JP2016005422A - モータトルク推定装置およびそれを用いたモータ制御装置 - Google Patents

モータトルク推定装置およびそれを用いたモータ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トルクセンサを用いることなく、電動モータのトルクを推定することができるモータトルク推定装置を提供する。
【解決手段】回転速度演算部51は、電動モータ2の回転速度ωを演算する。入力電力演算部52は、インバータ入力電力Wdcを演算する。dq軸電圧演算部53は、d軸電圧Vおよびq軸電圧Vを演算する。出力電力演算部54は、d軸電流I、q軸電流I、d軸電圧Vおよびq軸電圧Vに基いて、インバータ出力電力Winvを演算する。インバータ効率演算部55は、インバータ入力電力Wdcとインバータ出力電力Winvとに基いて、インバータ効率ηinvを演算する。モータトルク演算部56は、インバータ効率ηinvと、電動モータ3の回転速度ωと、インバータ効率マップ56aとに基いて、モータトルク推定値Tmestを演算する。
【選択図】図2

Description

この発明は、モータトルク推定装置およびそれを用いたモータ制御装置に関し、たとえば、電動モータのトルクを駆動力として利用する車両に用いられるモータトルク推定装置およびそれを用いたモータ制御装置に関する。
電動モータのトルクを駆動力として利用する車両として、電気自動車、ハイブリッド自動車等が知られている。このような車両において、モータトルクがトルク指令値と等しくなるように電動モータを制御する方法として、モータトルクを検出するためのトルクセンサを設け、トルクセンサによって検出されたトルク検出値がトルク指令値に近づくようにフィードバック制御することが考えられる。しかしながら、このような方法では、トルクセンサが必要となるため、部品点数の増加、コストの増加、デザイン性の悪化等を招くおそれがある。
そこで、トルクセンサを用いずに、オープンループ制御によって電動モータのトルクを制御することが考えられる。具体的には、予め測定したモータ特性に基いてトルク指令値を電流指令値に変換するための変換テーブルを予め作成しておき、この変換テーブルを用いてトルク指令値に応じた電流指令値を演算し、演算された電流指令値に基いて電動モータを制御する。この方法では、予め作成された変換テーブルを用いてトルク指令値に応じた電流指令値を演算しているため、各種のモータパラメータに変動があった場合等において、トルク指令値と実際のモータトルクとの間に差が生じてしまう。
特開2006−256609号公報 特開2006−50871号公報 特開平7−131994号公報
この発明の目的は、トルクセンサを用いることなく、電動モータのトルクを推定することができるモータトルク推定装置およびそれを用いたモータ制御装置を提供することである。
請求項1記載の発明は、インバータ(22)によって駆動される電動モータ(2)のトルクを推定するためのモータトルク推定装置(40)であって、前記インバータの入力電力を測定する入力電力測定手段(52)と、前記インバータの出力電力を測定する出力電力測定手段(53,54)と、前記電動モータの回転速度を検出する回転速度検出手段(51)と、前記入力電力演算手段によって演算される入力電力と、前記出力電力演算手段によって演算される出力電力とに基いて、前記インバータの入力電力と出力電力とによって決定されるインバータ特性値を演算する特性値演算手段(55,55A)と、前記電動モータのモータトルクを推定するトルク推定手段(56,56A)とを含み、前記トルク推定手段は、前記電動モータの回転速度とトルクとをパラメータとして前記インバータ特性値を表したインバータ特性値マップ(56a,56Aa)に基いて、前記回転速度検出手段によって検出される回転速度と前記特性値演算手段によって演算されるインバータ特性値とに対応したトルクをモータトルク推定値として求めるように構成されている、モータトルク推定装置である。なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表すが、むろん、この発明の範囲は当該実施形態に限定されない。以下、この項において同じ。
この発明によれば、トルクセンサを用いることなく、電動モータのトルクを推定することができる。これにより、推定されたモータトルク(モータトルク推定値)を利用して、電動モータのトルクを制御することが可能となる。これにより、モータトルクを検出するためのトルクセンサを用いることなく、電動モータに対して精度の高いトルク制御を行うことが可能となる。
請求項2記載の発明は、インバータ(22)によって駆動される電動モータ(2)のトルクを推定するためのモータトルク推定装置(40)であって、前記インバータの入力電力を測定する入力電力測定手段(52)と、前記インバータの出力電力を測定する出力電力測定手段(53,54)と、前記電動モータの回転速度を検出する回転速度検出手段(51)と、前記入力電力演算手段によって演算される入力電力と、前記出力電力演算手段によって演算される出力電力とに基いて、前記インバータの入力電力と出力電力とによって決定されるインバータ特性値を演算する特性値演算手段(55,55A)と、前記電動モータのモータトルクを推定するトルク推定手段(56,56A,57,58)とを含み、前記トルク推定手段は、前記電動モータの回転速度とトルクとをパラメータとして前記インバータ特性値を表したインバータ特性値マップ(56a,56Aa)に基いて、前記回転速度検出手段によって検出される回転速度と前記特性値演算手段によって演算されるインバータ特性値とに対応したトルクをモータトルク推定値として求める第1トルク演算手段(56,56A)と、前記電動モータのモータ効率マップ(57a)に基いて、前記回転速度検出手段によって検出される回転速度と前記第1トルク演算手段によって求められるモータトルク推定値に対応したモータ効率を求めるモータ効率演算手段(57)と、前記モータ効率演算手段によって演算されるモータ効率と、前記出力電力演算手段によって演算される出力電力と、前記回転速度検出手段によって検出される回転速度とに基いて、最終的なモータトルク推定値を演算する第2トルク演算手段(58)とを含む、モータトルク推定装置である。
この発明によれば、トルクセンサを用いることなく、電動モータのトルクを推定することができる。これにより、推定されたモータトルク(モータトルク推定値)を利用して、電動モータのトルクを制御することが可能となる。これにより、モータトルクを検出するためのトルクセンサを用いることなく、電動モータに対して精度の高いトルク制御を行うことが可能となる。
請求項3記載の発明は、前記インバータ特性値がインバータ効率(ηinv)である、請求項1または2に記載のモータトルク推定装置である。
請求項4記載の発明は、前記インバータ特性値がインバータ損失(Pinv)である、請求項1または2に記載のモータトルク推定装置。
請求項5記載の発明は、電動モータ(2)を制御するモータ制御装置(1)であって、前記電動モータを駆動するためのインバータ(22)と、請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータトルク推定装置(40)と、トルク指令値と予め設定されたトルク指令値/電流指令値変換テーブルとに基いて、前記トルク指令値に対応した第1電流指令値を演算する第1電流指令値演算手段(32)と、前記モータトルク推定装置によって得られるモータトルク推定値と前記トルク指令値との偏差に基いて、第2電流指令値を演算する第2電流指令値演算手段(41,42)と、前記第1電流指令値と前記第2電流指令値との比較または前記モータトルク推定値と前記トルク指令値との比較に基いて、前記第1電流指令値と前記第2電流指令値とのうちのいずれか一方を選択して出力する切換え手段(33)と、前記切換え手段から出力される電流指令値に基いて、前記インバータを制御する制御手段(34,35d,35q,36,37,38)とを含む、モータ制御装置である。
切換え手段によって第1電流指令値が選択されている場合には、電動モータのトルクは、オープンループ制御によって制御されることになる。一方、切換え手段によって第2電流指令値が選択されている場合には、電動モータのトルクは、モータトルク推定装置によって推定されたモータトルク(モータトルク推定値)を用いたフィードバック制御によって制御されることになる。
この発明によれば、第1電流指令値と第2電流指令値との比較またはモータトルク推定値とトルク指令値との比較に基いて、オープンループ制御とモータトルク推定値を用いたフィードバック制御とを切換えることができる。このため、オープンループ制御では、トルク指令値に応じたモータトルクが電動モータから出力されないようなときに、モータトルク推定値を用いたフィードバック制御にモータ制御を切換えることが可能となる。これにより、第1電流指令値に基づくオープンループ制御のみによって電動モータのトルクを制御する場合に比べて、高い精度でトルク制御を行うことが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るモータトルク推定装置が適用されたモータ制御装置の概略構成を示す模式図である。 図2は、モータトルク推定部の構成を示すブロック図である。 図3は、モータトルク推定部の変形例を示すブロック図である。 図4は、モータトルク推定部の他の変形例を示すブロック図である。 図5は、モータトルク推定部のさらに他の変形例を示すブロック図である。
以下では、この発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るモータトルク推定装置が適用されたモータ制御装置の概略構成を示す模式図である。
この実施形態では、モータ制御装置1は、前輪(左前輪および右前輪)がエンジンによって駆動され、後輪(左後輪および右後輪)が電動モータによって駆動される4輪駆動車に搭載されている。モータ制御装置1は、車両の後輪を駆動するための電動モータ2を制御するものであり、モータ駆動回路としてのインバータ22を含んでいる。この実施形態では、電動モータ2は、三相ブラシレスモータである。電動モータ2からの動力(モータトルク)は、図示しない減速機構および差動歯車機構を介して、左後輪および右後輪に伝達される。
車両には、電動モータ2の回転角を検出するためのレゾルバ等の回転角センサ3、電動モータ2の相電流を検出するための電流センサ4,4、電動モータ2の相電圧を検出するための電圧センサ5、インバータ22に電力を供給するための電力供給源6、インバータ22の入力電流Idc(電力供給源6の出力電流)を検出するための電流センサ7、インバータ22の入力電圧Vdc(電力供給源6の出力電圧)を検出するための電圧センサ8、各車輪の回転速度ωFL,ωFR,ωRL,ωRRを検出するための車輪速センサ9FL,9FR,9RL,9RR、アクセル操作量ACを検出するためのアクセルセンサ(ACセンサ)10等が設けられている。なお、添え字のFL、FR、RLおよびRRは、それぞれ左前車輪、右前車輪、左後車輪および右後車輪を表す。
電流センサ4は、U相電流Iを検出する。電流センサ4はV相電流Iを検出する。電圧センサ5は、U相電圧V、V相電圧VおよびW相電圧V(以下総称するときは「三相検出電圧VUVW」という。)を検出する。電力供給源6は、たとえば、バッテリーである。電力供給源6は、エンジンからの動力に基いて電力を発生する発電機であってもよい。
車両用モータ制御装置1は、マイクロコンピュータ21と、マイクロコンピュータ21によって制御されるインバータ(三相インバータ)22と、電流検出部23とを含む。電流検出部23は、電流センサ4,4の出力信号に基いて、U相電流I、V相電流IおよびW相電流I(以下総称するときには「三相検出電流IUVW」という。)を検出する。
マイクロコンピュータ21は、CPUおよびメモリ(ROM,RAM,不揮発性メモリなど)を備えており、所定のプログラムを実行することにより、複数の機能処理部として機能する。この複数の機能処理部には、トルク指令値設定部31と、第1電流指令値演算部32と、切換え部33と、dq軸電流演算部34と、d軸電流偏差演算部35dと、q軸電流偏差演算部35qと、電圧指令値演算部36と、電圧指令値座標変換部37と、PWM制御部38と、回転角演算部39と、モータトルク推定部40と、トルク偏差演算部41と、第2電流指令値演算部42とを含んでいる。
トルク指令値設定部31は、たとえば、車輪速センサ9FL,9FR,9RL,9RRによって検出される回転速度ωFL,ωFR,ωRL,ωRRと、アクセルセンサ10によって検出されるアクセル操作量ACとに基いて、モータトルク指令値Tmを設定する。トルク指令値設定部31は、たとえば、前後車輪の回転速度差({(ωRL+ωRR)−(ωFL+ωFR)}/2)と、アクセル操作量ACとに基いて、モータトルク指令値T を設定してもよい。
第1電流指令値演算部32は、オープンループ制御用の電流指令値を演算するものである。具体的には、第1電流指令値演算部32は、予め設定されたトルク指令値/電流指令値変換テーブル32aに基いて、モータトルク指令値T を、d軸電流指令値I および第1のq軸電流指令値I に変換する。d軸電流指令値I はd軸方向の磁界を生成するための電流指令値であり、第1のq軸電流指令値I はq軸方向の磁界を生成するための電流指令値である。ただし、d軸とは電動モータ2のロータの磁極方向に沿う軸であり、q軸とはd軸に直交する軸である。第1電流指令値演算部32によって演算されたd軸電流指令値I は、d軸電流偏差演算部35dに与えられる。第1電流指令値演算部32によって演算された第1のq軸電流指令値I は、切換え部33に与えられる。
モータトルク推定部40は、電動モータ2が発生しているトルク(モータトルク)を推定する。モータトルク推定部40によって推定されたモータトルクを、モータトルク推定値Tmestということにする。モータトルク推定部40の動作の詳細については、後述する。トルク偏差演算部41は、モータトルク指令値T とモータトルク推定値Tmestとの偏差(トルク偏差)ΔT(=T −Tmest)を演算する。
第2電流指令値演算部42は、モータトルク推定値を用いたフィードバック制御用の電流指令値を演算するものである。第2電流指令値演算部42は、トルク偏差ΔTに基いて、第2のq軸電流指令値I を演算する。第2電流指令値演算部42は、たとえば、トルク偏差ΔTに対してPI(比例積分)演算を行うことにより、第2のq軸電流指令値I を演算する。第2電流指令値演算部42によって演算された第2のq軸電流指令値I は、切換え部33に与えられる。
切換え部33は、第1電流指令値演算部32によって演算される第1のq軸電流指令値I と第2電流指令値演算部42によって演算される第2のq軸電流指令値I との比較に基いて、第1のq軸電流指令値I と第2のq軸電流指令値I とを切換える。たとえば、切換え部33は、第1のq軸電流指令値I と第2のq軸電流指令値I との偏差(q軸電流指令値偏差)ΔI に基いて、第1のq軸電流指令値I と第2のq軸電流指令値I とのうちのいずれか一方を選択して出力する。具体的には、電源投入時には、切換え部33は、第1のq軸電流指令値I を選択して出力する。第1のq軸電流指令値I が選択されている場合において、q軸電流指令値偏差ΔI の絶対値が所定の閾値α(α>0)より大きくなると、切換え部33は、第2のq軸電流指令値I を選択して出力する。第2のq軸電流指令値I が選択されている場合において、q軸電流指令値偏差ΔI の絶対値が閾値α以下になると、切換え部33は、第1のq軸電流指令値I を選択して出力する。
回転角演算部39は、回転角センサ3の出力信号に基いて、電動モータ2の回転角(電機角θおよび機械角θ)を演算する。電流検出部23によって検出される三相検出電流IUVWは、dq軸電流演算部34に入力される。dq軸電流演算部34は、回転角演算部39によって演算された回転角θ(電気角)に基いて、三相検出電流IUVWを、d軸電流Iおよびq軸電流I(以下総称するときには「二相検出電流Idq」という。)に変換する。
d軸電流偏差演算部35dは、第1電流指令値演算部32によって演算されるd軸電流指令値I とd軸電流Iとの偏差(d軸偏差)ΔIを求める。q軸電流偏差演算部35qは、切換え部33から出力されるq軸電流指令値I とq軸電流Iとの偏差(q軸偏差)ΔIを求める。
電圧指令値演算部36は、たとえば、d軸偏差ΔIおよびq軸偏差ΔIそれぞれに対してPI(比例積分)演算を行うことにより、電動モータ2に印加すべき二相電圧指令値Vdq (d軸電圧指令値V およびq軸電圧指令値V )を演算する。電圧指令値座標変換部37は、回転角演算部39によって演算された回転角θに基いて、二相電圧指令値Vdq を三相電圧指令値VUVW に変換する。三相電圧指令値VUVW は、U相電圧指令値V 、V相電圧指令値V およびW相電圧指令値V からなる。
PWM制御部38は、U相電圧指令値V 、V相電圧指令値V およびW相電圧指令値V にそれぞれ対応するデューティのU相PWM信号、V相PWM信号およびW相PWM信号を生成し、インバータ22に供給する。
インバータ22では、インバータを構成するパワー素子がPWM制御部38から与えられるPWM信号によって制御されることにより、三相電圧指令値VUVW に相当する電圧が電動モータ2に印加されることになる。
図2は、モータトルク推定部の構成を示すブロック図である。
モータトルク推定部40は、回転速度演算部51と、入力電力演算部52と、dq軸電圧演算部53と、出力電力演算部54と、インバータ効率演算部55と、モータトルク演算部56とを含んでいる。
回転速度演算部51は、回転角演算部39から所定の演算周期毎に与えられる回転角θ(機械角)の差分に基いて、電動モータ2の回転速度ωを演算する。
入力電力演算部52は、電流センサ7によって検出されるインバータ22の入力電流Idc[A]と、電圧センサ8によって検出されるインバータ22の入力電圧Vdc[V]とに基いて、インバータ入力電力Wdc[W]を演算する。具体的には、入力電力演算部52は、次式(1)に基いて、インバータ入力電力Wdcを演算する。
dc=Vdc×Idc …(1)
dq軸電圧演算部53は、回転角演算部39によって演算された回転角θ(電気角)に基いて、電圧センサ5によって検出された三相検出電圧VUVWを、d軸電圧Vおよびq軸電圧V(以下総称するときには「二相検出電圧Vdq」という。)に変換する。
出力電力演算部54は、dq軸電流演算部34によって演算されたd軸電流I[A]およびq軸電流I[A]と、dq軸電圧演算部53によって演算されたd軸電圧V[V]およびq軸電圧V[V]とに基いて、インバータ出力電力(モータ入力電力)Winv[W]を演算する。具体的には、出力電力演算部54は、次式(2)に基いて、インバータ出力電力Winvを演算する。
inv=V・I
=|V||I|cosψ …(2)
|V|=(V +V 1/2
|I|=(I +I 1/2
前記式(2)において、Vはインバータ22の出力電圧ベクトルを表し、Iはインバータ22の出力電流ベクトルを表し、記号「・」は内積を表し、ψは電圧ベクトルVと電流ベクトル-Iとのなす角を表している。したがって、インバータ出力電力Winvは、Winv=Vd+となる。
インバータ効率演算部55は、入力電力演算部52によって演算されたインバータ入力電力Wdcと、出力電力演算部54によって演算されたインバータ出力電力Winvとに基いて、インバータ効率ηinvを演算する。具体的には、インバータ効率演算部55は、次式(3)に基いて、インバータ効率ηinvを演算する。
ηinv=Winv/Wdc …(3)
モータトルク演算部56は、インバータ効率演算部55によって演算されたインバータ効率ηinvと、回転速度演算部51によって演算された電動モータ3の回転速度ωと、インバータ効率マップ56aとに基いて、モータトルク推定値Tmest[Nm]を演算する。インバータ効率マップ56aは、電動モータ2を回転制御する場合の回転状態に応じたインバータ効率を示したマップである。インバータ効率マップ56aは、電動モータ2の回転速度とトルクとをパラメータとしてインバータ効率を表したマップである。モータトルク演算部56は、インバータ効率マップ56aに基いて、インバータ効率演算部55によって演算されたインバータ効率ηinvおよび回転速度演算部51によって演算された回転速度ωに対応したトルクを、モータトルク推定値Tmestとして求める。
以上のような構成において、q軸電流指令値偏差(第1のq軸電流指令値I と第2のq軸電流指令値I との偏差)ΔI の絶対値が所定の閾値α以下のときには、第1電流指令値演算部32によって演算される第1のq軸電流指令値I が切換え部33から出力される。これにより、電動モータ2に流れるd軸電流Iおよびq軸電流Iが、それぞれ、第1電流指令値演算部32によって演算されるd軸電流指令値I および第1のq軸電流指令値I に近づくように制御される。この場合、第1のq軸電流指令値I は、トルク指令値/電流指令値変換テーブル32aによって求められているため、電動モータ2のトルクは、オープンループ制御によって制御される。
q軸電流指令値偏差ΔI の絶対値が所定の閾値αより大きいときには、第2電流指令値演算部42によって演算される第2のq軸電流指令値I が切換え部33から出力される。これにより、電動モータ2に流れるd軸電流Iおよびq軸電流Iが、それぞれ、第1電流指令値演算部32によって演算されるd軸電流指令値I および第2電流指令値演算部42によって演算される第2のq軸電流指令値I に近づくように制御される。この場合、第2のq軸電流指令値I は、モータトルク指令値T とモータトルク推定値Tmestとの偏差であるトルク偏差ΔTに応じた値であるため、モータトルク推定値Tmestがモータトルク指令値T に近づくように制御される。つまり、この場合には、電動モータ2のトルクは、モータトルク推定値Tmestを用いたフィードバック制御によって制御される。
前述の実施形態では、モータトルクを検出するためのトルクセンサを用いることなく、電動モータ2のトルクを推定することができる。これにより、推定されたトルク(モータトルク推定値Tmest)を利用して、電動モータ2のトルクを制御することが可能となる。これにより、トルクセンサを用いることなく、電動モータ2に対して精度の高いトルク制御を行うことが可能となる。
具体的には、第1のq軸電流指令値I に基づくオープンループ制御が行われている場合に、実モータトルクがトルク指令値T に追従しなくなると、トルク指令値T とモータトルク推定値Tmestとの差が大きくなる。そうすると、q軸電流指令値偏差ΔI の絶対値が所定の閾値αよりも大きくなるので、モータトルク推定値Tmestを用いたフィードバック制御にモータ制御が切換えられる。これにより、モータトルク推定値Tmestがトルク指令値T に近づくように制御されるので、実モータトルクをトルク指令値T に追従させることができるようになる。したがって、第1のq軸電流指令値I に基づくオープンループ制御では、トルク指令値T に応じたモータトルクが電動モータ2から出力されなくなるような場合でも、トルク指令値T に応じたモータトルクを電動モータ2から出力させることが可能となる。
たとえば、電力供給源6の電圧が低下している場合には、第1のq軸電流指令値I に基づくオープンループ制御では、電動モータ2から出力されるモータトルクはトルク指令値T よりも低くなる。このような場合には、モータトルク推定値Tmestを用いたフィードバック制御にモータ制御が切換えられるので、トルク指令値T に応じたモータトルクを電動モータ2から出力させることが可能となる。
図3は、モータトルク推定部の変形例を示すブロック図である。図3において、前述の図2の各部に対応する部分には、図2と同じ符号を付して示す。
このモータトルク推定部40Aは、回転速度演算部51と、入力電力演算部52と、dq軸電圧演算部53と、出力電力演算部54と、インバータ損失演算部55Aと、モータトルク演算部56Aとを含んでいる。
このモータトルク推定部40Aでは、図2中のインバータ効率演算部55に代えてインバータ損失演算部55Aが用いられている点と、図2中のモータトルク演算部56に代えてモータトルク演算部56Aが用いられている点とが、図2のモータトルク推定部40と異なっている。それ以外は、図2のモータトルク推定部40と同じである。
インバータ損失演算部55Aは、入力電力演算部52によって演算されたインバータ入力電力Wdcと、出力電力演算部54によって演算されたインバータ出力電力Winvとに基いて、インバータ損失Pinvを演算する。具体的には、インバータ損失演算部55Aは、次式(4)に基いて、インバータ損失Pinv[W]を演算する。
inv=Wdc−Winv …(4)
なお、インバータ損失演算部55Aは、次式(5)に基いて、インバータ損失Pinv[%]を演算してもよい。
inv=(Wdc−Winv)/Winv …(5)
モータトルク演算部56Aは、インバータ損失演算部55Aによって演算されたインバータ損失Pinvと、回転速度演算部51によって演算された電動モータ3の回転速度ωと、インバータ損失マップ56Aaとに基いて、モータトルク推定値Tmest[Nm]を演算する。インバータ損失マップ56Aaは、電動モータ2を回転制御する場合の回転状態に応じたインバータ損失を示したマップである。インバータ損失マップ56Aaは、電動モータ2の回転速度とトルクとをパラメータとしてインバータ損失を表したマップである。モータトルク演算部56は、インバータ損失マップ56Aaに基いて、インバータ損失演算部55によって演算されたインバータ損失Pinvおよび回転速度演算部51によって演算された回転速度ωに対応したトルクを、モータトルク推定値Tmestとして求める。
図4は、モータトルク推定部の他の変形例を示すブロック図である。図4において、前述の図2の各部に対応する部分には、図2と同じ符号を付して示す。
このモータトルク推定部40Bは、回転速度演算部51と、入力電力演算部52と、dq軸電圧演算部53と、出力電力演算部54と、インバータ効率演算部55と、第1モータトルク演算部56と、モータ効率演算部57と、第2モータトルク演算部58とを含んでいる。
このモータトルク推定部40Bでは、図2中のモータトルク演算部56が第1モータトルク演算部56として用いられている点と、モータ効率演算部57および第2モータトルク演算部58が追加されている点とが、図2のモータトルク推定部40と異なっている。それ以外は、図2のモータトルク推定部40と同じである。
第1モータトルク演算部56は、図2中のモータトルク演算部56と同様な動作によりモータトルク推定値(Tmest)を演算する。第1モータトルク演算部56によって演算されたモータトルク推定値を、第1モータトルク推定値Tmest1ということにする。
モータ効率演算部57は、第1モータトルク演算部56によって演算された第1モータトルク推定値Tmest1と、回転速度演算部51によって演算された電動モータ3の回転速度ωと、モータ効率マップ57aとに基いて、モータ効率ηを演算する。モータ効率マップ57aは、電動モータ2を回転制御する場合の回転状態に応じたモータ効率を示したマップである。モータ効率マップ57aは、電動モータ2の回転速度とトルクとをパラメータとしてモータ効率を表したマップである。モータ効率演算部57は、モータ効率マップ57aに基いて、第1モータトルク推定値Tmest1および回転速度ωに対応したモータ効率ηを求める。
第2モータトルク演算部58は、モータ効率演算部57によって演算されたモータ効率ηと、出力電力演算部54によって演算されたインバータ出力電力(モータ入力電力)Winv[W]と、回転速度演算部51によって演算された電動モータ3の回転速度ω[rad/s]とに基いて、第2モータトルク推定値Tmest2[Nm]を演算する。具体的には、第2モータトルク演算部58は、次式(6)に基いて、第2モータトルク推定値Tmest2を演算する。
mest2=Wmot/ω …(6)
mot=Winv×η
前記式(6)において、Wmot[W]は、電動モータ2の出力電力の推定値である。
第2モータトルク演算部58によって演算された第2モータトルク推定値Tmest2が、最終的なモータトルク推定値Tmestとして、トルク偏差演算部41(図1参照)に与えられる。
図5は、モータトルク推定部のさらに他の変形例を示すブロック図である。図5において、前述の図4の各部に対応する部分には、図4と同じ符号を付して示す。
このモータトルク推定部40Cは、回転速度演算部51と、入力電力演算部52と、dq軸電圧演算部53と、出力電力演算部54と、インバータ損失演算部55Aと、第1モータトルク演算部56Aと、モータ効率演算部57と、第2モータトルク演算部58とを含んでいる。
このモータトルク推定部40Cでは、図4中のインバータ効率演算部55に代えてインバータ損失演算部55Aが用いられている点と、図4中の第1モータトルク演算部56に代えて第1モータトルク演算部56Aが用いられている点とが、図4のモータトルク推定部40Bと異なっている。それ以外は、図4のモータトルク推定部40Bと同じである。
インバータ損失演算部55Aは、図3のモータトルク推定部40Cにおけるインバータ損失演算部55Aと同様な動作により、インバータ損失Pinvを演算する。
第1モータトルク演算部56Aは、図3のモータトルク推定部40Cにおけるモータトルク演算部56Aと同様な動作により、モータトルク推定値(Tmest)を演算する。第1モータトルク演算部56によって演算されたモータトルク推定値が、第1モータトルク推定値Tmest1として、モータ効率演算部57に与えられる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。前述の実施形態では、図2または図4のモータトルク演算部56は、インバータ効率演算部55によって演算されたインバータ効率ηinvとインバータ効率マップ56aとに基いて、モータトルク推定値TmestまたはTmest1を演算している。また、図3または図5のモータトルク演算部56Aは、インバータ損失演算部55Aによって演算されたインバータ損失Pinvとインバータ損失マップ56Aaとに基いて、モータトルク推定値TmestまたはTmest1を演算している。
しかしながら、インバータ効率やインバータ損失の代わりに、インバータ22の入力電圧と出力電力とによって決まる他のインバータ特性値と、そのインバータ特性値に対応したインバータ特性値マップとに基いて、モータトルク推定値TmestまたはTmest1を演算するようにしてもよい。このようなインバータ特性値としては、インバータ22の出力電力に対する入力電力の比(入力電力/出力電力)、インバータ22の出力電力から入力電力を減算した値(出力電力−入力電力)等がある。
また、前述の実施形態では、切換え部33は、第1のq軸電流指令値ΔI と第2のq軸電流指令値ΔI との比較に基いて、第1のq軸電流指令値I と第2のq軸電流指令値I とを切り替えている。しかし、切換え部33は、モータトルク推定部40によって演算されるモータトルク推定値Tmestとトルク指令値T との比較に基いて、第1のq軸電流指令値I と第2のq軸電流指令値I とを切り替えるようにしてもよい。たとえば、切換え部33は、モータトルク推定値Tmestとトルク指令値T との偏差(トルク偏差)ΔTに基いて、第1のq軸電流指令値I と第2のq軸電流指令値I とを切り替えるようにしてもよい。この場合には、図1に破線で示すように、トルク偏差演算部41によって演算されるトルク偏差ΔTが切換え部33に与えられる。具体的には、切換え部33は、トルク偏差ΔTの絶対値が所定の閾値β(β>0)以下のときには、第1のq軸電流指令値I を選択して出力し、トルク偏差ΔTの絶対値が所定の閾値βより大きいときには、第2のq軸電流指令値I を選択して出力するようにしてもよい。
また、第1のq軸電流指令値I が選択されている場合において、トルク偏差ΔTの絶対値が所定の閾値βより大きな状態が所定時間継続したときに、切換え部33は、第2のq軸電流指令値I を選択して出力するようにしてもよい。そして、第2のq軸電流指令値I が選択されている場合において、トルク偏差ΔTの絶対値が所定の閾値β以下になったときに、切換え部33は、第1のq軸電流指令値I を選択して出力するようにしてもよい。
また、この発明は前述した4輪駆動車以外にも、電動モータのトルクを駆動力として利用する車両のモータ制御装置に適用することができる。さらに、この発明は、トルク指令値に基いて電動モータが制御されるモータ制御装置であれば、車両用のモータ制御装置以外のモータ制御装置にも適用することができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1…モータ制御装置、2…電動モータ、22…インバータ、32…第1電流指令値演算部、33…切換え部、34…dq軸電流演算部、35d…d軸電流偏差演算部、35q…q軸電流偏差演算部、36…電圧指令値演算部、37…電圧指令値座標変換部、38…PWM制御部、40…モータトルク推定部、41…トルク偏差演算部、42…第2電流指令値演算部、51…回転速度演算部、52…入力電力演算部、53…dq軸電圧演算部、54…入力電力演算部、55…インバータ効率演算部、55A…インバータ損失演算部、56,56A…モータトルク演算部(第1モータトルク演算部)、56a…インバータ効率マップ、56Aa…インバータ損失マップ、57…モータ効率演算部、57a…モータ効率マップ、58…第2モータトルク演算部

Claims (5)

  1. インバータによって駆動される電動モータのトルクを推定するためのモータトルク推定装置であって、
    前記インバータの入力電力を測定する入力電力測定手段と、
    前記インバータの出力電力を測定する出力電力測定手段と、
    前記電動モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    前記入力電力演算手段によって演算される入力電力と、前記出力電力演算手段によって演算される出力電力とに基いて、前記インバータの入力電力と出力電力とによって決定されるインバータ特性値を演算する特性値演算手段と、
    前記電動モータのモータトルクを推定するトルク推定手段とを含み、
    前記トルク推定手段は、前記電動モータの回転速度とトルクとをパラメータとして前記インバータ特性値を表したインバータ特性値マップに基いて、前記回転速度検出手段によって検出される回転速度と前記特性値演算手段によって演算されるインバータ特性値とに対応したトルクをモータトルク推定値として求めるように構成されている、モータトルク推定装置。
  2. インバータによって駆動される電動モータのトルクを推定するためのモータトルク推定装置であって、
    前記インバータの入力電力を測定する入力電力測定手段と、
    前記インバータの出力電力を測定する出力電力測定手段と、
    前記電動モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    前記入力電力演算手段によって演算された入力電力と、前記出力電力演算手段によって演算された出力電力とに基いて、前記インバータの入力電力と出力電力とによって決定されるインバータ特性値を演算する特性値演算手段と、
    前記電動モータのモータトルクを推定するトルク推定手段とを含み、
    前記トルク推定手段は、
    前記電動モータの回転速度とトルクとをパラメータとして前記インバータ特性値を表したインバータ特性値マップに基いて、前記回転速度検出手段によって検出される回転速度と前記特性値演算手段によって演算されるインバータ特性値とに対応したトルクをモータトルク推定値として求める第1トルク演算手段と、
    前記電動モータのモータ効率マップに基いて、前記回転速度検出手段によって検出される回転速度と前記第1トルク演算手段によって求められるモータトルク推定値に対応したモータ効率を求めるモータ効率演算手段と、
    前記モータ効率演算手段によって演算されるモータ効率と、前記出力電力演算手段によって演算される出力電力と、前記回転速度検出手段によって検出される回転速度とに基いて、最終的なモータトルク推定値を演算する第2トルク演算手段とを含む、モータトルク推定装置。
  3. 前記インバータ特性値がインバータ効率である、請求項1または2に記載のモータトルク推定装置。
  4. 前記インバータ特性値がインバータ損失である、請求項1または2に記載のモータトルク推定装置。
  5. 電動モータを制御するモータ制御装置であって、
    前記電動モータを駆動するためのインバータと、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータトルク推定装置と、
    トルク指令値と予め設定されたトルク指令値/電流指令値変換テーブルとに基いて、前記トルク指令値に対応した第1電流指令値を演算する第1電流指令値演算手段と、
    前記モータトルク推定装置によって得られるモータトルク推定値と前記トルク指令値との偏差に基いて、第2電流指令値を演算する第2電流指令値演算手段と、
    前記第1電流指令値と前記第2電流指令値との比較または前記モータトルク推定値と前記トルク指令値との比較に基いて、前記第1電流指令値と前記第2電流指令値とのうちのいずれか一方を選択して出力する切換え手段と、
    前記切換え手段から出力される電流指令値に基いて、前記インバータを制御する制御手段とを含む、モータ制御装置。
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