JP2016024274A - 画像形成装置および画像形成ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃部材およびこの清掃部材を保持する保持部材を有した装置の組み立て工程の簡略化と、保持部材からの清掃部材の脱落の防止の両立を図る。【解決手段】(A)に示すように、まず、第2開口19Fを通じて、第2収容溝19Dの内部に清掃部材18を設置する。次いで、(B)に示すように、第1収容溝19Cに帯電部材12を設置する。次いで、感光体ドラム11の設置が行われる。これにより、帯電部材12が押圧されて、保持部材19が図中下方へ退避する。これにより、第2開口19Fの対向箇所に、収容部材200の第1側壁201が位置し、第2開口19Fを通じての清掃部材18の脱落が防止される。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成ユニットに関する。
特許文献1には、帯電ロールのシャフトが回転自在に嵌め入れられている軸受け溝、クリーニングロールのシャフト端部が回転自在に挿入される軸受け孔を有した軸受け部材が開示されている。
特許文献2には、清掃ロールの回転軸をその内部で回転可能な状態で支持する凹部と、帯電ロールの回転軸をその内部で回転可能な状態で支持する凹部とを備えた支持部材が開示されている。
特開2011−28305号公報 特開2009−80304号公報
清掃部材の保持を行う保持部材に対してこの清掃部材を単に載せるだけなど、保持部材への清掃部材の設置が簡単に行えると、装置の組み立て工程を簡略化できる。その一方で、清掃部材の設置が簡単であると、清掃部材が拘束されにくくなり、保持部材からの清掃部材の脱落が生じやすくなることがある。
本発明の目的は、清掃部材およびこの清掃部材を保持する保持部材を有した装置の組み立て工程の簡略化と、保持部材からの清掃部材の脱落の防止の両立を図ることにある。
請求項1に記載の発明は、予め定められた設置箇所に設置される像保持体と、前記像保持体の帯電を行う帯電部材と、前記帯電部材の清掃を行う清掃部材と、前記帯電部材および前記清掃部材を保持する保持部材であって、当該清掃部材が設置される設置部を有し、前記像保持体側に向けて付勢され、前記予め定められた設置箇所への当該像保持体の設置に伴い退避する保持部材と、退避した前記保持部材が有する前記設置部の対向箇所に配置され、当該設置部からの前記清掃部材の脱落を防止する脱落防止部と、を備える画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記保持部材に設けられた前記設置部には、当該設置部の内部と外部とを通じさせ当該設置部に前記清掃部材が設置される際に当該清掃部材が通る開口が形成され、前記保持部材の前記退避が行われた際、前記脱落防止部は、前記開口の対向箇所に位置し、当該開口を通じての前記清掃部材の脱落を防止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記予め定められた設置箇所に前記像保持体が設置される前、前記保持部材に設けられた前記設置部は、前記脱落防止部に対向する箇所とは異なる箇所に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記保持部材を収容する収容部材を更に備え、前記脱落防止部は、前記収容部材の一部によって構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記清掃部材は、回転可能に設けられ、軸方向における端部に、一端部および他端部を有し、前記保持部材の前記退避が行われた際、前記脱落防止部は、前記清掃部材の前記一端部および前記他端部の対向箇所に位置し、当該一端部および当該他端部の移動を規制して、当該清掃部材の脱落を防止することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記保持部材は、前記帯電部材が設置される帯電部材設置部を更に有し、さらに、前記保持部材には、前記帯電部材設置部に前記帯電部材が設置される際に当該帯電部材が通過する帯電部材通過経路と、前記帯電部材通過経路とは別の経路により形成され、前記清掃部材が前記設置部に設置される際に当該清掃部材が通過する清掃部材通過経路とが形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、予め定められた設置箇所に設置される像保持体と、前記像保持体の帯電を行う帯電部材と、前記帯電部材の清掃を行う清掃部材と、前記帯電部材および前記清掃部材を保持する保持部材であって、当該清掃部材が設置される設置部を有し、前記像保持体側に向けて付勢され、前記予め定められた設置箇所への当該像保持体の設置に伴い退避する保持部材と、退避した前記保持部材が有する前記設置部の対向箇所に配置され、当該設置部からの前記清掃部材の脱落を防止する脱落防止部と、を備える画像形成ユニットである。
請求項1の発明によれば、清掃部材およびこの清掃部材を保持する保持部材を有した画像形成装置の組み立て工程の簡略化と、保持部材からの清掃部材の脱落の防止の両立を図ることができる。
請求項2の発明によれば、保持部材の設置部に設けられた開口を通じての清掃部材の脱落を防止できる。
請求項3の発明によれば、設置部への清掃部材の設置が、脱落防止部により行えなくなくなることを防止できる。
請求項4の発明によれば、収容部材とは別の部材を用いて脱落防止部を設ける場合に比べ、装置構成の簡易化が可能になる。
請求項5の発明によれば、清掃部材の軸方向における全域に亘って脱落防止部が設けられている場合に比べ、清掃部材の性能能力を高めることができる。
請求項6の発明によれば、帯電部材が通過する通過経路と清掃部材が通過する通過経路とが共通である場合に比べ、画像形成装置の小型化が可能になる。
請求項7の発明によれば、清掃部材およびこの清掃部材を保持する保持部材を有した画像形成ユニットの組み立て工程の簡略化と、保持部材からの清掃部材の脱落の防止の両立を図ることができる。
本実施の形態が適用された画像形成装置の概略構成を示した図である。 保持部材を説明する図である。 (A)、(B)は、画像形成装置の組み立て手順であって、帯電部材、清掃部材の設置時における組み立て手順を示した図である。 図3(B)における矢印IV方向から帯電部材、清掃部材等を眺めた場合の図である。 保持部材の比較例を示した図である。 保持部材の比較例を示した図である。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本実施の形態が適用された画像形成装置1の概略構成を示した図である。この画像形成装置1は、記録材の一例である用紙に対してトナー像を形成する画像形成部10、画像形成部10によって用紙上に形成されたトナー像を加熱・加圧定着する定着部20、および、画像形成部10に用紙を供給する用紙供給部30が設けられている。
画像形成部10には、像保持体の一例としての感光体ドラム11が設けられている。さらに、画像形成部10には、帯電部材12、露光装置13、現像装置14、転写装置15、クリーニング装置16、清掃部材18、および、保持部材19が設けられている。
感光体ドラム11は、その外周面に感光層を備えており、図中矢印方向(反時計回り方向)に回転駆動を行う。
帯電部材12は、感光体ドラム11に接触した帯電ロールにより構成され、回転する感光体ドラム11を予め定められた電位に帯電する。より具体的には、帯電部材12は、感光体ドラム11に対して電圧を印加し、感光体ドラム11を予め定められた電位に帯電する。
露光装置13は、帯電部材12によって予め定められた電位に帯電した感光体ドラム11を選択的に露光して静電潜像を形成する。
現像装置14は、感光体ドラム11上に形成された静電潜像をトナーで現像して感光体ドラム11上にトナー像を形成する。
転写装置15は、ロール状に形成されるとともに感光体ドラム11の軸方向に沿って配置されている。転写装置15は、バイアス電圧を転写部Tpに印加することにより、感光体ドラム11上のトナー像(感光体ドラム11により保持されているトナー像)を用紙に転写する。付言すると、転写装置15は、転写装置15と感光体ドラム11との間に電界を形成して、感光体ドラム11上のトナー像を用紙に転写する。
クリーニング装置16は、感光体ドラム11に接触配置された清掃用ブレードを備え、感光体ドラム11上に残留するトナー等を除去する。
清掃部材18は、帯電部材12に接触したロール状部材により構成され、帯電部材12の清掃を行う。
保持部材19は、帯電部材12および清掃部材18の保持を行う。なお、この保持部材19は、帯電部材12、清掃部材18の軸方向における一端部、他端部のそれぞれに対応するように、2つ設けられている。付言すると、図1における紙面の手前側、および、図1における紙面の奥側のそれぞれに、保持部材19が設けられている。
さらに、図1では図示を省略しているが、保持部材19の収容を行う収容部材(収容容器)200(図3参照)が設けられている。
用紙供給部30には、用紙収容部41、引き込みロール43、捌き機構44が設けられている。用紙収容部41は、上部が開口する直方体状の形状を有しておりその内部に用紙を収容する。引き込みロール43は、用紙収容部41に収容される用紙束のうち最上位の用紙に接触し、この最上位の用紙を捌き機構44側に向けて送り出す。捌き機構44は、例えば回転可能に配設されるフィードロールと回転が制限されたリタードロールとによって構成され、引き込みロール43にて送り出された用紙を一枚ずつに捌く。そして、捌かれた一枚の用紙を搬送ロール45に向けて送り出す。
搬送ロール45は、一対のロール状部材から構成され、捌き機構44から送られてくる用紙を一旦停止させた後、予め定められたタイミングを持って再送する。搬送ロール45の下流側には、用紙経路811が設けられている。そして、この用紙経路811には、プレレジロール851およびレジストレーションロール(レジロール)852が取り付けられている。
プレレジロール851は、搬送ロール45により搬送されてきた用紙をさらに下流側に向けて搬送するとともに、レジロール852と協同してループ形成を行う。また、レジロール852は、一旦停止することにより用紙の搬送を一時的に止め、タイミングを合わせて回転を再開することにより、転写部Tpに対してレジストレーション調整を施しながら用紙を供給する。
また、画像形成装置1には、不図示のPCやスキャナ装置等からの画像データを受信する受信部400が設けられている。さらに、画像形成部10、定着部20、および用紙供給部30の動作全般を制御する制御部500が設けられている。
また、受信部400にて受信された画像データに画像処理を施した後に露光装置13に画像データを出力する画像処理部600が設けられている。さらに、ユーザからの指示を受け付けるとともに、ユーザに対してメッセージ等を表示するユーザインタフェース(UI)700が設けられている。
なお、制御部500は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、およびHDD(Hard Disk Drive)(何れも不図示)により構成されている。CPUでは、ROMやHDDに格納されている処理プログラムが実行される。ROMには、処理プログラム、各種テーブル、パラメータ等が記憶されている。RAMは、CPUによる各種プログラムの実行時におけるワークエリア等として用いられる。
図2は、保持部材19を説明する図である。付言すると、図2は、2つ設けられた保持部材19のうちの一方の保持部材19を示した図である。なお、他方の保持部材19は、この一方の保持部材19と同様の形状で形成されている。さらに説明すると、本実施形態では、左右対称形で形成されている点を除き、一方の保持部材19と他方の保持部材19とは同じ形状で形成されている。ここでは、一方の保持部材19について説明する。
図2に示すように、保持部材19には、図中奥側に位置する板状の基部19A、この基部19Aの一方の側面(図中手前側の側面)から突出した突出部19Bが設けられている。突出部19Bは、右側面191、左側面192、上面193、下面194を有している。
また、保持部材19には、保持部材19の上面193から保持部材19の内部側に向かう第1収容溝19C、保持部材19の左側面192から保持部材19の内部側に向かう第2収容溝19Dが設けられている。
また、保持部材19の上面193には、第1収容溝19Cの内部と外部とを通じさせる第1開口19Eが形成されている。詳細は後述するが、本実施形態では、第1収容溝19Cの内部に、帯電部材12が設置される。この設置の際に、帯電部材12が、この第1開口19Eを通過する。
さらに、保持部材19の左側面192には、第2収容溝19Dの内部と外部とを通じさせる第2開口19Fが形成されている。第2収容溝19Dの内部には、清掃部材18が設置されるが(詳細は後述)、この設置の際、清掃部材18が第2開口19Fを通過する。
図3(A)、(B)は、画像形成装置1の組み立て手順であって、帯電部材12、清掃部材18の設置時における組み立て手順を示した図である。
帯電部材12、清掃部材18の設置時には、同図(A)に示すように、まず、保持部材19に設けられた第2収容溝19Dの内部に、清掃部材18を設置する。
本実施形態では、第2収容溝19Dの内部が、清掃部材18が設置される設置部となっており、本実施形態では、まず、この設置部に、清掃部材18を設置する。さらに説明すると、第2開口19F(図2も参照)を通じて、第2収容溝19Dの内部に、清掃部材18を設置する。
なお、上記では説明を省略したが、本実施形態では、図3(A)に示すように、保持部材19を収容する収容部材(収容容器)200が設けられている。ここで、この収容部材200には、第1側壁201、第2側壁202、底部203が設けられている。
第1側壁201は、保持部材19の左側面192にその一部が対向するように配置されている。第2側壁202は、保持部材19の右側面191に対向するように配置されている。底部203は、保持部材19の下面194に対向するように配置されている。また、本実施形態では、第1側壁201の高さ寸法の方が、第2側壁202の高さ寸法よりも小さくなっている。
さらに、保持部材19の下面194と、収容部材200の底部203との間には、保持部材19を図中上方へ付勢する(感光体ドラム11が設置される側へ付勢する)コイルスプリング210が設けられている。
ここで、本実施形態では、保持部材19への清掃部材18の設置が行われる際、コイルスプリング210によって、保持部材19が上方へ変位しており、これにより、保持部材19の第2開口19Fが露出した状態となっている。そして、本実施形態では、まず、露出したこの第2開口19Fを通じて、第2収容溝19Dの内部に、清掃部材18を設置する。
その後、本実施形態では、同図(B)に示すように、保持部材19の第1収容溝19Cへ、帯電部材12を設置する。付言すると、本実施形態では、第1収容溝19Cの内部が、帯電部材12が設置される帯電部材設置部として機能しており、この帯電部材設置部に対して、帯電部材12が設置される。
なお、上記では説明を省略したが、帯電部材12、清掃部材18は、図3(B)に示すように、例えば、シャフト31と、スポンジやゴムなどの弾性体32とにより構成されている。
次いで、同図(B)に示すように、感光体ドラム11の設置が行われる。より具体的には、本実施形態では、帯電部材12よりも図中上方に位置する、予め定められた設置箇所に、感光体ドラム11が設置される。そして、感光体ドラム11が設置されると、帯電部材12が図中上方から押圧され、これに伴い、保持部材19が図中下方へ移動する。付言すると、感光体ドラム11の設置箇所から離れる方向に、保持部材19が退避する。
そして、保持部材19が退避すると、図3(B)に示すように、保持部材19に設けられた第2開口19Fの対向箇所に、収容部材200の第1側壁201が位置するようになる。これにより、本実施形態では、第2開口19Fを通じての清掃部材18の脱落が防止される。付言すると、第2開口19Fを通じて、清掃部材18が保持部材19から脱落しようとしても、清掃部材18が、脱落防止部として機能する第1側壁201に突き当たるようになり、これ以上の清掃部材18の移動が規制される。
なお、本実施形態では、このように、保持部材19が退避すると、第2開口19Fの対向箇所に、収容部材200の第1側壁201が位置するが、保持部材19が退避する前においては、図3(A)に示すように、第2開口19Fが、第1側壁201に対向する箇所とは異なる箇所(第1側壁201よりも図中上方に位置する箇所)に配置される。これにより、本実施形態では、保持部材19が退避する前は、第1側壁201に邪魔されずに、第2収容溝19D内への清掃部材18の設置を行える。
図4は、図3(B)における矢印IV方向から帯電部材12、清掃部材18等を眺めた場合の図である。なお、図4では、感光体ドラム11の図示を省略している。
本実施形態では、上記のとおり、保持部材19からの清掃部材18の脱落を、第1側壁201を用いて行うが、この第1側壁201は、清掃部材18の長手方向における全域に対向するように形成してもよいし、図4に示すように、清掃部材18の一部(清掃部材18の一端部および他端部)に対向するように形成してもよい。
なお、清掃部材18の一端部および他端部のそれぞれには、清掃部材18を回転可能な状態で支持するベアリングが設けられており、本実施形態では、この2つのベアリングのそれぞれに対向するように、第1側壁201を設けている。さらに説明すると、本実施形態では、2つ設けられた保持部材19のそれぞれが有する上記第2開口19Fに対向するように、第1側壁201を設けている。
なお、清掃部材18の長手方向における全域に対向するように第1側壁201を形成せず、上記のように、清掃部材18の一端部および他端部に対向するように、第1側壁201を形成した場合には、図4に示すように、弾性体32と第1側壁201との干渉が避けられるようになり、レイアウトの自由度を高められる。また、弾性体32と干渉しない位置に第1側壁201が位置する場合(弾性体32の対向位置に第1側壁201が設けられていない場合)は、弾性体32の外径を大きくでき、外径が小さい場合に比べ、清掃能力の向上が期待できる。
なお、第1側壁201のように、清掃部材18の脱落を防止する機能部は、収容部材200とは別部材で構成してもよい。また、脱落を防止するこの機能部は、収容部材200と一体で形成してもよい。付言すると、収容部材200の一部によってこの機能部を形成してもよい。機能部と収容部材200とを一体で形成する場合(収容部材200の一部で機能部を形成する場合)には、別体で形成する場合に比べ、部品点数が削減され、製造コストの低減が図れる。
図5、図6は、保持部材19の比較例を示した図である。
図5に示す比較例では、保持部材19に、帯電部材12を収容する第1収容溝19Cと、清掃部材18が通される貫通孔19Gが形成されている。
この比較例では、組み立て時に、貫通孔19Gに対して清掃部材18を通す工程が必要となり、本実施形態の構成に比べ、組み立てに手間を要する。
付言すると、この比較例では、組み立て時に、清掃部材18の軸方向に沿った、清掃部材18の移動や、保持部材19の移動が必要となり、手間を要する。さらに説明すると、この比較例では、帯電部材12を径方向に移動させる工程(図中上方から下方に帯電部材12を移動させる工程)と、清掃部材18の軸方向に沿って清掃部材18等を移動させる工程とが混在しており、手間を要する。
一方で、本実施形態の構成では、帯電部材12、清掃部材18の両者を、径方向に移動させて組み立てを行うため、図5にて示した比較例に比して、組み立てが容易になる。
次に、図6に示す比較例について説明する。
図6に示す比較例では、本実施形態と同様に、帯電部材12を収容する第1収容溝19Cと、清掃部材18を収容する第2収容溝19Dの2つの収容溝が形成されている。さらに、この比較例では、帯電部材12、清掃部材18の軸方向において、第1収容溝19Cの設置位置と、第2収容溝19Dの設置位置とがずれており、第1収容溝19Cの方が、第2収容溝19Dよりも、外側(帯電部材12の軸方向における中央部を基準とした場合に、この基準からより遠い側)に位置している。
図6にて示した比較例における組み立て手順を説明すると、まず、第2収容溝19Dに対して図中上方から清掃部材18を設置する。次に、第1収容溝19Cに対して、同じく図中上方から帯電部材12を設置する。その後、帯電部材12の図中上方に、感光体ドラム11を設置する。
この比較例では、帯電部材12、清掃部材18とも、図中上方から保持部材19への設置を行うため、図5にて示したような、軸方向への清掃部材18等の移動が不要となり、図5に示した構成に比べ、組み立てが簡単になる。また、この比較例では、清掃部材18の図中上方には帯電部材12が位置し、帯電部材12の図中上方には感光体ドラム11が位置するため、保持部材19に対して、清掃部材18、帯電部材12を単にセットするだけで、これらの部材の脱落を防止しえる。
その一方で、図6にて示す比較例では、その構成上、上方に位置する第1収容溝19Cを、下方に位置する第2収容溝19Dよりも外側に設ける必要が生じる。ところで、この場合、保持部材19が大型化し、これに伴い、装置全体の大型化を招く。
さらに説明すると、近年、軽量化や小型化の要請により、帯電部材12の全長が短くなりつつあり、清掃部材18との長さの差が無くなってきている。このような状況にあるにも関わらず、図6にて示す比較例では、帯電部材12を清掃部材18よりも長くする必要が生じ、軽量化や小型化が難しくなる。
次に、本実施形態の構成について説明すると、本実施形態では、帯電部材12、清掃部材18の各々を、径方向に移動させて、保持部材19への設置を行う。このため、図5にて示した比較例のような、軸方向への移動を伴わずに組み立てを行うことができ、図5にて示した比較例に比して、組み立て工程が簡略化される。
さらに、本実施形態の構成では、帯電部材12、清掃部材18の各々を、収容溝(第1収容溝19C、第2収容溝19D)に収容する際に用いる開口(第1開口19E、第2開口19F)が、別個独立にあり、これにより、図6のように保持部材19が大型化することが抑制される。
付言すると、本実施形態では、清掃部材18を保持部材19へ設置する際に清掃部材18が通過していく通過経路(清掃部材通過経路)と、帯電部材12を保持部材19へ設置する際に帯電部材12が通過していく通過経路(帯電部材通過経路)とが、別に形成されている。このため、帯電部材12を清掃部材18よりも長くする必要がなくなり、これにより、図6のような保持部材19ではなく、図2にて示したような、より小型の保持部材19を採用しうる。これにより、本実施形態の構成では、図6にて示した比較例に比して、装置全体の小型化を図れる。
その一方で、本実施形態のように、帯電部材12、清掃部材18の設置のための通過経路が別個独立にあり、帯電部材12、清掃部材18の設置のための開口が別個独立にあると、図6のような形で、清掃部材18の移動を規制することが難しくなる。具体的には、清掃部材18の移動を、帯電部材12で規制することが難しくなる。この結果、本実施形態の構成では、清掃部材18を保持部材19に単に設置しただけでは、清掃部材18が保持部材19から脱落することが起こり得る。
そこで、本実施形態では、上記のように、感光体ドラム11によって帯電部材12が押されて、保持部材19が退避すると、収容部材200の第1側壁201の対向位置に、第2開口19Fが位置するようにした。これにより、第2開口19Fが塞がれる形となり、第2開口19Fを通じての清掃部材18の脱落が防止される。
ここで、本実施形態の構成では、清掃部材18の脱落を防止するための特別な操作をユーザが行わないでも、清掃部材18の脱落を防げるようになる。付言すると、本実施形態では、清掃部材18の設置、帯電部材12の設置、感光体ドラム11の設置を行うだけで、自然と、清掃部材18の脱落を防げるようになる。
さらに説明すると、本実施形態では、特別な組み立て工程を必要とせずに、清掃部材18の脱落が防止されるようになる。付言すると、図6にて示した比較例でも、特別な組み立て工程を必要とせずに清掃部材18の脱落が防止されるようになるが、この比較例では装置の大型化を招いてしまう。本実施形態では、特別な組み立て工程を必要とせずに清掃部材18の脱落が防止され、さらに、装置の大型化も抑制される。
(その他)
画像形成装置1の装置構成によっては、感光体ドラム11、および、この感光体ドラム11の周囲に位置する部材がまとめられてユニット化され、画像形成ユニットとされることがあるが、この画像形成ユニットに、帯電部材12、清掃部材18、保持部材19、および、収容部材200を含めるようにしてもよい。
より具体的に説明すると、装置構成によっては、図1における符号1Aで囲む部分が、画像形成ユニットとしてユニット化されることがあり、画像形成装置1の本体側に対して、この画像形成ユニットが着脱される形態がありうる。
このような形態では、この画像形成ユニットに、上記にて説明した、帯電部材12、清掃部材18、保持部材19、および、収容部材200を含めるようにしてもよい。ここで、感光体ドラム11の摩耗等によって新たな画像形成ユニットへの交換が行われるときがあるが、この交換時には、帯電部材12、清掃部材18、保持部材19、および、収容部材200も併せて交換される。
1…画像形成装置、11…感光体ドラム、12…帯電部材、18…清掃部材、19…保持部材、19C…第1収容溝、19D…第2収容溝、19F…第2開口、200…収容部材、201…第1側壁

Claims (7)

  1. 予め定められた設置箇所に設置される像保持体と、
    前記像保持体の帯電を行う帯電部材と、
    前記帯電部材の清掃を行う清掃部材と、
    前記帯電部材および前記清掃部材を保持する保持部材であって、当該清掃部材が設置される設置部を有し、前記像保持体側に向けて付勢され、前記予め定められた設置箇所への当該像保持体の設置に伴い退避する保持部材と、
    退避した前記保持部材が有する前記設置部の対向箇所に配置され、当該設置部からの前記清掃部材の脱落を防止する脱落防止部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記保持部材に設けられた前記設置部には、当該設置部の内部と外部とを通じさせ当該設置部に前記清掃部材が設置される際に当該清掃部材が通る開口が形成され、
    前記保持部材の前記退避が行われた際、前記脱落防止部は、前記開口の対向箇所に位置し、当該開口を通じての前記清掃部材の脱落を防止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記予め定められた設置箇所に前記像保持体が設置される前、前記保持部材に設けられた前記設置部は、前記脱落防止部に対向する箇所とは異なる箇所に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記保持部材を収容する収容部材を更に備え、
    前記脱落防止部は、前記収容部材の一部によって構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記清掃部材は、回転可能に設けられ、軸方向における端部に、一端部および他端部を有し、
    前記保持部材の前記退避が行われた際、前記脱落防止部は、前記清掃部材の前記一端部および前記他端部の対向箇所に位置し、当該一端部および当該他端部の移動を規制して、当該清掃部材の脱落を防止することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記保持部材は、前記帯電部材が設置される帯電部材設置部を更に有し、
    さらに、前記保持部材には、
    前記帯電部材設置部に前記帯電部材が設置される際に当該帯電部材が通過する帯電部材通過経路と、
    前記帯電部材通過経路とは別の経路により形成され、前記清掃部材が前記設置部に設置される際に当該清掃部材が通過する清掃部材通過経路とが形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 予め定められた設置箇所に設置される像保持体と、
    前記像保持体の帯電を行う帯電部材と、
    前記帯電部材の清掃を行う清掃部材と、
    前記帯電部材および前記清掃部材を保持する保持部材であって、当該清掃部材が設置される設置部を有し、前記像保持体側に向けて付勢され、前記予め定められた設置箇所への当該像保持体の設置に伴い退避する保持部材と、
    退避した前記保持部材が有する前記設置部の対向箇所に配置され、当該設置部からの前記清掃部材の脱落を防止する脱落防止部と、
    を備える画像形成ユニット。
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