JP2016019401A - 電力変換装置一体型電動機 - Google Patents

電力変換装置一体型電動機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016019401A
JP2016019401A JP2014142104A JP2014142104A JP2016019401A JP 2016019401 A JP2016019401 A JP 2016019401A JP 2014142104 A JP2014142104 A JP 2014142104A JP 2014142104 A JP2014142104 A JP 2014142104A JP 2016019401 A JP2016019401 A JP 2016019401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrolytic capacitor
power converter
conversion device
side housing
power conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014142104A
Other languages
English (en)
Inventor
康平 松井
Kohei Matsui
康平 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2014142104A priority Critical patent/JP2016019401A/ja
Publication of JP2016019401A publication Critical patent/JP2016019401A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

【課題】電力変換装置のレイアウトに対する自由度が大きい電力変換装置一体型電動機を提供する。【解決手段】直流平滑用の電解コンデンサ17を、電力変換装置側筐体3に固定された状態でパワー半導体装置16の実装基板12に接続する。その際、電解コンデンサ17の長手方向を電力変換装置側筐体3の内周壁と平行な方向に配置することで、電解コンデンサ17を堅固に固定して対振動性を向上させることができると共に、電解コンデンサ17の発熱を効率よく電力変換装置側筐体3に伝達する。また、ツイスト線32又は同軸線33若しくはフレキシブル基板24の何れかによって電解コンデンサ17と実装基板12とを接続することで、ノイズの発生を抑制する。更に、電力変換装置側筐体3の内周壁に形成した凹部18内に電解コンデンサ17を収納し、電解コンデンサ17と電力変換装置側筐体3との間に、放熱性を有する絶縁性のシート部材19を介在する。【選択図】図1

Description

本発明は、電動機に電力変換装置が一体的に取付けられた電力変換装置一体型電動機に関し、特に電力変換装置にパワー半導体と直流平滑用の電解コンデンサを用いる場合に好適なものである。
電動パワーステアリング用アシストモータや車載エアコンディショナ用のコンプレッサなど、車載用途の電動機は取付けスペースの省スペース化のために、電力変換装置が一体的に取付けられた電力変換装置一体型電動機が主流になりつつある。また、産業用途でも、省スペース化や盤レス(無制御盤)構造などを目的として、電力変換装置一体型電動機が開発されている。電力変換装置では、一般的に、電動機への電力を調整するためにパワー半導体を用いている。パワー半導体は、扱う電力が大きく、損失による発熱量も大きい。そのため、電力変換装置一体型電動機の小型化には、パワー半導体の冷却構造が重要となる。次に、電力変換装置のレイアウトに大きく影響するのが直流電圧平滑用の電解コンデンサである。電解コンデンサで生じる損失はパワー半導体の損失と比較すると小さいが、電解コンデンサはリプル電流と等価直列抵抗による損失で、自己発熱を生じる。そこで、下記特許文献1では、パワー半導体と共に実装基板に実装された電解コンデンサの発熱を冷却体に逃がす工夫がなされている。
特開2005−527775号公報
ところで、特許文献1では、電解コンデンサがパワー半導体と共に実装基板に実装されているという点で一般的な基板と変わりなく、依然として電解コンデンサによる電力変換装置のレイアウトが大きく制限されてしまう。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、電力変換装置のレイアウトに対する自由度が大きい電力変換装置一体型電動機を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の一態様によれば、電動機と、パワー半導体によって電動機への電力を変換する電力変換装置とが一体的に配置された電力変換装置一体型電動機であって、電動機を収納する電動機側筐体と、電動機側筐体に接続され、電力変換装置を収納する電力変換装置側筐体と、電力変換装置側筐体に固定された状態でパワー半導体の実装基板に接続される直流平滑用の電解コンデンサとを備えた電力変換装置一体型電動機が提供される。
本発明の電力変換装置一体型電動機によれば、直流平滑用の電解コンデンサを、電力変換装置側筐体に固定された状態でパワー半導体の実装基板に接続したことにより、電解コンデンサを効率よく冷却することができると共に、電力変換装置のレイアウトに対する自由度を大きくすることができる。
本発明の電力変換装置一体型電動機の一実施形態を示す縦断面図である。 図1の電力変換装置に用いられるパワー半導体及び電解コンデンサの回路図である。 図1の電力変換装置における電解コンデンサの固定構造を示す斜視図である。 図1の電力変換装置において電解コンデンサと実装基板を接続するフレキシブル基板の断面図である。 フレキシブル基板を実装基板に接続する構造の他の例の説明図である。 電解コンデンサをフレキシブル基板に接続する場合の固定構造の説明図である。 電解コンデンサと実装基板を接続するツイスト線の説明図である。 電解コンデンサと実装基板を接続する同軸線の断面図である。 ツイスト線又は同軸線と実装基板の接続構造の説明図である。
以下、本発明の電力変換装置一体型電動機の一実施形態について、図面を引用して説明する。この実施形態の電力変換装置一体型電動機の縦断面を示す図1では、図の左側に電力変換装置1が、図の右側に電動機2が配置されており、それらは一連に連結されている。このうち、電力変換装置1は電力変換装置側筐体3に収納され、電動機2は電動機側筐体4に収納され、電力変換装置側筐体3と電動機側筐体4とは筐体連結部材兼蓋部材5を介して連結されている。これらの筐体3、4や蓋部材5は、凡そ円筒形であり、熱伝導性に優れた金属材料、例えばアルミダイキャストで形成されている。
この電力変換装置一体型電動機では、電動機2の回転軸6が図の左右方向に向けて配置されている。電動機側筐体4は、円板状の底板部4aが図1の右方に配置される有底円筒体である。また、筐体連結部材兼蓋部材5は、電動機側筐体4と同じ外径の円筒体であり、その軸方向中央部には蓋部5aが形成されている。電動機側筐体4は、図1の左方端部の開口部が筐体連結部材兼蓋部材5の蓋部5aで覆われ、これにより電動機側筐体4が密閉されている。回転軸6は、電動機側筐体4の底板部4aの中央部及び筐体連結部材兼蓋部材5の蓋部5aの中央部に圧入された軸受7で回転自在に支持されている。この回転軸6は、図1の右方端部、即ち軸方向一端部が電動機側筐体4の底板部4aを貫通して外部に突出しており、ここから出力の取出しが行われる。
電動機側筐体4と筐体連結部材兼蓋部材5とで囲まれた電動機側内部空間では、回転軸6の外周にロータコア8が一体的に形成され、ロータコア8の径方向外側には、電動機側筐体4に固定されるステータコア9が形成されている。これにより、電動機側筐体4内には電動機2が構成され、例えばステータコア9に電力を供給することで回転軸6が回転される。また、例えばステータコア9への供給電力を調整することにより、回転軸6の回転状態を調整することが可能となる。
一方、電力変換装置側筐体3は、円板状の底板部3aが図1の左方に配置される有底円筒体であり、図示右方端部の開口部が筐体連結部材兼蓋部材5の蓋部5aで覆われている。更に、電力変換装置側筐体3の周壁部3bと筐体連結部材兼蓋部材5の周壁部5bの間にはOリング10が介在され、これにより電力変換装置側筐体3が密閉されている。この電力変換装置側筐体3と筐体連結部材兼蓋部材5とで囲まれた電力変換装置側内部空間には、電力変換装置1としての中核をなすインバータモジュール11が収納されている。このインバータモジュール11は、例えば交流電圧を直流電圧に変換する電力変換部や、電動機の回転軸の回転状態を制御する制御部を備えている。制御部は、例えば電力変換部で変換された直流電圧のパルス幅変調などによってステータコア9に供給する電力を調整することで、電動機2の回転軸6の回転状態を制御する。なお、電力変換装置側筐体3の底板部3aの内周壁には、筐体内側に突出する放熱部3cが設けられている。この放熱部3cは、熱伝導性のよい、例えば金属製の個別部材からなり、後述するパワー半導体装置に接触して、その熱を電力変換装置側筐体3に伝熱して逃がすためのものである。
このインバータモジュール11は、実装基板12上に形成されている。この実装基板12は、例えばガラスエポキシなどの樹脂からなる基板の表面に配線パターンが形成されたものである。この実装基板12は、電力変換装置側筐体3の内部に形成されている基板固定部13にビスなどの固定具14を介して固定されている。この実装基板12には、種々の電子部品が実装されているが、それらの電子部品の中には、電力変換部に必要な図示しないダイオード整流装置や、制御部に必要なパワー半導体装置16なども含まれている。例えば電子部品の損失などによって発生する熱は、電力変換装置側筐体3の内部空間から電力変換装置側筐体3自体に伝熱される。電力変換装置側筐体3は外部の空気に触れているので、電力変換装置側筐体3は電子部品の冷却体となる。なお、実装基板12は、表裏両面に配線パターンを形成するようにしても良い。また、2以上の実装基板12を組合せて用いることもできる。
ダイオード整流装置は、例えば三相交流電圧を整流する三相全波整流器であり、周知のように、交流電圧を凡そ直流電圧に変換することができる。しかしながら、このダイオード整流装置の出力電圧には、未だ脈動成分が残存しており、この脈動成分を直流平滑用の電解コンデンサ17で平滑化してパワー半導体装置16に供給する。図2に示す電解コンデンサ17及びパワー半導体装置16の回路図では、ダイオード整流装置の出力として得られるプラス極とマイナス極の間に直流平滑用の電解コンデンサ17を接続すると共に、並列接続されたトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor:IGBT)TrとダイオードDの組をパワー半導体15として2組一対で直列に接続し、それらのパワー半導体15の対を3対、電解コンデンサ17と並列に接続し、各対におけるパワー半導体15同士の接続部分から三相モータで構成される電動機2の電力を出力する。各パワー半導体15は、例えばパルス幅変調によって電動機2への電力を調整することで、電動機2の回転状態を制御することが可能となる。なお、周知のように、パワー半導体15は扱う電力が大きく、発熱量も大きい。このパワー半導体15を収納したパワー半導体装置16には、前述した放熱部3cが接触しているので、パワー半導体装置16の熱は放熱部3cを介して電力変換装置側筐体3の底板部3aに伝達されて逃がされ、パワー半導体装置16、ひいてはパワー半導体15が冷却される。また、前述のダイオード整流装置も発熱量が大きいので、こちらも図示しない放熱部を介してダイオード整流装置の熱が電力変換装置側筐体3に伝達されて冷却されるようにすることが望ましい。
この実施形態の電解コンデンサ17は、図1に示すように、電力変換装置側筐体3の底板部3aに固定されている。電解コンデンサ17は、周知のように円柱型であり、その長手方向(軸線方向)が電力変換装置側筐体3の底板部3aの内周壁と平行になるように配置され、その状態で底板部3aに固定されている。このように電解コンデンサ17を横向きにして固定することにより、電解コンデンサ17を堅固に固定することができ、対振動性を向上することができる。この電解コンデンサ17の固定構造を示す図3では、電力変換装置側筐体3の底板部3aの内周壁に電解コンデンサ17の長さよりも長い大きさの方形の凹部18が形成され、この凹部18内に収納するようにして電解コンデンサ17が固定されている。冷却体である電力変換装置側筐体3と電解コンデンサ17の間には、放熱性を有する絶縁性のシート部材19が介在され、電解コンデンサ17にバンド状の固定部材20をあてがい、その固定部材20をビスなどの固定具21で電力変換装置側筐体3の底板部3aの内周壁に固定し、これにより電解コンデンサ17を電力変換装置側筐体3に固定している。なお、電力変換装置側筐体3の底板部3aの外周壁には、放熱用のフィン22が多数形成されている。
電解コンデンサ17は、周囲温度によって寿命が決定される部品であり、製品の信頼性に関するボトルネックとなりやすい。電解コンデンサ17の寿命はアレニウスの法則に従うとされ、温度が10℃高くなると寿命が半分になるとされている。従って、温度の高いパワー半導体装置16の直近に配置できないなどの実装制約が大きい部品であり、実装基板12上の部品レイアウトを大きく制約する原因となる。
また、一般的な電機機器では、筐体(FG:Frame Grand)と強電部(三相入力や三相出力)の間で1000Vを超える耐圧試験が型式試験として課される場合が多い。電力変換装置側筐体3と直流平滑用の電解コンデンサ17の間に絶縁性のシート部材がないと、耐圧試験中は電力変換装置側筐体3と電解コンデンサ17の端子との間に電圧が印加されることになる。通常販売されている電解コンデンサ17では、筐体−端子間の耐圧値がカタログに明記されていないことから、絶縁性のシート部材19で端子を保護する必要がある。また、前述のように直流平滑用の電解コンデンサ17は自己発熱するので、その発熱を電力変換装置側筐体3に逃がす必要があり、そのため、放熱性のよい、即ち熱伝導率の高い材料でシート部材19を構成する必要がある。なお、ここでも、電解コンデンサ17を寝かせてシート部材19に接触させることにより、電解コンデンサ17の熱をシート部材19から電力変換装置側筐体3に効率よく伝達することができる。
このように熱伝導率が高く且つ絶縁性に優れたシート部材19の材料としては、例えばシリコーンが挙げられる。なお、シリコーン製のシート部材19を使用する場合、シリコーンシートそのものに接着性があるので、電解コンデンサ17に対する対振動の要求が小さい場合は、シリコーン製のシート部材19だけで直流平滑用の電解コンデンサ17を固定してもよい。また、直流平滑用の電解コンデンサ17の固定のために接着剤を使用してもよい。接着剤の材料としては、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂などが挙げられる。また、電解コンデンサ17を電力変換装置側筐体3に固定するための固定部材20としては、前述の耐圧試験を考慮して、絶縁性のある樹脂製が望ましい。導電性を有する材料で固定部材20を構成する場合には、電解コンデンサ17と固定部材20の間に絶縁シートを介在する方法や、固定部材20を電力変換装置側筐体3から絶縁する絶縁スペーサを固定部材20と電力変換装置側筐体3の間に介在する方法がある。
また、この実施形態では、直流平滑用の円柱型の電解コンデンサ17のうち、長手方向の一方の端部に設けられている圧力弁17aと凹部18の間に圧力弁用スペース23が形成されている。電解コンデンサ17は、異常時に作動する圧力弁17aが、例えば長手方向の一方の端部に設けられている。この圧力弁17aを塞いでしまうと、異常時に圧力弁17aが作動しない可能性がある。そこで、この実施形態では、電解コンデンサ17の圧力弁17aと電解コンデンサ17を収納する凹部18の間に圧力弁用スペース23を形成し、異常時に圧力弁17aが正常に作動するようにしている。
次に、電解コンデンサ17と実装基板12との接続構造について説明する。高電圧、大電流をサブマイクロ秒でスイッチングするパワー半導体装置16を用いた電力変換装置1では、スイッチング時に発生するサージ電圧を抑制する目的や、導線から放射されるノイズを抑制する目的、或いは電圧を安定化する目的のために、パワー半導体装置16と直流平滑用の電解コンデンサ17の間を可能な限り低インダクタンス化する必要がある。そこで、プラス極とマイナス極が互いに沿うように配置される配線構造でインダクタンスを最小化することが望ましい。
図4は、図1の電力変換装置一体型電動機における電解コンデンサ−実装基板接続構造に用いられたフレキシブル基板24の断面図である。このフレキシブル基板24は、絶縁層24aを介してプラス極24bとマイナス極24cが互いに沿うように配置されており、これにより放射されるノイズを最小化することができる。このフレキシブル基板24を用いた電解コンデンサ−実装基板接続構造では、図1に示すように、フレキシブル基板24に電解コンデンサ17をはんだ付けなどによって接続し、そのフレキシブル基板24の端部を中継基板25に接続し、この中継基板25に取付けられたコネクタ26と実装基板12に取付けられたコネクタ26とを接続する。また、図5に示すように、中継基板25にプラス極パターン27及びマイナス極パターン28を形成すると共に、実装基板12にも同様のプラス極パターン27及びマイナス極パターン28を形成し、プラス極パターン27同士をプラス極接続ねじ29で固定すると共にマイナス極パターン28同士をマイナス極接続ねじ30で固定する方法もある。また、電解コンデンサ17に対振動性が求められる場合は、図6に示すように、フレキシブル基板24と電解コンデンサ17の間を絶縁性の樹脂31でポッティングすることで、対振動性を高めることもできる。
また、放射されるノイズを最小化する導線構造としては、例えば図7に示すツイスト線32や図8に示す同軸線33も挙げられる。図7に示すツイスト線32は、周知のように、プラス極が絶縁被覆されたプラス極線32aと、マイナス極が絶縁被覆されたマイナス極線32bを撚り合わせたものであり、隣り合う撚り間で磁束の向きが逆向きとなるため、ノイズを外部に出しにくい。また、図8に示す同軸線33は、周知のように、プラス極を構成する心線33aの外周に絶縁層33bを形成し、その外周に編組線33cで構成されるマイナス極を配置したものであり、編組線33cで構成されるマイナス極がシールドとなり、ノイズを外部に出しにくい。そして、これらツイスト線32や同軸線33を用いる場合の電解コンデンサ−実装基板接続構造としては、例えば図9に示すように、ツイスト線32や同軸線33の端部にコネクタ26を接続し、このコネクタ26と実装基板12に取付けられたコネクタ26とを接続する方法がある。
以上のように、この実施形態の電力変換装置一体型電動機では、直流平滑用の電解コンデンサ17を、電力変換装置側筐体3に固定した状態でパワー半導体装置16の実装基板12に接続することにより、電解コンデンサ17を効率よく冷却することができると共に、電力変換装置1のレイアウトに対する自由度を大きくすることができる。
また、電解コンデンサ17の長手方向を電力変換装置側筐体3の内周壁と平行な方向に配置したことにより、電解コンデンサ17を堅固に固定して対振動性を向上させることができると共に、電解コンデンサ17の発熱を効率よく電力変換装置側筐体3に伝達して電解コンデンサ17を効率よく冷却することができる。
また、ツイスト線32又は同軸線33若しくは絶縁層24aを介してプラス極24b及びマイナス極24cが平行に配置されたフレキシブル基板24の何れか1つによって電解コンデンサ17と実装基板12とを接続したことにより、両者間の接続構造を低インダクタンス化すると共に、ノイズの発生を抑制することができる。
また、電力変換装置側筐体3の内周壁に形成された凹部18内に電解コンデンサ17を収納固定することにより、レイアウトの自由度をより一層大きくすることができる。
また、電解コンデンサ17の圧力弁17aを開放する圧力弁用スペース23を凹部18に形成したことにより、異常時に電解コンデンサ17の圧力弁17aが正常に作動する。
また、電解コンデンサ17と電力変換装置側筐体3との間に、放熱性を有する絶縁性のシート部材19を介在したことにより、電解コンデンサ17を効率よく放熱することができると共に、耐圧試験時に電解コンデンサ17を絶縁することができる。
また、パワー半導体15が収納されたパワー半導体装置16と接触して電力変換装置筐体3にパワー半導体装置16の熱を伝達して逃がすための放熱部3cを電動力変換装置側筐体3の内周壁に設けたことにより、パワー半導体装置16、ひいてはパワー半導体15を効率よく冷却することができる。
なお、先の実施形態では、電力変換装置側筐体3の底板部3aの内周壁に個別の放熱部3cを取付けてパワー半導体装置16の熱が電力変換装置側筐体3に伝達されて逃がされる構成としたが、例えば電力変換装置側筐体3の底板部3aを筐体内側に窪ませて放熱部3cを構成するようにしてもよい。
1 電力変換装置
2 電動機
3 電力変換装置側筐体
3c 放熱部
4 電動機側筐体
5 筐体連結部材兼蓋部材
6 回転軸
7 軸受
8 ロータコア
9 ステータコア
10 Oリング
11 インバータモジュール
12 実装基板
13 基板固定部
14 固定具
15 パワー半導体
16 パワー半導体装置
17 電解コンデンサ
18 凹部
19 シート部材
20 固定部材
21 固定具
22 フィン
23 圧力弁用スペース
24 フレキシブル基板
25 中継基板
26 コネクタ
27 プラス極パターン
28 マイナス極パターン
29 プラス極接続ねじ
30 マイナス極接続ねじ
31 樹脂
32 ツイスト線
33 同軸線
Tr トランジスタ
D ダイオード

Claims (7)

  1. 電動機と、パワー半導体によって前記電動機への電力を変換する電力変換装置とが一体的に配置された電力変換装置一体型電動機であって、
    前記電動機を収納する電動機側筐体と、
    前記電動機側筐体に接続され、前記電力変換装置を収納する電力変換装置側筐体と、
    前記電力変換装置側筐体に固定された状態で前記パワー半導体の実装基板に接続される直流平滑用の電解コンデンサと
    を備えたことを特徴とする電力変換装置一体型電動機。
  2. 前記電解コンデンサの長手方向を前記電力変換装置側筐体の内周壁と平行な方向に配置したことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置一体型電動機。
  3. ツイスト線又は同軸線若しくは絶縁層を介してプラス極及びマイナス極が平行に配置されたフレキシブル基板の何れか1つによって前記電解コンデンサと前記実装基板とを接続したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置一体型電動機。
  4. 前記電力変換装置側筐体の内周壁に前記電解コンデンサを収納固定するための凹部が形成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の電力変換装置一体型電動機。
  5. 前記凹部には、前記電解コンデンサの圧力弁を開放する圧力弁用スペースが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置一体型電動機。
  6. 前記電解コンデンサと前記電力変換装置側筐体との間に、放熱性を有する絶縁性のシート部材を介在したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の電力変換装置一体型電動機。
  7. 前記パワー半導体が収納されたパワー半導体装置と接触して前記電力変換装置筐体に前記パワー半導体装置の熱を伝達して逃がすための放熱部を前記電動力変換装置側筐体の内周壁に設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の電力変換装置一体型電動機。
JP2014142104A 2014-07-10 2014-07-10 電力変換装置一体型電動機 Pending JP2016019401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014142104A JP2016019401A (ja) 2014-07-10 2014-07-10 電力変換装置一体型電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014142104A JP2016019401A (ja) 2014-07-10 2014-07-10 電力変換装置一体型電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016019401A true JP2016019401A (ja) 2016-02-01

Family

ID=55234261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014142104A Pending JP2016019401A (ja) 2014-07-10 2014-07-10 電力変換装置一体型電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016019401A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016182031A (ja) * 2016-06-29 2016-10-13 株式会社デンソー 車両用回転電機

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05207746A (ja) * 1992-01-24 1993-08-13 Toshiba Corp インバータ
JPH05292703A (ja) * 1992-04-09 1993-11-05 Toyota Motor Corp 電気自動車用モータ
JP2002345262A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源回路およびそれを用いたモータ制御装置
JP2004350400A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Hitachi Ltd 電力変換装置
JP2006280089A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Jtekt Corp モータ用コントローラ
JP2007215299A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Nissan Motor Co Ltd 電力変換装置及び電力変換装置一体モータ
JP2010112260A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Sanden Corp インバータ一体型電動圧縮機
JP2010263728A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Asmo Co Ltd モータ
JP2014020257A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Daikin Ind Ltd 冷凍装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05207746A (ja) * 1992-01-24 1993-08-13 Toshiba Corp インバータ
JPH05292703A (ja) * 1992-04-09 1993-11-05 Toyota Motor Corp 電気自動車用モータ
JP2002345262A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源回路およびそれを用いたモータ制御装置
JP2004350400A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Hitachi Ltd 電力変換装置
JP2006280089A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Jtekt Corp モータ用コントローラ
JP2007215299A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Nissan Motor Co Ltd 電力変換装置及び電力変換装置一体モータ
JP2010112260A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Sanden Corp インバータ一体型電動圧縮機
JP2010263728A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Asmo Co Ltd モータ
JP2014020257A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Daikin Ind Ltd 冷凍装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016182031A (ja) * 2016-06-29 2016-10-13 株式会社デンソー 車両用回転電機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4361486B2 (ja) 電気モータの電力用電子部品及び制御用電子部品を搭載する装置構造
KR101748639B1 (ko) 전력 변환 장치
JP4054137B2 (ja) パワー半導体素子の給電及び放熱装置
US7848104B2 (en) Power module
US20180191220A1 (en) Electric compressor
US10204872B2 (en) Power module and power conversion apparatus having a warpage suppression portion
JP6129286B1 (ja) 電力供給ユニット一体型回転電機
JP6361396B2 (ja) 電子制御ユニット及びこれを用いた回転電機
JP6312093B2 (ja) 回転電機
JP2020022357A (ja) バスバーデバイスとパワーコンバータハウジングとを備えたシステム、その生産方法、車両用パワーコンバータ、および車両
JP2016042770A (ja) 電力供給ユニット一体型回転電機
JP2006340555A (ja) モータシステム
US11464141B2 (en) Power converter device for a vehicle, and vehicle
JP2017017861A (ja) コンデンサモジュール
JP6458131B2 (ja) エアコンディショナ室外機
JP7069733B2 (ja) 放熱用ブロックおよび電力変換装置
JP2017229124A (ja) Dcブラシレスモータおよび換気送風機
US20170317562A1 (en) Rotating electric machine integrated with controller
JP2016019401A (ja) 電力変換装置一体型電動機
EP3012958B1 (en) Power conversion device
US20230170765A1 (en) System and Method for Cooling Switching Devices in an Integrated Motor Drive
WO2017002693A1 (ja) 電動コンプレッサ
JP2016101071A (ja) 半導体装置
CN201194373Y (zh) 变频发电机逆变电源模块
JP2017201867A (ja) 制御装置一体型回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180330

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181016