JP2016038958A - 冷却システム - Google Patents

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有紀子 伊部
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Abstract

【課題】 急速充電が頻繁に行われると、蓄電装置の出力を用いた走行が頻繁に行われる。この走行が頻繁に行われると、バッテリに電流(放電電流や充電電流)が流れ続け、バッテリが発熱しやすくなる。
【解決手段】 充電器(53)からの直流電力によって蓄電装置(10)を充電するとき、充電回数Ncが多いほど、又は、充電間隔Δtcが短いほど、第2温度(Te_n)を低下させるとともに、ブロワの風量(Qn)を多くする。充電回数や充電間隔を把握することにより、充電器を用いた蓄電装置の充電が頻繁に行われているか否かを把握できる。上述したように、第2温度を低下させるとともに、ブロワの風量を多くすることにより、蓄電装置の充電中にブロワを駆動したとき、蓄電装置の温度を低下させやすくなる。これにより、蓄電装置の充電を行った後に、蓄電装置の出力を用いた車両の走行が行われても、蓄電装置の温度が過度に上昇することを抑制できる。
【選択図】 図3A

Description

本発明は、ブロワを駆動して蓄電装置を冷却する冷却システムに関する。
車両(いわゆるハイブリッド車両)に搭載されたバッテリは、特許文献1に記載されているように、車両の外部に設置された外部電源からの電力を用いて充電することができる。ハイブリッド車両では、外部電源からの電力を用いてバッテリを充電した後、バッテリのSOCが所定値に低下するまで、バッテリの出力だけを用いた走行(いわゆるEV走行)を行うことができる。
外部電源からの電力を用いてバッテリを充電するときには、急速充電および通常充電のいずれかを選択することができる。急速充電および通常充電は、充電時の電流値が互いに異なり、急速充電時の電流値は、通常充電時の電流値よりも大きい。このため、急速充電では、通常充電に比べて、充電を開始してから終了するまでの時間(充電時間という)が短い。
国際公開第2013/141090号パンフレット 特開2007−336691号公報 特開2012−016078号公報
急速充電の充電時間は、通常充電の充電時間よりも短いため、EV走行を終了するたびに、急速充電が行われることがある。このように急速充電が頻繁に行われると、EV走行も頻繁に行われることになる。EV走行が頻繁に行われると、バッテリに電流(放電電流や充電電流)が流れ続け、バッテリが発熱しやすくなる。バッテリの温度が上昇すると、バッテリの劣化が進行しやすくなる。
特許文献1などに記載されているように、ブロワを駆動して冷却用の空気をバッテリに供給すれば、バッテリを冷却することができる。しかし、EV走行が頻繁に行われると、EV走行時にバッテリの温度が急激に上昇することがあり、EV走行時にブロワを駆動しても、ブロワによるバッテリの冷却が間に合わず、バッテリの温度が過度に上昇してしまうおそれがある。
本発明は、蓄電装置およびエンジンを動力源として備えた車両に搭載され、蓄電装置を冷却するための冷却システムであって、蓄電装置の温度を検出する温度センサと、蓄電装置に冷却風を供給するブロワと、ブロワの駆動を制御するコントローラと、を有する。蓄電装置は、車両の外部に設置された充電器からの直流電力によって充電され、この充電後において、蓄電装置の出力だけを用いた車両の走行が優先的に行われる。
コントローラは、蓄電装置の温度が第1温度よりも高いとき、ブロワの駆動を開始し、蓄電装置の温度が、第1温度よりも低い第2温度よりも低いとき、ブロワの駆動を停止する。また、コントローラは、車両の外部に設置された充電器からの直流電力によって蓄電装置を充電するとき、所定期間内における充電の回数(充電回数という)が多いほど、又は、充電を終了してから充電を再び行うまでの時間(充電間隔という)が短いほど、第2温度を低下させるとともに、ブロワの風量を多くする。
本発明によれば、充電回数や充電間隔を把握することにより、充電器を用いた蓄電装置の充電が頻繁に行われているか否かを把握している。ここで、充電回数が多いほど、又は、充電間隔が短いほど、第2温度を低下させるとともに、ブロワの風量を多くすることにより、蓄電装置の充電中にブロワを駆動したとき、蓄電装置の温度を低下させやすくしている。これにより、蓄電装置の充電を行った後に、蓄電装置の出力を用いた車両の走行が行われたとき、蓄電装置の温度が過度に上昇することを抑制できる。
電池システムの構成を示す図である。 冷却システムの構成を示す図である。 ブロワの駆動を制御する処理を示すフローチャートである。 ブロワの駆動を制御する処理を示すフローチャートである。 DC充電回数、風量、駆動開始温度および駆動停止温度の関係を示す図である。 DC充電間隔、風量、駆動開始温度および駆動停止温度の関係を示す図である。 本実施例および比較例において、電池温度の挙動を示す図である。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例1である電池システムについて、図1を用いて説明する。図1は、電池システムの構成を示す図である。本実施例の電池システムは、車両(いわゆるハイブリッド車両)に搭載されている。
組電池(本発明の蓄電装置に相当する)10は、複数の単電池を有する。単電池としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった二次電池を用いることができる。なお、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタを用いることもできる。組電池10に含まれる複数の単電池は、直列に接続したり、並列に接続したりすることができる。
組電池10は、正極ラインPLおよび負極ラインNLを介して、インバータ21に接続されている。正極ラインPLには、システムメインリレーSMR−Bが設けられ、負極ラインNLには、システムメインリレーSMR−Gが設けられている。システムメインリレーSMR−B,SMR−Gは、コントローラ30からの駆動信号を受けて、オンおよびオフの間で切り替わる。
車両のイグニッションスイッチがオフからオンに切り替わると、コントローラ30は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオフからオンに切り替える。これにより、組電池10およびインバータ21が接続され、図1に示す電池システムが起動状態(Ready-On)になる。一方、イグニッションスイッチがオンからオフに切り替わると、コントローラ30は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオンからオフに切り替える。これにより、図1に示す電池システムが停止状態(Ready-Off)になる。
インバータ21は、組電池10から出力された直流電力を交流電力に変換し、交流電力をモータ・ジェネレータMG2に出力する。モータ・ジェネレータMG2は、インバータ21から出力された交流電力を受けて動力(運動エネルギ)を生成する。モータ・ジェネレータMG2が生成した動力を駆動輪22に伝達することにより、車両を走行させることができる。
また、モータ・ジェネレータMG2は、車両の制動時に発生する運動エネルギを交流電力に変換し、交流電力をインバータ21に出力する。インバータ21は、モータ・ジェネレータMG2からの交流電力を直流電力に変換し、直流電力を組電池10に出力する。これにより、組電池10は、回生電力を蓄えることができる。
動力分割機構23は、エンジン24の動力を、駆動輪22に伝達したり、モータ・ジェネレータMG1に伝達したりする。モータ・ジェネレータMG1は、エンジン24の動力を受けて発電を行う。モータ・ジェネレータMG1が生成した交流電力は、インバータ21を介して、モータ・ジェネレータMG2に供給されたり、組電池10に供給されたりする。
モータ・ジェネレータMG1が生成した電力を、モータ・ジェネレータMG2に供給すれば、モータ・ジェネレータMG2が生成した動力によって、駆動輪22を駆動することができる。モータ・ジェネレータMG1が生成した電力を組電池10に供給すれば、組電池10を充電することができる。一方、組電池10の電力をモータ・ジェネレータMG1に供給して、モータ・ジェネレータMG1が生成した動力を用いることにより、エンジン24のクランキングを行うことができる。
本実施例では、組電池10をインバータ21に接続しているが、これに限るものではない。具体的には、組電池10およびインバータ21の間の電流経路に、昇圧回路を配置することができる。昇圧回路は、組電池10の出力電圧を昇圧し、昇圧後の電力をインバータ21に出力することができる。また、昇圧回路は、インバータ21の出力電圧を降圧し、降圧後の電力を組電池10に出力することができる。
本実施例の車両では、走行モードとして、CD(Charge Depleting)モードおよびCS(Charge Sustain)モードがある。CDモードでは、組電池10の出力だけを用いた走行、言い換えれば、モータ・ジェネレータMG2の動力だけを用いた走行が優先的に行われる。組電池10のSOC(State of Charge)が基準値SOC_ref以上であるときには、CDモードでの走行を行うことができる。CSモードでは、組電池10およびエンジン24の出力を併用した走行が優先的に行われる。組電池10のSOCが基準値SOC_refよりも低いときには、CSモードでの走行を行うことができる。
CDモードおよびCSモードでは、モータ・ジェネレータMG2の動力だけを用いて走行する状態と、エンジン24およびモータ・ジェネレータMG2の動力を用いて走行する状態とが存在する。ここで、CDモードおよびCSモードでは、エンジン24を始動させる要求パワー(エンジン始動パワーという)が異なる。具体的には、CDモードでのエンジン始動パワーは、CSモードでのエンジン始動パワーよりも大きい。CDモードおよびCSモードにおけるエンジン始動パワーは、予め設定することができる。エンジン始動パワーは、エンジン24の回転数およびトルクによって規定される。
アクセルペダルの操作などによって車両に要求されるパワーが、CDモードでのエンジン始動パワーよりも低いときには、エンジン24が停止した状態において、モータ・ジェネレータMG2の動力だけを用いて車両の走行が行われる。一方、車両に要求されるパワーが、CDモードでのエンジン始動パワー以上であるときには、エンジン24およびモータ・ジェネレータMG2の動力を用いて車両の走行が行われる。
なお、WOT(Wide Open Throttle)などの限られた走行状態において、車両に要求されるパワーが、CDモードでのエンジン始動パワー以上となる。このため、CDモードでは、モータ・ジェネレータMG2の動力だけを用いた走行が優先的に行われる。
車両に要求されるパワーが、CSモードでのエンジン始動パワーよりも低いときには、エンジン24が停止した状態において、モータ・ジェネレータMG2の動力だけを用いた車両の走行が行われる。一方、車両に要求されるパワーが、CSモードでのエンジン始動パワー以上であるときには、エンジン24およびモータ・ジェネレータMG2の動力を用いて車両の走行が行われる。
なお、車両に要求されるパワーが、CSモードでのエンジン始動パワーよりも低くなるときは、アイドリング運転などの運転状態に限られている。このため、CSモードでは、エンジン24およびモータ・ジェネレータMG2の動力を用いた走行が優先的に行われる。
一方、車両の走行モードとしては、EV(Electric Vehicle)モードおよびHV(Hybrid Vehicle)モードがある。上述したように、CDモードでは、エンジン24が始動する場合があるが、EVモードでは、エンジン24が始動しない。この点に関して、EVモードは、CDモードと異なる。CSモードでは、エンジン24が停止する場合があるが、HVモードでは、エンジン24が停止しない。この点に関して、HVモードは、CSモードと異なる。
次に、車両の外部に設置された電源(交流電源)からの電力を用いて、組電池10を充電するシステムについて、図1を用いて説明する。
組電池10およびシステムメインリレーSMR−Gを接続する負極ラインNLには、充電ラインCHL1が接続され、組電池10およびシステムメインリレーSMR−Bを接続する正極ラインPLには、充電ラインCHL2が接続されている。充電器41は、充電ラインCHL1および負極ラインNLと、充電ラインCHL2および正極ラインPLとを介して、組電池10に接続されている。
ここで、充電器41および組電池10の間の充電ラインCHL1には、充電リレーCHR1が設けられ、充電器41および組電池10の間の充電ラインCHL2には、充電リレーCHR2が設けられている。充電リレーCHR1,CHR2は、コントローラ30からの駆動信号を受けてオンおよびオフの間で切り替わる。
充電器41には、充電ラインCHL1,CHL2を介して、コネクタ42が接続されている。コネクタ42には、車両の外部に設置されたコネクタ43が接続される。コネクタ43は、交流電源(商用電源)44に接続されている。コネクタ43がコネクタ42に接続され、充電リレーCHR1,CHR2がオンであるとき、充電器41は、交流電源44からの交流電力を直流電力に変換し、直流電力を組電池10に出力する。これにより、組電池10を充電することができる。コントローラ30は、充電器41の動作を制御する。
なお、充電ラインCHL1は、システムメインリレーSMR−Gおよびインバータ21を接続する負極ラインNLに接続することもできる。また、充電ラインCHL2は、システムメインリレーSMR−Bおよびインバータ21を接続する正極ラインPLに接続することもできる。この場合において、交流電源44からの電力を用いて組電池10を充電するときには、充電リレーCHR1,CHR2およびシステムメインリレーSMR−B,SMR−Gがオンになる。
一方、組電池10およびシステムメインリレーSMR−Gを接続する負極ラインNLには、充電ラインCHL3が接続され、組電池10およびシステムメインリレーSMR−Bを接続する正極ラインPLには、充電ラインCHL4が接続されている。充電ラインCHL3,CHL4には、充電リレーCHR3,CHR4がそれぞれ設けられている。充電リレーCHR3,CHR4は、コントローラ30からの駆動信号を受けて、オンおよびオフの間で切り替わる。
充電ラインCHL3,CHL4の端部には、コネクタ51が設けられている。コネクタ51には、車両の外部に設置されたコネクタ52が接続される。コネクタ52にはDC充電器(本発明の充電器に相当する)53が接続されており、DC充電器53には交流電源(商用電源)54が接続されている。コネクタ52がコネクタ51に接続され、充電リレーCHR3,CHR4がオンであるとき、DC充電器53は、交流電源54からの交流電力を直流電力に変換し、直流電力を組電池10に出力する。これにより、組電池10を充電することができる。コントローラ30は、DC充電器53との間で通信することができる。
充電器41又はDC充電器53を用いて組電池10を充電したとき、組電池10のSOCは、上述した基準値SOC_ref以上となる。このため、充電器41又はDC充電器53を用いて組電池10を充電した後では、CDモード又はEVモードでの走行を行うことができる。
DC充電器53を用いて組電池10を充電するときの電流値は、充電器41を用いて組電池10を充電するときの電流値よりも大きい。このため、DC充電器53を用いて組電池10を充電するときの充電時間は、充電器41を用いて組電池10を充電するときの充電時間よりも短くなる。ここでいう充電時間とは、組電池10を充電して、組電池10のSOCを所定量だけ上昇させるときの時間である。
次に、組電池10を冷却するシステム(本発明の冷却システムに相当する)について、図2を用いて説明する。
組電池10は、ケース11に収容されており、ケース11には、吸気ダクト61および排気ダクト62が接続されている。吸気ダクト61には、ブロワ63が設けられており、ブロワ63の駆動は、コントローラ30によって制御される。ブロワ63を駆動すると、吸気ダクト61の端部に形成された吸気口61aから、吸気ダクト61の内部に空気(冷却風)が取り込まれる。この空気は、吸気ダクト61を通過してケース11の内部に移動する。
ケース11の内部に移動した空気は、組電池10との間で熱交換を行うことにより、組電池10を冷却する。熱交換後の空気は、排気ダクト62に導かれ、排気ダクト62を移動して排気口62aから排出される。なお、本実施例では、吸気ダクト61にブロワ63を設けているが、排気ダクト62にブロワ63を設けることもできる。この場合であっても、ブロワ63を駆動することにより、組電池10を冷却するための空気(冷却風)をケース11の内部に導くことができる。
温度センサ64は、組電池10の温度(電池温度という)Tbを検出し、検出結果をコントローラ30に出力する。コントローラ30は、電池温度Tbに基づいて、ブロワ63の駆動を制御する。
次に、ブロワの駆動を制御する処理について、図3Aおよび図3Bに示すフローチャートを用いて説明する。図3Aおよび図3Bに示す処理は、コントローラ30によって実行される。また、図3Aおよび図3Bに示す処理は、イグニッションスイッチがオフであるときに開始される。
ステップS101において、コントローラ30は、DC充電器53との間の通信によって、DC充電器53を用いた組電池10の充電(DC充電という)が開始されたか否かを判別する。DC充電が開始されているとき、コントローラ30は、ステップS102において、DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcを算出する。
DC充電回数Ncとは、所定期間内において、DC充電が行われた回数である。DC充電回数Ncの情報をメモリ31に記憶しておき、DC充電が開始されるたびに、DC充電回数Ncをインクリメントすれば、DC充電回数Ncを算出できる。所定期間が経過したとき、コントローラ30は、メモリ31に記憶されたDC充電回数Ncをクリアにする。
DC充電間隔Δtcとは、前回(直近)のDC充電を終了してから、今回のDC充電を開始するまでの時間である。DC充電を終了したとき、タイマを用いた時間の計測を開始すれば、DC充電間隔Δtcを算出することができる。
ステップS103において、コントローラ30は、ブロワ63が駆動しているか否かを判別する。ブロワ63が駆動していないとき、コントローラ30は、ステップS104において、温度センサ64によって検出された電池温度Tbがブロワ63の駆動開始温度Ts_nよりも高いか否かを判別する。駆動開始温度(本発明の第1温度に相当する)Ts_nは、ブロワ63の駆動を開始させるときの電池温度Tbの閾値である。駆動開始温度Ts_nは、ステップS102の処理で算出されたDC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて設定される。
図4に示すように、DC充電回数Ncに応じて、駆動開始温度Ts_nが予め設定されている。具体的には、DC充電回数Ncが0よりも多く、回数Nc1以下であるとき、駆動開始温度Ts_nは温度Ts_11となる。DC充電回数Ncが回数Nc1よりも多く、回数Nc2以下であるとき、駆動開始温度Ts_nは温度Ts_12となる。DC充電回数Ncが回数Nc2よりも多いとき、駆動開始温度Ts_nは温度Ts_13となる。
回数Nc2は回数Nc1よりも多く、回数Nc1,Nc2は、適宜設定することができる。駆動開始温度Ts_11は、駆動開始温度Ts_12よりも高く、駆動開始温度Ts_12は、駆動開始温度Ts_13よりも高い。この点を考慮して、駆動開始温度Ts_11,Ts_12,Ts_13を適宜設定できる。図4に示す情報は、メモリ31に記憶しておくことができる。
なお、本実施例では、DC充電回数Ncを3つの区分に分けて、各区分において、駆動開始温度Ts_nを設定しているが、これに限るものではない。すなわち、DC充電回数Ncを分ける区分の数は、複数であればよく、これらの区分に応じた駆動開始温度Ts_nを設定すればよい。区分毎に駆動開始温度Ts_nを設定するとき、DC充電回数Ncが多いほど、駆動開始温度Ts_nを低くすればよい。
一方、図5に示すように、DC充電間隔Δtcに応じて、駆動開始温度Ts_nが予め設定されている。具体的には、DC充電間隔Δtcが間隔Δtc1よりも長いとき、駆動開始温度Ts_nは温度Ts_21となる。DC充電間隔Δtcが間隔Δtc1以下であり、間隔Δtc2よりも長いとき、駆動開始温度Ts_nは温度Ts_22となる。DC充電間隔Δtcが間隔Δtc2以下であり、0よりも長いとき、駆動開始温度Ts_nは温度Ts_23となる。
間隔Δtc1は間隔Δtc2よりも長く、間隔Δtc1,Δtc2は、適宜設定することができる。駆動開始温度Ts_21は、駆動開始温度Ts_22よりも高く、駆動開始温度Ts_22は、駆動開始温度Ts_23よりも高い。この点を考慮して、駆動開始温度Ts_21,Ts_22,Ts_23を適宜設定できる。図5に示す情報は、メモリ31に記憶しておくことができる。
なお、本実施例では、DC充電間隔Δtcを3つの区分に分けて、各区分において、駆動開始温度Ts_nを設定しているが、これに限るものではない。すなわち、DC充電間隔Δtcを分ける区分の数は、複数であればよく、これらの区分に応じた駆動開始温度Ts_nを設定すればよい。区分毎に駆動開始温度Ts_nを設定するとき、DC充電間隔Δtcが短いほど、駆動開始温度Ts_nを低くすればよい。
DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて、駆動開始温度Ts_nを設定するとき、まず、DC充電回数Ncに応じた駆動開始温度Ts_nを特定するとともに、DC充電間隔Δtcに応じた駆動開始温度Ts_nを特定する。ここで、2つの駆動開始温度Ts_nが一致していれば、ステップS104の処理では、この駆動開始温度Ts_nが用いられる。一方、2つの駆動開始温度Ts_nが異なっているとき、ステップS104の処理では、低い側の駆動開始温度Ts_nが用いられる。
なお、本実施例では、DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて、駆動開始温度Ts_nを設定しているが、DC充電回数Nc又はDC充電間隔Δtcに基づいて、駆動開始温度Ts_nを設定することもできる。この場合には、ステップS102の処理において、駆動開始温度Ts_nを設定するために、DC充電回数Nc又はDC充電間隔Δtcを算出すればよい。
ステップS104の処理において、電池温度Tbが駆動開始温度Ts_n以下であるとき、コントローラ30は、図3Aおよび図3Bに示す処理を終了する。一方、電池温度Tbが駆動開始温度Ts_nよりも高いとき、コントローラ30は、ステップS105において、ブロワ63の駆動を開始する。ブロワ63の駆動を開始した後、図3Aおよび図3Bに示す処理を終了する。ここで、ブロワ63を駆動するときの風量Qnは、DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて設定される。
図4に示すように、DC充電回数Ncに応じて、風量Qnが予め設定されている。具体的には、DC充電回数Ncが0よりも多く、回数Nc1以下であるとき、風量Qnは風量Q11となる。DC充電回数Ncが回数Nc1よりも多く、回数Nc2以下であるとき、風量Qnは風量Q12となる。DC充電回数Ncが回数Nc2よりも多いとき、風量Qnは風量Q13となる。風量Q11は風量Q12よりも少なく、風量Q12は風量Q13よりも少ない。この点を考慮して、風量Q11,Q12,Q13を適宜設定できる。
なお、上述したように、DC充電回数Ncを分ける区分の数は、複数であればよく、これらの区分に応じた風量Qnを設定すればよい。区分毎に風量Qnを設定するとき、DC充電回数Ncが多いほど、風量Qnを多くすればよい。
一方、図5に示すように、DC充電間隔Δtcに応じて、風量Qnが予め設定されている。具体的には、DC充電間隔Δtcが間隔Δtc1よりも長いとき、風量Qnは風量Q21となる。DC充電間隔Δtcが間隔Δtc1以下であり、間隔Δtc2よりも長いとき、風量Qnは風量Q22となる。DC充電間隔Δtcが間隔Δtc2以下であり、0よりも長いとき、風量Qnは風量Q23となる。風量Q21は、風量Q22よりも少なく、風量Q22は、風量Q23よりも少ない。この点を考慮して、風量Q21,Q22,Q23を適宜設定できる。
なお、上述したように、DC充電間隔Δtcを分ける区分の数は、複数であればよく、これらの区分に応じた風量Qnを設定すればよい。区分毎に風量Qnを設定するとき、DC充電間隔Δtcが短いほど、風量Qnを多くすればよい。
DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて、風量Qnを設定するとき、まず、DC充電回数Ncに応じた風量Qnを特定するとともに、DC充電間隔Δtcに応じた風量Qnを特定する。ここで、2つの風量Qnが一致していれば、ステップS105の処理では、この風量Qnが用いられる。一方、2つの風量Qnが異なっているとき、ステップS105の処理では、多い側の風量Qnが用いられる。
なお、本実施例では、DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて、風量Qnを設定しているが、DC充電回数Nc又はDC充電間隔Δtcに基づいて、風量Qnを設定することもできる。この場合には、ステップS102の処理において、風量Qnを設定するために、DC充電回数Nc又はDC充電間隔Δtcを算出すればよい。
ステップS103の処理において、ブロワ63を駆動していると判別したとき、コントローラ30は、ステップS106において、現在の風量Qcが風量Qnであるか否かを判別する。この風量Qnは、上述したように、DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて設定される。現在の風量Qcが風量Qnではないとき、コントローラ30は、ステップS107において、ブロワ63の駆動を制御して、風量Qnに設定する。一方、現在の風量Qcが風量Qnであるとき、コントローラ30は、ステップS108の処理に進む。
ステップS108において、コントローラ30は、温度センサ64によって検出された電池温度Tbがブロワ63の駆動停止温度Te_nよりも低いか否かを判別する。駆動停止温度(本発明の第2温度に相当する)Te_nは、ブロワ63の駆動を停止させるときの電池温度Tbの閾値である。駆動停止温度Te_nは、ステップS102の処理で算出されたDC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて設定される。
図4に示すように、DC充電回数Ncに応じて、駆動停止温度Te_nが予め設定されている。具体的には、DC充電回数Ncが0よりも多く、回数Nc1以下であるとき、駆動停止温度Te_nは温度Te_11となる。DC充電回数Ncが回数Nc1よりも多く、回数Nc2以下であるとき、駆動停止温度Te_nは温度Te_12となる。DC充電回数Ncが回数Nc2よりも多いとき、駆動停止温度Te_nは温度Te_13となる。
駆動停止温度Te_11は、駆動停止温度Te_12よりも高く、駆動停止温度Te_12は、駆動停止温度Te_13よりも高い。また、駆動停止温度Te_11は駆動開始温度Ts_11よりも低く、駆動停止温度Te_12は駆動開始温度Ts_12よりも低く、駆動停止温度Te_13は駆動開始温度Ts_13よりも低い。この点を考慮して、駆動停止温度Te_11,Te_12,Te_13を適宜設定できる。
なお、上述したように、DC充電回数Ncを分ける区分の数は、複数であればよく、これらの区分に応じた駆動停止温度Te_nを設定すればよい。区分毎に駆動停止温度Te_nを設定するとき、DC充電回数Ncが多いほど、駆動停止温度Te_nを低くすればよい。
一方、図5に示すように、DC充電間隔Δtcに応じて、駆動停止温度Te_nが予め設定されている。具体的には、DC充電間隔Δtcが間隔Δtc1よりも長いとき、駆動停止温度Te_nは温度Te_21となる。DC充電間隔Δtcが間隔Δtc1以下であり、間隔Δtc2よりも長いとき、駆動停止温度Te_nは温度Te_22となる。DC充電間隔Δtcが間隔Δtc2以下であり、0よりも長いとき、駆動停止温度Te_nは温度Te_23となる。
駆動停止温度Te_21は、駆動停止温度Te_22よりも高く、駆動停止温度Te_22は、駆動停止温度Te_23よりも高い。また、駆動停止温度Te_21は駆動開始温度Ts_21よりも低く、駆動停止温度Te_22は駆動開始温度Ts_22よりも低く、駆動停止温度Te_23は駆動開始温度Ts_23よりも低い。この点を考慮して、駆動停止温度Te_21,Te_22,Te_23を適宜設定できる。
なお、上述したように、DC充電間隔Δtcを分ける区分の数は、複数であればよく、これらの区分に応じた駆動停止温度Te_nを設定すればよい。区分毎に駆動停止温度Te_nを設定するとき、DC充電間隔Δtcが短いほど、駆動停止温度Te_nを低くすればよい。
DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて、駆動停止温度Te_nを設定するとき、まず、DC充電回数Ncに応じた駆動停止温度Te_nを特定するとともに、DC充電間隔Δtcに応じた駆動停止温度Te_nを特定する。ここで、2つの駆動停止温度Te_nが一致していれば、ステップS108の処理では、この駆動停止温度Te_nが用いられる。一方、2つの駆動停止温度Te_nが異なっているとき、ステップS108の処理では、低い側の駆動停止温度Te_nが用いられる。
なお、本実施例では、DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて、駆動停止温度Te_nを設定しているが、DC充電回数Nc又はDC充電間隔Δtcに基づいて、駆動停止温度Te_nを設定することもできる。この場合には、ステップS102の処理において、駆動停止温度Te_nを設定するために、DC充電回数Nc又はDC充電間隔Δtcを算出すればよい。
ステップS108の処理において、電池温度Tbが駆動停止温度Te_n以上であるとき、コントローラ30は、図3Aおよび図3Bに示す処理を終了する。一方、電池温度Tbが駆動停止温度Te_nよりも低いとき、コントローラ30は、ステップS109において、ブロワ63の駆動を停止させる。
一方、ステップS101の処理において、DC充電が開始されていないと判別したとき、コントローラ30は、ステップS110において、温度センサ64によって検出された電池温度Tbがブロワ63の駆動開始温度Ts_iniよりも高いか否かを判別する。駆動開始温度Ts_iniは、予め設定されており、駆動開始温度Ts_iniの情報はメモリ31に記憶しておくことができる。ここで、駆動開始温度Ts_iniは、上述した駆動開始温度Ts_11,Ts_21よりも高い。
電池温度Tbが駆動開始温度Ts_iniよりも高いとき、コントローラ30は、ステップS111において、ブロワ63が駆動しているか否かを判別する。ここで、ブロワ63が駆動していれば、コントローラ30は、図3Aおよび図3Bに示す処理を終了する。一方、ブロワ63が駆動していないとき、コントローラ30は、ステップS112において、ブロワ63の駆動を開始する。ブロワ63の駆動を開始した後、図3Aおよび図3Bに示す処理を終了する。ここで、ブロワ63を駆動するときの風量Qnは、風量Qiniに設定される。風量Qiniは、予め設定されており、風量Qiniの情報はメモリ31に記憶しておくことができる。ここで、風量Qiniは、上述した風量Q11,Q21よりも少ない。
ステップS110の処理において、電池温度Tbが駆動開始温度Ts_ini以下であるとき、コントローラ30は、ステップS113において、電池温度Tbが駆動停止温度Te_iniよりも低いか否かを判別する。駆動停止温度Te_iniは、予め設定されており、駆動停止温度Te_iniの情報はメモリ31に記憶しておくことができる。ここで、駆動停止温度Te_iniは、上述した駆動停止温度Te_11,Te_21よりも高い。また、駆動停止温度Te_iniは、駆動開始温度Ts_iniよりも低い。
電池温度Tbが駆動停止温度Te_ini以上であるとき、コントローラ30は、図3Aおよび図3Bに示す処理を終了する。一方、電池温度Tbが駆動停止温度Te_iniよりも低いとき、コントローラ30は、ステップS114において、ブロワ63が駆動しているか否かを判別する。ブロワ63が駆動していないとき、コントローラ30は、図3Aおよび図3Bに示す処理を終了する。一方、ブロワ63が駆動しているとき、コントローラ30は、ステップS115において、ブロワ63の駆動を停止させる。
本実施例によれば、DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて、風量Qn、駆動開始温度Ts_nおよび駆動停止温度Te_nを変更している。具体的には、DC充電回数Ncが多いほど、風量Qnを多くしたり、駆動開始温度Ts_nおよび駆動停止温度Te_nを低下させたりしている。また、DC充電間隔Δtcが短いほど、風量Qnを多くしたり、駆動開始温度Ts_nおよび駆動停止温度te_nを低下させたりしている。
これにより、DC充電中にブロワ63を駆動したとき、電池温度Tbを低下させやすくできる。電池温度Tbを低下させやすくしておけば、DC充電を行った後の車両の走行(CDモード又はEVモードでの走行)において、電池温度Tbが過度に上昇することを抑制できる。電池温度Tbが高いほど、組電池10が劣化しやすくなるため、電池温度Tbの上昇を抑制することにより、組電池10の劣化が進行することを抑制できる。
図6には、電池温度Tbの挙動(一例)を示している。図6において、縦軸は電池温度Tbであり、横軸は時間である。図6において、実線は、図3Aおよび図3Bに示す処理を行ったときの電池温度Tbの挙動を示し、一点鎖線は、比較例における電池温度Tbの挙動を示す。比較例では、ブロワ63の駆動制御において、風量Qini、駆動開始温度Ts_iniおよび駆動停止温度Te_iniが設定されているだけである。
時刻t1までは、車両の走行(CDモード又はEVモードでの走行)が行われ、時刻t1以降では、DC充電が行われている。時刻t1では、電池温度Tbが駆動開始温度Ts_iniに到達しているため、ブロワ63の駆動が開始される。これにより、時刻t1以降では、電池温度Tbを低下させることができる。本実施例では、DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて、風量Qnを風量Qiniよりも多くしている。このため、本実施例は、比較例と比べて、単位時間あたりの電池温度Tbの低下量が大きくなる。
また、本実施例では、DC充電回数NcおよびDC充電間隔Δtcに基づいて、駆動停止温度Te_nを駆動停止温度Te_iniよりも低くしている。図6に示す例では、駆動停止温度Te_nが温度Te_11に設定されている。これにより、時刻t2において、電池温度Tbを駆動停止温度Te_11まで低下させることができる。
ここで、本実施例では、風量Qnを風量Qiniよりも多くしているため、本実施例および比較例では、図6に示すように、同じ時刻t2において、ブロワ63の駆動を停止させることができる。本実施例において、風量Qiniでブロワ63を駆動すると、車両の走行が開始されるまでに、電池温度Tbを駆動停止温度Te_11まで低下させにくくなる。そこで、本実施例では、風量Qiniよりも多い風量Qnでブロワ63を駆動することにより、電池温度Tbを駆動停止温度Te_11まで低下させるようにしている。
時刻t2から時刻t3では、ブロワ63の駆動が停止しており、電池温度Tbが駆動停止温度Te_11に維持されている。時刻t3において、車両の走行(CDモード又はEVモードでの走行)が開始されると、車両の走行に応じて電池温度Tbが上昇する。時刻t3以降において、本実施例および比較例では、電池温度Tbが共に上昇するが、本実施例では、電池温度Tbを駆動停止温度Te_11まで低下させているため、車両の走行後において、本実施例における電池温度Tbは、比較例における電池温度Tbよりも低くなる。これにより、車両の走行中において、電池温度Tbが過度に上昇することを抑制できる。
10:組電池(蓄電装置)、30:コントローラ、41:充電器、
42,43:コネクタ、51,52:コネクタ、53:DC充電器、
44,54:交流電源、61:吸気ダクト、62:排気ダクト、63:ブロワ、
64:温度センサ

Claims (1)

  1. 蓄電装置およびエンジンを動力源として備えた車両に搭載され、前記蓄電装置を冷却するための冷却システムであって、
    前記蓄電装置の温度を検出する温度センサと、
    前記蓄電装置に冷却風を供給するブロワと、
    前記ブロワの駆動を制御するコントローラと、を有し、
    前記蓄電装置は、前記車両の外部に設置された充電器からの直流電力によって充電され、この充電後において、前記蓄電装置の出力だけを用いた前記車両の走行が優先的に行われ、
    前記コントローラは、
    前記蓄電装置の温度が第1温度よりも高いとき、前記ブロワの駆動を開始し、前記蓄電装置の温度が、前記第1温度よりも低い第2温度よりも低いとき、前記ブロワの駆動を停止し、
    前記蓄電装置の前記充電を行うとき、所定期間内における前記充電の回数が多いほど、又は、前記充電を終了してから前記充電を再び行うまでの時間が短いほど、前記ブロワの風量を多くするとともに、前記第2温度を低下させる、
    ことを特徴とする冷却システム。
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