JP2016025348A - 垂直型ホールセンサー及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】垂直型ホールセンサーの構造を改善することで、垂直電流成分を最小化することができる垂直型ホールセンサー及びその製造方法を提供する。【解決手段】本発明による垂直型ホールセンサーは、第1導電型の基板と、前記基板の内部領域に形成され入力電源と電気的に接続する第1導電型の入力コンタクト領域を含む入力端と、前記入力端を基準として両側に一方向に一定間隔離隔して形成されたトレンチ、前記トレンチの側面に形成された絶縁膜、及び前記トレンチの下部領域に形成され接地電源と電気的に接続する第1導電型の接地コンタクト領域をそれぞれ含む第1接地端及び第2接地端と、前記基板の前記入力端及び第1接地端の間の領域並びに前記入力端及び第2接地端の間の領域に形成され発生するホール電圧を感知する第1導電型のセンシングコンタクト領域をそれぞれ含む第1センシング端及び第2センシング端と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、垂直型ホールセンサー及びその製造方法に関し、特に垂直型ホールセンサーの接地端などを基板内部のトレンチ構造で形成することで、磁場感知のための電流の流れにおいて、基板表面方向に平行な方向成分を最大化する垂直型ホールセンサー及びその製造方法に関する。
垂直型ホールセンサーは、半導体基板内の集積されたホール効果センサーである。ホール効果センサーは、磁気力に対応して出力電圧が変化する変換器(transducer)である。これと関連して、最近では、高い感度、低い製造費用、集積回路技術(IC)が利用可能であり、ダイ(die)表面と平行な磁場強度が測定可能な垂直型ホールセンサーが要求されている。
このような垂直型ホールセンサーは、少なくとも5個以上のコンタクトを必要とする。特に、給電のための1個の入力電源用コンタクト、左右2個のセンシングコンタクト、そして、接地のための2個の接地電源用コンタクトを必要とする。このような技術構成により、入力電源用コンタクトと接地電源用コンタクトとの間に形成される電流の経路(path)は、周辺磁場の強度によって曲がり易くなる。具体的に、このように構成された垂直型ホールセンサーは、周辺磁場によって変化する動作電流Isを感知し、これを通じて周辺磁場を感知することを特徴とする。前記ホールセンサーは、基本的に前記センシングコンタクトにおける電圧値の変化を測定することで加えられた外部磁気力によって生じる電流経路の変形有無を感知する。
このような典型的な垂直型ホールセンサーにおいて、入力電源用コンタクト及び2個の接地電源用コンタクトの間に形成される動作電流は、垂直電流成分及び水平電流成分に区分される。前記垂直電流成分は、実質的な磁場の方向及び強度を測定するにあたって、正確度を落とす要因として作用するという問題点があった。これは、前記垂直電流成分の変化は、センシング電極における電圧変化を必ずしも引き起こすものではないからである。
このような問題点を解決するために、垂直成分の電流の大きさを最小化し、水平成分の電流の大きさを最大化することができる垂直型ホールセンサーの開発が様々な方法で進められている。このような技術開発を通じて垂直型ホールセンサーの正確度は向上した。
他の垂直型ホールセンサーは、一般的に、大部分の電流経路が基板表面で、または基板近くで形成される。このようなデザインは、半導体装置の表面と上部に位置した絶縁膜フィルム間領域であるセンサー表面に典型的に存在するインターフェースチャージのため、敏感度を落とす。このような問題点を解決するための方法として、基板表面から一定深さまで空乏領域を追加で形成するか、空乏領域の拡張のために追加のドーパント拡散熱処理を行う技術が開発された。しかし、このような技術は、全般的な垂直型ホールセンサーの製造費用を増加させるという問題点があった。
米国登録特許4,987,467号明細書
本発明は、上記従来の垂直型ホールセンサーにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明は、垂直型ホールセンサーの構造を改善することで、前記垂直電流成分を最小化することができる垂直型ホールセンサー及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明による垂直型ホールセンサーは、第1導電型の基板と、前記基板の内部領域に形成され入力電源と電気的に接続する第1導電型の入力コンタクト領域を含む入力端と、前記入力端を基準として両側に一方向に一定間隔離隔して形成されたトレンチ、前記トレンチの側面に形成された絶縁膜、及び前記トレンチの下部領域に形成され接地電源と電気的に接続する第1導電型の接地コンタクト領域をそれぞれ含む第1接地端及び第2接地端と、前記基板の前記入力端及び第1接地端の間の領域並びに前記入力端及び第2接地端の間の領域に形成され発生するホール電圧を感知する第1導電型のセンシングコンタクト領域をそれぞれ含む第1センシング端及び第2センシング端と、を有することを特徴とする。
前記入力端は、一定深さで形成されたトレンチと、前記トレンチの内部に形成された導電体とをさらに含み、前記入力コンタクト領域は、前記入力端のトレンチの下部領域に形成されることが好ましい。
前記入力端のトレンチの深さは、前記第1接地端及び第2接地端のトレンチの深さと同一であるか前記トレンチの深さより浅い深さで形成されることが好ましい。
前記第1センシング端及び第2センシング端は、それぞれ、一定深さで形成されたトレンチと、前記トレンチの側面に形成された絶縁膜とをさらに含み、前記第1センシング端及び第2センシング端のセンシングコンタクト領域は、それぞれ前記第1センシング端及び第2センシング端のトレンチの下部領域に形成されることが好ましい。
前記第1センシング端及び第2センシング端のトレンチの深さは、それぞれ前記第1接地端及び第2接地端のトレンチの深さと同一であるか前記トレンチの深さより浅い深さで形成されることが好ましい。
前記第1接地端及び第2接地端のトレンチは、リング状に形成されることが好ましい。
前記第1接地端及び第2接地端の周辺領域を囲むように形成されたリング状の分離構造をさらに有することが好ましい。
前記基板上に形成された層間絶縁膜と、前記入力コンタクト領域、接地コンタクト領域、センシングコンタクト領域とそれぞれ電気的に接続するコンタクトプラグとをさらに有することが好ましい。
前記入力端と第1センシング端との間の領域及び前記入力端と第2センシング端との間の領域に形成される第1素子分離膜と、前記第1センシング端と第1接地端との間の領域及び第2センシング端と第2接地端との間の領域に形成される第2素子分離膜とをさらに有することが好ましい。
前記基板内に形成された第2導電型のウエルであるセンシング領域をさらに有し、前記入力コンタクト領域、接地コンタクト領域、及びセンシングコンタクト領域は、前記第2導電型のウエルであるセンシング領域に形成されることが好ましい。
前記基板内に高濃度の第2導電型の埋め込み層をさらに有し、前記入力コンタクト領域、接地コンタクト領域、及びセンシングコンタクト領域が前記高濃度の第2導電型の埋め込み層に形成されることが好ましい。
前記垂直型ホールセンサーは、線型構造、十字構造、または同心円構造(標的構造、Bull’s eye)のうちから選択されるいずれか一つの構造を有することが好ましい。
上記目的を達成するためになされた本発明による垂直型ホールセンサーは、第1導電型の基板と、前記基板に形成され第1深さを有するトレンチ、前記トレンチ内部に形成された導電体、前記トレンチの側面に沿って形成された絶縁膜、及び前記トレンチの下部領域に形成されて入力電源と電気的に接続する第1導電型の入力コンタクト領域を含む入力端と、前記入力端を中心として互いに一定間隔離隔して形成され第2深さを有するトレンチ、前記第2深さを有するトレンチの側面に沿って形成された絶縁膜及び前記第2深さを有するトレンチの下部領域に形成されて接地電源と電気的に接続する第1導電型の接地コンタクト領域をそれぞれ含む第1接地端及び第2接地端と、前記基板に形成され第3深さを有するトレンチ、前記第3深さを有するトレンチの側面に沿って形成された絶縁膜及び前記第3深さを有するトレンチの下部領域に形成されてホール電圧を感知する第1導電型のセンシングコンタクト領域をそれぞれ含む第1センシング端及び第2センシング端と、を有することを特徴とする。
前記第1深さ、第2深さ、及び第3深さは、同一の深さであることが好ましい。
前記第1深さは前記第2深さと同一であり、第3深さよりは深く形成されることが好ましい。
前記第3深さは前記第1深さより深く、前記第2深さよりは浅く形成されることが好ましい。
上記目的を達成するためになされた本発明による垂直型ホールセンサーの製造方法は、第1導電型の基板に第1深さの入力トレンチ、及び前記入力トレンチを中心として両側に一定間隔離隔して第2深さの接地トレンチを形成するステップと、前記入力トレンチ及び接地トレンチの下部に第1導電型のコンタクト領域を形成するステップと、前記入力トレンチ及び接地トレンチの側面に絶縁膜を形成するステップと、前記入力トレンチ及び接地トレンチ内に導電体を形成するステップと、前記入力トレンチと2個の接地トレンチとの間の領域である基板内部領域に第1導電型のセンシングコンタクト領域を形成するステップと、前記基板上に層間絶縁膜を形成するステップと、前記層間絶縁膜に前記コンタクト領域又は前記センシングコンタクト領域のそれぞれと電気的に接続するコンタクトプラグを形成するステップとを有することを特徴とする。
前記基板に高濃度の第2導電型の埋め込み層を形成するステップと、前記基板に低濃度の第2導電型のセンシング領域を形成するステップとをさらに有することが好ましい。
上記目的を達成するためになされた本発明による垂直型ホールセンサーは、基板と、前記基板内に位置する入力電源と電気的に接続する入力コンタクト領域を含む入力端と、前記入力端を中心として互いに一定間隔離隔して形成されるトレンチ、前記トレンチの側壁に沿って形成された絶縁膜、及び前記トレンチの下部に形成されて接地電源と電気的に接続する接地コンタクト領域をそれぞれ含む第1接地端及び第2接地端と、前記入力端及び第1出力端の間に位置する第1センシング端と、前記入力端及び第2出力端の間に位置する第2センシング端とを有し、前記第1センシング端及び第2センシング端は、それぞれホール電圧を感知するセンシングコンタクト領域を含むことを特徴とする。
前記基板、入力コンタクト領域、接地コンタクト領域及びセンシングコンタクト領域は、全て第1導電型であることが好ましい。
本発明による垂直型ホールセンサー及びその製造方法によれば、磁気力感知のためのコンタクト構造をトレンチ構造で構成し、前記トレンチの側面には、絶縁膜を形成することで、磁気力感知のための垂直電流成分を最小化し、水平電流成分を最大化することができるという効果がある。
そして、基板表面より遥かに下の領域で電流経路が形成されるため、基板表面状態と関係なく磁場強度を測定することができるという長所がある。
これを通じて、従来技術に対して磁気力感知のためのセンシング正確度を高めることができるという効果がある。
本発明の一実施形態による垂直型ホールセンサーを示す断面図である。 本発明の一実施形態による垂直型ホールセンサーのモジュールを示す上面図である。 本発明の第2の実施形態による垂直型ホールセンサーを示す断面図である。 本発明の第3の実施形態による垂直型ホールセンサーを示す断面図である。 本発明の第4の実施形態によるリセスド・センシング・コンタクト(recessed sensing contact)構造を有する垂直型ホールセンサーを示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による垂直型ホールセンサーのモジュールを示す上面図である。 本発明の第3の実施形態による垂直型ホールセンサーのモジュールを示す上面図である。 本発明の第4の実施形態による垂直型ホールセンサーのモジュールを示す上面図である。 本発明の第5の実施形態による垂直型ホールセンサーを示す断面図である。 本発明の第6の実施形態による垂直型ホールセンサーを示す断面図である。 本発明の一実施形態による垂直型ホールセンサーの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態による垂直型ホールセンサーの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態による垂直型ホールセンサーの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態による垂直型ホールセンサーの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態による垂直型ホールセンサーの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態による垂直型ホールセンサーの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態による垂直型ホールセンサーの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態による垂直型ホールセンサーの製造方法を説明するための断面図である。
本発明は、多様な変更を加えることができ、様々な実施形態を有することができるが、特定の実施形態を図面に例示して詳細な説明に詳しく説明する。しかし、これは、本発明の特定の実施形態に対して限定するものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解すべきである。本発明を説明するにあたって関連の公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にし得ると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
第1、第2などの用語は、多様な構成要素を説明することに使用することがあるが、前記構成要素は、前記用語によって限定されてはならない。前記用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで使用される。
本明細書において使用する用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用するもので、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上明らかに異なって意味しない限り、複数の表現を含む。本明細書において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載する特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定するものであり、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除しないものと理解すべきである。
空間的に相対的な用語である下(below、beneath、lower)、上(above、upper)などは、図面に示すように、一つの素子または構成要素と他の素子または構成要素との相関関係を容易に記述するために使用することがある。空間的に相対的な用語は、図面に示す方向に加えて、使用時または動作時に素子の互いに異なる方向を含む用語として理解すべきである。例えば、図面に示す素子を翻す場合、他の素子の下(below、beneath)と記述した素子は、他の素子の上(above、upper)に置かれてもよい。従って、例示的な用語である下は、下と上の方向を両方とも含んでもよい。素子は、他の方向に配向されてもよく、これにより、空間的に相対的な用語は、配向によって解釈されることができる。
また、「第1導電型」及び「第2導電型」という用語は、PまたはN型のように互いに反対の導電型を示し、ここで説明し例示する各実施形態は、その相補的な実施形態も含む。以下、本発明の一実施形態では、第1導電型がP型であり、第2導電型がN型の場合を例示して説明する。
以下、本発明に係る垂直型ホールセンサーを実施するための形態の具体例を添付の図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態による垂直型ホールセンサーを示す断面図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態による垂直型ホールセンサーは、P型基板10、基板10の表面から垂直方向に形成された入力端または電極100、2個の接地端または電極200及び2個のセンシング端300を含む。素子の動作のために、基板10上には層間絶縁膜20が形成される。一実施形態として、層間絶縁膜20内には、入力端100、2個の接地端(force out)200、及び2個のセンシング端300とそれぞれ電気的に接続するコンタクトプラグ(140、240、340)を含む。
本発明による垂直型ホールセンサーの入力端100は、トレンチ構造で形成される。具体的に、入力端100は、一定深さで形成されたトレンチ125と、トレンチ125の側面に形成された絶縁膜120と、トレンチ125の下部領域に形成されたP型の入力コンタクト領域110とを含む。
入力コンタクト領域110は、基板10の内部に深いジャンクション(deep junction)形態で形成される。トレンチ125の内部には、導電体130が形成される。導電体130の材質としてはポリシリコンを使用する。
絶縁膜120は、トレンチ125の側面に形成され、トレンチ下部(bottom)には形成されない。これは、入力コンタクト領域110が導電体130と電気的に接続するためである。また、入力コンタクト領域110が別の入力電源と接続するために、入力端100は、入力コンタクト領域110と電気的に接続するコンタクトプラグ140を含む。一実施形態として、コンタクトプラグ140は、窒化チタン(TiN)及びタングステン(W)で形成された埋め込み層で形成される。
入力コンタクト領域110は、P型の不純物であるホウ素(B)、フッ化ホウ素(BF2)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)などの不純物を基板10より高い不純物濃度でイオン注入して形成される。但し、本発明は上記実施形態に限定されず、他の実施形態でその他の適切な不純物が適用されてもよい。
ドーピングとは、人為的に少ない量の不純物を純粋な半導体に注入して、電子濃度を超えるか欠乏させることで、電気的特性を変化させることを意味する。本発明において、不純物及び不純物の濃度は、垂直型ホールセンサーを動作させるために適切な事項が適用される。
入力コンタクト領域110は、基板10の表面を端点とする深いトレンチ構造の下に形成されるので、リセスドコンタクト領域(recessed contact)といえる。基板10の内部に入力コンタクト領域110が形成されることにより、電流経路が表面で形成されず、基板10の表面より遥かに下で形成されるので、表面効果(surface effect)によって電流経路が妨害されない。
2個の接地端200は、入力端100を中心として両側に一定間隔離隔して形成される。一実施形態として、接地端200は、一定深さで形成されたトレンチ(225a、225b)、トレンチ(225a、225b)の側面に形成された絶縁膜220、及びトレンチ(225a、225b)の下部領域に形成されたP型の接地コンタクト領域210を含むように形成される。また、トレンチ(225a、225b)の内部には、導電体230がさらに形成される。
接地コンタクト領域210は、P型のホウ素(B)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)などの不純物を基板10より高い不純物濃度でイオン注入して形成される。但し、本発明は、上記実施形態に限定されず、その他に適切な不純物が適用されてもよい。また、接地コンタクト領域210は、別の接地電源と電気的に接続され、このため、接地端200は、接地コンタクト領域210と接続されるコンタクトプラグ240をさらに含む。
2個のセンシング端300は、入力端100を中心として両側に一定間隔離隔し、一方の300−1は、入力端100及び第1接地端200−1間領域に形成され、他方の300−2は、入力端100及び第2接地端200−2間領域に形成される。好ましくは、各センシング端300は、入力端100及び各接地端200の間の真中に形成される。または、センシング端(300−1、300−2)は、全体的なセンサーの要求敏感度に基づいて入力端100に近接して形成されるか、接地端(200−1、200−2)に近接して形成されてもよい。
センシング端300は、基板10の内部領域に形成されるP型のセンシングコンタクト領域310を含む。センシングコンタクト領域310は、入力コンタクト領域110及び各接地コンタクト領域210間に発生する電流によって発生するホール電圧を感知する。この時、センシング端300は、センシングコンタクト領域310と電気的に接続するコンタクトプラグ340をさらに含む。
他の実施形態として、センシングコンタクト領域310は、P型のドーパントであるホウ素(B)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)などの不純物を基板10より高い不純物濃度でイオン注入して形成される。つまり、本発明は、上記実施形態に限定されず、その他に適切な不純物が適用されてもよい。
センシングコンタクト領域310がセンシングポイント(Sensing points)で動作する。一実施形態として、センシングコンタクト領域310は、基板10の表面に形成されてもよく、場合によっては、基板10の表面よりさらに深い所に形成されてもよい。
実施形態により、入力端100の両側領域には、トレンチ125より浅い分離膜12が形成される。浅い分離膜12の一実施形態としては、STI(Shallow Trench Isolation)、ロコス(LOCOS)酸化膜などが適用される。実施形態により、各接地端200の両側領域にも浅い分離膜12が形成される。浅い分離膜12の一実施形態としては、上述したように、STI(Shallow Trench Isolation)、ロコス(LOCOS)酸化膜などが適用される。
このように形成された入力端100及び2個の接地端200がそれぞれ入力電源及び接地電源と接続されると、図1に示すように、周辺の磁場環境によって多様な形態の電流が発生する。例えば、基板10の表面方向に平行な磁場が存在しない場合、入力端100から各接地端200に形成される電流の経路は、矢印1のように形成される。一方、基板10の表面方向に平行な磁場が存在する場合、入力端100から各接地端200に形成される電流の経路は、矢印2または矢印3のように磁場によって電流経路が影響を受けて曲がる形態で流れる。電流経路(矢印(1、2、3))は、全て水平成分の電流経路が垂直成分の電流経路より遥かに大きいため、従来技術に比べて磁場センシング能力の向上を期待することができる。
このように、本願発明による垂直型ホールセンサーの入力端100及び各接地端200の間に形成される電流は、基板10の表面部に形成されないので、別の表面空乏層(Surface depletion)を必要としない。また、接地端200のトレンチ側面には絶縁膜220が形成され、寄生電流(parasitic current)の発生を抑制することができる。つまり、側壁絶縁膜を有するトレンチの側壁から電流が漏れない。
本発明による垂直型ホールセンサーは、上記のように構成された全体構成を囲むように構成される分離接地リング400をさらに含む。より具体的に、分離接地リング400は、基板10の内部に形成された入力端100、2個の接地端200及び2個のセンシング端300を含む全体構成をその他の構成要素と分離することで、動作特性を確保するだけでなく、基板10に対して特定電位の電圧を印加することができるという特徴がある。
分離接地リング400は、基板10と電気的にコンタクトするためのもので、基板内に一定深さで形成されたトレンチ425、トレンチ425の側面に形成された絶縁膜420、トレンチ内部に形成された導電体430、トレンチ425の下部領域に形成された基板コンタクト領域410を含み、層間絶縁膜20に形成されて導電体430と電気的に接続するコンタクトプラグ440を含む。また、分離接地リング400は、周辺素子と電気的に分離する役割もする。
図1では、分離接地リング400が入力端100、2個の接地端200及び2個のセンシング端300を含む全体構成の右側に形成されると示したが、分離接地リング400は、一つのリング状で構成され、全体構成を囲むように形成される。
上記のように構成される垂直型ホールセンサーは、基板10に形成された入力端100、接地端200、及びセンシング端300がそれぞれトレンチ構造で形成され、それぞれのトレンチ構造は、側面に絶縁膜が形成されることで、磁気力感知のためのコンタクトポイントをシリコン基板内部に形成することにより、磁場感知のための電流が基板10の表面に流れなくなる。これにより、別の表面空乏層(Surface Depletion)が不要で、センシング効果も向上させることができるという効果がある。
図2は、本発明の一実施形態による垂直型ホールセンサーのモジュールを示す上面図であり、入力端100、接地端200、センシング端300が一字型のライン状(liner type)または線型構造で構成されることを示す。前記構造において、入力用トレンチ、接地用トレンチ、センシング用トレンチがピラー(pillar)のような模様を表している。
図3及び図4は、それぞれ本発明の第2、第3の実施形態による垂直型ホールセンサーを示す断面図である。
図3に示すように、本発明の第2の実施形態による垂直型ホールセンサーの入力端100は、センシング端300と同様に、トレンチ構造なしに基板10表面に形成される。そして、接地端200及び分離接地リング400は、トレンチ構造で形成される。このような構成により発生する電流の経路は、依然として斜め方向であるので、表面の不良による影響を受けない。
図4に示すように、本発明の第3の実施形態による垂直型ホールセンサーの入力端100は、中間ポイントコンタクト(mid−point contact)を有するように図1に示した入力端100のトレンチ125の深さより浅い深さを有するトレンチ124構造で形成される。この時、トレンチ124は、入力端100の周辺に位置する接地端200のトレンチ(225a、225b)よりは浅い深さで形成されてもよい。そして、トレンチ124の側面に形成された絶縁膜120と、トレンチ124の下部領域に形成されたP型の入力コンタクト領域110とを含む。
また、トレンチ124の内部には、導電体130が形成される。図4のように、入力端100のトレンチ124の深さは、素子の特性上、目標とする電流経路の形態によって多様に変更して適用されることができる。
図5は、本発明の第4の実施形態によるリセスドセンシングコンタクト(recessed sensing contact)構造を有する垂直型ホールセンサーを示す断面図である。
図5に示すように、本発明の第4の実施形態による垂直型ホールセンサーのセンシング端300は、トレンチ構造で形成される。
具体的に、各センシング端300は、一定深さで形成されたトレンチ325と、トレンチ325の側面に形成された絶縁膜320と、トレンチ325の下部領域に形成されたP型のセンシングコンタクト領域310とを含む。
トレンチ325の内部には、導電体330が形成される。結果として、上記で提示した実施形態と違って、基板10の表面からさらに深い所にセンシングコンタクト領域310を形成する。このようにすることで、センシングコンタクト領域310も基板10の表面による影響を受けることなく磁場をセンシングすることができるようになり、磁場センシング能力がさらに大きくなる。
センシング端300のトレンチ325は、多様な深さで形成される。一実施形態として、図5のように、入力端100及び接地端200のトレンチより浅い深さで形成されてもよく、これと違って、入力端100及び接地端200のトレンチと同一の深さで形成されてもよい。
このような理由により、本発明では、多様なトレンチの組み合わせ及びトレンチの構成を適用することができる。例えば、前記組み合わせは、入力、接地、センシング電極のためのトレンチが全て同一の深さで形成される場合、入力、接地電極のためのトレンチは、同一の深さで形成され、センシング電極のためのトレンチは浅い深さで形成される場合、接地電極のためのトレンチを深く形成する場合、入力電極のためのトレンチが浅い深さで形成される場合、センシング電極のためにトレンチが形成されない場合などを含む。但し、上記のような例は、一例に過ぎず、多様な電極によって適正なトレンチの深さが適用されてもよく、本発明の範囲内に適切に変更して適用されてもよい。
図6は、本発明の第2の実施形態による垂直型ホールセンサーのモジュールを示す上面図である。
図6に示すように、本発明の第2の実施形態による垂直型ホールセンサーのモジュールは、入力端100を交差点として2個の垂直型ホールセンサー(A、B)が互いに対して十字構造で構成される。即ち、入力端100を中心として上下左右の四方向にそれぞれ接地端200及びセンシング端300が形成され、全体的には図6のような十字構造で構成される。
図6に示した実施形態では、入力端100及び4個の接地端200は、トレンチ構造で形成され、トレンチの側面には、絶縁膜(120,220)が形成され、4個のセンシング端300は、トレンチ構造ではなく、センシングコンタクト領域310のみが基板10内部に形成されている構成を示している。入力端100及び接地端200のトレンチ構造は、図1または図4のように構成される。また、図5のように、センシング端300もトレンチ構造で形成された垂直型ホールセンサーも適用されてもよい。
図7及び図8は、それぞれ本発明の第3、第4の実施形態による垂直型ホールセンサーのモジュールを示す上面図である。
先ず、図7に示すように、本発明の第3の実施形態によるホールセンサーモジュールは、図6に示した全体構成を取り囲むようにリング状の分離接地リング(Isolation ground ring around periphery)400をさらに含む。
具体的に、分離接地リング400は、リング状に形成されたトレンチ425と、トレンチ425の両側面(内側面及び外側面)に形成された絶縁膜420と、トレンチ425の下部領域に形成された基板コンタクト領域410と、トレンチ内部に形成された導電体430と、導電体430と電気的に接続されたコンタクトプラグ440とを含む。
または、図8に示すように、本発明の第4の実施形態による垂直型ホールセンサーのモジュールの4個の接地端200は、一つのリング状のトレンチ225で構成され、互いに連結した構造で形成される。これにより、垂直型ホールセンサーの入力端100が陽極のターミナルとなり、一つのリング状(Ring−structure)の深いトレンチ構造を有する接地端200は、陰極のターミナルを有する電極(deep trench negative terminal ring electrode)となる。この垂直型ホールセンサーは、「Bull’s Eye」または「Dart Board」タイプの同心円の構造であるといえる。
このように形成されたリング状のホールセンサーモジュールは、リング状に形成されたトレンチ225、トレンチの両側面(内側面及び外側面)に形成された絶縁膜220、トレンチ225の下部領域に形成された接地コンタクト領域210、トレンチ内部に形成された導電体230、導電体230と電気的に接続されたコンタクトプラグ240を含む。この場合、別に分離構造(分離接地リング)を必要としない。接地端200がリング状で分離構造(分離接地リング)を代用することができるからである。
また、上記例とは違って、本発明による垂直型ホールセンサーの入力端100、2個の接地端200及び2個のセンシング端300は、それぞれN型のコンタクト領域を含み、各N型のコンタクト領域は、N型のウエル領域に形成されてもよい。以下に、図9及び図10を通じて詳しく説明する。
図9及び図10は、それぞれ本発明の第5、第6の実施形態による垂直型ホールセンサーを示す断面図である。
先ず図9に示すように、本発明の第5の実施形態による垂直型ホールセンサーは、P型基板10、P型基板10内に形成されたN型ウエルであるセンシング領域15、N型のコンタクト領域(入力コンタクト領域115、接地コンタクト領域215、センシングコンタクト領域315)をそれぞれ含む入力端100、2個の接地端200、及び2個のセンシング端300を含む。入力端100、2個の接地端200、及び2個のセンシング端300は、N型のコンタクト領域(115、215、315)を含み、N型のコンタクト領域(115、215、315)は、N型ウエルであるセンシング領域15内に形成される構成を除いては、図2乃至図9の構成と同一であるので、重複する事項に対する詳細な説明は以下で省略する。ここで、分離領域400は、P型基板10と電気的な接続のために形成され、N型ウエルであるセンシング領域15の外領域に位置する。
N型ウエルであるセンシング領域15は、N型のドーパントであるP(リン)、As(ヒ素)などの不純物をイオン注入して形成されたレトログレードウエル(retrograded well)を使用する。しかし、本発明は、上記例に限定されず、その他に適切な不純物が適用されてもよい。基板10の表面から基板10の底面にいくほどさらに高い濃度を有する。ここで、N型ウエルであるセンシング領域15は、N型のエピ層で形成する。または、N型ドーパントでイオン注入して拡散させて形成されたウエル(diffused well)を使用してもよい。
入力端100、2個の接地端200、及び2個のセンシング端300のコンタクト領域(115、215、315)も、P(リン)、As(ヒ素)などの不純物をイオン注入して形成し、好ましくは、コンタクト領域(115、215,315)は、センシング領域15よりは高い不純物濃度でイオン注入して形成される。これにより、コンタクト抵抗を最小化することができる。また、接地端200及びセンシング端300、入力端100のトレンチの深さは、N型ウエルの深さより浅く形成される。
また、図10に示すように、本発明の第6の実施形態による垂直型ホールセンサーは、N型の埋め込み領域17をさらに含む。
図10に示した実施形態において、N型の埋め込み領域17は、入力端100の入力コンタクト領域115と共に2個の接地端200の接地コンタクト領域215を全て含むように形成される。このような構成を通じて、入力コンタクト領域115から各接地コンタクト領域215方向に形成される電流が基板10の表面に及ぶ影響を最小化することができ、センシング信頼度が高められるという効果がある。
また、N型の埋め込み領域17で電流経路が形成されるため、低い抵抗を有するN型の埋め込み領域17によってより多い水平電流を確保することができ、センシング能力が増加する。
N型の埋め込み領域17は、N型ウエル領域15より下に位置するか、N型ウエル領域15の下部面に近接しながらN型ウエル領域15よりさらに高い濃度で形成される。ここで、分離領域400は、P型基板10と電気的な接続のために形成され、N型ウエルであるセンシング領域15及びN型の埋め込み領域17の外領域に位置する。
以下、図11乃至図14を通じて上記のような垂直型ホールセンサーの製作方法について詳しく説明する。
図11乃至図14は、本発明の一実施形態による垂直型ホールセンサーの製造方法を説明するための断面図である。
図11に示すように、P型の半導体基板10を準備する。実施形態により、P型の半導体基板10には、STI(Shallow Trench Isolation)及びロコス(LOCOS)酸化膜などの浅い素子分離膜12が形成される。STI及びロコス酸化膜は、適用可能な多様な工程を通じて形成され、本発明では、その他の適切な工程を通じて製造された素子分離膜12が適用される。
図12に示すように、P型の基板10上にトレンチマスク1を形成し、P型の基板10上に一定深さの入力トレンチ125及び2個の接地トレンチ(225a,225b)を形成する。実施形態により、前記工程を通じて2個の接地トレンチ(225a,225b)の外領域には、分離構造の形成のためのトレンチ425をさらに形成してもよい。この時、一度のマスクで数個のトレンチを形成することができるので、製造費用が低くなる。
図12においては、入力端100の入力トレンチ125と2個の接地端200の接地トレンチ(225a、225b)が同一の深さで形成する構成を示しているが、実施形態により、入力トレンチ125は、別のトレンチマスクを活用して接地トレンチ(225a、225b)とは異なる深さで形成してもよい。
以下、図13などでは、センシング端300がトレンチ構造で形成される例を示していないが、実施形態によって別のトレンチマスクを活用してセンシング端300のセンシングトレンチを形成してもよい。
上記のように形成されたトレンチ内部には、B11またはBFなどの不純物をイオン注入することでP型のコンタクト領域(110、210、410)を形成する。但し、その他のP型の適切な不純物も適用してもよい。説明の便宜のために、入力端100のトレンチ内部に形成されたコンタクト領域は、入力コンタクト領域110、2個の接地端200のトレンチ内部にそれぞれ形成されたコンタクト領域は、接地コンタクト領域210、別の分離構造400のトレンチ内部に形成されたコンタクト領域は、基板コンタクト領域410と命名する。
入力コンタクト領域110、2個の接地コンタクト領域210、及び基板コンタクト領域410は、P型半導体基板10の不純物濃度より高い濃度でイオン注入される。
図13に示すように、トレンチ構造の側面には、絶縁膜(120、220、420)を形成し、トレンチの底面には絶縁膜を形成しない。この構造は、ウェハ上に整合酸化膜(conformal oxide layer)を塗布し、異方性の(anisotropic)乾式エッチング工程、例えば、RIE(Reactive−Ion Etching)プラズマを適用して、トレンチの底面に形成された酸化膜を選択的に除去する。
RIE技術は、化学的に反応するプラズマを利用してウェハ上に塗布された物質を除去することに活用される。前記整合酸化膜を配置する技術は、スペーサ酸化膜形成(spacer oxide formation)と命名する。高濃度ドーピング領域であるP型のコンタクト領域(110、210、410)は、側面の絶縁膜(120、220、420)の形成後、イオン注入及び熱的アニール工程を通じて形成する。
このような工程を通じて、側面の絶縁膜(120、220、420)を形成し、下部領域に高濃度ドーピングコンタクト領域が形成されたトレンチ構造の内部には、導電体(130、230、430)を形成する。導電体としては、低い抵抗を有するポリシリコン材料を使用する。一例として、ポリシリコン材料としては、P型不純物としてイン−サイチュ(in−situ)ドーピングされた材料が適用される。イン−サイチュドーピングとは、ポリシリコンが蒸着工程中でドーピングされることを意味する。または、ドーピングされないポリシリコンを蒸着し、次いで不純物注入を通じてドーピングを行い、ポリシリコン内の不純物が拡散するようにアニールまたは熱的処理を行ってもよい。絶縁膜(120、220、420)及び導電体(130、230、430)は、必要に応じてエッチバック(etchback)工程またはCMP(Chemical Mechanical Polishing)工程によって形成する。
図14に示すように、入力端100の入力トレンチと2個の接地端200の接地トレンチとの間領域には、それぞれP型のセンシングコンタクト領域310を形成する。このため、別のマスク工程及びイオン注入工程を活用する。
そして図示していないが、深いトレンチ構造を形成した後、ゲート及びソース/ドレイン領域を形成する。次いで、基板10またはゲート構造上には、層間絶縁膜20を形成し、層間絶縁膜20の内部にそれぞれのトレンチ領域またはコンタクト領域を電気的に接続するためのコンタクトプラグ(140、240、340、440)を形成する。このため、別のマスク工程を利用したエッチング工程及びエッチング工程を通じてエッチングされた内部領域にコンタクトプラグを形成する方法が適用される。
図11乃至図14では、入力端100及び2個の接地端200の深いトレンチ構造を形成した以後にセンシング端のセンシングコンタクト領域を形成する方法を示したが、センシングコンタクト領域を形成するステップは、深いトレンチ構造の形成以前に行ってもよい。
そして図示していないが、ゲート形成以後に深いトレンチ(125、225a、225b、425)を形成してもよい。これにより、パターニングに必要な多くのマスクステップを減らすことができるという長所がある。ゲート形成後、深いトレンチを形成し、層間絶縁膜20を形成し、層間絶縁膜20の内部にそれぞれのトレンチ領域またはコンタクト領域を電気的に接続するためのコンタクトプラグ(140、240、340、440)を形成する。
図15乃至図18は、本発明の他の実施形態による垂直型ホールセンサーの製造方法を説明するための断面図である。
図15に示すように、図11と同様P型の半導体基板10を準備する。実施形態により、P型の半導体基板10には、STI(Shallow Trench Isolation)及びロコス(LOCOS)などの素子分離膜12が形成される。STI及びロコス酸化膜は、適用可能な多様な工程を通じて形成される。
また、P型の基板10内部にN型ウエルであるセンシング領域15を形成する。このため、別のマスク工程及び不純物イオン注入工程が行われる。一実施形態として、P(リン)、As(ヒ素)などの不純物を注入してセンシング領域15を形成する。但し、これは一実施形態に過ぎず、その他に適切な不純物が適用されてもよい。不純物注入ステップに次いで、800℃乃至1200℃の範囲で約30分から数時間内に熱的拡散工程を適用することで、不純物を拡散させることができる。
図16に示すように、N型のセンシング領域15が形成されたP型の基板10上にトレンチマスク1を形成して、N型のセンシング領域15(または、P型の基板10)に一定深さの入力トレンチ125及び2個の接地トレンチ(225a,225b)を形成する。実施形態により、前記工程を通じてセンシング領域15の外領域には、分離構造の形成のためのトレンチ425をさらに形成してもよい。
図16においては、入力端の入力トレンチ125と2個の接地端の接地トレンチ(225a,225b)が同一の深さで形成する構成を示しているが、実施例により、入力トレンチ125は、別のトレンチマスクを活用して接地トレンチ(225a,225b)とは異なる深さで形成してもよい。
以下、図16などでは、センシング端がトレンチ構造で形成される実施形態を図示していないが、実施形態により、別のトレンチマスクを活用してセンシング端のセンシングトレンチを形成してもよい。
上記のように形成されたトレンチのうち、センシング領域15内に形成されたトレンチ内部には、P(リン)、As(ヒ素)などの不純物をイオン注入することで、N型のコンタクト領域(115、215)を形成する。但し、これは、一実施形態に過ぎず、その他に適切な不純物が適用されてもよい。説明の便宜のために、入力端のトレンチ内部に形成されたコンタクト領域は、入力コンタクト領域、2個の接地端のトレンチ内部にそれぞれ形成されたコンタクト領域は、接地コンタクト領域と命名する。
または、他の実施形態において、高濃度ドーピングのコンタクト領域(115、215、410)は、トレンチ内部に側面絶縁膜が形成された以後に形成される。
一実施形態において、入力コンタクト領域及び2個の接地コンタクト領域は、N型センシング領域15の不純物濃度より高い濃度でイオン注入される。
これとは別に、上記のように形成されたトレンチがセンシング領域15内に形成されないトレンチには、B11またはBFなどの不純物をイオン注入することで、P型の基板コンタクト領域410を形成する。
図17に示すように、上述したスペースエッチング(space etch)工程を通じて、トレンチ構造の側面には絶縁膜(120、220、420)を形成し、トレンチ底面は絶縁膜を除去する。トレンチ構造の内部には、導電体(130、230、430)を形成する。一例において、導電体として、N型不純物でドーピングされたポリシリコン(120、220)、またはP型不純物でドーピングされたポリシリコン420が適用される。絶縁膜(120、220、420)及び導電体(130、230、430)は、必要に応じて、エッチバック(etchback)工程またはCMP(Chemical Mechanical Polishing)工程によって形成する。
図18に示すように、入力端100の入力トレンチと2個の接地端200の接地トレンチとの間領域には、それぞれN型のセンシングコンタクト領域315を形成する。このため、別のマスク工程及びイオン注入工程を活用することができる。
次いで、基板上には層間絶縁膜20を形成し、層間絶縁膜20の内部にそれぞれのトレンチ領域またはコンタクト領域を電気的に接続するためのコンタクトプラグ(140、240、340、440)を形成する。このため、別のマスク工程を利用したエッチング工程及びエッチング工程を通じてエッチングされた内部領域にコンタクトプラグを形成する方法が適用される。ここでも、図11乃至図14で説明したように、ゲート構造を形成する以前または以後に深いトレンチ構造を形成する。
また図示していないが、基板内に高濃度の第2導電型の埋め込み層を形成するステップを含む。高濃度の第2導電型の埋め込み層は、低濃度N型のセンシング領域15以前に形成する。
このような本発明による垂直型ホールセンサーによると、磁気力を感知するためのコンタクト構造としてトレンチ構造を適用している。このような構造のトレンチ構造において、側面には絶縁膜を形成することで磁気力を感知するための垂直電流成分は最小化し、水平電流成分は最大化することができる。
これまで本発明についてその好ましい実施形態を中心として説明した。本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者は、本発明が本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形された形態に具現されることができることが理解できるであろう。従って、開示された実施形態は限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮すべきである。本発明の範囲は、前述した説明ではなく特許請求の範囲に表れており、それと同等の範囲内にある全ての相違点は、本発明に含まれたものと解釈されるべきである。
1 トレンチマスク
10 基板
12 (素子)分離膜
15 センシング領域
20 層間絶縁膜
100 入力端または電極
110、115 入力コンタクト領域
120、220、320、420 絶縁膜
124、125、225、225a、225b、325、425 (入力、接地)トレンチ
130、230、330、430 導電体
140、240、340、440 コンタクトプラグ
200、200−1、200−2 接地端または電極
210、215 接地コンタクト領域
300、300−1、300−2 センシング端
310、315 センシングコンタクト領域
400 分離接地リング
410 基板コンタクト領域

Claims (20)

  1. 第1導電型の基板と、
    前記基板の内部領域に形成され入力電源と電気的に接続する第1導電型の入力コンタクト領域を含む入力端と、
    前記入力端を基準として両側に一方向に一定間隔離隔して形成されたトレンチ、前記トレンチの側面に形成された絶縁膜、及び前記トレンチの下部領域に形成され接地電源と電気的に接続する第1導電型の接地コンタクト領域をそれぞれ含む第1接地端及び第2接地端と、
    前記基板の前記入力端及び第1接地端の間の領域並びに前記入力端及び第2接地端の間の領域に形成され発生するホール電圧を感知する第1導電型のセンシングコンタクト領域をそれぞれ含む第1センシング端及び第2センシング端と、
    を有することを特徴とする垂直型ホールセンサー。
  2. 前記入力端は、
    一定深さで形成されたトレンチと、
    前記トレンチの内部に形成された導電体とをさらに含み、
    前記入力コンタクト領域は、前記入力端のトレンチの下部領域に形成されることを特徴とする請求項1に記載の垂直型ホールセンサー。
  3. 前記入力端のトレンチの深さは、
    前記第1接地端及び第2接地端のトレンチの深さと同一であるか前記トレンチの深さより浅い深さで形成されることを特徴とする請求項2に記載の垂直型ホールセンサー。
  4. 前記第1センシング端及び第2センシング端は、それぞれ、
    一定深さで形成されたトレンチと、
    前記トレンチの側面に形成された絶縁膜とをさらに含み、
    前記第1センシング端及び第2センシング端のセンシングコンタクト領域は、それぞれ前記第1センシング端及び第2センシング端のトレンチの下部領域に形成されることを特徴とする請求項1に記載の垂直型ホールセンサー。
  5. 前記第1センシング端及び第2センシング端のトレンチの深さは、
    それぞれ前記第1接地端及び第2接地端のトレンチの深さと同一であるか前記トレンチの深さより浅い深さで形成されることを特徴とする請求項4に記載の垂直型ホールセンサー。
  6. 前記第1接地端及び第2接地端のトレンチは、リング状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の垂直型ホールセンサー。
  7. 前記第1接地端及び第2接地端の周辺領域を囲むように形成されたリング状の分離構造をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の垂直型ホールセンサー。
  8. 前記基板上に形成された層間絶縁膜と、
    前記入力コンタクト領域、接地コンタクト領域、センシングコンタクト領域とそれぞれ電気的に接続するコンタクトプラグとをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の垂直型ホールセンサー。
  9. 前記入力端と第1センシング端との間の領域及び前記入力端と第2センシング端との間の領域に形成される第1素子分離膜と、
    前記第1センシング端と第1接地端との間の領域及び第2センシング端と第2接地端との間の領域に形成される第2素子分離膜とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の垂直型ホールセンサー。
  10. 前記基板内に形成された第2導電型のウエルであるセンシング領域をさらに有し、
    前記入力コンタクト領域、接地コンタクト領域、及びセンシングコンタクト領域は、前記第2導電型のウエルであるセンシング領域に形成されることを特徴とする請求項1に記載の垂直型ホールセンサー。
  11. 前記基板内に高濃度の第2導電型の埋め込み層をさらに有し、
    前記入力コンタクト領域、接地コンタクト領域、及びセンシングコンタクト領域が前記高濃度の第2導電型の埋め込み層に形成されることを特徴とする請求項1に記載の垂直型ホールセンサー。
  12. 前記垂直型ホールセンサーは、
    線型構造、十字構造、または同心円構造(標的構造、Bull’s eye)のうちから選択されるいずれか一つの構造を有することを特徴とする請求項1に記載の垂直型ホールセンサー。
  13. 第1導電型の基板と、
    前記基板に形成され第1深さを有するトレンチ、前記トレンチ内部に形成された導電体、前記トレンチの側面に沿って形成された絶縁膜、及び前記トレンチの下部領域に形成されて入力電源と電気的に接続する第1導電型の入力コンタクト領域を含む入力端と、
    前記入力端を中心として互いに一定間隔離隔して形成され第2深さを有するトレンチ、前記第2深さを有するトレンチの側面に沿って形成された絶縁膜及び前記第2深さを有するトレンチの下部領域に形成されて接地電源と電気的に接続する第1導電型の接地コンタクト領域をそれぞれ含む第1接地端及び第2接地端と、
    前記基板に形成され第3深さを有するトレンチ、前記第3深さを有するトレンチの側面に沿って形成された絶縁膜及び前記第3深さを有するトレンチの下部領域に形成されてホール電圧を感知する第1導電型のセンシングコンタクト領域をそれぞれ含む第1センシング端及び第2センシング端と、
    を有することを特徴とする垂直型ホールセンサー。
  14. 前記第1深さ、第2深さ、及び第3深さは、同一の深さであることを特徴とする請求項13に記載の垂直型ホールセンサー。
  15. 前記第1深さは前記第2深さと同一であり、第3深さよりは深く形成されることを特徴とする請求項13に記載の垂直型ホールセンサー。
  16. 前記第3深さは前記第1深さより深く、前記第2深さよりは浅く形成されることを特徴とする請求項13に記載の垂直型ホールセンサー。
  17. 第1導電型の基板に第1深さの入力トレンチ、及び前記入力トレンチを中心として両側に一定間隔離隔して第2深さの接地トレンチを形成するステップと、
    前記入力トレンチ及び接地トレンチの下部に第1導電型のコンタクト領域を形成するステップと、
    前記入力トレンチ及び接地トレンチの側面に絶縁膜を形成するステップと、
    前記入力トレンチ及び接地トレンチ内に導電体を形成するステップと、
    前記入力トレンチと2個の接地トレンチとの間の領域である基板内部領域に第1導電型のセンシングコンタクト領域を形成するステップと、
    前記基板上に層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記層間絶縁膜に前記コンタクト領域又は前記センシングコンタクト領域のそれぞれと電気的に接続するコンタクトプラグを形成するステップと、
    を有することを特徴とする垂直型ホールセンサーの製造方法。
  18. 前記基板に高濃度の第2導電型の埋め込み層を形成するステップと、
    前記基板に低濃度の第2導電型のセンシング領域を形成するステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項17に記載の垂直型ホールセンサーの製造方法。
  19. 基板と、
    前記基板内に位置する入力電源と電気的に接続する入力コンタクト領域を含む入力端と、
    前記入力端を中心として互いに一定間隔離隔して形成されるトレンチ、前記トレンチの側壁に沿って形成された絶縁膜、及び前記トレンチの下部に形成されて接地電源と電気的に接続する接地コンタクト領域をそれぞれ含む第1接地端及び第2接地端と、
    前記入力端及び第1出力端の間に位置する第1センシング端と、
    前記入力端及び第2出力端の間に位置する第2センシング端と、
    を有し、
    前記第1センシング端及び第2センシング端は、それぞれホール電圧を感知するセンシングコンタクト領域を含むことを特徴とする垂直型ホールセンサー。
  20. 前記基板、入力コンタクト領域、接地コンタクト領域、及びセンシングコンタクト領域は、全て第1導電型であることを特徴とする請求項19に記載の垂直型ホールセンサー。
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