラススタビライザー10は、リテーナ部20とガラスラン部30を有する。ガラスラン部30は、リテーナ部20の断面略コ字形の内部に取付けられて、ガラスラン部30の内部をドアガラス5が摺動する。ドアガラス5は、図1の矢印Xで示す方向に昇降するとともに、上昇につれて図1の矢印Y及び矢印Zの方向に移動する。
このため、ドアガラス5が上昇したときに、ドアガラス5の側端5aをガラスラン部30で保持することができる。
まず、リテーナ部20とガラスラン部30の形状をそれぞれ説明し、リテーナ部20にガラスラン部30を取付けた状態とドアガラス5を保持する詳細は、後述する。
リテーナ部20の形状について、図2と図3に基づき説明する。
リテーナ部20は、リテーナ車外側側壁21、リテーナ車外側側壁22とリテーナ底壁23から構成される断面略コ字形に形成されている。リテーナ車外側側壁21、リテーナ車外側側壁22とリテーナ底壁23には、後述するガラスラン部30の保持突起が挿入されるリテーナ車内側側壁保持孔21a、リテーナ車外側側壁保持孔22aとリテーナ底壁保持孔23aが形成されている。
リテーナ部20は、硬質部材である金属又は硬質樹脂で形成されている。
リテーナ車外側側壁22の先端から、リテーナ車外側側壁22の延長方向に、リテーナ取付部24が延設されている。リテーナ取付部24には、ドアガラススタビライザー10を自動車ドア1のインナーパネル3に取付けるねじを挿入するリテーナ取付孔24aが設けられている。
リテーナ取付部24の上端にリテーナ係止爪24bが2本形成されている。リテーナ係止爪24bは、自動車ドア1のアウタリインフォース4に設けられた、後述する取付孔4bに係合するようにリテーナ取付部24の外面側に鉤型に屈曲して形成されている。本実施の形態では、リテーナ係止爪24bは、2本形成されているが、本数は適宜選択することができる。
次に、ガラスラン部30について、図4と図5に基づき説明する。
ガラスラン部30は、衝撃吸収性や緩衝性の優れた、弾性部材で形成され、リテーナ部20に取付時に屈曲可能に形成され、例えば、合成ゴム、熱可塑性エラストマー或いは軟質合成樹脂等で形成されている。
ガラスラン部30は、ガラスラン車内側側壁31、ガラスラン車外側側壁32とガラスラン底壁33から構成され、成型時には平板状に形成され、リテーナ部20取付けるときは、断面略コ字形に屈曲される。ガラスラン部30は、上記のように弾性部材で形成されるため、リテーナ部20に取付けられたときに、リテーナ部20の断面略コ字形の形状に沿って変形して、内部に取付けられることができる。
ガラスラン車内側側壁31、ガラスラン車外側側壁32とガラスラン底壁33の外面には、リテーナ車内側側壁保持孔21a、リテーナ車外側側壁保持孔22aとリテーナ底壁保持孔23aに対応する部分に、それぞれガラスラン車内側側壁保持突起31a、ガラスラン車外側側壁保持突起32aとガラスラン底壁保持突起33aが形成されている。
ガラスラン車外側側壁32の上端部からガラスラン保持リップ34が延設されている。ガラスラン保持リップ34は、ガラスラン車外側側壁32の外面側の斜め上方に向かって形成されている。ガラスラン保持リップ34に、アウタリインフォース4の先端部4cを挿入するガラスラン保持リップ保持孔34aを形成することができる。
次に、リテーナ部20にガラスラン部30を取付けた状態について、図1及び図6〜図8に基づき説明する。
金属製のリテーナ部20の断面略コ字形の内部に、弾性部材のガラスラン部30を上述のように折り曲げて組み付ける。これにより、リテーナ部20の断面略コ字形の内部に、ガラスラン部30を保持することができるとともに、ガラスラン部30がドアガラス5の側端5aを保持するときに、ガラスラン部30がドアガラス5の側端5aを保持することができるように、ガラスラン部30を断面略コ字形に保持することができる。
このとき、リテーナ車内側側壁保持孔21a、リテーナ車外側側壁保持孔22aとリテーナ底壁保持孔23aに、それぞれガラスラン車内側側壁保持突起31a、ガラスラン車外側側壁保持突起32aとガラスラン底壁保持突起33aが挿入されて、ガラスラン部30は、確実にリテーナ部20に保持される。
ガラスラン底壁保持突起33aは、図4に示すように、先端を長く形成し、根元部分に凹溝を形成することができる。この場合には、ガラスラン部30をリテーナ部20に取付けるときに、長く形成したガラスラン底壁保持突起33aをリテーナ底壁保持孔23aに挿入した後に、引っ張ることで、ガラスラン底壁保持突起33aの根元部分の凹溝にリテーナ底壁保持孔23aの円周部分を嵌合することができ、強固にガラスラン部30をリテーナ部20に取付けることができる。
次に、ドアガラススタビライザー10を自動車ドア1の内部に取付ける方法を説明する。
ガラスラン保持リップ34は、リテーナ車外側側壁22の先端から外方に斜めに張り出して形成されている。
このため、ドアガラススタビライザー10を自動車ドア1の内部に取付けるときに、ガラスラン保持リップ34を持って、取付けることができる。
ガラスラン保持リップ34は、先端部が厚肉に形成することができる。この場合には、ドアガラススタビライザー10をドアパネルに取付けるときに、ガラスラン保持リップ34の厚肉部分をつまんで保持し易くなり、ガラスラン保持リップ34を離すことがなく、取付作業が容易である。
ドアガラススタビライザー10を自動車ドア1の内部に取付ける場合には、図11に示すように、インナーパネル3とアウターパネル2の間にドアガラススタビライザー10を一方の手に持って入れる。そのとき、他方の手はガラスラン部30のガラスラン保持リップ34を持っていることができる。そのため、ドアガラススタビライザー10を組付けるときに、ドアガラススタビライザー10が、自動車ドア1内のインナーパネル3とアウターパネル2の間に落ちることがない。
次に、ドアガラススタビライザー10をアウタリインフォース4側に取付ける場合には、図11に示すように、アウタリインフォース4内部の取付座面4aに2個の取付孔4b、4bを形成し、リテーナ部20の2個のリテーナ係止爪24b、24bを取付孔4b、4bに挿入して係止する。
その後、リテーナ部20のリテーナ取付孔24aにボルトを挿入して、アウタリインフォース4の内部の取付座面4aにリテーナ取付部24を固定することができる。リテーナ取付孔24aのボルトと、リテーナ係止爪24b、24bによりドアガラススタビライザー10は、回転することなく安定して取付けられることができる。
このとき、図9に示すように、ガラスラン部30のガラスラン保持リップ34にガラスラン保持リップ保持孔34aを形成して、ガラスラン保持リップ保持孔34aにアウタリインフォース4の取付座面4aの先端部4cを挿入して、ガラスラン保持リップ34をアウタリインフォース4の取付座面4aに固定することができる。
この場合には、自動車の走行時にガラスラン保持リップ34はガラスラン保持リップ保持孔34aに挿入されたアウタリインフォース4の取付座面4aの先端部2cに確実に保持されて、振動することがないので、異音が発生することがない。
或いは、ドアガラススタビライザー10を自動車ドア1のアウタリインフォース4の取付座面4aに取付けたときに、ガラスラン保持リップ34をアウタリインフォース4の取付座面4a又はアウタリインフォース4の他の部分に当接させることもできる。この場合においても、自動車の走行時にガラスラン保持リップ34は、アウタリインフォース4に当接したままで、振動することがないので、異音が発生することがない。
次に、ドアガラススタビライザー10をアウタリインフォース4に取付けた後に、ドアガラス5が上昇して、ドアガラススタビライザー10の内部にドアガラス5の側端5aが保持された状態について説明する。
ドアガラス5は、自動車ドア1に内部を上昇して、ドアフレームの先端に当接して完全に閉まると、ドアガラス5の下方の側端5aは、ドアガラススタビライザー10の断面略コ字形の内部に保持される。
ドアガラス5の下方の側端5aがドアガラススタビライザー10に保持されると、図9と図10に示すように、ドアガラス5の側端5aの車外側面は、ガラスラン部30のガラスラン車外側側壁32の面と当接するとともに、ドアガラス5の側端5aの車内側面は、ドアガラス5を保持するドアガラス保持部材6に保持されて、ドアガラス保持部材6は、ガラスラン車内側側壁31の内面に保持される。
ガラスラン部30は、弾性部材で形成されているため、断面略コ字形の内部にドアガラス5の側端5aを保持したときに、車体の形状に沿って湾曲したドアガラス5の形状に沿って、ガラスラン部30が変形することができ、走行中でもドアガラス5が振動しても、振動を吸収して、振動しないように保持することができる。
1 自動車ドア
2 ドアインナーパネル
5 ドアガラス
10 ドアガラススタビライザー
20 リテーナ部
24 リテーナ取付部
24b リテーナ取付爪
30 ガラスラン部
34 ガラスラン保持リップ

Claims (5)

  1. 昇降するドアガラスを有する自動車ドアのインナーパネルとアウターパネルの間に取付けられて、上記ドアガラスの側端を保持するドアガラススタビライザーにおいて、
    該ドアガラススタビライザーは、リテーナ部とガラスラン部を有し、
    上記リテーナ部は、リテーナ車外側側壁、リテーナ車内側側壁とリテーナ底壁から構成される断面略コ字形に形成され、
    上記ガラスラン部は、弾性部材で形成され、ガラスラン車外側側壁、ガラスラン車内側側壁とガラスラン底壁から構成されるとともに、上記ガラスラン部は上記リテーナ部の断面略コ字形の内部に保持され、上記ガラスラン部の上端部から上方にガラスラン保持リップが延設されていることを特徴とするドアガラススタビライザー。
  2. 上記ガラスラン保持リップは上記ガラスラン車外側側壁の上端部から上方に延設されている請求項1に記載のドアガラススタビライザー。
  3. 上記ドアガラススタビライザーを上記自動車ドアの内部のドアパネルに取付けたときに、上記ガラスラン保持リップは、上記ドアパネルに当接する請求項1又は請求項2に記載のドアガラススタビライザー。
  4. 上記ガラスラン保持リップは、保持孔が形成され、上記ドアガラススタビライザーを上記自動車ドアの内部のドアパネルに取付けたときに、上記ドアパネルの先端部が上記保持孔に挿入された請求項1又は請求項2に記載のドアガラススタビライザー。
  5. 上記ガラスラン保持リップは、先端部が厚肉に形成されている請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のドアガラススタビライザー。
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