JP2016048142A - 熱回収システム - Google Patents
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Abstract
【課題】オイルフリー式の圧縮機にて生じた圧縮熱を通水の加温に用いて熱回収する熱回収システムにおいて、熱回収用熱交換器への通水停止中、熱回収用熱交換器内の水の沸騰を防止すると共に、空焚きによる熱回収用熱交換器における熱応力の増大とそれによる破損を防止する。
【解決手段】エアクーラ4,5は、圧縮機2,3からの圧縮空気を、ファン4a,5aによる通風で冷却する。熱回収用熱交換器6,7は、エアクーラ4,5を通過後の空気路8に設けられ、圧縮空気と通水とを熱交換して通水を加温する。圧縮機2,3の作動中、熱回収用熱交換器6,7への通水時にはファン4a,5aを停止するかファン4a,5aの回転数を下げる一方、熱回収用熱交換器6,7への通水停止時にはファン4a,5aを起動するかファン4a,5aの回転数を上げる。
【選択図】図1
【解決手段】エアクーラ4,5は、圧縮機2,3からの圧縮空気を、ファン4a,5aによる通風で冷却する。熱回収用熱交換器6,7は、エアクーラ4,5を通過後の空気路8に設けられ、圧縮空気と通水とを熱交換して通水を加温する。圧縮機2,3の作動中、熱回収用熱交換器6,7への通水時にはファン4a,5aを停止するかファン4a,5aの回転数を下げる一方、熱回収用熱交換器6,7への通水停止時にはファン4a,5aを起動するかファン4a,5aの回転数を上げる。
【選択図】図1
Description
本発明は、オイルフリー式の空気圧縮機で生じた圧縮熱を回収できる熱回収システムに関するものである。
従来、下記特許文献1の図1に開示されるように、圧縮機(2)からエアクーラ(8)への空気路(12)に熱回収用熱交換器(9)を設けた熱回収システムが知られている。熱回収用熱交換器(9)では、圧縮空気と通水とを熱交換して、圧縮空気を冷却する一方、通水を加温できる。これにより、圧縮機(2)で生じた圧縮熱を、熱回収用熱交換器(9)において、給水タンク(5)への給水の加温に用いて、熱回収を図ることができる。
従来技術の場合、熱回収用熱交換器を通過後の温水の使用負荷や温水の温度に基づき、熱回収用熱交換器への通水の有無または量が変更される。ところが、オイルフリー式の圧縮機から吐出される圧縮空気の温度は200℃近くの高温であるため、従来技術をオイルフリー式の圧縮機に適用すると、特に熱回収用熱交換器への通水停止中に不都合を生じるおそれがある。すなわち、熱回収用熱交換器への通水停止中に、高温の圧縮空気が熱回収用熱交換器に通されると、熱回収用熱交換器内に残った水を沸騰させるおそれがある。また、熱回収用熱交換器の通水側に水がなければ、空焚き状態となり、熱回収用熱交換器における熱応力が増大し、熱回収用熱交換器を破損させるおそれもある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、熱回収用熱交換器への通水停止中、熱回収用熱交換器内の水の沸騰を防止すると共に、空焚きによる熱回収用熱交換器における熱応力の増大とそれによる破損を防止することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、オイルフリー式の圧縮機からの圧縮空気を、ファンによる通風で冷却する空冷式のエアクーラと、このエアクーラを通過後の空気路に設けられ、圧縮空気と通水とを熱交換して通水を加温する熱回収用熱交換器とを備え、前記圧縮機の作動中、前記熱回収用熱交換器への通水時には前記ファンを停止するか前記ファンの回転数を下げる一方、前記熱回収用熱交換器への通水停止時には前記ファンを起動するか前記ファンの回転数を上げることを特徴とする熱回収システムである。
請求項1に記載の発明によれば、熱回収用熱交換器において圧縮熱を回収できると共に、熱回収用熱交換器とは別にエアクーラを備えるので、熱回収用熱交換器における熱交換量が変化しても、エアクーラにおいて圧縮空気を所望に冷却できる。しかも、圧縮機の作動中、熱回収用熱交換器への通水時には、ファンを停止するかファンの回転数を下げることで、熱回収用熱交換器における熱回収を有効に図ることができる一方、熱回収用熱交換器への通水停止時には、ファンを起動するかファンの回転数を上げることで、エアクーラにおいて圧縮空気を所望に冷却することができる。ところで、熱回収用熱交換器への通水停止中、熱回収用熱交換器には、空冷式のエアクーラにおいて冷却後の圧縮空気が通される。従って、熱回収用熱交換器への通水停止中、熱回収用熱交換器内の水の沸騰を防止できると共に、空焚きによる熱回収用熱交換器における熱応力の増大とそれによる破損を防止できる。
請求項2に記載の発明は、前記圧縮機の作動中、前記熱回収用熱交換器への通水状態から通水停止状態へ切り替える際、前記ファンを起動するか前記ファンの回転数を上げてから、前記熱回収用熱交換器への通水を停止する一方、前記熱回収用熱交換器への通水停止状態から通水状態へ切り替える際、前記熱回収用熱交換器への通水を開始してから、前記ファンを停止するか前記ファンの回転数を下げることを特徴とする請求項1に記載の熱回収システムである。
請求項2に記載の発明によれば、熱回収用熱交換器への通水状態から通水停止状態へ切り替える際、空冷式のエアクーラの冷却機能を確保してから、水冷式の熱回収用熱交換器の冷却機能を停止できる。逆に、熱回収用熱交換器への通水停止状態から通水状態へ切り替える際、水冷式の熱回収用熱交換器の冷却機能を確保してから、空冷式のエアクーラの冷却機能を停止または下げることができる。このようにして、熱回収用熱交換器への通水状態と通水停止状態とを切り替える際、ファンや弁の動作遅れによる不都合を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、前記圧縮機の作動中、前記熱回収用熱交換器への通水状態から通水停止状態へ切り替える際、および、前記熱回収用熱交換器への通水停止状態から通水状態へ切り替える際、前記圧縮機を一時的にアンロードさせることを特徴とする請求項1に記載の熱回収システムである。
請求項3に記載の発明によれば、熱回収用熱交換器への通水状態と通水停止状態とを切り替える際、圧縮機を一時的にアンロードさせることで、ファンや弁の動作遅れによる不都合を防止することができる。具体的には、熱回収用熱交換器への通水状態から通水停止状態へ切り替える際、および、熱回収用熱交換器への通水停止状態から通水状態へ切り替える際、圧縮機を一旦アンロードして熱回収用熱交換器に圧縮空気を通さないことで、仮に一時的に空冷式のエアクーラと水冷式の熱回収用熱交換器のいずれも機能しない状態になっても、それによる不都合を防止することができる。つまり、熱回収用熱交換器に圧縮空気を通さないことで、熱回収用熱交換器内の水の沸騰を防止できると共に、空焚きによる熱回収用熱交換器における熱応力の増大とそれによる破損を防止できる。
請求項4に記載の発明は、前記熱回収用熱交換器への通水停止に伴い前記ファンを起動するか前記ファンの回転数を上げてから設定時間経過するまで、前記熱回収用熱交換器への通水状態への切替えが不能とされたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱回収システムである。
請求項4に記載の発明によれば、ファンの頻繁な発停などを制限して、ファンの保護を図ることができる。また、熱回収用熱交換器への通水系統の発停過多も防止することができる。
請求項5に記載の発明は、前記圧縮機として、低段圧縮機と高段圧縮機とを備え、前記エアクーラとして、インタークーラとアフタークーラとを備え、前記熱回収用熱交換器として、第一熱回収用熱交換器と第二熱回収用熱交換器とを備え、前記低段圧縮機からの圧縮空気は、前記インタークーラを介して前記高段圧縮機へ送られ、前記高段圧縮機においてさらに圧縮された後、前記アフタークーラへ送られ、前記低段圧縮機からの空気路の内、前記インタークーラよりも下流に、前記第一熱回収用熱交換器が設けられる一方、前記高段圧縮機からの空気路の内、前記アフタークーラよりも下流に、前記第二熱回収用熱交換器が設けられ、前記第一熱回収用熱交換器と前記第二熱回収用熱交換器とには、設定順序で直列に水が通されるか、並列に水が通されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱回収システムである。
請求項5に記載の発明によれば、二段のオイルフリー式圧縮機の各段の圧縮機について、上述した各請求項に記載の発明を適用することができる。
請求項6に記載の発明は、前記インタークーラと前記アフタークーラとは、同一のファンで圧縮空気を空冷し、そのファンを設定回転数以上で常時回転させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱回収システムである。
請求項6に記載の発明によれば、ファンを一つに統合して、構成の簡素化を図ることができる。また、ファンを設定回転数以上で常時回転させることで、ファンの発停を防止できる。さらに、後述するオイルクーラのファンと統合した場合でも、ファンを設定回転数以上で常時回転させることで、潤滑油の冷却を図ることができる。
さらに、請求項7に記載の発明は、前記圧縮機の本体ではなくその駆動部の潤滑油を、ファンによる通風で冷却する空冷式のオイルクーラと、このオイルクーラへの送油路に設けられ、潤滑油と通水とを熱交換して通水を加温する第三熱回収用熱交換器とを備え、前記第三熱回収用熱交換器への通水時には前記オイルクーラのファンを停止するか回転数を下げる一方、前記第三熱回収用熱交換器への通水停止時には前記オイルクーラのファンを起動するか回転数を上げることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱回収システムである。
請求項7に記載の発明によれば、オイルクーラについても、上述した各請求項に記載の発明と同様の構成を採用して、同様の作用効果を奏することができる。但し、圧縮機の駆動部からの潤滑油は、水冷式の熱回収用熱交換器に通された後、空冷式のオイルクーラに通される点で、圧縮機の本体部からの圧縮空気が、空冷式のエアクーラに通された後、水冷式の熱回収用熱交換器に通されるのと相違する。圧縮空気と比べて潤滑油の温度は低いため、熱交換器に悪影響を及ぼすおそれはなく、また、熱回収を優先して熱回収効率を向上することができる。
本発明によれば、圧縮熱を通水の加温に用いて熱回収する熱回収システムにおいて、熱回収用熱交換器への通水停止中、熱回収用熱交換器内の水の沸騰を防止できると共に、空焚きによる熱回収用熱交換器における熱応力の増大とそれによる破損を防止できる。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の熱回収システム1を示す概略図である。
図1は、本発明の一実施例の熱回収システム1を示す概略図である。
本実施例の熱回収システム1は、二段のオイルフリー式の電動空気圧縮機に適用される。この場合、圧縮機として、低段圧縮機2と高段圧縮機3とを備え、各圧縮機からの圧縮空気を冷却するエアクーラとして、インタークーラ4とアフタークーラ5とを備える。低段圧縮機2からの圧縮空気は、インタークーラ4を介して高段圧縮機3へ送られ、高段圧縮機3においてさらに圧縮された後、アフタークーラ5へ送られる。アフタークーラ5を通過後の圧縮空気は、所望によりドライヤやエアタンクを介して、各種の圧縮空気利用機器へ送られる。
このような二段のオイルフリー式の電動空気圧縮機において、本実施例の熱回収システム1は、各段の圧縮機2(または3)からの圧縮空気をエアクーラ4(または5)に通した後に熱回収用熱交換器6(または7)に通して、圧縮熱を回収する。すなわち、本実施例の熱回収システム1は、各段の圧縮機2,3で生じた圧縮熱を熱回収用熱交換器6,7において通水の加温に用いて、圧縮熱を回収する。熱回収用熱交換器として、第一熱回収用熱交換器6と第二熱回収用熱交換器7とを備える。
このように、本実施例の熱回収システム1は、外気を吸入し圧縮して吐出する低段圧縮機2と、この低段圧縮機2からの圧縮空気を冷却するインタークーラ4と、このインタークーラ4を通過後の圧縮空気をさらに圧縮する高段圧縮機3と、この高段圧縮機3からの圧縮空気を冷却するアフタークーラ5と、インタークーラ4から高段圧縮機3への空気路8に設けられる第一熱回収用熱交換器6と、アフタークーラ5より下流の空気路8に設けられる第二熱回収用熱交換器7とを備える。そして、インタークーラ4から高段圧縮機3への空気路8に設けた第一熱回収用熱交換器6と、アフタークーラ5より下流の空気路8に設けた第二熱回収用熱交換器7とにおいて、圧縮熱の回収を図ることができる。
インタークーラ4およびアフタークーラ5は、それぞれ、圧縮空気をファン4a,5aによる通風で冷却する熱交換器である。言い換えれば、圧縮空気と外気とを混ぜることなく熱交換する間接熱交換器である。ファン4a,5aを回転させるモータは、オンオフ制御されてもよいし、インバータにより回転数を調整されてもよい。
第一熱回収用熱交換器6および第二熱回収用熱交換器7は、それぞれ、圧縮空気と通水とを混ぜることなく熱交換する間接熱交換器である。そのために、第一熱回収用熱交換器6および第二熱回収用熱交換器7の通水路には、給水源(たとえば軟水器)から給水タンク9への給水が、給水路10を介して通される。この際、給水源からの水は、図示例のように、第二熱回収用熱交換器7に通された後に第一熱回収用熱交換器6に通されてもよいし、これとは逆に、第一熱回収用熱交換器6に通された後に第二熱回収用熱交換器7に通されてもよい。あるいは、給水源からの水は、第一熱回収用熱交換器6と第二熱回収用熱交換器7とに並列に通されてもよい。いずれにしても、各熱回収用熱交換器6,7において、圧縮空気と通水とを熱交換して、圧縮空気を通水で冷却できる一方、通水を圧縮空気で加温できる。なお、給水タンク9内の貯留水は、その用途を特に問わないが、たとえばボイラへの給水として用いられる。
給水路10を介した給水タンク9への給水の有無または流量は、変更可能である。本実施例では、給水路10には、各熱回収用熱交換器6,7よりも上流に、給水弁11が設けられている。給水弁11の開閉を切り替えることで、各熱回収用熱交換器6,7への通水の有無、ひいては給水タンク9への給水の有無を切り替えることができる。また、給水弁11の開度を調整することで、各熱回収用熱交換器6,7への通水流量、ひいては給水タンク9への給水流量を調整することができる。但し、このような給水弁11の制御に代えてまたはこれに加えて、給水路10に給水ポンプを設けて、その給水ポンプの発停または回転数を制御してもよい。
ところで、高段圧縮機3から圧縮空気が供給されるエアタンク(場合により管路でもよい)に圧力センサ(図示省略)を設けることで、圧縮空気の使用負荷を監視することができる。一方、給水タンク9に水位センサ12を設けることで、給水タンク9内の温水の使用負荷を監視することができる。
また、給水タンク9への給水路10の内、各熱回収用熱交換器6,7よりも下流に温度センサ13を設けることで、給水タンク9への給水温度を監視することができる。さらに、給水路10に流量計14を設けることで、各熱回収用熱交換器6,7への通水流量、ひいては給水タンク9への給水流量を監視することができる。図示例では、給水弁11のすぐ下流に、流量計14が設けられている。その他、各熱回収用熱交換器6,7の出口側の圧縮空気温度を監視する温度センサ(図示省略)、および/または、各エアクーラ4,5の出口側の圧縮空気温度を監視する温度センサ(図示省略)を、所望により設けてもよい。
次に、本実施例の熱回収システム1の制御について説明する。以下に述べる一連の制御は、図示しない制御器により実行される。つまり、制御器は、各圧縮機2,3(より具体的にはそのモータ)、各ファン4a,5a(より具体的にはそのモータ)、給水弁11、上述した圧力センサ、水位センサ12、温度センサ13および流量計14などに接続されており、各センサの検出信号などに基づき、各圧縮機2,3、各ファン4a,5aおよび給水弁11などを制御する。
制御器は、圧縮機2,3の作動条件を満たすか否かと、熱回収用熱交換器6,7への通水条件を満たすか否かとに基づき、各圧縮機2,3、各ファン4a,5aおよび給水弁11を制御する。
圧縮機2,3の作動条件を満たすか否かは、典型的には、高段圧縮機3からの圧縮空気が供給されるエアタンク(または管路)の空気圧に基づき判定される。具体的には、圧力センサの検出信号に基づき、エアタンク内の圧力が下限圧力を下回れば、圧縮機2,3の作動条件を満たすと判定する一方、エアタンク内の圧力が上限圧力を上回れば、圧縮機2,3の作動条件を満たさないと判定する。
熱回収用熱交換器6,7への通水条件を満たすか否かは、典型的には、給水タンク9内の水位に基づき判定される。具体的には、水位センサ12の検出信号に基づき、給水タンク9内の水位が下限水位を下回れば、通水条件を満たす(熱回収を許可する)と判定する一方、給水タンク9内の水位が上限水位を上回れば、通水条件を満たさない(熱回収を許可しない)と判定する。
制御器は、圧縮機2,3の作動条件を満たすと判定すると、圧縮機2,3を作動する一方、圧縮機2,3の作動条件を満たさないと判定すると、圧縮機2,3を停止する。そして、圧縮機2,3の作動中、熱回収用熱交換器6,7への通水条件を満たすと判定すると、熱回収用熱交換器6,7に通水する一方、熱回収用熱交換器6,7への通水条件を満たさないと判定すると、熱回収用熱交換器6,7への通水を停止する。
具体的には、制御器は、圧縮機2,3の作動条件を満たし、且つ熱回収用熱交換器6,7への通水条件を満たすと判定する場合、圧縮機2,3を作動させると共に、給水弁11を開いて熱回収用熱交換器6,7に通水する。これにより、圧縮空気が製造されると共に、給水路10を介して給水タンク9へ給水される。この際、各エアクーラ4,5のファン4a,5aを停止させるか、回転数を下げる。言い換えれば、圧縮機2,3の作動中、熱回収用熱交換器6,7への通水停止状態から通水状態へ移行する際、ファン4a,5aを停止させるか、ファン4a,5aの回転数を下げる。ファン4a,5aをオンオフ制御する場合には、ファン4a,5aを停止させればよいし、ファン4a,5aをインバータ制御する場合には、ファン4a,5aの回転数を下げるか、ファン4a,5aを停止させればよい。
なお、熱回収用熱交換器6,7への通水流量を調整不能な場合(給水弁11が開閉をオンオフ制御される場合)、各ファン4a,5aの回転数を下げる際、予め設定された第一回転数とすればよい。一方、熱回収用熱交換器6,7への通水流量を調整可能な場合(給水弁11が開度を調整される場合)、各ファン4a,5aの回転数を下げる際、熱回収用熱交換器6,7への通水流量(給水弁の開度)に基づきファン4a,5aの回転数を変更するのがよい。具体的には、通水流量が多いほど、各ファン4a,5aの回転数を下げるよう制御することができる。この際、各熱回収用熱交換器6,7よりも上流の水温を考慮して、各ファン4a,5aの回転数を設定してもよい。あるいは、このような制御に代えて、各熱回収用熱交換器6,7の出口側の圧縮空気温度を所定温度に維持するように、ファン4a,5aの回転数を調整してもよい。いずれにしても、熱回収用熱交換器6,7への通水時のファン4a,5aの回転数は、熱回収用熱交換器6,7への通水停止時のファン4a,5aの回転数よりも下げられる。
給水タンク9への給水は、熱回収用熱交換器6,7において、圧縮空気と熱交換して、圧縮空気を冷却する一方、自身は加温される。温度センサ13の検出温度に基づき給水弁11の開度を調整すれば、給水タンク9への給水温度を調整することができる。
一方、制御器は、圧縮機2,3の作動条件を満たすが、熱回収用熱交換器6,7への通水条件を満たさないと判定する場合、圧縮機2,3を作動させるが、給水弁11を閉じて熱回収用熱交換器6,7への通水を停止する。これにより、圧縮空気が製造されるが、給水路10を介した給水タンク9へ給水が停止される。この際、各エアクーラ4,5のファン4a,5aを起動させるか、回転数を上げる。言い換えれば、圧縮機2,3の作動中、熱回収用熱交換器6,7への通水状態から通水停止状態へ移行する際、ファン4a,5aが停止していたのなら起動させ、ファン4a,5aが作動していたのならその回転数を上げる。ファン4a,5aをオンオフ制御する場合には、ファン4a,5aを起動させればよいし、ファン4a,5aをインバータ制御する場合には、ファン4a,5aの回転数を上げるか、ファン4a,5aを起動して所定回転数で作動させればよい。ファン4a,5aの回転数を上げる際、予め設定された第二回転数とすればよい(なお、第二回転数>第一回転数)。あるいは、各エアクーラ4,5(または各熱回収用熱交換器6,7)の出口側の圧縮空気温度を所定温度に維持するように、ファン4a,5aの回転数を調整してもよい。いずれにしても、熱回収用熱交換器6,7への通水停止時のファン4a,5aの回転数は、熱回収用熱交換器6,7への通水時のファン4a,5aの回転数よりも上げられる。そして、水冷式の熱回収用熱交換器6,7への通水を停止した状態でも、空冷式のエアクーラ4,5により、圧縮空気を所望に冷却可能である。
また、制御器は、圧縮機2,3の作動条件を満たさないと判定する場合、熱回収用熱交換器6,7への通水条件を満たすか否かに関わらず、圧縮機2,3を停止すると共に、給水弁11を閉じて熱回収用熱交換器6,7への通水を停止する。これにより、圧縮空気の製造が停止されると共に、給水路10を介した給水タンク9への給水も停止される。なお、圧縮機2,3の作動条件を満たさないが、熱回収用熱交換器6,7への通水条件を満たす場合、給水タンク9には、図示しない別の給水系統から給水可能としてもよい。あるいは、圧縮機2,3が停止しているので熱回収用熱交換器6,7において給水の加温はできないが、給水路10を介して給水タンク9へ給水可能としてもよい。
本実施例の熱回収システム1によれば、熱回収用熱交換器6,7において圧縮熱を回収できると共に、熱回収用熱交換器6,7とは別にエアクーラ4,5を備えるので、熱回収用熱交換器6,7における熱交換量が変化しても、エアクーラ4,5において圧縮空気を所望に冷却できる。しかも、圧縮機2,3の作動中、熱回収用熱交換器6,7への通水時には、ファン4a,5aを停止するかファン4a,5aの回転数を下げることで、熱回収用熱交換器6,7における熱回収を有効に図ることができる一方、熱回収用熱交換器6,7への通水停止時には、ファン4a,5aを起動するかファン4a,5aの回転数を上げることで、エアクーラ4,5において圧縮空気を所望に冷却することができる。ところで、熱回収用熱交換器6,7への通水停止中、熱回収用熱交換器6,7には、空冷式のエアクーラ4,5において冷却後の圧縮空気が通される。従って、熱回収用熱交換器6,7への通水停止中、熱回収用熱交換器6,7内の水の沸騰を防止できると共に、空焚きによる熱回収用熱交換器6,7における熱応力の増大とそれによる破損を防止できる。
圧縮機2,3の作動中、熱回収用熱交換器6,7への通水状態から通水停止状態へ切り替える際、上述のとおりファン4a,5aを起動するかファン4a,5aの回転数を上げてから、給水弁11を閉じて熱回収用熱交換器6,7への通水を停止するのがよい。つまり、熱回収用熱交換器6,7への通水状態から通水停止状態へ切り替える際、空冷式のエアクーラ4,5の冷却機能を確保してから、水冷式の熱回収用熱交換器6,7の冷却機能を停止するのがよい。
逆に、圧縮機2,3の作動中、熱回収用熱交換器6,7への通水停止状態から通水状態へ切り替える際、給水弁11を開いて熱回収用熱交換器6,7への通水を開始してから、上述のとおりファン4a,5aを停止するかファン4a,5aの回転数を下げるのがよい。つまり、熱回収用熱交換器6,7への通水停止状態から通水状態へ切り替える際、水冷式の熱回収用熱交換器6,7の冷却機能を確保してから、空冷式のエアクーラ4,5の冷却機能を停止または下げるのがよい。このようにして、熱回収用熱交換器6,7への通水状態と通水停止状態とを切り替える際、ファン4a,5aや弁11の動作遅れによる不都合を防止することができる。
あるいは、圧縮機2,3の作動中、熱回収用熱交換器6,7への通水状態から通水停止状態へ切り替える際、および、熱回収用熱交換器6,7への通水停止状態から通水状態へ切り替える際、圧縮機2,3を一時的にアンロードさせてもよい。たとえば、切替開始から所定時間だけアンロードさせるか、切替開始から切替終了(またはそれからさらに所定時間経過)までアンロードさせればよい。
熱回収用熱交換器6,7への通水状態から通水停止状態へ切り替える際、および、熱回収用熱交換器6,7への通水停止状態から通水状態へ切り替える際、圧縮機2,3を一旦アンロードして熱回収用熱交換器6,7に圧縮空気を通さないことで、仮に一時的に空冷式のエアクーラ4,5と水冷式の熱回収用熱交換器6,7のいずれも機能しない状態になっても、それによる不都合を防止することができる。つまり、熱回収用熱交換器6,7に圧縮空気を通さないことで、熱回収用熱交換器6,7内の水の沸騰を防止できると共に、空焚きによる熱回収用熱交換器6,7における熱応力の増大とそれによる破損を防止できる。
ところで、熱回収用熱交換器6,7への通水停止に伴いファン4a,5aを起動するかファン4a,5aの回転数を上げてから設定時間経過するまで、熱回収用熱交換器6,7への通水状態への切替えが不能としてもよい。具体的には、熱回収用熱交換器6,7への通水停止に伴いファン4a,5aを起動させる場合(熱回収用熱交換器6,7への通水時にファン4a,5aを停止する一方、熱回収用熱交換器6,7への通水停止時にファン4a,5aを起動させる場合)を例に説明すると、制御器は、ファン4a,5aを起動した際にタイマカウントを開始し、設定時間経過するまでは、ファン4a,5aの停止と熱回収用熱交換器6,7への通水の開始を制限する。これにより、ファン4a,5aを一旦起動後は、ファン4a,5aの停止への移行を制限することで、ファン4a,5aの頻繁な発停を制限して、ファン4a,5aの保護を図ることができる。また、これに伴い、給水側の発停過多(給水弁11の頻繁な開閉)も抑えることができる。
次に、本実施例の熱回収システム1の変形例について説明する。
図2は、図1の熱回収システム1の変形例を示す概略図であり、一部を省略して主要部のみを示している。本変形例も、基本的には、前記実施例と同様である。そこで、以下においては、両者の異なる点を中心に説明し、対応する箇所には同一の符号を付して説明する。また、前記実施例と同様の箇所については、説明を省略する。
図2は、図1の熱回収システム1の変形例を示す概略図であり、一部を省略して主要部のみを示している。本変形例も、基本的には、前記実施例と同様である。そこで、以下においては、両者の異なる点を中心に説明し、対応する箇所には同一の符号を付して説明する。また、前記実施例と同様の箇所については、説明を省略する。
図2において、低段圧縮機2、高段圧縮機3、インタークーラ4、アフタークーラ5、第一熱回収用熱交換器6および第二熱回収用熱交換器7は、前記実施例と同様である。図2では、低段圧縮機2と高段圧縮機3とが、ギアボックス15内の駆動部16を介して、共通のモータ17により駆動されるが、この点は前記実施例でも同様に適用可能である。前記実施例と異なる点は、インタークーラ4とアフタークーラ5とのファンを共通化した点にある。さらに、図示例のように、後述するオイルクーラ18のファンとも共通化してもよい。
ファン19を一つに統合して、構成の簡素化を図ることができる。また、ファン19を設定回転数以上で常時回転させてもよく、その場合、ファン19の発停を防止できる。さらに、後述するオイルクーラ18のファンと統合した場合でも、ファン19を設定回転数以上で常時回転させることで、潤滑油の冷却を図ることができる。
ギアボックス15には、各圧縮機2,3の駆動部16が収容されており、モータ17の回転動力は、適宜のギアを介して、各圧縮機2,3に伝達される。オイルフリー式の圧縮機2,3の場合、圧縮機本体には潤滑油はないが、ギアや軸受を備えた駆動部16には潤滑油があり、これを冷却したい場合がある。そこで、図示例では、駆動部16(ギアボックス15内)の潤滑油は、送油ポンプ20を介してオイルクーラ18へ送られ、オイルクーラ18において冷却された後、駆動部16へ戻される。オイルクーラ18を空冷式とする場合、図示例のように、インタークーラ4およびアフタークーラ5のファンと共通化することができる。つまり、一つのファン19による通風で、インタークーラ4を通る圧縮空気、アフタークーラ5を通る圧縮空気、およびオイルクーラ18を通る潤滑油の冷却を図る構成とすることができる。
さらに、潤滑油からも熱回収を図る構成とすることができる。つまり、潤滑油と通水とを熱交換して、潤滑油を冷却する一方、通水を加温する第三熱回収用熱交換器(図示省略)を設けてもよい。この場合において、第三熱回収用熱交換器は、オイルクーラ18を通過前の送油路(送油ポンプ20からオイルクーラ18への送油路)21に設けられるのがよい。従って、圧縮機2,3の駆動部16からの潤滑油は、水冷式の第三熱回収用熱交換器に通された後、空冷式のオイルクーラ18に通される点で、圧縮機2,3の本体部からの圧縮空気が、空冷式のエアクーラ4,5に通された後、水冷式の熱回収用熱交換器6,7に通されるのと相違する。圧縮空気と比べて潤滑油の温度は低いため、第三熱回収用熱交換器をオイルクーラ18よりも送油路21上流側に設置しても、第三熱回収用熱交換器に悪影響を及ぼすおそれはなく、また、熱回収を優先して熱回収効率を向上することができる。
本変形例でも、圧縮空気の冷却の場合と同様に、第三熱回収用熱交換器への通水時にはオイルクーラ18のファンを停止するか回転数を下げる一方、第三熱回収用熱交換器への通水停止時にはオイルクーラ18のファンを起動するか回転数を上げるよう制御してもよい。
なお、第三熱回収用熱交換器には、第一熱回収用熱交換器6や第二熱回収用熱交換器7と同様に、給水タンク9への給水が通されるが、これら各熱回収用熱交換器には、設定順序で直列に水を通してもよいし、一部または全部の熱交換器には並列に水を通してもよい。
本発明の熱回収システム1は、前記実施例(変形例を含む)の構成に限らず適宜変更可能である。たとえば、前記実施例において、給水タンク9への給水路10には適宜、給水ポンプを設けてもよい。また、熱回収用熱交換器6,7に通す水量は、給水弁11の開度調整により行ったが、これに代えて給水路10に給水ポンプを設置して、この給水ポンプをインバータ制御して流量調整してもよい。
また、前記実施例では、熱回収用熱交換器6,7に、ボイラの給水タンク9への給水を通して、ボイラの給水の予熱を図る例を示したが、熱回収用熱交換器6,7に通す水の用途はこれに限らず適宜変更可能である。また、熱回収用熱交換器6,7への通水条件の有無は、場合により、熱回収用熱交換器6,7を通過後の温水を用いる温水使用設備からの信号を利用してもよい。
さらに、前記各実施例において、圧縮機2,3の段数は、適宜に変更可能である。たとえば、単段の圧縮機であってもよい。その場合、前記各実施例において、二つの圧縮機2,3の内の一方の設置を省略し、それに伴い、その圧縮機2,3の直後に設置されたエアクーラ4,5と熱回収用熱交換器6,7の設置を省略すればよい。たとえば、図1において、高段圧縮機3、アフタークーラ5および第二熱回収用熱交換器7の設置を省略することができる。逆に、図1および図2において、圧縮機を三段以上としてもよく、それに伴い、圧縮機、エアクーラおよび熱回収用熱交換器のセットの設置台数を増やせばよい。
1 熱回収システム
2 低段圧縮機
3 高段圧縮機
4 インタークーラ(エアクーラ)
4a ファン
5 アフタークーラ(エアクーラ)
5a ファン
6 第一熱回収用熱交換器
7 第二熱回収用熱交換器
8 空気路
9 給水タンク
10 給水路
11 給水弁
12 水位センサ
13 温度センサ
14 流量計
15 ギアボックス
16 駆動部
17 モータ
18 オイルクーラ
19 ファン
20 送油ポンプ
21 送油路
2 低段圧縮機
3 高段圧縮機
4 インタークーラ(エアクーラ)
4a ファン
5 アフタークーラ(エアクーラ)
5a ファン
6 第一熱回収用熱交換器
7 第二熱回収用熱交換器
8 空気路
9 給水タンク
10 給水路
11 給水弁
12 水位センサ
13 温度センサ
14 流量計
15 ギアボックス
16 駆動部
17 モータ
18 オイルクーラ
19 ファン
20 送油ポンプ
21 送油路
Claims (7)
- オイルフリー式の圧縮機からの圧縮空気を、ファンによる通風で冷却する空冷式のエアクーラと、
このエアクーラを通過後の空気路に設けられ、圧縮空気と通水とを熱交換して通水を加温する熱回収用熱交換器とを備え、
前記圧縮機の作動中、前記熱回収用熱交換器への通水時には前記ファンを停止するか前記ファンの回転数を下げる一方、前記熱回収用熱交換器への通水停止時には前記ファンを起動するか前記ファンの回転数を上げる
ことを特徴とする熱回収システム。 - 前記圧縮機の作動中、前記熱回収用熱交換器への通水状態から通水停止状態へ切り替える際、前記ファンを起動するか前記ファンの回転数を上げてから、前記熱回収用熱交換器への通水を停止する一方、前記熱回収用熱交換器への通水停止状態から通水状態へ切り替える際、前記熱回収用熱交換器への通水を開始してから、前記ファンを停止するか前記ファンの回転数を下げる
ことを特徴とする請求項1に記載の熱回収システム。 - 前記圧縮機の作動中、前記熱回収用熱交換器への通水状態から通水停止状態へ切り替える際、および、前記熱回収用熱交換器への通水停止状態から通水状態へ切り替える際、前記圧縮機を一時的にアンロードさせる
ことを特徴とする請求項1に記載の熱回収システム。 - 前記熱回収用熱交換器への通水停止に伴い前記ファンを起動するか前記ファンの回転数を上げてから設定時間経過するまで、前記熱回収用熱交換器への通水状態への切替えが不能とされた
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱回収システム。 - 前記圧縮機として、低段圧縮機と高段圧縮機とを備え、
前記エアクーラとして、インタークーラとアフタークーラとを備え、
前記熱回収用熱交換器として、第一熱回収用熱交換器と第二熱回収用熱交換器とを備え、
前記低段圧縮機からの圧縮空気は、前記インタークーラを介して前記高段圧縮機へ送られ、前記高段圧縮機においてさらに圧縮された後、前記アフタークーラへ送られ、
前記低段圧縮機からの空気路の内、前記インタークーラよりも下流に、前記第一熱回収用熱交換器が設けられる一方、前記高段圧縮機からの空気路の内、前記アフタークーラよりも下流に、前記第二熱回収用熱交換器が設けられ、
前記第一熱回収用熱交換器と前記第二熱回収用熱交換器とには、設定順序で直列に水が通されるか、並列に水が通される
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱回収システム。 - 前記インタークーラと前記アフタークーラとは、同一のファンで圧縮空気を空冷し、
そのファンを設定回転数以上で常時回転させる
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱回収システム。 - 前記圧縮機の本体ではなくその駆動部の潤滑油を、ファンによる通風で冷却する空冷式のオイルクーラと、
このオイルクーラへの送油路に設けられ、潤滑油と通水とを熱交換して通水を加温する第三熱回収用熱交換器とを備え、
前記第三熱回収用熱交換器への通水時には前記オイルクーラのファンを停止するか回転数を下げる一方、前記第三熱回収用熱交換器への通水停止時には前記オイルクーラのファンを起動するか回転数を上げる
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱回収システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014173095A JP2016048142A (ja) | 2014-08-27 | 2014-08-27 | 熱回収システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014173095A JP2016048142A (ja) | 2014-08-27 | 2014-08-27 | 熱回収システム |
Publications (1)
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JP2016048142A true JP2016048142A (ja) | 2016-04-07 |
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ID=55649146
Family Applications (1)
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JP2014173095A Pending JP2016048142A (ja) | 2014-08-27 | 2014-08-27 | 熱回収システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2016048142A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016048141A (ja) * | 2014-08-27 | 2016-04-07 | 三浦工業株式会社 | 熱回収システム |
CN108488061A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-09-04 | 苏州佳世达电通有限公司 | 热能回收*** |
JP2023503991A (ja) * | 2019-11-26 | 2023-02-01 | クノル-ブレムゼ ジステーメ フューア シーネンファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 鉄道車両用コンプレッサシステムおよびコンプレッサシステムの冷却装置を制御するための方法 |
WO2023171099A1 (ja) * | 2022-03-07 | 2023-09-14 | 株式会社日立産機システム | ガス圧縮機 |
-
2014
- 2014-08-27 JP JP2014173095A patent/JP2016048142A/ja active Pending
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