JP2016020973A - 撮像レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】F2.5以下の明るさと、広い画角に対応しながらも、諸収差が良好に補正された小型の撮像レンズを低コストで提供する。【解決手段】物体側から像側に向かって順に、開口絞りSTと、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正または負の屈折力を有する第3レンズL3と、正の屈折力を有する第4レンズL4と、負の屈折力を有する両面が非球面の第5レンズL5とから成り、以下の条件式を満足する。(1)TTL/2ih≦0.8、(2)1.60<Nd3<1.70、(3)4.0<|r9/r10|<14.0、ただし、TTL:光学全長、ih:最大像高、Nd3:第3レンズのd線における屈折率、r9:第5レンズの物体側の面の曲率半径、r10:第5レンズの像側の面の曲率半径。【選択図】図1

Description

本発明は、小型の撮像装置に使用されるCCDセンサやC-MOSセンサの固体撮像素子上に被写体の像を結像させる撮像レンズに関し、特に、小型化、薄型化が進むスマートフォンや携帯電話機およびPDA(Personal Digital Assistant)やゲーム機、PCなどの情報端末機器、更にはカメラ機能が付加された家電製品等に搭載される撮像装置に内蔵する撮像レンズに関するものである。
近年、多くの情報端末機器にカメラ機能が搭載されることが一般的になった。また、カメラ付きの家電製品も登場するようになり、例えばスマートフォンと家電製品とを通信させることで、外出先からでも製品に搭載したカメラを通して自宅の様子をタイムリーに見ることも可能になった。このような、情報端末機器や家電製品にカメラ機能を融合させ、消費者の利便性を高めた商品開発は今後も益々発展していくものと考えられる。また、搭載するカメラの性能は、高画素化に対応した高い解像力を備えることはもちろんのこと、小型で、低背であり、明るいレンズ系であることに加えて、広い画角に対応することも求められる。なかでも、携帯端末機器への搭載に対しては、機器の薄型化への移行に対して十分に適用可能なレベルに低背化され、且つ高い解像性能を備えた撮像レンズの要求が強い。
しかしながら、低背、広角、さらに明るい撮像レンズを得るには、画面周辺部における収差補正が困難であり、画面全体にわたって良好な結像性能を確保することには課題があった。
従来、小型で高解像力を備えた撮像レンズとして、例えば、以下の特許文献1のような撮像レンズが知られている。
特許文献1には、物体側から、物体側に凸状の第1レンズを含む第1レンズ群、結像側に凹状の第2レンズを含む第2レンズ群、物体側に凹状のメニスカス形状の第3レンズを含む第3レンズ群、物体側に凹状のメニスカス形状の第4レンズを含む第4レンズ群、及び物体側に変曲点を有する非球面が配されたメニスカス形状の第5レンズを含む第5レンズ群を備え、撮像レンズ系の大型化を抑制する態様にて撮像レンズ系に対して高解像力を備えさせることを目的とした撮像レンズが開示されている。
特開2011−085733号公報
上記特許文献1に記載の撮像レンズは、光学全長は6.0mm程度で、撮像素子の有効撮像面の対角線の長さとの比(以下、全長対角比という)は、0.9程度であり、比較的低背で良好に収差が補正されたレンズ系が実現できている。しかし、F値は2.8程度であり、十分に明るいレンズ系であるとはいえない。さらに、全画角は65°程度であり、広角化の要求には不十分である。この構成で、F2.5以下の明るさと、70°以上の広角に対応させるためには、やはり周辺部の収差補正に課題が残る。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、低背化の要求に十分対応しながら、F2.5以下の明るさと広い画角に対応し、且つ、諸収差が良好に補正された高い解像力を備える小型の撮像レンズを提供することを目的とする。
なお、ここでいう低背とは、全長対角比が1.0よりも十分に小さいレベルを指しており、広角とは全画角で70°以上の範囲を撮影可能なレベルを指している。また、全長対角比を表わす際の、撮像素子の有効撮像面の対角線の長さは、撮像レンズに入射した最大画角からの光線が撮像面に入射する位置の光軸から垂直な高さ、すなわち最大像高を半径とする有効撮像円の直径の大きさと同じものとして扱う。
また、本発明において、凸面、凹面とは、近軸(光軸近傍)におけるレンズ面の形状を意味するものとする。また、非球面に形成される変極点とは接平面が光軸と垂直に交わる非球面上の点を意味する。さらに、光学全長やバックフォーカスの値は、IRカットフィルタやカバーガラス等の光学素子を除去した際の、即ち、フィルタ等の厚さを空気換算したときの光軸上の距離として定義する。
本発明の撮像レンズは、固体撮像素子上に被写体の像を結像するF2.5以下の明るさを備えた撮像レンズであって、物体側から像側に向かって順に、開口絞りと、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、物体側と像側に凹面を向けた両凹形状で負の屈折力を有する第2レンズと、物体側に凸面を向けた正または負の屈折力を有する少なくとも1面が非球面の第3レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する両面が非球面の第4レンズと、像側に凹面を向けた負の屈折力を有する両面が非球面の第5レンズとから成り、前記第5レンズの像側の面の非球面は光軸上以外の位置に変極点を有しており、以下の条件式(1)、(2)、(3)を満足するよう構成されている。
(1)TTL/2ih≦0.8
(2)1.60<Nd3<1.70
(3)4.0<|r9/r10|<14.0
ただし、
TTL:光学全長
ih :最大像高
Nd3:第3レンズのd線における屈折率
r9 :第5レンズの物体側の面の曲率半径
r10:第5レンズの像側の面の曲率半径
上記構成の撮像レンズは、第1レンズに強い正の屈折力を与えることで低背化を図っている。両凹形状の第2レンズは、第1レンズで発生する球面収差、および色収差を補正する。物体側に凸面が形成された第3レンズによって、像面湾曲の良好な補正が可能になる。また、第3レンズは、最も弱い正または負の屈折力を有するレンズであり、少なくとも1面に形成された非球面によって、高次の球面収差、コマ収差を補正する。第4レンズは、正の屈折力によって低背化を維持しつつ、像側に凸面を向けたメニスカス形状とすることで、軸外からの光線を小さな屈折角で第5レンズに導くとともに、両面に形成された非球面によって、非点収差および像面湾曲を良好に補正する。さらに、第5レンズに負の屈折力を与えることで、テレフォト性を高め、低背化を実現させている。また、第5レンズの像側の面を、変極点を有する非球面にすることで、像面湾曲と歪曲収差の補正を行うとともに、主光線が撮像素子に入射する角度の適切な制御を可能にする。
また、開口絞りを第1レンズの物体側に配置することで、射出瞳位置を物体側に移動させ、像側のテレセントリック性を高められる構成にしている。従って、周辺部のシェーディング現象の抑制が可能になっている。
条件式(1)は全長対角比を規定するものである。条件式(1)の上限値を下回ることで、すなわち、光学全長を撮像素子の有効撮像面の対角線の長さの80%以下に抑えることで、近年の低背化の要求に十分応える撮像レンズを得ることが出来る。
条件式(2)は第3レンズのd線における屈折率を適切な範囲に規定するものである。第3レンズに条件式(2)の範囲の材料を使用することで、像面湾曲が良好に補正される。
条件式(3)は第5レンズの物体側の面の曲率半径と像側の面の曲率半径との関係を適切な範囲に規定するものであり、低背化の維持と良好な色収差補正を実現するための条件である。条件式(3)の上限値を上回ると、第5レンズの負の屈折力が弱くなり過ぎ、色収差補正が不十分になる。一方、条件式(3)の下限値を下回ると、第5レンズの負の屈折力が強くなり過ぎ、低背化を維持することが困難になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
(4)3.5<|r2/r1|
ただし、
r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径
r2:第1レンズの像側の面の曲率半径
条件式(4)は、第1レンズの物体側の面の曲率半径と像側の面の曲率半径との関係を適切な範囲に規定することで、低背化を図るとともに、ゴーストの発生を抑制するための条件である。条件式(4)の下限値を下回ると、第1レンズの物体側の面の屈折力が弱まることで低背化に不利になる。さらに、当該下限値を下回ると、像側の面への光線の入射角度が大きくなり、像側の面における反射が起きやすくなる。その反射光線は、物体側の面で再度像側に向かって反射するため、最終的に撮像面に到達すれば、ゴースト現象を誘発してしまうことになる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
(5)−1.5<f2/f<−0.5
ただし、
f :撮像レンズ全系の焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
条件式(5)は第2レンズの焦点距離と撮像レンズ全系の焦点距離との関係を適切な範囲に規定するものであり、低背化と色収差補正のための条件である。条件式(5)の上限値を上回ると、第2レンズの負の屈折力が強くなり過ぎ、色収差補正に対しては有効だが、低背化に不利になる。さらに、第2レンズの製造誤差感度が上昇するため好ましくない。一方、条件式(5)の下限値を下回ると、第2レンズの負の屈折力が弱くなり過ぎて、低背化には有利になるが色収差の補正が困難になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、以下の条件式(6)、(7)を満足することが望ましい。
(6)45<νd1<75
(7)20<νd2<35
ただし、
νd1:第1レンズのd線に対するアッベ数
νd2:第2レンズのd線に対するアッベ数
条件式(6)は第1レンズのd線に対するアッベ数を、条件式(7)は第2レンズのd線に対するアッベ数をそれぞれ規定するものである。第1レンズに低分散な材料を、第2レンズに高分散な材料を組み合わせることで良好な色収差補正が可能になる。また、これらの条件式は低コストのプラスチック材料の選択が可能であることも示すものであり、撮像レンズの低コスト化に寄与することが可能である。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、以下の条件式(8)を満足することが望ましい。
(8)0.5<f1/f4<1.8
ただし、
f1:第1レンズの焦点距離
f4:第4レンズの焦点距離
条件式(8)は第1レンズの焦点距離と第4レンズの焦点距離との関係を適切な範囲に規定するものであり、バックフォーカスを確保しつつ低背化と諸収差の補正をするための条件である。条件式(8)の上限値を上回ると、第1レンズの正の屈折力が相対的に弱くなり、第4レンズの正の屈折力が相対的に強くなるため、撮像レンズの像側の主点位置が像側に移動することになる。その場合、バックフォーカスは十分確保できるが、光学系全体の光軸方向の距離が長くなるため低背化が困難になる。一方、条件式(8)の下限値を下回ると、第1レンズと第4レンズの屈折力は上述した反対の関係となる。すなわち、第1レンズの正の屈折力が相対的に強くなり過ぎるため、第1レンズで発生する高次の球面収差やコマ収差の補正が困難になる。第1レンズと第4レンズの正の屈折力の関係を、条件式(8)の範囲にバランスさせることによって、適切なバックフォーカスを確保しながら低背化を図り、球面収差、およびコマ収差の発生を抑制することが可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、以下の条件式(9)を満足することが望ましい。
(9)−1.3<r3/r4<−0.7
ただし、
r3:第2レンズの物体側の面の曲率半径
r4:第2レンズの像側の面の曲率半径
条件式(9)は第2レンズの物体側の面の曲率半径と像側の面の曲率半径との関係を適切な範囲に規定することで、低背化を図りながら第2レンズの製造誤差感度の上昇を抑制するための条件である。条件式(9)の上限値を上回ると、第2レンズの物体側の面の曲率半径が相対的に小さくなるため、第2レンズの負の屈折力が強くなる。その場合、第2レンズの製造誤差感度が上昇するため、安定した生産を阻害する要因になる。一方、条件式(9)の下限値を下回ると、第2レンズの物体側の面の曲率半径が相対的に大きくなるため、第2レンズの負の屈折力が弱くなる。その場合、第1レンズで発生した球面収差および色収差の補正が困難になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、以下の条件式(10)を満足することが望ましい。
(10)1.5<r7/r8<3.0
ただし、
r7:第4レンズの物体側の面の曲率半径
r8:第4レンズの像側の面の曲率半径
条件式(10)は第4レンズの物体側の面の曲率半径と像側の面の曲率半径との関係を適切な範囲に規定することで、低背化と球面収差の補正をするための条件である。条件式(10)の上限値を上回るメニスカス形状になると、第4レンズの屈折力が強くなり過ぎ、球面収差の補正が困難になる。一方、条件式(10)の下限値を下回るメニスカス形状になると第4レンズの屈折力が弱くなり過ぎ、低背化が困難になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、以下の条件式(11)、(12)を満足することが望ましい。
(11)45<νd4<75
(12)45<νd5<75
ただし、
νd4:第4レンズのd線に対するアッベ数
νd5:第5レンズのd線に対するアッベ数
条件式(11)は第4レンズのd線に対するアッベ数を、条件式(12)は第5レンズのd線に対するアッベ数をそれぞれ規定するものである。第4レンズ、および第5レンズに低分散な材料を使用することで色収差の抑制が可能になる。また、これら条件式は低コストのプラスチック材料の選択が可能であることも示すものであり、撮像レンズの低コスト化に寄与する。
本発明により、低背化の要求に十分応え、F2.5以下の明るさと、広い画角に対応しながらも、諸収差が良好に補正された小型の撮像レンズを低コストで得ることが出来る。
実施例1の撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例1の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 実施例2の撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例2の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 実施例3の撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例3の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 実施例4の撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例4の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 実施例5の撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例5の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1、図3、図5、図7、および図9はそれぞれ、本実施形態の実施例1から5に係る撮像レンズの概略構成図を示している。いずれも基本的なレンズ構成は同様であるため、ここでは実施例1の概略構成図を参照しながら、本実施形態の撮像レンズ構成について説明する。
図1に示すように、本発明に係る実施形態の撮像レンズは、固体撮像素子上に被写体の像を結像するF2.5以下の明るさを備えた撮像レンズであって、物体側から像側に向かって順に、開口絞りSTと、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズL1と、物体側と像側に凹面を向けた両凹形状で負の屈折力を有する第2レンズL2と、物体側に凸面を向けた正または負の屈折力を有する少なくとも1面が非球面の第3レンズL3と、像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する両面が非球面の第4レンズL4と、像側に凹面を向けた負の屈折力を有する両面が非球面の第5レンズL5とから構成されており、第5レンズL5の像側の面の非球面には、光軸X上以外の位置に変極点が形成されている。また、第5レンズL5と像面IMとの間には、赤外線カットフィルタ等のフィルタIRが配置されて構成されている。なお、このフィルタIRは省略することも可能である。
第1レンズL1は、両凸形状に形成されており、強い正の屈折力を与えることで低背化を図っている。
第2レンズL2は、両凹形状に形成されており、第1レンズL1で発生する球面収差、および色収差を補正している。
第3レンズL3は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状に形成されており、撮像レンズの中で、最も弱い正または負の屈折力を有するレンズになっている。物体側に形成した凸面によって、像面湾曲を良好に補正するとともに、両面に形成した非球面によって、高次の球面収差、コマ収差を補正している。また、第3レンズL3については、レンズ周辺部の形状を両面ともに物体側に変化する非球面に形成することで、光線の角度を適切に制御し、周辺部における収差を良好に補正している。
第4レンズL4は、正の屈折力によって低背化を維持しつつ、像側に凸面を向けたメニスカス形状とすることで、軸外からの光線を小さな屈折角で第5レンズL5に導いている。また、両面に形成された非球面によって、非点収差および像面湾曲を良好に補正している。
第5レンズL5は、両凹形状に形成されており、最も像側に配置されたレンズに負の屈折力を与えることで、テレフォト性を高め、低背化を実現している。また、第5レンズL5の像側の面は変極点を有する非球面が形成されており、像面湾曲と歪曲収差の補正、および主光線が撮像素子に入射する角度の制御をしている。
開口絞りSTは第1レンズL1の物体側に配置されている。従って、射出瞳位置がより物体側に移動するため、像側のテレセントリック性が高まり、周辺部のシェーディング現象の抑制を可能にしている。
本実施の形態に係る撮像レンズは、全てのレンズにプラスチック材料を採用することで製造を容易にし、低コストでの大量生産を可能にしている。また、全てのレンズの両面に適切な非球面を形成しており、諸収差をより好適に補正している。
本実施形態における撮像レンズは、以下の条件式(1)から(12)を満足することにより、好ましい効果を奏するものである。
(1)TTL/2ih≦0.8
(2)1.60<Nd3<1.70
(3)4.0<|r9/r10|<14.0
(4)3.5<|r2/r1|
(5)−1.5<f2/f<−0.5
(6)45<νd1<75
(7)20<νd2<35
(8)0.5<f1/f4<1.8
(9)−1.3<r3/r4<−0.7
(10)1.5<r7/r8<3.0
(11)45<νd4<75
(12)45<νd5<75
ただし、
TTL:光学全長
ih:最大像高
Nd3:第3レンズL3のd線における屈折率
r1:第1レンズL1の物体側の面の曲率半径
r2:第1レンズL1の像側の面の曲率半径
r3:第2レンズL2の物体側の面の曲率半径
r4:第2レンズL2の像側の面の曲率半径
r7:第4レンズL4の物体側の面の曲率半径
r8:第4レンズL4の像側の面の曲率半径
r9:第5レンズL5の物体側の面の曲率半径
r10:第5レンズL5の像側の面の曲率半径
f:撮像レンズ全系の焦点距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
f2:第2レンズL2の焦点距離
f4:第4レンズL4の焦点距離
νd4:第4レンズL4のd線に対するアッベ数
νd5:第5レンズL5のd線に対するアッベ数
条件式(1)の上限値を下回ることで、すなわち、光学全長を撮像素子の有効撮像面の対角線の長さの80%以下に抑えることで、近年の低背化の要求に十分応えることが出来る。
第3レンズL3に条件式(2)の範囲の材料を使用することで、像面湾曲が良好に補正される。
条件式(3)を満足することにより、第5レンズL5の物体側の面の曲率半径と像側の面の曲率半径との関係が適切なものとなり、低背化の維持と良好な色収差補正を実現することが出来る。
条件式(4)を満足することにより、第1レンズL1の物体側の面の曲率半径と像側の面の曲率半径との関係が適切なものとなり、低背化を図るとともに、ゴーストの発生が抑制される。
条件式(5)を満足することにより、第2レンズL2の焦点距離と撮像レンズ全系の焦点距離との関係が適切なものとなり、低背化と色収差補正が図れる。
条件式(6)、および条件式(7)を満足することにより、第1レンズL1が低分散な材料、第2レンズL2が高分散な材料となるため、良好な色収差補正が可能になる。また、これら条件式の範囲は低コストのプラスチック材料の選択が可能であり、撮像レンズの低コスト化に寄与する。
条件式(8)を満足することにより、第1レンズL1の焦点距離と第4レンズL4の焦点距離との関係が適切なものとなり、バックフォーカスを確保しつつ低背化と諸収差の補正が可能になる。
条件式(9)を満足することにより、第2レンズL2の物体側の面の曲率半径と像側の面の曲率半径との関係が適切なものとなり、低背化を図りながら第2レンズL2の製造誤差感度の上昇を抑制することが出来る。
条件式(10)を満足することにより、第4レンズL4の物体側の面の曲率半径と像側の面の曲率半径との関係が適切なものとなり、低背化の維持と球面収差が補正できる。
条件式(11)、および条件式(12)を満足することにより、第4レンズL4、および第5レンズL5が低分散な材料になるため色収差が抑制される。また、これら条件式の範囲は低コストのプラスチック材料の選択が可能であり、撮像レンズの低コスト化に寄与する。
また、本実施形態における撮像レンズは、以下の条件式(1a)から(12a)を満足することにより、より好ましい効果を奏するものである。
(1a)TTL/2ih≦0.78
(2a)1.60<Nd3<1.66
(3a)4.5<|r9/r10|<13.0
(4a)4.0<|r2/r1|
(5a)−1.3<f2/f<−0.8
(6a)50<νd1<60
(7a)20<νd2<30
(8a)0.65<f1/f4<1.4
(9a)−1.25<r3/r4<−0.75
(10a)1.8<r7/r8<3.0
(11a)50<νd4<60
(12a)50<νd5<60
ただし、各条件式の符号は前述した条件式(1)から(12)における説明と同様である。
さらに、本実施形態における撮像レンズは、以下の条件式(1b)から(12b)を満足することにより、特に好ましい効果を奏するものである。
(1b)TTL/2ih≦0.75
(2b)1.62<Nd3<1.66
(3b)5.26≦|r9/r10|≦11.71
(4b)4.47≦|r2/r1|
(5b)−1.12≦f2/f≦−1.05
(6b)52<νd1<58
(7b)20<νd2<25
(8b)0.79≦f1/f4≦1.06
(9b)−1.21≦r3/r4≦−0.84
(10b)1.98≦r7/r8≦2.75
(11b)52<νd4<58
(12b)52<νd5<58
ただし、各条件式の符号は前述した条件式(1)から(12)における説明と同様である。
本実施形態では、すべてのレンズ面を非球面で形成している。これらのレンズ面に採用する非球面形状は光軸方向の軸をZ、光軸に直交する方向の高さをH、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12、A14、A16としたとき数式1により表わされる。
Figure 2016020973
次に本実施形態に係る撮像レンズの実施例を示す。各実施例において、fは撮像レンズ全系の焦点距離を、FnoはFナンバーを、ωは半画角を、TTLは光学全長を、ihは最大像高をそれぞれ示す。また、iは物体側から数えた面番号、rは曲率半径、dは光軸上のレンズ面間の距離(面間隔)、Ndはd線(基準波長)の屈折率、νdはd線に対するアッベ数をそれぞれ示す。なお、非球面に関しては、面番号iの後に*(アスタリスク)の符号を付加して示す。
基本的なレンズデータを以下の表1に示す。
Figure 2016020973
実施例1の撮像レンズは、以下の表6に示すように条件式(1)から(12)の全てを満たしている。
図2は実施例1の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。球面収差図は、F線(486nm)、d線(588nm)、C線(656nm)の各波長に対する収差量を示している。また、非点収差図にはサジタル像面S、タンジェンシャル像面Tにおけるd線の収差量をそれぞれ示している(図4、図6、図8、図10においても同じ)。図2に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
また、光学全長は4.4mm、全長対角比は0.74と低背で、F2.26の明るさと、約74°の広い画角の撮影を可能にする。
基本的なレンズデータを以下の表2に示す。
Figure 2016020973
実施例2の撮像レンズは、以下の表6に示すように条件式(1)から(12)の全てを満たしている。
図4は実施例2の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図4に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
また、光学全長は4.4mm、全長対角比は0.74と低背で、F2.27の明るさと、約74°の広い画角の撮影を可能にする。
基本的なレンズデータを以下の表3に示す。
Figure 2016020973
実施例3の撮像レンズは、以下の表6に示すように条件式(1)から(12)の全てを満たしている。
図6は実施例3の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図6に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
また、光学全長は4.4mm、全長対角比は0.74と低背で、F2.27の明るさと、約74°の広い画角の撮影を可能にする。
基本的なレンズデータを以下の表4に示す。
Figure 2016020973
実施例4の撮像レンズは、以下の表6に示すように条件式(1)から(12)の全てを満たしている。
図8は実施例4の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図8に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
また、光学全長は4.4mm、全長対角比は0.75と低背で、F2.24の明るさと、約74°の広い画角の撮影を可能にする。
基本的なレンズデータを以下の表5に示す。
Figure 2016020973
実施例5の撮像レンズは、以下の表6に示すように条件式(1)から(12)の全てを満たしている。
図10は実施例5の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図10に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
また、光学全長は4.4mm、全長対角比は0.75と低背で、F2.24の明るさと、約74°の広い画角の撮影を可能にする。
以下の表6に実施例1から実施例5の条件式(1)から(12)の値を示す。
Figure 2016020973
以上、説明したように、本発明の実施形態に係る撮像レンズは、近年益々要求が強まる低背化に対して、5枚という構成枚数を採りながらも、光学全長TTLは4.5mm以下、全長対角比は0.8以下のレベルにまで低背化された撮像レンズを実現するとともに、全画角で74°の広い画角とF2.5以下の明るさに対応しながらも諸収差が良好に補正され、且つ低コストの撮像レンズを可能にする。
本発明の各実施の形態に係る5枚構成の撮像レンズは、小型化、薄型化が進むスマートフォンや携帯電話機およびPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末機器等、ゲーム機やPCなどの情報端末機器等、更にはカメラ機能が付加された家電製品等に搭載される撮像装置に内蔵する光学系に適用した場合、高性能なカメラ機能を維持しながら、当該装置の低背化の実現を図ることができる。
ST 開口絞り
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
IR フィルタ
IM 撮像面
ih 最大像高

Claims (8)

  1. 固体撮像素子上に被写体の像を結像するF2.5以下の明るさを備えた撮像レンズであって、物体側から像側に向かって順に、開口絞りと、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、物体側と像側に凹面を向けた両凹形状で負の屈折力を有する第2レンズと、物体側に凸面を向けた正または負の屈折力を有する少なくとも1面が非球面の第3レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する両面が非球面の第4レンズと、像側に凹面を向けた負の屈折力を有する両面が非球面の第5レンズとから成り、前記第5レンズの像側の面の非球面は光軸上以外の位置に変極点を有しており、以下の条件式(1)、(2)、(3)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    (1)TTL/2ih≦0.8
    (2)1.60<Nd3<1.70
    (3)4.0<|r9/r10|<14.0
    ただし、
    TTL:光学全長
    ih:最大像高
    Nd3:第3レンズのd線における屈折率
    r9:第5レンズの物体側の面の曲率半径
    r10:第5レンズの像側の面の曲率半径
  2. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (4)3.5<|r2/r1|
    ただし、
    r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径
    r2:第1レンズの像側の面の曲率半径
  3. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (5)−1.5<f2/f<−0.5
    ただし、
    f:撮像レンズ全系の焦点距離
    f2:第2レンズの焦点距離
  4. 以下の条件式(6)、(7)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (6)45<νd1<75
    (7)20<νd2<35
    ただし、
    νd1:第1レンズのd線に対するアッベ数
    νd2:第2レンズのd線に対するアッベ数
  5. 以下の条件式(8)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (8)0.5<f1/f4<1.8
    ただし、
    f1:第1レンズの焦点距離
    f4:第4レンズの焦点距離
  6. 以下の条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (9)−1.3<r3/r4<−0.7
    ただし、
    r3:第2レンズの物体側の面の曲率半径
    r4:第2レンズの像側の面の曲率半径
  7. 以下の条件式(10)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (10)1.5<r7/r8<3.0
    ただし、
    r7:第4レンズの物体側の面の曲率半径
    r8:第4レンズの像側の面の曲率半径
  8. 以下の条件式(11)、(12)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (11)45<νd4<75
    (12)45<νd5<75
    ただし、
    νd4:第4レンズのd線に対するアッベ数
    νd5:第5レンズのd線に対するアッベ数
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