JP2016045374A - 曲面画像表示装置用積層体及び曲面画像表示装置 - Google Patents

曲面画像表示装置用積層体及び曲面画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】屈曲に起因した視認性の低下を生じず、接着端部のハガレを生じることのない、画像表示装置用の積層体を提供する。
【解決手段】第1の基材と、第2の基材と、光学用粘着剤層とを含み、前記第1の基材は前記第2の基材と対向して配置され、前記光学用粘着剤層は前記第1の基材と前記第2の基材とに当接して配置され、前記第1の基材は曲率半径100〜2000mmの曲面を有する基材であり、前記第2の基材は曲率半径100〜2000mmの曲面を有する基材であり、前記光学用粘着剤層はスチレン系ブロック共重合体(A)を含む粘着組成物剤で形成されることを特徴とする、画像表示装置用積層体である。
【選択図】なし

Description

本発明は、曲面画像表示装置用積層体及び曲面画像表示装置に関するものである。
近年、デザイン性や軽量化、または耐衝撃性などを向上させる目的で、フィルム基材や薄膜ガラス等を用いたフレキシブルディスプレイや、画像表示面が曲面で構成された曲面画像表示装置が開発されている。特に近年、ITOに代わる曲げに強いメタルメッシュ導電膜の開発が進められていることからも、これらの画像表示装置は、携帯電話やタブレットPC、腕時計型表示デバイス、円柱状構造物に適用されるデジタルサイネージ等に使用され得る。
ところで、このような曲面画像表示装置を構成する部材同士は、曲面部分に接着剤樹脂を注入したり、部材の端部のみを接着したりするなどして貼り合せられているが、作業性の悪さや、不可避的に生じる空隙による光損失が問題となることがある。また、従来の架橋剤で架橋された光学用粘着シートを使用して平面状の部材同士を貼り合わせ、その後に曲面成形した場合には、作業性は向上するものの、曲面成形時に粘着剤層に歪みが生じてしまい、やはり光の損失のおそれがある。また、架橋構造を極力少なくすることで応力による歪みを抑えることは出来るものの、そうした場合には凝集力が不足し、部材からのアウトガスを抑制できなかったり、端末剥がれを生じたりするおそれがあり、従来の光学用粘着剤では十分な性能が得られない。
例えば、特許文献1には、曲面表示域を有する表示モジュールであって、表示モジュールを構成する部材同士の貼着にアクリルゲルで構成された粘着剤層を用いてなるものが開示されているが、可撓性を有する部材の貼り合せにおいては、粘着剤層に大きな応力がかかるため、端部のハガレや、応力の影響による視認性の低下が生じること、さらには、屈曲に起因した光損失が生じ、光源から離れた位置では輝度が低下してしまうという問題があった。
特開2012-078825号公報
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、本発明によれば、化学的な架橋構造を有していないスチレン系ブロック共重合体を含有する粘着剤層で基材(部材)同士を貼着し、積層化することで、貼り合せ後に屈曲させても、又は本来的に曲面を有する基材を貼着してなる積層体であっても、屈曲に起因した視認性の低下を生じず、接着端部のハガレを生じることのない、画像表示装置用の積層体が得られることを見出した。
1.本発明のひとつの態様による積層体は、第1の基材と、第2の基材と、光学用粘着剤層とを含み、上記第1の基材は上記第2の基材と対向して配置され、上記光学用粘着剤層は上記第1の基材と前記第2の基材とに当接して配置され、上記第1の基材は曲率半径100〜2000mmの曲面を有する基材であり、上記第2の基材は曲率半径100〜2000mmの曲面を有する基材であり、上記光学用粘着剤層はスチレン系ブロック共重合体(A)を含む粘着組成物で形成されることを特徴とする、画像表示装置用積層体である。
2.上記1の画像表示装置用積層体は、上記光学用粘着剤層の屈折率が1.50〜1.60であることを特徴とするものである。
3.上記1又は2の画像表示装置用積層体は、上記スチレン系ブロック共重合体(A)が、芳香族ビニル単量体の重合体成分から構成されるハードセグメントと、共役ジエン単量体の重合体成分から構成されるソフトセグメントとを有する熱可塑性エラストマーであることを特徴とするものである。
4.上記3の画像表示装置用積層体は、上記粘着剤組成物が、上記(A)成分を構成するハードセグメントと相溶する第1の相溶剤(B)を含むことを特徴とするものである。
5.上記4の画像表示装置用積層体は、上記粘着剤組成物が、上記(A)成分の100質量部に対して、上記(B)成分の5〜50重量部を含むことを特徴とするものである。
6.上記3〜5のいずれかの粘着剤組成物は、上記(A)成分を構成するソフトセグメントと相溶する第2の相溶剤(C)を含むことを特徴とするものである。
7.上記6の画像表示装置用積層体は、粘着剤組成物が、上記(A)成分の100質量部に対して、上記(C)成分の8〜50重量部を含むことを特徴とするものである。
8.上記3ないし7のいずれかの画像表示装置用積層体は、上記粘着剤組成物が、上記(A)成分を構成するハードセグメント及びソフトセグメントに相溶し、かつ常温(23℃)において固体である第3の相溶剤(D)を含むことを特徴とするものである。
9.上記8の画像表示装置用積層体は、上記粘着剤組成物が、上記(A)成分の100質量部に対して、上記(D)成分の5〜30重量部を含むことを特徴とするものである。
10.上記1ないし9のいずれかの画像表示装置用積層体であって、上記第1の基材が透明導電膜であり、上記透明導電膜が樹脂フィルム上に透明導電膜層を有するものであり、上記透明導電膜層が、銅又は銀の細線で構成されたメタルメッシュで構成されるものであることを特徴とするものである。
発明によれば、部材を貼着して積層体を構成した後に屈曲しても、又は本来的に曲面を有する基材を貼着してなる積層体であっても、屈曲に起因した視認性の低下を生じず、接着端部のハガレを生じることのない、画像表示装置用の積層体を得ることができる。
図1は、本発明のひとつの態様を模式的に説明する断面図である。 図2は、本発明のひとつの態様を模式的に説明する断面図である。 図3は、本発明のひとつの態様を模式的に説明する断面図である。 図4は、本発明の輝度変化試験を説明する模式図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明を詳細に説明する。なお、本発明において、格別に断らない限り、「部」は「質量部」を意味し、「%」は「質量%」を意味する。
1.光学用粘着剤層
本発明のひとつの実施形態に係る光学用粘着剤層(以下、単に「粘着剤層」と記載する場合もある)は、スチレン系ブロック共重合体(以下、(A)成分とも称する)を含む粘着剤組成物で形成されるものである。
また、本発明の粘着剤組成物は化学的な架橋構造を有していないことが好ましい。すなわち、架橋構造を有していないと、曲面状の基材同士を貼着する際、または本来的に平面状である基材同士を貼着させて積層体を作製した後、曲面状に成形する場合、粘着剤層が屈曲に伴う応力を十分に吸収できるので、光学的な歪が生じず、当該積層体を部材として用いたディスプレイの視認性を低下させることがないので好ましい。
1.1(A)成分
(A)成分は、特に限定されないが、例えば芳香族ビニル単量体の重合体成分から構成されるハードセグメントと、共役ジエン単量体の重合体成分から構成されるソフトセグメントとを有する熱可塑性エラストマーであることが好ましい。より具体的には、芳香族ビニル化合物はスチレン、α−メチルスチレンであることが好ましく(より好ましくはスチレン)、共役(conjugate)ジエン化合物はブタジエン、イソプレンであることが好ましい。
さらに、(A)成分は、その構成要素であるソフトセグメント中の残存二重結合が水添(水素添加:hydrogenated)により飽和されているものであることが、耐候性の観点からも好ましい。
(A)成分を含む本実施形態に係る粘着剤組成物を用いて形成された粘着剤層は、アクリル系ポリマーを含む粘着剤組成物から形成される粘着剤層と比較して高い屈折率を有することを特徴とする(例えば、屈折率1.50以上1.60以下、好ましくは1.50以上1.55以下)。
(A)成分の具体例としては、例えば、スチレン−(エチレン−プロピレン)−スチレン型ブロック共重合体(SEPS)(スチレン−イソプレン−スチレン型ブロック共重合体(SIS)の水素添加物)、(スチレン−(ブタジエン−ブチレン)−スチレン型ブロック共重合体(SBBS))、スチレン−(エチレン−ブチレン)−スチレン型ブロック共重合体(SEBS)(スチレン−ブタジエン−スチレン型ブロック共重合体(SBS)の水素添加物)、スチレン−(エチレン−プロピレン)型ブロック共重合体(SEP)(スチレン−イソプレン型ブロック共重合体(SI)の水素添加物)、スチレン−(エチレン−ブチレン)型ブロック共重合体(SEB)(スチレン−ブタジエン型ブロック共重合体(SB)の水素添加物)などが挙げられる。なかでも、(A)成分はスチレン−(エチレン−プロピレン)−スチレン型ブロック共重合体(SEPS)、スチレン−(エチレン−ブチレン)−スチレン型ブロック共重合体(SEBS)等のABA型水添ブロック共重合体、スチレン−(エチレン−プロピレン)型ブロック共重合体(SEP)、スチレン−(エチレン−ブチレン)型ブロック共重合体(SEB)等のAB型水添ブロック共重合体が好ましい。これらは単独で使用してもよく、また2種以上を混合して使用してもよいが、ABA型水添ブロック共重合とAB型水添ブロック共重合体の混合物を使用することが粘着剤層の凝集力と密着性のバランスを調整する上で好ましい。
さらに、(A)成分としては市販の水添ブロック共重合体、例えば、SEP型のセプトン1001および1020、SEPS型のセプトン2002、2004、2005、2006、2007、2063および2104、SEBS型のセプトン8004、8006、8007、8076および8104(上記のセプトンシリーズはいずれもクラレ社製)、SEBS型のタフテックH1221、H1662、H1052、H1053、H1041、H1051、H1517、H1043、H1272およびN504、SBBS型のタフテックP1500、P2000およびJT83X(上記のタフテックシリーズはいずれも旭化成社製)などを使用することもできる。
特に限定されることはないが、本実施形態に係る粘着剤組成物の屈折率を制御し、かつ粘着剤組成物のハンドリング性を向上させる観点では、(A)成分におけるハードセグメント(例えばスチレン)の含有率は8質量%以上30質量%以下であることが好ましく、10質量%以上25質量%以下であることがより好ましい。
また、耐候性の観点から、(A)成分を構成する共役ジエン単量体の重合体成分に含まれる二重結合の水添率(水素添加率)(以下、単に「水添率」ともいう。)は90%以上であることが好ましく、95%以上であることがより好ましい(なお、水添率は100%であることが望ましいが、痕跡量の二重結合が残存しても差し支えない)。すなわち、本発明において、共役ジエン単量体の重合体成分に含まれる二重結合の水添率とは、共役ジエン単量体の重合体成分に含まれる二重結合のうち、水素添加により飽和されているものの割合をいう。
1.2(B)成分
さらに、本発明の粘着剤組成物は、(A)成分に加えて、(A)成分を構成するハードセグメントと相溶する第1の相溶剤(以下、(B)成分とも称する)を含んでいてもよい。
(B)成分である第1の相溶剤は、(A)成分を構成するハードセグメントに相溶する性質を有し、かつ、軟化点(softening point)が80℃以上である。本実施形態に係る粘着剤組成物が(B)成分を含むことにより、(B)成分が(A)成分を構成するハードセグメントに相溶するため、得られる粘着剤層は凝集力が高いものとなり、結果、得られる画像表示装置用積層体は、屈曲下でも耐久性に優れたものとなる。
ここで、本発明において「相溶性を有する(compatible)」または「相溶する(compatibilizing)」とは、異なる2つの成分を混合して得られる混合物において、濁りまたは相分離が目視にて確認されないことをいう。
また、(B)成分が(A)成分を構成するハードセグメントに相溶するか否かは、(A)成分のハードセグメントに相当する成分、すなわち芳香族ビニル単量体のみから合成される重合体と、(B)成分とを用いて評価することとする。
より具体的には、芳香族ビニル単量体のみから重合される重合体と(B)成分とを、必要に応じて溶媒を用いて混合して得られる混合物において濁りの発生、または、該重合体を含有する相と(B)成分を含有する相との相分離が目視にてみられない場合は、(B)成分は(A)成分を構成するハードセグメントに相溶するものとし、一方、上述の濁りまたは相分離が目視にてみられる場合、(B)成分は(A)成分を構成するハードセグメントに相溶しないものする。
(B)成分は例えば、芳香族系粘着付与樹脂(tackifier resin)であることができる。(B)成分として用いられる芳香族系粘着付与樹脂は、相溶性の観点からは分子量5,000以下であるのが好ましい。(B)成分として使用可能な芳香族系粘着付与樹脂としては、例えば、芳香族石油樹脂、スチレン系重合体、α−メチルスチレン系重合体、スチレン−(α−メチルスチレン)系共重合体、スチレン−脂肪族炭化水素系共重合体、スチレン−(α−メチルスチレン)−脂肪族炭化水素系共重合体、スチレン−芳香族炭化水素系共重合体などがあげられる。より具体的には、例えば市販のスチレン−芳香族炭化水素系共重合体としてのFMR−0150(軟化点145℃、三井化学社製)、スチレン−脂肪族炭化水素系共重合体としてのFTR−6100(軟化点100℃、三井化学社製)、FTR−6110(軟化点110℃、三井化学社製)およびFTR−6125(軟化点125℃、三井化学社製)、スチレン−(α−メチルスチレン)−脂肪族炭化水素系共重合体としてのFTR−7100(軟化点100℃、三井化学社製)、スチレン系重合体としてのFTR−8120(軟化点120℃、三井化学社製)およびSX−100(軟化点100℃、ヤスハラケミカル社製)、α−メチルスチレン系重合体としてのFTR−0100(軟化点100℃、三井化学社製)、スチレン−(α−メチルスチレン)系共重合体としてのFTR−2120(軟化点120℃、三井化学社製)、FTR−2140(軟化点145℃、三井化学社製)、クリスタレックス3100(軟化点100℃、イーストマンケミカル社製)、クリスタレックス3085(軟化点85℃、イーストマンケミカル社製)、クリスタレックス5140(軟化点140℃、イーストマンケミカル社製)、クリスタレックス1120(軟化点120℃、イーストマンケミカル社製)、クリスタレックスF85(軟化点85℃、イーストマンケミカル社製)、クリスタレックスF100(軟化点100℃、イーストマンケミカル社製)およびクリスタレックスF115(軟化点115℃、イーストマンケミカル社製)、などを使用することもできる。
本実施形態に係る粘着剤組成物に耐久性を付与して、被着体との密着性を高めることができ、かつ耐久性を高めることができる観点から、(B)成分の軟化点は80℃以上であることができ、95℃以上であることが好ましく、140℃超であることがより好ましい。
本実施形態に係る粘着剤組成物における(B)成分の含有量は、(A)成分100質量部に対して、5質量部以上50質量部以下であることが好ましく、8質量部以上45質量部以下であることがより好ましい。
1.3(C)成分
さらに、本発明の粘着剤組成物は、(A)成分に加えて、(A)成分を構成するソフトセグメントと相溶する第2の相溶剤(以下、(C)成分とも称する)を含んでいてもよい。
また、(C)成分が(A)成分を構成するソフトセグメントに相溶するか否かは、(A)成分のソフトセグメントに相当する成分、すなわち共役ジエン単量体のみから合成される重合体と、(C)成分とを用いて評価することとする。
より具体的には、共役ジエン単量体のみから重合される重合体と(C)成分とを、必要に応じて溶媒を用いて混合して得られる混合物において濁りの発生、または、該重合体を含有する相と(C)成分を含有する相との相分離が目視にてみられない場合は、(C)成分は(A)成分を構成するソフトセグメントに相溶するものとし、一方、上述の濁りまたは相分離が目視にてみられる場合、(C)成分は(A)成分を構成するソフトセグメントに相溶しないものする。
(C)成分である第2の相溶剤は、(A)成分を構成するソフトセグメントに相溶する性質を有し、かつ、常温(23℃)において液体である。なお、本発明でいうところの「液体」とは、粘稠な粘弾性(viscoelastic)液体や、その他低粘度の液体も含むものである。本実施形態に係る粘着剤組成物が(C)成分を含むことにより、(C)成分が(A)成分を構成するソフトセグメントに相溶するため、得られる粘着剤層は被着体への濡れ性(wettability)が高いものとなり、結果、得られる画像表示装置用積層体は屈曲下でも曲面への密着性が高いものとなる。(C)成分は例えば、ポリブテン系化合物、ポリイソブチレン系化合物、ポリイソプレン系化合等の脂肪族炭化水素を含む軟化剤であることができる。(C)成分として使用可能な軟化剤としては、市販の軟化剤、例えばポリブテン系化合物として日石ポリブテンLV−7、LV−50、LV−100、HV−15、HV−35、HV−50、HV−100、HV−300、HV−1900およびSV−7000(いずれもJX日鉱日石エネルギー社製)、ポリイソブチレン系化合物としてテトラックス3T、4T、5Tおよび6T、ハイモール4H、5H、5.5Hおよび6H(いずれもJX日鉱日石エネルギー社製)、ポリイソプレン系化合物としてクラプレンLIR−290(クラレ社製)などを使用することもできる。
本実施形態に係る粘着剤組成物における(C)成分の含有量は、(A)成分100質量部に対して8質量部以上50質量部以下であることが好ましく、10質量部以上45質量部以下であることがより好ましい。
1.4(D)成分
さらに、本発明の粘着剤組成物は、(A)成分に加えて(D)成分である第3の相溶剤を含んでいてもよい。
(D)成分を構成する第3の相溶剤は、(A)成分を構成するハードセグメント及びソフトセグメントに相溶する性質を有し、かつ、常温(23℃)において固体である。(D)成分は、ロジン系粘着付与樹脂、テルペン系粘着付与樹脂、または水添脂環族炭化水素樹脂であることができる。(D)成分としては、例えば、KE311(淡色ロジン系粘着付与樹脂、荒川化学社製)、YSポリスターTH130(テルペンフェノール型粘着付与樹脂、ヤスハラケミカル社製)、クリアロンP−150(水添テルペン型粘着付与樹脂、ヤスハラケミカル社製)、アルコンP−100(水添脂環族飽和炭化水素樹脂、荒川化学社製)を使用することができる。
本実施形態に係る粘着剤組成物における(D)成分の含有量は、得られる粘着剤層の粘着力を高めることができる点で(A)成分100質量部に対して5質量部以上30質量部以下であることが好ましく、8質量部以上25質量部以下であることがより好ましい。
1.5粘着剤層の屈折率と視認性
一般に曲面ディスプレイの場合、平面状のディスプレイと比較して、バックライト等の光源からの光が視認面方向に射出されにくいので、ディスプレイの輝度が低下する蓋然性が高くなる。
また、高い屈折率を有する媒質と、低い屈折率を有する媒質とを接合した界面においては、高い屈折率を有する媒質から出た光が当該界面において全反射し、結果として光の利用効率が下がることがあるが、逆に低い屈折率を有する媒質から出た光が当該界面において全反射することはないので、結果として光の利用効率が上がり、輝度の低下が生じにくい。
本発明の粘着剤層を構成する光学用粘着剤組成物は、スチレン系ブロック共重合体である(A)成分を配合してなるものであるため、一般的なアクリル系粘着剤で構成された粘着剤層と比較して高い屈折率を有することを特徴とする。なお、当該屈折率は、限定されないが、例えば1.50〜1.60の範囲にあるものである。屈折率がこの範囲であると、例えば曲面液晶ディスプレイなどの導光板から取り出された光の利用効率が向上し、輝度の低下が生じにくくなる。
また、光学用粘着剤として一般に用いられている、架橋構造を有するアクリル系粘着剤では、上記屈折率の低さに加えて、曲面成形時の応力によって粘着剤層内に架橋構造に由来する歪みが生じて視認性を低下させるおそれがあるが、本発明で用いられるスチレン系ブロック共重合体は化学的な架橋構造(共有結合による架橋構造)を有していないため、曲面成形時にも粘着剤層内に歪みを生じることがない。
2.第1の基材
本発明の第1の基材は100〜2000mmの曲率半径を有するものである。第1の基材は、本来的に100〜2000mmの曲率を有する曲面状のシート状基材であってもよく、積層体を構成する前は平面状のシート状基材であるが、本発明の粘着剤層と、後述する第2の基材とを用いて積層体を構成した後、100〜2000mmの曲率を有するように成形されたものであってもよい。
第1の基材は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の画像表示装置に使用される、曲面を有する光学部材であってもよく、より具体的には、偏光フィルム、位相差フィルム、反射防止フィルム、輝度向上フィルム、光拡散フィルム及びハードコートフィルムからなる群から選択される光学フィルム、銀メッシュ若しくは銅メッシュなどのメタルメッシュ層を有する透明導電膜、光拡散層を有する導光板、液晶パネル、有機ELパネル、静電容量式タッチパネルなどの光学モジュールなどであってもよい。なお、第1の基材はガラスまたはプラスチックからなる基材であってもよく、本発明の粘着剤層と当接する面上に金属メッシュなどの透明導電膜を有するものであってもよい。
3.第2の基材
本発明の第2の基材は100〜2000mmの曲率半径を有するものである。第2の基材は、本来的に100〜2000mmの曲率を有する曲面状のシート状基材であってもよく、積層体を構成する前は平面状のシート状基材であるが、本発明の粘着剤層と、先述した第1の基材とを用いて積層体を構成した後、100〜2000mmの曲率を有するように成形されたものであってもよい。
第2の基材は、液晶表示ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の画像表示装置に使用される、曲面を有する光学部材であってもよく、より具体的には、偏光フィルム、位相差フィルム、反射防止フィルム、輝度向上フィルム、光拡散フィルム及びハードコートフィルムからなる群から選択される光学フィルム、銀メッシュ若しくは銅メッシュなどのメタルメッシュ層を有する透明導電膜、光拡散層を有する導光板、液晶パネル、有機ELパネル、静電容量式タッチパネルなどの光学モジュールなどであってもよい。
なお、第2の基材はガラスまたはプラスチックからなる基材であってもよく、本発明の光学用粘着剤層と当接する面上に金属メッシュなどの透明導電膜を有するものであってもよい。また、第2の基材は第1の基材と同種のものでもよく、異なるものでもよい。
4.画像表示装置用積層体
本発明の画像表示装置用積層体は、上述した第1の基材と、第2の基材と、光学用粘着剤層とを含んでなるものであって、当該第1の基材と第2の基材とが、光学用粘着剤層を介して貼着されてなるものである。すなわち、本発明の画像表示装置用積層体は、第1の基材と第2の基材とが光学用粘着剤層で貼着された状態において、全体として曲面を有することを特徴とするものである。
より具体的には、例えば、第1の基材が液晶パネルであり、第2の基材が偏光フィルムであり、液晶パネルのガラス面と、偏光フィルムとが光学用粘着剤層を介して貼着された、全体として曲面を有する画像表示装置用積層体である。すなわち、本発明の画像表示装置用積層体は、液晶表示装置などの画像表示装置内においてひとつの構成単位として存在し得る。
本発明の画像表示装置用積層体は、被着面が本来的に曲面状である部材同士(すなわち、第1の基材と第2の基材)を光学用粘着剤層で貼着させて作製してもよいし、被着面が平面状である部材同士を光学用粘着剤層で貼着させた後、成形加工を施すことにより、曲面を形成することによって作製してもよい。
特に、粘着剤層は常温で十分な可撓性を有しているので、接着剤を用いる場合と異なり、被着面が平面状である部材同士を貼着させた後、成形加工を施すことにより、曲面を有する画像表示装置用積層体を作製することができる。
以下で、本発明の画像表示装置用積層体の一例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像表示装置用積層体(100)の構成を模式的に示す断面図である。本実施形態に係る画像表示装置用積層体100は、液晶表示装置(LCD)11と、タッチパネル部21と、LCD11とタッチパネル部21との間に設けられた粘着剤層31とを含む。粘着剤層31はLCD11とタッチパネル部21とを貼着する。粘着剤層31は、例えば、本実施形態に係る光学用粘着剤組成物をセパレータ(図示せず)の表面に塗布し、乾燥して得られた接着シートをセパレータから剥離して、LCD11とタッチパネル21との間に設置したものである。なお、図1に示すように、画像表示装置用積層体100は視認側(タッチパネル部21の側)から見て凹面状の曲面を有するものである。
図2は、本発明の一実施形態に係る画像表示装置用積層体(200)の構成を模式的に示す断面図である。本実施形態に係る積層体200は、液晶表示装置(LCD)12と、タッチパネル部22と、LCD12とタッチパネル部22との間に設けられた粘着剤層32とを含む。粘着剤層32はLCD12とタッチパネル部22とを貼着する。なお、図2に示すように、画像表示装置用積層体200は視認側(タッチパネル部22の側)から見て凸面状の曲面を有するものである。
図3は、本発明の一実施形態に係る画像表示装置用積層体(300)の構成を模式的に示す断面図である。本実施形態に係る画像表示装置用積層体300は、透明導電膜フィルム(43)と、粘着剤層(33)と、保護ガラス(53)とを含む。さらに、透明導電膜フィルム(432)は、PETフィルム(43−1)の表面上に微細な銀メッシュで構成された透明導電膜層(43−2)を有している。粘着剤層(33)は、透明導電膜フィルム(43)の透明導電膜層(43−2)側の面と、保護ガラス(53)とを貼着する。なお、図3に示すように、画像表示装置用積層体300は視認側(保護ガラス(53)の側)から見て凹面状の曲面を有するものである。
5.実施例
以下、本発明を下記実施例に基づいて説明するが、本発明は実施例に限定されない。
5.1.製造例1〜11
表1に示される配合にて各成分及びトルエンを混合して粘着剤組成物溶液をそれぞれ調製した。
剥離処理されたポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム上に、乾燥後の厚みが50μmになるように塗工し、80℃の乾燥機で4分間乾燥して有機溶剤を除去した。
次いで、粘着面に剥離処理されたPETフィルムを貼付して粘着シートを作成した。
5.2.比較製造例1〜2
表1に示される配合にて各成分及び酢酸エチルを混合して粘着剤組成物溶液をそれぞれ調製した。
剥離処理されたポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム上に、乾燥後の厚みが50μmになるように塗工し、80℃の乾燥機で3分間乾燥して有機溶剤を除去した。
次いで、粘着面に剥離処理されたPETフィルムを貼付し、23℃で7日間熟成させて粘着シートを作成した。
Figure 2016045374
なお、表1における略語の意味は以下の通りである。
スチレンポリマー(1):スチレンブロックと水添イソプレンブロックを有するポリマー(ABA型ブロックポリマー:AB型ブロックポリマー=6:4(Aはスチレンブロック)、スチレン含有率15%、Mw10万、水添率95%以上)
スチレンポリマー(2):スチレンブロックと水添イソプレンブロックを有するポリマー(ABA型ブロックポリマー:AB型ブロックポリマー=5:5(Aはスチレンブロック)、スチレン含有率25%、Mw20万、水添率95%以上)
スチレンポリマー(3):スチレンブロックとエチレン/水添ブチレンブロックを有するポリマー(ABA型ブロックポリマー:AB型ブロックポリマー=7:3(Aはスチレンブロック)、スチレン含有率10%、Mw15万、水添率95%以上)
アクリルポリマー(1):アクリル酸2エチルヘキシル/アクリル酸メチル/アクリル酸2ヒドロキシエチル=45/40/15(Mw60万)
アクリルポリマー(2):アクリル酸ブチル/アクリル酸ベンジル/アクリル酸2ヒドロキシエチル=70/28/2(Mw80万)
クリスタレックス(クリスタレックス5140:イーストマンケミカル社;スチレン樹脂;軟化点140℃)
FMR0150(三井化学社:スチレン樹脂;軟化点145℃)
BI−3000(日本曹達社:水素化ポリブタジエン)
HV−300(JX日鉱日石エネルギー社:ポリブテン)
クリアロンP−150(ヤスハラケミカル社:水添テルペン樹脂)
YSポリスターTH−130(ヤスハラケミカル:テルペンフェノール樹脂)
コロネートL(日本ポリウレタン社:トリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパン付加物)
5.3.評価方法
5.3.1[屈折率]
製造例で得られた粘着シートを複数回重ね合わせて厚み1mmの試験片を作成した。作成した試験片を、アタゴ社製アッベ屈折計1Tを用いて、測定温度25℃、波長589nmで測定した。
5.3.2.[粘着力]
製造例で得られた粘着シートの片面側の剥離処理されたPETフィルムを剥離し、100μm厚のPETフィルムを貼着した。次いで、粘着シートを25mm幅に裁断し、残りの剥離処理されたPETフィルムを剥離して、ガラス、ポリプロピレン板にそれぞれ貼り合わせた。
5.3.3.[曲面反発性]
製造例で得られた粘着シートの片面側の剥離処理されたPETフィルムを剥離し、厚さ100μmのPETフィルムを貼り合わせた。次いで、20mm×60mmの大きさに裁断して試験片を作成した。試験片のもう一方の剥離処理されたPETフィルムを剥離し、直径24mm円柱状のポリエチレン棒に、試験片の長辺が円周方向となるように貼り付け、80℃で24時間保持した。24時間後、両末端からの剥がれ長さの平均距離を測定した。
5.3.4.[曲面耐久性]
0.5mm厚のポリカーボネート板(15cm×7cm)の中心に、10cm×2cmの大きさに裁断した製造例で得られた粘着シートを貼り付け、さらに、0.5mm厚のポリカーボネート板(14cm×7cm)を中心で合わせるようにして貼り合わせた。次いで、50℃、5atmのオートクレーブで20分間処理し、15cm×7cmのポリカーボネート板を内側にして、長辺方向に曲率半径500mmになるように撓ませて、内側のポリカーボネート板を固定した。23℃、50%環境下に24時間保持し、両末端からの剥がれ長さの平均距離を測定した。
Figure 2016045374
5.3.5[輝度変化]
得られた粘着シートを10cm×20cmの大きさに裁断し、表3に記載の基材に貼り合わせた(銀メッシュ導電膜を形成したPCフィルムにおいては、銀メッシュ導電膜に接するように粘着シートを貼り合わせた)。平面状の導光板と曲面状の導光板(曲率半径400mm)とにそれぞれ貼り付けて固定し、側面から光を照射し、特定地点(光源側端部から180mm地点)での輝度を測定し、(曲面輝度/平面輝度(%))を算出した(図4参照)。
Figure 2016045374
5.4.評価結果
表2の結果から、本願製造例1ないし11の粘着剤組成物を用いた積層体は、既存のアクリル系粘着剤組成物を用いた比較製造例1及び比較製造例2の系と比較して、曲面反発性試験、曲面耐久性試験及び粘着力試験の全てにおいて、良好な結果を示すことが確認された。
また、表3の結果から、表示面を曲面で構成しても光の減衰が軽度であり、光の利用効率が高いことから、本願製造例1ないし11の粘着剤組成物を用いた積層体によれば、既存のアクリル系粘着剤組成物を用いた比較製造例1及び比較製造例2の系と比較して、高輝度かつ視認性の良好な曲面画像表示装置を構成できることが読み取れる。
100,200,300:画像表示装置用積層体
11,12:LCD
21,22:タッチパネル部
31,32,33,34:粘着剤層
43:透明導電膜フィルム
43−1:PETフィルム
43−2:透明導電膜層
53:保護ガラス
64:基材
74:光源
84:導光板
P:測定点

Claims (10)

  1. 第1の基材と、第2の基材と、光学粘着剤層とを含み、
    前記第1の基材は前記第2の基材と対向して配置され、前記光学粘着剤層は前記第1の基材と前記第2の基材とに当接して配置され、
    前記第1の基材は曲率半径100〜2000mmの曲面を有する基材であり、
    前記第2の基材は曲率半径100〜2000mmの曲面を有する基材であり、
    前記光学粘着剤層はスチレン系ブロック共重合体(A)を含む粘着剤組成物で形成されることを特徴とする、画像表示装置用積層体。
  2. 前記光学粘着剤層の屈折率が1.50〜1.60であることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置用積層体。
  3. 前記スチレン系ブロック共重合体(A)が、芳香族ビニル単量体の重合体成分から構成されるハードセグメントと、共役ジエン単量体の重合体成分から構成されるソフトセグメントとを有する熱可塑性エラストマーであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像表示装置用積層体。
  4. 前記粘着剤組成物が、前記(A)成分を構成するハードセグメントと相溶する第1の相溶剤(B)を含むことを特徴とする請求項3記載の画像表示装置用積層体。
  5. 前記粘着剤組成物が、前記(A)成分の100質量部に対して、前記(B)成分の5〜50重量部を含むことを特徴とする請求項4記載の画像表示装置用積層体。
  6. 前記粘着剤組成物が、前記(A)成分を構成するソフトセグメントと相溶する第2の相溶剤(C)を含むことを特徴とする請求項3〜5いずれか1項記載の画像表示装置用積層体。
  7. 前記粘着剤組成物が、前記(A)成分の100質量部に対して、前記(C)成分の8〜50重量部を含むことを特徴とする請求項6記載の画像表示装置用積層体。
  8. 前記粘着剤組成物が、前記(A)成分を構成するハードセグメント及びソフトセグメントに相溶し、かつ常温(23℃)において固体である第3の相溶剤(D)を含むことを特徴とする請求項3〜7いずれか1項に記載の画像表示装置用積層体。
  9. 前記粘着剤組成物が、前記(A)成分の100質量部に対して、前記(D)成分の5〜30重量部を含むことを特徴とする請求項8記載の画像表示装置用積層体。
  10. 前記第1の基材が透明導電膜であり、前記透明導電膜が樹脂フィルム上に透明導電膜層を有するものであり、前記透明導電膜層が、銅又は銀の細線で構成されたメタルメッシュで構成されるものであることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項に記載の画像表示装置用積層体。
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