JP2016030285A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. ワークに向かってレーザ光を照射するとともに金属粉体を噴射するノズルと、
   前記ノズルに貫通されるカバーであって、少なくとも前記ノズルの回りで、閉空間を形成するように前記ワークを覆うカバーと、
   を備える、レーザ金属肉盛装置。
2. 前記カバーを貫通し、前記閉空間内に不活性ガスを供給するガス供給管をさらに備える、請求項１に記載のレーザ金属肉盛装置。
3. 前記カバーは、前記ノズルの回りで前記ワークを覆うドーム状である、請求項１または２に記載のレーザ金属肉盛装置。
4. 前記カバーは、前記ワークを収容する箱状である、請求項１または２に記載のレーザ金属肉盛装置。
5. 前記カバーは、前記ワークを取り囲む、スリットが形成されたカバー本体と、前記スリットを塞ぐ、当該スリットに沿って摺動可能な摺動蓋であって、前記ノズルに挿通される挿通穴を有する摺動蓋と、を含む、請求項４に記載のレーザ金属肉盛装置。
6. 前記レーザ金属肉盛装置は、前記ワークに環状の突起を形成するためのものであり、
   前記ワークを回転させる回転台をさらに備え、
   前記スリットおよび前記摺動蓋は、前記ワークの回転中心を中心とする環状である、請求項５に記載のレーザ金属肉盛装置。
7. 前記カバーは、前記ワークの外周側部分の周囲に閉空間を形成する、請求項６に記載のレーザ金属肉盛装置。
8. 前記ワークは、テーパー状の周壁を有し、この周壁の内周面に前記環状の突起が形成される、請求項６または７に記載のレーザ金属肉盛装置。
9. 前記ワークは、チタン合金からなる、請求項１〜８のいずれか一項に記載のレーザ金属肉盛装置。
10. 前記ノズルは、太さが一定の直線部と、前記直線部の先端から先細りとなるテーパー部を有し、
    前記ノズルのテーパー部が前記カバーを貫通する、請求項１〜９の何れか一項に記載のレーザ金属肉盛装置。