JP2016022800A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライ性能及びウェット性能を維持しつつ雪上性能を向上させた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部2に、主溝3と陸部5とを含む空気入りタイヤ1である。主溝3は、タイヤ赤道C側の内側溝壁12と、内側溝壁12よりもタイヤ半径方向に対する傾斜角度が大きいトレッド端Te側の外側溝壁13とを含む。陸部5は、主溝3のタイヤ赤道C側に隣接する内側陸部15を含む。内側陸部15には、主溝3に連通するサイプ19が設けられている。サイプ19は、主溝3側の端部で底面24が***した浅底部分25を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドライ性能及びウェット性能を維持しつつ、雪上性能を向上させた空気入りタイヤに関する。
例えば、下記特許文献1は、雪上性能を向上させるために、主溝の溝壁の形状を改善した空気入りタイヤを提案している。具体的には、特許文献1の空気入りタイヤの主溝は、溝と直交する断面において、溝の端縁からのびる上壁面部と、タイヤ半径方向に対して上壁面部よりも小さい傾斜角度を有する下壁面部と含んでいる。しかも、前記下壁面部には、断面三角形状の凸部がタイヤ周方向に隔設されている。
このような主溝は、雪上走行時、前記凸部が溝内の雪を強く押し固め、大きな雪柱せん断力が得られる。
特開2009−090680号公報
しかしながら、特許文献1の主溝は、溝内に凸部が設けられているため、排水性が低い傾向があった。しかも、特許文献1の主溝は、トレッド面での開口幅が大きいため、タイヤのランド比を低下させ、ひいてはドライ路面での操縦安定性を低下させる傾向があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、トレッド部に設けられた主溝の断面形状等を改善することを基本として、ドライ性能及びウェット性能を維持しつつ、雪上性能を向上させた空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部に、タイヤ赤道とトレッド端との間に設けられかつタイヤ周方向に連続してのびる主溝と、前記主溝で区分された陸部とを含む空気入りタイヤであって、前記主溝は、タイヤ回転軸を含む子午線断面において、タイヤ赤道側の内側溝壁と、前記内側溝壁よりも傾斜角度が大きいトレッド端側の外側溝壁とを含み、前記陸部は、前記主溝のタイヤ赤道側に隣接する内側陸部を含み、前記内側陸部には、前記主溝に連通するサイプが設けられ、前記サイプは、前記主溝側の端部で底面が***した浅底部分を有していることを特徴としている。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記主溝は、最も前記トレッド端側に設けられた一対のショルダー主溝であり、前記内側陸部は、前記ショルダー主溝のタイヤ軸方向内側に設けられたミドル陸部であるのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記ミドル陸部は、前記ショルダー主溝と、前記ショルダー主溝のタイヤ赤道側でタイヤ周方向に連続してのびるセンター主溝との間で区分され、前記ミドル陸部には、タイヤ軸方向の内端が前記ミドル陸部内で終端する終端部を有する第1ミドルサイプと、前記ショルダー主溝と前記センター主溝との間を連通する第2ミドルサイプとが設けられ、前記第1ミドルサイプ及び前記第2ミドルサイプは、前記浅底部分を有しているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記第1ミドルサイプ及び前記第2ミドルサイプは、前記ショルダー主溝側の端部で底面が***した第1浅底部分と、第1浅底部分よりもタイヤ赤道側で底面が***した第2浅底部分とを有し、前記第1ミドルサイプの前記第2浅底部分は、前記第1浅底部分と前記終端部との間に設けられ、前記第2ミドルサイプの前記第2浅底部分は、前記センター主溝側の端部に設けられているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記陸部は、前記ショルダー主溝のタイヤ軸方向外側のショルダー陸部を含み、前記ショルダー陸部には、タイヤ軸方向にのびる複数のショルダー横溝と、タイヤ周方向で互いに隣り合う前記各ショルダー横溝の間を連通するショルダー縦サイプとが設けられ、前記ショルダー縦サイプは、タイヤ周方向の端部で底面が***した浅底部分を有しているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記ショルダー縦サイプは、タイヤ周方向の両側の端部で底面が***した一対の第1浅底部分と、前記一対の第1浅底部分の間で底面が***した第2浅底部分とを有するのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記ショルダー横溝は、トレッド端からタイヤ軸方向内側にのび、かつ、前記ショルダー陸部内で終端する終端部を有し、前記ショルダー縦サイプは、前記ショルダー横溝の前記終端部に連通しているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド部に、タイヤ赤道とトレッド端との間に設けられかつタイヤ周方向に連続してのびる主溝と、主溝で区分された陸部とを含んでいる。主溝は、タイヤ回転軸を含む子午線断面において、タイヤ赤道側の内側溝壁と、前記内側溝壁よりも傾斜角度が大きいトレッド端側の外側溝壁とを含んでいる。このようなショルダー主溝は、雪上走行時、外側溝壁側から溝内に多くの雪を取り入れ、かつ、取り入れた雪を内側溝壁で強く押し固める。このため、主溝内で固い雪柱が形成され、ひいては雪上性能が高められる。
陸部は、主溝のタイヤ赤道側に隣接する内側陸部を含んでいる。内側陸部には、主溝に連通するサイプが設けられている。このようなサイプは、内側陸部の接地時の圧縮応力を緩和し、偏摩耗を抑制する。しかも、このようなサイプのエッジは、路面を引っ掻き、ウェット路面や氷路面での摩擦力を高める。
サイプは、主溝側の端部で底面が***した浅底部分を有している。このような浅底部分は、内側陸部の剛性を維持し、ドライ路面での操縦安定性を維持する。しかも、このような浅底部分は、接地時の内側陸部の内側溝壁側の変形をも抑制するため、雪上走行時、溝内の雪が、さらに強く押し固められ、より強固な雪柱形成に役立つ。
以上のように、本発明の空気入りタイヤは、ドライ性能及びウェット性能を維持しつつ、雪上性能を向上させることができる。
本発明の一実施形態の空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のミドル陸部の拡大図である。 図3の第1ミドルサイプのB−B線断面図である。 図3の第2ミドルサイプのC−C線断面図である。 図1のショルダー陸部の拡大図である。 図6のショルダー横溝のD−D線断面図である。 図6のショルダー縦サイプのE−E線断面図である。 図1のセンター陸部の拡大図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1のトレッド部2の展開図である。本実施形態の空気入りタイヤ1は、例えば、乗用車用タイヤとして好適に使用される。
図1に示されるように、トレッド部2には、タイヤ赤道Cとトレッド端Teとの間に設けられかつタイヤ周方向に連続してのびる主溝3と、主溝3で区分された陸部5とが設けられている。本実施形態のトレッド部2は、例えば、タイヤ赤道C上の点を中心とした実質的に点対称のトレッドパターンを有している。
「トレッド端Te」は、正規リム(図示せず)にリム組みされかつ正規内圧が充填され、しかも無負荷である正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面に接地したときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば"INFLATION PRESSURE" である。
「正規荷重」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば"LOAD CAPACITY" である。
主溝3は、例えば、一対のショルダー主溝7、7と、一対のセンター主溝8、8とを含んでいる。各ショルダー主溝7は、例えば、最もトレッド端Te側に設けられている。センター主溝8は、例えば、一対のショルダー主溝7、7の間、かつ、タイヤ赤道Cの両側に各1本設けられている。
ショルダー主溝7及びセンター主溝8は、例えば、直線状にのびている。ショルダー主溝7及びセンター主溝8は、このような態様に限定されるものではなく、ジグザグ状又は波状にのびるものでも良い。
ショルダー主溝7の溝幅W1及びセンター主溝8の溝幅W2は、例えば、トレッド接地幅TWの5.0〜8.0%である。トレッド接地幅TWは、前記正規状態におけるタイヤ1のトレッド端Te、Te間のタイヤ軸方向の距離である。上述のようなショルダー主溝7及びセンター主溝8は、ドライ路面の操縦安定性を維持しつつ、優れた雪上性能を発揮する。好ましい態様では、センター主溝8の溝幅W2は、ショルダー主溝7の溝幅W1よりも大きく形成される。このようなセンター主溝8は、ウェット性能及び雪上性能を効果的に高める。
ドライ路面での操縦安定性とウェット性能とをバランス良く高めるために、ショルダー主溝7及びセンター主溝8の各溝幅の総和(W1+W2)×2は、好ましくはトレッド接地幅TWの0.2倍以上、より好ましくは0.22倍以上であり、好ましくは0.3倍以下、より好ましくは0.28倍以下である。
図2には、図1のショルダー主溝7及びセンター主溝8のA−A線断面図が示されている。図2に示されるように、ショルダー主溝7は、タイヤ赤道C側の内側溝壁12と、内側溝壁12よりも傾斜角度が大きいトレッド端Te側の外側溝壁13とを含んでいる。溝壁の傾斜角度は、その溝縁を通る踏面に立てたトレッド法線14に対する角度である。このようなショルダー主溝7は、雪上走行時、外側溝壁13側から溝内に多くの雪を取り入れ、かつ、取り入れた雪を内側溝壁12で強く押し固める。このため、ショルダー主溝7内で固い雪柱が形成され、ひいては雪上性能が高められる。
好ましい実施形態では、内側溝壁12の傾斜角度θ1は、例えば、10〜14°である。同様に、外側溝壁13の傾斜角度θ2は、例えば、12〜18°である。
外側溝壁13の傾斜角度θ2と内側溝壁12の傾斜角度θ1との角度差θ2−θ1は、好ましくは4°以上、より好ましくは5°以上であり、好ましくは8°以下、より好ましくは7°以下である。前記角度差θ2−θ1が4°より小さい場合、上述した効果が小さくなるおそれがある。前記角度差θ2−θ1が8°より大きい場合、ショルダー主溝7の溝容積が大きくなり過ぎ、ドライ路面での操縦安定性が低下するおそれがある。
本実施形態のセンター主溝8は、両側の溝壁10、10の傾斜角度θ3が、互いに同一である。好ましい実施形態では、センター主溝8の溝壁10の傾斜角度θ3は、例えば10〜14°である。このように、本実施形態では、上述した異なる傾斜角度を持つ外側溝壁13及び内側溝壁12の構成は、ショルダー主溝7にのみ採用されているが、センター主溝8に採用されても良い。
図3には、ショルダー主溝7のタイヤ赤道C側に隣接する内側陸部15の拡大図が示されている。本実施形態の内側陸部15は、ショルダー主溝7とセンター主溝8との間で区分されたミドル陸部16である。
ミドル陸部16には、ショルダー主溝7に連通するサイプ19が設けられている。本明細書において、「サイプ」とは、幅が1.5mm以下の切り込みを意味し、排水用の溝とは区別される。
サイプ19は、内側陸部15の接地時の圧縮応力を緩和し、内側陸部15での偏摩耗を抑制する。しかも、サイプ19のエッジは、路面を引っ掻き、ウェット路面や氷路面での摩擦力を高める。
サイプ19は、例えば、タイヤ軸方向の内端がミドル陸部16内で終端する内端20を有する第1ミドルサイプ21と、ショルダー主溝7とセンター主溝8との間を連通する第2ミドルサイプ22とを含んでいる。
第1ミドルサイプ21と第2ミドルサイプ22とは、例えば、タイヤ周方向に交互に設けられている。このような第1ミドルサイプ21及び第2ミドルサイプ22は、ミドル陸部16の剛性分布を均一に近付け、その偏摩耗を効果的に抑制する。
タイヤ周方向及びタイヤ軸方向の摩擦力をバランス良く高めるために、第1ミドルサイプ21及び第2ミドルサイプ22のタイヤ軸方向に対する角度θ6及びθ7は、好ましくは10°以上、より好ましくは15°以上であり、好ましくは30°以下、より好ましくは25°以下である。
図4には、図3の第1ミドルサイプ21の長さ方向に沿ったB−B線断面図が示され、図5には、図3の第2ミドルサイプ22の長さ方向に沿ったC−C線断面図が示されている。図4及び図5に示されるように、第1ミドルサイプ21及び第2ミドルサイプ22は、底面24が***した浅底部分25を有している。
浅底部分25は、少なくとも、ショルダー主溝7側の端部で底面24が***した第1浅底部分26を含んでいる。このような浅底部分25は、内側陸部15の剛性を維持し、ドライ路面での操縦安定性を維持する。しかも、このような浅底部分25は、接地時のミドル陸部16の内側溝壁12側の変形をも抑制するため、雪上走行時、溝内の雪が、さらに強く押し固められ、より強固な雪柱形成に役立つ。
第1浅底部分26は、例えば、内側陸部15の踏面15sに沿ってのびる頂部30と、頂部30に連なりかつ踏面15sに対して傾斜する傾斜部31とを有している。
サイプ19の踏面15sから頂部30までの深さd1は、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.3mm以上であり、好ましくは2.0mm以下、より好ましくは1.7mm以下である。このような第1浅底部分26は、内側溝壁12の剛性を維持しつつ、サイプのエッジ効果を高める。
同様の観点から、サイプの長さ方向に沿った頂部30の長さW4は、好ましくは2.0mm以上、より好ましくは2.3mm以上であり、好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.7mm以下である。
図4において、踏面15sに対して直角なサイプの深さ方向に対する傾斜部31の角度θ5は、好ましくは20°以上、より好ましくは25°以上であり、好ましくは40°以下、より好ましくは35°以下である。本実施形態の傾斜部31は、例えば、頂部30から略一定の角度でのびている。このような傾斜部31は、陸部の剛性の変化を緩やかにし、その偏摩耗を抑制する。
本実施形態の浅底部分25は、上述した第1浅底部分26よりもタイヤ赤道C側で底面24が***した第2浅底部分27a、27bを含んでいる。このような第2浅底部分27は、ミドル陸部16の剛性を均一にし、ドライ走行時の操縦安定性を高めつつ、陸部の偏摩耗を抑制する。
図4に示されるように、第1ミドルサイプ21に設けられた第2浅底部分27aは、第1浅底部分26とサイプ19の内端20との間に設けられている。第1ミドルサイプ21の第2浅底部分27aは、陸部の踏面15sに沿ってのびる頂部32と、頂部32の両側に連なる一対の傾斜部33、33とを有している。このような第2浅底部分27aは、接地時にサイプが過度に開くのを抑制し、優れたエッジ効果を発揮する。
踏面15sから第2浅底部分27aの頂部32のまでの深さd2は、例えば、第1浅底部分26の頂部30の深さd1よりも大きいのが望ましい。このような第2浅底部分27aは、サイプの吸水性を維持しつつ、サイプの開口を抑制するため、氷路面をしっかりと引っ掻くことができ、氷上性能が効果的に高められる。好ましい態様では、前記深さd2は、例えば、3.0〜4.5mmである。
同様の観点から、第2浅底部分27aの頂部32の長さW5は、第1浅底部分26の頂部30の長さW4よりも小さいのが望ましい。好ましい態様では、前記長さW5は、例えば、0.5〜1.5mmである。
第2浅底部分27aの傾斜部33は、例えば、踏面15sに対して傾斜してのびており、本実施形態では、タイヤ半径方向内側かつ頂部32側に凹んで湾曲している。このような傾斜部33は、サイプの位置でのミドル陸部16の剛性の変化を滑らかにする。
図5に示されるように、第2ミドルサイプ22に設けられた第2浅底部分27bは、センター主溝8側の端部に設けられている。このような第2ミドルサイプ22は、ミドル陸部16のタイヤ軸方向内側の剛性を効果的に維持し、ドライ走行時の操縦安定性を高める。
第2浅底部分27bは、例えば、第1浅底部分26と実質的に同じ形状を有している。これにより、サイプの両端部の開きが効果的に抑制され、ドライ走行時の操縦安定性が高められる。
図1に示されるように、陸部5は、さらに、ショルダー主溝7のタイヤ軸方向外側のショルダー陸部35と、一対のセンター主溝8、8の間のセンター陸部36とを含んでいる。
図6には、ショルダー陸部35の拡大図が示されている。図6に示されるように、ショルダー陸部35には、例えば、タイヤ軸方向にのびる複数のショルダー横溝38と、複数のショルダーサイプ39とが設けられている。
ショルダー横溝38は、例えば、トレッド端Teからタイヤ軸方向内側にのび、かつ、ショルダー陸部35内で終端する内端40を有している。
ショルダー横溝38は、例えば、タイヤ軸方向に対して0〜5°の角度でのびている。本実施形態のショルダー横溝38は、タイヤ軸方向に対する角度θ8がタイヤ軸方向内側に向かって漸増している。
図7には、図6のショルダー横溝38の長さ方向に沿ったD−D線断面図が示されている。図7に示されるように、ショルダー横溝38は、内端40に向かって溝深さが漸減する傾斜面41が形成された終端部42を有している。このような終端部42は、ショルダー陸部35の剛性を滑らかに変化させ、ひいては、偏摩耗を抑制する。
ショルダー横溝38の内端40を通りかつ踏面と直角なトレッド法線43に対する傾斜面41の角度θ9は、例えば、40〜50°である。このような傾斜面41は、ショルダー横溝38の溝容積を維持しつつ、ショルダー陸部35の偏摩耗を抑制することができる。
図6に示されるように、ショルダーサイプ39は、例えば、ショルダー横溝38とショルダー主溝7との間を連通するショルダー接続サイプ44と、タイヤ周方向で互いに隣り合う各ショルダー横溝38、38の間を連通するショルダー縦サイプ45と、各ショルダー横溝38、38の間でタイヤ軸方向にのびるショルダー横サイプ46とを含んでいる。
ショルダー接続サイプ44は、例えば、ショルダー横溝38のタイヤ軸方向の内端40に連通し、ショルダー横溝38の延長線に沿ってショルダー主溝7に連通している。このようなショルダー接続サイプ44は、ショルダー陸部35の内側の剛性を維持しつつ、優れたエッジ効果を発揮することができる。
図1に示されるように、ショルダー主溝7の両側の溝縁の摩耗を均一にするために、ショルダー接続サイプ44のタイヤ軸方向の内端44iと、第2ミドルサイプ22のタイヤ軸方向の外端22oとは、タイヤ周方向で互いに接近しているのが望ましい。具体的には、ショルダー接続サイプ44の前記内端44iと第2ミドルサイプ22の前記外端22oとのタイヤ周方向の距離L1は、好ましくはショルダー主溝7の溝幅W1の0.5倍以下、より好ましくは0.3倍以下である。
図6に示されるように、ショルダー縦サイプ45は、例えば、タイヤ周方向に沿って直線状にのびている。このようなショルダー縦サイプ45は、例えば、氷上走行時、タイヤ軸方向に対して大きな摩擦力を発揮し、耐横滑り性能を高める。
ショルダー縦サイプ45は、例えば、ショルダー横溝38の終端部42側に連通しているのが望ましい。これにより、ショルダー縦サイプ45の端部付近での偏摩耗が抑制される。
図8には、図6のショルダー縦サイプ45の長さ方向に沿ったE−E線断面図が示されている。図8に示されるように、ショルダー縦サイプ45は、底面が***した浅底部分50を有している。
浅底部分50は、例えば、タイヤ周方向の両側の端部に設けられた一対の第1浅底部分51、51と、その間に設けられた第2浅底部分52とを含んでいる。このような浅底部分50は、ショルダー陸部35の剛性、とりわけ、ショルダー縦サイプ45とショルダー主溝7との間の剛性を効果的に維持し、ドライ路面での操縦安定性を高める。
ショルダー縦サイプ45の第1浅底部分51は、例えば、上述した第1ミドルサイプ21(図4に示され、以下、同様である。)の第1浅底部分26と同様の形状及び寸法が採用され得る。同様に、ショルダー縦サイプ45の第2浅底部分52は、例えば、上述した第1ミドルサイプ21の第2浅底部分27aと同様の形状及び寸法が採用され得る。
特に好ましい態様として、ショルダー縦サイプ45の第1浅底部分51の深さd3は、ショルダー横溝38の傾斜面41のショルダー縦サイプ45が接続する位置での深さd4と等しいのが望ましい。このようなショルダー縦サイプ45は、偏摩耗をさらに抑制することができる。
図6に示されるように、ショルダー横サイプ46は、各ショルダー横溝38、38の間の各領域に、それぞれ、1又は2本ずつ設けられている。ショルダー横サイプ46は、例えば、ショルダー縦サイプ45のタイヤ軸方向外側に設けられ、ショルダー横溝38に沿ってのびている。
ショルダー横サイプ46は、例えば、両端がショルダー陸部35内で終端するフルクローズドサイプである。このようなショルダー横サイプ46は、ショルダー陸部35の剛性を維持しつつ、ウェット路面及び氷路面での摩擦力を高める。
図9には、センター陸部36の拡大図が示されている。図9に示されるように、センター陸部36は、例えば、タイヤ周方向に連続してのびるリブである。このようなセンター陸部36は、ドライ路面での操縦安定性を効果的に高める。
センター陸部36には、例えば、センター主溝8に連通しかつセンター陸部36内で終端するセンターサイプ55が複数設けられている。このようなセンターサイプ55は、センター陸部36の接地面の歪みを抑制し、その偏摩耗を抑制する。
センターサイプ55は、例えば、一方のセンター主溝からのびる第1センターサイプ56と、他方のセンター主溝8からのびる第2センターサイプ57とを含んでいる。本実施形態では、タイヤ軸方向で互いに隣り合う第1センターサイプ56と第2センターサイプ57とからなるセンターサイプ対58が、タイヤ周方向に隔設されている。
各センターサイプ55は、タイヤ赤道Cを跨ることなく終端しているのが望ましい。このようなセンターサイプ55は、センター陸部36の剛性を効果的に維持する。
センターサイプ55は、例えば、タイヤ軸方向に対して30〜50°の角度θ10で傾斜しているのが望ましい。このようなセンターサイプ55は、タイヤ周方向及びタイヤ軸方向に対してバランス良くエッジ効果を発揮する。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施されうる。
図1の基本パターンを有するサイズ215/55R16の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。比較例として、ショルダー主溝の内側溝壁と外側溝壁との傾斜角度が同一であり、かつ、ミドルサイプに浅底部分が設けられていないタイヤが試作された。各テストタイヤのドライ路面での操縦安定性、ウェット性能、及び、雪上性能がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
装着リム:16×6.5J
タイヤ内圧:前輪210kPa、後輪200kPa
<ドライ路面での操縦安定性>
下記テスト車両でドライ路面のテストコースを走行したときの操縦安定性が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例1を100とする評点であり、数値が大きい程、操縦安定性が優れていることを示す。
テスト車両:排気量2000cc、前輪駆動車
テストタイヤ装着位置:全輪
<ウェット性能>
上記テスト車両で、水深5mmかつ長さ20mの水たまりが設けられた半径100mのアスファルト路面を走行し、前輪の横加速度(横G)が計測された。結果は、速度50〜80km/hの平均横Gであり、比較例1の値を100とする指数で表されている。数値が大きい程ウェット性能が優れていることを示す。
<雪上性能>
上記テスト車両で雪路を走行したときの雪上性能が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例1を100とする評点であり、数値が大きい程、雪上性能が優れていることを示す。
テスト結果が表1に示される。
Figure 2016022800
Figure 2016022800
Figure 2016022800
テストの結果、実施例の空気入りタイヤは、ドライ性能及びウェット性能を維持しつつ、雪上性能を向上させていることが確認できた。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 主溝
5 陸部
12 内側溝壁
13 外側溝壁
15 内側陸部
19 サイプ
25 浅底部分

Claims (7)

  1. トレッド部に、タイヤ赤道とトレッド端との間に設けられかつタイヤ周方向に連続してのびる主溝と、前記主溝で区分された陸部とを含む空気入りタイヤであって、
    前記主溝は、タイヤ回転軸を含む子午線断面において、タイヤ赤道側の内側溝壁と、前記内側溝壁よりも傾斜角度が大きいトレッド端側の外側溝壁とを含み、
    前記陸部は、前記主溝のタイヤ赤道側に隣接する内側陸部を含み、
    前記内側陸部には、前記主溝に連通するサイプが設けられ、
    前記サイプは、前記主溝側の端部で底面が***した浅底部分を有していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記主溝は、最も前記トレッド端側に設けられた一対のショルダー主溝であり、
    前記内側陸部は、前記ショルダー主溝のタイヤ軸方向内側に設けられたミドル陸部である請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ミドル陸部は、前記ショルダー主溝と、前記ショルダー主溝のタイヤ赤道側でタイヤ周方向に連続してのびるセンター主溝との間で区分され、
    前記ミドル陸部には、タイヤ軸方向の内端が前記ミドル陸部内で終端する終端部を有する第1ミドルサイプと、前記ショルダー主溝と前記センター主溝との間を連通する第2ミドルサイプとが設けられ、
    前記第1ミドルサイプ及び前記第2ミドルサイプは、前記浅底部分を有している請求項2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第1ミドルサイプ及び前記第2ミドルサイプは、前記ショルダー主溝側の端部で底面が***した第1浅底部分と、第1浅底部分よりもタイヤ赤道側で底面が***した第2浅底部分とを有し、
    前記第1ミドルサイプの前記第2浅底部分は、前記第1浅底部分と前記終端部との間に設けられ、
    前記第2ミドルサイプの前記第2浅底部分は、前記センター主溝側の端部に設けられている請求項3記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記陸部は、前記ショルダー主溝のタイヤ軸方向外側のショルダー陸部を含み、
    前記ショルダー陸部には、タイヤ軸方向にのびる複数のショルダー横溝と、タイヤ周方向で互いに隣り合う前記各ショルダー横溝の間を連通するショルダー縦サイプとが設けられ、
    前記ショルダー縦サイプは、タイヤ周方向の端部で底面が***した浅底部分を有している請求項2乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記ショルダー縦サイプは、タイヤ周方向の両側の端部で底面が***した一対の第1浅底部分と、前記一対の第1浅底部分の間で底面が***した第2浅底部分とを有する請求項5記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記ショルダー横溝は、トレッド端からタイヤ軸方向内側にのび、かつ、前記ショルダー陸部内で終端する終端部を有し、
    前記ショルダー縦サイプは、前記ショルダー横溝の前記終端部に連通している請求項5又は6記載の空気入りタイヤ。
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