JP2016012116A - 光源装置及び投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力及び騒音を低減させた投影を行うことができる光源装置及び投影装置を提供する。
【解決手段】励起光源である励起光照射装置と、励起光照射装置からの励起光が照射され、蛍光発光領域を備える蛍光板101とが備えられる。蛍光発光領域は、第1蛍光発光領域104と、第2蛍光発光領域105とによりなる。第1蛍光発光領域104は、樹脂バインダを含む樹脂混合蛍光体層が設けられる。第2蛍光発光領域105は、樹脂バインダを含まない蛍光体が設けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、励起光源からの励起光が照射される蛍光板を備える光源装置、及びこの光源装置を備える投影装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置としてのデータプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させるものである。
特許文献1に開示される投影装置は、青色レーザダイオードを有する励起光照射装置が備えられている。この励起光照射装置からの励起光は、蛍光ホイールの蛍光体層に照射され、緑色波長帯域光が発せられる。また、特許文献2に開示される投影装置は、透光性無機材料からなる無機バインダと蛍光体とを焼結して形成した板状の蛍光体デバイスに励起光を照射して、緑色波長帯域光を得ることのできる光源装置が備えられている。特許文献3には、無機蛍光体粉末とガラス粉末を含む混合粉末の焼結体からなる波長変換部材を有する波長変換素子と、この波長変換素子を備える投影装置が開示されている。
特開2013−47793号公報 特開2010−198805号公報 特開2012−185980号公報
特許文献1に開示される投影装置では、蛍光体層への励起光の照射の際、モータにより蛍光ホイールを回転駆動させるため、風切音や駆動モータが駆動する高周波音、蛍光ホイールを冷却するための冷却ファンの駆動音等の騒音が発生してしまう。一方、特許文献2や特許文献3に開示される投影装置において、高輝度の励起光を蛍光体に照射する場合には、焼き付き損傷を生じることがあり、蛍光光の高輝度化に限界がある。
よって、本発明の目的は、消費電力及び騒音を低減させた投影を行うことができる光源装置と、この光源装置を備える投影装置を提供する。
本発明の光源装置は、励起光源と、前記励起光源からの励起光が照射される、樹脂バインダを含む樹脂混合蛍光体層が設けられる第1蛍光発光領域と、樹脂バインダを含まない板状蛍光体が設けられる第2蛍光発光領域と、を備える蛍光板と、を有することを特徴とする。
本発明の投影装置は、上述の光源装置と、前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、投影場所の周囲の環境に応じて、消費電力及び騒音を低減させた投影を行うことのできる光源装置と、この光源装置を備えた投影装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態に係る投影装置における蛍光板を示す正面模式図である。 本発明の実施形態に係る他の投影装置における他の蛍光板を示す正面模式図 である。
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。図1は、投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
そして、投影装置10は、図1に示すように、略直方体形状であって、投影装置10の筐体の前方の側板とされる正面パネル12の側方に投影口を覆うレンズカバー19を有するとともに、この正面パネル12には複数の排気孔17を設けている。さらに、図示しないがリモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
また、筐体の上面パネル11にはキー/インジケータ部37が設けられ、このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源装置や表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
さらに、筐体の背面には、背面パネルにUSB端子やアナログRGB映像信号が入力される映像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子、音声出力端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子(群)20が設けられている。また、背面パネルには、複数の吸気孔が形成されている。なお、図示しない筐体の側板である右側パネル、及び、図1に示した側板である左側パネル15や正面パネル12には、各々複数の排気孔17が形成されている。また、左側パネル15の背面パネル近傍の隅部や背面パネル13には、吸気孔18も形成されている。
次に、投影装置10の投影装置制御部について図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。
この制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPU、各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
そして、この投影装置制御部により、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換されたあと、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御部として機能するものであり、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動するものである。
そして、投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を後述の光源側光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光像を形成し、投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
また、画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。
さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、この画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。
そして、筐体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出され、リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
なお、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
また、制御部38は、光源制御部としての光源制御回路41を制御しており、この光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60の赤色、緑色及び青色の波長帯域光を発光させる個別の制御を行う。
光源制御回路41は、省エネルギに対応した設定や、投影場所の周囲の環境に応じて、複数の投影モードに対応した明るさで各色波長帯域光を発光させる。また、光源制御回路41は、蛍光板装置を制御する蛍光板制御部44と接続され、蛍光板制御手段を構成する。蛍光板制御手段は、投影モードに対応して、蛍光板を駆動制御する。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置10本体の電源オフ後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をオフにする等の制御も行う。
次に、この投影装置10の内部構造について図3に基づいて述べる。図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、右側パネル14の近傍に制御回路基板241を備えている。この制御回路基板241は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備えている。また、投影装置10は、制御回路基板241の側方、つまり、投影装置10筐体の略中央部分に光源装置60を備えている。さらに、投影装置10は、光源装置60と左側パネル15との間に、光源側光学系170や投影側光学系220が配置されている。
光源装置60は、赤色波長帯域光の光源とされる赤色光源装置120と、緑色波長帯域光の光源とされる緑色光源装置80と、青色波長帯域光の光源とされる青色光源装置300と、を備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70と、蛍光ホイール等の蛍光板101を含む蛍光板装置100とにより構成される。そして、光源装置60には、赤、緑、青の各色波長帯域光を導光し、出射する導光光学系140が配置されている。導光光学系140は、各色光源装置から出射される各色波長帯域光を集光レンズ173を介してライトトンネル175の入射口に集光する。
緑色光源装置80における励起光源とされる励起光照射装置70は、投影装置10筐体の左右方向における略中央部分であって背面パネル13近傍に配置される。そして、励起光照射装置70は、背面パネル13と光軸が平行になるよう配置された複数の半導体発光素子である青色レーザダイオード71から成る光源群、各青色レーザダイオード71からの出射光の光軸を正面パネル12方向に90度変換する反射ミラー群75、反射ミラー群75で反射した各青色レーザダイオード71からの出射光を集光する集光レンズ78、及び、青色レーザダイオード71と右側パネル14との間に配置されたヒートシンク81等を備える。
光源群は、複数の青色レーザダイオード71がマトリクス状に配列されて成る。また、各青色レーザダイオード71の光軸上には、各青色レーザダイオード71からの各出射光の指向性を高めるように各々平行光に変換するコリメータレンズ73が夫々配置されている。また、反射ミラー群75は、複数の反射ミラーが階段状に配列されてミラー基板76と一体化されて位置調整を行って生成され、青色レーザダイオード71から出射される光線束の断面積を一方向に縮小して集光レンズ78に出射する。
ヒートシンク81と背面パネル13との間には冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261とヒートシンク81とによって青色レーザダイオード71が冷却される。さらに、反射ミラー群75と背面パネル13との間にも冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261によって反射ミラー群75や集光レンズ78が冷却される。
緑色光源装置80を構成する蛍光板装置100は、励起光照射装置70から出射される励起光の光路上であって、正面パネル12の近傍に配置される。蛍光板装置100は、正面パネル12と平行となるように、つまり、励起光照射装置70からの出射光の光軸と直交するように配置された蛍光ホイール等の蛍光板101と、この蛍光板101を回転駆動するモータ110と、励起光照射装置70から出射される励起光の光線束を蛍光板101に集光するとともに蛍光板101から背面パネル13方向に出射される光線束を集光する集光レンズ群111と、を備える。すなわち、蛍光板101は、蛍光板装置100により駆動可能として投影装置10の筐体内に配置される。また、モータ110と正面パネル12との間には冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261によって蛍光板装置100等が冷却される。
蛍光板101は、励起光が照射されることにより緑色波長帯域光である蛍光光を発光する蛍光発光領域を備える。なお、この蛍光板101については、詳細を後述する。
赤色光源装置120は、青色レーザダイオード71と光軸が平行となるように配置された赤色光源121と、赤色光源121からの出射光を集光する集光レンズ群125と、を備える。そして、この赤色光源装置120は、励起光照射装置70からの出射光及び蛍光板101から出射される緑色波長帯域光と光軸が交差するように配置されている。また、赤色光源121は、赤色の波長帯域光を発する半導体発光素子としての赤色発光ダイオードである。さらに、赤色光源装置120は、赤色光源121の右側パネル14側に配置されるヒートシンク130を備える。そして、ヒートシンク130と正面パネル12との間には冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261によって赤色光源121が冷却される。
青色光源装置300は、蛍光板装置100からの出射光の光軸と平行となるように配置された青色光源301と、青色光源301からの出射光を集光する集光レンズ群305と、を備える。そして、この青色光源装置300は、赤色光源装置120からの出射光と光軸が交差するように配置されている。また、青色光源301は、青色の波長帯域光を発する半導体発光素子としての青色発光ダイオードである。さらに、青色光源装置300は、青色光源301の正面パネル12側に配置されるヒートシンク310を備える。そして、ヒートシンク310と正面パネル12との間には冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261によって青色光源301が冷却される。
そして、導光光学系140は、赤色、緑色、青色波長帯域の光線束を集光させる集光レンズや、各色波長帯域の光線束の光軸を変換して同一の光軸とさせるダイクロイックミラー等からなる。具体的には、励起光照射装置70から出射される青色波長帯域光である励起光及び蛍光板101から出射される緑色波長帯域光の光軸と、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光の光軸と、が交差する位置に、青色波長帯域光の励起光及び赤色波長帯域光を透過し、緑色波長帯域光を反射してこの緑色光の光軸を左側パネル15方向に90度変換する第1ダイクロイックミラー141が配置されている。
また、青色光源装置300から出射される青色波長帯域光の光軸と、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光の光軸と、が交差する位置に、青色波長帯域光を透過し、緑色及び赤色波長帯域光を反射してこの緑色及び赤色光の光軸を背面パネル13方向に90度変換する第2ダイクロイックミラー148が配置されている。そして、第1ダイクロイックミラー141と第2ダイクロイックミラー148との間には、集光レンズ145が配置されている。
このように構成される導光光学系140により、赤色、緑色、青色の各色波長帯域光は、光源側光学系170の集光レンズ173に入射される。すなわち、励起光照射装置70から出射された励起光は、第1ダイクロイックミラー141を透過し、集光レンズ群111を介して蛍光板101の蛍光発光領域に照射される。そして、蛍光板装置100から出射される緑色波長帯域光は、第1ダイクロイックミラー141により反射され、集光レンズ145を介して第2ダイクロイックミラー148により反射され、集光レンズ173に入射される。
また、赤色光源装置120からの出射光である赤色波長帯域光は、第1ダイクロイックミラー141を透過し、集光レンズ145を介して第2ダイクロイックミラー148により反射され、集光レンズ173に入射される。青色光源装置300からの出射光である青色波長帯域光は、第2ダイクロイックミラー148を透過して、集光レンズ173に入射される。
光源側光学系170は、集光レンズ173,ライトトンネル175,集光レンズ178,光軸変換ミラー181,集光レンズ183,照射ミラー185,コンデンサレンズ195により構成されている。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を投影側光学系220に向けて出射するので、投影側光学系220の一部ともされている。
ライトトンネル175の近傍には、ライトトンネル175の入射口に光源光を集光する集光レンズ173が配置されている。よって、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光は、集光レンズ173により集光され、ライトトンネル175に入射される。ライトトンネル175に入射された光線束は、ライトトンネル175により均一な強度分布の光線束とされる。
ライトトンネル175の背面パネル13側の光軸上には、集光レンズ178を介して、光軸変換ミラー181が配置されている。ライトトンネル175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178で集光された後、光軸変換ミラー181により、左側パネル15側に光軸が変換される。
光軸変換ミラー181で反射した光線束は、集光レンズ183により集光された後、照射ミラー185により、コンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。なお、DMDとされる表示素子51は、背面パネル13側にヒートシンク190が設けられ、このヒートシンク190により表示素子51は冷却される。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光である光線束は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影側光学系220を介してスクリーンに投影される。ここで、投影側光学系220は、コンデンサレンズ195,可動レンズ群235,固定レンズ群225により構成されている。可動レンズ群235は、レンズモータにより移動可能に形成される。そして、可動レンズ群235及び固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。よって、可動レンズ群235を備える固定鏡筒は、可変焦点型レンズとされ、ズーム調節やフォーカス調節が可能に形成される。
このように投影装置10を構成することで、各色光源装置から異なるタイミングで光を出射すると、赤色、緑色及び青色の各波長帯域光が導光光学系140を介して集光レンズ173及びライトトンネル175に順次入射され、さらに光源側光学系170を介して表示素子51に入射されるため、投影装置10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、図4に基づいて、蛍光板装置100の蛍光板101について説明する。図4は、本実施形態における蛍光板101を正面から見た模式図である。蛍光板101は、モータ110のモータ軸112と接続され、このモータ110により回転駆動される。蛍光板101の基材102は、銅やアルミニウム等から成る金属基材により円盤状に形成されている。この基材の励起光照射装置70側の表面には、環状の溝が形成されている。この溝の底部は、銀蒸着等によってミラー加工されており、このミラー加工された表面に蛍光発光領域103が形成されている。
蛍光発光領域103は、第1蛍光発光領域104と、第2蛍光発光領域105とにより形成されている。第1蛍光発光領域104と第2蛍光発光領域105は、環状に並んで設けられる。第1蛍光発光領域104は、第2蛍光発光領域105よりも表面積が大きく形成されている。
第1蛍光発光領域104の樹脂混合蛍光体層は、少なくとも蛍光体と樹脂バインダとを含み、その他、蛍光体を分散させる分散剤や光を反射させる反射剤等を適宜混合した粉末を熱硬化処理して形成される。そして、第1蛍光発光領域104は、このように形成された樹脂混合蛍光体層が、基材102の環状の溝に設けられ、形成される。樹脂混合蛍光体層の樹脂バインダとしては、透光性の樹脂であるシリコーン樹脂やエポキシ樹脂、及び、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン系樹脂等やこれらを混合した材料が用いられる。本実施の形態では、樹脂バインダは、少なくともシリコーン樹脂を含む樹脂混合蛍光体層として形成されている。
このように形成される樹脂混合蛍光体層は、透光性を有する樹脂バインダにより、励起光の照射効率及び蛍光体の発光効率が高いので、高輝度の蛍光光を得ることができる。しかしながら、耐熱温度は約180度程度とされており、同一箇所に一定時間励起光が照射されると樹脂バインダの焼き付きが懸念される。よって、蛍光板装置100は、第1蛍光発光領域104に励起光が照射される際には、モータ110により蛍光板101を連続して回転駆動させて、樹脂混合蛍光体層の特定箇所への連続した励起光の照射を避けるように構成されている。
一方、第2蛍光発光領域105は、樹脂バインダを含まない蛍光体が、基材102の環状の溝に設けられ、形成されるものである。樹脂バインダを含まない蛍光体は、例えば、無機材料と焼結された蛍光体や、結晶化した蛍光体を板状に形成して成る。無機材料との焼結により形成される、樹脂バインダを含まない蛍光体は、少なくとも蛍光体と無機材料とを含み、その他、蛍光体を分散させる分散剤や光を反射させる反射剤等を適宜混合した粉末とされる混合材料を焼結させて形成される。この無機材料としては、アルミナや窒化アルミニウム、及び、この他のセラミック材料等やこれらを混合した材料が用いられる。結晶化した蛍光体としては、シンチレータとして柱状結晶化した蛍光体や、ガラス基材上にMOCVS法により成膜して得られた結晶性を有する蛍光体等が用いられる。
このように形成される、樹脂バインダを含まない蛍光体は、樹脂バインダが用いられていないので、耐熱温度が高く、その温度は約1700度とされている。よって、蛍光板装置100は、第2蛍光発光領域105に励起光が照射される際には、モータ110を停止させて、蛍光板101を回転駆動させないで励起光を第2蛍光発光領域105に照射させることができる。
一例を挙げると、第1蛍光発光領域104の樹脂混合蛍光体層の厚さは、125μmである。これに対し、第2蛍光発光領域105の厚さは、500μmである。この場合、第1蛍光発光領域104の樹脂混合蛍光体層の場合、樹脂混合蛍光体層の表面で光が集光されるため、樹脂混合蛍光体層の表面と光の焦点が一致する。しかし、第2蛍光発光領域105の厚さは、第1蛍光発光領域104の樹脂混合蛍光体層の厚さと比較して厚いので、第2蛍光発光領域105の表面では焦点が合っておらず、光は集光されていないため、色むらが発生しにくい。また熱の問題も低減することができる。
なお、第2蛍光発光領域105に励起光が照射される際に、蛍光板101を回転駆動させないで励起光を第2蛍光発光領域105に照射させることができるが、モータ110により蛍光板101を遥動させて、樹脂混合蛍光体層の特定箇所への連続した励起光の照射を避けるようにすればなお良い。当然のことながら、第2蛍光発光領域105の裏面を、第1蛍光発光領域104の裏面とは異なる面に設けることで、第1蛍光発光領域104の表面と第2蛍光発光領域105との表面が同一面となるように構成しても良い。
また、本実施形態における投影装置10は、前述の通り、複数の投影モードを有している。ここでは、周囲が明るい投影場所で高輝度の投影を行う投影モードを第1投影モードとする。また、周囲が暗い投影場所で低輝度の投影光で投影し、かつ、投影装置10から発する音を低減させて静かな投影を行う投影モードを第2投影モードとする。そして、前述の通り、蛍光板制御手段は、光源制御回路41及び蛍光板制御部44(図2参照)により構成され、第1投影モード及び第2投影モードを有する。
このように形成される投影装置10の動作は以下の通りである。第1投影モードにて投影装置10を使用する場合には、高輝度の蛍光光を得るために、励起光照射装置70からの励起光は、駆動電流値を高くする等して光強度を強くして出射される。蛍光板101は、モータ110により一定速度で回転駆動される。
蛍光板制御手段(光源制御回路41及び蛍光板制御部44)は、蛍光板装置100に設けられる図示しない位置センサ等により蛍光板101の回転位置を検出し、励起光の光路上に第1蛍光発光領域104が位置している間のみ励起光照射装置70を駆動して、励起光を照射する。すなわち、蛍光板制御手段により、第1蛍光発光領域104のみに励起光が照射されるよう励起光照射装置70を制御する。
なお、蛍光板101を連続回転させて励起光を照射させる際には、上述のように、第1蛍光発光領域104のみに励起光が照射されることが好ましい。緑色波長帯域光の色味が、第1蛍光発光領域104による緑色波長帯域光の蛍光光と、第2蛍光発光領域105による緑色波長帯域光の蛍光光とで異なるので、投影光の緑色波長帯域光の色味も投影途中で変化してしまうからである。
一方、第2投影モードにて投影装置10を使用する場合には、励起光照射装置70からの励起光は、駆動電流値を低くする等して光強度を低くして出射される。蛍光板101は、蛍光板制御部44により、第2蛍光発光領域105が励起光の光路上に位置する回転位置で停止される。そして、光源制御回路41により、励起光照射装置70を制御して、励起光を第2蛍光発光領域105に照射する。すなわち、蛍光板制御手段(光源制御回路41及び蛍光板制御部44)により、励起光は第2蛍光発光領域105に照射される。
従って、光強度の低い励起光の照射により低輝度の蛍光光が得られる。さらに、モータ110が停止されているので、蛍光板装置100から発生される風切音やモータ110の高周波音等の騒音を抑制することができる。さらに、第2蛍光発光領域105の樹脂バインダを含まない蛍光体は、耐熱性も高いので、冷却ファン261も停止させることができ、さらに騒音が抑制される。そして、モータ110や冷却ファン261を駆動しないので、励起光源の低出力と合わせて省エネルギの効果も得ることができる。
また、第2蛍光発光領域105の樹脂バインダを含まない蛍光体における蛍光体の分散度合が異なることにより蛍光光に偏りがある場合もある。このような場合には、第2蛍光発光領域105に励起光が照射される範囲内で、蛍光板101を微小運動、すなわち、蛍光板101を搖動させるよう蛍光板制御手段により蛍光板装置100を駆動制御することもできる。このように蛍光板101を動かして第2蛍光発光領域105に励起光を照射すれば、照射スポットが第2蛍光発光領域105の範囲内で相対的に移動するので、蛍光光の偏りが低減される。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。図5は、本発明の他の実施形態における蛍光板501を正面から見た模式図である。なお、前述の実施形態と同じ個所には同じ符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態に係る蛍光板501は、蛍光発光領域を第1蛍光発光領域504,505と第2蛍光発光領域506,507とにより形成した。第1蛍光発光領域504,505は、前述の実施形態と同様に、樹脂混合蛍光体層が設けられる。ここで、第1蛍光発光領域504と第1蛍光発光領域505は、同じ色味の同じ樹脂混合蛍光体層が設けられてなる。
第2蛍光発光領域506,507には、樹脂バインダを含まない蛍光体が設けられる。ここで、第2蛍光発光領域506と第2蛍光発光領域507とは、蛍光光の色味を異ならせた、樹脂バインダを含まない蛍光体が設けられている。この第2蛍光発光領域506と第2蛍光発光領域507は、選択された投影モードにより使い分けることができる。
本実施形態における蛍光板501も同様に、高輝度の投影を要する第1投影モードの場合には、蛍光板制御手段により、第1蛍光発光領域504及び505のみに励起光が照射されるように蛍光板装置100及び励起光照射装置70が制御される。一方、低輝度及び低騒音の第2投影モードにおいては、蛍光板制御手段により、第2蛍光発光領域506又は第2蛍光発光領域507に励起光が照射されるようにモータ110を停止させる。
なお、本実施形態においては、第2蛍光発光領域506,507を蛍光光の色味が異なる二種類の、樹脂バインダを含まない蛍光体により形成したが、蛍光光の色味が異なる三種類以上の、樹脂バインダを含まない蛍光体により形成することもできる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらに限られることなく、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、蛍光板101,501は、回転駆動のみならず、種々の駆動方式で駆動させることができる。具体的には、第1蛍光体領域及び第2蛍光体領域を直線的に形成しておき、スライド往復運動させるように駆動装置を構成してもよい。
以上の通り、本発明の実施形態の光源装置60は、励起光源とされる励起光照射装置70と、この励起光照射装置70から出射される励起光が照射される蛍光板101とを備える。そして、この蛍光板101は、蛍光発光領域として、樹脂混合蛍光体層が設けられる第1蛍光発光領域104と、樹脂バインダを含まない蛍光体が設けられる第2蛍光発光領域105とを有する。
これにより、励起光が第1蛍光発光領域104に照射された場合には高輝度の蛍光光を得ることができ、励起光が第2蛍光発光領域105に照射された場合には低輝度の蛍光光を得ることができる。そして、第2蛍光発光領域105は、高い耐熱性を有するので、第1蛍光発光領域104に励起光が照射される場合のように、蛍光板101を回転駆動等させて、第2蛍光発光領域105における励起光の照射スポットを移動させる必要がない。従って、蛍光板101の回転駆動等の際に生じる騒音を無くすことができるので、暗い場所で低輝度の投影を行いつつ、静かな投影を行うことができ、さらには省エネルギの投影を行うことができる。
また、樹脂バインダを含まない蛍光体は、少なくとも蛍光体と無機材料とを含む混合材料を焼結して形成される。これにより、焼結によって、樹脂バインダを含まない蛍光体を形成することができるので、高い耐熱性を備えた、樹脂バインダを含まない蛍光体を得ることができる。
また、樹脂バインダを含まない蛍光体は、少なくともアルミナを含む無機材料と蛍光体を焼結して形成される。これにより、高硬度かつ高耐久性を有する、樹脂バインダを含まない蛍光体を得ることができる。
また、樹脂バインダを含まない蛍光体は、少なくとも窒化アルミニウムを含む無機材料と蛍光体を焼結して形成される。これにより、樹脂バインダを含まない蛍光体は、熱伝導性の高い窒化アルミニウムを含んで形成されるので、放熱効果をより一層高めることができる。また、曲げ強度にも強く、熱膨張率も低くすることができるので、励起光の照射による変形を抑えることができ、耐久性の高い、樹脂バインダを含まない蛍光体とすることができる。
また、樹脂バインダを含まない蛍光体は、蛍光体を結晶化して形成した。これにより、透明性の高い、樹脂バインダを含まない蛍光体を得ることができるので、光変換効率も高くすることができる。
また、樹脂混合蛍光体層を形成する樹脂バインダは、少なくともシリコーン樹脂を含む。これにより、高い透光性を有する樹脂混合蛍光体層を形成することができるので、発光効率を向上させて、より高輝度の蛍光光を得ることができる。さらに、樹脂混合蛍光体層の熱膨張を低く抑えることができるので、励起光の照射により樹脂混合蛍光体層が膨張し、蛍光板101からの脱落等の不具合が生じることを低減することができる。
また、第1蛍光発光領域104は、第2蛍光発光領域105よりも表面積が大きくなるように形成される。これにより、第1蛍光発光領域104へ励起光を照射する際の照射スポットを多く取れるので、単位面積当たりの励起光が照射される時間を長くすることができる。よって、焼き付き防止の効果をより高めることができる。
また、第2蛍光発光領域105は、蛍光光の色味が異なる、樹脂バインダを含まない蛍光体が複数設けられる。これにより、蛍光光を光源とする波長帯域光の色味を変更して、多様な投影モードに対応した投影光を得ることができる。
また、蛍光板装置100の蛍光板101を制御する蛍光板制御手段は、蛍光板装置100を駆動させて第1蛍光発光領域104に励起光を照射させる第1投影モードと、蛍光板装置100を停止又は微小運動させて第2蛍光発光領域105に励起光を照射させる第2投影モードを有する。これにより、高輝度の投影モードである第1投影モードと、低輝度で騒音が少なく、省エネルギで投影できる第2投影モードに対応する光源装置とすることができる。
また、蛍光板101は蛍光ホイールとして形成され、蛍光板装置100はモータ110を備える。そして、蛍光発光領域103は環状に形成される。これにより、蛍光板101を回転駆動することにより、励起光の照射スポットが第1蛍光発光領域104に対する相対位置を移動させるよう構成することができる。従って、蛍光板101を備える装置を簡単な構成で形成することができる。
また、励起光照射装置70は青色レーザダイオード71からなり、蛍光板装置100は緑色波長帯域光を発し、赤色発光ダイオードからなる赤色光源装置120と、青色発光ダイオードからなる青色光源装置300と、を備えた光源装置60を形成した。これにより、高輝度の三原色光源とすることができるとともに、低輝度で投影する投影モードにおいては、低騒音かつ低消費電力である三原色光源を有する光源装置60を提供することができる。
また、投影装置10は、光源装置60と、表示素子51と、投影側光学系220と、投影装置制御部とにより形成した。これにより、低輝度、低騒音かつ低消費電力の投影モードと、高輝度の投影モードを備えた投影装置10を提供することができる。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]励起光源と、
前記励起光源からの励起光が照射される、樹脂バインダを含む樹脂混合蛍光体層が設けられる第1蛍光発光領域と、樹脂バインダを含まない板状蛍光体が設けられる第2蛍光発光領域と、を備える蛍光板と、
を有することを特徴とする光源装置。
[2]前記樹脂バインダを含まない蛍光体は、少なくとも蛍光体と無機材料とを含む混合材料を焼結して形成されることを特徴とする前記[1]に記載の光源装置。
[3]前記無機材料は、アルミナ又は窒化アルミニウムを含み、
前記樹脂バインダは、シリコーン樹脂を含むことを特徴とする前記[2]に記載の光源装置。
[4]前記樹脂バインダを含まない蛍光体は、蛍光体を結晶化して形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れか記載の光源装置。
[5]前記第1蛍光発光領域は、前記第2蛍光発光領域よりも表面積が大きいことを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れか記載の光源装置。
[6]前記第2蛍光発光領域は、前記励起光が照射されることにより発光される蛍光光の色味が異なる前記樹脂バインダを含まない蛍光体が複数設けられることを特徴とする前記[1]乃至前記[5]の何れか記載の光源装置。
[7]前記蛍光板は、蛍光板装置により駆動可能に形成され、
前記蛍光板装置は、蛍光板制御手段により制御され、
前記蛍光板制御手段は、前記蛍光板装置を駆動させて前記第1蛍光発光領域に前記励起光を照射させる第1投影モードと、前記蛍光板装置を停止又は微小運動させて前記第2蛍光発光領域に前記励起光を照射させる第2投影モードと、
を有することを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れか記載の光源装置。
[8]前記蛍光板は蛍光ホイールであり、
前記蛍光板装置は前記蛍光ホイールを駆動するモータを有し、
前記第1蛍光発光領域及び前記第2蛍光発光領域は環状に形成されることを特徴とする前記[7]に記載の光源装置。
[9]前記励起光源は、青色波長帯域光を発する青色レーザダイオードを含み、
前記蛍光発光領域は、緑色波長帯域光の蛍光光を発する前記第1蛍光発光領域及び前記第2蛍光発光領域からなるとともに、
赤色波長帯域光を発する赤色発光ダイオードからなる赤色光源装置と、
青色波長帯域光を発する青色発光ダイオードからなる青色光源装置と、
を有することを特徴とする前記[1]乃至前記[8]の何れか記載の光源装置。
[10]前記[1]乃至前記[9]の何れか記載の光源装置と、
前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
を有することを特徴とする投影装置。
10 投影装置 11 上面パネル
12 正面パネル 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
17 排気孔 18 吸気孔
19 レンズカバー 21 入出力コネクタ部
22 入出力インターフェース 23 画像変換部
24 表示エンコーダ 25 ビデオRAM
26 表示駆動部 31 画像圧縮/伸長部
32 メモリカード 35 Ir受信部
36 Ir処理部 37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御回路
43 冷却ファン駆動制御回路 45 レンズモータ
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子 60 光源装置
70 励起光照射装置
71 青色レーザダイオード 73 コリメータレンズ
75 反射ミラー群 76 ミラー基板
78 集光レンズ 80 緑色光源装置
81 ヒートシンク
100 蛍光板装置
101 蛍光板 102 基材
103 蛍光発光領域 104 第1蛍光発光領域
105 第2蛍光発光領域 110 モータ
111 集光レンズ群 112 モータ軸
120 赤色光源装置 121 赤色光源
125 集光レンズ群 130 ヒートシンク
140 導光光学系 141 第1ダイクロイックミラー
145 集光レンズ 148 第2ダイクロイックミラー
170 光源側光学系 173 集光レンズ
175 ライトトンネル 178 集光レンズ
181 光軸変換ミラー 183 集光レンズ
185 照射ミラー 190 ヒートシンク
195 コンデンサレンズ 220 投影側光学系
225 固定レンズ群 235 可動レンズ群
241 制御回路基板 261 冷却ファン
300 青色光源装置
301 青色光源 305 集光レンズ群
310 ヒートシンク 501 蛍光板
504 第1蛍光発光領域 505 第1蛍光発光領域
506 第2蛍光発光領域 507 第2蛍光発光領域

Claims (10)

  1. 励起光源と、
    前記励起光源からの励起光が照射される、樹脂バインダを含む樹脂混合蛍光体層が設けられる第1蛍光発光領域と、樹脂バインダを含まない板状蛍光体が設けられる第2蛍光発光領域と、を備える蛍光板と、
    を有することを特徴とする光源装置。
  2. 前記樹脂バインダを含まない蛍光体は、少なくとも蛍光体と無機材料とを含む混合材料を焼結して形成されることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記無機材料は、アルミナ又は窒化アルミニウムを含み、
    前記樹脂バインダは、シリコーン樹脂を含むことを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記樹脂バインダを含まない蛍光体は、蛍光体を結晶化して形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の光源装置。
  5. 前記第1蛍光発光領域は、前記第2蛍光発光領域よりも表面積が大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか記載の光源装置。
  6. 前記第2蛍光発光領域は、前記励起光が照射されることにより発光される蛍光光の色味が異なる前記樹脂バインダを含まない蛍光体が複数設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか記載の光源装置。
  7. 前記蛍光板は、蛍光板装置により駆動可能に形成され、
    前記蛍光板装置は、蛍光板制御手段により制御され、
    前記蛍光板制御手段は、前記蛍光板装置を駆動させて前記第1蛍光発光領域に前記励起光を照射させる第1投影モードと、前記蛍光板装置を停止又は微小運動させて前記第2蛍光発光領域に前記励起光を照射させる第2投影モードと、
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか記載の光源装置。
  8. 前記蛍光板は蛍光ホイールであり、
    前記蛍光板装置は前記蛍光ホイールを駆動するモータを有し、
    前記第1蛍光発光領域及び前記第2蛍光発光領域は環状に形成されることを特徴とする請求項7に記載の光源装置。
  9. 前記励起光源は、青色波長帯域光を発する青色レーザダイオードを含み、
    前記蛍光発光領域は、緑色波長帯域光の蛍光光を発する前記第1蛍光発光領域及び前記第2蛍光発光領域からなるとともに、
    赤色波長帯域光を発する赤色発光ダイオードからなる赤色光源装置と、
    青色波長帯域光を発する青色発光ダイオードからなる青色光源装置と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか記載の光源装置。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れか記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
    前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
    を有することを特徴とする投影装置。
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