JP2016054628A - 電源装置および電源装置の充電方法 - Google Patents

電源装置および電源装置の充電方法 Download PDF

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小山 輝芳
Teruyoshi Koyama
輝芳 小山
亮 泉本
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亮 泉本
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Abstract

【課題】キャパシタの充電完了までに要する時間を短縮することができる電源装置および電源装置の充電方法を提供すること。【解決手段】実施形態に係る電源装置は、キャパシタと、充電電圧制御部とを備える。キャパシタは、電子機器へ電力を供給する。充電電圧制御部は、電子機器の起動信号が検知されていない期間にキャパシタを予備充電する周囲温度に応じた充電電圧を、起動信号が検知されている期間にキャパシタを本充電する周囲温度に応じた充電電圧よりも低くなるように制御する。【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、電源装置および電源装置の充電方法に関する。
従来、電源とは別に電源補償用のキャパシタを備え、電源からの供給電力が不足した場合に、キャパシタから電子機器へ電力を供給することによって電源を補償する電源装置がある。電源装置では、使用環境の温度によってキャパシタの特性が劣化して寿命が短くなったり、出力電圧が低下したりすることがある。
例えば、電気二重層キャパシタは、高温環境下において高電圧による長時間の充電が行われると、特性劣化が加速することがある。また、電気二重層キャパシタは、環境の温度が低下するほど内部抵抗が増大するので、低温環境下において出力電圧が低下することがある。
このため、例えば、特許文献1に記載の車両用電源装置では、使用環境の温度に応じて充電電圧を制御することによって、電気二重層キャパシタの特性劣化や出力電圧の低下を抑制している。
特開2007−153006号公報
しかしながら、使用環境の温度に応じて充電電圧を制御する従来の装置では、キャパシタの充電完了までに要する時間が嵩むことがある。例えば、従来の装置では、高温環境下においてキャパシタの特性劣化を抑制するために充電電圧を下げると、充電の完了までに要する時間が嵩む。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、キャパシタの充電完了までに要する時間を短縮することができる電源装置および電源装置の充電方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る電源装置は、キャパシタと、充電電圧制御部とを備える。キャパシタは、電子機器へ電力を供給する。充電電圧制御部は、前記電子機器の起動信号が検知されていない期間に前記キャパシタを予備充電する周囲温度に応じた充電電圧を、前記起動信号が検知されている期間に前記キャパシタを本充電する周囲温度に応じた充電電圧よりも低くなるように制御する。
実施形態に係る電源装置および電源装置の充電方法によれば、キャパシタの充電完了までに要する時間を短縮することができる。
図1は、第1実施形態に係る電源装置の構成を示す説明図である。 図2は、第1実施形態に係るキャパシタの予備充電および本充電における周囲温度とキャパシタの充電電圧との関係を示す図である。 図3は、第1実施形態に係る電源装置の動作手順を示すフローチャートである。 図4は、第2実施形態に係る電源装置の構成を示す説明図である。 図5は、第2実施形態に係る電源の出力電圧およびACC信号の検知タイミングと、キャパシタの充電電圧との対応関係を示す説明図である。 図6は、第3実施形態に係る電源装置の構成を示す説明図である。 図7は、第4実施形態に係る電源装置の構成を示す説明図である。 図8は、第4実施形態に係る電源の出力電圧およびACC信号の検知タイミングと、キャパシタの充電電圧との対応関係を示す説明図である。 図9は、第5実施形態に係る電源装置の構成を示す説明図である。 図10は、第5実施形態に係るキャパシタの予備充電および本充電における周囲温度とキャパシタの充電電圧との関係を示す図である。 図11は、第6実施形態に係る電源装置の構成を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する電源装置および電源装置の充電方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。以下の説明では、電源装置の使用環境の温度を単に周囲温度と称する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電源装置11の構成を示す説明図であり、図2は、第1実施形態に係るキャパシタ21の予備充電および本充電における周囲温度とキャパシタ21の充電電圧との関係を示す図である。また、図3は、第1実施形態に係る電源装置11の動作手順を示すフローチャートである。
ここでは、車両に搭載される電源装置11を例に挙げて説明するが、実施形態に係る電源装置11は、車両以外に搭載されてもよい。図1に示すように、電源装置11は、車両に搭載される電源101と電子機器102との間に接続される。電源101は、例えば、車載バッテリである。また、電子機器102は、例えば、カーナビゲーション機能を備えたカーオーディオ装置である。
電源装置11は、電源101から入力される電力を電子機器102へ出力し、例えば、車両のクランキングなどによって電源101の出力電圧が低下した場合に、電源101からの供給電力が不足した電子機器102へ電力を供給して電源を補償する装置である。
かかる電源装置11は、電源101からの供給電力が不足した電子機器102へ電力を供給するキャパシタ21を備える。そして、電源装置11は、車両のアクセサリ電源(以下、「ACC」と記載する)がオンされていない期間に、周囲温度に応じた充電電圧によってキャパシタ21を予備充電し、ACCがオンされている期間に、周囲温度に応じた充電電圧によってキャパシタ21を本充電する。
これにより、電源装置11は、本充電に要する時間を短縮することができる。しかも、電源装置11は、周囲温度に応じた充電電圧によって予備充電および本充電を行うので、周囲温度の変化に起因したキャパシタ21の特性劣化や出力電圧の低下を抑制することができる。
さらに、電源装置11は、本充電を行う場合の周囲温度に応じた充電電圧よりも低い充電電圧によって予備充電を行う。このように、電源装置11は、ACCがオンの期間よりも長いACCがオフの期間に継続して行う予備充電の充電電圧を本充電の充電電圧よりも低く抑えるので、高電圧による長期間の充電に起因したキャパシタ21の特性劣化を抑制することができる。
かかる電源装置11は、具体的には、図1に示すように、DC/DCコンバータ20、キャパシタ21、バランシング回路22、第1スイッチ回路SW1、バッテリ検知部31、NOTゲート32、ACC検知部33、および充電電圧制御部41を備える。
DC/DCコンバータ20は、電源101と電子機器102との間に接続され、電源101から入力される直流電流の電圧を電子機器102用に変圧して電子機器102へ出力する回路である。
キャパシタ21は、例えば、直列に接続される複数(ここでは、3個)の電気二重層キャパシタを備える。キャパシタ21の正極は、充電電圧制御部41を介して電源101に接続される。また、キャパシタ21の正極は、第1スイッチ回路SW1を介してDC/DCコンバータ20に接続される。なお、キャパシタ21の負極は、グランドに接続される。
バランシング回路22は、キャパシタ21の正極、キャパシタ21の各電気二重層キャパシタ間の接続線、およびグランドに接続される。バランシング回路22は、各電気二重層キャパシタに電荷を均等に蓄積させる回路である。
バランシング回路22は、キャパシタ21に蓄積された電荷に基づいて、各電気二重層キャパシタに電荷が均等に蓄積されているかを判定する。そして、バランシング回路22は、各電気二重層キャパシタに電荷が均等に蓄積されていない場合、過剰に電荷が蓄積された電気二重層キャパシタからグランドへ電荷を排出する。
バッテリ検知部31は、電源101、充電電圧制御部41、およびNOTゲート32に接続され、電源101の出力電圧が所定の閾値以上になった場合に、その旨を示す信号を充電電圧制御部41およびNOTゲート32へ出力する回路である。
NOTゲート32は、バッテリ検知部31と第1スイッチ回路SW1との間に接続され、バッテリ検知部31から信号が入力されない期間に、第1スイッチ回路SW1をオンにする信号を第1スイッチ回路SW1へ出力するインバータである。
第1スイッチ回路SW1は、キャパシタ21の正極とDC/DCコンバータ20との間に接続され、NOTゲート32から信号が入力されている期間にオンとなる回路である。つまり、第1スイッチ回路SW1は、電源101の出力電圧が所定の閾値未満となった場合にオンとなり、キャパシタ21からDC/DCコンバータ20へ電力を供給する。
ACC検知部33は、車両のイグニッションスイッチ(図示略)と充電電圧制御部41との間に接続され、ACCがオンされる場合に出力されるACC信号(電子機器102の起動信号の一例)を検知する回路である。ACC検知部33は、ACC信号を検知している期間に、その旨を示す信号を充電電圧制御部41へ出力する。
充電電圧制御部41は、電源101、バッテリ検知部31、ACC検知部33、およびキャパシタ21の正極に接続され、キャパシタ21の充電電圧を制御して、キャパシタ21の充電を行う回路である。
ここで、電子機器102は、ACCがオンされた後に起動する。そこで、充電電圧制御部41は、ACCがオンされていない期間にキャパシタ21を予備充電しておき、ACCがオンされている期間に、キャパシタ21を本充電する。
これにより、充電電圧制御部41は、本充電を開始する前までに、キャパシタ21をある程度まで充電しておくことができるので、予備充電を行わない場合に比べて短時間の本充電によって充電を完了することができる。
また、キャパシタ21は、前述したように、直列に接続された複数の電気二重層キャパシタを備える。電気二重層キャパシタは、例えば、アルミ電解コンデンサなどの他のコンデンサに比べ、コストが低い、短時間で充放電が可能、蓄電量が高いなどの利点がある。
一方、電気二重層キャパシタは、高温環境下において高電圧による長時間の充電が行われると、特性劣化が加速する、環境の温度が低下するほど内部抵抗が増大して低温環境下において出力電圧が低下するなどの問題点もある。
そこで、充電電圧制御部41は、予備充電を行う場合に、図2にAで示す温度依存特性に従い、周囲温度が高くなるほど充電電圧が低くなるように充電電圧を制御する。また、充電電圧制御部41は、本充電を行う場合にも、図2にBで示す温度依存特性に従い、周囲温度が高くなるほど充電電圧が低くなるように充電電圧を制御する。
このように、電源装置11は、周囲温度が比較的高い場合には、周囲温度が比較的低い場合よりも充電電圧を下げてキャパシタ21を充電するので、高温環境下での高電圧による長期間の充電に起因したキャパシタ21の特性劣化を抑制することができる。
また、電源装置11は、周囲温度が比較的低い場合には、周囲温度が比較的高い場合よりも充電電圧を上げてキャパシタ21を充電するので、低温環境下においてもキャパシタ21を十分に充電することができる。
しかも、充電電圧制御部41は、図2に示すように、想定される環境の最低温度Tよりも周囲温度が高い場合には、本充電の充電電圧よりも低い充電電圧によって予備充電を行う。これにより、充電電圧制御部41は、本充電を行う期間よりも長い予備充電を行う期間に、高電圧による長期間の充電に起因して発生するキャパシタ21の特性劣化を抑制することができる。
かかる充電電圧制御部41は、具体的には、図1に示すように、DC/DCコンバータ51と、予備充電用温度センサ52と、本充電用温度センサ53と、第2スイッチ回路SW2とを備える。
DC/DCコンバータ51は、電源101と、キャパシタ21とに接続され、入力される電源101の出力電圧をフィードバック制御によって制御してキャパシタ21へ出力する回路である。また、DC/DCコンバータ51には、バッテリ検知部31から電源101の出力電圧に関する検知結果が入力される。また、DC/DCコンバータ51には、第2スイッチ回路SW2を介して予備充電用温度センサ52の出力電圧または本充電用温度センサ53の出力電圧が入力される。
予備充電用温度センサ52および本充電用温度センサ53は、DC/DCコンバータ51と第2スイッチ回路SW2との間に接続され、DC/DCコンバータ51の出力電圧を降圧して第2スイッチ回路SWへ出力する。かかる予備充電用温度センサ52および本充電用温度センサ53は、例えば、白金薄膜温度センサや半導体温度センサなどの周囲温度に応じて抵抗値が変化する可変抵抗である。
予備充電用温度センサ52は、充電電圧制御部41によってキャパシタ21の予備充電を行う場合に、図2にAで示す温度依存性特性に従い、周囲温度が高くなるほど充電電圧が低くなるように出力電圧を制御して第2スイッチ回路SW2へ出力する。一方、本充電用温度センサ53は、充電電圧制御部41によってキャパシタ21の本充電を行う場合に、図2にBで示す温度依存性特性に従い、周囲温度が高くなるほど充電電圧が低くなるように出力電圧を制御して第2スイッチ回路SW2へ出力する。
第2スイッチ回路SW2は、予備充電用温度センサ52および本充電用温度センサ53とDC/DCコンバータ51との間に接続され、予備充電用温度センサ52の出力電圧または本充電用温度センサ53の出力電圧をDC/DCコンバータ51へ出力する回路である。
第2スイッチ回路SW2は、ACC検知部33からACC信号が検知されていることを示す信号が入力されない期間に、予備充電用温度センサ52とDC/DCコンバータ51とを接続する。一方、第2スイッチ回路SW2は、ACC検知部33からACC信号が検知されていることを示す信号が入力される期間に、本充電用温度センサ53とDC/DCコンバータ51とを接続する。
これにより、充電電圧制御部41は、ACC信号が検知されていない期間にキャパシタ21を予備充電する周囲温度に応じた充電電圧を、ACC信号が検知されている期間にキャパシタ21を本充電する周囲温度に応じた充電電圧よりも低くなるように制御することができる。
次に、図3を参照して第1実施形態に係る電源装置11の動作手順について説明する。図3は、第1実施形態に係る電源装置11の動作手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、電源装置11がキャパシタ21の充電を行う場合の動作手順について説明する。図3に示すように、電源装置11は、電源101の出力電圧を検知したか否かを判定する(ステップS101)。
電源装置11は、電源101の出力電圧が所定の閾値以上になったことがバッテリ検知部31によって検知されたか否かによって、電源101の出力電圧を検知したか否かを判定する。そして、電源装置11は、電源101の出力電圧を検知していないと判定した場合(ステップS101,No)、電源101の出力電圧を検知するまで、ステップS101の判定動作を繰り返す。
また、電源装置11は、電源の出力電圧を検知したと判定した場合(ステップS101,Yes)、予備充電用の周囲温度に応じた充電電圧制御を行う(ステップS102)。具体的には、電源装置11では、第2スイッチ回路SW2によって、予備充電用温度センサ52とDC/DCコンバータ51とを接続することによって、予備充電用の周囲温度に応じた充電電圧制御を行う。そして、電源装置11は、キャパシタ21の予備充電を行う(ステップS103)。
続いて、電源装置11は、ACCがオンされたか否かの判定を行う(ステップS104)。そして、電源装置11は、ACCがオンされていないと判定した場合(ステップS104,No)、ACCがオンされるまで、ステップS102およびステップS103の動作を繰り返す。
また、電源装置11は、ACCがオンされたと判定した場合(ステップS104,Yes)、本充電用の周囲温度に応じた充電電圧制御を行う(ステップS105)。具体的には、電源装置11では、第2スイッチ回路SW2によって、本充電用温度センサ53と、DC/DCコンバータ51とを接続することによって、本充電用の周囲温度に応じた充電電圧制御を行う。そして、電源装置11は、キャパシタ21の本充電を行う(ステップS106)。
その後、電源装置11は、ACCがオフされたか否かを判定する(ステップS107)。そして、電源装置11は、ACCがオフされていないと判定した場合(ステップS107,No)、ACCがオフされるまで、ステップS105およびステップS106の動作を繰り返す。また、電源装置11は、ACCがオフされたと判定した場合(ステップS107,Yes)、再度ステップS101の動作を行う。
上述したように、第1実施形態に係る電源装置は、電源からの供給電力が不足した電子機器へ電力を供給するキャパシタと、電子機器の起動信号が検知されていない期間にキャパシタを予備充電する周囲温度に応じた充電電圧を、起動信号が検知されている期間にキャパシタを本充電する周囲温度に応じた充電電圧よりも低くなるように制御する充電電圧制御部とを備える。
これにより、第1実施形態に係る電源装置は、起動信号が検知される前に予備充電を行っておくことによって、起動信号が検知された場合に行う本充電の完了までの時間を短縮することができる。しかも、第1実施形態に係る電源装置は、予備充電および本充電の双方で、周囲温度に応じて充電電圧を制御するので、高温環境下での高電圧充電によるキャパシタの特性劣化や、低温環境下におけるキャパシタの出力電圧低下を抑制することができる。
さらに、第1実施形態に係る電源装置は、起動信号が検知されている期間よりも長い起動信号が検知されない期間に、継続して行う予備充電の充電電圧を本充電の充電電圧よりも低く抑えるので、高電圧による長期間の充電に起因したキャパシタの特性劣化を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図4および図5を参照して、第2実施形態に係る電源装置12について説明する。以下では、図1に示す構成要素と同様の機能を備える構成要素については、図1に示す符号と同一の符号を付することにより、その説明を省略する。
図4は、第2実施形態に係る電源装置12の構成を示す説明図である。また、図5は、第2実施形態に係る電源101の出力電圧およびACC信号の検知タイミングと、キャパシタ21の充電電圧との対応関係を示す説明図である。
図4に示すように、第2実施形態に係る電源装置12は、充電電圧制御部42の構成が異なる点以外は、第1実施形態に係る電源装置11と同様の構成である。このため、ここでは、充電電圧制御部42の構成および動作について説明する。第2実施形態に係る充電電圧制御部42は、予備充電および本充電が開始されてから所定時間が経過するまでの間、充電電圧をキャパシタ21の耐圧まで昇圧する構成を備える。
具体的には、図4に示すように、充電電圧制御部42は、第2スイッチ回路SW2(図1参照)に代えて、第3スイッチ回路SW3および第4スイッチ回路SW4を備え、さらに、ワンショットパルス生成部54を備える点が図1に示す充電電圧制御部41とは異なる。
第3スイッチ回路SW3は、DC/DCコンバータ51へDC/DCコンバータ51の出力電圧を入力するか、予備充電用温度センサ52の出力電圧または本充電用温度センサ53の出力電圧を入力するかを切り替える回路である。かかる第3スイッチ回路SW3は、ワンショットパルス生成部54から入力される信号に応じてスイッチの切り替えを行う。なお、第3スイッチ回路SW3は、初期状態では、DC/DCコンバータ51の出力と入力とを接続した状態である。
第4スイッチ回路SW4は、第3スイッチ回路SW3へ予備充電用温度センサ52の出力電圧を入力するか、本充電用温度センサ53の出力電圧を入力するかを切り替える回路である。かかる第4スイッチ回路SW4は、ACC検知部33から入力される信号に応じてスイッチの切り替えを行う。なお、第4スイッチ回路SW4は、初期状態では、予備充電用温度センサ52と第3スイッチ回路SW3とを接続した状態である。
ワンショットパルス生成部54は、バッテリ検知部31から入力される信号およびACC検知部33から入力される信号に応じて、第3スイッチ回路SW3へスイッチを切り替えさせるワンショットパルスを出力する。
充電電圧制御部42では、例えば、図5に示すように、時刻t1に電源101が電源装置12へ接続されると、バッテリ検知部31が電源101の出力電圧を検知した旨を示す信号をDC/DCコンバータ51およびワンショットパルス生成部54へ出力する。
DC/DCコンバータ51は、バッテリ検知部31から信号が入力されると起動する。ここで、第3スイッチ回路SW3は、初期状態であるため、DC/DCコンバータ51の出力と入力とを接続した状態である。
このため、DC/DCコンバータ51は、起動すると、時刻t1から時刻t2までの所定時間t0の間、充電電圧をキャパシタ21の耐圧まで昇圧する昇圧部として機能して予備充電を開始する。なお、ここでの所定時間t0は、例えば、1秒〜5秒程度のごく短時間である。
一方、ワンショットパルス生成部54は、時刻t1にバッテリ検知部31から信号が入力されると、時刻t1から所定時間t0後の時刻t2に第3スイッチ回路SW3へワンショットパルスを出力する。
第3スイッチ回路SW3は、時刻t2にワンショットパルス生成部54からワンショットパルスが入力されると、DC/DCコンバータ51と第4スイッチ回路SW4とを接続させるようにスイッチを切り替える。
ここで、第4スイッチ回路SW4は、初期状態であるため、第3スイッチ回路SW3と予備充電用温度センサ52とを接続した状態である。これにより、DC/DCコンバータ51は、キャパシタ21の充電電圧が予備充電用の周囲温度に応じた充電電圧になる時刻t3まで動作を停止し、時刻t3から予備充電用の周囲温度に応じた充電電圧によってキャパシタ21の予備充電を再開する。
その後、時刻t4にACCがオンになると、ACC検知部33がワンショットパルス生成部54および第4スイッチ回路SW4へACC信号を検知していることを示す信号を出力する。ワンショットパルス生成部54は、時刻t4にACC検知部33から信号が入力されると、ワンショットパルスを第3スイッチ回路SW3へ出力する。
第3スイッチ回路SW3は、ワンショットパルスが入力されると、時刻t4から時刻t5までの所定時間t0の間、DC/DCコンバータ51の出力と入力とを接続させる。これにより、DC/DCコンバータ51は、時刻t4から時刻t5までの所定時間t0の間、充電電圧をキャパシタ21の耐圧まで昇圧する昇圧部として機能して本充電を開始する。
その後、第3スイッチ回路SW3は、時刻t4から所定時間t0が経過した時刻t5に、DC/DCコンバータ51と第4スイッチ回路SW4とを接続させるようにスイッチを切り替える。一方、第4スイッチ回路SW4は、時刻t4にACC検知部33から信号が入力されてから所定時間t0後の時刻t5に、第3スイッチ回路SW3と本充電用温度センサ53とを接続させるようにスイッチを切り替える。
これにより、DC/DCコンバータ51は、キャパシタ21の充電電圧が本充電用の周囲温度に応じた充電電圧になる時刻t6まで動作を停止し、時刻t6から本充電用の周囲温度に応じた充電電圧によってキャパシタ21の本充電を再開する。
上述したように、第2実施形態に係る充電電圧制御部は、予備充電および本充電が開始されてから所定時間が経過するまでの間、充電電圧をキャパシタの耐圧まで昇圧する昇圧部を備える。これにより、第2実施形態に係る充電電圧制御部は、予備充電および本充電の開始から完了までに要する時間をさらに短縮することができる。
しかも、第2実施形態に係る昇圧部が充電電圧をキャパシタの耐圧まで昇圧する所定時間は、1秒〜5秒程度のごく短時間である。したがって、第2実施形態に係る電源装置によれば、高温環境下において、長時間高電圧によるキャパシタの充電を行うことがないため、キャパシタの特性劣化を抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、図6を参照して、第3実施形態に係る電源装置13について説明する。図6は、第3実施形態に係る電源装置13の構成を示す説明図である。図6に示すように、第3実施形態に係る電源装置13は、充電電圧制御部43の構成が異なる点以外は、第2実施形態に係る電源装置12と同様の構成である。このため、ここでは、充電電圧制御部43の構成および動作について説明する。
第3実施形態に係る充電電圧制御部43は、キャパシタ21の充電電圧がキャパシタ21の耐圧まで昇圧された場合に、キャパシタ21の充電電圧を周囲温度に応じた充電電圧に維持するリニアレギュレータ55を備える。
リニアレギュレータ55は、電源101とキャパシタ21との間に接続される。かかるリニアレギュレータ55には、第5スイッチ回路SW5を介して、予備充電用温度センサ52または本充電用温度センサ53が接続される。
第5スイッチ回路SW5は、ACC検知部33から入力される信号に応じて、リニアレギュレータ55へ予備充電用温度センサ52の出力を入力するか、本充電用温度センサ53の出力電圧を入力するかを切り替える。なお、第5スイッチ回路SW5は、初期状態では、予備充電用温度センサ52とリニアレギュレータ55とを接続させた状態である。
また、充電電圧制御部43のDC/DCコンバータ51は、出力と入力とが接続され、ワンショットパルス生成部54から入力されるワンショットパルスに応じて動作の開始および停止を行う。
具体的には、充電電圧制御部43では、バッテリ検知部31が電源101の出力電圧を検知すると、その旨を示す信号をワンショットパルス生成部54へ出力する。ワンショットパルス生成部54は、バッテリ検知部31から信号が入力されると、ワンショットパルスをDC/DCコンバータ51へ出力する。
DC/DCコンバータ51は、ワンショットパルスが入力されると、予備充電を開始して所定時間t0(図5参照)動作し、充電電圧をキャパシタ21の耐圧まで昇圧して動作を停止する。このとき、リニアレギュレータ55には、予備充電用温度センサ52の出力電圧が入力されている。このため、リニアレギュレータ55は、予備充電用の周囲温度に応じた充電電圧を維持するように動作する。
その後、ACC検知部33は、ACCがオンされたことを検知すると、その旨を示す信号をワンショットパルス生成部54および第5スイッチ回路SW5へ出力する。ワンショットパルス生成部54は、ACC検知部33から信号が入力されると、本充電を開始して所定時間t0(図5参照)動作し、充電電圧をキャパシタ21の耐圧まで昇圧して動作を停止する。
第5スイッチ回路SW5は、ACC検知部33から信号が入力されると、本充電用温度センサ53とリニアレギュレータ55とを接続するようにスイッチを切り替える。これにより、リニアレギュレータ55は、本充電用の周囲温度に応じた充電電圧を維持するように動作する。
充電電圧制御部43は、上記したような動作を行うことによって、第2実施形態に係る充電電圧制御部42と同様の充電電圧制御を行うことができるので、予備充電および本充電の開始から完了までに要する時間を短縮することができる。
さらに、充電電圧制御部43では、DC/DCコンバータ51よりも消費電力が小さなリニアレギュレータ55によって、キャパシタ21の充電電圧を周囲温度に応じた充電電圧に維持するので、充電電圧制御部43の消費電力を低減することができる。
また、充電電圧制御部43では、充電電圧を耐圧まで昇圧する所定時間t0以外の期間に、DC/DCコンバータ51の動作を停止させ、その期間にリップル電流が発生することを防止することによって、キャパシタ21の特性劣化をさらに低減することができる。
また、充電電圧制御部43では、充電電圧を耐圧まで昇圧する所定時間t0以外の期間に、DC/DCコンバータ51の動作を停止させることによって、その期間にDC/DCコンバータ51のスイッチングノイズに起因した悪影響の発生を抑制することができる。
上述したように、第3実施形態に係る充電電圧制御部は、キャパシタの充電電圧がキャパシタの耐圧まで昇圧された場合に、キャパシタの充電電圧を周囲温度に応じた充電電圧に維持するリニアレギュレータを備える。
これにより、第3実施形態に係る充電電圧制御部は、消費電力を低減することができ、リップル電流によるキャパシタの特性劣化も抑制することができ、スイッチングノイズによる悪影響も抑制することができる。
(第4実施形態)
次に、図7および図8を参照して、第4実施形態に係る電源装置14について説明する。図7は、第4実施形態に係る電源装置14の構成を示す説明図である。また、図8は、第4実施形態に係る電源101の出力電圧およびACC信号の検知タイミングと、キャパシタ21の充電電圧との対応関係を示す説明図である。
図7に示すように、第4実施形態に係る電源装置14は、充電電圧制御部44の構成が異なる点以外は、第3実施形態に係る電源装置13と同様の構成である。このため、ここでは、充電電圧制御部44の構成および動作について説明する。
図7に示すように、充電電圧制御部44は、リニアレギュレータ55とキャパシタ21との間に、放電部56をさらに備える点が図6に示す充電電圧制御部43とは異なる。放電部56は、キャパシタ21の充電電圧がキャパシタ21の耐圧まで昇圧された場合に、充電電圧が周囲温度に応じた充電電圧になるまで、キャパシタ21に充電された電力を放電する。
これにより、充電電圧制御部44は、放電部56を備えない場合に比べて、耐圧まで昇圧された充電電圧を短時間で周囲温度に応じた充電電圧まで降圧することができる。例えば、充電電圧制御部44は、放電部56を備えない場合、図8に一点鎖線で示すように、耐圧まで昇圧された充電電圧が周囲温度に応じた充電電圧まで降圧されるまでに、時刻t2から時刻t3までの時間および時刻t5からt6までの時間を要する。
これに対して、充電電圧制御部44は、放電部56を備える場合、図8に実線で示すように、耐圧まで昇圧された充電電圧を時刻t2から時刻t7までの時間および時刻t5から時刻t8までの時間だけで、周囲温度に応じた充電電圧まで降圧させることができる。
上述したように、第4実施形態に係る充電電圧制御部は、キャパシタの充電電圧がキャパシタの耐圧まで昇圧された場合に、充電電圧が周囲温度に応じた充電電圧になるまで、キャパシタに充電された電力を放電する放電部を備える。
これにより、第4実施形態に係る充電電圧制御部は、耐圧まで昇圧された充電電圧を周囲温度に応じた充電電圧まで降圧させるために要する時間を短縮することができるので、キャパシタの特性劣化をさらに抑制することができる。
なお、ここでは、充電電圧制御部44がリニアレギュレータ55とキャパシタ21との間に放電部56を備える場合を例に挙げて説明したが、リニアレギュレータ55が電流の吸い込み機能を備えるものであれば、放電部56は省略することができる。
(第5実施形態)
次に、図9および図10を参照して、第5実施形態に係る電源装置15について説明する。図9は、第5実施形態に係る電源装置15の構成を示す説明図である。また、図10は、第5実施形態に係るキャパシタ21の予備充電および本充電における周囲温度とキャパシタ21の充電電圧との関係を示す図である。
図9に示すように、第5実施形態に係る電源装置15は、充電電圧制御部45の構成が異なる点以外は、第4実施形態に係る電源装置14と同様の構成である。このため、ここでは、充電電圧制御部45の構成および動作について説明する。充電電圧制御部45は、予備充電用温度センサ52、本充電用温度センサ53、および第5スイッチ回路SW5(図7参照)に代えて、温度検知部61および電圧切替部62を備える。
温度検知部61は、例えば、図10に示すように、周囲温度T1を検知した場合、および周囲温度T2を検知した場合に、その旨を示す信号を電圧切替部62へ出力する。温度検知部61は、例えば、周囲温度を検知するサーミスタなどの温度センサであり、予め設定された特定の周囲温度を検知した場合に、その旨を示す信号を電圧切替部62へ出力する。
電圧切替部62は、予め定められた複数種類の電圧から1種類の電圧を選択してリニアレギュレータ55へ出力する回路である。電圧切替部62は、例えば、図10に示すように、キャパシタ21の耐圧、本充電用の電圧、および予備充電用の電圧という3種類の電圧から1種類の電圧を選択して、リニアレギュレータ55へ出力する。
なお、予備充電用の電圧は、例えば、第1実施形態の充電電圧制御部41が予備充電を行う場合に使用する充電電圧の温度依存特性Aを基に定める。また、本充電用の電圧は、例えば、第1実施形態の充電電圧制御部41が本充電を行う場合に使用する充電電圧の温度依存特性Bを基に定める。
なお、DC/DCコンバータ51は、前述したDC/DCコンバータ51と同様に、予備充電および本充電の開始から所定時間t0の間、キャパシタ21の充電電圧をキャパシタ21の耐圧まで昇圧させる。
そして、電圧切替部62は、ACC検知部33から入力される信号および温度検知部61から入力される信号に応じて、リニアレギュレータ55へ出力する電圧を切り替える。そして、リニアレギュレータ55は、充電電圧が耐圧まで昇圧された後に、電圧切替部62から入力される電圧を使用して、充電電圧を周囲温度に応じた充電電圧に維持する。
具体的には、電圧切替部62は、図10に示すように、予備充電中および本充電中に周囲温度がT1未満の温度区間の場合には、キャパシタ21の耐圧をリニアレギュレータ55へ出力する。
また、電圧切替部62は、予備充電において耐圧をリニアレギュレータ55へ出力中に、周囲温度がT2まで上昇した場合、周囲温度がT2以上の温度区間では、予備充電用の電圧をリニアレギュレータ55へ出力する。
その後、電圧切替部62は、予備充電において予備充電用の電圧をリニアレギュレータ55へ出力中に、周囲温度がT1まで低下した場合、周囲温度がT1未満の温度区間では、耐圧をリニアレギュレータ55へ出力する。
また、電圧切替部62は、本充電において耐圧をリニアレギュレータ55へ出力中に、周囲温度がT2まで上昇した場合、周囲温度がT2以上の温度区間では、本充電用の電圧をリニアレギュレータ55へ出力する。
その後、電圧切替部62は、本充電において本充電用の電圧をリニアレギュレータ55へ出力中に、周囲温度がT1まで低下した場合、周囲温度がT1未満の温度区間では、耐圧をリニアレギュレータ55へ出力する。
かかる充電電圧制御部45によれば、周囲温度を検知する温度センサが1つで済むため、コストを低減することが可能である。また、充電電圧制御部45では、電圧切替部62による出力電圧の切り替えタイミングにヒステリシスを設けた。これにより、充電電圧制御部45は、例えば、周囲温度がT1やT2の近傍で頻繁に上昇低下を繰り返す場合に、電圧切替部62による出力電圧の頻繁な切り替えを防止することができる。
上述したように、第5実施形態に係る充電電圧制御部は、周囲温度の温度区間ごとに予め定められた一定の電圧となるようにキャパシタの充電電圧を制御する。これにより、第5実施形態に係る充電電圧制御部は、周囲温度に応じた充電電圧の制御を可能としつつ、温度センサの個数を低減することができるのでコストを低減することができる。
(第6実施形態)
次に、図11を参照して、第6実施形態に係る電源装置16について説明する。図11は、第6実施形態に係る電源装置16の構成を示す説明図である。図11に示すように、第6実施形態に係る電源装置16は、充電電圧制御部46の構成が異なる点以外は、第5実施形態に係る電源装置15と同様の構成である。このため、ここでは、充電電圧制御部46の構成および動作について説明する。
図11に示すように、充電電圧制御部46は、温度検知部61がワンショットパルス生成部54へも周囲温度の検知結果を出力する機能をさらに備える点が第5実施形態に係る充電電圧制御部45とは異なる。
かかる温度検知部61は、例えば、電圧切替部62が図10に示す予備充電用の電圧または本充電用の電圧をリニアレギュレータ55へ出力中に、周囲温度がT1まで低下したことを検知した場合、その旨を示す信号をワンショットパルス生成部54へ出力する。
ワンショットパルス生成部54は、温度検知部61から信号が入力されると、ワンショットパルスをDC/DCコンバータ51へ出力する。DC/DCコンバータ51は、ワンショットパルスが入力されると、所定時間t0の間、充電電圧を耐圧まで昇圧して動作を停止する。その後、リニアレギュレータ55は、第5実施形態と同様の動作を行う。
このように、充電電圧制御部46は、周囲温度が所定の閾値であるT1以下となった場合に、リニアレギュレータ55よりも短時間で充電電圧を昇圧可能なDC/DCコンバータ51を所定時間t0の間動作させて充電電圧を耐圧まで昇圧させる。これにより、充電電圧制御部46は、例えば、極寒地域での使用の際に、周囲温度が急激に低下した場合であっても、電子機器102の起動時間を高速化することができる。
上述したように、第6実施形態に係る充電電圧制御部の昇圧部は、周囲温度が閾値以下となった場合に、キャパシタの充電電圧をキャパシタの耐圧まで昇圧する。これにより、第6実施形態に係る充電電圧制御部の昇圧部は、極寒地域で使用される場合であっても、電子機器の起動時間を高速化することができる。
11,12,13,14,15,16 電源装置
101 電源
102 電子機器
20,51 DC/DCコンバータ
21 キャパシタ
22 バランシング回路
31 バッテリ検知部
32 NOTゲート
33 ACC検知部
41,42,43,44,45,46 充電電圧制御部
52 予備充電用温度センサ
53 本充電用温度センサ
54 ワンショットパルス生成部
55 リニアレギュレータ
56 放電部
61 温度検知部
62 電圧切替部
SW1 第1スイッチ回路
SW2 第2スイッチ回路
SW3 第3スイッチ回路
SW4 第4スイッチ回路
SW5 第5スイッチ回路

Claims (7)

  1. 電子機器へ電力を供給するキャパシタと、
    前記電子機器の起動信号が検知されていない期間に前記キャパシタを予備充電する周囲温度に応じた充電電圧を、前記起動信号が検知されている期間に前記キャパシタを本充電する周囲温度に応じた充電電圧よりも低くなるように制御する充電電圧制御部と
    を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記予備充電および前記本充電が開始されてから所定時間が経過するまでの間、前記充電電圧を前記キャパシタの耐圧まで昇圧する昇圧部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記昇圧部は、
    前記周囲温度が閾値以下となった場合に、前記充電電圧を前記キャパシタの耐圧まで昇圧する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記充電電圧が前記耐圧まで昇圧された場合に、当該充電電圧を前記周囲温度に応じた充電電圧に維持するリニアレギュレータ
    を備えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記充電電圧が前記耐圧まで昇圧された場合に、当該充電電圧が前記周囲温度に応じた充電電圧になるまで、前記キャパシタに充電された電力を放電する放電部
    を備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の電源装置。
  6. 前記充電電圧制御部は、
    前記周囲温度の温度区間ごとに予め定められた一定の電圧となるように前記充電電圧を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の電源装置。
  7. 電子機器へ電力を供給するキャパシタを前記電子機器の起動信号が検知されていない期間に周囲温度に応じた充電電圧によって予備充電することと、
    前記電子機器の起動信号が検知されている期間に、前記キャパシタを周囲温度に応じた充電電圧によって本充電することと、
    前記キャパシタを予備充電する充電電圧を前記本充電する充電電圧よりも低くなるように制御することと
    を含むことを特徴とする電源装置の充電方法。
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