JP2016010790A - 石抜選別機 - Google Patents

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Abstract

【課題】多孔選別部材上の異物の滞留時間を少なくでき、異物の遡上をスムーズに行うことができる石抜選別機を提供する。
【解決手段】供給ホッパ35と多孔選別板18の間には、供給ホッパ35から投入された穀粒を受ける緩和部材180が配置されている。緩和部材180は、受けた穀粒の落下速度を減じた上で、穀粒を多孔選別板18に到達させる。これにより、供給ホッパ35から投入された穀粒は、落下して緩和部材180に受けられ、その後、多孔選別板18に供給される。この緩和部材180で穀粒等が受けられることにより、供給ホッパ35から落下した穀粒の落下速度が緩和された上で、多孔選別板18に供給される。
【選択図】図5

Description

本発明は、石抜選別機に関する。
石抜選別機は、傾斜させた選別網を揺動させて、穀物と石等の異物をその比重差により分別する機械である(特許文献1〜特許文献5、及び図13参照)。
図13に示す選別網100上に供給された穀物は振動機構110の揺動作用と選別網100下方のファン120からの吹き上げ風力により、選別網100から浮き上がり、図11に示すように穀物Tと石等の異物Sとがそれぞれ上層(穀物層Ta)と下層に分離される。そして、穀物Tは選別網100の下方へ流れて機外排出される。
一方、穀物Tに混入した異物Sは、穀物よりも比重が大きいため、穀物層Taの下方に位置して、選別網100と穀物層Taの間を選別網100表面の階段状の起伏102に沿って遡上する。そして、異物Sは、選別網100の上方の部位に移動して溜まり、所定時間毎に、選別網100のケース130に設けられた図示しない石排出口を介して機外に排出される。なお,異物Sは選別網100上方の部位に溜まるが、この時溜まるのは石だけではなく、通常穀物も混ざっており、石排出時に、選別網上方に溜まった穀物も同時に前記石排出口から排出される。
特開2000−107697号公報 特開平11−300280号公報 特開平11−333380号公報 実開昭57−161475号公報 特開2003−260417号公報
ところで、図12に示すように、一般に石抜選別機では穀物Tは、図13に示すホッパ140から前記選別網100上の特定部位、すなわち、ホッパ140の排出口に相対する部位に集中的に供給される。このように前記選別網100上の特定部位に穀物Tが集中的に供給されると、この特定部位においては、前記特定部位よりも下方に位置する石等の異物Sの遡上が阻止される。遡上が阻止された異物Sは、前記特定部位を避けるようにして他の部位から回り込みして遡上する。このため、遡上が阻止された異物Sは特定部位を避けるようにして回り込みすることになるため、異物Sの選別網100での滞留時間が長くなり、スムーズに石の排出ができないという問題がある。
本発明の目的は、多孔選別部材上の異物の滞留時間を少なくでき、異物の遡上をスムーズに行うことができる石抜選別機を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明の石抜選別機は、底部に多孔選別部材を有する選別ケースであって、傾斜状態で配置され、かつ、振動が付与される選別ケースと、前記選別ケース内に穀粒を投入する投入部と、前記選別ケースの下方から送風する送風部とを備え、前記選別ケース内の穀粒と前記穀粒内に混入した異物とを前記送風部からの風により比重選別して、前記比重選別した前記異物を前記選別ケースの斜め上方へ送り出し、前記比重選別した穀粒を斜め下方へ送り出す石抜選別機において、前記投入部と前記多孔選別部材の間には、前記投入部から投入された前記穀粒を受ける速度緩和部が配置され、前記速度緩和部は、受けた前記穀粒の落下速度を減じた上で、前記穀粒を前記多孔選別部材に到達させるものである。
また、前記速度緩和部は、前記選別ケースの幅全体に亘って設けられていることが好ましい。
また、前記速度緩和部は、前記投入部からの穀粒を受ける第1面と、前記第1面に一体に連結されて前記第1面よりも下方に位置する第2面を有し、前記第1面は前記多孔選別部材と同じく傾斜状態で配置され、前記第2面は、前記第1面とは鈍角をなすように連結されていることが好ましい。
また、前記速度緩和部と前記多孔選別部材との間には、前記穀粒に混入した異物が遡上する通路が形成され、前記通路の入口には、前記異物の滞留を防止する防止手段が設けられていることが好ましい。
また、前記選別ケースは、幅方向に配置されて直線状に形成された一対の側壁と、前記一対の側壁の端部を連結する端壁とを備え、前記端壁には、前記速度緩和部の下方に位置するとともに、前記多孔選別部材上に延びてV字状のガイド面を有するガイド部が前記防止手段として設けられており、前記ガイド面と近位に位置する前記側壁間で前記通路が形成されていることが好ましい。
また、前記速度緩和部には、前記通路内に、前記多孔選別部材の下方からの風の導入を許容する風排出口が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、多孔選別部材上の異物の滞留時間を少なくでき、異物の遡上をスムーズに行うことができる効果を奏する。
一実施形態の石抜選別機の概略断面図。 同じく選別ケースの構成を示す斜視図。 同じく選別ケースの構成を示す平面図。 同じく選別ケースの構成を示す断面図。 緩和部材がある場合において、ホッパから穀粒が投入されている状態の説明図。 緩和部材がない場合において、ホッパから穀粒が投入されている状態の説明図。 ガイド面の作用の説明図。 ガイド部がない場合の従来の穀粒の滞留場所を示す説明図。 通路における風の通過状態を示す説明図。 通路における風の通過状態を示す説明図。 穀粒と異物とが分離した状態の説明図。 従来において、ホッパから投入された穀粒がイブの遡上を阻止している状態の説明図。 従来の石抜選別機の概略断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態の石抜選別機を、図1〜図10を参照して説明する。
図1に示すように、石抜選別機の機枠11は略箱型に形成されており、その前面(図1の左側)には開口11aが形成されているとともに、機枠11の底壁には図示しない一対の支持部材が所定間隔をおいて立設されている。なお、図1に示す石抜選別機において、左側は前といい、右側を後という。
図1に示すように、前記一対の支持部材間には回転軸13及び支持軸14が異なった高さ位置で、前後に所定間隔をおいて回転可能に架設支持されている。回転軸13には一対の第1支持ローラ15(一つのみ図示)が所定間隔をおいて回動自在に支持されており、各第1支持ローラ15と対応するように、支持軸14には一対の第2支持ローラ16(一つのみ図示)が所定間隔をおいて回動自在に支持されている。
図1及び図2に示すように、選別ケース17は、一対の側壁170、172と、後端側に位置する端壁174と、前端側に位置する端壁176とを有していて、上部が開口された箱型に形成されている。前記側壁170、172は直線状に形成されている。
選別ケース17の底部には多孔選別部材としての多孔選別板18が配設されている。多孔選別板18の全体には、多数の孔18aが形成されている。なお、図5、図6、図9では、説明の便宜上、孔18aは、単なる貫通孔で示されているが、実際は、図11に示すように、前後方向に階段状に並ぶようにした複数の起伏102を有して形成されているものと理解されたい。図3では、孔18aは、側壁170、172に沿った領域及び前端に沿った領域のみ図示されており、多孔選別板18の前端(図3において右端)近位付近及び多孔選別板18の中央部における孔18aは説明の便宜上省略されている。
図4に示すように前記多孔選別板18の前端には、多孔選別板18よりもさらに、前下がりに斜状に配置された平板182が、上面が面一となるように連結されている。本実施形態では平板182に設けられた孔18aは設けられていないが、孔18aを設けてもよい。
選別ケース17の両側壁170、172下面には、一対の第1傾斜支持面19及び一対の第2傾斜支持面20が前後に所定間隔をおいて形成されている。
図1に示すように選別ケース17は、前記第1支持ローラ15及び第2支持ローラ16上に、各第1傾斜支持面19及び各第2傾斜支持面20がそれぞれ係脱可能に接触することにより、支持されている。これにより、選別ケース17が機枠11内において、前下がりの傾斜状態で揺動可能及び着脱可能に配設されている。
前記選別ケース17内の中央部の多孔選別板18上には選別部17aが形成されているとともに、選別ケース17の端壁176の下部には穀粒取出口17bが形成されている。
図1〜図4に示すように選別ケース17において、前端側の側壁170、172には、速度緩和部としての緩和部材180が設けられている。本実施形態では緩和部材180は、平板部183と平板部183の前端において鈍角をなすように斜状に折曲げられた折曲げ部184とを有する。前記平板部183の上面は、第1面180aであり、折曲げ部184の上面は第2面に相当する。前記緩和部材180の平板部183は多孔選別板18と平行に前下がりの傾斜状態で配置されている。
緩和部材180は、その幅方向の両端が側壁170、172の内面に取付け固定されている。緩和部材180の側壁170、172に対する取付け方法は、ビス止め、または溶接、または、接着剤等により行われているが、限定するものではない。
図2に示すように、緩和部材180と多孔選別板18間には、ガイド部190が設けられている。ガイド部190は、五角形をなす枠体にて形成されている。すなわち、前記枠体は、前記端壁174に固定された一対のガイド壁192、194と、両ガイド壁192、194の前端に一体に連結されるとともに互いに一端が一体に連結されてV字状に配置された一対のガイド壁196、198とを有する。前記ガイド壁192、194は側壁170、172の内面と平行なガイド面192a,194aを有する。また、図2に示すように、前記ガイド壁196、198は、側壁170、172の内面に対して、前端から後端側へ行くほど離間距離が短くなるようにそれぞれ斜状に配置されている。前記ガイド部190全体は、前記緩和部材180により覆われている。
緩和部材180と多孔選別板18との間において、ガイド壁196と側壁170間、及び、ガイド壁198と側壁172間は、それぞれ穀粒に混入した石等の異物Sが通過する通路47、48となっている。
異物Sがガイド部190よりも下方(すなわち、前方)に位置し、かつ、ガイド部190の前端の近傍に位置している場合、V字状に配置されたガイド面196a,198aにより、前記異物Sが通路47、48のいずれか一方に入るようにガイドされる。すなわち、遡上する異物Sが前記ガイド面196a,198aのいずれか一方によりガイドされて、いずれか一方の通路47、48に入ることにより、異物SがV字状の部位の前方において貯留することがないようにされている。
前記V字状の面を有するガイド部190は、通路の入口に設けられた防止手段の一例である。また、前記通路47、48の後部には小石回収部17cがそれぞれ形成されており、小石回収部17cの後端は前記端壁174によって閉塞されている。また、小石回収部17cにおいて、その底部には、後端出口部17dが形成されている。
図1、図5に示すように、前記小石回収部17cにはその前端入口部及び後端出口部17dを開閉するためのゲート29が端壁174に対して回動可能に配設されている。ゲート29は、操作バー29aと連結されていて、操作バー29aにより開閉操作可能である。
そして、穀粒の選別動作中には、ゲート29が図5に実線で示す位置に回動配置され、小石回収部17cの前端入口部が開放されて、選別部17aと小石回収部17cとが連通されるとともに、小石回収部17cの後端出口部17dが閉鎖されている。この状態で、選別ケース17の揺動及び送風機26からの送風により、選別部17aにおいて選別された小石が小石回収部17cに回収可能とされている。送風機26は、送風部の一例である。
なお、図2、図9に示すように緩和部材180において、各ゲート29の上方には、風排出口としての通風口185が設けられている。そして、孔18aからの風が前記通路47、48内に入り込んで、通風口185から排気されるようにされている。
また、供給ホッパ35からの穀粒の供給が停止された後は、ゲート29を図5に鎖線で示す位置に回動配置すると、小石回収部17cの前端入口部が閉鎖されて、選別部17aと小石回収部17cとが遮断される。これと同時に、小石回収部17cの後端出口部17dが開放される。この状態で、選別ケース17の揺動及び送風機26からの送風により、小石回収部17c上に集積している異物Sが後端出口部17dを介して機枠11に設けられた小石排出樋62を介して排出可能である。
図1に示すように、前記機枠11と選別ケース17との間には、選別ケース17に対し傾斜方向に沿って往復運動を付与するための駆動機構21が配設されている。
すなわち、前記一対の第1支持ローラ15間において回転軸13には偏心輪22が取り付けられており、その偏心輪22と接触可能に対応するように、選別ケース17の下面には接触板23が傾斜状に突設されている。機枠11内には圧縮バネ24が取付板25を介して取り付けられており、圧縮バネ24の前端が選別ケース17の前記端壁174に接合されている。これにより、選別ケース17が傾斜方向に沿って前方に付勢され、接触板23が偏心輪22に圧接されている。
そして、偏心輪22が回転されて、選別ケース17に対し傾斜方向に沿って後方への移動力が付与された場合、第1傾斜支持面19及び第2傾斜支持面20が第1及び第2支持ローラ15,16に摺接して、選別ケース17が後部上方に揺動される。また、偏心輪22が回転されて、上記とは逆に選別ケース17に対し傾斜方向に沿って前方への移動が許容された場合、圧縮バネ24の付勢力により、選別ケース17に対し傾斜方向に沿って前方への移動力が付与される。これにより、第1傾斜支持面19及び第2傾斜支持面20がそれぞれ第1支持ローラ15及び第2支持ローラ16に摺接して、選別ケース17が前部下方に揺動される。
図1に示すように、前記選別ケース17の底部の下方には送風機26が配設されている。送風機26は、前記図示しない支持部材間に固定配置されたファンケース27と、ファンケース27内において前記支持部材間に回転可能に支持されたファン28を備えている。なお、ファン28に対応して前記支持部材には図示はしないが吸気孔が形成されている。
前記機枠11内にはモータ30が配設されており、そのモータ軸30aには駆動プーリ31が取り付けられている。ファン28の軸端部には被動プーリ32が取り付けられているとともに、回転軸13の端部には被動プーリ33が取り付けられており、これらの被動プーリ32,33と駆動プーリ31との間にはベルト34が掛装されている。そして、モータ30によりファン28及び回転軸13が回転されて、ファンケース27から多孔選別板18の孔18aを通して選別ケース17内に風が送り込まれるとともに、偏心輪22にて選別ケース17が斜め方向に往復揺動される。
前記機枠11の上部において選別ケース17の上方には、選別ケース17の緩和部材180の平板部183に対向する位置に、穀粒を収容するための供給ホッパ35が配設されており、その底部には、幅方向に長くされた長方形をなす供給口36が形成されている。また、図3に示すように、供給口36の幅方向長さは、前記平板部183の幅方向全長と同じとしている。供給ホッパ35は、投入部の一例である。
そして、長方形に形成された供給口36は、前後方向の開口長さが、その幅方向全体に亘って同じである。従って、供給口36から出た直後に穀粒K等が形成する層の前後方向の厚みは、前記幅方向において、同一となるようにされている。
また、供給口36の幅方向長さを、緩和部材180の平板部183の幅方向全長と同じにすることにより、供給ホッパ35から投入される穀粒が平板部183の幅方向全体に当たるようにされている。本実施形態では、供給口36の位置は、供給口36から落下する穀粒K及び前記穀粒Kに混入した異物Sが、図3に示す第1面180aにおいて、ハッチングで示された領域Pを目指すように設定されている。この領域Pは、平板部183において折曲げ部184から後方側に離間した部位である。
(実施形態の作用)
次に、上記のように構成した石抜選別機の作用について説明する。
図示しない起動スイッチの操作により、モータ30を起動させると、回転軸13上の第1支持ローラ15及び偏心輪22が回転されるとともに、送風機26のファン28が回転される。そして、偏心輪22の回転に伴い、選別ケース17が往復揺動されるとともに、送風機26から選別ケース17内に風が送り込まれる。
この状態で、穀粒を供給ホッパ35内に収容すると、供給ホッパ35内の穀粒K及び穀粒K内に混入している小石等の異物Sは、平板部183の幅方向全体に亘って当たるように選別ケース17内に供給される。
そして、供給ホッパ35の供給口36から落下した穀粒K及び異物Sは、図4の矢印A及び図3に示すように、緩和部材180の第1面180aにおいて、ハッチングで示された領域Pに落下する。
供給ホッパ35から落下する穀粒K等は均一に層状をなして平板部183の幅方向全体に亘って当たるように供給される。
そして、穀粒K及び異物Sは領域Pに落下した後、平板部183の幅方向全体に亘り、第1面180aを前方へ滑りおちて、折曲げ部184にて図4の矢印Bで示すように、若干上に跳ね上げられて多孔選別板18上に落下する。穀粒K等はこの折曲げ部184により跳ね上げられることにより、分散する。
上記のように分散した前記穀粒K等は、緩和部材180の前縁(折曲げ部184の前縁)よりも前方に位置するとともに前記多孔選別板18の全幅に亘って位置する部位P1に落下する。なお、図3では、部位P1には、ハッチングして図示されている。
このように供給ホッパ35から落下した穀粒K等は、緩和部材180に一旦当たって、後述の理由によりその落下速度が減じられて、その後、緩和部材180から多孔選別板18上に軽く落下する。
また、多孔選別板18上に落下した穀粒K等は、選別ケース17の揺動及び送風機26からの送風により、多孔選別板18上の選別部17aにおいて比重選別される。そして、穀粒は多孔選別板18から浮上した状態で選別部17aから前方へ移動し、穀粒取出口17bから取り出される。
なお、穀粒K等が部位P1に対して緩和部材180(折曲げ部184)から多孔選別板18上に落下する場合と、仮に供給ホッパ35から多孔選別板18上に直接落下する場合とでは、緩和部材180から落下した方が落差が少ない。このため、緩和部材180から部位P1に落下したときの最終の落下速度は、仮に供給ホッパ35から多孔選別板18上に直接落下した場合の最終の落下速度よりも減じられる。
このため、緩和部材180(折曲げ部184)から穀粒K等が部位P1に落下しても、部位P1上を遡上する異物Sに対する通過時の抵抗が少なくされている。
このため、部位P1においても穀粒Kと異物Sとの比重選別がしやすいとともに、部位P1よりも前方に位置して選別された小石等の異物Sは、部位P1においても抵抗が少なくスムーズに通過することができる。また、この場合、孔18aを介して送風された風は、前記部位P1における前記異物Sの遡上を助ける。
また、前記抵抗が少ない分、異物Sは分散して移動しやすくなる。さらに、部位P1は、多孔選別板18の全幅に亘って位置するため、その全幅に亘り均一な比重選別、及び異物Sの遡上が可能であり、従って、選別効率が高くなる。また、運転途中で異物Sを排出する際には、異物Sの大半を排出でき、安定した連続運転を行うことができる。
なお、図6に示すように、本実施形態と異なり緩和部材180とガイド部190が設けられていない場合には、供給ホッパ35から落下した穀粒K等は、落下速度が減じられることなく多孔選別板18に直接落下する。この場合には、従来と同様に、穀粒K等が落下する多孔選別板18の部位においては、異物Sの遡上が妨害されることになる。
話しを本実施形態に戻して、前記部位P1を通過した異物Sは、ガイド部190及び緩和部材180間の前記通路47、48内に入る。
ここで、異物Sがガイド部190よりも下方(すなわち、前方)に位置し、かつ、ガイド部190の前端の近傍に位置している場合、V字状に配置されたガイド面196a,198aにより、通路47、48のいずれか一方に入るようにガイドされる。すなわち、異物Sが遡上する際に、前記ガイド面196a,198aのいずれか一方によりガイドされて、いずれか一方の通路47、48に入り、異物がV字状の部位の前方において溜まることがない。
また、図9に示すように、緩和部材180に通風口185が設けられているため、孔18aを介して送風された風は、前記通路47、48内にも入り、前記通路47、48に入った異物Sの遡上を助ける。
そして、選別動作中は、ゲート29が図5に実線で示すように小石回収部17cの前端入口部が開放されて、選別部17aと小石回収部17cとが連通されるとともに小石回収部17cの後端出口部17dが閉鎖されている。このため、前記通路47、48内を遡上した異物Sは、小石回収部17c内に回収される。
そして、供給ホッパ35からの穀粒の投入が停止された後、ゲート29を図5の鎖線で示す位置に回動配置すると、小石回収部17cの前端入口部が閉鎖されて、選別部17aと小石回収部17cとが遮断される。これと同時に、小石回収部17cの後端出口部17dが開放される。この状態で、選別ケース17の揺動及び送風機26からの送風により、小石回収部17cに集積している異物Sが後端出口部17dを介して機枠11に設けられた小石排出樋62を介して排出される。
図7において、ガイド部190の周囲の矢印は、異物Sの移動方向を示し、また、選別ケース17の前端側の矢印は、穀粒Kの移動方向を示している。
図8は、特許文献2、3、5で提案されている選別ケース200の形状である。この選別ケース200は、後端が先細り状に形成されている。このため、選別ケース200の底部に設けられた多孔選別板210を遡上する異物は、特に、幅が狭くなるP3、P4の領域に穀粒及び異物が滞留しやすくなる。このため、先細りとなっている後端側の石排出部220へ異物が排出され難くなっている。また、この種の選別ケース200では、長時間連続運転した場合、選別ケース200の穀物排出側(前端側)に異物が混入する虞もある。
なお、図8に示す選別ケース200では、P3、P4における選別ケース200の側壁の角度θを大きくすることで、前記穀粒及び異物の滞留の抑制することが考えられる。しかし、図8に示す選別ケース200の選別に必要な選別距離(すなわち、幅が広い領域の前後方向長さ)が短くなって、選別ケース200の選別面積が小さくなり、選別精度の低下の原因となりうる。
一方、選別面積を大きくするために、選別ケース200の前後方向の長さを長くすると、多孔選別板210が大きくなり、選別ケース200の大型化、及びコストアップの原因となる。
本実施形態では、V字状のガイド面196a,198aを有するガイド部190が、選別ケース17後端側に配置され、選別ケース17の幅方向の両側の通路47、48を介して異物Sを排出させる。このため、異物S及び穀粒Kが滞留する箇所もなく、小石回収部17c側へ排出される穀物の量を減少させることができる。また、選別ケース17の小型化、ひいては、装置全体の小型化も可能である。
また、通路47、48において、ガイド部190のガイド面196a、198aは通路入口が広くなるように斜状に配置されて、通路47、48の後端側は狭くされている。このため、選別ケースの後端側が前端側と同様に広く形成されて、異物を後端側において全幅で排出する方式の特許文献1に比較して穀粒の異物に混じる混入率を大幅に低減できる。
なお、供給ホッパ35(投入部)内の穀粒がなくなった状態の後でも、送風機26で送風が行われる。これは、通路47、48内に残留する穀物及び異物を、後端出口部17dから排出するためである。この場合においても通路47、48内における異物及び穀粒の遡上を通路47、48内を通過する風により、それらの遡上を助けることができる。遡上した異物及び穀粒は、後端出口部17dから排出する。
本実施形態では、下記の特徴を有する。
(1)本実施形態の石抜選別機は、底部に多孔選別板18(多孔選別部材)を有する選別ケース17であって、傾斜状態で配置され、かつ、振動が付与される選別ケース17を有する。また、石抜選別機は、選別ケース17内に穀粒を投入する供給ホッパ35(投入部)と、選別ケース17の下方から送風する送風機26(送風部)を備える。そして、石抜選別機は、選別ケース17内の穀粒と前記穀粒内に混入した異物とを送風機26(送風部)からの風と揺動により比重選別する。また、石抜選別機は、前記比重選別した異物を選別ケース17の斜め上方へ送り出し、前記比重選別した穀粒を斜め下方へ送り出す。
そして、石抜選別機において、供給ホッパ35(投入部)と多孔選別板18(多孔選別部材)の間には、供給ホッパ35(投入部)から投入された穀粒を受ける緩和部材180(速度緩和部)が配置されている。また、緩和部材180(速度緩和部)は、受けた前記穀粒の落下速度を減じた上で、前記穀粒を多孔選別板18(多孔選別部材)に到達させる。この結果、本実施形態によれば、供給ホッパ35から投入された穀粒は、落下して緩和部材180(速度緩和部)に受けられ、その後、多孔選別板18(多孔選別部材)に供給される。この緩和部材180(速度緩和部)で穀粒等が受けられることにより、供給ホッパ35(投入部)から落下した穀粒の落下速度が緩和された上で、多孔選別板18(多孔選別部材)に供給される。このことから、従来に比して、多孔選別板18(多孔選別部材)上を石等の異物の遡上を阻害することがなく、異物は多孔選別板18(多孔選別部材)の上方へ流れやすくなる。この結果、多孔選別部材上の異物の滞留時間を少なくでき、異物の遡上をスムーズに行うことができる効果を奏する。
(2)本実施形態の石抜選別機では、緩和部材180(速度緩和部)は、選別ケース17の幅全体に亘って設けられている。この結果、本実施形態によれば、供給ホッパ35(投入部)の供給口36が緩和部材180(多孔選別部材)の幅方向全体に亘って全体に設けられている場合、確実に投入部からの穀粒の落下速度を緩和することができる。
(3)本実施形態の石抜選別機では、緩和部材180(速度緩和部)は、供給ホッパ35(投入部)からの穀粒を受ける第1面180aと、第1面180aに一体に連結されて第1面180aよりも下方に位置する折曲げ部184(第2面)を有する。
そして、第1面180aは前記緩和部材180(多孔選別部材)と同じく傾斜状態で配置され、折曲げ部184(第2面)は、第1面180aとは鈍角をなすように連結されている。
この結果、本実施形態によれば、第1面180aに落下した穀粒は、その後、第1面180aに沿って下方に移動する際、第1面180aと鈍角をなした折曲げ部184(第2面)に移動する。この後、折曲げ部184(第2面)から下方へ移動する穀粒は、折曲げ部184(第2面)が第1面180aと鈍角をなしているため、上方に跳ね上げられ上で、多孔選別板18(多孔選別部材)上に落下する。このとき、折曲げ部184(第2面)が第1面180aとなす鈍角に応じて、穀粒を分散して多孔選別板18(多孔選別部材)上に落下させることができる。
(4)本実施形態の石抜選別機では、緩和部材180(速度緩和部)と多孔選別板18(多孔選別部材)との間には、穀粒に混入した異物が遡上する通路47、48が形成されている。また、通路47、48の入口には、V字状の面を有するガイド部190(防止手段)が設けられていて異物の滞留を防止する。
この結果、本実施形態によれば、通路における異物の滞留時間を少なくでき、異物の遡上をスムーズに行うことができる効果を奏する。
(5)本実施形態の石抜選別機では、選別ケース17は、幅方向に配置されて直線状に形成された一対の側壁170、172と、一対の側壁170、172の端部を連結する端壁174とを備える。また、端壁174には、緩和部材180(速度緩和部)の下方に位置するとともに、多孔選別板18(多孔選別部材)上に延びてV字状のガイド面196a、198aを有するガイド部190が防止手段として設けられている。そして、ガイド面196a、198aと近位に位置する側壁170、172間で前記通路47、48が形成されている。この結果、上記(4)の効果を容易に実現できる。
(6)本実施形態の石抜選別機では、緩和部材180(速度緩和部)には、通路47、48内に、多孔選別板18(多孔選別部材)の下方からの風の導入を許容する通風口185(風排出口)が設けられている。この結果、本実施形態によれば、通路には風の導入がされるため、通路内での異物の遡上を助けることができ、前記異物の遡上をスムーズに行うことができる。
なお、本発明の実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更しても良い。
・緩和部材180において平板部183の代わりに、上面が波状、または凹凸形状を有した板部としてもよい。
・緩和部材180を側壁170、172に固定する代わりに、端壁174に固定してもよい。また、緩和部材180をガイド部190に固定してもよい。
・緩和部材180の折曲げ部184を省略してもよい。
・緩和部材180は、前記多孔選別板18と平行に配置する必要はなく、前下がりの傾斜状態となっていればよい。
・前記実施形態では、供給ホッパ35を投入部の一例としたが、選別ケース17に対して穀粒Kを投入するものであれば、供給ホッパに限定するものではない。
・前記実施形態では、多孔選別板18(多孔選別部材)の幅方向全体に亘って緩和部材180(速度緩和部)を設けたが、緩和部材180(速度緩和部)の長さを前記幅方向全体に亘ってではなしに短くしてもよい。但し、少なくとも投入部の幅方向の長さよりも長く設けられていることが好ましい。この場合においても、確実に投入部からの穀粒の落下速度を緩和することができる。
11…機枠、11a…開口、13…回転軸、14…支持軸、
15…第1支持ローラ、16…第2支持ローラ、17…選別ケース、
18…多孔選別板(多孔選別部材)、18a…孔、19…第1傾斜支持面、
20…第2傾斜支持面、21…駆動機構、22…偏心輪、23…接触板、
24…圧縮バネ、25…取付板、26…送風機(送風部)、
27…ファンケース、28…ファン、29…ゲート、30…モータ、
31…駆動プーリ31、32…被動プーリ、33…被動プーリ、
34…ベルト、35…供給ホッパ(投入部)、36…供給口、
100…選別網、102…起伏、110…振動機構、120…ファン、
130…ケース、170、172…側壁、174…端壁、
180…緩和部材、180a…第1面、
182…平板、183…平板部、184…折曲げ部(第2面)、
185…通風口(風排出口)、190…ガイド部、192…ガイド壁、
192a…ガイド面、194…ガイド壁、194a…ガイド面
196…ガイド壁、196a…ガイド面、198…ガイド壁、
198a…ガイド面、K…穀粒、Ta…穀物層、S…異物。

Claims (6)

  1. 底部に多孔選別部材を有する選別ケースであって、傾斜状態で配置され、かつ、振動が付与される選別ケースと、前記選別ケース内に穀粒を投入する投入部と、前記選別ケースの下方から送風する送風部とを備え、前記選別ケース内の穀粒と前記穀粒内に混入した異物とを前記送風部からの風により比重選別して、前記比重選別した前記異物を前記選別ケースの斜め上方へ送り出し、前記比重選別した穀粒を斜め下方へ送り出す石抜選別機において、
    前記投入部と前記多孔選別部材の間には、前記投入部から投入された前記穀粒を受ける速度緩和部が配置され、
    前記速度緩和部は、受けた前記穀粒の落下速度を減じた上で、前記穀粒を前記多孔選別部材に到達させる石抜選別機。
  2. 前記速度緩和部は、前記選別ケースの幅全体に亘って設けられている請求項1に記載の石抜選別機。
  3. 前記速度緩和部は、前記投入部からの穀粒を受ける第1面と、前記第1面に一体に連結されて前記第1面よりも下方に位置する第2面を有し、
    前記第1面は前記多孔選別部材と同じく傾斜状態で配置され、前記第2面は、前記第1面とは鈍角をなすように連結されている請求項1または請求項2に記載の石抜選別機。
  4. 前記速度緩和部と前記多孔選別部材との間には、前記穀粒に混入した異物が遡上する通路が形成され、
    前記通路の入口には、前記異物の滞留を防止する防止手段が設けられている請求項3に記載の石抜選別機。
  5. 前記選別ケースは、幅方向に配置されて直線状に形成された一対の側壁と、前記一対の側壁の端部を連結する端壁とを備え、
    前記端壁には、前記速度緩和部の下方に位置するとともに、前記多孔選別部材上に延びてV字状のガイド面を有するガイド部が前記防止手段として設けられており、
    前記ガイド面と近位に位置する前記側壁間で前記通路が形成されている請求項4に記載の石抜選別機。
  6. 前記速度緩和部には、前記通路内に、前記多孔選別部材の下方からの風の導入を許容する風排出口が設けられている請求項4または請求項5に記載の石抜選別機。
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