JP2016001873A

JP2016001873A - 画像エンコーディング方法及び画像エンコーディング装置

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Publication number: JP2016001873A
Application number: JP2015116997A
Authority: JP
Inventors: 姜莉叶; Jiangli Ye; フゥ・シュアヌ; Shu Anu Fu
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 2014-06-11
Filing date: 2015-06-09
Publication date: 2016-01-07
Anticipated expiration: 2035-06-09
Also published as: CN105335989A; JP6604041B2; CN105335989B; US20150365697A1

Abstract

【課題】本発明は画像エンコーディング方法及び画像エンコーディング装置を提供する。
【解決手段】画像エンコーディング方法は、エンコーディング・ユニット中の各画素をスキャンし、各画素の各カラー成分の色値を記録し；各カラー成分の中から任意のカラー成分を基準カラーとして選定し、各カラー成分の中の他のカラー成分の色値を基準カラーに対応する色値にマッピングし、各カラー成分の色値が基準カラーに基づく色値であるようにさせ；マッピング後の各カラー成分の色値に基づいて色索引表を生成し；索引表中の、画素の各カラー成分の各色値に対応する索引値を以て、画素の各カラー成分の色値を置換し；及び、索引表と、各画素に対応する索引値とに基づいてエンコーディング・ユニットに対してエントロピー・エンコーディングを行うことを含む。
【選択図】図１

Description

本発明は、画像処理技術分野に関し、具体的に、画像エンコーディング方法及び画像エンコーディング装置に関する。

画像圧縮は、デジタル画像表示時に必要なデータ量を減らすためであり、画像が圧縮され得る理由は、データ冗長が存在することにあり、データ圧縮の目的は、これらのデータ冗長を除去することで、データ表示に必要なビット数を減らすことにある。画像データ量が膨大で、記憶、伝送、処理時に扱われ難いので、画像データの圧縮は非常に重要である。

従来では、複雑な画像に対してカラー・エンコーディング又はパレット・エンコーディングを行う時に、各自の索引表（index table）を用いて３つのカラー成分を圧縮し、即ち、各カラー成分は、１つの索引表に対応する。

したがって、画像表示のデータ量を更に減少させ、圧縮効果を更に向上させることができる、１種の新しい画像エンコーディング方法が望ましい。

上述に鑑みて、本発明の目的は、１つの索引表のみを用いて３種のカラー成分を表すことができ、これによって、画像表示のデータ量を更に減少させることができる、１種の新しい画像エンコーディング技術を提供することにある。

本発明の一実施例によれば、画像エンコーディング方法が提供され、該方法は、
エンコーディング・ユニット（encoding unit）中の各画素をスキャンし、各画素の各カラー成分の色値（color value）を記録し；
前記各カラー成分のうちから任意のカラー成分を基準カラーとして選定し、前記各カラー成分のうちの他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピング、これにより、前記各カラー成分の色値が前記基準カラーの色値に基づくようになり；
マッピング後の各カラー成分の色値に基づいて色索引表を生成し；
前記索引表における、前記画素の各カラー成分の各色値に対応する索引値を用いて、前記画素の各カラー成分の色値を置換し；及び
前記索引表、及び、各画素に対応する索引値に基づいて、前記エンコーディング・ユニットに対してエントロピー（entropy）・エンコーディングを行うことを含む。

上述のような画像エンコーディング方法は、エンコーディング・ユニットに対してスキャンを行って索引表を生成し、索引表中において対称性の特徴を有する２つの画素集合の索引値が同じであり、少なくとも以下の有益な効果の１つを実現することができ、索引値の数量を減少させ、索引表の複雑度を低減させることで、画像表示のデータ量を更に減少させることができ；及び、特に、コンピュータが生成した画像又はスクリーンショットの圧縮に適する。

本発明の一実施例による画像エンコーディング方法のフローチャートである。本発明の一実施例による画像エンコーディング方法のフローチャートである。本発明の一実施例によるマッピング後の色値に対してのヒストグラム統計を示す図である。本発明の一実施例による画像エンコーディング装置のブロック図である。

以下、添付した図面を参照しながら本発明を実施するための形態を詳しく説明する。

図1は、本発明の１つの実施例による画像エンコーディング方法のフローチャートである。

図1に示すように、本発明の実施例による画像エンコーディング方法は、
ステップ102：エンコーディング・ユニット中の各画素をスキャンし、各画素の各カラー成分の色値を記録し；
ステップ104：各カラー成分のうちから任意のカラー成分を基準カラーとして選定し、各カラー成分のうちの他のカラー成分の色値を基準カラーに対応する色値にマッピングし、各カラー成分の色値が基準カラーに基づく色値になるようにさせ；
ステップ106：マッピング後の各カラー成分の色値に基づいて色索引表を生成し；
ステップ108：索引表中の、画素の各カラー成分の各色値に対応する索引値を以て、画素の各カラー成分の色値を置換し；
ステップ110：索引表、及び、各画素に対応する索引値に基づいて、エンコーディング・ユニットに対してエントロピー・エンコーディングを行うことを含む。

ステップ106において、索引表の生成過程は、
マッピング後の前記基準カラーの異なる色値に対して統計を行い、そして、異なる色値に唯一の索引値を割り当て、前記色索引表を生成することを含む。

具体的に、索引表の生成方式は、
マッピング後の基準カラーの色値に対してヒストグラム統計を行い、ヒストグラム中の基準カラーの色値の統計回数に基づいて配列を行い（sorting）；
ソーティング後の基準カラーの各色値に唯一の索引値を割り当てることで、前記色索引表を生成することを含む。

データ量を更に縮減させるために、対応する索引値を用いて前記エンコーディング・ユニット中の各画素値を表し、対応する索引値マトリックスを形成し；前記索引値マトリックスに対して差分エンコーディング又はフレーム間予測の方式を採用して再圧縮を行う。

上述の技術案において、好ましくは、前記各カラー成分の中の他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピングするマッピング規則は、前記他のカラー成分と、前記基準カラーとの間の関数関係に基づいて、前記他のカラー成分の色値を前記基準カラーにマッピングする色値を算出する。

該関数関係は、Cb′(Y)=0.587Y+0.413Cb、Cr′(Y)=0.515Y+0.485Crであってもよい。

本発明の技術案を用いて索引値の数量を減少させ、索引表の複雑度を低減させることができ、これによって、画像表示のデータ量を更に減少させることができ；特に、コンピュータが生成した画像又はスクリーンショットに対しての圧縮に適する。

以下、各画素について、Y、Cr、Cbの３種のカラー成分を例として説明を行うが、R、G、Bの３種のカラー成分についての処理も同じであるため、ここではその説明を割愛する。

次に、図2を参照しながら本発明の他の実施例による画像エンコーディング方法を更に説明する。

図2に示すように、ステップ202では、エンコーディング・ユニット中の各画素をスキャンし、各画素の３種のカラー成分の具体的な色値を得る。

ステップ204では、各画素のCr、Cbカラー成分をカラー成分Y上にマッピングし、Cr、Cbカラー成分の色値がカラー成分Yに基づく色値であるようにさせる。

マッピング時に必要に応じて、１つのマッピング規則を設定し、そして、該マッピング規則にしたがってカラー成分Y上へのマッピングを行っても良い。

該マッピング規則は、例えば、Cb′(Y)=0.587Y+0.413Cb、Cr′(Y)=0.515Y+0.485Crであっても良い。Yは、基準カラーであり、Cb及びCrはそれぞれ、３種のカラー成分の中の他の２つのカラー成分であり、Cb′(Y)及びCr′(Y)は、他の２種のカラー成分の色値から基準カラーにマッピングする色値である。

ステップ206では、マッピング後に、１つの新しいカラー表を生成することができ、そのうち、各画素の３種のカラー成分はすべて基準カラーYに関する。

ステップ208では、マッピング後に、各カラー値に対して統計を行い、各カラー値に１つの索引値を割り当てることで、１つの新しい索引表を生成し、該索引表は、３つのカラー成分が共用し得る索引表である。

ステップ210では、索引表生成後に、該索引表に基づいてエンコーディング・ユニットに対してエントロピー・エンコーディングを行う。

また、対応する索引値を用いてエンコーディング・ユニット中の各画素値を表し、対応する索引値マトリックスを生成することができ、そして、圧縮量を更に減少させるために、該索引マトリックスに対して更に圧縮を行ってもよい。圧縮方式は、従来の任意の１種の圧縮方式、例えば、差分エンコーディング又はフレーム間予測エンコーディングの方式を採用してもよい。

上述のマッピング方式は、だったの１つの例であり、その他、例えば、Y、Cbカラー成分をCr成分上にマッピングし、又は、Y、Crカラー成分をCb成分上にマッピングすることもできる。

本発明では、そのうちの２つのカラー成分を他のカラー成分上にマッピングすることで、３種のカラー成分が１つの索引表を共用するようにさせることができ、これにより、カラー成分間の冗長データを除去し、圧縮効率を向上させることができる。

次に、具体的な表を用いて上述の画像エンコーディングの処理フローを詳細に説明する。

表1は、カラー成分Yの初期カラー索引表であり、表2は、カラー成分Cbの初期カラー索引表であり、表3は、カラー成分Crの初期カラー索引表である。

従来の画像エンコーディング方法では、各種のカラー成分について、それ相応の索引表を有し、例えば、上述の３つの表に示すようなものであり、そのため、カラー成分間の冗長データを減少させることがない。本実施例では、該カラー成分間の冗長データを減少させることができ、これによって、画像表示のデータ量を更に減少させることができる。

上述の表2に示すようなCbの各カラー値、及び、表3に示すようなCrの各カラー値を、それぞれ、Y成分上にマッピングし、新しい表2及び新しい表3を得ることができる。

マッピング後の色値に対してヒストグラム統計を行い、ヒストグラム中の基準カラーの色値の統計回数にしたがって配列を行い、例えば、統計により、色値が100の出現回数が１回であり、色値が140の出現回数が3回であり、色値が160の出現回数が5回であり、色値が200の出現回数が6回であり、色値が220の出現回数が8回であり、図3に示すようである。その後、各色値に唯一の索引値を割り当てることで、索引表を表4に示すように生成することができる。

上述の表4は、生成された、３つのカラー成分が共用し得る索引表である。該新しい索引表に基づいてエンコーディング・ユニットに対してエントロピー・エンコーディングを行うことができる。よって、従来技術では３つの索引表を使用する必要があるが、本発明の実施例による画像エンコーディング技術では１つのみの索引表を使用する必要があり、そのため、カラー成分間の冗長情報を除去することができ、例えば、従来では9個の色値を表す必要があるが、本発明では5個の色値だけを表す必要がある。言い換えると、現有技術を採用する場合に必要なビット数が3×3×8（各色値が占用するビット数が8ビットであると仮定する）であるに対して、本発明の案を採用する場合に必要なビット数が5×8であり、これは、従来技術の場合に必要なデータ量よりも遥かに小さいので、本発明の実施例による画像エンコーディング方法は、画像圧縮の効率を大幅に向上させることができる。

図4は、本発明の１つの実施例の画像エンコーディング装置のブロック図である。

図4に示すように、本発明の実施例による画像エンコーディング装置400は、
記録ユニット402：エンコーディング・ユニット中の各画素をスキャンし、各画素の各カラー成分の色値を記録し；
マッピングユニット404：前記各カラー成分のうちから任意のカラー成分を基準カラーとして選定し、前記各カラー成分の中の他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピングし、前記各カラー成分の色値が前記基準カラーに基づく色値であるようにさせ；
色索引表生成ユニット406：マッピング後の各カラー成分の色値に基づいて色索引表を生成し、及び、前記索引表中の、前記画素の各カラー成分の各色値に対応する索引値を以て、前記画素の各カラー成分の色値を置換し；
圧縮ユニット408：前記索引表、及び、各画素に対応する索引値に基づいて、前記エンコーディング・ユニットに対してエントロピー・エンコーディングを行うものを含む。

前記色索引表生成ユニット406は、マッピング後の前記基準カラーの異なる色値に対して統計を行い、各異なる色値のために唯一の索引値を割り当てることで、前記色索引表を再生する。

そのうち、前記色索引表生成ユニット406は、
統計ユニット4062：マッピング後の基準カラーの色値に対してヒストグラム統計を行い、ヒストグラム中の基準カラーの色値の統計回数に基づいて配列を行い；
割り当てユニット4064：ソーティング後の基準カラーの各色値に唯一の索引値を割り当てることで、前記色索引表を生成するものを含む。

前記圧縮ユニット408は更に、索引値マトリックスに対して差分エンコーディング又はフレーム間予測の方式を採用して再圧縮を行い、そのうち、対応する索引値を採用して前記エンコーディング・ユニット中の各画素値を表すことで、対応する前記索引値マトリックスを生成する。

そのうち、前記マッピングユニット404が前記各カラー成分の中の他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピングするマッピング規則は、前記他のカラー成分と、前記基準カラーとの間の関数関係に基づいて、前記他のカラー成分の色値を前記基準カラーにマッピングする色値を算出する。

また、本発明の実施例は更に電子装置を提供し、該電子装置は、上述の画像エンコーディング装置を含む。本発明の実施例による上述の電子装置の具体的な実現方式のうち、上述の電子装置は、以下の装置のうちの任意の１種の装置であってもよく、即ち、コンピュータ、タブレット・コンピュータ、ＰＤＡ、マルチメディアプレーヤ、携帯電話、及び電子ブックなどである。そのうち、該電子装置は、上述の画像エンコーディング装置の各種の機能及び技術的効果をも有するので、ここでは詳しい説明を割愛する。

上述した本発明の実施例による画像エンコーディング方法又は装置中の各構成ユニット、サブユニット、モジュールなどは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又はその任意の組み合わせの方式で構成されてもよい。ソフトウェア又はファームウェアで実現する場合、記憶媒体又はネットワークから、専用ハードウェア構造を有するマシン（例えば、コンピュータ）に、該ソフトウェア又はファームウェアを構成するプログラムをインストールしてもよく、また、該マシンは、各種のプログラムがインストールされているときに、上述の各構成ユニット、サブユニットの各種の機能を実行することができる。

また、本発明は更に、マシン（コンピュータ）可読な指令コードを含むプログラムに関する。上述の指令コードは、マシンにより読み取りされて実行される時に、上述の本発明の実施例による方法又は装置を実行することができる。それ相応に、このようなプログラムを記憶した、例えば磁気ディスク、光ディスク、磁気光ディスク、半導体記憶器などの各種の記憶媒体も、本発明に含まれている。

また、本発明の各実施例における方法は、明細書に述べた又は図面に示した時間順序で実行されるに限定されず、他の順序で、並列に又は独立して実行されてもよい。よって、本明細書に記載された方法の実行順序は、本発明の技術的範囲を限定しない。

また、本発明の上述の方法における各処理ステップは、各種のマシン可読な記憶媒体に記憶されているコンピュータ実行可能なプログラムで実現することもできる。

また、本発明の目的は、次のような方式で実現されてもよく、即ち、上述のコンピュータ実行可能なプログラムコードを記憶した記憶媒体が、直接又は間接的にシステム又は装置に提供され、そして、該システム又は装置中のコンピュータ又は中央処理ユニット（CPU）が上述のプログラムコードを読み出して実行するといった方式で実現されてもよい。

このとき、該システム又は装置は、プログラムを実行する機能を有すれば、本発明の実施形態は、プログラムに限定されず、また、該プログラムは、任意の形式、例えば、オブジェクト指向プログラム、インタープリタ実行可能なプログラム、又は、ＯＳ（operating system）に提供されるスクリプト・プログラムなどであってもよい。

上述のようなマシン可読な記憶媒体は、各種の記憶器、記憶ユニット、半導体装置、ディスクユニット（例えば光、磁気及び磁気光ディスク）、及び、情報を記憶可能な他の媒体を含んでもよいが、これらに限定されない。

以上、添付した図面を基に本発明の技術案を詳しく説明した。本発明の実施例によれば、２つのカラー成分を他のカラー成分上にマッピングすることで、３種のカラー成分が１つの索引表を共有することができ、これによって、カラー成分間の冗長データを除去することができ、圧縮効率を向上させることが可能である。

また、上述の各実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。

（付記1）
画像エンコーディング方法であって、
エンコーディング・ユニット中の各画素をスキャンし、各画素の各カラー成分の色値を記録し；
前記各カラー成分のうちから任意のカラーを基準カラーとして選定し、前記各カラー成分のうちの他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピングし、前記各カラー成分の色値が前記基準カラーに基づいく色値であるようにさせ；
マッピング後の各カラー成分の色値に基づいて色索引表を生成し；
前記索引表における、前記画素の各カラー成分の各色値に対応する索引値で、前記画素の各カラー成分の色値を置換し；
前記索引表、及び各画素に対応する索引値に基づいて、前記エンコーディング・ユニットに対してエントロピー・エンコーディングを行うことを含む、方法。

（付記2）
付記1に記載の画像エンコーディング方法であって、
マッピング後の前記基準カラーの異なる色値に対して統計を行い、各異なる色値に唯一の索引値を割り当て、前記色索引表を生成する、方法。

（付記3）
付記2に記載の画像エンコーディング方法であって、
マッピング後の基準カラーの色値に対してヒストグラム統計を行い、ヒストグラム中の基準カラーの色値の統計回数に基づいて配列を行い；及び
ソーティング後の基準カラーの各色値に唯一の索引値を割り当て、前記色索引表を生成する、方法。

（付記4）
付記1に記載の画像エンコーディング方法であって、
対応する索引値を採用して前記エンコーディング・ユニット中の各画素値を表し、対応する索引値マトリックスを生成し；及び
前記索引値マトリックスに対して差分エンコーディング又はフレーム間予測の方式を用いて再圧縮を行う、方法。

（付記5）
付記1〜4の中の任意の１項に記載の画像エンコーディング方法であって、
前記各カラー成分中の他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピングするマッピング規則は、
前記他のカラー成分と、前記基準カラーとの間の関数関係に基づいて、前記他のカラー成分の色値を前記基準カラーにマッピングする色値を計算することである、方法。

（付記6）
付記5に記載の画像エンコーディング方法であって、
前記関数関係は、Cb′(Y)=0.587Y+0.413Cb、Cr′(Y)=0.515Y+0.485Crであり、
そのうち、Yは、前記基準カラーであり、Cb及びCrは、それぞれ、前記他のカラー成分であり、Cb′(Y)及びCr′(Y)は、それぞれ、前記他のカラー成分の色値を前記基準カラーにマッピンする色値である、方法。

（付記7）
画像エンコーディング装置であって、
エンコーディング・ユニット中の各画素をスキャンし、各画素の各カラー成分の色値を記録するための記録ユニット；
前記各カラー成分のうちから任意のカラー成分を基準カラーとして選定し、前記各カラー成分のうちの他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピングし、前記各カラー成分の色値が前記基準カラーに基づく色値であるようにさせるためのマッピングユニット；
マッピング後の各カラー成分の色値に基づいて色索引表を生成し、また、前記索引表における、前記画素の各カラー成分の各色値に対応する索引値を以て、前記画素の各カラー成分の色値を置換するための色索引表生成ユニット；及び
前記索引表、及び各画素に対応する索引値に基づいて、前記エンコーディング・ユニットに対してエントロピー・エンコーディングを行うための圧縮ユニットを含む、装置。

（付記8）
付記7に記載の画像エンコーディング装置であって、
前記色索引表生成ユニットは、マッピング後の前記基準カラーの異なる色値に対して統計を行い、各異なる色値に唯一の索引値を割り当て、前記色索引表を生成する、装置。

（付記9）
付記8に記載の画像エンコーディング装置であって、
前記色索引表生成ユニットは、
マッピング後の基準カラーの色値に対してヒストグラム統計を行い、ヒストグラム中の基準カラーの色値の統計回数に基づいて配列を行うための統計ユニット；及び
ソーティング後の基準カラーの各色値に基づいて唯一の索引値を割り当て、前記色索引表を生成するための割り当てユニットを含む、方法。

（付記10）
付記7に記載の画像エンコーディング装置であって、
前記圧縮ユニットは更に、索引値マトリックスに対して差分エンコーディング又はフレーム間予測の方式を採用して再圧縮を行い、そのうち、対応する索引値を採用して前記エンコーディング・ユニット中の各画素値を表し、対応する前記索引値マトリックスを生成する、装置。

（付記11）
付記7〜10中の任意の１項に記載の画像エンコーディング装置であって、
前記マッピングユニットが、前記各カラー成分のうちの他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピングするマッピング規則は、
前記他のカラー成分と、前記基準カラーとの間の関数関係に基づいて前記他のカラー成分の色値を前記基準カラーにマッピングする色値を算出することである、装置。

（付記12）
付記11に記載の画像エンコーディング装置であって、
前記関数関係は、Cb′(Y)=0.587Y+0.413Cb、Cr′(Y)=0.515Y+0.485Crであり、
そのうち、Yは、前記基準カラーであり、Cb及びCrは、それぞれ、前記他のカラー成分であり、Cb′(Y)及びCr′(Y)は、それぞれ、前記他のカラー成分の色値を前記基準カラーにマッピングする色値である、装置。

（付記13）
付記7〜12の中の任意の１項に記載の画像エンコーディング装置を含む、電子装置。

（付記14）
コンピュータに、付記1〜6の中の任意の１項に記載の画像エンコーディング方法を実行させるためのプログラム。

（付記15）
付記14に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims

画像エンコーディング方法であって、
エンコーディング・ユニット中の各画素をスキャンし、各画素の各カラー成分の色値を記録し；
前記各カラー成分のうちから任意のカラー成分を基準カラーとして選定し、前記各カラー成分のうちの他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピングし、前記各カラー成分の色値が前記基準カラーに基づく色値であるようにさせ；
マッピング後の各カラー成分の色値に基づいて色索引表を生成し；
前記索引表における、前記画素の各カラー成分の各色値に対応する索引値を用いて、前記画素の各カラー成分の色値を置換し；及び
前記索引表と、各画素に対応する索引値とに基づいて、前記エンコーディング・ユニットに対してエントロピー・エンコーディングを行うことを含む、方法。
請求項1に記載の画像エンコーディング方法であって、
マッピング後の前記基準カラーの異なる色値に対して統計を行い、各異なる色値に唯一の索引値を割り当て、前記色索引表を生成する、方法。
請求項2に記載の画像エンコーディング方法であって、
マッピング後の基準カラーの色値に対してヒストグラム統計を行い、ヒストグラム中の基準カラーの色値の統計回数に基づいて配列を行い；及び
ソーティング後の基準カラーの各色値に唯一の索引値を割り当て、前記色索引表を生成する、方法。
請求項1に記載の画像エンコーディング方法であって、
対応する索引値を採用して前記エンコーディング・ユニット中の各画素値を表し、対応する索引値マトリックスを生成し；及び
前記索引値マトリックスに対して差分エンコーディング又はフレーム間予測の方式を採用して再圧縮を行う、方法。
請求項1〜4のうちの任意の１項に記載の画像エンコーディング方法であって、
前記各カラー成分のうちの他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピングするマッピング規則は、
前記他のカラー成分と、前記基準カラーとの間の関数関係に基づいて、前記他のカラー成分の色値マッピングを前記基準カラーにマッピングする色値を算出することである、方法。
画像エンコーディング装置であって、
エンコーディング・ユニット中の各画素をスキャンし、各画素の各カラー成分の色値を記録するための記録ユニット；
前記各カラー成分のうちから任意のカラーを基準カラーとして選定し、前記各カラー成分のうちの他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピングし、前記各カラー成分の色値が前記基準カラーに基づく色値であるようにさせるためのマッピングユニット；
マッピング後の各カラー成分の色値に基づいて色索引表を生成し、前記索引表における、前記画素の各カラー成分の各色値に対応する索引値を用いて、前記画素の各カラー成分の色値を置換するための色索引表生成ユニット；及び
前記索引表と、各画素に対応する索引値とに基づいて、前記エンコーディング・ユニットに対してエントロピー・エンコーディングを行うための圧縮ユニットを含む、装置。
請求項6に記載の画像エンコーディング装置であって、
前記色索引表生成ユニットは、マッピング後の前記基準カラーの異なる色値に対して統計を行い、各異なる色値に唯一の索引値を割り当て、前記色索引表を生成する、装置。
請求項7に記載の画像エンコーディング装置であって、
前記色索引表生成ユニットは、
マッピング後の基準カラーの色値に対してヒストグラム統計を行い、ヒストグラム中の基準カラーの色値の統計回数に基づいて配列を行うための統計ユニット；及び
ソーティング後の基準カラーの各色値に唯一の索引値を割り当て、前記色索引表を生成するための割り当てユニットを含む、装置。
請求項6に記載の画像エンコーディング装置であって、
前記圧縮ユニットは更に、索引値マトリックスに対して差分エンコーディング又はフレーム間予測の方式を採用して再圧縮を行い、そのうち、対応する索引値を採用して前記エンコーディング・ユニット中の各画素値を表し、対応する前記索引値マトリックスを生成する、装置。
請求項6〜9のうちの任意の１項に記載の画像エンコーディング装置であって、
前記マッピングユニットが前記各カラー成分のうちの他のカラー成分の色値を前記基準カラーに対応する色値にマッピングするマッピング規則は、
前記他のカラー成分と前記基準カラーとの間の関数関係に基づいて、前記他のカラー成分の色値を前記基準カラーにマッピングする色値を算出することである、装置。