JP2016040647A - アナログ/ディジタル変換回路 - Google Patents

アナログ/ディジタル変換回路 Download PDF

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Abstract

【課題】周期的にアナログ/ディジタル変換を行うアナログ/ディジタル変換回路から連続的に取得した複数のアナログ/ディジタル変換結果の連続性が保たれているか否かを、取得した回路側で判断できるようにする。【解決手段】本発明に係るアナログ/ディジタル変換回路(10)は、アナログ信号(VA)をディジタル信号(DOUT)に変換するアナログ/ディジタル変換処理を周期的に実行するアナログ/ディジタル変換部(101)と、記憶部(103)と、アナログ/ディジタル変換処理が実行される毎に、アナログ/ディジタル変換処理によるアナログ/ディジタル変換結果(DOUT)と、アナログ/ディジタル変換結果に対応付けられた識別データ(DID)とを記憶部に書き込む制御部(103)と、記憶部に書き込まれたアナログ/ディジタル変換結果と、対応する識別データとを読み出して出力する出力部(106)とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、アナログ/ディジタル変換回路に関する。
プラントやビルの空調設備等に設けられる温度調節器等の計装機器は、制御対象装置の状態を監視し、制御対象装置が目標の状態になるように制御対象装置内に設けられたヒータやバルブ等を制御するものである。
例えば、下記特許文献1には、温度センサによって検知された制御対象装置の温度の検知結果(アナログ信号)をアナログ/ディジタル変換回路(以下、「A/D変換回路」とも称する。)によって周期的にディジタル信号に変換して測定データを生成し、連続した測定データを用いて後段のデータ処理部(CPU等のプロセッサ)でPID(Proportional Integral Derivative)演算を行うことにより、制御対象装置が目標の温度になるように制御する温度調節器が開示されている。
特開2009−53044号公報
温度調節器等の計装機器は、制御対象装置の状態の変化を的確に把握し、状態の変化に応じて適切な制御を行わなければならない。そのため、温度調節器等の計装機器では、センサの検知結果を周期的にA/D変換し、連続したA/D変換結果を欠落なくCPU等のデータ処理部に送信しなければならない。仮に、データ処理部側で測定データの欠落があると、測定データの連続性が失われる。このような状態でデータ処理部によるPID演算(特に微分演算)を行うと演算結果(操作量)が本来意図しない値に急変し、制御結果が不安定になる、あるいは異常になる虞がある。
しかしながら、A/D変換回路によって周期的に更新されるA/D変換結果をデータ処理部が漏れなく確実に取得できるようにすることは容易ではない。そこで、データ処理部側で、取得したデータの連続性が保たれているか否かを判断し、データの連続性が保たれている場合に取得したデータをPID演算に用い、データの連続性が保たれていない場合に取得したデータをPID演算に用いないようにする等のデータ欠落時の対応を行うことで、PID演算結果における操作量急変等の異常が起こることを回避し、制御の安定性を保つことが可能となる。しかしながら、従来の温度調節器等の計装機器では、データ処理部側で取得したA/D変換結果の連続性が保たれているか否かを判断することができなかった。
例えば、一般的にA/D変換回路とCPU等のデータ処理部とは別個の半導体チップで構成される。これらのチップが近接して配置できない場合などは、二つの半導体チップに単一の発振子から同一のクロック信号を供給することができないこともある。このような場合、個別の発振子を使用することになるが、A/D変換の周期とA/D変換結果の読み出し周期とが一致するようにそれぞれの発振子のクロックを用いてA/D変換回路とデータ処理制御部を動作させるようプログラムした場合であっても、実際には双方の動作周期に発振子の個体差や性能の違いによる誤差が生じる。その誤差が累積すると同じA/D変換結果を2回取得してしまうことが起こり得る。このような条件下でもし同じA/D変換結果を2回取得した場合、データ処理部は、取得したデータを見ただけでは2つのA/D変換結果が、同一のA/D変換周期で変換されずに前回から更新されていないデータであるのか、変換は行われたが入力値が安定していたため、たまたま前回と同じ変換結果であったのかを判断することができなかった。
また、例えば、A/D変換処理が完了したか否かによりA/D変換回路側の半導体チップのポート(外部端子)のオン/オフ状態を切り替え、データ処理部側がそのポートのオン・オフ状態の切り替わりをポーリングまたは割り込み処理により検知し、A/D変換結果の読み出し処理を実行するようにした場合、ポーリングによる判定処理や割り込み処理の後に実行するA/D変換結果の読み出し処理が遅れると、目的とするA/D変換周期のA/D変換結果を取得できずに、次のA/D変換周期のA/D変換結果を取得してしまうことが起こり得る。このように目的とするA/D変換周期のA/D変換結果を取りこぼした場合、データ処理部は、取得したデータを見るだけでは1周期分のA/D変換結果を取りこぼしたか否かを判断することができなかった。なお、A/D変換結果の読み出し処理が遅れないようにするために各処理のタイミングを厳密に規定することもできるが、データ処理部側の処理の時間的な制約が多くなり、データ処理部側の設計が複雑になるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、周期的にA/D変換を行うA/D変換回路から連続的に取得した複数のA/D変換結果の連続性が保たれているか否かを取得した回路側で判断できるようにすることを目的とする。
本発明に係るアナログ/ディジタル変換回路(10、60)は、入力したアナログ信号(VA)をディジタル信号(DOUT)に変換するアナログ/ディジタル変換処理を周期的に実行するアナログ/ディジタル変換部(101)と、記憶部(103、603)と、前記アナログ/ディジタル変換部によって前記アナログ/ディジタル変換処理が実行される毎に、前記アナログ/ディジタル変換処理によるアナログ/ディジタル変換結果(DOUT)と、前記アナログ/ディジタル変換結果に対応付けられた識別データ(DID)とを前記記憶部に書き込む制御部(103、603)と、前記記憶部に書き込まれた前記アナログ/ディジタル変換結果と、対応する前記識別データとを読み出して出力する出力部(106)とを備える。
上記アナログ/ディジタル変換回路において、前記制御部は、前記アナログ/ディジタル変換部による前記アナログ/ディジタル変換結果と前記識別データの双方の前記記憶部に対する書き込みが完了するまで、前記出力部による前記記憶部の読み出しを許可しないようにしてもよい。
上記アナログ/ディジタル変換回路において、前記識別データは、前記アナログ/ディジタル変換部によるアナログ/ディジタル変換処理の実行回数を示すデータであってもよい。
上記アナログ/ディジタル変換回路において、前記識別データは、前記アナログ/ディジタル変換部によって前記アナログ/ディジタル変換処理が実行された時刻を示すデータであってもよい。
上記アナログ/ディジタル変換回路において、前記識別データは、前記アナログ/ディジタル変換部によって前記アナログ/ディジタル変換処理が実行される毎に論理レベルが反転する1ビットのデータであってもよい。
上記アナログ/ディジタル変換回路において、前記識別データは、フリーランカウンタのカウント値に基づくデータであってもよい。
上記アナログ/ディジタル変換回路(60)において、前記記憶部は、前記アナログ/ディジタル変換処理による前記アナログ/ディジタル変換結果を記憶する第1レジスタ(604_1〜604_n)と、前記識別データを記憶する第2レジスタ(605_1〜605_n)とを一組とするレジスタ対(606_1〜606_n)を複数有し、前記制御部は、前記アナログ/ディジタル変換処理が実行される毎に、実行されたアナログ/ディジタル変換処理の前記アナログ/ディジタル変換結果と前記識別データとを前記レジスタ対に順次書き込み、前記出力部は、外部から入力された読み出し要求に応答して、複数の前記レジスタ対から複数回分の前記アナログ/ディジタル変換処理に係る前記アナログ/ディジタル変換結果および前記識別データを読み出すようにしてもよい。
なお、上記説明において括弧を付した参照符号は、図面において当該参照符号が付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
以上説明したことにより、本発明によれば、周期的にA/D変換を行うA/D変換回路から連続的に取得した複数のA/D変換結果の連続性が保たれているか否かを取得した回路側で判断することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係るA/D変換回路を有する温度調節器を備えた温度調節システムの構成を示す図である。 図2は、本発明に係る温度調節器の具体的な内部構成を示す図である。 図3Aは、A/D変換処理の実行回数に基づくデータを識別データとする場合の一例を示す図である。 図3Bは、A/D変換処理の実行時刻に基づくデータを識別データとする場合の一例を示す図である。 図3Cは、A/D変換処理が実行される毎に論理レベルが反転する1ビットのデータを識別データとする場合の一例を示す図である。 図4Aは、実施の形態1に係るデータの読み出し要求の送信電文のフォーマットの一例を示す図である。 図4Bは、実施の形態1に係るデータの読み出し要求に係る応答電文のフォーマットの一例を示す図である。 図5は、実施の形態2に係るA/D変換回路を備えた温度調節器の構成を示す図である。 図6は、A/D変換処理レジスタおよび識別データレジスタのアドレスの割り付けの一例を示す図である。 図7Aは、実施の形態2に係るデータの読み出し要求の送信電文のフォーマットの一例を示す図である。 図7Bは、実施の形態2に係るデータの読み出し要求に係る応答電文のフォーマットの一例を示す図である。 図8は、複数のA/D変換部を備えたA/D変換回路におけるA/D変換処理レジスタおよび識別データレジスタのアドレスの割り付けの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
≪実施の形態1≫
図1は、本発明の一実施の形態に係るA/D変換回路を有する温度調節器を備えた温度調節システムの構成を示す図である。
同図に示される温度調節システム300は、温度調節器1、制御対象装置2、温度センサ3、操作部4、およびヒータ5を備えている。
温度センサ3は、制御対象装置2の温度を検知し、アナログ形式の検知信号(以下、「アナログ信号」とも称する。)VAを出力する。ヒータ5は、例えば制御対象装置2の内部に設けられ、制御対象装置2を加熱する装置である。操作部4は、ヒータ5の加熱温度を調節する装置である。例えば、操作部4は、温度調節器2からから供給された制御信号CNTに基づいてヒータ5に供給する電流または電圧を変化させることにより、ヒータ5の加熱温度を調整する。
温度調節器1は、温度センサ3から出力されたアナログ信号VAを周期的にディジタル信号に変換し、変換したディジタル信号(測定データ)を用いてPID演算を行うことにより、制御対象装置2が目標の温度になるように制御信号CNTを生成する。
図2は、温度調節器1の内部構成を示す図である。
図2に示されるように、温度調節器1は、A/D変換回路10、データ処理制御部11、およびその他図示されていない電源回路や外部入出力インターフェース回路等を備えている。
A/D変換回路10は、温度センサ3から出力されたアナログ信号VINをディジタル信号に変換する回路である。A/D変換回路10は、A/D変換結果を出力することのみならず、そのA/D変換結果に対応付けられた識別データを後段のデータ処理制御部11に出力する機能も有している。
具体的に、A/D変換回路10は、A/D変換部101、制御部102、記憶部103、および通信回路106を含む。A/D変換回路10は、例えば、A/D変換部101、制御部102、記憶部103、および通信回路106が公知のCMOS製造プロセスによって1個の半導体基板に形成された1チップの半導体装置として実現されている。
A/D変換部101は、温度センサ3から出力されたアナログ信号VINをディジタル信号に変換するA/D変換処理を周期的に実行する。例えば、A/D変換部101は、一定の周期で(例えば10ms毎に)、アナログ信号VINをディジタル信号DOUTに変換して出力する。A/D変換部101は、例えばΔΣ型のA/D変換器である。なお、以下の説明では、A/D変換部10によって変換されたディジタル信号DOUTを、A/D変換結果DOUTとも称する。
制御部102は、A/D変換部10によるA/D変換処理が完了する毎に、完了したA/D変換処理に係るA/D変換結果DOUTを記憶部103に書き込むとともに、そのA/D変換結果DOUTに対応付けた識別データDIDを記憶部103に書き込む。ここで、識別データDIDとは、あるタイミングで実行されたA/D変換処理による変換結果とその前後のタイミングで実行されたA/D変換処理による変換結果とを識別するためのデータである。識別データDIDの詳細については後述する。
更に、制御部102は、後述する通信回路106による記憶部103に対するデータの読み出しの許可・不許可を指示するイネーブル信号ENを出力する。例えば、制御部102は、A/D変換結果DOUTとそのA/D変換結果DOUTに対応する識別データDINの記憶部103に対する書き込みが完了するまでイネーブル信号ENをネゲートすることにより記憶部103からのデータの読み出しを禁止し、A/D変換結果DOUTと識別データDINの双方のデータの書き込みが完了したら、イネーブル信号ENをアサートすることにより記憶部103からのデータの読み出しを許可する。これにより、A/D変換結果DOUTと識別データDIDの一方しか書き換え(更新)が完了していない状況での記憶部103からのデータの読み出しが禁止され、読み出されたA/D変換結果と識別データとの対応関係がずれることを防止することができる。
記憶部103は、データを記憶するための記憶領域を備えた回路から構成され、A/D変換結果DOUTと識別データDIDとを記憶する。具体的に、記憶部103は、A/D変換結果DOUTを記憶するための記憶回路としてA/D変換結果レジスタ104を有し、識別データDIDを記憶するための記憶回路として識別データレジスタ105を有する。A/D変換結果レジスタ104および識別データレジスタ105は、制御部102によるデータの書き換えと、通信回路106によるデータの読み出しが可能にされている。例えば、A/D変換部10によるA/D変換処理が完了する毎に、完了したA/D変換処理に係るA/D変換結果OUTと対応する識別データDIDとが制御部102によってA/D変換結果レジスタ104および識別データレジスタ105に書き込まれることにより、A/D変換結果レジスタ104および識別データレジスタ105が更新され、A/D変換結果レジスタ104および識別データレジスタ105に記憶されたA/D変換結果DOUTおよび識別データDIDが通信回路106によって定期的に読み出される。
通信回路106は、記憶部103からデータを読み出して出力する出力部として機能する。具体的に、通信回路106は、データ処理制御部11からのデータの読み出し要求に応答して、記憶部103に書き込まれたA/D変換結果DOUTと識別データDIDとを読み出し、読み出した2つのデータをデータ処理制御部11に送信する。より具体的には、通信回路106は、データ処理制御部11からデータの読み出し要求を受け取ったとき、イネーブル信号ENがアサートされている場合には、記憶部103からA/D変換結果DOUTと識別データDIDとを読み出してデータ処理制御部11に送信し、イネーブル信号ENがネゲートされている場合には、イネーブル信号ENがアサートされるまで待機する。そして、イネーブル信号ENがアサートされたら、記憶部103からA/D変換結果DOUTと識別データDIDとを読み出してデータ処理制御部11に送信する。
データ処理制御部11は、例えばマイクロコントローラであり、CPU111、記憶装置112、通信回路113、および図示されていない外部インターフェース回路等を備えている。例えば、データ処理制御部11は、CPU111、記憶装置112、および通信回路113等が一つの半導体基板に形成された1チップのマイクロコントローラとして構成されていてもよいし、CPU111、記憶装置112、および通信回路113等が夫々別個の半導体チップに形成されたマルチチップ構成のマイクロコントローラとして構成されていてもよい。
通信回路113は、外部回路と通信を行うための回路である。例えば、通信回路113は、CPU111からの指示に応じてデータの読み出し要求をA/D変換回路10に対して発行するとともに、発行した読み出し要求に応じてA/D変換回路10から出力されたA/D変換結果DOUTおよび識別データDIDを受信する。通信回路113によって受信したA/D変換結果DOUTおよび識別データDIDは、例えば記憶装置112に記憶される。
記憶装置112は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、複数のレジスタ等を含む。例えば、ROMには、CPU111に各種の演算を実行させるためのプログラムが記憶され、上記複数のレジスタには、通信回路113で受信したA/D変換結果DOUTや識別データDID等が記憶され、RAMには、ROMから読み出されて展開されたプログラムやCPU111による演算結果等が記憶される。
CPU111は、記憶装置112に記憶されたプログラムに従って各種の演算を行うことにより、温度調節器1の統括的な制御を行う。また、CPU111は、記憶装置112に記憶されているA/D変換結果DOUTに基づいてPID演算を行うことにより、制御対象装置2が目標の温度になるように制御信号CNTを生成する。CPU111によって生成された制御信号CNTは、図示されていない外部インターフェース回路を介して操作部4に入力され、前述したようにヒータ5の加熱温度の制御に利用される。
次に、識別データDIDについて詳細に説明する。
前述したように、A/D変換回路10は、A/D変換結果DOUTに加えて、そのA/D変換結果DOUTに対応付けられた識別データDIDを後段のデータ処理制御部11に出力する。識別データDIDの生成手法として、例えば以下の4つを例示することができる。
第1の例は、A/D変換処理の実行回数に基づくデータを識別データDIDとする手法である。
図3Aは、A/D変換処理の実行回数に基づくデータを識別データDIDとする場合の一例を示す図である。
同図に示されるように、A/D変換処理の実行回数をカウントし、そのカウント値を識別データDIDとする。具体的には、制御部102内にカウンタを設け、A/D変換部10からA/D変換結果DOUTが出力される毎に、上記カウンタのカウント値をインクリメントする。制御部102は、A/D変換部10からA/D変換結果DOUTが出力される毎に、A/D変換結果DOUTをA/D変換結果レジスタ105に書き込むとともに、その時の上記カウンタのカウント値を識別データレジスタ105に書き込む。
上記カウンタとしては、例えばA/D変換処理の実行回数をカウントするカウンタを例示することができる。例えば、図3Aには、8ビットのカウンタによってA/D変換処理の実行回数をカウントし、A/D変換処理の実行回数を256回目までカウントしたらカウント値をリセットし、257回目から再び“0”からカウント動作を開始する場合が示されている。
上記のようにA/D変換処理の実行回数を識別データDIDとして記録することにより、あるタイミングで実行されたA/D変換処理によるA/D変換結果とその前後のタイミングで実行されたA/D変換処理によるA/D変換結果とを識別することが可能となる。
なお、図3Aには上記カウンタとして8ビットカウンタを例示したが、温度調節器1のデバッグのために、過去に実行したA/D変換回数を記憶したい場合には、ビット数がより大きいカウンタを用いればよい。例えば、A/D変換処理が1ms間隔で実行される場合、32ビットのカウンタを用いることで、約49日分のA/D変換処理の実行回数を記録することが可能となる。
また、例えば40ビットのカウンタを用いるだけで、約34年のA/D変換の実行回数を記録することが可能となり、一般的な製品の寿命を超えるような実行回数を連続して記録することも可能になる。さらに、一般的な設計であっても32ビット程度のカウンタを用意することが可能であるので、必要に応じてビット数を増やすことが可能である。
第2の例は、A/D変換処理の実行時刻に基づくデータを識別データDIDとする手法である。
図3Bは、A/D変換処理の実行時刻に基づくデータを識別データDIDとする場合の一例を示す図である。同図に示されるように、A/D変換処理の実行時刻(タイムスタンプ)を識別データDIDとする。上記実行時刻は、例えば、A/D変換処理が完了した時刻である。
A/D変換処理の実行時刻を用いる具体的な手法として、例えば以下の2つを例示することができる。一つは、A/D変換回路10の内部または外部にリアルタイムクロックを設け、A/D変換部101からA/D変換結果DOUTが出力される毎に、制御部102がA/D変換結果DOUTをA/D変換結果レジスタ105に書き込むとともに、その時の上記リアルタイムクロックの値を識別データDIDとして識別データレジスタ105に書き込む手法である。リアルタイムクロックの必要なビット数としては、例えば48〜64ビットである。
もう一つは、リアルタイムクロックの代わりに、例えば電源投入時を時刻0として一定周期毎にインクリメントするカウンタを制御部102の内部または外部に設け、A/D変換部10からA/D変換結果DOUTが出力される毎に、制御部102がA/D変換結果DOUTをA/D変換結果レジスタ105に書き込むとともに、その時の上記カウンタの値を識別データDIDとして識別データレジスタ105に書き込む手法である。
上記のいずれの手法によっても、あるタイミングで実行されたA/D変換処理によるA/D変換結果とその前後のタイミングで実行されたA/D変換処理によるA/D変換結果とを識別することが可能となる。更に、上述したリアルタイムクロックを用いる手法によれば、A/D変換処理が実行された正確な時刻が記録できるため、識別データDIDを温度調節器1のデバッグ等に用いることが可能となる。一方、上述したリアルタイムクロックを用いない手法によれば、回路規模の増大を抑えることができる。
第3の例は、A/D変換処理が実行される毎に論理レベルが反転する1ビットのデータを識別データDIDとする場合である。
図3Cは、A/D変換処理が実行される毎に論理レベルが反転する1ビットのデータを識別データDIDとする場合の一例を示す図である。
同図に示されるように、識別データレジスタ105を1ビットの記憶素子(フラグ)によって構成し、A/D変換部10からA/D変換結果DOUTが出力される毎に、制御部102がA/D変換結果DOUTをA/D変換結果レジスタ105に書き込むとともに、識別データレジスタ105に記録されている1ビットの値を反転させる。この場合、識別データレジスタ105を1ビットカウンタで実現してもよい。
これによれば、あるタイミングで実行されたA/D変換処理によるA/D変換結果とその前後のタイミングで実行されたA/D変換処理によるA/D変換結果とを識別することが可能となる。また、識別データレジスタ105を1ビットの記憶素子によって実現するので、必要なハードウェアリソースを少なくすることができ、回路規模の増大を抑えることができる。
第4の例は、フリーランカウンタのカウント値に基づくデータを識別データDIDとする場合である。例えば、8ビットのフリーランカウンタによって、A/D変換処理の実行処理とは無関係に連続して入力されるパルスをカウントし、そのカウント値を識別データDIDとしても良い。これによれば、ビット幅の大きなカウンタは必要ないので、回路規模の増大を抑えることができる。なお、識別データDIDとして記憶するデータは、フリーランカウンタのカウント値(数値)そのものでなくてもよく、例えばA〜Z等のような順番のわかるアルファベット(キャラクターコード)であってもよい。
次に、A/D変換回路10とデータ処理制御部11との間の具体的な通信方法について説明する。
A/D変換回路10とデータ処理制御部11との間の通信は、例えばSPI(Serial Peripheral Interface)によって行われる。A/D変換回路10側の通信回路106とデータ処理制御部11側の通信回路113とは、SPIによる通信に必要なハードウェアリソースを夫々備えている。
A/D変換回路10からデータ処理制御部11へのA/D変換結果の送信は、前述したように、データ処理制御部11がデータの読み出し要求(読み出し命令)を発行し、A/D変換回路10が、その読み出し要求のレスポンスとして、A/D変換結果DOUTと識別データDIDとをセットにして出力することによって実現される。
図4Aは、実施の形態1に係るデータの読み出し要求の送信電文のフォーマットの一例を示す。また、図4Bは、実施の形態1に係るデータの読み出し要求に係る応答電文のフォーマットの一例を示す。
図4Aに示されるように、データ処理制御部11が発行するデータの読み出し要求に係る送信電文は、例えばSPIプロトコルに従って最初と最後にヘッダとフッタが付されたシリアルデータとして構成されている。同図には、”アドレス100Hから1組のA/D変換結果DOUTおよび識別データDIDを読み出す”ことを指示する命令が示されている。
また、図4Bに示されるように、データ処理制御部11の送信電文に応答してA/D変換回路10から送信される応答電文は、上記送信電文と同様に、SPIプロトコルに従って最初と最後にヘッダとフッタが付された1フレームのシリアルデータとして構成されている。同図には、読み出し命令に対すレスポンスとして、“3356H”というA/D変換結果DOUTと、“01H”という識別データDIDとが出力されたことが示されている。
データ処理制御部11がA/D変換回路10に対して読み出し要求を発行する周期は、A/D変換回路10においてA/D変換処理が実行される周期(A/D変換結果レジスタ104および識別データレジスタ105が更新される周期)と同じか、それよりも短い周期とされる。これにより、データ処理制御部11は、A/D変換回路10によって周期的に更新されたA/D変換結果DOUTを連続して取得することが可能となる。
以上、本発明に係るA/D変換回路によれば、A/D変換結果毎に識別データを付与し、A/D変換結果と識別データとをセットで出力するので、A/D変換結果を受信した回路側で、取得したA/D変換結果の連続性が保たれているか否かを判断することが可能となる。
例えば、実施の形態1に係る温度調節器1において、データ処理制御部11が、取得したA/D変換結果に対応する識別データとその直前に取得したA/D変換結果に対応する識別データとを比較することによって、同じA/D変換周期のA/D変換結果の重複取得やA/D変換結果の取りこぼしの有無、すなわち、取得したA/D変換結果の連続性が保たれているか否かを、データ処理制御部11側で判断することが可能となる。これにより、データ処理制御部11は、取得したA/D変換結果の連続性が保たれていると判断した場合に、取得したA/D変換結果を用いてPID演算を行い、取得したA/D変換結果の連続性が保たれていないと判断した場合に、取得したA/D変換結果をPID演算に用いないようにする等の対応を行うことが可能となり、PID演算結果の急変等の異常が起こることを回避し、温度調節システム300の制御の安定性を保つことが可能となる。
また、A/D変換結果の重複取得や取りこぼしがあっても、上記のようにデータ処理制御部11側で対処することが可能であることから、A/D変換回路10によるA/D変換処理の実行周期とデータ処理制御部11によるA/D変換結果の読み出し周期とを非同期にすることが可能となる。これにより、データ処理制御部11側でポーリングによる常時監視や割り込み処理等のタイミングを厳密に規定する必要がないので、データ処理部11側の処理の時間的な制約が少なくなり、データ処理部側の設計が容易となる。
また、本発明に係るA/D変換回路によれば、A/D変換結果と識別データの双方のデータの書き込みが完了するまでデータの読み出しを許可しないので、読み出されたA/D変換結果と識別データとの対応関係がずれることを防止することができる。
≪実施の形態2≫
実施の形態2に係るA/D変換回路は、A/D変換結果および識別データを記憶するためのレジスタを複数組備える点で、実施の形態1に係るA/D変換回路10と相違し、その他の点は実施の形態1に係るA/D変換回路10と同様である。
図5は、実施の形態2に係るA/D変換回路を備えた温度調節器の構成を示す図である。なお、実施の形態2に係る温度調節器6において、実施の形態1に係る温度調節器1と同様の構成要素には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
温度調節器6におけるA/D変換回路60において、A/D変換結果および識別データを記憶する記憶部603は、複数のA/D変換結果レジスタ604_1〜604_n(nは2以上の整数)と、複数の識別データレジスタ605_1〜605_nとを備える。A/D変換結果レジスタ604_1と識別データレジスタ605_1とは一組のレジスタ対606_1を構成する。同様に、A/D変換結果レジスタ604_nと識別データレジスタ605_nとは一組のレジスタ対606_nを構成する。
制御部602は、A/D変換部10によるA/D変換処理が実行される毎に、A/D変換結果DOUTと対応する識別データDIDとを上記の複数のレジスタ対606_1〜606_nに順次書き込む。
例えば、あるA/D変換周期で実行されたA/D変換処理によるA/D変換結果DOUT_1と対応する識別データDID_1とをA/D変換結果レジスタ604_1と識別データレジスタ605_1に書き込み、次のA/D変換周期で実行されたA/D変換処理によるA/D変換結果DOUT_2と対応する識別データDID_2とをA/D変換結果レジスタ604_2と識別データレジスタ605_2に書き込む、というように、A/D変換処理が完了する毎に、順番にレジスタ対606_1〜606_nに書き込んでゆく。すべてのレジスタ対606_1〜606_nにデータが書き込まれた状態においてA/D変換処理が実行されたら、最も古いA/D変換結果および識別データが書き込まれているレジスタ対に、最新のA/D変換結果と識別データを上書きする。
A/D変換回路60からデータ処理制御部11へのA/D変換結果の送信は、実施の形態1と同様に、データ処理制御部11がデータの読み出し要求(読み出し命令)を発行し、A/D変換回路60が、その読み出し要求のレスポンスとしてA/D変換結果DOUTおよび識別データDIDを出力することによって実現される。具体的に、データ処理制御部11は、複数セットのA/D変換結果DOUTおよび識別データDIDの読み出し命令を発行する。以下、詳細に説明する。
図6は、A/D変換処理レジスタおよび識別データレジスタのアドレスの割り付けの一例を示す図である。
同図に示されるように、レジスタ対606_1〜606_nには、順番にアドレスが付与される。このように、レジスタ対606_1〜606_n毎に順番にアドレスを付与することにより、複数の連続したA/D変換結果および識別データの読み出し命令の簡易化を図ることが可能となる。例えば、図7Aに示すように、読み出しの先頭アドレスを“100h”とし、読み出し数を“03h”とする読み出し命令を発行することにより、図7Bに示すように、レジスタアドレス“100h”から“105h”までのデータが読み出され、3回分のA/D変換結果および識別データを取得することが可能となる。すなわち、図6に示すようにレジスタ対606_1〜606_n毎に順番にレジスタアドレスを付与し、図7Aのように読み出しの先頭アドレスと読み出し数を指定する命令を発行することにより、一つの読み出し命令によって複数回分のA/D変換結果および識別データを取得することが可能となる。
以上、実施の形態2に係るA/D変換回路60によれば、A/D変換結果と識別データを記憶するための記憶部(レジスタ)を複数設け、A/D変換結果および識別データを複数セット読み出せるようにすることで、A/D変換結果の取りこぼしを防ぐことができる。例えば、データ処理制御部11によるデータの読み出し処理において、1回分のA/D変換結果の取りこぼしがあったとしても、次回の読み出し処理において、取りこぼした分のA/D変換結果を取得することが可能となる。
また、実施の形態2に係るA/D変換回路60によれば、1回の読み出し命令によって複数回分のA/D変換結果および識別データを読み出すことができるので、データ処理制御部によるデータの読み出し回数を減らすことが可能となる。
これにより、データ処理制御部による高速且つ高精度な処理時間の管理が不要となり、データ処理部側の設計が容易となるとともに、データ処理制御部として低速で安価なマイクロコントローラ(CPU)を利用することができるので、コストの低減を図ることが可能となる。
例えば、A/D変換回路10によるA/D変換周期が1MHzである場合、A/D変換結果および識別データは1μs毎に更新される。この場合に、従来のようにデータ処理制御部が1μs毎にデータを読み出さなければならないとすると、1μs毎のA/D変換処理時間に対応した動作クロックでデータ処理制御部を動作させなければならない。
これに対し、実施の形態2に係るA/D変換回路60のようにn個のレジスタ対を設けることにより、データ処理制御部は(n×1)μs毎にデータの読み出し処理を実行すれば、取りこぼすことなくデータを取得することができる。例えば、レジスタ対を1000組設ければ、データ処理制御部は1ms毎にデータの読み出し処理を実行すればよい。すなわち、実施の形態2に係るA/D変換回路60によれば、従来よりも、データ処理制御部としてのマイクロコントローラの動作クロック周波数を下げることが可能となり、コストの低減を図ることが可能となる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施の形態において、A/D変換結果および識別データを記憶する記憶回路としてレジスタを例示したが、A/D変換結果および識別データを記憶することができる回路であれば、レジスタに限定されない。
また、実施の形態2において、A/D変換回路60が1つのA/D変換部101を備える場合を例示したが、これに限られず、A/D変換部101を複数備えていてもよい。この場合、記憶部603における各レジスタのアドレスの割り付けを図8のように設定し、前述と同様に、読み出しの先頭アドレスと読み出し数を指定する命令を発行することにより、複数チャネルのA/D変換結果および識別データを一つの読み出し命令によって読み出すことが可能となる。
また、上記実施の形態において、A/D変換回路10、60を温度調節器1に適用する場合を例示したが、センサ等からのアナログ信号を定期的にA/D変換し、そのA/D変換結果を逐次記録するレコーダー等にも適用することができる。
また、A/D変換回路10、60におけるA/D変換部101がΔΣ型A/D変換回路である場合を例示したが、別の変換方式のA/D変化回路であってもよい。例えば、逐次比較型A/D変換回路であってもよい。
また、上記実施の形態では、データの取りこぼしが起きないように複数のA/D変換結果レジスタ104を準備する場合を一例として説明したが、これに限られない。例えば、準備した複数のA/D変換結果レジスタ104が満杯になって新たなA/D変換結果が保存できなくなってしまった場合に、A/D変換結果レジスタ104をリングバッファとして用い、最も古いデータが最新のデータで上書きされていくようにしてもよい。
300…温度調節システム、1、6…温度調節器、2…制御対象装置、3…温度センサ、4…操作部、5…ヒータ、VA…検知信号(アナログ信号)、CNT…制御信号、10、60…A/D変換回路、11…データ処理制御部、101…A/D変換部、102,602…制御部、103、603…記憶部、104、604_1〜604_n…A/D変換結果レジスタ、105、605_1〜605_n…識別データレジスタ、606_1〜606_n…レジスタ対、106…通信回路、113…通信回路111…CPU、112…記憶装置、113…通信回路、EN…イネーブル信号、DOUT…ディジタル信号(A/D変換結果)、ID…識別データ。

Claims (7)

  1. 入力したアナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換処理を周期的に実行するアナログ/ディジタル変換部と、
    記憶部と、
    前記アナログ/ディジタル変換部によって前記アナログ/ディジタル変換処理が実行される毎に、前記アナログ/ディジタル変換処理によるアナログ/ディジタル変換結果と、前記アナログ/ディジタル変換結果に対応付けられた識別データとを前記記憶部に書き込む制御部と、
    前記記憶部に書き込まれた前記アナログ/ディジタル変換結果と、対応する前記識別データとを読み出して出力する出力部と、を備える
    ことを特徴とするアナログ/ディジタル変換回路。
  2. 請求項1に記載のアナログ/ディジタル変換回路において、
    前記制御部は、前記アナログ/ディジタル変換部による前記アナログ/ディジタル変換結果と前記識別データの双方の前記記憶部に対する書き込みが完了するまで、前記出力部による前記記憶部の読み出しを許可しない
    ことを特徴とするアナログ/ディジタル変換回路。
  3. 請求項1または2に記載のアナログ/ディジタル変換回路において、
    前記識別データは、前記アナログ/ディジタル変換部によるアナログ/ディジタル変換処理の実行回数を示すデータである
    ことを特徴とするアナログ/ディジタル変換回路。
  4. 請求項1または2に記載のアナログ/ディジタル変換回路において、
    前記識別データは、前記アナログ/ディジタル変換部によって前記アナログ/ディジタル変換処理が実行された時刻を示すデータである
    ことを特徴とするアナログ/ディジタル変換回路。
  5. 請求項1または2に記載のアナログ/ディジタル変換回路において、
    前記識別データは、前記アナログ/ディジタル変換部によって前記アナログ/ディジタル変換処理が実行される毎に論理レベルが反転する1ビットのデータである
    ことを特徴とするアナログ/ディジタル変換回路。
  6. 請求項1または2に記載のアナログ/ディジタル変換回路において、
    前記識別データは、フリーランカウンタのカウント値に基づくデータである
    ことを特徴とするアナログ/ディジタル変換回路。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載のアナログ/ディジタル変換回路において、
    前記記憶部は、前記アナログ/ディジタル変換処理による前記アナログ/ディジタル変換結果を記憶する第1レジスタと前記識別データを記憶する第2レジスタとを一組とするレジスタ対を複数有し、
    前記制御部は、前記アナログ/ディジタル変換処理が実行される毎に、実行されたアナログ/ディジタル変換処理の前記アナログ/ディジタル変換結果と前記識別データとを前記レジスタ対に順次書き込み、
    前記出力部は、外部から入力された読み出し要求に応答して、複数の前記レジスタ対から複数回分の前記アナログ/ディジタル変換処理に係る前記アナログ/ディジタル変換結果および前記識別データを読み出す
    ことを特徴とするアナログ/ディジタル変換回路。
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