JP2016016219A - 理美容椅子 - Google Patents

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松尾 英明
Hideaki Matsuo
英明 松尾
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Abstract

【課題】高齢者及び身体弱者用に改良された理美容椅子を提供する。
【解決手段】肘掛部3,3の左右少なくとも一方が、後端近傍の鉛直軸心Lを中心として、全体を後方へ揺動させて、側方から座部2への乗り降り可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、理美容椅子に関する。
従来、肘掛け部が左右両側に固設された理美容椅子が知られている(特許文献1参照)。
特開2009−268711号公報
しかし、特許文献1記載の理美容椅子は、座部に腰掛ける際、前方から後向きに腰を下ろさなければならなかった。特に、高齢者や身体弱者にとっては、後方の座部を目視できないまま腰を下ろすのが難しかった。一般的に、高齢者や身体弱者が車椅子から理美容椅子に移動する際には、通常であれば介助が必要となり、座部の左右両側に固定された肘掛けが邪魔になり、介助者の負担が増大すると共に、車椅子から理美容椅子への乗り降りに時間がかかるという欠点があった。
そこで、本発明は、上記の問題を解決すべく、高齢者及び身体弱者用に改良された理美容椅子を提供することを目的とする。
本発明に係る理美容椅子は、肘掛部の左右少なくとも一方が、後端近傍の鉛直軸心を中心として、全体を後方へ揺動させて、側方から座部への乗り降り可能に構成されたものである。
本発明の理美容椅子によれば、高齢者や身体弱者が、容易かつ迅速に、乗り降りできる。即ち、肘掛部を後方へ揺動させることで乗り降りの邪魔になることなく、介助の負担を低減でき、かつ、高齢者や身体弱者が車椅子から理美容椅子に容易に乗り降りできる。
本発明の実施の一形態を示した平面図であり、(A)は肘掛部前方固定状態の平面図であり、(B)は肘掛部後方最終揺動状態の平面図である。 本発明の実施の一形態を示した正面図であり、(A)は肘掛部前方固定状態の正面図であり、(B)は肘掛部側外方中間揺動状態の正面図である。 本発明の実施の一形態を示した側面図であり、(A)は肘掛部前方固定状態の側面図であり、(B)は肘掛部後方最終揺動状態の側面図である。 本発明の理美容椅子の要部側面図であり、(A)は肘掛部前方固定状態に於けるロック状態の要部側面図であり、(B)はロック解除状態の要部側面図であり、(C)は肘掛部後方最終揺動状態の要部側面図である。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1〜図3に示すように、本発明の理美容椅子は、背もたれ部1と座部2と左右一対の肘掛部3,3とを備え、背もたれ部1及び座部2及び左右の肘掛部3,3をベースフレーム部6に取着して支持し、ベースフレーム部6を昇降用シリンダ4を介して支持する基台部8を備えている。ベースフレーム部6の前端縁には、垂れ片6Aが延設され、垂れ片6Aの下部から前方に向けてステップ部5が取着されている。
肘掛部3,3の左右少なくとも一方が、後端近傍の鉛直軸心Lを中心として、全体を180°後方へ揺動させて、側方から座部2への乗り降り可能に構成されている。
肘掛部3は、閉環状であり、側面視で略平行四辺形状に形成されている。肘掛部3は、上辺3A及び両側辺3C,3Cの上端部が、合成樹脂製の滑り止め部材15にて被覆されている。肘掛部3は、下辺3Bの後端近傍に形成された孔部に回転軸7が挿入され、ベースフレーム部6に鉛直軸心L廻りに揺動自在に枢着されている。肘掛部3は、下辺3Bの中間部にロックピン9を上下スライド自在に保持し、しかも、(図示省略した)スプリングにて下方へ常時弾発付勢しておく。そして、ベースフレーム部6の上端面にはロックピン9を差込可能な係止孔16が設けられている。なお、ロックピン9は、下端部に傾斜面を有している。肘掛部3が側外方から前方へ揺動しようとする際、ロックピン9の傾斜面がベースフレーム部6の角部に摺接してロックピン9が自動的に上昇し、ロックピン9を係止孔16に差込むことが可能となるよう構成されている。肘掛部3の上辺3Aには、取付部13が設けられ、取付部13の左右方向外側面に刈布掛け棒31が前方へ揺動自在として枢着されている。
座部2は、ベースフレーム部6に固着された座部昇降用シリンダを介して支持され、ベースフレーム部6に対し昇降自在に構成されている。言い換えると、背もたれ部1に対し、座部2が上下スライド可能であって、座部2に乗る人の座高に合わせて、その高さを調節できるように構成されている。また、図示省略するが、座部2は、前座部と後座部とを有する分割構造としても良く、前座部と後座部が夫々、シリンダによって支持され、後座部だけを昇降させることができるように構成するも好ましい。
背もたれ部1は、座部2の後方に配設され、後方へ揺動(リクライニング)可能として構成されている。背もたれ部1は、上部外側面及び背面に、散髪や染毛等の施術を行う者が手で操作する主要操作スイッチSが全て配設されている。この構成により、肘掛部3に主要操作スイッチSが設けられることはなく、肘掛部3の構造が非常に簡素となり、かつ、肘掛部3の重量が軽く、小さな力で容易に後方に揺動させることが可能となる。
上述した本発明の理美容椅子の使用方法(作用)について説明する。
図4(A)に示すように、肘掛部3が前方に向いている状態に於て、ロックピン9が係止孔16に差込まれて、肘掛部3の揺動を規制してロック状態となる。この肘掛部前方固定状態では、肘掛部3がロックされて後方に揺動するのが規制され、座部2に高齢者や身体弱者が乗って散髪や染毛をする際に、肘掛部3,3に腕を乗せて体を支えることができ、安全に施術を行うことができる。また、ベースフレーム部6の左右外側方に突出するものがなく、施術の邪魔にならない。
次に、図4(B)に示すように、ロックピン9を少し上方(矢印N参照)に持ち上げ、係止孔16から引抜いて、ロックを解除して、小角度だけ側外方へ揺動してからロックピン9から手を離し、肘掛部3を側外方から後方へ、図4(C)のように、揺動させる。この際、肘掛部3が、鉛直軸心Lを中心として全体を後方へ揺動させるため、肘掛部3全体の重量を支えなくても、小さな力で軽く揺動させることが可能である。肘掛部後方最終揺動状態では、高齢者や身体弱者が車椅子から座部2に移動する際、前方から後向きに腰を下ろす必要がなく、側方から座部2に乗り移ることができる。つまり、肘掛部3を後方に揺動されることで乗り降りの邪魔にならず、介助者の負担を軽減し、また、乗り移りにかかる時間を短縮できる利点がある。
そして、高齢者や身体弱者が座部2に乗り移った後、肘掛部3を後方から前方へ揺動させて、肘掛部3をロックする。この際、ロックピン9を手で持ち上げなくても、ロックピン9の傾斜面がベースフレーム部6の角部に摺接してロックピン9が自動的に上昇し、ロックピン9を係止孔16に差込んで、簡単に肘掛部3をロックすることができる。
このように、肘掛部3の構造が非常にシンプルで、容易かつ安価に製造できる。施術中は、肘掛部3をロックして保持でき、安全性が高く、簡単な操作を行うのみでロックを解除して、肘掛部3を前方から後方へ揺動させることができる。また、肘掛部3を後方から前方へ戻す際には、ロックピン9に手を触れずに、肘掛部3を揺動させるのみでロック状態とすることができ、至便である。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、肘掛部3の形状は自由に変更できる。また、後方にシャンプー台が設置されている場合に、肘掛部3がシャンプー台に衝突しないように、肘掛部3の揺動を前後180°の範囲より狭い角度範囲に制限されていても良い。
以上のように、本発明に係る理美容椅子は、肘掛部3,3の左右少なくとも一方が、後端近傍の鉛直軸心Lを中心として、全体を後方へ揺動させて、側方から座部2への乗り降り可能に構成されたので、高齢者や身体弱者が、容易かつ迅速に、側方から座部2に乗り降りできる。肘掛部3を後方へ揺動させることで乗り降りの邪魔になることなく、介助の負担を低減でき、かつ、高齢者や身体弱者が車椅子から(理美容椅子の)座部2に容易に移動できる。
2 座部
3 肘掛部
L 鉛直軸心

Claims (1)

  1. 肘掛部(3)(3)の左右少なくとも一方が、後端近傍の鉛直軸心(L)を中心として、全体を後方へ揺動させて、側方から座部(2)への乗り降り可能に構成されたことを特徴とする理美容椅子。
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