JP2016028957A - バスケットおよび自転車 - Google Patents
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Abstract
Description
バスケット本体の底部に、付属器具に接続されたコードを保持するコード保持部材が設けられ、
コード保持部材は、バスケット本体の底部に下方から対向する保持部本体と、保持部本体の一端部に設けられてバスケット本体の底部に結合する結合部と、保持部本体の他端部に設けられてバスケット本体の底部に向って突出する突部とを有し、
結合部と突部との間で且つ保持部本体とバスケット本体の底部との間に、コードを保持するための保持空間が形成され、
バスケット本体の底部と突部との間隔がコードの太さよりも狭く、
コード保持部材が撓むことによって、バスケット本体の底部と突部との間隔が拡大され、コードをバスケット本体の底部と突部との間から保持空間に出し入れ可能になるものである。
これによると、コード保持部材の保持空間に保持されているコードを、容易に、コードの長さ方向へ移動させることができる。これにより、付属器具の取付位置に応じて、コードを、容易に、コードの長さ方向へ調整することができる。このため、コードの配線作業をより一層迅速かつ容易に行うことができる。
付属器具の取付位置は、バスケット本体の底部に対して、コードの長さ方向に変更可能であり、
コード保持部材の結合部と突部とが、コードの長さ方向に直交する方向において、対向しているものである。
コードの長さ方向において隣り同士となる一方のコード保持部材の向きと他方のコード保持部材の向きとが互いに逆であるものである。
本第5発明におけるバスケットは、バスケット本体の底部は、コードの長さ方向に長い複数本の第1部材とコードの長さ方向に直交する方向に長い複数本の第2部材とからなる格子状の構造を有しているものである。
着座部の下端からバスケット本体の底部までの高さがコード保持部材の下端からバスケット本体の底部までの高さよりも高く設定され、
バスケットを載置面に載置した際、バスケット本体が着座部を介して載置面に支持されるものである。
これによると、照明器具のコードの配線作業が迅速かつ容易に行える。
本第8発明は、上記第1発明から第7発明のいずれか1項に記載のバスケットがハンドルの前方に備えられた自転車であって、
付属器具がバスケット本体の底部に取り付けられ、
バスケットを下方から支持する支持部材と付属器具とが、共通の締結具によって、バスケット本体の底部に締結されているものである。
本第9発明における自転車は、バスケットはハンドルと共に換向自在であり、
コード保持部材は、前後方向においてバスケット本体の底部に複数設けられているとともに、ハンドルステムを通る前後方向の中心線に対して少なくとも左右いずれか一方に配置され、
コードは、上記中心線に対し左右いずれか一方において、バスケット本体の底部を前後方向に配線され、最も後方に位置するコード保持部材とハンドルステムとの間で上記中心線に対し左右一方から左右他方へ湾曲し、ハンドルステムの左右他方を通って後方へ配線され、
最も後方に位置するコード保持部材は、結合部が上記中心線から近い側となり、突部が上記中心線から遠い側となるように、設けられているものである。
(第1の実施の形態)
図1〜図4に示すように、1は電動自転車であり、ハンドル2の前方にはバスケット3が備えられている。バスケット3は、ヘッドパイプ4に設けられた連結金具5に取り付けられており、ハンドル2と共に左右へ換向自在である。
また、バスケット本体3aの底パネル18の四隅部には、下方に突出する着座部39が設けられている。図8に示すように、バスケット3を電動自転車1から取り外して単体の状態で床面や地面等の平坦な載置面40に載置した際、バスケット本体3aが着座部39を介して床面40に支持される。
バスケット本体3aの底パネル18の下面には、コード43を保持する複数のコード保持部材44a,44b,45a,45bが一体的に設けられている。このうち、図4,図5に示すように、一組のコード保持部材44a,44bは、上記中心線47に対して左右一方に設けられているとともに、前後方向A(コード43の長さ方向の一例)において複数個(図4,図5では2個)設けられている。また、一組のコード保持部材45a,45bは、上記中心線47に対して左右他方に設けられているとともに、前後方向Aにおいて複数個(図4,図5では2個)設けられている。
図12,図13に示すように、これら各コード保持部材44a,44b,45a,45bは、結合部49と突部50との間で且つ保持部本体48と底パネル18の第2部材22との間に、コード43を保持するための保持空間51が形成されている。
また、着座部39の下端から底パネル18を構成する第2部材22までの高さH1がコード保持部材44a,44b,45a,45bの下端から底パネル18を構成する第2部材22までの高さH2よりも高く設定されている。
図12の仮想線および図13の仮想線で示すように、一方の前後一組のコード保持部材44a,44bを撓ませて上下間隔Eを拡大することによって、コード43を底パネル18の第2部材22と突部50との間から各コード保持部材44a,44bの保持空間51に嵌め込むことができる。嵌め込み後、コード保持部材44a,44bが撓んだ状態から実線で示した元の形状に戻ることにより、コード43が各コード保持部材44a,44bの保持空間51に保持される。この際、上下間隔Eがコード43の直径Dよりも狭いため、コード43が不用意に保持空間51からコード保持部材44a,44bの外部へ脱落するのを防止することができる。これにより、コード43の配線作業を迅速かつ容易に行うことができる。また、結束バンド等の結束専用部材を別途使用する必要はないため、部品点数を削減することができる。
上記実施の形態では、図5に示すように、複数のコード保持部材44a,44b,45a,45bを、底パネル18の前後方向Aにおける2箇所に設けているが、3箇所以上に設けてもよい。
3 バスケット
3a バスケット本体
6 ハンドルステム
9 支持部材
11 照明器具(付属器具)
18 底パネル(バスケット本体の底部)
21 第1部材
22 第2部材
23 取付部
33 締結具
39 着座部
40 載置面
43 コード
44a,44b,45a,45b コード保持部材
47 ハンドルステムを通る前後方向の中心線
48 保持部本体
49 結合部
50 突部
51 保持空間
A 前後方向(コードの長さ方向)
B 左右方向(コードの長さ方向に直交する方向)
C 底パネルとコード保持部材の保持部本体との上下間隔
D コードの直径(コードの太さ)
E 底パネルとコード保持部材の突部との上下間隔
H1 着座部の下端から底パネルの下面までの高さ
H2 コード保持部材の下端から底パネルの下面までの高さ
Claims (9)
- 自転車に備えられるバスケットであって、
バスケット本体の底部に、付属器具に接続されたコードを保持するコード保持部材が設けられ、
コード保持部材は、バスケット本体の底部に下方から対向する保持部本体と、保持部本体の一端部に設けられてバスケット本体の底部に結合する結合部と、保持部本体の他端部に設けられてバスケット本体の底部に向って突出する突部とを有し、
結合部と突部との間で且つ保持部本体とバスケット本体の底部との間に、コードを保持するための保持空間が形成され、
バスケット本体の底部と突部との間隔がコードの太さよりも狭く、
コード保持部材が撓むことによって、バスケット本体の底部と突部との間隔が拡大され、コードをバスケット本体の底部と突部との間から保持空間に出し入れ可能になることを特徴とするバスケット。 - バスケット本体の底部とコード保持部材の保持部本体との間隔がコードの太さよりも広いことを特徴とする請求項1記載のバスケット。
- バスケット本体の底部に、付属器具を取り付ける取付部が設けられ、
付属器具の取付位置は、バスケット本体の底部に対して、コードの長さ方向に変更可能であり、
コード保持部材の結合部と突部とが、コードの長さ方向に直交する方向において、対向していることを特徴とする請求項2に記載のバスケット。 - コード保持部材は、コードの長さ方向において、バスケット本体の底部に複数設けられ、
コードの長さ方向において隣り同士となる一方のコード保持部材の向きと他方のコード保持部材の向きとが互いに逆であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のバスケット。 - バスケット本体の底部は、コードの長さ方向に長い複数本の第1部材とコードの長さ方向に直交する方向に長い複数本の第2部材とからなる格子状の構造を有していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のバスケット。
- バスケット本体の底部に着座部が設けられ、
着座部の下端からバスケット本体の底部までの高さがコード保持部材の下端からバスケット本体の底部までの高さよりも高く設定され、
バスケットを載置面に載置した際、バスケット本体が着座部を介して載置面に支持されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のバスケット。 - 付属器具は照明器具であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のバスケット。
- 上記請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のバスケットがハンドルの前方に備えられた自転車であって、
付属器具がバスケット本体の底部に取り付けられ、
バスケットを下方から支持する支持部材と付属器具とが、共通の締結具によって、バスケット本体の底部に締結されていることを特徴とする自転車。 - バスケットはハンドルと共に換向自在であり、
コード保持部材は、前後方向においてバスケット本体の底部に複数設けられているとともに、ハンドルステムを通る前後方向の中心線に対して少なくとも左右いずれか一方に配置され、
コードは、上記中心線に対し左右いずれか一方において、バスケット本体の底部を前後方向に配線され、最も後方に位置するコード保持部材とハンドルステムとの間で上記中心線に対し左右一方から左右他方へ湾曲し、ハンドルステムの左右他方を通って後方へ配線され、
最も後方に位置するコード保持部材は、結合部が上記中心線から近い側となり、突部が上記中心線から遠い側となるように、設けられていることを特徴とする請求項8記載の自転車。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107662679A (zh) * | 2017-09-13 | 2018-02-06 | 深圳市朗仁科技有限公司 | 限重车篮及具有它的车辆 |
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2015
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